JP2003154217A - 浄化器 - Google Patents
浄化器Info
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Abstract
間で短時間に充填物の交換作業等を行うことができ、流
体の漏れのおそれがない浄化器を提供する。 【解決手段】 処理対象の流体が流入する流入口1Aと
流出する流出口1Bとを備えたベース体1に形成した受
け部1Cと、流体を濾過処理するための処理材Sを内蔵
し且つ本体側流入口h1及び本体側流出口h2が形成さ
れた浄化器本体Hの端部とが、接当状態で相対回転自在
であって、所定回転位置で、ベース体1の流入口1Aに
連なる流路1aが浄化器本体Hの本体側流入口h1に連
通すると共にベース体1の流出口1Bに連なる流路1b
が浄化器本体Hの本体側流出口h2に連通し、且つ、そ
の連通した流路部分が外部から密封される状態で浄化器
本体Hとベース体1が接近するように、浄化器本体Hに
備えた係合部K1とベース体1に備えた被係合部K2と
が係合する。
Description
流入する流入口と前記流体が流出する流出口とを備えた
ベース体に、前記流体を濾過処理するための処理材を内
蔵した浄化器本体を結合させた構造の浄化器に関する。
の流体とする浄水器として使用されるものである。従来
の浄化器では、ベース体に浄化器本体を結合させる場合
に、図11に示すように、流入口30Aと流出口30B
とを備えたベース体30の上部に形成した受け部30C
に、円筒状の胴体部31の下端部をボルト35で締め付
けて固定するとともに、濾過処理用の処理材Sを収容し
たフィルターカートリッジ等の充填物を胴体部31の内
部に収納して保持させ、最後に、胴体部31の上端部に
フランジ34(鏡板部)をボルト36で締め付けて固定
し、上記カートリッジの上端部を保持すると共に浄化器
の内部を外部から密封するようにしていた。尚、上記処
理材Sは、胴体部31の中心に位置する円筒状の容器3
3に収容されたセラミックスフィルターや、このセラミ
ックスフィルター容器33を囲む同軸状の容器32に収
容された繊維状活性炭等からなる。又、上記締付ボルト
35,36の本数は、胴体部取付け用及びフランジ取付
け用で共に全周に亘って6本である。尚、浄化器内での
流体の流れを矢印で示している。
来の浄化器では、以下のような種々の問題点があった。 (1)カートリッジ等を交換する場合に、上部側のフラ
ンジ34を胴体部31から取り外して、内部のカートリ
ッジ等を上方に抜き出すようにしているために、浄化器
の設置場所の上方にカートリッジ等の長さに相当する余
分なスペースが必要であった。 (2)上記充填物の交換時において、先ずボルト35を
緩めてフランジ34を取外し、充填物の交換後、フラン
ジ34の再取付けを行う必要があるため、交換に多くの
手間と作業時間を要していた。 (3)上記ボルト35,36(全周で6本)の締め付け
力にアンバランスがあって片締め状態になると、内部の
流体が漏れるおそれがあった。 (4)浄化器を構成する部品として、ベース体30の他
に、フランジ34、胴体部31、複数のボルト35,3
6が必要であり、部品点数が多くなっていた。
のであり、その目的は、余分な設置スペースを必要とせ
ず、少ない手間で短時間に充填物の交換作業等を行うこ
とが可能であり、且つ、使用中において内部の流体が漏
れるおそれを回避させることが可能な浄化器を提供する
ことである。
一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載
した如く、処理対象の流体が流入する流入口と前記流体
が流出する流出口とを備えたベース体に、前記流体を濾
過処理するための処理材を内蔵した浄化器本体を結合さ
せた構造であって、前記流体が流入する本体側流入口及
び前記流体が流出する本体側流出口が形成された前記浄
化器本体の端部と、前記ベース体に形成した受け部とが
接当状態で相対回転自在であり、前記相対回転における
所定回転位置で、前記ベース体の前記流入口に連なる流
路が前記本体側流入口に連通すると共に前記ベース体の
前記流出口に連なる流路が前記本体側流出口に連通し、
且つ、その連通した流路部分が外部から密封される状態
で前記浄化器本体と前記ベース体が接近するように、前
記浄化器本体に備えた係合部と前記ベース体に備えた被
係合部とが係合する点にある。
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記浄化器本体が、筒長手方向の一端部を開口した
有底筒状のケースと、前記処理材を収容すると共に端部
に前記本体側流入口及び前記本体側流出口を備えて前記
ケース内に収納保持される筒状の濾過体とからなり、前
記ケースに、前記ベース体側の前記被係合部と係合する
前記係合部を備えている点にある。
の請求項3に記載した如く、上記第二の特徴構成に加え
て、前記濾過体が、前記処理材を収容した筒状の処理材
収納体と、前記ケース内に挿入した前記筒状の処理材収
納体の後端部を押圧保持すると共に前記本体側流入口及
び前記本体側流出口を備えたキャップ部材とからなる点
にある。
の請求項4に記載した如く、上記第一から第三のいずれ
かの特徴構成に加えて、前記ベース体の前記流入口に連
なる流路と前記流出口に連なる流路が、前記受け部にお
いて、前記相対回転の軸心を中心として互いに異なる半
径の同軸状領域として形成され、前記本体側流入口と前
記本体側流出口の夫々が、前記同軸状領域の前記流入口
と前記流出口の夫々に連通するように、前記相対回転の
軸心を中心として互いに異なる半径の同軸状領域として
形成されている点にある。
の請求項5に記載した如く、上記第一から第四のいずれ
かの特徴構成に加えて、前記係合部と前記被係合部とが
係合した状態を保持する係合状態保持手段を備えている
点にある。
に係る浄化器の第一の特徴構成によれば、処理対象の流
体が流入する流入口と前記流体が流出する流出口とを備
えたベース体に形成した受け部と、前記流体を濾過処理
するための処理材を内蔵し且つ前記流体が流入する本体
側流入口及び前記流体が流出する本体側流出口が形成さ
れた浄化器本体の端部とが、接当状態で相対回転自在で
あって、所定回転位置に相対回転すると、浄化器本体に
備えた係合部とベース体に備えた被係合部とが係合し
て、ベース体の流入口に連なる流路が浄化器本体の本体
側流入口に連通すると共にベース体の流出口に連なる流
路が浄化器本体の本体側流出口に連通し、且つ、その連
通した流路部分が外部から密封される状態で浄化器本体
とベース体が接近する。
受け部を接当させた状態で所定回転位置に相対回転させ
ることにより、浄化器本体の係合部とベース体の被係合
部とが係合して、ベース体に浄化器本体が結合されると
共に、ベース体の流入口から浄化器本体の本体側流入
口、浄化器本体に内蔵の処理材、浄化器本体の本体側流
出口を経てベース体の流出口に連通する流路が外部から
密封される状態で形成される。一方、浄化器本体の端部
とベース体の受け部を上記所定回転位置以外の回転位置
に相対回転させることにより、浄化器本体の係合部とベ
ース体の被係合部との係合が外れて、浄化器本体をベー
ス体から分離することができる。
け部に対して脱着できるようにしたので、例えば浄化器
本体に内蔵の処理材等を交換するような場合に、浄化器
本体をベース体から上記脱着に要する高さ分離間させる
だけで浄化器本体を取り外すことができ、浄化器の設置
場所に余分な設置スペースを必要としない。また、浄化
器本体の端部とベース体の受け部とを接当状態で相対回
転させるだけで、ベース体と浄化器本体の着脱を行うこ
とができるので、少ない手間で短時間に充填物の交換作
業等を行うことが可能である。さらに、浄化器本体の端
部とベース体の受け部の接当状態での相対回転に伴っ
て、両者に備えた係合部と被係合部が係合して両者を結
合するため、浄化器本体の端部とベース体の受け部の結
合面の全体に均一な力が加わり、片締め状態にならない
ようにすることができ、使用中において内部の流体が漏
れるおそれを回避させることが可能である。
一端部を開口した有底筒状のケース内に、前記処理材を
収容すると共に端部に前記本体側流入口及び前記本体側
流出口を備えた筒状の濾過体を収納保持させて浄化器本
体を構成すると共に、その浄化器本体を前述のようにベ
ース体の受け部に接当させて相対回転させると、ケース
に備えた係合部がベース体側の被係合部と係合する。従
って、処理材を収容する濾過体だけを交換してケースは
継続使用することができるので、処理材が劣化して浄化
器の処理能力が低下したような場合に、浄化器本体の全
部を交換する場合に比べて部材の有効利用が可能とな
り、浄化器の好適な実施形態が得られる。
のケース内に、処理材を収容した筒状の処理材収納体を
挿入したのち、その処理材収納体の後端部を、前記本体
側流入口及び前記本体側流出口を備えたキャップ部材に
よって押圧保持して濾過体を構成する。従って、濾過体
を構成する部材のうち、処理材を収容した実質的な部材
である筒状の処理材収納体だけを交換して、処理材に対
する流体の流入及び流出口を備えたキャップ部材は継続
使用することができるので、処理材が劣化して浄化器の
処理能力が低下したような場合に、濾過体の全部を交換
する場合に比べて一層、部材の有効利用が可能となり、
浄化器の好適な実施形態が得られる。
体の端部とベース体の受け部との相対回転の軸心を中心
として互いに異なる半径の同軸状領域として形成された
浄化器本体側の前記本体側流入口と前記本体側流出口の
夫々が、前記受け部において前記相対回転の軸心を中心
として互いに異なる半径の同軸状領域として形成された
ベース体の前記流入口に連なる流路と前記流出口に連な
る流路の夫々に連通する。従って、浄化器本体の端部と
ベース体の受け部を接当させた状態で相対回転させたと
きに、任意の回転位置において、ベース体側の流入口に
連なる流路と流出口に連なる流路の夫々が、浄化器本体
側の本体側流入口と本体側流出口の夫々に必ず連通する
状態となるので、浄化器本体側の係合部とベース体側の
被係合部とが結合する回転位置が変動した場合でも、上
記連通状態を確実に維持することができ、浄化器の好適
な実施形態が得られる。
端部とベース体の受け部を接当状態で相対回転させて、
浄化器本体側の係合部とベース体側の被係合部とを係合
させた状態が係合状態保持手段によって保持される。従
って、浄化器の使用中において、何らかの原因によって
上記係合状態が外れて内部の流体が漏れたり、あるい
は、何者かが故意に上記係合状態を外して浄化器内に異
物を混入させるようなトラブルの発生を防止することが
可能となり、浄化器の好適な実施形態が得られる。
について図面に基づいて説明する。図1に示すように、
浄化器の基本構造は、処理対象の流体(具体的には、
水)が流入する流入口1Aと前記流体が流出する流出口
1Bとを備えたベース体1に、前記流体を濾過処理する
ための処理材S(後述の繊維状活性炭やセラミックスフ
ィルター)を内蔵した浄化器本体Hを結合させた構造で
ある。尚、浄化器本体Hの端部(図では下端部)には、
前記流体が流入する本体側流入口h1と前記流体が流出
する本体側流出口h2とが形成されている。又、浄化器
内での流体の流れを矢印で示している。
方向の一端部を開口した有底筒状のケース4と、前記処
理材Sを収容すると共に端部に前記本体側流入口h1及
び前記本体側流出口h2を備えて前記ケース4内に収納
保持される筒状の濾過体Rとからなり、さらに、前記濾
過体Rが、前記処理材Sを収容した筒状の処理材収納体
2,3と、ケース4内に挿入した前記筒状の処理材収納
体2,3の後端部を押圧保持すると共に前記本体側流入
口h1及び前記本体側流出口h2を備えたキャップ部材
5,6とからなる。
うに、両端開放の円筒筒体4Aの一方の端部を塞ぐよう
にフランジ(鏡板)4Bを溶接によって固着して一体的
に形成した構造としている。この構造により、上記円筒
筒体4Aとフランジ4Bを別体に構成して、両者をボル
ト等の締め付け具によって固定するような従来構造に比
べて、部品点数が削減されるとともに、組立て作業の手
間と時間が少なくなる利点が得られる。
4の中心軸上に位置するセラミックスフィルター入りの
円筒カートリッジ3と、前記セラミックスフィルター入
りの円筒カートリッジ3の外側に配置され、ケース4の
中心軸に対して同軸に位置する断面ドーナツ状の繊維状
活性炭入りの円筒カートリッジ容器2とからなる。各円
筒カートリッジ2,3の上下両端部には、夫々エンドキ
ャップ2a,2b,3a,3bが付設されている。
にも示すように、ケース4の内側に位置して活性炭入り
の円筒カートリッジ容器2の下エンドキャップ2bを受
け止めるケース内キャップ6と、このケース内キャップ
6を外側から押さえ付けるケースキャップ5からなる。
そして、この両キャップ5,6の間の間隙によって、前
記本体側流入口h1が形成され、ケース内キャップ6の
中央孔によって、前記本体側流出口h2が形成されてい
る。図4において、(ロ)は(イ)のA−A断面図であ
る。尚、上記浄化器本体Hの上端側及び下端側における
組立て構造の拡大図を図6及び図7に示す。
合させる構造について説明する。前記本体側流入口h1
及び前記本体側流出口h2が形成された浄化器本体Hの
端部(下端部)と、ベース体1に形成した受け部1Cと
が接当状態で相対回転自在である。すなわち、縦姿勢の
浄化器本体Hの下端部を凹状に形成された受け部1Cに
上方から挿入して受け止めた状態で、円筒形状の浄化器
本体Hの中心軸(縦軸)周りに相対回転自在に構成され
ている。そして、前記浄化器本体Hの端部とベース体1
との相対回転における所定回転位置で、ベース体1の流
入口1Aに連なる流路1aが前記本体側流入口h1に連
通すると共にベース体1の流出口1Bに連なる流路1b
が前記本体側流出口h2に連通し、且つ、その連通した
流路部分が外部から密封される状態で浄化器本体Hとベ
ース体1が接近するように、浄化器本体Hに備えた係合
部K1とベース体1に備えた被係合部K2とが係合する
構造となっている。
ベース体1の前記流入口1Aに連なる流路1aと前記流
出口1Bに連なる流路1bが、前記受け部1Cにおい
て、前記相対回転の軸心Pを中心として互いに異なる半
径の同軸状領域として形成されている。すなわち、流出
口1Bに連なる流路1bが上記軸心Pから所定半径の円
形領域に形成され、流入口1Aに連なる流路1aが上記
流出口1Bに連なる流路1bの円形領域を間隔を隔てて
囲むドーナツ状領域に形成されている。一方、前記浄化
器本体Hの本体側流入口h1と本体側流出口h2の夫々
が、前記同軸状領域に形成されたベース体1の流入口1
Aと流出口1Bの夫々に連なる流路1a,1bに連通す
るように、前記相対回転の軸心Pを中心として互いに異
なる半径の同軸状領域に形成されている。すなわち、本
体側流出口h2が上記軸心Pから所定半径の円形領域に
形成され、本体側流入口h1が上記本体側流出口h2の
円形領域を間隔を隔てて囲むドーナツ状領域に形成され
ている。以上の構成により、浄化器本体Hの端部とベー
ス体1との相対回転の位置にかかわらず、ベース体1の
流入口1Aに連なる流路1aが本体側流入口h1に連通
し、ベース体1の流出口1Bに連なる流路1bが本体側
流出口h2に連通する状態が常に維持されることにな
る。
示すように、ベース体1の平面視における全周4箇所に
形成した所定長さの庇部7によって構成される。すなわ
ち、各庇部7の下面がテーパ状に形成されて、浄化器本
体Hの端部が接当する接当面smと庇部7の下面との距
離L2が周方向で変化している。図2において、(ロ)
は(イ)のA−A断面図である。一方、上記ベース体1
側の被係合部K2と係合する前記係合部K1は、前記ケ
ース4に備えられ、具体的には、図3に示すように、ケ
ース4の下端部に平面視における全周4箇所に形成した
所定長さの突部4Cによって構成される。すなわち、各
突部4Cの上面が前記ベース体1側の各庇部7の下面テ
ーパ形状と同じ傾斜角度のテーパ状に形成され、且つ、
ケース4の端面tmと突部4Cのテーパ面との距離L1
が、前記浄化器本体Hの接当面smと庇部7の下面との
距離L2と同程度の距離であって周方向で変化してい
る。
図8〜図10に示すように、先ず、活性炭入りの円筒カ
ートリッジ容器2の下エンドキャップ2bの内側凹部
に、セラミックスフィルター入りの円筒カートリッジ3
の下端部を差し込んで結合させたのち、その下エンドキ
ャップ2bの外側凸部を前記ケース内キャップ6で受け
止め、さらに、そのケース内キャップ6にケースキャッ
プ5を当てて押し込みながら、ケース4内に挿入して収
納させる。尚、このとき、ケースキャップ5の周囲2箇
所(180度回転対称の位置)に形成した突部5Aが、
ケース4側の前記突部4Cの内側部分に密着接当して外
れないようにして、ケース4への各部材の収納状態を保
持している。
のケース4の各突部1Cを、ベース体1の各庇部7が形
成されていない位置に合わせた状態で、浄化器本体Hの
下端部をベース体1の受け部1Cに挿入して接当させ、
その接当状態で両者を相対回転させると、ケース4の各
突部1Cの上部テーパ面がベース体1の各庇部7の下部
テーパ面に当たり、回転に伴って、浄化器本体Hの下端
部がベース体1の受け部1Cに接近する力が働いて、浄
化器本体Hの下端部とベース体1の受け部1Cとが密着
状態で締付固定されることになる。
2とが係合した状態を保持する係合状態保持手段KHを
備えている。具体的には、係合状態保持手段KHは、図
9及び図10に示すように、断面L型形状のカンヌキ部
材10で構成され、上記係合状態でベース体1の庇部7
が形成されていない箇所に生じるケース4の側面とベー
ス体1の内面との間の隙間に、上記カンヌキ部材10を
差し込んで、ケース4の突部1Cが係合位置から逆方向
に回転しないように保持している。更に、カンヌキ部材
10には、上記差し込み状態で、ベース体1に設けた孔
1Dと位置が一致する孔11が設けられており、この両
孔1D,11をボルトで締めて固定して(図7及び図1
0参照)カンヌキ部材10を容易に外せないようにした
り、あるいは、両孔1D,11間に錠をかけてカンヌキ
部材10が絶対外れないようにすることで、浄化器の使
用の安全を確保することができる。
る。上記実施形態では、処理対象の流体が水である浄水
器の例について説明したが、水以外の各種流体(液体、
気体)の浄化器に適用することができる。
状のケース4を、両端開放の円筒筒体4Aの一方の端部
に鏡板4Bを溶接して一体的に形成した構造としたが、
溶接等で一体形成するのではなく、円筒筒体4Aの端部
に鏡板4Bをボルト等によって取り付ける構造であって
もよい。
図
を示す側面断面図
断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 処理対象の流体が流入する流入口と前記
流体が流出する流出口とを備えたベース体に、前記流体
を濾過処理するための処理材を内蔵した浄化器本体を結
合させた構造の浄化器であって、 前記流体が流入する本体側流入口及び前記流体が流出す
る本体側流出口が形成された前記浄化器本体の端部と、
前記ベース体に形成した受け部とが接当状態で相対回転
自在であり、 前記相対回転における所定回転位置で、前記ベース体の
前記流入口に連なる流路が前記本体側流入口に連通する
と共に前記ベース体の前記流出口に連なる流路が前記本
体側流出口に連通し、且つ、その連通した流路部分が外
部から密封される状態で前記浄化器本体と前記ベース体
が接近するように、前記浄化器本体に備えた係合部と前
記ベース体に備えた被係合部とが係合する浄化器。 - 【請求項2】 前記浄化器本体が、筒長手方向の一端部
を開口した有底筒状のケースと、前記処理材を収容する
と共に端部に前記本体側流入口及び前記本体側流出口を
備えて前記ケース内に収納保持される筒状の濾過体とか
らなり、 前記ケースに、前記ベース体側の前記被係合部と係合す
る前記係合部を備えている請求項1に記載の浄化器。 - 【請求項3】 前記濾過体が、前記処理材を収容した筒
状の処理材収納体と、前記ケース内に挿入した前記筒状
の処理材収納体の後端部を押圧保持すると共に前記本体
側流入口及び前記本体側流出口を備えたキャップ部材と
からなる請求項2に記載の浄化器。 - 【請求項4】 前記ベース体の前記流入口に連なる流路
と前記流出口に連なる流路が、前記受け部において、前
記相対回転の軸心を中心として互いに異なる半径の同軸
状領域として形成され、前記本体側流入口と前記本体側
流出口の夫々が、前記同軸状領域の前記流入口と前記流
出口の夫々に連なる流路に連通するように、前記相対回
転の軸心を中心として互いに異なる半径の同軸状領域と
して形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載
の浄化器。 - 【請求項5】 前記係合部と前記被係合部とが係合した
状態を保持する係合状態保持手段を備えている請求項1
〜4のいずれか1項に記載の浄化器。
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