JPH1085113A - 窪みを設けた食器 - Google Patents
窪みを設けた食器Info
- Publication number
- JPH1085113A JPH1085113A JP28282996A JP28282996A JPH1085113A JP H1085113 A JPH1085113 A JP H1085113A JP 28282996 A JP28282996 A JP 28282996A JP 28282996 A JP28282996 A JP 28282996A JP H1085113 A JPH1085113 A JP H1085113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tableware
- food
- liquid
- seasoning
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 底の部が平面な食器に於いて、その底の部
の一部に窪みを設けた食器を提供する。 【解決手段】食器1の底の部2の一部に任意の形状及び
深さの窪み3を設けたことを特徴とする。
の一部に窪みを設けた食器を提供する。 【解決手段】食器1の底の部2の一部に任意の形状及び
深さの窪み3を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は底の部分が平らな食
器の底の部分の一部に調味料等が、流れて溜まる窪み
を、設けた食器に関するものである。
器の底の部分の一部に調味料等が、流れて溜まる窪み
を、設けた食器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器の底の部分は、例えば、皿そ
の他浅い食器に於いては、底の部分の内側の面が平ら
か、又は平らに近い、なだらかな面で構成され、盛り付
けられた食品は、底の部分の面の内側に密着する形状に
なっている。またドンブリやワンの底の部分は盛り付け
られた食品が、密着する形状は曲面になっている。
の他浅い食器に於いては、底の部分の内側の面が平ら
か、又は平らに近い、なだらかな面で構成され、盛り付
けられた食品は、底の部分の面の内側に密着する形状に
なっている。またドンブリやワンの底の部分は盛り付け
られた食品が、密着する形状は曲面になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、食
器に盛り付けられた食品は、食器の底の部分に密着する
ため、上から調味料、例えば醤油等を注ぐと、この醤油
等は、盛り付けられた食品に若干染み込みながら、上か
ら下へと流れて、底の部分に溜まる。この時、底の部分
に溜まった調味料等は底の部分に密着している食品に付
着し、時間の経過と共に染み込む結果、調味料等の味が
強力となり、食味を落とすという課題があった。
器に盛り付けられた食品は、食器の底の部分に密着する
ため、上から調味料、例えば醤油等を注ぐと、この醤油
等は、盛り付けられた食品に若干染み込みながら、上か
ら下へと流れて、底の部分に溜まる。この時、底の部分
に溜まった調味料等は底の部分に密着している食品に付
着し、時間の経過と共に染み込む結果、調味料等の味が
強力となり、食味を落とすという課題があった。
【0004】また、薄味を好む人と、濃味を好む人が同
じ皿などから食する場合、それぞれの好む味で美味しく
食することが、出来ない等の課題があった。
じ皿などから食する場合、それぞれの好む味で美味しく
食することが、出来ない等の課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】食器等の底の部分に、前
記食器に盛り付けられた食品に、液状調味料を注いだ
時、前記液状調味料等が、流れて溜まる窪みを、前記底
の部に設けたことを特徴とすることにより、前記課題を
解決するのである。
記食器に盛り付けられた食品に、液状調味料を注いだ
時、前記液状調味料等が、流れて溜まる窪みを、前記底
の部に設けたことを特徴とすることにより、前記課題を
解決するのである。
【0006】
【発明の実施の形態】食器1の底の部分2の一部に任意
の形状と任意の深さからなる窪み3を設ける。窪み3の
形状は、任意とするが、図1に示す如く、例えば円形
と、してもよく、特にその形状は特定するものではな
い。
の形状と任意の深さからなる窪み3を設ける。窪み3の
形状は、任意とするが、図1に示す如く、例えば円形
と、してもよく、特にその形状は特定するものではな
い。
【0007】窪み3の面積及び容積も、液状の調味料を
盛り付けられた食品等に注いだ場合、食品と液状の調味
料を分離し、収容でき得る面積と容積とすると良い。
盛り付けられた食品等に注いだ場合、食品と液状の調味
料を分離し、収容でき得る面積と容積とすると良い。
【0008】また、図2に示す如く、例えば窪み3に向
かって底の部分2は若干の傾斜を設けることによって、
盛り付けられた食品に注いだ、液状調味料の余分な分量
は、上記傾斜された底の部分2によって、窪み3に誘導
されるのである。
かって底の部分2は若干の傾斜を設けることによって、
盛り付けられた食品に注いだ、液状調味料の余分な分量
は、上記傾斜された底の部分2によって、窪み3に誘導
されるのである。
【0009】また、前記とは別に、窪み3に連なる底の
部分2に、若干の傾斜のある1個または複数個の液体誘
導溝を設けることも出来る。
部分2に、若干の傾斜のある1個または複数個の液体誘
導溝を設けることも出来る。
【0010】食器1の底の部分2の一部に任意の形状及
び深さの窪み3を設ける時、窪み3になる境界部には急
な角度を付けずに窪み部上部及び窪み部下部の外周にア
ール(丸み)を設けてもよい。
び深さの窪み3を設ける時、窪み3になる境界部には急
な角度を付けずに窪み部上部及び窪み部下部の外周にア
ール(丸み)を設けてもよい。
【0011】上記窪み3の形状は、任意とするが、例え
ば円型、角型、楕円型、菱型、ハート型、扇型、野菜の
各々の形状、果物の形状、その他マークなどあり特にそ
の形状は特定するものではない。
ば円型、角型、楕円型、菱型、ハート型、扇型、野菜の
各々の形状、果物の形状、その他マークなどあり特にそ
の形状は特定するものではない。
【0012】食器の底の部の一部に窪みが設けられてい
るので、食器に盛られた食品に醤油などの液状調味料を
注いだ時においても、注ぎ過ぎた分量があれば、窪みの
中に流れ落ちるため、液状調味料が食品に滴り過ぎて、
食味を損なうと言う心配がなくなる。
るので、食器に盛られた食品に醤油などの液状調味料を
注いだ時においても、注ぎ過ぎた分量があれば、窪みの
中に流れ落ちるため、液状調味料が食品に滴り過ぎて、
食味を損なうと言う心配がなくなる。
【0013】また前記方法とは別に、食器の底の部に食
品を盛り付けると共に、液状調味料のみでなく固体調味
料、粉体調味料、粒状調味料などの調味料を窪みの中に
最初から入れ、食事する時にその都度、箸で食品をつま
んで、調味料で味つけながら食事をすると、一層美味し
く食することができます。
品を盛り付けると共に、液状調味料のみでなく固体調味
料、粉体調味料、粒状調味料などの調味料を窪みの中に
最初から入れ、食事する時にその都度、箸で食品をつま
んで、調味料で味つけながら食事をすると、一層美味し
く食することができます。
【0014】前記食事方法を列記するならば、 1 小皿に寿司が乗っている。寿司の横にある窪みの中
に醤油を注ぐ、そして寿司を食べるとき、寿司を箸で摘
んで、ちょっと醤油を付けて食べる、と言うぐあいに食
すれば、寿司を美味しく食べることができるのである。
もし、これが従来の方法でしたら、小皿に窪みがない為
に小皿に乗った寿司に醤油を注いだ時、寿司の下方に醤
油がたっぷりと滴り付いた寿司を食することになる。ま
してや塩分控え目の人、薄味を好む人にとっては、美味
しく食することはできません。 2 その他、剌身料理、魚料理、野菜料理など多くの主
食、副食を問わず、食器(大、小問わず)の底部の一部
に窪みが設けられていることにより、長く食味を保ち、
楽しく食事ができるなどの効果が得られます。
に醤油を注ぐ、そして寿司を食べるとき、寿司を箸で摘
んで、ちょっと醤油を付けて食べる、と言うぐあいに食
すれば、寿司を美味しく食べることができるのである。
もし、これが従来の方法でしたら、小皿に窪みがない為
に小皿に乗った寿司に醤油を注いだ時、寿司の下方に醤
油がたっぷりと滴り付いた寿司を食することになる。ま
してや塩分控え目の人、薄味を好む人にとっては、美味
しく食することはできません。 2 その他、剌身料理、魚料理、野菜料理など多くの主
食、副食を問わず、食器(大、小問わず)の底部の一部
に窪みが設けられていることにより、長く食味を保ち、
楽しく食事ができるなどの効果が得られます。
【0015】窪み部分の境界は角がなくアール形状にな
っている為に、角が欠けて、その欠けがらが食品に混合
される心配もなく、また食器を洗浄する時、角がなくア
ール形状になっている為に簡単に洗浄することができ
る。
っている為に、角が欠けて、その欠けがらが食品に混合
される心配もなく、また食器を洗浄する時、角がなくア
ール形状になっている為に簡単に洗浄することができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、 1 液状の調味料等を注いだ後、時間が経過しても、調
味料等が食品に染み込むことがないから、味が一定に保
たれ食味が落ちることはない。 2 薄味を好む人も、濃い味を好む人も、同一の食器か
ら、それぞれ好む味で美味しく食することができる。
味料等が食品に染み込むことがないから、味が一定に保
たれ食味が落ちることはない。 2 薄味を好む人も、濃い味を好む人も、同一の食器か
ら、それぞれ好む味で美味しく食することができる。
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面を表す側面図であ
る。
る。
1 容器本体 2 容器底部 3 窪み部 4 アール部 5 誘導の為の傾斜部
Claims (1)
- 【請求項1】食器等の底の部分に、前記食器に盛り付け
られた食品に、調味料を注いだ時、前記調味料等が、流
れて溜まる窪みを、前記底の部に設けたことを特徴とす
る窪みを設けた食器である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28282996A JPH1085113A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 窪みを設けた食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28282996A JPH1085113A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 窪みを設けた食器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085113A true JPH1085113A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17657627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28282996A Pending JPH1085113A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 窪みを設けた食器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1085113A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004305665A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Masaru Iwata | 絵文字形成皿 |
JP2011189099A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Kazutaka Kitsumitsu | にぎり鮨用の付け塗り兼用小皿 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP28282996A patent/JPH1085113A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004305665A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Masaru Iwata | 絵文字形成皿 |
JP2011189099A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Kazutaka Kitsumitsu | にぎり鮨用の付け塗り兼用小皿 |
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