JPH0889948A - 逆洗型浄水器 - Google Patents

逆洗型浄水器

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JPH0889948A
JPH0889948A JP6230099A JP23009994A JPH0889948A JP H0889948 A JPH0889948 A JP H0889948A JP 6230099 A JP6230099 A JP 6230099A JP 23009994 A JP23009994 A JP 23009994A JP H0889948 A JPH0889948 A JP H0889948A
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JP
Japan
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water purifier
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JP6230099A
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English (en)
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Junji Itakura
純二 板倉
Taku Isobe
卓 磯部
Sho Tamatsu
祥 玉津
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成の複雑化を大幅に抑制し、しかも瀘材の
逆洗を簡単に行うことができ、さらに逆洗後における瀘
材収納筒体の復元を確実に行わせる。 【構成】 浄水器本体11と瀘材収納筒体12とからな
り、浄水器本体11が、水道蛇口13に対する取付け部
14を有するとともに、瀘材収納筒体12への原水取出
口16を有し、瀘材収納筒体12が浄水器本体11から
の原水受入口24と、内部に収納された瀘材28,29
と、瀘過された瀘過水を供給する瀘過水供給口25とを
有し、しかも、浄水器本体11の原水取出口16部分
と、瀘材収納筒体12の原水受入口24部分、瀘過水供
給口25部分とにバヨネット機構37,38,48を設
け、原水取出口16部分と瀘過水供給口25部分とを連
結することにより逆洗を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水道蛇口に取付けられ
る浄水器本体と、瀘材を内部に有する瀘材収納筒体とを
含む浄水器に関し、さらに詳細にいえば、瀘材収納筒体
内における原水の流れる方向を逆にすることにより瀘材
を洗浄できる浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から水道蛇口に取付けられる浄水器
であって、瀘材収納筒体内における原水の流れる方向を
逆にすることにより瀘材を洗浄できる浄水器として、例
えば、図8に示す構成のものが知られている。この浄水
器は、活性炭等の瀘材(瀘過材)が充填されたカートリ
ッジ1を有する瀘過部2と、水栓部3とから構成された
ものであり、水栓部3を図示しない水道蛇口に直結し、
水栓部3内の流路を瀘過部2の方向もしくは水栓部3下
方の原水供給口5の方向の何れかに切り替えることによ
り、原水を浄化水に変換して瀘過水供給口6から取出す
か、もしくはそのまま原水供給口5から取出すものであ
る。そして、前記瀘過部2は、水栓部3から供給される
原水を受入れる原水受入れ口7と、カートリッジ1によ
り浄化された浄化水を流出させる瀘過水供給口6と、カ
ートリッジ1を収容するためのネジ込み式のキャップ8
とを有している。また、前記カートリッジ1は、それぞ
れ原水受入れ口7、瀘過水供給口6と連結される開口
9,10を有しているとともに、瀘材としての活性炭層
11および中空糸層12を有している。
【0003】そして、キャップ8を取外し、開口10,
9がそれぞれ原水受入れ口7、瀘過水供給口6と連結さ
れるようにカートリッジ1の向きを変更すれば、図9に
示すように、カートリッジ1内における原水の流れ方向
が逆になるので、カートリッジ1内の瀘材の洗浄を行う
ことができる。この場合には、瀘材(種として中空糸層
12)に付着した微粒子等の洗浄のみならず、原水に含
まれる塩素による殺菌も行われる。
【0004】また、水道蛇口に取付けられるのではな
く、給水ホースを通して水道蛇口と連通される浄水器と
して、瀘材を収納したカートリッジを通って浄化された
浄化水を溜めておく浄水貯水部と、浄水貯水部の下方に
位置するピストンと、原水をカートリッジの方向もしく
はピストンの下部の方向に切り替えることにより、原水
を浄化するか、もしくは既に浄化された浄化水をカート
リッジに逆流させてカートリッジ内の瀘材を洗浄するか
を選択する切替弁とを有する構成が提案されている(特
開平4−83583号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図8に示す構成の
浄水器は、図9に示すようにカートリッジ1の向きを逆
に設定して瀘材の洗浄を行った後に、必ずカートリッジ
1の向きを再び逆に設定しなければならないのである
が、不注意により、洗浄後のカートリッジ1の向きの逆
転操作を忘れてしまうことがあり、この場合には、浄化
水の品質が低下してしまうことになる。また、カートリ
ッジの向きを逆に設定するごとにキャップの取外し、カ
ートリッジの向きの設定、キャップの取付けが必要であ
り、操作が繁雑化してしまう。さらに、カートリッジの
両開口を同一平面上において180°回転対象位置に形
成しているとともに、両開口にそれぞれ連結されるよう
に原水受入れ口7、瀘過水供給口6を形成しておかなけ
ればならないので、浄水器が全体として大型化してしま
う。
【0006】前記特開平4−83583号公報に記載さ
れた浄水器は、浄水貯水部、ピストン、切替弁等が必須
であり、構成が著しく複雑化するとともに、大型化する
ので、水道蛇口に直結される形式の浄水器には到底適用
することができない。また、洗浄のために浄化水のみを
用いるのであるから、微粒子等は洗い流すことができる
が、雑菌を殺菌することはできない。さらに、洗浄のた
めに使用することができる浄化水の量が、浄水貯水部に
溜まっている浄化水の量になってしまい、必然的に洗浄
量が少なくなってしまう。
【0007】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、逆洗のための瀘材収納部の脱着操作を簡
単化できるとともに、逆洗後における瀘材収納部の復元
操作を忘れてしまうという不都合の発生を確実に防止で
き、しかも浄水器全体として小形化できる逆洗型浄水器
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の逆洗型浄水器
は、瀘材を有する瀘材収納部の浄化水吐出流路部に、浄
水器本体の1つの原水吐出流路部に取外し可能に連結し
得る第2連結部を有している。請求項2の逆洗型浄水器
は、前記1つの原水吐出流路部と、第1連結部または第
2連結部とがバヨネット機構により着脱自在に互いに連
結されている。
【0009】請求項3の逆洗型浄水器は、前記瀘材収納
部として、瀘材を収納するカートリッジを有し、該カー
トリッジの外郭壁が瀘材収納部の外郭壁を兼ねていると
ともに、該カートリッジの外郭壁により包囲された内部
空間が被浄化水流通経路を構成するものを採用してい
る。
【0010】
【作用】請求項1の逆洗型浄水器であれば、水道蛇口に
取付けられる取付け部を有する浄水器本体の、切替弁に
より切換えられた1つの原水吐出流路部に対して、瀘材
収納部の原水受入用の第1連結部を連結することによ
り、原水を瀘材により浄化して浄化水吐出流路部から吐
出させることができる。逆に、第1連結部に代えて第2
連結部を連結することにより、瀘材収納部における原水
の流れ方向を逆にすることができ、原水による洗浄を行
うことができる。また、前記1つの原水吐出流路部に対
して第1連結部、第2連結部を選択的に連結するだけで
浄化水吐出状態、逆洗状態を選択できるので、操作を簡
素化できる。さらに、浄水器本体に対する瀘材収納部の
連結状態を目視できるので、逆洗後における瀘材収納部
の復元操作を忘れるおそれがなくなる。さらにまた、第
1連結部、第2連結部の位置の自由度を高めることがで
きるので、浄水器全体として小形化できる。もちろん、
原水により瀘材を洗浄するのであるから、殺菌をも行う
ことができる。
【0011】請求項2の逆洗型浄水器であれば、前記1
つの原水吐出流路部と、第1連結部または第2連結部と
がバヨネット機構により着脱自在に互いに連結されてい
るのであるから、第1連結部、第2連結部を1つの原水
吐出流路部に連結し、もしくは取外すための操作を一層
簡素化できるほか、請求項1と同様の作用を達成するこ
とができる。
【0012】請求項3の逆洗型浄水器であれば、前記瀘
材収納部が、瀘材を収納するカートリッジを有し、該カ
ートリッジの外郭壁が瀘材収納部の外郭壁を兼ねている
とともに、該カートリッジの外郭壁により包囲された内
部空間が被浄化水流通経路を構成しているので、浄水器
全体として一層小形化できるほか、請求項1と同様の作
用を達成することができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によってこの発
明を詳細に説明する。図1はこの発明の浄水器の一実施
例を示す縦断面図、図2は、図1の浄水器の右側面図で
ある。この発明の浄水器10は、浄水器本体11と浄水
器用カートリッジ(以下、瀘材収納筒体と称する)12
とで構成されており、水道蛇口13に対して浄水器本体
11の固定具14で直結される。
【0014】前記浄水器本体11は、上部に水道蛇口1
3からの原水を受入れる原水入口15、側部に設けら
れ、かつ受入れた原水を瀘材収納筒体12に供給するた
めの原水取出口16、および下部に設けられ、かつ原水
をそのままシャワー水として取出す原水供給口17およ
びシャワー供給口17aを有するボディ18の内部に、
原水の流路を前記原水入口15または原水供給口17の
方向に切り替える切替弁19が設けられたものであり、
ボディ18の上部には、前記水道蛇口13と連結するた
めの固定具14が設けられている。尚、該固定具14
は、図1に示すように、リング状ゴムパッキン20、押
えリング21、キャップ22からなり、キャップ11と
ボディ18にそれぞれ形成されたメネジとオネジとによ
り水漏れがない状態で水道蛇口13とボディ18とを連
結する従来公知の構成を採用している。
【0015】前記切替弁19は、そのスプール軸23上
に刻まれた流路を所定角度回動することにより、前記原
水入口15を、前記原水取出口16、原水供給口17ま
たはシャワー供給口17aと選択的に連通するものであ
る。前記瀘材収納筒体12は、側部に原水受入口24を
有し、下部に複数のシャワー孔25(瀘過水供給口)を
有する容器26の内部に、複数の中空糸27の開口端部
が瀘過水供給口25に対向して設けられてなるU字状中
空糸束層28と、中空糸束層28と容器26の内周面と
の間に充填された活性炭層29とを備えたものである。
該中空糸束層28は、両端部が開口した筒体30の下部
において、U字状に折曲げられた複数の中空糸27の開
口端部のみが開口するように合成樹脂31でポッティン
グされており、該筒体30の上部がフィルタ32により
容器26の内壁面に固定されているとともに、中空糸2
7の開口端部が瀘過水供給口25に対向するように複数
の孔が同心状に設けられたフィルタ33とOリング34
とを介して容器26の内部に装着されている。また、容
器26の上部には、中空糸束層28と活性炭層29とを
容器26内に容易に充填でき、かつ中空糸膜の汚れ具合
が外部からよく見えるように透明蓋35が設けられてお
り、さらに透明蓋35の上部には、二重蓋構造を実現す
べく不透明の蓋36が容器26に対して着脱自在に設け
られている。以上から明らかなように、瀘材としての中
空糸束層28と活性炭層29とを収容する瀘材カートリ
ッジの外郭壁が瀘材収納筒体12の外郭壁を兼ねてい
る。そして、瀘材収納筒体12の外郭壁により包囲され
た内部空間が被浄化水の通過経路を構成している。
【0016】即ち、瀘材収納筒体12は、以上に述べた
部材で一体に構成されてなるものであり、使用に際して
は以下に述べるバヨネット機構により、リング状ゴムパ
ッキング39を介して浄水器本体11と一体的に連結さ
れて、水道蛇口13に直結される浄水器10を構成す
る。前記バヨネット機構は、図3および図4に示す機構
であり、前記浄水器本体11のスプール軸23の左端部
に対応するボディ18の内部に形成された凹部37と、
前記瀘材収納筒体12の原水受入口24の外周部に形成
された凸部38とから構成され、該凹部37と凸部38
とが係合されるようになっている着脱機構である。該凹
部37と凸部38が形成される位置は、上述の場合と逆
であってもよい。即ち、前記浄水器本体11に凸部38
が、前記瀘材収納筒体12に凹部37が形成されていて
もよい。該凸部38は、図4に示すように、原水受入口
24の外周部の互いに対向する位置に1対が設けられて
おり、それぞれの凸部38は、原水受入口24の周方向
のテーパ角がθで、かつ所定の巻き付け長さを有するテ
ーパネジ38aと、このテーパネジ38aに連なり、ネ
ジ軸方向に延びるストッパ38bとで構成されている。
切欠き部は、この実施例では1対としているが、2対以
上であってもよい。切欠き部を2対以上にした場合に
は、瀘材収納筒体12を浄水器本体11に固定するため
の回動角を少なくできる効果がある。また、前記凹部3
7は、テーパネジ38aとストッパ38bの周方向長さ
Lよりも長い切欠き長さを有する切欠き部37aと、テ
ーパネジ38aと係合する所定長さのメネジ37bとか
ら構成されている。この実施例の場合、前記ストッパ3
8bは、浄水器本体11のメネジ37bの終端が当接し
たとき、図1に示すように瀘材収納筒体12が起立する
ような位置に設けられている。
【0017】したがって、前記瀘材収納筒体12を前記
浄水器本体11に連結する場合には、第1ステップとし
て、図5に示すように、該瀘材収納筒体12を水平に
し、その凸部38を該浄水器本体11の切欠き部37a
内に挿入し、第2ステップとして、図6に示すように該
瀘材収納筒体12を時計方向に90度回動させる。前記
第1ステップでは、メネジ37bが凸部38のメネジミ
ゾ38cに侵入し、第2ステップでは、テーパネジ38
aとメネジ37bとが噛合うにしたがって瀘材収納筒体
12全体が浄水器本体11の方向に移動するとともに、
メネジ37bがストッパ38bに当接した位置で停止す
る。即ち、この実施例の浄水器10は、瀘材収納筒体1
2が浄水器本体11に単に2つのステップのみで一体的
に連結できるのであり、新しい瀘材カートリッジへの交
換に際しては、図9の従来品のように一々ネジ込み式の
キャップ8を取外してカートリッジ1を取出すのではな
く、1個の瀘材収納筒体12のみを一単位として装着
し、瀘過寿命が到来すれば瀘材収納筒体12全体を廃棄
するのである。なお、瀘材収納筒体12を取外す場合に
は、先ず、前記第2ステップと逆の動作を行わせた後
に、前記第1ステップの逆の動作を行わせればよい。
【0018】また、前記瀘材収納筒体12は、瀘過水供
給口25の部分が上述のバヨネット機構と同様の機構4
8により、リング状ゴムパッキング39を介して浄水器
本体11の原水取出口16部分と一体的に連結されて、
瀘材の逆洗状態(原水を逆方向に流して瀘材を洗浄する
状態)を出現させる。なお、この場合には、瀘材収納筒
体12の原水受入口24部分と浄水器本体11の原水取
出口16部分との連結は解除される。また、瀘過水供給
口25部分に設けられる機構としては、原水取出口16
部分に連結された状態において原水受入口24が下向き
になるように、前記機構の構成部分の相対位置を設定し
ておくことが好ましい。
【0019】以上のように構成されたこの実施例の浄水
器10において、図3および図4に示すように、浄水器
本体11の原水取出口16部分と瀘材収納筒体12の原
水受入口24部分とが両図の位置で連結された状態を仮
定する(この状態における切替弁19の位置を図3の右
側面から見ると12時の状態である)。先ず、該切替弁
19を時計方向に回動させ、3時の状態にすると、水道
蛇口13からの原水は原水入口15から流入し、スプー
ル軸23を経て原水供給口17からストレート水として
流出する。今度は反時計方向に90度切替弁19を回動
させ再度12時の状態に戻すと、原水入口15から流入
した原水はシャワー水に切り替わり、シャワー水供給口
17aから流出する。さらに切替弁19を反時計方向に
90度回動させ、9時の状態にすると、原水入口15か
ら流入した原水は、流路が切り替えられて原水取出口1
6に到達する。該原水取出口16に到達した原水は、前
記バヨネット機構により瀘材収納筒体12と浄水器本体
11とがリング状ゴムパッキン39を介して互いに密着
しているので、この部分から外部に漏れることはなく、
瀘材収納筒体12の原水受入口24に供給される。該原
水受入口24に供給された原水は、フィルタ33の孔か
ら活性炭層29および中空糸束層28をこの順に通過
し、ここで瀘過されて瀘過水供給口25から浄化水とし
て流出する。
【0020】また、浄水器本体11の原水取出口16部
分と瀘材収納筒体12の瀘過水供給口25部分とが図7
に示す位置で連結された状態を仮定する(この状態にお
ける切替弁19の位置を図7の右側面から見ると12時
の状態である)。この状態において、切替弁19を反時
計方向に90度回動させ、9時の状態にすると、原水入
口15から流入した原水は、流路が切り替えられて原水
取出口16に到達する。該原水取出口16に到達した原
水は、前記バヨネット機構により瀘材収納筒体12の瀘
過水供給口25部分と浄水器本体11の原水取出口16
部分とがリング状ゴムパッキン39を介して互いに密着
しているので、この部分から外部に漏れることはなく、
瀘材収納筒体12の瀘過水供給口25に供給される。該
瀘過水供給口25に供給された原水は、中空糸束層28
および活性炭層29をこの順に通過し、中空糸束層28
に存在する雑菌が原水に含まれる塩素により殺菌され、
また中空糸束層の外表面に付着した微粒子等が洗い流さ
れ、フィルタ33の孔を通過し、原水受入口24から流
出する。したがって、中空糸束層28が微粒子等により
目詰りして浄化水の流出量が少なくなったような場合
に、瀘材収容筒体12を上述のように浄水器本体11に
装着して原水を供給することにより、微量史等を洗い流
して浄化水の流出量を回復させるとともに、原水に含ま
れる塩素による殺菌をも併せて行うことができ、瀘材収
納筒体12の寿命を長くすることができる。
【0021】図3、図4と図7から明らかなように、浄
化水を流出させる状態と逆洗状態とで瀘材収納筒体22
の姿勢が大きく異なるのであるから、逆洗状態のままで
放置するという不都合の発生を確実に防止することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、1つの原水吐出流路
部に対して第1連結部、第2連結部を選択的に連結する
だけで浄化水吐出状態、逆洗状態を選択できるので、操
作を簡素化でき、しかも、浄水器本体に対する瀘材収納
部の連結状態を目視できるので、逆洗後における瀘材収
納部の復元操作を忘れるおそれがなくなり、また、第1
連結部、第2連結部の位置の自由度を高めることができ
るので、浄水器全体として小形化できるという特有の効
果を奏する。
【0023】請求項2の発明は、第1連結部、第2連結
部を1つの原水吐出流路部に連結し、もしくは取外すた
めの操作を一層簡素化できるほか、請求項1と同様の効
果を奏する。請求項3の発明は、浄水器全体として一層
小形化できるほか、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の浄水器の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の浄水器の右側面図である。
【図3】図1の浄水器本体に用いられているバヨネット
機構の部分斜視図である。
【図4】図1の瀘材収納筒体に用いられているバヨネッ
ト機構の部分斜視図である。
【図5】図1の浄水器の作用を示す正面図である。
【図6】図1の浄水器の作用を示す正面図である。
【図7】図1の浄水器の逆洗状態を示す正面図である。
【図8】従来の浄水器の概略縦断面図である。
【図9】図8の浄水器の逆洗状態を示す概略縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 浄水器 11 浄水器本体 12 瀘材収納筒体 13 水道蛇口 14 取付け部 16 原水取出口 24 原水受入口 25 瀘過水供給口 26 容器(瀘材カートリッジ) 28 中空糸束層 29 活性炭層 37 凹部 38,48 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道蛇口(13)に取付けられる取付け
    部(14)を有するとともに、受け入れた原水の吐出流
    路を切換える切替弁(19)を有する浄水器本体(1
    1)と、1つの原水吐出流路(16)部に取外し可能に
    連結される原水受入用の第1連結部(38)を有すると
    ともに、瀘材(28)(29)を有する瀘材収納部(1
    2)とからなる浄水器において、 前記瀘材収納部(12)の浄化水吐出流路(25)部
    に、前記1つの原水吐出流路(16)部に取外し可能に
    連結し得る第2連結部(48)を有していることを特徴
    とする逆洗型浄水器。
  2. 【請求項2】 前記1つの原水吐出流路(16)部と、
    第1連結部(38)または第2連結部(48)とがバヨ
    ネット機構(37)(38)(48)により着脱自在に
    互いに連結されている請求項1に記載の逆洗型浄水器。
  3. 【請求項3】 前記瀘材収納部(12)が、瀘材(2
    8)(29)を収納する瀘材カートリッジ(26)を有
    し、該瀘材カートリッジ(26)の外郭壁が瀘材収納部
    (12)の外郭壁を兼ねているとともに、該瀘材カート
    リッジ(26)の外郭壁により包囲された内部空間が被
    浄化水流通経路を構成している請求項1に記載の逆洗型
    浄水器。
JP6230099A 1994-09-26 1994-09-26 逆洗型浄水器 Pending JPH0889948A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115739A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Beeshitsuku Kk 浄水器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115739A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Beeshitsuku Kk 浄水器

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