JPH11130041A - 麺類の包装容器 - Google Patents
麺類の包装容器Info
- Publication number
- JPH11130041A JPH11130041A JP29843397A JP29843397A JPH11130041A JP H11130041 A JPH11130041 A JP H11130041A JP 29843397 A JP29843397 A JP 29843397A JP 29843397 A JP29843397 A JP 29843397A JP H11130041 A JPH11130041 A JP H11130041A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noodles
- storage recess
- container
- noodle
- grooves
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Noodles (AREA)
Abstract
麺を少量の水で簡単にほぐすことができる包装容器を提
供することである。 【解決手段】 麺収納凹所11、つけ汁収納凹所12、
薬味類収納凹所13、14を設けた容器10において、
麺収納凹所11の底壁11aに上げ底部11cを形成
し、この上げ底部11cに縦横の溝11dを設け、溝1
1d内に多数のディンプル11eを設けて、麺にわずか
の水を振りかけて箸で麺を揺り動かすことにより、主と
して溝11dによって形成される凹凸で麺をほぐし、余
分の水を溝11dからディンプル11eに収集して保留
するようにしたのである。
Description
を収納して販売する容器に関する。
類の収納部を分離して設けた合成樹脂成形容器に、それ
ぞれゆがいた麺、つけ汁、薬味類を収納して包装した即
席冷しそばや冷しうどんなどが販売されている。
いる間に、互に表面が付着してからまったまま塊状に集
合してしまうため、箸でほぐすのがほとんど不可能にな
って非常に扱い難く、食するのに不便であるばかりか、
麺類特有の喉ごしの滑らかな食感が全くなくなり、商品
価値が低下する問題がある。
して収納したものが現れているが、これも単に麺のかた
まりが小さくなっただけで、麺ばなれや食感の良さなど
の問題は解決されていない。
し、ざるに載せて水道の流水で洗いほぐし水切りを行な
う方法を採ることになるが、勿論これは簡便さに欠け、
ざるや水道が手近にあるとは限らず、常にそのような方
法が可能であるとは言い難い。
たままで、ざる等の他の用具を必要とせず、からまった
麺を簡単にほぐすことができるようにすることである。
発明は、隔壁によって分離された麺収納凹所とつけ汁収
納凹所を有する容器において、前記麺収納凹所の底壁に
上げ底部を形成し、この上げ底部に縦横の溝を連通して
設け、この溝内に多数のディンプルを設けたことを特徴
とする。
を小分けにする区画となるリブを設けておくのが好まし
い。
みを設けておくことができる。
ましい。
凹所を設け、この両凹所間の隔壁の高さを低くし、かつ
薬味類収納凹所から隔壁を越えてつけ汁収納凹所に至る
複数の並行な溝を設けておくのがよい。
基づいて説明する。
0は、麺収納凹所11と、つけ汁収納凹所12と、薬味
類収納凹所13、14を有し、それぞれの凹所には、底
壁11a、12a、13a、14a及びこれらの底壁か
ら立ち上る周壁11b、12b、13b、14bが設け
られ、これらの周壁の上端縁は全て平坦なフランジ15
によって接続されている。そして、それぞれの凹所1
1、12、13、14が互に隣接する部分の周壁及びフ
ランジによって、それぞれの凹所を他の凹所から区画す
る隔壁が形成されている。図2には、凹所11と12の
隔壁15bが示されている。なお、図7に基づいて後に
説明するように、つけ汁収納凹所12と薬味収納凹所1
4が隣接する部分のみフランジ15を一段低くしてあ
る。
うに凸条16が設けられている。この凸条16は、図示
しない蓋に設けられた凹条と嵌合して蓋を取り付けるた
めのものである。
壁11aとほぼ相似形で底壁11aの大部分を占める上
げ底部11cが形成され、この上げ底部11cには、縦
横に連通する格子模様の溝11dが設けられ、横溝と縦
溝の交差部にディンプル(小さな窪み)11eが設けら
れている。なお、横溝と縦溝に区画された四角形の凸部
11fに、窪み11gを形成しておくのが好ましい。ま
た、上げ底部11cのほぼ中央にキ字形のリブ11hを
設けておくのがよい。勿論、このリブ11hは、図4
(イ)に示すように、十字形であってもよいし、図4
(ロ)のような形状であってもよい。このリブ11h
は、麺を小分けにして分別収納する区画となるほか、後
述するように麺をさばき易くする機能を有する。
は、図5に示すように、ゆがき麺Aを好ましくは1口大
から2口大に小分けして、麺収納凹所11のリブ11h
によって区別された区画に収納し、凹所12にはつけ
汁、凹所13と14には海苔、ごま、わさび、刻みねぎ
等の適当な薬味類を収納する。これらのつけ汁及び薬味
類は小袋に包装した状態で収納してもよい。さらに、図
6に示すような、平袋に水Wを20〜40cc程度を封
入した小袋Bも収納しておく。この小袋Bは、蓋(図示
せず)に設けた凹所に収納しておいてもよい。また、水
Wに調味料、アルコール等の添加物を加えておいてもよ
い。そして蓋を容器10に嵌合するか、容器10を収納
袋やラップフィルムで被覆して販売する。
水Wを麺Aにふりかける。そして箸で麺Aを凹所11の
底壁に押し付けながら麺Aをさばく。このとき、麺A
は、溝11dや窪み11gによって形成される凹凸やリ
ブ11hに当って麺Aがばらけ、ふりかけられた水は溝
11dからさらに低い位置に設けられたディンプル11
eに留る。ディンプル11eは、外径2〜8mm程度、
好ましくは3〜8mm程度の小さなものであるから、流
れ込んだ水の保留機能が高く、過度に麺を軟くしたり膨
張させたりすることがない。一方、窪み11gにも水が
留るが、この窪み11gの外径を比較的大きくし、深さ
を浅くすることによって、麺Aをさばいている際に、麺
Aと共に水が溝11dの方にかき出されるようにしてお
けば、窪み11gにはわずかの水しか残留せず、これが
麺に適度の湿りを与えてかえって好都合である。なお、
この窪み11gは、麺Aを凹所11に収納した際、麺A
と底壁11aとの接触面積を少なくして、麺Aが底壁に
付着しないようにすることを主たる目的としており、従
って省略することも可能である。
(勿論、麺Aをさばく前に行なってもよい)。このと
き、図7に示すように、薬味収納凹所14とつけ汁収納
凹所12との間のフランジを15aのように低く、すな
わち隔壁14cの頂面を低くし、かつ図1のように複数
条の並行な細い溝14dを凹所14の底壁14aから隔
壁14cの頂面15aを越えてつけ汁収納凹所12の周
壁12bに至るまで形成しておくと、刻みねぎのような
薬味を凹所14からつけ汁収納凹所12に箸で押し出す
だけでつけ汁に混入することができる。
容器の麺収納凹所の底壁に上げ底部を形成し、この上げ
底部に縦横に連通する溝を設け、この溝内に多数のディ
ンプルを形成したので、麺収納凹所の底壁に多数の凹凸
が形成され、麺にわずかの水をふりかけて箸で麺を揺す
るだけで容易に麺がほぐれ、余分の水は前記連通溝から
小さなディンプルに集まって保留され、麺を過剰に軟く
したり膨潤させることがない。
と、麺のほぐれがさらに容易となり、小分けした麺を区
画するのにも役立つ。
図
Claims (5)
- 【請求項1】 隔壁によって分離された麺収納凹所とつ
け汁収納凹所を有する容器において、前記麺収納凹所の
底壁に上げ底部を形成し、この上げ底部に縦横の溝を連
通して設け、この溝内に多数のディンプルを設けたこと
を特徴とする麺類の包装容器。 - 【請求項2】 前記上げ底部のほぼ中央に、収納する麺
類を小分けにする区画となるリブを設けた請求項1に記
載の麺類の包装容器。 - 【請求項3】 前記縦横の溝によって区画される凸部に
窪みを設けた請求項1又は2に記載の麺類の包装容器。 - 【請求項4】 前記ディンプルの外径が2〜8mmであ
る請求項1に記載の麺類の包装容器。 - 【請求項5】 前記つけ汁収納凹所に隣接して薬味類収
納凹所を設け、この両凹所間の隔壁の高さを低くし、か
つ薬味類収納凹所から隔壁を越えてつけ汁収納凹所に至
る複数の並行な溝を設けた請求項1に記載の麺類の包装
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29843397A JP3935580B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 麺類の包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29843397A JP3935580B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 麺類の包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130041A true JPH11130041A (ja) | 1999-05-18 |
JP3935580B2 JP3935580B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=17859652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29843397A Expired - Lifetime JP3935580B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 麺類の包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3935580B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002325543A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Showa Sangyo Co Ltd | 麺類の製造方法 |
JP2016199290A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | 中央化学株式会社 | プラスチック製の包装用容器 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29843397A patent/JP3935580B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002325543A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Showa Sangyo Co Ltd | 麺類の製造方法 |
JP2016199290A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | 中央化学株式会社 | プラスチック製の包装用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3935580B2 (ja) | 2007-06-27 |
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