JPH11128911A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
- Publication number
- JPH11128911A JPH11128911A JP9298453A JP29845397A JPH11128911A JP H11128911 A JPH11128911 A JP H11128911A JP 9298453 A JP9298453 A JP 9298453A JP 29845397 A JP29845397 A JP 29845397A JP H11128911 A JPH11128911 A JP H11128911A
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- valve body
- cartridge
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
行うことができるとともに、使用者が誤ってカ−トリッ
ジ接続前に水を出しても、シ−ル部材が抜け飛びにくい
浄水器を提供する。 【解決手段】原水流入口10と原水取出口12を有する
弁本体2と、弁本体2から原水を受け入れ濾過する、原
水受入口22を有する濾過部3とを備えた浄水器であっ
て、弁本体2の原水取出口12に濾過部3の原水受入口
22が着脱自在に接続されており、かつ、弁本体2の原
水取出口12または濾過部3の原水受入口22の少なく
とも一方に、シ−ル部材44が配備されるとともに、シ
−ル部材抜止部が形成されている。
Description
出口を有する弁本体と、受け入れた原水を濾過する濾過
部とを備えた浄水器に関し、さらに詳しくは、それら弁
本体と濾過部との接続に関する。
水器は、一般に流入口と複数個の流出口を有する弁本体
と、濾材が収納された濾過部とで構成されている。濾過
部に濾材を大量に収納すると大型化して食器洗い等の作
業の邪魔になるため、濾材を少量収納した小型カ−トリ
ッジを弁本体に接続し、濾過性能が低下したらカ−トリ
ッジを交換する方式が広く用いられている。
容易で、しかも水漏れが生じない確実な方法が好まし
い。特開平7−116656号公報、特開平7−204
636号公報に記載されているような、弁本体に形成さ
れた凹部にカ−トリッジに形成された凸部を差し込み、
凹部内周面の張出部と凸部外周面の張出部を係合して接
続するバヨネット式接続は、作業が容易で手間がかから
ない。しかも、接続部において弁本体とカ−トリッジが
リング状シ−ル部材を介して密着しているため、外部に
水漏れが起こりにくい。
に形成された凹部にリング状シ−ル部材が単純に挿入さ
れただけで、抜け止めが無い構造では、使用者がカ−ト
リッジ接続前に誤って水を出すと、水と共にリング状シ
−ル部材が抜け飛んでしまう。その後、使用者がリング
状シ−ル部材の脱落に気が付かずにカ−トリッジを接続
して使用すると、接続部から水が漏れてしまうという問
題点があった。
カ−トリッジの接続を容易かつ確実に行うことができ、
かつ、使用者が誤ってカ−トリッジ接続前に水を出した
際にもシ−ル部材が抜け飛びにくい浄水器を提供するこ
とを目的とする。
の本発明は、原水流入口と原水取出口を有する弁本体
と、この弁本体から原水を受け入れて濾過する、原水受
入口を有する濾過部とを備えた浄水器であって、前記弁
本体の原水取出口に濾過部の原水受入口が着脱自在に接
続されており、かつ、弁本体の原水取出口または濾過部
の原水受入口の少なくとも一方に、シ−ル部材が配備さ
れるとともに、シ−ル部材抜止部が形成されていること
を特徴とする浄水器である。
の原水受入口のいずれか一方に形成された円筒状の凸部
と、他方に形成された、その凸部が嵌着される凹部とか
らなるバヨネット機構を有し、凸部には、周方向に延び
ている第1の張出部が先端側外周面の部分的に形成さ
れ、凹部には、凸部の第1の張出部の侵入を許容する切
欠部と、周方向に延びている第2の張出部とが形成され
ていることが好ましい。また、シ−ル部材が、シ−ル部
材抜止部に係合可能な張出部を有していること、そし
て、少なくとも1つの第2の張出部が、シ−ル部材抜止
部を兼ね備えていることも好ましい。
うに、水道蛇口に取り付けられる。この浄水器1は、そ
の内部に3方弁構造を内蔵した弁本体2と、濾材が収納
されたカ−トリッジ(濾過部)3とから構成されてお
り、弁本体2の上部が水道蛇口4に取り付けられる。弁
本体2とカ−トリッジ3は着脱自在に接続されている。
道蛇口から原水を受け入れる原水流入口10を、下部に
原水をそのままシャワ−水として吐出するシャワ−吐出
口11を有する。そして、弁本体2の側部は、受け入れ
た原水をカ−トリッジ3へ供給するための原水取出口1
2を有する。すなわち、弁本体2は、水道蛇口4からシ
ャワ−吐出口11への流路と、水道蛇口4から原水取出
口12への流路とを備えている。この弁本体2は、原水
流入口10から受け入れた原水を、2つの流出口のいず
れか一方に導く3方弁を有するが、原水シャワ−口・原
水取出口以外に原水ストレ−ト口を有する4方弁であっ
ても、また、4つ以上の流出口を有する多方弁であって
もよい。カ−トリッジ3は、その容器21の側部に、弁
本体2の原水取出口12に接続される原水受入口22を
有し、また、その容器21の下部には原水受入口22か
ら受け入れた原水を濾過して吐出する、複数のシャワ−
孔のある濾過水供給口23を有する。そして、容器21
の内部底面に形成された円筒状突起21aには円筒体2
4の下端がOリング25を介して嵌入立設され、この円
筒体24の上下端外周面が、リング状フィルタ−26、
27で容器21の内壁面に固定されている。
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束28が装填さ
れている。中空糸膜の両端末は、円筒体24の下部に接
着剤29を充填して封止固定(ポッティング)し、容器
21へ嵌入する前にポッティング部を一部切断除去して
いる。その結果、各中空糸膜の端末は濾過水供給口23
に向かって開口している状態が保たれる。
炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ−ト樹脂などか
らなる吸着剤30が装填されている。
剤30を容器21内に容易に装填できるよう広く開口
し、中空糸の汚れ具合が外部からよく見えるように透明
カバ−31を嵌入して超音波溶着されている。そして透
明カバ−31の上部には、容器21と着脱自在な蓋32
が取り付けられている。
いて好ましいバヨネット機構について説明する。
40の一端として、弁本体2側部の原水取出口12に円
筒状の凹部41が形成されている。この凹部41におけ
る内周面の開口端部側には、切欠部42と、周方向に延
びた凹部側張出部43がそれぞれ一対ずつ形成されてい
る。なお、この凹部側張出部43が本発明における第2
の張出部に相当する。また、バヨネット機構の他端とし
て、図3、図5に示すように、カ−トリッジ3の原水受
入口22に、前述の凹部41に差し込める円筒状の凸部
45が形成されている。この凸部45は、凹部41にお
ける一対の凹部側張出部43の先端部分で形成される内
径よりも、若干小径になっている。そして、凸部45の
先端側外周面には、凹部41の内周面に形成された一対
の切欠部42それぞれに進入可能な一対の凸部側張出部
46が形成されている。なお、この凸部側張出部46は
本発明における第1の張出部に相当する。
ように、凸部45が凹部41に差し込まれて両者が軸芯
周りに相対変位されることにより、凹部側張出部43と
凸部側張出部46との対向する面が係合して結合した状
態となる。また、その逆方向に相対変位されることによ
り、凹部側張出部43と凸部側張出部46とが離間して
弁本体2とカ−トリッジ3とが取り外し可能な状態とな
る。
6における凹部側張出部43と係合する面46aは、軸
方向に傾斜しており、両者の軸方向への相対変位がスム
−ズになるとともに、互いの係合密着度が向上するよう
になっている。そして、凸部側張出部46の端部には凸
部45と凹部41との軸芯周りの相対変位を規制するス
トッパ47が設けられている。このストッパ47に凹部
側張出部43の端部が係止したときに、両張出部43、
46が係合するとともに、凸部45の先端面がシ−ル部
材44に圧接して、凸部45と凹部41とが液密状態に
係合するようになっている。
ように、シ−ル部材抜止部51が形成されている。シー
ル部材抜止部51の開口端部側がシ−ル部材44の最大
外径以上で、かつ、シール部材抜止部51のシ−ル部材
側がシ−ル部材44の最大外径よりも小さくなっている
ことで、シ−ル部材44が滑らかに装着できる。
つ、良好なシール性が得られるように、EPDM(エチ
レン・プロピレンゴム)、NBR(アクリロニトリル・
ブタジエンゴム)、シリコ−ンゴム、ブチルゴム、天然
ゴムなどの弾性部材を用いることが好ましい。
られ、この段部52がシ−ル部材抜止部51に係止され
て抜け落ちが防止される。すなわち、使用者がカ−トリ
ッジ3を弁本体2に取り付ける前に誤って水道蛇口4を
開栓し、弁本体2の原水取出口12から水が飛び出した
としても、シ−ル部材44がシール部材抜止部51に係
止されるため、抜け落ちを防止することができる。ま
た、その後、誤りに気が付いて水道蛇口を閉栓しカ−ト
リッジ3を取り付ければ、外部に水が漏れれないよう、
弁本体2とカ−トリッジ3とをシ−ル部材44を介して
密着できる。
構40の接続動作を説明する。
トリッジ3を結合するには、第1ステップとして、図7
に示すように、カ−トリッジ3をほぼ水平にする。この
状態で、凸部45の凸部側張出部46を凹部41の切欠
部42内に挿入する。第2ステップとして、弁本体2側
から見てカ−トリッジ3を反時計方向に90゜程度回転
する。これにより、凹部側張出部43が、カ−トリッジ
3の凸部基面48と凸部側張出部46との間に侵入する
(図3、図4参照)。カ−トリッジ3が回転変位するに
つれて、凸部側張出部46の傾斜面46aに凹部側張出
部43が係合していき、凹部側張出部43の端部がスト
ッパ47に当接したところで、弁本体2とカ−トリッジ
3とが液密状態に結合される。このときカ−トリッジ3
は直立状態になる。このように、本発明の浄水器は、カ
−トリッジと弁本体を2ステップで容易に接続すること
ができる。
成したシ−ル部材抜止部51に、シ−ル部材44の段部
52が係止するように構成されているが、図9に示すよ
うに、シール部材54の外周に鍔状の張出部55を設
け、その張出部55が凹部内周面に形成した抜け止め溝
56に係止するように構成してもよい。
4の外周に鍔状の張出部65を設け、これが凹部内周面
の開口端部に形成した張出部43に係止するように構成
してもよい。かかる態様のものは、シ−ル部材抜止部と
凹部張出部を兼用しているものである。すなわち、従来
の弁本体に、鍔状の張出部65を有するシ−ル部材64
を装着することにより、シ−ル部材の抜け止めを達成す
ることができる。シ−ル部材64には、鍔状の張出部6
5が変形し凹部側張出部43の奥への挿入が可能なよう
に、前述のとおりゴムなどの弾性部材を用い、かつ、鍔
状の張出部65を0.3〜3mmと薄く形成することが
好ましい。
張出部43の先端部分で形成される内径よりも、シ−ル
部材の外径を大きくし、シ−ル部材74が凹部側張出部
43に係止するように構成してもよい。かかる態様のも
のは、シール部材抜止部と凹部張出部とを兼用している
ものである。凹部側張出部43の奥へシ−ル部材74を
挿入するには、シ−ル部材74全体を内径方向に大きく
変形させればよい。
水受入口の少なくとも一方にシ−ル部材が配備されると
ともに、シ−ル部材抜止部が形成されているので、使用
者が誤ってカ−トリッジ接続前に水を出した時にも、シ
−ル部材が抜け飛びにくい。そして、カ−トリッジ接続
後は、弁本体とカ−トリッジがシ−ル部材を介して密着
しているため、外部への水漏れを防ぐことができる。
原水受入口のいずれか一方に形成された円筒状の凸部
と、その凸部を嵌着する他方に形成された凹部とからな
るバヨネット機構を有し、凸部先端側外周面の第1張出
部と、凹部開口側内周面の第2張出部が形成される場合
には、カ−トリッジの弁本体への接続を容易かつ確実に
行うことができる。
に係合可能な張出部が形成されている場合には、シ−ル
部材の抜け止めを、より確実に行うことができる。
成された第2の張出部が、シ−ル部材抜止部を兼ね備え
ている場合には、抜け止めが無い従来の弁本体をそのま
ま用いて、抜け止めを達成することができる。
取り付けた状態を示す概略正面図である。
からカ−トリッジを取り外した状態の概略斜視図であ
る。
である。
正面図である。
を示す拡大図である。
た概略縦断面図である。
断面図である。
とカートリッジの接続の様子を示す拡大縦断面図であ
る。
の、弁本体とカートリッジの接続の様子を示す拡大縦断
面図である。
の、弁本体とカートリッジの接続の様子を示す拡大縦断
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】原水流入口と原水取出口を有する弁本体
と、この弁本体から原水を受け入れて濾過する、原水受
入口を有する濾過部とを備えた浄水器であって、前記弁
本体の原水取出口に濾過部の原水受入口が着脱自在に接
続されており、かつ、弁本体の原水取出口または濾過部
の原水受入口の少なくとも一方に、シ−ル部材が配備さ
れるとともに、シ−ル部材抜止部が形成されていること
を特徴とする浄水器。 - 【請求項2】請求項1に記載の浄水器において、弁本体
の原水取出口または濾過部の原水受入口のいずれか一方
に形成された円筒状の凸部と、他方に形成された、その
凸部が嵌着される凹部とからなるバヨネット機構を有
し、前記凸部には、周方向に延びている第1の張出部が
先端側外周面の部分的に形成され、前記凹部には、前記
凸部の第1の張出部の侵入を許容する切欠部と、周方向
に延びている第2の張出部とが形成されている浄水器。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の浄水器に
おいて、シ−ル部材が、シ−ル部材抜止部に係合可能な
張出部を有している浄水器。 - 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の浄水器に
おいて、少なくとも1つの第2の張出部が、シ−ル部材
抜止部を兼ね備えている浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29845397A JP3941190B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29845397A JP3941190B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128911A true JPH11128911A (ja) | 1999-05-18 |
JP3941190B2 JP3941190B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=17859913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29845397A Expired - Lifetime JP3941190B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3941190B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6881333B2 (en) | 2001-03-26 | 2005-04-19 | Osaka Gas Chemicals Co., Ltd. | Water purifier filtration portion, water purifier main body, and water purifier including the both |
JP2014037814A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料圧力制御弁 |
CN105916818A (zh) * | 2013-11-12 | 2016-08-31 | 奔腾电器(上海)有限公司 | 净水器以及净水器用滤芯 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29845397A patent/JP3941190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6881333B2 (en) | 2001-03-26 | 2005-04-19 | Osaka Gas Chemicals Co., Ltd. | Water purifier filtration portion, water purifier main body, and water purifier including the both |
JP2014037814A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料圧力制御弁 |
CN105916818A (zh) * | 2013-11-12 | 2016-08-31 | 奔腾电器(上海)有限公司 | 净水器以及净水器用滤芯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3941190B2 (ja) | 2007-07-04 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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