JPH11129852A - 車両用エアバッグ装置のリッド構造 - Google Patents
車両用エアバッグ装置のリッド構造Info
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- JPH11129852A JPH11129852A JP9298833A JP29883397A JPH11129852A JP H11129852 A JPH11129852 A JP H11129852A JP 9298833 A JP9298833 A JP 9298833A JP 29883397 A JP29883397 A JP 29883397A JP H11129852 A JPH11129852 A JP H11129852A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インストルメントパネルの芯材に取付けられ
ているインナーリッドがエアバッグの膨出力を受けて展
開するとき、インストルメントパネルの芯材に連結支持
されるインナーリッドが、そのインストルメントパネル
の芯材より離脱することがない構成とすること。 【解決手段】 インナーリッド16がエアバッグの膨出
力を受けることにより上記薄肉ヒンジ19を境として展
開されるときの上記薄肉ヒンジ19が当接される上記開
口部辺縁27を、その辺縁の厚さ方向に湾曲する曲面に
形成した。
ているインナーリッドがエアバッグの膨出力を受けて展
開するとき、インストルメントパネルの芯材に連結支持
されるインナーリッドが、そのインストルメントパネル
の芯材より離脱することがない構成とすること。 【解決手段】 インナーリッド16がエアバッグの膨出
力を受けることにより上記薄肉ヒンジ19を境として展
開されるときの上記薄肉ヒンジ19が当接される上記開
口部辺縁27を、その辺縁の厚さ方向に湾曲する曲面に
形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のインストル
メントパネル内の助手席側に設備される車両用エアバッ
グ装置におけるエアバッグリッド構造であって、特にエ
アバッグリッドがインストルメントパネルの内側に設け
る構造の車両用エアバッグ装置のリッド構造に関するも
のである。
メントパネル内の助手席側に設備される車両用エアバッ
グ装置におけるエアバッグリッド構造であって、特にエ
アバッグリッドがインストルメントパネルの内側に設け
る構造の車両用エアバッグ装置のリッド構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両用インストルメントパネル内の特に
助手席側に設備されるエアバッグ装置の従来のリッド構
造としては、多種多様のものがあり、例えば図9で示す
ように、インストルメントパネル1に、エアバッグ膨出
用開口部2を形成し、このエアバッグ膨出用開口部2に
は、別部材で形成されていて、その開口部を常時閉塞す
るためのエアバッグリッド3を被着せしめる構造のもの
が知られていた。
助手席側に設備されるエアバッグ装置の従来のリッド構
造としては、多種多様のものがあり、例えば図9で示す
ように、インストルメントパネル1に、エアバッグ膨出
用開口部2を形成し、このエアバッグ膨出用開口部2に
は、別部材で形成されていて、その開口部を常時閉塞す
るためのエアバッグリッド3を被着せしめる構造のもの
が知られていた。
【0003】ところが、このように、インストルメント
パネル1に設けたエアバッグ膨出用開口部2に、別部材
であるエアバッグリッド3を被着せしめる構成にあって
は、そのインストルメントパネル1の構成材質と、エア
バッグ3の構成材質が異るために、それらの材質の違い
による線膨張係数の差により、特に夏期等において強力
な太陽熱を受けることで、インストルメントパネル1と
エアバッグリッド3との間で変形差を生じ、これが原因
でインストルメントパネル1の開口部2内周縁と、エア
バッグリッド3の外周縁との間で隙間が発生し、あるい
はインストルメントパネル1及びエアバッグリッド3の
表面に凹凸が生じて、インストルメントパネル表面の美
観が損なわれるという不具合があった。
パネル1に設けたエアバッグ膨出用開口部2に、別部材
であるエアバッグリッド3を被着せしめる構成にあって
は、そのインストルメントパネル1の構成材質と、エア
バッグ3の構成材質が異るために、それらの材質の違い
による線膨張係数の差により、特に夏期等において強力
な太陽熱を受けることで、インストルメントパネル1と
エアバッグリッド3との間で変形差を生じ、これが原因
でインストルメントパネル1の開口部2内周縁と、エア
バッグリッド3の外周縁との間で隙間が発生し、あるい
はインストルメントパネル1及びエアバッグリッド3の
表面に凹凸が生じて、インストルメントパネル表面の美
観が損なわれるという不具合があった。
【0004】そこで上記不具合を解消するためにインナ
ーリッド構造が開発されている。このインナーリッド構
造は、例えば図10で示すように、インストルメントパ
ネル芯材4と、表皮5と、その芯材4と表皮との間に発
泡層6を一体形成してなるインストルメントパネル7の
上記芯材4の一部にエアバッグ膨出用の開口部8を設
け、そしてこの開口部8を常時閉塞するリッド部材9の
端縁を、取付ねじ10を用いて開口部8の辺縁に固定す
る構造となっている。
ーリッド構造が開発されている。このインナーリッド構
造は、例えば図10で示すように、インストルメントパ
ネル芯材4と、表皮5と、その芯材4と表皮との間に発
泡層6を一体形成してなるインストルメントパネル7の
上記芯材4の一部にエアバッグ膨出用の開口部8を設
け、そしてこの開口部8を常時閉塞するリッド部材9の
端縁を、取付ねじ10を用いて開口部8の辺縁に固定す
る構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
インナーリッド構造においても、インストルメントパネ
ル7の材質と、リッド部材7の材質が異るために線膨張
係数の相違による歪みが生じて、インストルメントパネ
ルの表面で“ベコ付き”が生じるという不具合があっ
た。また従来のインナーリッド構造においてはエアバッ
グの膨出力を受けたインナーリッドが、そのエアバッグ
の膨出力で展開するとき、そのインナーリッドの展開ヒ
ンジ部が時には折損、切断されること等が生じて、エア
バッグの膨張と共に、インナーリッドがインストルメン
トパネルの芯材より離脱し、時には飛散されるようなこ
ともあった。
インナーリッド構造においても、インストルメントパネ
ル7の材質と、リッド部材7の材質が異るために線膨張
係数の相違による歪みが生じて、インストルメントパネ
ルの表面で“ベコ付き”が生じるという不具合があっ
た。また従来のインナーリッド構造においてはエアバッ
グの膨出力を受けたインナーリッドが、そのエアバッグ
の膨出力で展開するとき、そのインナーリッドの展開ヒ
ンジ部が時には折損、切断されること等が生じて、エア
バッグの膨張と共に、インナーリッドがインストルメン
トパネルの芯材より離脱し、時には飛散されるようなこ
ともあった。
【0006】本発明は、かかる従来のインナーリッド構
造における問題点に着目してなされたもので、インスト
ルメントパネルの芯材に取付けられているインナーリッ
ドがエアバッグの膨出力を受けて展開するとき、インス
トルメントパネルの芯材に連結支持されるインナーリッ
ドが、そのインストルメントパネルの芯材より離脱する
ことがない構成とすることを第1の目的とする。
造における問題点に着目してなされたもので、インスト
ルメントパネルの芯材に取付けられているインナーリッ
ドがエアバッグの膨出力を受けて展開するとき、インス
トルメントパネルの芯材に連結支持されるインナーリッ
ドが、そのインストルメントパネルの芯材より離脱する
ことがない構成とすることを第1の目的とする。
【0007】また本発明では、インストルメントパネル
の特に芯材と、インナーリッドとの間で、線膨張係数の
相違による歪みが生じても、その歪みを有効に吸収し得
る構成となして、インストルメントパネル表面における
“ベコ付き”等を不具合の発生を未然に防止することを
第2の目的とする。
の特に芯材と、インナーリッドとの間で、線膨張係数の
相違による歪みが生じても、その歪みを有効に吸収し得
る構成となして、インストルメントパネル表面における
“ベコ付き”等を不具合の発生を未然に防止することを
第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1では、エアバッグ膨出用の開口部を設
けてなるインストルメントパネル芯材と、該インストル
メントパネル芯材の上に発泡層を、さらにこの発泡層の
上に表皮を層成してなるインストルメントパネルの上記
開口部辺縁部に、薄肉ヒンジを介して固定されるインナ
ーリッドを有するエアバッグリッド構造において、上記
インナーリッドがエアバッグの膨出力を受けることによ
り上記薄肉ヒンジを境として展開されるときの上記薄肉
ヒンジが当接される上記開口部辺縁を、その辺縁の厚さ
方向に湾曲する曲面に形成した車両用エアバッグ装置の
リッド構造であることを特徴としている。
るために請求項1では、エアバッグ膨出用の開口部を設
けてなるインストルメントパネル芯材と、該インストル
メントパネル芯材の上に発泡層を、さらにこの発泡層の
上に表皮を層成してなるインストルメントパネルの上記
開口部辺縁部に、薄肉ヒンジを介して固定されるインナ
ーリッドを有するエアバッグリッド構造において、上記
インナーリッドがエアバッグの膨出力を受けることによ
り上記薄肉ヒンジを境として展開されるときの上記薄肉
ヒンジが当接される上記開口部辺縁を、その辺縁の厚さ
方向に湾曲する曲面に形成した車両用エアバッグ装置の
リッド構造であることを特徴としている。
【0009】また請求項2では上記第1の目的を達成す
るために、エアバッグ膨出用の開口部を設けてなるイン
ストルメント芯材と、該インストルメント芯材の上に発
泡層を、さらにこの発泡層の上に表皮を層成してなるイ
ンストルメントパネルの上記開口部辺縁部に、薄肉ヒン
ジを介して固定されるインナーリッドを有するエアバッ
グリッド構造において、上記開口部に接近してインナー
リッドがエアバッグの膨出力を受けることにより上記薄
肉ヒンジを境として展開されるときの上記薄肉ヒンジが
当接されるブラケットを、上記開口部に近設し、さらに
該ブラケットはインナーリッドの展開方向に沿って湾曲
する曲面に形成した車両用エアバッグ装置のリッド構造
であることを特徴としている。
るために、エアバッグ膨出用の開口部を設けてなるイン
ストルメント芯材と、該インストルメント芯材の上に発
泡層を、さらにこの発泡層の上に表皮を層成してなるイ
ンストルメントパネルの上記開口部辺縁部に、薄肉ヒン
ジを介して固定されるインナーリッドを有するエアバッ
グリッド構造において、上記開口部に接近してインナー
リッドがエアバッグの膨出力を受けることにより上記薄
肉ヒンジを境として展開されるときの上記薄肉ヒンジが
当接されるブラケットを、上記開口部に近設し、さらに
該ブラケットはインナーリッドの展開方向に沿って湾曲
する曲面に形成した車両用エアバッグ装置のリッド構造
であることを特徴としている。
【0010】また上記第2の目的を達成するために、請
求項3では、請求項1及び請求項2に加えて、インナー
リッドに熱変形による歪みを吸収せしめるための断面U
字形の変形吸収部を設けた車両用エアバッグ装置のリッ
ド構造であることを特徴としている。
求項3では、請求項1及び請求項2に加えて、インナー
リッドに熱変形による歪みを吸収せしめるための断面U
字形の変形吸収部を設けた車両用エアバッグ装置のリッ
ド構造であることを特徴としている。
【0011】また請求項4では、請求項3に加えて、断
面U字形の変形吸収部内に、インナーリッドの厚さ方向
への変形を規制せしめるためのリブ部材を一体形成せし
めた車両用エアバッグ装置のリッド構造であることを特
徴としている。
面U字形の変形吸収部内に、インナーリッドの厚さ方向
への変形を規制せしめるためのリブ部材を一体形成せし
めた車両用エアバッグ装置のリッド構造であることを特
徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
態に基いて詳細に説明する。
【0013】図1及び図2において、11は自動車の車
室内に設備されるインストルメントパネルであって、こ
のインストルメントパネル11は、例えばPP等で形成
される樹脂製の芯材12と、この芯材12の上面に一体
形成される発泡層13と、この発泡層13の上面に一体
層成される表皮14の三層構成となっている。
室内に設備されるインストルメントパネルであって、こ
のインストルメントパネル11は、例えばPP等で形成
される樹脂製の芯材12と、この芯材12の上面に一体
形成される発泡層13と、この発泡層13の上面に一体
層成される表皮14の三層構成となっている。
【0014】上記芯材12の一部には、エアバッグ膨出
用の開口部15が穿設されているが、この開口部15に
はエアバッグ装置のインナーリッド16が被着位置され
ている。このインナーリッド16は、例えばTPO等の
熱可塑性樹脂により形成される樹脂製であり、その構成
は図3で示すように、略平面かつ方形であるリッド本体
部17と、そのリッド本体部の中央にH字形状に形成さ
れている細溝の開裂部18と、リッド本体部17の周縁
に形成されている薄肉のヒンジ部19と、さらに上記ヒ
ンジ部19の辺縁に沿って形成される断面略U字形状の
変形吸収部20と、さらにこの変形吸収部20の外側縁
に沿って一体形成される鍔部21とからなっている。
用の開口部15が穿設されているが、この開口部15に
はエアバッグ装置のインナーリッド16が被着位置され
ている。このインナーリッド16は、例えばTPO等の
熱可塑性樹脂により形成される樹脂製であり、その構成
は図3で示すように、略平面かつ方形であるリッド本体
部17と、そのリッド本体部の中央にH字形状に形成さ
れている細溝の開裂部18と、リッド本体部17の周縁
に形成されている薄肉のヒンジ部19と、さらに上記ヒ
ンジ部19の辺縁に沿って形成される断面略U字形状の
変形吸収部20と、さらにこの変形吸収部20の外側縁
に沿って一体形成される鍔部21とからなっている。
【0015】上記変形吸収部20の内部には、そのU字
形状の溝側壁間に跨がって一体形成されるリブ22が、
その溝方向に沿って一定間隔で配設されているが、これ
らのリブ22の中央縦方向には、例えば図4の(イ)、
(ロ)、(ハ)で示すように、スリット23又は薄肉脆
弱部24が形成されていて、これらのリブ22は、変形
吸収部20であるU溝の溝幅方向の変位、つまりリッド
本体部17の熱変形は有効に吸収し得るものであり、ま
たリッド本体部17の板厚方向の変位に対しては、その
変位を抑制する作用を持たせている。
形状の溝側壁間に跨がって一体形成されるリブ22が、
その溝方向に沿って一定間隔で配設されているが、これ
らのリブ22の中央縦方向には、例えば図4の(イ)、
(ロ)、(ハ)で示すように、スリット23又は薄肉脆
弱部24が形成されていて、これらのリブ22は、変形
吸収部20であるU溝の溝幅方向の変位、つまりリッド
本体部17の熱変形は有効に吸収し得るものであり、ま
たリッド本体部17の板厚方向の変位に対しては、その
変位を抑制する作用を持たせている。
【0016】また上記の鍔部21には、インナーリッド
16を、上記芯材12にねじ着せしめるための取付ねじ
挿通孔25が穿設されている。
16を、上記芯材12にねじ着せしめるための取付ねじ
挿通孔25が穿設されている。
【0017】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について説明すると、上記インナーリッド16は、芯材
12に形成されているエアバッグ膨出用の開口部15を
閉塞するように位置され、そのインナーリッド16の周
縁部が取付用ボルト26とナット261との締結力で、
芯材12に固定されている。
について説明すると、上記インナーリッド16は、芯材
12に形成されているエアバッグ膨出用の開口部15を
閉塞するように位置され、そのインナーリッド16の周
縁部が取付用ボルト26とナット261との締結力で、
芯材12に固定されている。
【0018】また上記芯材12に設けられている開口部
15の辺縁27は、リッド本体部17の開裂時におい
て、その薄肉ヒンジ19が当接される当接縁であり、こ
の当接縁(開口部辺縁)には、薄肉ヒンジ19の損傷を
防止するための湾曲面つまり板厚方向に沿って湾曲する
湾曲面に形成されている。
15の辺縁27は、リッド本体部17の開裂時におい
て、その薄肉ヒンジ19が当接される当接縁であり、こ
の当接縁(開口部辺縁)には、薄肉ヒンジ19の損傷を
防止するための湾曲面つまり板厚方向に沿って湾曲する
湾曲面に形成されている。
【0019】このような構成のリッド構造において、不
図示のエアバッグ装置の働きによりエアバッグ(図示せ
ず)が膨張し、このエアバッグの膨張力を受けたリッド
本体部17は、開裂部18に沿って破断開裂し、さらに
このリッド本体部17の開裂力は、発泡層13及び表皮
14を開裂し、その結果エアバッグがインストルメント
パネル11の外方すなわち搭乗者方向へ膨出されるもの
である。
図示のエアバッグ装置の働きによりエアバッグ(図示せ
ず)が膨張し、このエアバッグの膨張力を受けたリッド
本体部17は、開裂部18に沿って破断開裂し、さらに
このリッド本体部17の開裂力は、発泡層13及び表皮
14を開裂し、その結果エアバッグがインストルメント
パネル11の外方すなわち搭乗者方向へ膨出されるもの
である。
【0020】このようにリッド本体部17の開裂時にお
いては、そのインナーリッド16のリッド本体部17が
薄肉ヒンジ19を境にしてインストルメントパネル11
の外方へ開放されるとき、その薄肉ヒンジ19の表面が
芯材12に形成されている開口部15の辺縁27に衝撃
的に当接するが、この実施形態では、その辺縁27が湾
曲面(アール)に形成されているために辺縁27にリッ
ド本体部17の薄肉ヒンジ19が衝撃的に当接されて
も、その薄肉ヒンジ19の表面が芯材の開口部辺縁で損
傷を受けることがなく、従ってリッド本体部17が薄肉
ヒンジ19を境に破断されるような不具合が未然に防止
できる。
いては、そのインナーリッド16のリッド本体部17が
薄肉ヒンジ19を境にしてインストルメントパネル11
の外方へ開放されるとき、その薄肉ヒンジ19の表面が
芯材12に形成されている開口部15の辺縁27に衝撃
的に当接するが、この実施形態では、その辺縁27が湾
曲面(アール)に形成されているために辺縁27にリッ
ド本体部17の薄肉ヒンジ19が衝撃的に当接されて
も、その薄肉ヒンジ19の表面が芯材の開口部辺縁で損
傷を受けることがなく、従ってリッド本体部17が薄肉
ヒンジ19を境に破断されるような不具合が未然に防止
できる。
【0021】また上記インナーリッド16には、そのリ
ッド本体部17の周縁部に変形吸収部20が形成されて
いるために、この変形吸収部20により、芯材12とイ
ンナーリッド16とによる熱変形を有効に吸収すること
ができ、これによりインストルメントパネルの外観を損
なうことがない。特に本実施形態にあっては、U字状溝
の変形吸収部20内に複数のリブ22を一体形成してい
ることから、これらリブ22の作用によりリッド本体部
17の板面と平行方向の変位を有効に吸収することがで
き、またリッド本体部17の板厚方向の変位は有効に規
制することができるので、インナーリッド16及びイン
ストルメントパネル11の熱変形に対して吸収性が良
く、またリッド本体部17の板厚方向の外力つまりイン
ストルメントパネル11における開口部15上側からの
押圧力に対しての強度が高められ、従ってインストルメ
ントパネル11上からの“ベコ付き”が有効に回避され
るという特長がある。
ッド本体部17の周縁部に変形吸収部20が形成されて
いるために、この変形吸収部20により、芯材12とイ
ンナーリッド16とによる熱変形を有効に吸収すること
ができ、これによりインストルメントパネルの外観を損
なうことがない。特に本実施形態にあっては、U字状溝
の変形吸収部20内に複数のリブ22を一体形成してい
ることから、これらリブ22の作用によりリッド本体部
17の板面と平行方向の変位を有効に吸収することがで
き、またリッド本体部17の板厚方向の変位は有効に規
制することができるので、インナーリッド16及びイン
ストルメントパネル11の熱変形に対して吸収性が良
く、またリッド本体部17の板厚方向の外力つまりイン
ストルメントパネル11における開口部15上側からの
押圧力に対しての強度が高められ、従ってインストルメ
ントパネル11上からの“ベコ付き”が有効に回避され
るという特長がある。
【0022】図5乃至図7は、本発明の第2の実施形態
を示すものであって、この実施形態では、芯材12に設
けられている開口部15口縁の棚部121にインナーリ
ッド16の辺縁を当接すると共に、そのインナーリッド
の辺縁上面には、上記芯材12の棚部121と協働して
インナーリッド16を挟持する断面、J字状の例えば金
属製又は樹脂製のブラケット28を当てがい、さらにこ
のブラケット28に穿設した取付孔、及びインナーリッ
ド16に穿設した長孔29並に芯材12の取付孔30に
取付用ボルト26を挿通してそれにナット261を螺着
してねじ締結を行なったものである。さらにこの実施形
態にあっては、インナーリッド16の展開時に、そのイ
ンナーリッド16に設けられている薄肉ヒンジ19面が
当接されるブラケット辺縁部を、そのインナーリッド1
6の展開方向に湾曲する湾曲面31に形成しているもの
である。またインナーリッド16の板面と平行方向の変
位置を容易ならしめるために、そのインナーリッド16
の端縁と芯材12に設けた棚部121との間に隙間32
を保たせており、さらにこの隙間が発泡層13により埋
らないようにするために、隙間保持のためのシールテー
プ33が貼着されている。
を示すものであって、この実施形態では、芯材12に設
けられている開口部15口縁の棚部121にインナーリ
ッド16の辺縁を当接すると共に、そのインナーリッド
の辺縁上面には、上記芯材12の棚部121と協働して
インナーリッド16を挟持する断面、J字状の例えば金
属製又は樹脂製のブラケット28を当てがい、さらにこ
のブラケット28に穿設した取付孔、及びインナーリッ
ド16に穿設した長孔29並に芯材12の取付孔30に
取付用ボルト26を挿通してそれにナット261を螺着
してねじ締結を行なったものである。さらにこの実施形
態にあっては、インナーリッド16の展開時に、そのイ
ンナーリッド16に設けられている薄肉ヒンジ19面が
当接されるブラケット辺縁部を、そのインナーリッド1
6の展開方向に湾曲する湾曲面31に形成しているもの
である。またインナーリッド16の板面と平行方向の変
位置を容易ならしめるために、そのインナーリッド16
の端縁と芯材12に設けた棚部121との間に隙間32
を保たせており、さらにこの隙間が発泡層13により埋
らないようにするために、隙間保持のためのシールテー
プ33が貼着されている。
【0023】従ってこの実施形態にあっては、インナー
リッド16のリッド本体部17が薄肉ヒンジ19を境に
して、インストルメントパネル11の外方へ開放される
とき、その薄肉ヒンジ19の表面がブラケット28の湾
曲面31に当接案内されるために、インストルメントパ
ネルの開裂が所望の開口位置でなされると共に、そのブ
ラケット28の辺縁に衝撃的に当接される薄肉ヒンジで
あっても、そのブラケット28の辺縁が湾曲面31に形
成されているので、その薄肉ヒンジ表面が損傷されるこ
とがなく、リッド本体部の飛散等の不具合が未然に防止
できる。
リッド16のリッド本体部17が薄肉ヒンジ19を境に
して、インストルメントパネル11の外方へ開放される
とき、その薄肉ヒンジ19の表面がブラケット28の湾
曲面31に当接案内されるために、インストルメントパ
ネルの開裂が所望の開口位置でなされると共に、そのブ
ラケット28の辺縁に衝撃的に当接される薄肉ヒンジで
あっても、そのブラケット28の辺縁が湾曲面31に形
成されているので、その薄肉ヒンジ表面が損傷されるこ
とがなく、リッド本体部の飛散等の不具合が未然に防止
できる。
【0024】また上記インナーリッド16において、取
付用ボルト261を挿通するために穿設した孔は長孔2
9となしていることから、この長孔29により、インナ
ーリッド16とインストルメントパネル11とで相対的
に生じる熱変形を有効に吸収することができる。
付用ボルト261を挿通するために穿設した孔は長孔2
9となしていることから、この長孔29により、インナ
ーリッド16とインストルメントパネル11とで相対的
に生じる熱変形を有効に吸収することができる。
【0025】図6は、図5で示した取付用ボルト26に
螺着されるナット261と芯材12面との間に、芯材1
2とインナーリッド16との間での熱変形を吸収する隙
間35を確保せしめるための手段を講じたものであっ
て、図6(ロ)で示すが如き段付きボルト36とナット
34とを用いた実施形態であり、また図7では上記同様
の隙間35を確保せしめるための手段として、図7
(ロ)で示すように、ボルト37をスリーブ状スペーサ
38に挿通する実施形態である。
螺着されるナット261と芯材12面との間に、芯材1
2とインナーリッド16との間での熱変形を吸収する隙
間35を確保せしめるための手段を講じたものであっ
て、図6(ロ)で示すが如き段付きボルト36とナット
34とを用いた実施形態であり、また図7では上記同様
の隙間35を確保せしめるための手段として、図7
(ロ)で示すように、ボルト37をスリーブ状スペーサ
38に挿通する実施形態である。
【0026】従って図6及び図7に示す実施形態によっ
ても芯材12とインナーリッド16とにより生じる熱変
形を円滑に吸収させることができる。
ても芯材12とインナーリッド16とにより生じる熱変
形を円滑に吸収させることができる。
【0027】また、図5乃至図7に示した実施形態にお
いて、ブラケット28を例えば鋼板プレス品とした場合
はボルト26,37をそのブラケット28にプロジェク
ション溶接してもよい。
いて、ブラケット28を例えば鋼板プレス品とした場合
はボルト26,37をそのブラケット28にプロジェク
ション溶接してもよい。
【0028】また、図8に示す本発明のさらに他の実施
形態は、芯材12の棚部121と協動してインナーリッ
ド16を挟持するブラケットとして図5乃至図7で示し
たブラケット28と異なる他の実施形態のブラケット2
81を用いたものである。すなわち、本実施形態では、
例えば射出成形、若しくは押し出し成形等により成形さ
れた合成樹脂製、又はダイキャスト等により成形された
アルミ製の、先端部を太くして湾曲面31を成形したブ
ラケット281を用いたものである。これによれば、発
泡層13がウレタンの場合、ボイドの発生、及び発泡密
度のバラツキが少なく、しかもインストルメントパネル
としてはエッジ部がなく安全である。
形態は、芯材12の棚部121と協動してインナーリッ
ド16を挟持するブラケットとして図5乃至図7で示し
たブラケット28と異なる他の実施形態のブラケット2
81を用いたものである。すなわち、本実施形態では、
例えば射出成形、若しくは押し出し成形等により成形さ
れた合成樹脂製、又はダイキャスト等により成形された
アルミ製の、先端部を太くして湾曲面31を成形したブ
ラケット281を用いたものである。これによれば、発
泡層13がウレタンの場合、ボイドの発生、及び発泡密
度のバラツキが少なく、しかもインストルメントパネル
としてはエッジ部がなく安全である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明よりなるリッド構造
によれば、インナーリッドが、そのインナーリッドに設
けられている薄肉ヒンジを境に展開されるとき、該薄肉
ヒンジが芯材12の辺縁又はブラケット28,281に
衝撃的に当接されても、それら芯材12又はブラケット
28,281の薄肉ヒンジ当接縁は湾曲形成されている
ために、上記薄肉ヒンジが芯材辺縁又はブラケットによ
り損傷されることがなく、従ってリッドの展開動作時に
リッドの一部が破段して飛散されるという不具合を未然
に防止することができる。
によれば、インナーリッドが、そのインナーリッドに設
けられている薄肉ヒンジを境に展開されるとき、該薄肉
ヒンジが芯材12の辺縁又はブラケット28,281に
衝撃的に当接されても、それら芯材12又はブラケット
28,281の薄肉ヒンジ当接縁は湾曲形成されている
ために、上記薄肉ヒンジが芯材辺縁又はブラケットによ
り損傷されることがなく、従ってリッドの展開動作時に
リッドの一部が破段して飛散されるという不具合を未然
に防止することができる。
【0030】またインナーリッドと、インストルメント
パネルの特に芯材とで生じる熱変形による歪を有効に回
避させることができ、外観を損ねることないインストル
メントパネル及びリッドが維持できる。
パネルの特に芯材とで生じる熱変形による歪を有効に回
避させることができ、外観を損ねることないインストル
メントパネル及びリッドが維持できる。
【図1】本発明よりなるリッド構造を備えたインストル
メントパネルの斜視図。
メントパネルの斜視図。
【図2】本発明よりなるリッド構造の要部を示す図1の
II−II線断面図。
II−II線断面図。
【図3】本発明よりなるリッド構造に用いられるインナ
ーリッドの要部斜視図。
ーリッドの要部斜視図。
【図4】(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明よりなるリッ
ド構造に用いられるリブのそれぞれの実施形態を示した
斜視図。
ド構造に用いられるリブのそれぞれの実施形態を示した
斜視図。
【図5】(イ)、(ロ)は本発明よりなるリッド構造の
他の実施形態に用いられるインナーリッド及びブラケッ
トの要部斜視図並びにそのリッド構造の要部を示す図5
(イ)のV−V線断面図。
他の実施形態に用いられるインナーリッド及びブラケッ
トの要部斜視図並びにそのリッド構造の要部を示す図5
(イ)のV−V線断面図。
【図6】(イ)、(ロ)は本発明よりなるリッド構造の
さらに他の実施形態を示す要部断面図及び使用部材の斜
視図。
さらに他の実施形態を示す要部断面図及び使用部材の斜
視図。
【図7】(イ)、(ロ)は本発明よりなるリッド構造の
さらに他の実施形態を示す要部断面図及び使用部材の斜
視図。
さらに他の実施形態を示す要部断面図及び使用部材の斜
視図。
【図8】(イ)、(ロ)は本発明よりなるリッド構造の
さらに他の実施形態に用いられるインナーリッド及びブ
ラケットの要部斜視図、並びに、そのリッド構造の要部
を示す図8(イ)のVIII−VIII線断面図。
さらに他の実施形態に用いられるインナーリッド及びブ
ラケットの要部斜視図、並びに、そのリッド構造の要部
を示す図8(イ)のVIII−VIII線断面図。
【図9】従来のリッド構造の概略説明図。
【図10】従来のインナーリッド構造の概略説明図。
11…インストルメントパネル 12…芯材 13…発泡層 14…表皮 15…開口部 16…インナーリッド 17…リッド本体部 18…開裂部 19…薄肉ヒンジ 20…変形吸収部 21…鍔部 22…リブ 23…スリット 24…薄肉脆弱部 25…挿通孔 26…取付用ボルト 27…開口部辺縁 28…ブラケット 29…長孔 30…取付孔 31…湾曲面 32…隙間 33…シールテープ 34…ナット 35…隙間 36…段付きボルト 37…ボルト 38…スリーブ状スペーサ 261…ナット 281…ブラケット
Claims (4)
- 【請求項1】 エアバッグ膨出用の開口部(15)を設
けてなるインストルメント芯材(12)と、該インスト
ルメント芯材(12)の上に発泡層(13)を、さらに
この発泡層(13)の上に表皮(14)を層成してなる
インストルメントパネル(11)の上記開口部(15)
辺縁部に、薄肉ヒンジ(19)を介して固定されるイン
ナーリッド(16)を有するエアバッグリッド構造にお
いて、上記インナーリッド(16)がエアバッグの膨出
力を受けることにより上記薄肉ヒンジ(19)を境とし
て展開されるときの上記薄肉ヒンジ(19)が当接され
る上記開口部辺縁(27)を、その辺縁の厚さ方向に湾
曲する曲面に形成したことを特徴とする車両用エアバッ
グ装置のリッド構造。 - 【請求項2】 エアバッグ膨出用の開口部(15)を設
けてなるインストルメント芯材(12)と、該インスト
ルメント芯材(12)の上に発泡層(13)を、さらに
この発泡層(13)の上に表皮(14)を層成してなる
インストルメントパネル(11)の上記開口部(15)
辺縁部に、薄肉ヒンジ(19)を介して固定されるイン
ナーリッド(16)を有するエアバッグリッド構造にお
いて、上記開口部(15)に接近してインナーリッド
(16)がエアバッグの膨出力を受けることにより上記
薄肉ヒンジ(19)を境として展開されるときの上記薄
肉ヒンジ(19)が当接されるブラケット(28),
(281)を、上記開口部(15)に近設し、さらに該
ブラケット(28),(281)は、インナーリッド
(16)の展開方向に沿って湾曲する湾曲面に形成した
ことを特徴とする車両用エアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項3】 インナーリッド(16)に熱変形による
歪みを吸収せしめるための断面U字形の変形吸収部(2
0)を設けたことを特徴とする請求項1及び2に記載の
車両用エアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項4】 断面U字形の変形吸収部(20)内に、
インナーリッド(16)の厚さ方向への変形を規制せし
めるためのリブ(20)を一体形成したことを特徴とす
る請求項3に記載の車両用エアバッグ装置のリッド構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9298833A JPH11129852A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 車両用エアバッグ装置のリッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9298833A JPH11129852A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 車両用エアバッグ装置のリッド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129852A true JPH11129852A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17864820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9298833A Pending JPH11129852A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 車両用エアバッグ装置のリッド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11129852A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356136A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-10 | Takata Corp | 車両乗員保護装置 |
EP1410958A1 (en) | 2002-10-15 | 2004-04-21 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Vehicle air bag door |
JP2007118624A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-17 | Inoac Corp | エアバッグドアのヒンジ構造 |
JP2015182590A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 豊田合成株式会社 | 表皮付き製品の端末部の構造 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP9298833A patent/JPH11129852A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356136A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-10 | Takata Corp | 車両乗員保護装置 |
EP1410958A1 (en) | 2002-10-15 | 2004-04-21 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Vehicle air bag door |
EP1705077A2 (en) * | 2002-10-15 | 2006-09-27 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Vehicle air bag door |
EP1705077A3 (en) * | 2002-10-15 | 2006-10-04 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Vehicle air bag door |
US7178825B2 (en) | 2002-10-15 | 2007-02-20 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Vehicle air bag door |
JP2007118624A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-17 | Inoac Corp | エアバッグドアのヒンジ構造 |
JP2015182590A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 豊田合成株式会社 | 表皮付き製品の端末部の構造 |
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