JPH11129958A - 自動二輪車の電装品取付構造 - Google Patents
自動二輪車の電装品取付構造Info
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- JPH11129958A JPH11129958A JP9301190A JP30119097A JPH11129958A JP H11129958 A JPH11129958 A JP H11129958A JP 9301190 A JP9301190 A JP 9301190A JP 30119097 A JP30119097 A JP 30119097A JP H11129958 A JPH11129958 A JP H11129958A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外観を損なうことなく、電装品の冷却を可能と
した自動二輪車の電装品取付構造を提供するにある。 【解決手段】電装品18をエンジンカバー17内に配置
すると共に、このエンジンカバー17の電装品18前後
に走行風の取入口21および排風口22を設けたもので
ある。
した自動二輪車の電装品取付構造を提供するにある。 【解決手段】電装品18をエンジンカバー17内に配置
すると共に、このエンジンカバー17の電装品18前後
に走行風の取入口21および排風口22を設けたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の電装
品取付構造に関する。
品取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動二輪車にはエンジンや計器類
を電子制御するものがあり、種々の電装品を必要として
いる。電装品の一部は、自動二輪車の外観を損なわない
様、車体内部の目立たない場所に取付けられているのが
一般的である。
を電子制御するものがあり、種々の電装品を必要として
いる。電装品の一部は、自動二輪車の外観を損なわない
様、車体内部の目立たない場所に取付けられているのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車体内
部の目立たない場所は風通しが悪いのが普通で、このよ
うな場所に例えばレクティファイヤ(整流器)のような
発熱する電装品を配置すると電装品本体の温度が上昇し
て十分にその機能を発揮できなくなる虞がある。
部の目立たない場所は風通しが悪いのが普通で、このよ
うな場所に例えばレクティファイヤ(整流器)のような
発熱する電装品を配置すると電装品本体の温度が上昇し
て十分にその機能を発揮できなくなる虞がある。
【0004】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、外観を損なうことなく、電装品の冷却を可能と
した自動二輪車の電装品取付構造を提供することを目的
とする。
もので、外観を損なうことなく、電装品の冷却を可能と
した自動二輪車の電装品取付構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の電装品取付構造は、上述した課題を解決するために、
請求項1に記載したように、電装品をエンジンカバー内
に配置すると共に、このエンジンカバーの上記電装品前
後に走行風の取入口および排風口を設けたものである。
の電装品取付構造は、上述した課題を解決するために、
請求項1に記載したように、電装品をエンジンカバー内
に配置すると共に、このエンジンカバーの上記電装品前
後に走行風の取入口および排風口を設けたものである。
【0006】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記エンジンカバーをミッシ
ョンの動力取り出し歯車を外側から覆うドライブギヤカ
バーとしたものである。
求項2に記載したように、上記エンジンカバーをミッシ
ョンの動力取り出し歯車を外側から覆うドライブギヤカ
バーとしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0008】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。図1に示すように、この自
動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車体フレーム
2の前方下部にエンジン3が搭載される。また、エンジ
ン3の上方には燃料タンク4が配置され、この燃料タン
ク4の後方には運転シート5が設けられる。
一例を示す左側面図である。図1に示すように、この自
動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車体フレーム
2の前方下部にエンジン3が搭載される。また、エンジ
ン3の上方には燃料タンク4が配置され、この燃料タン
ク4の後方には運転シート5が設けられる。
【0009】車体フレーム2の前方にはヘッドパイプ6
が設けられ、このヘッドパイプ6にステアリング機構7
が設けられる。このステアリング機構7は、前輪8を回
動自在に支持するフロントフォーク9やハンドルバー1
0、ヘッドランプ11、フロントフェンダ12等から構
成され、ハンドルバー10により前輪8が左右に回動自
在に操舵される。
が設けられ、このヘッドパイプ6にステアリング機構7
が設けられる。このステアリング機構7は、前輪8を回
動自在に支持するフロントフォーク9やハンドルバー1
0、ヘッドランプ11、フロントフェンダ12等から構
成され、ハンドルバー10により前輪8が左右に回動自
在に操舵される。
【0010】一方、車体フレーム2の後部にはスイング
アームを兼ねたドライブシャフトユニット13がスイン
グ自在に枢着され、このドライブシャフトユニット13
の後端に後輪14が回動自在に支持される。
アームを兼ねたドライブシャフトユニット13がスイン
グ自在に枢着され、このドライブシャフトユニット13
の後端に後輪14が回動自在に支持される。
【0011】図2は、車体中央部の拡大左側面図であ
る。図1および図2に示すように、本実施形態に示す自
動二輪車1に搭載されたエンジン3は、クランクケース
15の上部前側に前後一対のシリンダアッセンブリ16
を側面視V字型に配置したV型二気筒エンジンである。
また、クランクケース15内の後ろ半分には図示しない
ミッション室が形成され、このミッション室の左側面に
図示しない動力取り出し歯車(ドライブギヤ)が設けら
れる。そして、この動力取り出し歯車が外側からエンジ
ンカバーの一つを構成するドライブギヤカバー17によ
って覆われる。
る。図1および図2に示すように、本実施形態に示す自
動二輪車1に搭載されたエンジン3は、クランクケース
15の上部前側に前後一対のシリンダアッセンブリ16
を側面視V字型に配置したV型二気筒エンジンである。
また、クランクケース15内の後ろ半分には図示しない
ミッション室が形成され、このミッション室の左側面に
図示しない動力取り出し歯車(ドライブギヤ)が設けら
れる。そして、この動力取り出し歯車が外側からエンジ
ンカバーの一つを構成するドライブギヤカバー17によ
って覆われる。
【0012】図3は、このドライブギヤカバー17を左
斜め前方から眺めた斜視図である。また、図4はドライ
ブギヤカバー17を正面から見た図3のIV矢視図、そ
して図5は図2のV−V線に沿う断面図である。
斜め前方から眺めた斜視図である。また、図4はドライ
ブギヤカバー17を正面から見た図3のIV矢視図、そ
して図5は図2のV−V線に沿う断面図である。
【0013】図2〜図4に示すように、ドライブギヤカ
バー17の内側には発熱量の多い電装品であるレクティ
ファイヤ18(整流器)が配置される。ドライブギヤカ
バー17の内側には取付ボス19が一体に形成され、こ
のボス19にレクティファイヤ18が例えばボルト20
で固定される。
バー17の内側には発熱量の多い電装品であるレクティ
ファイヤ18(整流器)が配置される。ドライブギヤカ
バー17の内側には取付ボス19が一体に形成され、こ
のボス19にレクティファイヤ18が例えばボルト20
で固定される。
【0014】ドライブギヤカバー17のレクティファイ
ヤ18前方には走行風をドライブギヤカバー17内に導
入する取入口21が、また、ドライブギヤカバー17の
レクティファイヤ18後方にはドライブギヤカバー17
内に導入された走行風を排風する排風口22がそれぞれ
形成される。
ヤ18前方には走行風をドライブギヤカバー17内に導
入する取入口21が、また、ドライブギヤカバー17の
レクティファイヤ18後方にはドライブギヤカバー17
内に導入された走行風を排風する排風口22がそれぞれ
形成される。
【0015】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0016】電装品であるレクティファイヤ18をエン
ジンカバーの一つを構成するドライブギヤカバー17内
に配置したことにより、自動二輪車1全体の外観を損な
うことがない。そして、ドライブギヤカバー17のレク
ティファイヤ18前後に走行風の取入口21および排風
口22を設けることにより、ドライブギヤカバー17内
に走行風が導かれ、レクティファイヤ18を十分に冷却
すると共に、レクティファイヤ18を冷却した走行風は
排風口22より速やかに排風される。
ジンカバーの一つを構成するドライブギヤカバー17内
に配置したことにより、自動二輪車1全体の外観を損な
うことがない。そして、ドライブギヤカバー17のレク
ティファイヤ18前後に走行風の取入口21および排風
口22を設けることにより、ドライブギヤカバー17内
に走行風が導かれ、レクティファイヤ18を十分に冷却
すると共に、レクティファイヤ18を冷却した走行風は
排風口22より速やかに排風される。
【0017】さらに、これら走行風の取入口21および
排風口22はエンジンカバー造形上のアクセントとな
り、自動二輪車1全体の外観を向上させる。
排風口22はエンジンカバー造形上のアクセントとな
り、自動二輪車1全体の外観を向上させる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の電装品取付構造によれば、電装品をエンジンカ
バー、例えばミッションの動力取り出し歯車を外側から
覆うドライブギヤカバー内に配置すると共に、このエン
ジンカバーの上記電装品前後に走行風の取入口および排
風口を設けたため、自動二輪車全体の外観を損なうこと
なく電装品の冷却を行うことができる。
二輪車の電装品取付構造によれば、電装品をエンジンカ
バー、例えばミッションの動力取り出し歯車を外側から
覆うドライブギヤカバー内に配置すると共に、このエン
ジンカバーの上記電装品前後に走行風の取入口および排
風口を設けたため、自動二輪車全体の外観を損なうこと
なく電装品の冷却を行うことができる。
【図1】本発明に係る自動二輪車の電装品取付構造の一
実施例を示す自動二輪車の左側面図図。
実施例を示す自動二輪車の左側面図図。
【図2】車体中央部の拡大左側面図。
【図3】ドライブギヤカバーを左斜め前方から眺めた斜
視図。
視図。
【図4】ドライブギヤカバーを正面から見た図3のIV
矢視図。
矢視図。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図。
1 自動二輪車 3 エンジン 18 レクティファイヤ(電装品) 17 ドライブギヤカバー(エンジンカバー) 21 走行風の取入口 22 走行風の排風口
Claims (2)
- 【請求項1】 電装品18をエンジンカバー17内に配
置すると共に、このエンジンカバー17の上記電装品1
8前後に走行風の取入口21および排風口22を設けた
ことを特徴とする自動二輪車の電装品取付構造。 - 【請求項2】 上記エンジンカバー17をミッションの
動力取り出し歯車を外側から覆うドライブギヤカバーと
した請求項1記載の自動二輪車の電装品取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30119097A JP3552498B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動二輪車の電装品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30119097A JP3552498B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動二輪車の電装品取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129958A true JPH11129958A (ja) | 1999-05-18 |
JP3552498B2 JP3552498B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=17893867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30119097A Expired - Fee Related JP3552498B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動二輪車の電装品取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3552498B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241803A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2010042737A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の後部構造 |
EP1561925A3 (en) * | 2004-02-06 | 2011-08-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Arrangement of electrical devices on a motorcycle |
US8091673B2 (en) | 2005-05-11 | 2012-01-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddle type vehicle |
JP2017061201A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5147612B2 (ja) | 2008-09-11 | 2013-02-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のレギュレータ冷却構造 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30119097A patent/JP3552498B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP1561925A3 (en) * | 2004-02-06 | 2011-08-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Arrangement of electrical devices on a motorcycle |
US8091673B2 (en) | 2005-05-11 | 2012-01-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddle type vehicle |
JP2009241803A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2010042737A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の後部構造 |
JP2017061201A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
EP3150480A1 (en) | 2015-09-24 | 2017-04-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
US10023044B2 (en) | 2015-09-24 | 2018-07-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3552498B2 (ja) | 2004-08-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040216 |
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