JPH11130112A - 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 - Google Patents
圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器Info
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- JPH11130112A JPH11130112A JP9314529A JP31452997A JPH11130112A JP H11130112 A JPH11130112 A JP H11130112A JP 9314529 A JP9314529 A JP 9314529A JP 31452997 A JP31452997 A JP 31452997A JP H11130112 A JPH11130112 A JP H11130112A
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Abstract
ともに、従来の袋容器の問題点、すなわち、内容物の充
填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。起立させること
が困難であり、起立タイプのものであっても、内容物が
少なくなるにつれ倒れ易くなる。持ち難く、注ぎ難く、
漏らし易い。残りの内容物を保存する場合、倒れて内容
物が漏出し、周辺を汚す。殊に、口部を切り開く詰め替
え容器では、漏れ防止はほとんど不可能である。見映え
が悪い。等々を解決しようとするものである。 【解決手段】内容物を収容する胴2の上端から内容物の
充填にのみ用いて充填後に封止する筒状の充填口3を突
設したボトル形の薄肉の容器体1を設け、上記胴2の肩
部4に破断開口させる注出口5を突設するとともに、該
注出口の先端に破断開口用つまみ片6を連設して成る。
Description
成樹脂製簡易使い捨て容器に関する。
れて再利用に供されているが、処理に限度もあり、未だ
多くのものが圧潰されることもなくそのままの姿で廃棄
されている現状であり、これを如何にするかが重大な問
題となっている。かかる容器類のゴミ問題に鑑み、最近
では、単なる容器として或いは詰め替え容器としていわ
ゆるパウチと称される袋容器が出回るようになってきて
いる。この種の袋容器は、廃棄時に、折り畳み、圧潰等
によりかなり小さくすることができて、量を格段に少な
くすることができる点で優れている。
の種の袋容器には保形性がなく、形が定まり難いくねく
ねしたものであるために、使用上、取り扱い上或いは外
観上、次のような多くの欠点も合わせて有している。 内容物の充填が容易でなく、充填速度が甚だ遅い。 起立させることが困難であり、起立タイプのもので
あっても、内容物が少なくなるにつれ倒れ易くなる。 把持手段を有しないこともあって持ち難く、注出方
向が定まり難いため注ぎ難く、また、取り扱いが容易で
なく、漏らし易い。 内容物を途中まで注出して残量を保存するような場
合、倒れて内容物が漏出し、周辺を汚すことが多い。殊
に、口部を切り開くような詰め替え容器では、十分に閉
口できないため、漏れ防止はほとんど不可能である。 見映えが悪い。 そこで、本発明は、圧潰廃棄を容易にするとともに、ボ
トルの機能をも十分発揮できるようにして、それらの問
題点を全て解決しようとするものである。
求項1の発明は、ブロー成形により内容物を収容する胴
2の上端から内容物の充填にのみ用いて充填後に封止す
る筒状の充填口3を突設したボトル形の薄肉の容器体1
を形成し、上記胴2の肩部4に破断開口させる注出口5
を突設するとともに、該注出口の先端に破断開口用つま
み片6を連設して成る。
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記注
出口5の先端を薄肉破断線7を介して連設した蝶形つま
み片6の中間部で閉口し、該つまみ片の両端を薄肉破断
線8を介して上記肩部4へ連続させて成る。
棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器にあって、上記容
器体1に自体のみで自然的に形態を維持できる程度の剛
性を保有させて成る。
圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の発明に係
る実施の形態を示す。図において、1は、ポリオレフィ
ン系合成樹脂等でブロー成形したボトル形の容器体、2
は、該容器体の胴、3は、該胴の上端から突設した円筒
状の充填口で、該充填口は専ら充填にのみ用いるもので
あって、充填後に一字状に押し潰して融着封止するもの
である。4は、上記胴2の肩部、5は、該肩部から破断
開口可能に突設した注出にのみ用いる小筒状の注出口、
6は、該注出口5の先端に中間部にて薄肉破断線7を介
して破断開口可能に連設した蝶形つまみ片で、該つまみ
片の両端を薄肉破断線8を介して上記肩部4へ連続させ
ており、これらの注出口5乃至つまみ片6も上記ブロー
成形で一体成形するものである。
は、1mm以下の薄肉でよいが、該容器体1には、自体で
自然的に形態を維持できる程度に適度な剛性を保有させ
る。
す充填口3の開口状態において、ボトルと同様にして内
容物を充填すればよい。充填後、図1に示すように、そ
の充填口3を超音波溶着手段等により一字状に押し潰し
て融着封止9する。以後、充填口3は開口させない。内
容物を注出する際には、つまみ片6を指でつまんでひね
り、各薄肉破断線7,8を破断させることにより、注出
口5の先端を開口させて、該注出口から内容物を注出す
る。注出後に内容物が残り、これを保存するときは、そ
の容器体1をボトルと同様に起立させ、注出口5を栓等
で閉じて保存、保管する。
よれば、既述構成であるから、以下の効果を奏する。 (1) 注出専用で破断開口させる注出口5を胴2の肩部4
から突設しており、該注出口の先端に破断開口用つまみ
片6を連設しているので、内容物を注出する際には、そ
のつまみ片6を指でつまんでひねるだけで注出口5を極
めて簡単に破断開口させることができ、容易に注出でき
る。 (2) 容器体1がボトル形であり、ブロー成形で適度に剛
性を持たせることができるから、容器体1にはボトルと
同様にして内容物を充填することができ、袋容器ではあ
っても高速度に充填でき、しかも、その充填口3の封止
も押し潰しで融着(シール)させることで簡単かつ迅速
に行える。 (3) ボトル形の容器体1であり、ブロー成形で適度に剛
性をもたせることができるから、適確に起立させること
ができて、安定に保存、保管でき、しかも、内容物の充
填後は、充填口3の封止により完全な密閉状態で漏れな
く保存、保管できる。また、内容物を途中まで注出して
残量を保存するような場合でも、転倒等することなく保
存、保管でき、内容物が漏出して周辺を汚すことはな
い。したがって、注出口5は栓等で簡単に閉じるだけて
よい。 (4) 容器体1がボトル形であり、ブロー成形で適度に剛
性を持たせることができるから、持ち易くかつ取り扱い
易くでき、注出の際に不意の屈曲等により注出方向が変
動することや該変動で注ぎ難くなることを防止すること
ができ、漏らすことを少なくできる。 (5) ボトルと同様の外観を呈するので、見映えがよい。 (6) ボトル形で薄肉の容器体であり、キャップ等を有し
ないものであるから、廃棄の際には、簡単に圧潰、折り
畳み等できて、かなり小さくすることができ、その量を
格段に少なくすることができる。また、キャップ等を分
別する必要もなく、手間もかからない。 (7) そして、その構造上、ブロー成形等で簡単に一体成
形できて、極めて容易に製作でき、安価に提供できる。
容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器の実施の形態を示す
斜視図である。
である。
である。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ブロー成形により内容物を収容する胴2
の上端から内容物の充填にのみ用いて充填後に封止する
筒状の充填口3を突設したボトル形の薄肉の容器体1を
形成し、上記胴2の肩部4に破断開口させる注出口5を
突設するとともに、該注出口の先端に破断開口用つまみ
片6を連設したことを特徴とする圧潰廃棄容易な合成樹
脂製簡易使い捨て容器。 - 【請求項2】 上記注出口5の先端を薄肉破断線7を介
して連設した蝶形つまみ片6の中間部で閉口し、該つま
み片の両端を薄肉破断線8を介して上記肩部4へ連続さ
せた請求項1記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い
捨て容器。 - 【請求項3】 上記容器体1に自体のみで自然的に形態
を維持できる程度の剛性を保有させた請求項1又は請求
項2記載の圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31452997A JP3762074B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31452997A JP3762074B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130112A true JPH11130112A (ja) | 1999-05-18 |
JP3762074B2 JP3762074B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=18054392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31452997A Expired - Fee Related JP3762074B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 圧潰廃棄容易な合成樹脂製簡易使い捨て容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3762074B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001081A (ja) * | 2009-10-06 | 2010-01-07 | Kao Corp | 自立袋の製造方法 |
US7972255B2 (en) | 2002-10-24 | 2011-07-05 | Kao Corporation | Self-supporting bag |
US8333509B2 (en) | 2008-05-21 | 2012-12-18 | Kao Corporation | Bag container |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP31452997A patent/JP3762074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7972255B2 (en) | 2002-10-24 | 2011-07-05 | Kao Corporation | Self-supporting bag |
US8333509B2 (en) | 2008-05-21 | 2012-12-18 | Kao Corporation | Bag container |
JP2010001081A (ja) * | 2009-10-06 | 2010-01-07 | Kao Corp | 自立袋の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3762074B2 (ja) | 2006-03-29 |
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A02 | Decision of refusal |
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