JPH0647768Y2 - めん類の容器 - Google Patents
めん類の容器Info
- Publication number
- JPH0647768Y2 JPH0647768Y2 JP897791U JP897791U JPH0647768Y2 JP H0647768 Y2 JPH0647768 Y2 JP H0647768Y2 JP 897791 U JP897791 U JP 897791U JP 897791 U JP897791 U JP 897791U JP H0647768 Y2 JPH0647768 Y2 JP H0647768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- storage recess
- soup stock
- noodles
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、めん類、特にそば等
のつけめん類を収納して販売する容器に関する。
のつけめん類を収納して販売する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】そば等のつけめん類をつけ汁や薬味など
と共に容器に収納して、即席に提供できるようにしたも
のが販売されている。
と共に容器に収納して、即席に提供できるようにしたも
のが販売されている。
【0003】しかしながら、この種の容器は、つけ汁の
収納部へめんを浸して食するようになっているため、め
ん類の移し換えに手間がかかったり、その際につけ汁が
飛散して衣服を汚すなどの問題があった。
収納部へめんを浸して食するようになっているため、め
ん類の移し換えに手間がかかったり、その際につけ汁が
飛散して衣服を汚すなどの問題があった。
【0004】
【考案の課題】そこで、この考案の課題は、つけ汁を直
接めん類に注ぎかけることができるようにした容器を提
供することである。
接めん類に注ぎかけることができるようにした容器を提
供することである。
【0005】さらにこの考案の他の課題は、めん類に注
ぎかけたつけ汁をできるだけ均等に浸しながら食するこ
とができるようにした容器を提供することである。
ぎかけたつけ汁をできるだけ均等に浸しながら食するこ
とができるようにした容器を提供することである。
【0006】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この考
案においては、つけ汁収納凹所とめん類収納凹所を仕切
り壁によって区画し、この仕切り壁に切欠きを設け、こ
の切欠きの底面を前記つけ汁収納凹所からめん類収納凹
所方向に上向きの傾斜面とし、かつ前記めん類収納凹所
の底面のほぼ中央部につけ汁の溜り凹所を設け、この溜
り凹所の方向に下降する複数のつけ汁集合溝を設けた構
成を採用したのである。
案においては、つけ汁収納凹所とめん類収納凹所を仕切
り壁によって区画し、この仕切り壁に切欠きを設け、こ
の切欠きの底面を前記つけ汁収納凹所からめん類収納凹
所方向に上向きの傾斜面とし、かつ前記めん類収納凹所
の底面のほぼ中央部につけ汁の溜り凹所を設け、この溜
り凹所の方向に下降する複数のつけ汁集合溝を設けた構
成を採用したのである。
【0007】
【作用】つけ汁収納凹所とめん類収納凹所との仕切り壁
に切欠きが設けられ、この切欠きの底面がめん類収納凹
所の方向に上向きの傾斜面となっており、めん類収納凹
所側の切欠きの底面がつけ汁収納凹所側よりも高くなっ
ているので、容器を水平にしておけば、つけ汁がめん類
収納凹所側に流出することがない。
に切欠きが設けられ、この切欠きの底面がめん類収納凹
所の方向に上向きの傾斜面となっており、めん類収納凹
所側の切欠きの底面がつけ汁収納凹所側よりも高くなっ
ているので、容器を水平にしておけば、つけ汁がめん類
収納凹所側に流出することがない。
【0008】そして、容器をつけ汁収納凹所側が高くな
るよう傾けると、前記切欠きを通ってつけ汁がめん類収
納凹所に流入する。
るよう傾けると、前記切欠きを通ってつけ汁がめん類収
納凹所に流入する。
【0009】再び容器を水平にすると、流入したつけ汁
は、めん類収納凹所の底面に設けた複数の集合溝を伝っ
て溜り凹所に集合する。この溜り凹所は、めん類収納凹
所のほぼ中央部に設けられているため、めん類を均等に
つけ汁に浸すのに都合がよい。
は、めん類収納凹所の底面に設けた複数の集合溝を伝っ
て溜り凹所に集合する。この溜り凹所は、めん類収納凹
所のほぼ中央部に設けられているため、めん類を均等に
つけ汁に浸すのに都合がよい。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、めん類の容器
1は、めん類収納凹所2、つけ汁収納凹所3、薬味類収
納凹所4及び箸等の飲食具収納凹所5を有し、それぞれ
鎖線で示す部分に設けられた仕切り壁20、30、40
によって区画されている。
1は、めん類収納凹所2、つけ汁収納凹所3、薬味類収
納凹所4及び箸等の飲食具収納凹所5を有し、それぞれ
鎖線で示す部分に設けられた仕切り壁20、30、40
によって区画されている。
【0012】また、前記容器1の外周にはフランジ6が
設けられ、このフランジ6の外側縁からスカート7が垂
下している。これらのフランジ6及びスカート7に、容
器1を被うシュリンク蓋又は嵌合蓋を取り付けることが
できる。
設けられ、このフランジ6の外側縁からスカート7が垂
下している。これらのフランジ6及びスカート7に、容
器1を被うシュリンク蓋又は嵌合蓋を取り付けることが
できる。
【0013】前記めん類収納凹所2の底面8には、その
ほぼ中央部につけ汁の溜り凹所9が設けられ、この溜り
凹所9に連通し、かつそれに向って下降する複数のつけ
汁集合溝10が放射状に設けられている。
ほぼ中央部につけ汁の溜り凹所9が設けられ、この溜り
凹所9に連通し、かつそれに向って下降する複数のつけ
汁集合溝10が放射状に設けられている。
【0014】前記仕切り壁20には、図1、図2及び図
3に示すように、ほぼ三角形状の切欠き21が設けられ
ている。この切欠き21の底面22は、つけ汁収納凹所
3からめん類収納凹所2の方向に、上向きの傾斜面とな
っている。従って、図2に示すように、つけ汁Aを収納
凹所3に入れた状態では、めん類収納凹所2につけ汁A
が流入することはない。しかし、つけ汁収納凹所3側が
高くなるように容器1を傾けると、仕切り壁20の切欠
き21を通って、つけ汁Aがめん類収納凹所2に流入す
る。そして容器1を再び水平にすると、流入したつけ汁
は、集合溝10を通ってつけ汁溜り凹所9に集められ
る。
3に示すように、ほぼ三角形状の切欠き21が設けられ
ている。この切欠き21の底面22は、つけ汁収納凹所
3からめん類収納凹所2の方向に、上向きの傾斜面とな
っている。従って、図2に示すように、つけ汁Aを収納
凹所3に入れた状態では、めん類収納凹所2につけ汁A
が流入することはない。しかし、つけ汁収納凹所3側が
高くなるように容器1を傾けると、仕切り壁20の切欠
き21を通って、つけ汁Aがめん類収納凹所2に流入す
る。そして容器1を再び水平にすると、流入したつけ汁
は、集合溝10を通ってつけ汁溜り凹所9に集められ
る。
【0015】なお、前記切欠き21は、ほぼ逆三角形状
をしているが、半円形などでもよい。また、切欠き21
の底面22の最も低い位置、即ちつけ汁収納凹所3側の
先端部23が、つけ汁収納凹所3の底面11と同一レベ
ル(図2参照)にしておくと、つけ汁Aを余すことなく
めん類収納凹所2に流し込むことができる。
をしているが、半円形などでもよい。また、切欠き21
の底面22の最も低い位置、即ちつけ汁収納凹所3側の
先端部23が、つけ汁収納凹所3の底面11と同一レベ
ル(図2参照)にしておくと、つけ汁Aを余すことなく
めん類収納凹所2に流し込むことができる。
【0016】図4に示すように、少くともめん類収納凹
所2の上面を被う中蓋12を設けておくと、中蓋12に
形成した凹所13に薬味等を収納することができるほ
か、容器1を傾けて中蓋12を手で押えながら、つけ汁
Aをめん類収納凹所2に注ぎ込むと、めん類が収納凹所
2から脱落するようなことがない。
所2の上面を被う中蓋12を設けておくと、中蓋12に
形成した凹所13に薬味等を収納することができるほ
か、容器1を傾けて中蓋12を手で押えながら、つけ汁
Aをめん類収納凹所2に注ぎ込むと、めん類が収納凹所
2から脱落するようなことがない。
【0017】勿論この考案の容器は、つけ汁収納凹所に
めん類を浸して使用することができる。
めん類を浸して使用することができる。
【0018】
【効果】この考案によれば、以上のように、つけ汁収納
凹所とめん類収納凹所との仕切り壁に切欠きを設け、こ
の切欠きの底面をつけ汁収納凹所からめん類収納凹所の
方向に上向きに傾斜させたので、通常の場合はつけ汁を
保持することができ、容器を傾けると、スムーズにつけ
汁をめん類収納凹所に注ぎ込むことができるので、めん
類をつけ汁収納凹所に移さなくてもつけ汁を付着させる
ことができる。
凹所とめん類収納凹所との仕切り壁に切欠きを設け、こ
の切欠きの底面をつけ汁収納凹所からめん類収納凹所の
方向に上向きに傾斜させたので、通常の場合はつけ汁を
保持することができ、容器を傾けると、スムーズにつけ
汁をめん類収納凹所に注ぎ込むことができるので、めん
類をつけ汁収納凹所に移さなくてもつけ汁を付着させる
ことができる。
【0019】また、めん類収納凹所の底面のほぼ中央部
につけ汁溜り凹所を設け、この溜り凹所につけ汁が集合
するようにしたので、めん類につけ汁を付着させるのに
都合がよい。
につけ汁溜り凹所を設け、この溜り凹所につけ汁が集合
するようにしたので、めん類につけ汁を付着させるのに
都合がよい。
【図1】この考案の容器の実施例を示す平面図
【図2】同上の横断面図
【図3】容器の一部拡大斜視図
【図4】中蓋を被せた状態を示す容器の横断面図
1 めん類の容器 2 めん類収納凹所 3 つけ汁収納凹所 4 薬味類収納凹所 5 飲食具収納凹所 6 フランジ 7 スカート 8 底面 9 つけ汁溜り凹所 10 つけ汁集合溝 20 仕切り壁 21 切欠き 22 切欠きの底面 23 先端部 A つけ汁
Claims (1)
- 【請求項1】 つけ汁収納凹所とめん類収納凹所を区画
する仕切り壁に切欠きを設け、この切欠きの底面を前記
つけ汁収納凹所からめん類収納凹所の方向に上向きに傾
斜させ、前記めん類収納凹所の底面のほぼ中央部につけ
汁溜り凹所を設け、この溜り凹所の方向に下降する複数
のつけ汁集合溝を設けためん類の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP897791U JPH0647768Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | めん類の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP897791U JPH0647768Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | めん類の容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546718U JPH0546718U (ja) | 1993-06-22 |
JPH0647768Y2 true JPH0647768Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=11707752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP897791U Expired - Lifetime JPH0647768Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | めん類の容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647768Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6969775B2 (ja) * | 2017-06-14 | 2021-11-24 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP897791U patent/JPH0647768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546718U (ja) | 1993-06-22 |
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