JPH0210963Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210963Y2 JPH0210963Y2 JP1987057845U JP5784587U JPH0210963Y2 JP H0210963 Y2 JPH0210963 Y2 JP H0210963Y2 JP 1987057845 U JP1987057845 U JP 1987057845U JP 5784587 U JP5784587 U JP 5784587U JP H0210963 Y2 JPH0210963 Y2 JP H0210963Y2
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- JP
- Japan
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- container body
- partition plate
- upper edge
- oil
- divided
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は鍋に関するものである。
従来の技術
この種の鍋に関しては従来より種々開発されて
きている。例えば、実公昭10−5797号、実公昭13
−15908号及び実公昭33−12572号等が公知の技術
として知られている。
きている。例えば、実公昭10−5797号、実公昭13
−15908号及び実公昭33−12572号等が公知の技術
として知られている。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、特に２種類の物品を油で揚げる場合
や、水炊き料理をする場合において、油やお湯の
温度を調整出来且つ、互いの匂が移行しないよう
な構成となし、夫々の物品の純粋な味を保つこと
が出来、また同じ物品でも濃い味と薄い味との２
種類の味かげんができる鍋を提供することを目的
としたものである。
や、水炊き料理をする場合において、油やお湯の
温度を調整出来且つ、互いの匂が移行しないよう
な構成となし、夫々の物品の純粋な味を保つこと
が出来、また同じ物品でも濃い味と薄い味との２
種類の味かげんができる鍋を提供することを目的
としたものである。
問題点を解決するための手段
次に本考案の構成について説明する。
肉厚の部材で形成した容器本体１の内部をやや
肉厚で且つ勾配を有する仕切板２によつて２等分
し、仕切板２と容器本体１との上縁とが交わる位
置の一方側に前記仕切板２で区分された区室３，
４の夫々の排出口５，６を形成し、上記仕切板２
及び排出口５，６の上縁は排出口５，６の先端に
いくに従い容器本体１の上縁より高く成型し、容
器本体１の上縁両側に把持部７・を設け、残りの
上縁に液体が夫々の区室３，４内に還流し易い傾
斜を付けた溝８，８を有し、且つ、上端面にも傾
斜を付けた受部９を外側に突出させてなるもので
ある。
肉厚で且つ勾配を有する仕切板２によつて２等分
し、仕切板２と容器本体１との上縁とが交わる位
置の一方側に前記仕切板２で区分された区室３，
４の夫々の排出口５，６を形成し、上記仕切板２
及び排出口５，６の上縁は排出口５，６の先端に
いくに従い容器本体１の上縁より高く成型し、容
器本体１の上縁両側に把持部７・を設け、残りの
上縁に液体が夫々の区室３，４内に還流し易い傾
斜を付けた溝８，８を有し、且つ、上端面にも傾
斜を付けた受部９を外側に突出させてなるもので
ある。
作 用
本考案は以上の様な構成で、これが使用に際し
ては、先ず、揚げ物料理の場合について説明する
と、例えば、肉と野菜とを揚げる場合に、先ず区
室３，４とに油を入れるが、この時野菜を揚げる
のに使用するのを区室４とし、区室３を肉を揚げ
るのに使用するものとし、油の温度が適温度とな
つたとき、肉と野菜とを夫々の区室３と４に入
れ、揚げるものであるが、油は肉を揚げている方
が先に汚れてくるもので、野菜の方は汚れが少な
い、したがつて、肉を揚げている油は早く捨てる
ことになるが、野菜の方の油は何度か使用出来
る。
ては、先ず、揚げ物料理の場合について説明する
と、例えば、肉と野菜とを揚げる場合に、先ず区
室３，４とに油を入れるが、この時野菜を揚げる
のに使用するのを区室４とし、区室３を肉を揚げ
るのに使用するものとし、油の温度が適温度とな
つたとき、肉と野菜とを夫々の区室３と４に入
れ、揚げるものであるが、油は肉を揚げている方
が先に汚れてくるもので、野菜の方は汚れが少な
い、したがつて、肉を揚げている油は早く捨てる
ことになるが、野菜の方の油は何度か使用出来
る。
この様な時、本考案品は夫々の排出口５，６を
有するから、両者の使用した油を夫々について処
理することが出来、又両者の匂が互いに影響する
こともなく純粋に夫々の味を保つて調理すること
が出来、肉厚の部材で形成しているので、蓄熱作
用が大きく、油の温度を長期に適温に保つことが
出来、更に仕切板２及び排出口５，６の上縁は排
出口５，６の先端にいくに従い容器本体１の上縁
より高く成型しているため、区室３及び４の油は
それぞれ相手側区室に入る恐れがない等の効果を
有するものである。
有するから、両者の使用した油を夫々について処
理することが出来、又両者の匂が互いに影響する
こともなく純粋に夫々の味を保つて調理すること
が出来、肉厚の部材で形成しているので、蓄熱作
用が大きく、油の温度を長期に適温に保つことが
出来、更に仕切板２及び排出口５，６の上縁は排
出口５，６の先端にいくに従い容器本体１の上縁
より高く成型しているため、区室３及び４の油は
それぞれ相手側区室に入る恐れがない等の効果を
有するものである。
又揚げられた物品の油の切れがよくなると共
に、物品も傾斜を有する受部９に載置されるもの
であるから、外側には脱落する恐れはなく、安全
に置いておけるものである。
に、物品も傾斜を有する受部９に載置されるもの
であるから、外側には脱落する恐れはなく、安全
に置いておけるものである。
尚、水炊き料理の場合等にも略同様の使用方法
が出来るものであり、異種の物品を料理するばか
りでなく、同種の料理の二人用、例えば、味の好
みに違いがあれば、異つた味で同時に調理する場
合等にも使用出来るものである。
が出来るものであり、異種の物品を料理するばか
りでなく、同種の料理の二人用、例えば、味の好
みに違いがあれば、異つた味で同時に調理する場
合等にも使用出来るものである。
実施例
次に図面に基づいて、本考案の実施例について
説明する。
説明する。
肉厚の部材（鋳鋼、鋳鉄あるいは鉄板等）で形
成した容器本体１をやや肉厚で且つ上方にいくに
したがい薄くなる勾配を有する仕切板２によつて
２等分し、該仕切板２の上縁と、容器本体１の開
口部の上縁とが交わる位置の一方側に前記仕切板
２で区分された区室３，４の夫々の排出口５，６
を形成し、上記仕切板２及び排出口５，６の上縁
は排出口５，６の先端にいくに従い容器本体１の
上縁より高く成型し、容器本体１の上縁の両側に
把持部７，７を設け、その残りの上縁に内側にい
くにしたがつて深くなる傾斜をつけた溝８，８を
設け、且つ上端面にも傾斜をつけた受部９を外側
に突出させて形成させてなるものである。
成した容器本体１をやや肉厚で且つ上方にいくに
したがい薄くなる勾配を有する仕切板２によつて
２等分し、該仕切板２の上縁と、容器本体１の開
口部の上縁とが交わる位置の一方側に前記仕切板
２で区分された区室３，４の夫々の排出口５，６
を形成し、上記仕切板２及び排出口５，６の上縁
は排出口５，６の先端にいくに従い容器本体１の
上縁より高く成型し、容器本体１の上縁の両側に
把持部７，７を設け、その残りの上縁に内側にい
くにしたがつて深くなる傾斜をつけた溝８，８を
設け、且つ上端面にも傾斜をつけた受部９を外側
に突出させて形成させてなるものである。
このように形成することによつて、揚げられた
物品の油や水炊きされた物品の水の切れがよくな
ると共に、物品も外側が高い傾斜をした受部９に
載置されるものであるから、外に滑り落る恐れは
なく、安全に置いておけるものである。
物品の油や水炊きされた物品の水の切れがよくな
ると共に、物品も外側が高い傾斜をした受部９に
載置されるものであるから、外に滑り落る恐れは
なく、安全に置いておけるものである。
考案の効果
本考案は以上のような構成であるから、２種類
の物品を互いに影響されることなく揚げたり、水
炊きしたりすることが出来、又二人用、例えば、
味の好みに応じて、それぞれの料理をするのに使
用することも出来、又油やお湯または煮汁の汚れ
の相違についても夫々の排出口があるため、適正
な処理が出来、したがつて、夫々の物品の純粋な
味を保つて調理が可能となり、更に仕切板及び排
出口の上縁は排出口の先端にいくに従い容器本体
の上縁より高く成型しているため、両区室の油や
お湯または煮汁はそれぞれ相手側区室に入る恐れ
がなく、又出来上がつた物品の油や水の切れがよ
くなると共に、物品は外側が高い傾斜をした受部
に載置されるものであるから、また外に滑り落る
恐れはなく、安全に置いておけ、更に又、肉厚の
部材で構成されているため、保温率が大きく、油
やお湯または煮汁の適温度を長期に保持出来る等
極めて実用的効果の高いものである。
の物品を互いに影響されることなく揚げたり、水
炊きしたりすることが出来、又二人用、例えば、
味の好みに応じて、それぞれの料理をするのに使
用することも出来、又油やお湯または煮汁の汚れ
の相違についても夫々の排出口があるため、適正
な処理が出来、したがつて、夫々の物品の純粋な
味を保つて調理が可能となり、更に仕切板及び排
出口の上縁は排出口の先端にいくに従い容器本体
の上縁より高く成型しているため、両区室の油や
お湯または煮汁はそれぞれ相手側区室に入る恐れ
がなく、又出来上がつた物品の油や水の切れがよ
くなると共に、物品は外側が高い傾斜をした受部
に載置されるものであるから、また外に滑り落る
恐れはなく、安全に置いておけ、更に又、肉厚の
部材で構成されているため、保温率が大きく、油
やお湯または煮汁の適温度を長期に保持出来る等
極めて実用的効果の高いものである。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図、第２
図は同正面図、第３図は同側面図、第４図は同要
部の断面図。 １……容器本体、２……仕切板、３，４……区
室、５，６……排出口、７……把持部、８……
溝、９……受部。
図は同正面図、第３図は同側面図、第４図は同要
部の断面図。 １……容器本体、２……仕切板、３，４……区
室、５，６……排出口、７……把持部、８……
溝、９……受部。
Claims (1)
- 肉厚の部材で形成した容器本体１の内部をやや
肉厚で且つ勾配を有する仕切板２によつて２等分
し、仕切板２と容器本体１との上縁とが交わる位
置の一方側に前記仕切板２で区分された区室３，
４の夫々の排出口５，６を形成し、上記仕切板２
及び排出口５，６の上縁は排出口５，６の先端に
いくに従い容器本体１の上縁より高く成型し、容
器本体１の上縁両側に把持部７，７を設け、残り
の上縁に液体が夫々の区室３，４内に還流し易い
傾斜を付けた溝８・を有し、且つ、上端面にも傾
斜を付けた受部９を外側に突出させて形成したこ
とを特徴とする鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987057845U JPH0210963Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987057845U JPH0210963Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166115U JPS63166115U (ja) | 1988-10-28 |
| JPH0210963Y2 true JPH0210963Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=30887911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987057845U Expired JPH0210963Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210963Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4648130B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-03-09 | 潔 武井 | 天ぷら鍋並びに天ぷら鍋の構成部材 |
| JP2011177536A (ja) * | 2011-05-14 | 2011-09-15 | Shogo Tsuchida | 搾り、乾燥皿付き鍋 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035956U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 | ||
| JPS5044929U (ja) * | 1973-08-24 | 1975-05-07 |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP1987057845U patent/JPH0210963Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035956U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 | ||
| JPS5044929U (ja) * | 1973-08-24 | 1975-05-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166115U (ja) | 1988-10-28 |
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