JP2898924B2 - エアバッグドアのインサートとエアバッグドアを一体に有するインストルメントパネル - Google Patents

エアバッグドアのインサートとエアバッグドアを一体に有するインストルメントパネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエアバ
ッグ装置に関連し、特にはエアバッグドアのインサート
とエアバッグドアを一体に有するインストルメントパネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自動車の助手席側に設けられ
るエアバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグがエアバ
ッグ収容容器内に作動装置とともに収容されて助手席前
面のインストルメントパネル内に格納されている。エア
バッグ収容容器の上部はエアバッグを車室内に展開させ
るための開口となっており、その開口部分は平時にはエ
アバッグドアによって覆われている。このエアバッグ装
置は、一旦自動車が大きな衝撃を受けた時には前記作動
装置が作動し、膨張したエアバッグが当該エアバッグド
アを内部から押し開いて車室内に展開するようになって
いる。
【0003】前記エアバッグドアは、あらかじめ別成形
しておきインストルメントパネルの該当空所に取り付け
るタイプのものと、インストルメントパネルの成形時に
パネルと一体に形成するタイプのものがあるが、本発明
は後者の構造に関する。図6にその一例を示す。図中の
符号50はエアバッグ装置、51はエアバッグ、52は
作動装置、53はエアバッグ収容容器、Pはインストル
メントパネル、Dはエアバッグドアである。このような
エアバッグドアDを一体に有するインストルメントパネ
ルPは、インストルメントパネルコア61の表面に合成
樹脂発泡層62を介して表皮63が積層されてなる。本
例では、前記表皮63のエアバッグドアDに対応する所
定の位置に切込みやV溝などからなるエアバッグドア形
状の破断予定部64を設けて、エアバッグ膨張時にはそ
の圧力をこの破断予定部64に集中させ、インストルメ
ントパネルPがエアバッグドア形状に沿って破断するよ
うにされている。
【0004】インストルメントパネルコア61は、硬質
樹脂などが所定のパネル裏面形状に形成されており、前
記エアバッグドアDに相当する位置には略方形の展開開
口部65が形成されている。エアバッグ膨張時には前記
展開開口部65を介して膨張したエアバッグ51がエア
バッグドアD裏面を押してドアを開け、車室内に展開す
るようになっている。前記展開開口部65にはエアバッ
グドア用芯体66が取り付けられる。このエアバッグド
ア用芯体66はエアバッグドア裏面を補強するためのも
ので、適当厚みの金属板や合成樹脂板などからなり、前
記展開開口部65を覆う大きさの略方形に形成されると
ともに、その一端側がボルトBなどにより前記展開開口
部の一辺に取り付けられる。
【0005】ところで、前記インストルメントパネルコ
ア61は車体の軽量化のため硬質合成樹脂により形成さ
れていることが多く、また、前記発泡層62とはその発
泡成形時に接着している。加えて前記合成樹脂発泡層6
2には、通常破断用のスリット等が形成されてなく、前
記エアバッグ51の膨張時の押上力によって表皮の破断
予定部64に沿って発泡層62が強引に引き裂かれるよ
うになっている。したがって、エアバッグ51の膨張に
より発泡層62が押し上げられて引き裂かれる際に、前
記発泡層62と接着しているインストルメントパネルコ
ア61の展開開口部65の周囲が、合成樹脂発泡層62
とともに押し上げられて破損し、破片などが飛散するお
それがある。そのため、図7に示すように、前記インス
トルメントパネルコア61の展開開口部65の周囲に枠
体68を取り付けて補強することがある。この枠体68
は鋼板などからなり、前記開口部65と略等しい方形の
開口部69を有して、インストルメントパネルコア61
の表面に取り付けられる。
【0006】また、前記エアバッグドア用芯体66にあ
っては、前記開口部65に強固に固定するとともにエア
バッグドアDの開放の際、前記芯体66を確実に所定形
状に車室側に折れ曲がらせてインストルメントパネルを
確実に開口させるため、補強用鋼板70を設けることが
ある。この補強用鋼板70は、図のように、前記エアバ
ッグ用芯体66の取付部分側の端部に重ねられ、この端
部と前記枠体68を介してインストルメントパネルコア
61に固着される。しかしながら、この構造にあって
は、部品の点数が多くなり経済的でない上、取り付けに
手間が掛かる問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
問題点に鑑み提案されたものであって、部品点数を少な
くして経済的にかつ効率的に製造することができ、しか
もエアバッグドアを確実かつ速やかに開口させることの
できる、エアバッグドアのインサートと前記インサート
を用いたエアバッグドアを一体に有するインストルメン
トパネルを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここで提案される発明に
は二つあり第一発明はインストルメントパネルコアのエ
アバッグ展開開口部に取り付けられるエアバッグドアの
インサートであり、第二発明は前記エアバッグドアのイ
ンサートを用いたエアバッグドアを一体に有するインス
トルメントパネルである。
【0009】すなわち、本発明のエアバッグドアのイン
サートは、インストルメントパネルコアのエアバッグ展
開開口部に取り付けられるエアバッグドアのインサート
であって、略方形の開口部を有し前記展開開口部周囲の
表面に固定される枠体と、前記枠体の開口部の一辺側の
裏面に一端側が固着されるとともに、他端側の縁が前記
枠体の開口部の縁表面に重なって開口部を覆う芯体とよ
りなり、該芯体がエアバッグの膨張による押圧で、前記
開口部の一辺を支点として枠体の表面側へ屈曲し枠体の
開口部を開くようにされたことを特徴とする。
【0010】また、本発明のエアバッグドアを一体に有
するインストルメントパネルは、インストルメントパネ
ルコアのエアバッグ展開開口部にエアバッグドアのイン
サートが取り付けられるとともに、前記インストルメン
トパネルコアに発泡層および表皮が積層され、エアバッ
グの膨張による前記インサートの押圧で破断して開くエ
アバッグドアを一体に有するインストルメントパネルに
おいて、前記エアバッグドアのインサートが、略方形の
開口部を有し前記展開開口部周囲の表面に固定される枠
体と、前記枠体の開口部の一辺側の裏面に一端側が固着
されるとともに、他端側の縁が前記枠体の開口部の縁表
面に重なって開口部を覆う芯体とよりなり、該芯体がエ
アバッグの膨張による押圧で、前記開口部の一辺を支点
として枠体の表面側へ屈曲し枠体の開口部を開くように
されたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1は第一の発明であるエアバッグ
ドアのインサートの一例を示す分解斜視図、図2は前記
インサートをインストルメントパネルコアに取り付けた
状態を示す平面図、図3はその断面図である。
【0012】また、図4以下は第二発明であるインスト
ルメントパネルの一例を示すもので、図4はその断面
図、図5はエアバッグが膨張してエアバッグドアを開放
した様子を示す断面図である。
【0013】図1に示すように、この発明のインサート
10は枠体11と芯体21とからなり、インストルメン
トパネルコア15に設けられたエアバッグ展開開口部1
6に固定される。
【0014】枠体11は、インストルメントパネルコア
15に設けられたエアバッグ展開開口部16を表側から
補強して、エアバッグ膨張時の押圧で前記展開開口部1
6の周囲が破損するのを防ぐためのもので、所定厚みの
鋼板または硬質樹脂板などからなり、前記インストルメ
ントパネルコア15のエアバッグ展開開口部16に合わ
せた大きさの略方形の開口部12を有している。この枠
体11は、その開口部12とインストルメントパネルコ
ア15のエアバッグ展開開口部16とを連通させて、前
記インストルメントパネルコア15のエアバッグ展開開
口部16の表面側に固定される。符号18, 27は固定
用ネジ、19, 28は枠体11に設けたネジ孔である。
なお、本発明において、枠体11やインストルメントパ
ネルコア15または芯体21などの面は、インストルメ
ントパネルとして構成した際に車室内側となる面を表
面、エアバッグ装置側となる面を裏面と定めている。
【0015】芯体21は、エアバッグドアの裏面側を補
強するためのもので、鋼板あるいはアルミ板等からな
る。図2および図3に示すように、この芯体21は、前
記枠体11の開口部12を覆う大きさの略方形に形成さ
れており、その一端側22、すなわち固着端部側22の
辺22aが前記枠体11の開口部12の一辺13側の裏
面にスポット溶接等で固着されている。したがって、こ
の芯体21は、インサート10をインストルメントパネ
ルコア15の展開開口部16に取り付けた際に、固着端
部側22の辺22aがインストルメントパネルコア15
と枠体11とで挟持されることになる。符号29は前記
インサート固定用ネジ27を挿通させるために芯体21
に設けられたネジ挿通孔である。また、前記芯体21に
おいて枠体11に固着されていない他端側(前記固着端
部側22を除く端部、すなわち、固着端部側22と反対
側端部のみならず、固着端部側22と隣接する端部側を
含むもので、以下非固着端部側とも記す。)の縁23
は、開口部12を通って枠体11の表面側にあり、その
非固着端部側の縁23が、当該開口部12の前記一辺1
3を除く他の辺の縁14表面に重なっている。
【0016】本実施例では、固着端部側22の辺22a
が枠体11の開口部12の辺よりも幅広く形成されてい
るので、図のように前記固着端部側22の辺22aと非
固着端部側との間に、前記開口部12の内周縁と干渉し
ない切り欠き凹部24を設け、その開口部12を介して
芯体21の固着端部側22が枠体11の裏面側に、非固
着端部側が枠体11の表面側に配置できるようになって
いる。
【0017】また、図3からも理解されるように、前記
芯体21の非固着端部側の縁23が枠体11の開口部1
2の縁14表面に確実に重なるように、前記凹部24部
分の芯体21に枠体11の厚み分の段部25を設け、そ
れにより前記芯体21の非固着端部側の縁23と枠体1
1の開口部12の縁14間に隙間を生じにくくしてい
る。
【0018】この構成によれば、インストルメントパネ
ルコア15にはその展開開口部16の周囲表面に枠材1
1が設けられるので、前記展開開口部16の周囲が強固
に補強される。そのため、エアバッグの膨張によりエア
バッグドアDが裏側から押圧されて、インストルメント
パネルの発泡層と接着しているインストルメントパネル
コア15の展開開口部16周囲に押し上げ力が加わって
も、インストルメントパネルコア15の展開開口部16
周囲が割れたり飛散するなどの不具合を防ぐことができ
る。
【0019】また、前記インサート10は、枠体11と
芯体21の他に補強板等を必要としないため、経済的に
製造することができ、組立の手間を軽減することができ
る。しかも、前記芯体21は固着端部側22が枠体11
の裏面側に固着されているため、エアバッグの膨張押圧
により押し上げられる際には、枠体11の開口部12の
辺13を支点として屈曲する(折り曲げられる)ことに
なるので、その屈曲(折り曲げ)位置が一定するととも
に屈曲(折り曲げ)が容易となり、エアバッグドアDを
速やかに開放することができる。
【0020】さらに、前記芯体21の非固着端部側の縁
23が枠体11の開口部12の縁14表面に重なってい
るため、このインサート10の取り付けられたインスト
ルメントパネルのエアバッグドアD部分が、何らかの事
情によって表側から押された際に、芯体21の非固着端
部側の縁23を枠体11が支え、エアバッグドアD部の
陥没を防ぐことができる。
【0021】それらに加え、前記のように芯体21の非
固着端部側の縁23が枠体11の開口部12の縁14の
表面に重なっているため、このインサート10をインス
トルメントパネルコア15の展開開口部16に固定し
て、そのインストルメントパネルコア15と表皮間に注
入した発泡原料によって発泡層を発泡成形させるインス
トルメントパネルの一体発泡成形時には、発泡圧により
芯体21の縁23が枠体11開口部12の縁14に押し
付けられ、枠体11の開口部12周縁をシールして発泡
原料の漏出を押さえることができる。
【0022】図4にこのインサートを用いたインストル
メントパネルを示す。なお、図中の符号で図1および図
6と同一の符号は同一の部材を示す。このインストルメ
ントパネル30は、インストルメントパネルコア15の
表面に発泡層31および表皮32が積層され、所定の形
状に成形されている。このインストルメントパネル30
の裏面側にはエアバッグ装置50が取り付けられてお
り、そのエアバッグ収容容器53の開口部分がインスト
ルメントパネル30に一体に形成されたエアバッグドア
Dにより覆われている。
【0023】なお、本実施例では、前記表皮32のエア
バッグドアDに対応する所定の位置に前記ドア形状の開
口を設け、前記ドアの形状に合わせて裁断した別の表皮
33を接合し、その接合部で破断予定部34を構成して
いる。勿論、その表皮の接合に代えて、前記溝等による
薄肉部で破断予定部を構成してもよい。そして、エアバ
ッグ51の膨張時にはその圧力をこの破断予定部34に
集中させ、インストルメントパネル30がエアバッグド
ア形状に沿って破断するようにされている。
【0024】前記エアバッグドアDは、平時にはエアバ
ッグ収容容器53の開口部分を覆い、エアバッグ51の
膨張時には、その圧力により押し上げられ、前記表皮3
3の破断予定部34、およびその破断予定部34に沿っ
て発泡層31が破断して車室側に向け開放し、エアバッ
グ51を車室内に展開せしめるようになっている。
【0025】インストルメントパネルコア15のエアバ
ッグ展開開口部16には、図1および図2で示した前記
インサート10が取り付けられている。このインサート
10は前記の如くインストルメントパネルコア15のエ
アバッグ展開開口部16およびエアバッグドアDの裏面
を補強するためのもので、枠体11と芯体21とから構
成される。そして、前記枠体11はインストルメントパ
ネルコア15のエアバッグ展開開口部16の周囲の表面
に固定されている。そのため、前記エアバッグ展開開口
部16の周囲を強固に補強して、図5に示すエアバッグ
51の膨張による発泡層31の押し上げ引き裂き時に、
前記インストルメントパネルコア15の展開開口部16
周囲に割れやひび、あるいは破損による飛散を防ぐこと
ができる。
【0026】さらに、前記芯体21の固着端部側22が
枠体11裏面側のインストルメントパネルコア15側に
配され、非固着端部側の縁23が枠体11の表面側に配
されているので、図5から理解されるように、エアバッ
グ51の膨張に際して前記芯体21が枠体11の開口部
12の一辺13を支点として屈曲する(折り曲げられ
る)。その結果、当該芯体21が、容易かつ一定位置で
屈曲し、エアバッグドアDが速やかに開くようになる。
【0027】また、何らかの事情で、インストルメント
パネル30のエアバッグドアD部分が表面側から押され
た際には、前記のように芯体21の非固着端部側の縁2
3が枠体11の開口部12の縁14で支えられるため、
前記エアバッグドアDの陥没を防ぐことができる。
【0028】なお、かかる構造のインストルメントパネ
ル30にあっては、前記の如く公知の一体発泡成形法に
よって成形される。すなわち、前記インサート10が取
り付けられたインストルメントパネルコア15を発泡成
形型の一の型面に配置し、他方の型面には表皮32を配
しておく。そして、前記インストルメントパネルコア1
5と表皮32との間に発泡原料を注入して発泡層31を
発泡成形し、インストルメントパネルコア15と発泡層
31および表皮32を一体とする。その際、発泡原料の
発泡圧によって前記芯体21が裏面側へ押されて非固着
端部側の縁23が枠体11の開口部12の縁14表面に
圧着し、発泡原料の漏出を押さえる。勿論、重なり合う
前記枠体11の開口部12の縁14表面と芯体21の非
固着端部側の縁23裏面の少なくとも何れかに、適当な
シール材を貼着するのがより好ましい。
【0029】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エアバッグドアのインサートおよびインストルメントパ
ネルによれば、インストルメントパネルコアのエアバッ
グ展開開口部周囲がインサートの枠体により補強される
ため、エアバッグ膨張時にインストルメントパネルコア
の展開開口部の周囲が破損したり、その破損したものが
飛散するのを防ぐことができる。
【0030】また、この発明におけるインサートの芯体
は固着側端部が枠体の開口部の一辺の裏面に固着される
とともに、非固着端部側となる他端側の縁が枠体の開口
部の縁表面に重なっているため、エアバッグ膨張時に芯
体が枠体の開口部の一辺を支点として容易に折れ曲が
り、エアバッグドアの開放が一定かつ速やかになる。加
えて、インストルメントパネルのエアバッグドア部分が
表側から押された際には、エアバッグドア部分の陥没を
防ぐことができ、また、インストルメントパネルの一体
発泡成形時には、発泡層のための発泡原料が漏出するの
を押さえることができる。さらに、この発明におけるイ
ンサートは芯体と枠体で構成され、補強板などの別部品
が不要なため、経済的であるとともに組立の手間も軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明であるエアバッグドアのインサートの
一例を示す分解斜視図である。
【図2】前記インサートをインストルメントパネルコア
に取り付けた状態を示す平面図である。
【図3】その断面図である。
【図4】第二発明であるインストルメントパネルの一例
を示す断面図である。
【図5】同実施例において、エアバッグが膨張してエア
バッグドアを展開した様子を示す断面図である。
【図6】エアバッグドアを一体に有する一般的なインス
トルメントパネルの断面図である。
【図7】従来のエアバッグドアのインサートの一例を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 インサート 11 枠体 12 開口部 15 インストルメントパネルコア 16 エアバッグ展開開口部 21 芯体 22 固着端部側 23 非固着端部側の縁 31 発泡層 32 表皮 50 エアバッグ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 敏和 愛知県安城市今池町3−1−36 株式会 社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (56)参考文献 特開 平7−144597(JP,A) 特開 平7−69160(JP,A) 特開 平7−47903(JP,A) 特開 平7−291078(JP,A) 特開 平7−164992(JP,A) 特開 平6−247250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルコアのエアバッ
    グ展開開口部に取り付けられるエアバッグドアのインサ
    ートであって、 略方形の開口部を有し前記展開開口部周囲の表面に固定
    される枠体と、 前記枠体の開口部の一辺側の裏面に一端側が固着される
    とともに、他端側の縁が前記枠体開口部の縁表面に重な
    って開口部を覆う芯体とよりなり、該芯体がエアバッグ
    の膨張による押圧で、前記開口部の一辺を支点として枠
    体の表面側へ屈曲し枠体の開口部を開くようにされたこ
    とを特徴とするエアバッグドアのインサート。
  2. 【請求項2】 インストルメントパネルコアのエアバッ
    グ展開開口部にエアバッグドアのインサートが取り付け
    られるとともに、前記インストルメントパネルコアに発
    泡層および表皮が積層され、エアバッグの膨張による前
    記インサートの押圧で破断して開くエアバッグドアを一
    体に有するインストルメントパネルにおいて、 前記エアバッグドアのインサートが、略方形の開口部を
    有し前記展開開口部周囲の表面に固定される枠体と、 前記枠体の開口部の一辺側の裏面に一端側が固着される
    とともに、他端側の縁が前記枠体の開口部の縁表面に重
    なって開口部を覆う芯体とよりなり、該芯体がエアバッ
    グの膨張による押圧で、前記開口部の一辺を支点として
    枠体の表面側へ屈曲し枠体の開口部を開くようにされた
    ことを特徴とするエアバッグドアを一体に有するインス
    トルメントパネル。
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