JPH11130082A - 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 - Google Patents
圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器Info
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- JPH11130082A JPH11130082A JP31453097A JP31453097A JPH11130082A JP H11130082 A JPH11130082 A JP H11130082A JP 31453097 A JP31453097 A JP 31453097A JP 31453097 A JP31453097 A JP 31453097A JP H11130082 A JPH11130082 A JP H11130082A
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- JP
- Japan
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- label
- synthetic resin
- contents
- disposable container
- mouth part
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の袋容器と同様に圧潰廃棄を容易にすると
ともに、従来の袋容器の問題点、すなわち、内容物の充
填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。起立させること
が困難であり、起立タイプのものであっても、内容物が
少なくなるにつれ倒れ易くなる。持ち難く、注ぎ難く、
漏らし易い。残りの内容物を保存する場合、倒れて内容
物が漏出し、周辺を汚す。殊に、口部を切り開く詰め替
え容器では、漏れ防止はほとんど不可能である。見映え
が悪い。等々を解決しようとするものである。 【解決手段】ブロー成形により胴２の上端に筒状の口部
３を突設したボトル形の薄肉容器体１を形成し、前記胴
２の外周面適所にラベル５の一部で起倒自在に形成した
把手６を付設し、内容物を充填した上記口部３を切断開
口可能に融着封止４して成る。
ともに、従来の袋容器の問題点、すなわち、内容物の充
填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。起立させること
が困難であり、起立タイプのものであっても、内容物が
少なくなるにつれ倒れ易くなる。持ち難く、注ぎ難く、
漏らし易い。残りの内容物を保存する場合、倒れて内容
物が漏出し、周辺を汚す。殊に、口部を切り開く詰め替
え容器では、漏れ防止はほとんど不可能である。見映え
が悪い。等々を解決しようとするものである。 【解決手段】ブロー成形により胴２の上端に筒状の口部
３を突設したボトル形の薄肉容器体１を形成し、前記胴
２の外周面適所にラベル５の一部で起倒自在に形成した
把手６を付設し、内容物を充填した上記口部３を切断開
口可能に融着封止４して成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧潰廃棄容易な合
成樹脂製簡易使い捨て容器に関する。
成樹脂製簡易使い捨て容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、用済み後の容器類は、分別収拾さ
れて再利用に供されているが、処理に限度もあり、未だ
多くのものが圧潰されることもなくそのままの姿で廃棄
されている現状であり、これを如何にするかが重大な問
題となっている。かかる容器類のゴミ問題に鑑み、最近
では、単なる容器として或いは詰め替え容器としていわ
ゆるパウチと称される袋容器が出回るようになってきて
いる。この種の袋容器は、廃棄時に、折り畳み、圧潰等
によりかなり小さくすることができて、量を格段に少な
くすることができる点で優れている。
れて再利用に供されているが、処理に限度もあり、未だ
多くのものが圧潰されることもなくそのままの姿で廃棄
されている現状であり、これを如何にするかが重大な問
題となっている。かかる容器類のゴミ問題に鑑み、最近
では、単なる容器として或いは詰め替え容器としていわ
ゆるパウチと称される袋容器が出回るようになってきて
いる。この種の袋容器は、廃棄時に、折り畳み、圧潰等
によりかなり小さくすることができて、量を格段に少な
くすることができる点で優れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その反面、こ
の種の袋容器には保形性がなく、形が定まり難いくねく
ねしたものであるために、使用上、取り扱い上或いは外
観上、次のような多くの欠点も合わせて有している。 内容物の充填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。 起立させることが困難であり、起立タイプのもので
あっても、内容物が少なくなるにつれ倒れ易くなる。 把持手段を有しないこともあって持ち難く、注出方
向が定まり難いため注ぎ難く、また、取り扱いが容易で
なく、漏らし易い。 内容物を途中まで注出して残量を保存するような場
合、倒れて内容物が漏出し、周辺を汚すことが多い。殊
に、口部を切り開くような詰め替え容器では、十分に閉
口できないため、漏れ防止はほとんど不可能である。 見映えが悪い。 そこで、本発明は、圧潰廃棄を容易にするとともに、ボ
トルの機能をも十分発揮できるようにして、それらの問
題点を全て解決しようとするものである。
の種の袋容器には保形性がなく、形が定まり難いくねく
ねしたものであるために、使用上、取り扱い上或いは外
観上、次のような多くの欠点も合わせて有している。 内容物の充填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。 起立させることが困難であり、起立タイプのもので
あっても、内容物が少なくなるにつれ倒れ易くなる。 把持手段を有しないこともあって持ち難く、注出方
向が定まり難いため注ぎ難く、また、取り扱いが容易で
なく、漏らし易い。 内容物を途中まで注出して残量を保存するような場
合、倒れて内容物が漏出し、周辺を汚すことが多い。殊
に、口部を切り開くような詰め替え容器では、十分に閉
口できないため、漏れ防止はほとんど不可能である。 見映えが悪い。 そこで、本発明は、圧潰廃棄を容易にするとともに、ボ
トルの機能をも十分発揮できるようにして、それらの問
題点を全て解決しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項１の発明は、ブロー成形により胴２の上端に筒状の
口部３を突設したボトル形の薄肉容器体１を形成し、前
記胴２の外周面適所にラベル５の一部で起倒自在に形成
した把手６を付設し、内容物を充填した上記口部３を切
断開口可能に融着封止４して成る。
求項１の発明は、ブロー成形により胴２の上端に筒状の
口部３を突設したボトル形の薄肉容器体１を形成し、前
記胴２の外周面適所にラベル５の一部で起倒自在に形成
した把手６を付設し、内容物を充填した上記口部３を切
断開口可能に融着封止４して成る。
【０００５】請求項２の発明は、請求項１記載の圧潰廃
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記把
手６につき、インモールドにより上記胴２の適所に一体
的に付設したラベル５の一部に左右一対のコ字状起倒片
6a，6bを設けることで形成して成る。
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記把
手６につき、インモールドにより上記胴２の適所に一体
的に付設したラベル５の一部に左右一対のコ字状起倒片
6a，6bを設けることで形成して成る。
【０００６】請求項３の発明は、請求項２記載の圧潰廃
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記ラ
ベル５を上記胴２の付着させるラベル本体７と該ラベル
本体に接合一体化させた表面ラベル８とで形成し、該表
面ラベルの適所に上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを
起倒自在に形成するとともに、該コ字状起倒片と対応す
る上記ラベル本体７の対面部を剥離面9a，9bにして成
る。
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記ラ
ベル５を上記胴２の付着させるラベル本体７と該ラベル
本体に接合一体化させた表面ラベル８とで形成し、該表
面ラベルの適所に上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを
起倒自在に形成するとともに、該コ字状起倒片と対応す
る上記ラベル本体７の対面部を剥離面9a，9bにして成
る。
【０００７】請求項４の発明は、請求項２又は請求項３
記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあ
って、上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを１枚のラベ
ル５に形成して、該ラベルを上記胴２の前面、右側面、
後面、左側面の４面におけるいずれか１面乃至４面に付
設して成る。
記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあ
って、上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを１枚のラベ
ル５に形成して、該ラベルを上記胴２の前面、右側面、
後面、左側面の４面におけるいずれか１面乃至４面に付
設して成る。
【０００８】請求項５の発明は、請求項２又は請求項３
記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあ
って、上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを２枚のラベ
ル５に個別に形成して、各ラベルを上記胴２の前面、右
側面、後面、左側面の４面におけるいずれか１面乃至４
面に付設して成る。
記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあ
って、上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを２枚のラベ
ル５に個別に形成して、各ラベルを上記胴２の前面、右
側面、後面、左側面の４面におけるいずれか１面乃至４
面に付設して成る。
【０００９】請求項６の発明は、請求項１、請求項２、
請求項３、請求項４又は請求項５記載の圧潰廃棄容易な
合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記口部３の融
着封止４において、切断開口可能に閉口した比較的小さ
な注出口10を二次的に形成して成る。
請求項３、請求項４又は請求項５記載の圧潰廃棄容易な
合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記口部３の融
着封止４において、切断開口可能に閉口した比較的小さ
な注出口10を二次的に形成して成る。
【００１０】
その1.図１は、請求項１乃至請求項４の圧潰廃棄容易な
合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る第１の実施の
形態を示している。図１において、１は、ポリオレフィ
ン系合成樹脂等でブロー成形したボトル形の薄肉容器
体、２は、該薄肉容器体の箱形の胴、３は、該胴の上端
から突設した比較的大きな円筒状の口部で、該口部は、
内容物の充填後に加熱融着手段、超音波溶着手段等によ
り両側から押し潰して一字状に融着封止４するものであ
る。５は、胴２の前面、右側面、後面、左側面のいずれ
か１面にインモールドにより一体的に付設したラベル、
６は、該ラベルの両側縁部乃至上下縁部に起倒自在に形
成した把手である。図７に示すように、ラベル５は、胴
２の付着させるラベル本体７と該ラベル本体に接合一体
化（例えば接着）させた表面ラベル８とで形成し、該表
面ラベルの適所に左右一対のコ字状起倒片6a，6bを起倒
自在に形成するとともに、該コ字状起倒片と対応するラ
ベル本体７の対面部を、剥離剤を塗布して形成した剥離
面9a，9bにしている。如上の構成であり、薄肉容器体１
には、口部２を通じて一般のボトルと同様にして内容物
を充填し、充填後にその口部２を加熱融着手段、超音波
溶着手段等により両側から押し潰して一字状に融着封止
４する。次に、その内容物を注出するときは、その口部
２を鋏等により切断開口させ、左右一対のコ字状起倒片
6a，6bすなわち把手６を起こして、該把手を把持して薄
肉容器体１を適宜に傾倒させることにより、その口部２
から内容物を注出すればよい。なお、注出の際に胴２を
圧搾してもよい。注出後に内容物が残存し、これを保管
するときは、その薄肉容器体１を起立させて床や棚等に
置き、口部２を栓やキャップなどで閉口させればよい。
合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る第１の実施の
形態を示している。図１において、１は、ポリオレフィ
ン系合成樹脂等でブロー成形したボトル形の薄肉容器
体、２は、該薄肉容器体の箱形の胴、３は、該胴の上端
から突設した比較的大きな円筒状の口部で、該口部は、
内容物の充填後に加熱融着手段、超音波溶着手段等によ
り両側から押し潰して一字状に融着封止４するものであ
る。５は、胴２の前面、右側面、後面、左側面のいずれ
か１面にインモールドにより一体的に付設したラベル、
６は、該ラベルの両側縁部乃至上下縁部に起倒自在に形
成した把手である。図７に示すように、ラベル５は、胴
２の付着させるラベル本体７と該ラベル本体に接合一体
化（例えば接着）させた表面ラベル８とで形成し、該表
面ラベルの適所に左右一対のコ字状起倒片6a，6bを起倒
自在に形成するとともに、該コ字状起倒片と対応するラ
ベル本体７の対面部を、剥離剤を塗布して形成した剥離
面9a，9bにしている。如上の構成であり、薄肉容器体１
には、口部２を通じて一般のボトルと同様にして内容物
を充填し、充填後にその口部２を加熱融着手段、超音波
溶着手段等により両側から押し潰して一字状に融着封止
４する。次に、その内容物を注出するときは、その口部
２を鋏等により切断開口させ、左右一対のコ字状起倒片
6a，6bすなわち把手６を起こして、該把手を把持して薄
肉容器体１を適宜に傾倒させることにより、その口部２
から内容物を注出すればよい。なお、注出の際に胴２を
圧搾してもよい。注出後に内容物が残存し、これを保管
するときは、その薄肉容器体１を起立させて床や棚等に
置き、口部２を栓やキャップなどで閉口させればよい。
【００１１】その2.図２は、請求項１乃至請求項４の圧
潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る
第２の実施の形態を示している。この場合は、図１のも
のにおいて、胴２の横断面形状を正方形にして、その前
面、右側面、後面、左側面のいずれかの隣接する２面に
跨げてラベル５を付設し、把手６を陵部に位置させるよ
うにしている。その他の構成、機能、作用等は図１の場
合と同じである。
潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る
第２の実施の形態を示している。この場合は、図１のも
のにおいて、胴２の横断面形状を正方形にして、その前
面、右側面、後面、左側面のいずれかの隣接する２面に
跨げてラベル５を付設し、把手６を陵部に位置させるよ
うにしている。その他の構成、機能、作用等は図１の場
合と同じである。
【００１２】その3.図３は、請求項１乃至請求項４の圧
潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る
第３の実施の形態を示している。この場合は、図１のも
のにおいて、ラベル５の横幅を大きくし、該ラベルを胴
２の前面、右側面、後面、左側面のいずれかの３面に跨
げて付設し、把手６を中間面に位置させるようにしてい
る。その他の構成、機能、作用等は図１の場合と同じで
ある。なお、ラベル５を胴２の前面、右側面、後面、左
側面の４面に跨げて付設してもよい。
潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る
第３の実施の形態を示している。この場合は、図１のも
のにおいて、ラベル５の横幅を大きくし、該ラベルを胴
２の前面、右側面、後面、左側面のいずれかの３面に跨
げて付設し、把手６を中間面に位置させるようにしてい
る。その他の構成、機能、作用等は図１の場合と同じで
ある。なお、ラベル５を胴２の前面、右側面、後面、左
側面の４面に跨げて付設してもよい。
【００１３】その4.図４、図５は、請求項１乃至請求項
３、請求項５の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て
容器の発明に係る第４の実施の形態を示している。この
場合は、図１のものにおいて、胴２の横断面形状をほぼ
楕円に形成し、把手６の左右一対のコ字状起倒片6a，6b
を２枚のラベル５に個別に形成して、各ラベルを胴２の
前面と後面に付設し、その把手６を側面に位置させるよ
うにしている。その他の構成、機能、作用等は図１の場
合と同じである。なお、２枚のラベル５を胴２の前面、
右側面、後面、左側面の１面又は３〜４面に付設しても
よい。
３、請求項５の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て
容器の発明に係る第４の実施の形態を示している。この
場合は、図１のものにおいて、胴２の横断面形状をほぼ
楕円に形成し、把手６の左右一対のコ字状起倒片6a，6b
を２枚のラベル５に個別に形成して、各ラベルを胴２の
前面と後面に付設し、その把手６を側面に位置させるよ
うにしている。その他の構成、機能、作用等は図１の場
合と同じである。なお、２枚のラベル５を胴２の前面、
右側面、後面、左側面の１面又は３〜４面に付設しても
よい。
【００１４】その5.図６は、請求項６の圧潰廃棄容易な
合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る第５の実施の
形態を示している。図１乃至図５に示す薄肉容器体１の
口部３の融着封止４において、切断開口可能に閉口した
比較的小さな注出口10を二次的に形成している。この場
合は、注出の際、注出口10を切断線11で切断開口させれ
ばよい。なお、切断線11を薄肉破断線として、もぎ取り
で破断開口させるようにしてもよい。
合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係る第５の実施の
形態を示している。図１乃至図５に示す薄肉容器体１の
口部３の融着封止４において、切断開口可能に閉口した
比較的小さな注出口10を二次的に形成している。この場
合は、注出の際、注出口10を切断線11で切断開口させれ
ばよい。なお、切断線11を薄肉破断線として、もぎ取り
で破断開口させるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】請求項１、請求項２、請求項３、請求項
４、請求項５、請求項６の発明によれば、既述構成であ
るから、以下の効果を奏する。 (1) 薄肉容器体１がボトル形であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができ、しかも、把手６を有する
から、持ち易く、取り扱い易く、かつ、注出し易く、注
出の際に不意の屈曲等により注出方向が変動することや
該変動で注ぎ難くなるこはなく、漏らすことを少なくで
きる。また、把手６は、ラベル５を利用した簡単で起倒
自在なものであるから、邪魔になるようなことはなく、
薄肉容器体１をブロー成形する際にインモールドで簡単
に付設できる。 (2) 薄肉容器体１が胴２の上端に比較的大きな筒状の口
部３を有するボトル形のものであり、しかも、ブロー成
形で適度に剛性を持たせることができるから、薄肉容器
体１にはボトルと同様にして容易に内容物を充填するこ
とができて、袋容器ではあっても高速度に充填でき、充
填後の口部３の封止４も押し潰しで融着（シール）させ
ることで簡単かつ迅速に行える。 (3) ボトル形の薄肉容器体１であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができるから、適確に起立させる
ことができて、安定に保存、保管でき、しかも、内容物
の充填後は、口部３の封止により完全な密閉状態で漏れ
なく保存、保管できる。 (4) ボトル形の薄肉容器体１であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができて、適確に起立させること
ができるから、内容物を途中まで注出して残量を保存す
るような場合でも、転倒等することなく保存、保管で
き、また、切断開口後の口部３は栓体等で簡単に閉口さ
せることができ、したがって、内容物が不意に漏出する
ことも、不意の漏出で周辺を汚すこともない。 (5) ボトルと同様の外観を呈するので、見映えがよい。 (6) ボトル形ではあっても、キャップ等を有しないか
ら、廃棄の際には、簡単に圧潰、折り畳み等できて、か
なり小さくすることができ、その量を格段に少なくする
ことができる。また、キャップ等を分別する必要がない
から、手間もかからない。ことができる。 (7) 全体をブロー成形で簡単に一体成形できて、極めて
容易に製作でき、安価に提供できる。そして、廃棄のロ
スを少なくできる。
４、請求項５、請求項６の発明によれば、既述構成であ
るから、以下の効果を奏する。 (1) 薄肉容器体１がボトル形であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができ、しかも、把手６を有する
から、持ち易く、取り扱い易く、かつ、注出し易く、注
出の際に不意の屈曲等により注出方向が変動することや
該変動で注ぎ難くなるこはなく、漏らすことを少なくで
きる。また、把手６は、ラベル５を利用した簡単で起倒
自在なものであるから、邪魔になるようなことはなく、
薄肉容器体１をブロー成形する際にインモールドで簡単
に付設できる。 (2) 薄肉容器体１が胴２の上端に比較的大きな筒状の口
部３を有するボトル形のものであり、しかも、ブロー成
形で適度に剛性を持たせることができるから、薄肉容器
体１にはボトルと同様にして容易に内容物を充填するこ
とができて、袋容器ではあっても高速度に充填でき、充
填後の口部３の封止４も押し潰しで融着（シール）させ
ることで簡単かつ迅速に行える。 (3) ボトル形の薄肉容器体１であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができるから、適確に起立させる
ことができて、安定に保存、保管でき、しかも、内容物
の充填後は、口部３の封止により完全な密閉状態で漏れ
なく保存、保管できる。 (4) ボトル形の薄肉容器体１であり、ブロー成形で適度
に剛性を持たせることができて、適確に起立させること
ができるから、内容物を途中まで注出して残量を保存す
るような場合でも、転倒等することなく保存、保管で
き、また、切断開口後の口部３は栓体等で簡単に閉口さ
せることができ、したがって、内容物が不意に漏出する
ことも、不意の漏出で周辺を汚すこともない。 (5) ボトルと同様の外観を呈するので、見映えがよい。 (6) ボトル形ではあっても、キャップ等を有しないか
ら、廃棄の際には、簡単に圧潰、折り畳み等できて、か
なり小さくすることができ、その量を格段に少なくする
ことができる。また、キャップ等を分別する必要がない
から、手間もかからない。ことができる。 (7) 全体をブロー成形で簡単に一体成形できて、極めて
容易に製作でき、安価に提供できる。そして、廃棄のロ
スを少なくできる。
【００１６】加えて、請求項６の発明によれば、内容物
充填後の口部３の封止４において、切断開口可能に閉口
した比較的小さな注出口10を二次的に形成しているか
ら、内容物を注出する際には、注出口10を極めて簡単に
破断開口させることができ、容易に注出できる。
充填後の口部３の封止４において、切断開口可能に閉口
した比較的小さな注出口10を二次的に形成しているか
ら、内容物を注出する際には、注出口10を極めて簡単に
破断開口させることができ、容易に注出できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 請求項１乃至請求項４の発明に係る第１の実
施の形態を示す斜視図である。
施の形態を示す斜視図である。
【図２】 請求項１乃至請求項４の発明に係る第２の実
施の形態を示す斜視図である。
施の形態を示す斜視図である。
【図３】 請求項１乃至請求項４の発明に係る第３の実
施の形態を示す斜視図である。
施の形態を示す斜視図である。
【図４】 請求項１乃至請求項３、請求項５の発明に係
る第４の実施の形態を示す斜視図である。
る第４の実施の形態を示す斜視図である。
【図５】 同実施の形態の分解斜視図である。
【図６】 請求項６の発明に係る第５の実施の形態を示
す要部の斜視図である。
す要部の斜視図である。
【図７】 ラベルと把手についての分解斜視図である。
１…薄肉容器体 ２…胴 ３…口部 ４…封止 ５…ラベル ６…把手 6a,6b …コ字状起倒片 ７…ラベル本体 ８…表面ラベル 9a,9b …剥離面 10…注出口 11…切断線
Claims (6)
- 【請求項１】 ブロー成形により胴２の上端に筒状の口
部３を突設したボトル形の薄肉容器体１を形成し、前記
胴２の外周面適所にラベル５の一部で起倒自在に形成し
た把手６を付設し、内容物を充填した上記口部３を切断
開口可能に融着封止４したことを特徴とする圧潰廃棄容
易な合成樹脂製簡易使い捨て容器。 - 【請求項２】 上記把手６につき、インモールドにより
上記胴２の適所に一体的に付設したラベル５の一部に左
右一対のコ字状起倒片6a，6bを設けることで形成した請
求項１記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容
器。 - 【請求項３】 上記ラベル５を上記胴２の付着させるラ
ベル本体７と該ラベル本体に接合一体化させた表面ラベ
ル８とで形成し、該表面ラベルの適所に上記左右一対の
コ字状起倒片6a，6bを起倒自在に形成するとともに、該
コ字状起倒片と対応する上記ラベル本体７の対面部を剥
離面9a，9bにした請求項２記載の圧潰廃棄容易な合成樹
脂製簡易使い捨て容器。 - 【請求項４】 上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを１
枚のラベル５に形成して、該ラベルを上記胴２の前面、
右側面、後面、左側面の４面におけるいずれか１面乃至
４面に付設した請求項２又は請求項３記載の圧潰廃棄容
易な合成樹脂製簡易使い捨て容器。 - 【請求項５】 上記左右一対のコ字状起倒片6a，6bを２
枚のラベル５に個別に形成して、各ラベルを上記胴２の
前面、右側面、後面、左側面の４面におけるいずれか１
面乃至４面に付設した請求項２又は請求項３記載の圧潰
廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器。 - 【請求項６】 上記口部３の融着封止４において、切断
開口可能に閉口した比較的小さな注出口10を二次的に形
成した請求項１、請求項２、請求項３、請求項４又は請
求項５記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31453097A JPH11130082A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31453097A JPH11130082A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11130082A true JPH11130082A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18054405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31453097A Pending JPH11130082A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11130082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7972255B2 (en) | 2002-10-24 | 2011-07-05 | Kao Corporation | Self-supporting bag |
| KR102077683B1 (ko) * | 2018-09-10 | 2020-02-14 | 주식회사 우성팩 | 수평수납되는 물품의 운반이 용이한 보온보냉팩 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP31453097A patent/JPH11130082A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7972255B2 (en) | 2002-10-24 | 2011-07-05 | Kao Corporation | Self-supporting bag |
| KR102077683B1 (ko) * | 2018-09-10 | 2020-02-14 | 주식회사 우성팩 | 수평수납되는 물품의 운반이 용이한 보온보냉팩 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040423 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |