JPH11129791A - シートスライド機構 - Google Patents

シートスライド機構

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Publication number
JPH11129791A
JPH11129791A JP31111997A JP31111997A JPH11129791A JP H11129791 A JPH11129791 A JP H11129791A JP 31111997 A JP31111997 A JP 31111997A JP 31111997 A JP31111997 A JP 31111997A JP H11129791 A JPH11129791 A JP H11129791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
lower rail
spring
inner walls
runner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31111997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sakai
孝幸 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP31111997A priority Critical patent/JPH11129791A/ja
Publication of JPH11129791A publication Critical patent/JPH11129791A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題はシートのスライド機構におい
て、ロアレールとランナーとの間のがたつきを永続的に
解消することにある。 【解決手段】ランナー2に取付けられているスライダー
14の両側部14B,14Bをスプリング7によってロ
アレール1の左右側内壁に押付けることによって、該ス
ライダー14の両側部14B,14Bと該ロアレール1
の左右側内壁との間の隙間を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車に搭載
されるシートのスライド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスライド機構を図7〜図9に示
す。該スライド機構は床F上に敷設されるロアレール
(1) と、該ロアレール(1) に嵌着されローラー(3) を介
して前後スライドするランナー(2) と、該ロアレール
(1) 内において該ランナー(2) 下縁に取付けられるスラ
イダー(4) とからなり、該ランナー(2) 上に台部(5) を
介してシート(6) が搭載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スライダー(4) は
合成樹脂を材料とし、ロアレール(1) に沿ってランナー
(2) が前後スライドする際のがたつきを防止するために
取付けられているが、製作誤差によってランナー(2) と
ロアレール(1) との間に隙間が存在すればがたつきを防
止することが出来ない。しかし製作誤差は不可避なもの
であるから、種々の寸法のスライダー(4) を準備してお
いて選択使用しなければならず、組付けに非常に手間が
かゝる。更にランナー(2) とロアレール(1) との間に隙
間が生じない寸法のスライダー(4) を選択使用しても、
スライダー(4) の材料の合成樹脂の摩擦熱による変形や
摩耗のために経時的に隙間が生じ、がたつきを防止する
ことが出来なくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、床F上に設置されるロア
レール(1) と、該ロアレール(1) にスライド可能に嵌着
されているランナー(2) と、該ロアレール(1) 内におい
て該ランナー(2) に取付けられているスライダー(14)と
からなり、該スライダー(14)の左右側部(14B,14B) はバ
ネ(7) によって左右方向に押圧されることによって該ロ
アレール(1) の左右側内壁に押付けられているシートス
ライド機構を提供するものである。該スライダー(14)の
望ましい態様は基板(14A) と、該基板(14A) の両縁から
差出されている横断面U字状の側部(14B) とからなり、
該側部(14B) がバネ(7) によって左右方向に押圧されて
いるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に示す一具体
例によって説明する。図1に示すようにスライド機構は
床F上に敷設されるロアレール(1) と、該ロアレール
(1) に嵌着され前後一対のローラー(3,3) を介して前後
スライドするランナー(2) と、該ロアレール(1) 内にお
いて該ランナー(2) 下縁に取付けられるスライダー(14)
とからなり、該ランナー(2) 上に台部(5) を介してシー
ト(6) が搭載されている。
【0006】該ロアレール(1) はCチャンネル状であっ
て、該ロアレール(1) の上面開口部(1A)にはランナー
(2) の下縁部が嵌着されている。該ランナー(2) におい
ては二枚の鉄板(2A,2A) が重合せられ、下縁部は該ロア
レール(1) 内において両外側に屈曲されてフランジ(2B,
2B) が形成されいている。
【0007】該ランナー(2) の前後部には従来のものと
同様にローラー(3) が取付けられているが、該ローラー
(3) は図8に示すようにランナー(2) の鉄板(2A,2A) 間
に挟持されリベット(3B)で止着されているローラーブラ
ケット(3A)によって回転可能に支持されている。
【0008】該スライダー(14)は図2に示すように基板
(14A) と、該基板(14A) の両縁から差出されている横断
面U字状の側部(14B,14B) とからなり、可撓性の合成樹
脂を材料としており、該側部(14B,14B) の上縁部の嵌着
溝(14C,14C) を該ランナー(2) のフランジ(2B,2B) 上縁
部に嵌着することによって、該スライダー(14)は該ラン
ナー(2) の下縁部に取付けられている。
【0009】該スライダー(14)の両側部(14B,14B) はス
プリング(7) によって左右方向に押圧せられ、該ロアレ
ール(1) の左右側内壁に押付けられる。該スプリング
(7) は長U字状であってその根端部はスプリングブラケ
ット(8) によって支持され、両先端部は該スライダー(1
4)の両側部(14B,14B) の中間部の嵌着孔(14D,14D) に嵌
着されている。即ち該スプリング(7) は自然状態では図
5点線に示すように両先端部が広がった状態であり、該
広がりを縮小して該両先端部を該スライダー(14)の両側
部(14B,14B) の嵌着孔(14D,14D) に嵌着するので、該ス
プリング(7) が点線に示す自然状態に戻ろうとする復元
力によって該スライダー(14)の両側部(14B,14B) は矢印
に示す左右方向に押圧され、該ロアレール(1) の左右側
内壁に押付けられる。
【0010】図3に示すように該スプリングブラケット
(8) は該ランナー(2) の鉄板(2A,2A) に挟持されかつリ
ベット(8A)によって止着されることによって取付けられ
ており、該スプリングブラケット(8) も相互重合されて
いる二枚の鉄板(8A,8A) からなり、下縁部は両外側に屈
曲されてフランジ(8B,8B) が形成されいている。そして
該スプリング(7) の根端部は該スプリングブラケット
(8) のフランジ(8B,8B)とランナー(2) のフランジ(2B,2
B) 間に挟持されている。
【0011】上記構成では、該スライダー(14)の両側部
(14B,14B) はスプリング(7) によってロアレール(1) の
左右側内壁に押付けられるので、該スライダー(14)に製
作誤差があっても、該スライダー(14)の両側部(14B,14
B) と該ロアレール(1) の左右側内壁との間に隙間が生
じない。またスライダー(14)に熱変形や摩耗を生じて
も、該スライダー(14)の両側部(14B,14B) はスプリング
(7) によってロアレール(1) の左右側内壁に押付けられ
るので、該スライダー(14)の両側部(14B,14B) と該ロア
レール(1) の左右側内壁との間に隙間を生じない。
【0012】上記具体例以外、該スライダー(14)の両側
部(14B,14B) は図6に示すようにコイルスプリング(17,
17) によって左右方向に押圧されてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明ではシートスライド機構におい
て、ロアレールとランナーとの間の隙間を解消するスラ
イダーの左右側壁がスプリングによってロアレール左右
側内壁に押付けられているので、該スライダーに製作誤
差が存在しても、あるいは熱変形や摩耗が生じても、該
スライダーと該ロアレール間の隙間が生じない。したが
ってロアレールとランナーとの間のがたつきは確実にか
つ永続的に解消される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】シートスライド機構部分側面図
【図2】図1におけるC−C断面図
【図3】図1におけるD−D断面図
【図4】スライダー取付部分斜視図
【図5】スライダー取付部分平面図
【図6】他の実施例のスライダー平面図図7〜図9は従
来例を示す。
【図7】シートスライド機構部分側面図
【図8】図7におけるA−A断面図
【図9】図7におけるB−B断面図
【符号の説明】
1 ロアレール 2 ランナー 7 スプリング(バネ) 17 コイルスプリング(バネ) 14 スライダー 14A 基板 14B 側部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に設置されるロアレールと、該ロアレ
    ールにスライド可能に嵌着されているランナーと、該ロ
    アレール内において該ランナーに取付けられているスラ
    イダーとからなり、該スライダーの左右側部はバネによ
    って左右方向に押圧されることによって該ロアレールの
    左右側内壁に押付けられていることを特徴とするシート
    スライド機構
  2. 【請求項2】該スライダーは基板と、該基板の両縁から
    差出されている横断面U字状の側部とからなり、該側部
    がバネによって左右方向に押圧されている請求項1に記
    載のシートスライド機構
JP31111997A 1997-10-27 1997-10-27 シートスライド機構 Withdrawn JPH11129791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31111997A JPH11129791A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 シートスライド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31111997A JPH11129791A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 シートスライド機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11129791A true JPH11129791A (ja) 1999-05-18

Family

ID=18013377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31111997A Withdrawn JPH11129791A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 シートスライド機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH11129791A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177041A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Toyota Auto Body Co Ltd シートスライドレールの製造方法、および該製造方法に用いられる成形機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20050104