JPH11128448A - 通過物体検出センサー - Google Patents

通過物体検出センサー

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JPH11128448A
JPH11128448A JP30071197A JP30071197A JPH11128448A JP H11128448 A JPH11128448 A JP H11128448A JP 30071197 A JP30071197 A JP 30071197A JP 30071197 A JP30071197 A JP 30071197A JP H11128448 A JPH11128448 A JP H11128448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passing
sensor
elastic member
passing object
passage hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP30071197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kobayashi
義信 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP30071197A priority Critical patent/JPH11128448A/ja
Publication of JPH11128448A publication Critical patent/JPH11128448A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より確実に通過物体の通過を検出できるよう
にする。 【解決手段】 一方向Dに通過物体10が通過する通過孔
1aが設けられて通過孔1aにおける通過物体10の通過を検
出するセンサー本体1 と、一方向D後端側の一端開口縁
1bから先端側の他端開口縁1cまで通過孔1aの内縁部に沿
ってセンサー本体1 に設けられた弾性部材2 と、を備え
た構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通過物体を検出す
る通過物体検出センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通過物体検出センサーと
して、特開平6−182028号に開示されたものが存
在する。このものは、図9に示すように、一方向Dであ
る重力方向にパチンコ玉(通過物体)X が通過する通過
孔A1が設けられたセンサー本体A と、通過孔A1における
パチンコ玉X の通過を検出するために揺動自在に設けら
れた作動レバーB と、通過孔A1における一方向後端側の
一端開口縁A2に設けられた弾性部材C と、を備えてい
る。
【0003】このものは、パチンコ玉X が通過孔A1を通
過すると、そのパチンコ玉X が作動レバーB を押圧揺動
操作することに基づき、パチンコ玉X の通過を検出す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の通過物
体検出センサーにあっては、パチンコ玉X は、通過孔A1
の軸中心から大きく離れて通過する場合、通過孔A の一
端開口縁A2に設けられた弾性部材C に衝突して、その衝
突のときの衝撃が弾性部材C の弾性でもって吸収される
から、逆方向へ向かって跳動しなくなるので、一度通過
した通過孔A1の一端開口部を再度通過することがなくな
り、通過孔A1を通過するときの作動レバーB の押圧揺動
操作が1回だけとなって、通過孔A1を通過するパチンコ
玉X を確実に計数することができるようになっている。
【0005】しかしながら、このものは、寸法公差によ
って少し小さ目に形成されたパチンコ玉X が開口面に対
して斜めに通過孔A1を通過するとき、通過孔A1の一端開
口縁に設けられた弾性部材C に衝突しなかったパチンコ
玉X が、通過方向の先端側の他端開口縁A3と一端開口縁
A2との間の内縁部に衝突することがある。そうなると、
内縁部に衝突したパチンコ玉X は、衝突後に大きく跳動
して、一度通過した一端開口部を逆行した後に、もう一
度一端開口部を通過して、内縁部に衝突する前に一度押
圧揺動操作した作動レバーB を、再度、押圧揺動操作し
て、パチンコ玉X の通過回数を2重に計数してしまうこ
とになって、通過孔A を通過するパチンコ玉X を計数値
に誤差が生じてしまう。
【0006】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、より確実に通過物体の
通過を検出することができる通過物体検出センサーを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、一方向に通過物体が通
過する通過孔が設けられて通過孔における通過物体の通
過を検出するセンサー本体と、一方向後端側の一端開口
縁から先端側の他端開口縁まで通過孔の内縁部に沿って
センサー本体に設けられた弾性部材と、を備えた構成に
してある。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記弾性部材は、前記センサー本体と係合
する状態で設けられた構成にしてある。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記弾性部材は、前記通過孔の周回方向に
沿った回転運動が規制されるよう前記センサー本体と係
合する状態で設けられた構成にしてある。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記弾性部材
は、前記通過孔の軸方向に沿った平行移動が規制される
よう前記センサー本体と係合する状態で設けられた構成
にしてある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図5に基づいて以下に説明する。この通過物体検出セン
サーは、パチンコ玉(通過物体)10を検出するパチンコ
玉検出センサーであって、センサー本体1 、弾性部材2
を備えて構成される。
【0012】センサー本体1 は、略直方体状に形成さ
れ、その長手方向の一端部側に、パチンコ玉10が一方向
Dである重力方向に通過する通過孔1aが貫通して設けら
れている。このセンサー本体1 は、その内部に設けられ
たLC発振器(図示せず)を発振させることにより、パ
チンコ玉10の通過する通過孔1aに高周波磁束を発生さ
せ、パチンコ玉10の通過に伴う渦電流損失を発振振幅等
の電気的特性として回路的に検出して、所定の信号を出
力する。従って、このセンサー本体1 に、図4に示すよ
うに、オシロスコープ等の測定機器30を接続すると、そ
の測定機器30には、図5に示すように、パチンコ玉20の
通過時に「L」となり、パチンコ玉20の非通過時に
「H」となる信号が表示される。
【0013】弾性部材2 は、ゴム材料により、一端部に
鍔部2aを有した筒状に形成され、接着によって、センサ
ー本体1 の通過孔1aにおける一方向後端側の一端開口縁
1bから先端側の他端開口縁1cまで内縁部に沿って設けら
れる。
【0014】かかる通過物体検出センサーにあっては、
パチンコ玉20が、通過孔1aの軸中心から大きく離れて通
過する場合、通過孔1aの開口面に対して斜めに通過する
ときでも、従来例とは異なって、一方向D後端側の一端
開口縁1bから先端側の他端開口縁1cまで通過孔1aの内縁
部に沿ってセンサー本体1 に設けられた弾性部材2 に衝
突して、その衝突のときの衝撃が弾性部材2 の弾性でも
って吸収されるから、逆方向へ向かって跳動しなくなる
ので、通過孔1aを一方向へ2度以上通過することがなく
なり、センサー本体1 によるパチンコ玉20の検出動作が
1回だけとなって、通過孔1aを通過するパチンコ玉20を
より確実に計数することができる。
【0015】次に、本発明の第2実施形態を図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施
形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、基本的に
は、第1実施形態と同様であるが、弾性部材2 は、セン
サー本体1 と係合する状態で設けられた構成となってい
る。
【0016】詳しくは、弾性部材2 は、一端部に鍔部2a
が設けられるだけではなく、他端部にも鍔部2bが設けら
れ、図7に示すように、それらの両鍔部2a,2b が鉤状に
形成されて、それらの鉤状の両鍔部2a,2b が、センサー
本体1 の両端開口縁1b,1c に係合することにより、通過
孔1aの軸方向に沿った平行移動が規制される。
【0017】かかる通過物体検出センサーにあっては、
弾性部材2 は、通過孔1aの軸方向に沿った平行移動が規
制されるようセンサー本体1 と係合する状態で設けられ
ているから接着をしなくてもよくなる。
【0018】次に、本発明の第3実施形態を図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施
形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、基本的に
は、第2実施形態と同様であるが、弾性部材2 は、通過
孔1aの軸方向に沿った平行移動が規制されるようセンサ
ー本体1 と係合するだけではなく、通過孔1aの周回方向
に沿った回転運動が規制されるようセンサー本体1 と係
合する状態で設けられた構成となっている。
【0019】詳しくは、弾性部材2 の一端部の鍔部2aに
は、略T字型の切込2cが4箇所に設けられ、その切込2c
に係合する断面略T字型の凸部1dが一端開口縁1b近くに
設けられている。
【0020】かかる通過物体検出センサーにあっては、
通過孔1aの周回方向に沿った回転運動が規制されるよう
センサー本体1 と係合する状態で設けられた弾性部材2
は、パチンコ玉20の衝突の衝撃に基づき、通過孔1aの周
回方向に沿って位置ずれしなくなるので、弾性部材2 と
パチンコ玉20との間の相対的位置関係のらつきがなくな
り、同一の経路で通過孔1aへと侵入してくるパチンコ玉
20が、通過したり通過しなくなったりするようなばらつ
きをなくすことができる。
【0021】なお、第3実施形態では、通過孔1aの軸方
向に沿った平行移動が規制されるようセンサー本体1 と
係合するだけではなく、通過孔1aの周回方向に沿った回
転運動が規制される構成になっているが、例えば、接着
に要する接着剤の量が少なくてすむときには、通過孔1a
の軸方向に沿った平行移動が規制されるようセンサー本
体と係合する構成にしなくてもよい。
【0022】また、第1乃至第3実施形態は、通過物体
がパチンコ玉20であるパチンコ玉検出センサーである
が、パチンコ玉検出センサーに限るものではない。
【0023】また、第1乃至第3実施形態では、センサ
ー本体1 は、パチンコ玉20の通過する通過孔1aに高周波
磁束を発生させ、パチンコ玉20の通過に伴う渦電流損失
を発振振幅等の電気的特性として回路的に検出して、所
定の信号を出力するものであるが、パチンコ玉20の通過
を機械的に検出するものでも、同様の効果を奏すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、通過物体が、通
過孔の軸中心から大きく離れて通過する場合、通過孔の
開口面に対して斜めに通過するときでも、従来例とは異
なって、一方向後端側の一端開口縁から先端側の他端開
口縁まで通過孔の内縁部に沿ってセンサー本体に設けら
れた弾性部材に衝突して、その衝突のときの衝撃が弾性
部材の弾性でもって吸収されるから、逆方向へ向かって
跳動しなくなるので、通過孔を一方向へ2度以上通過す
ることがなくなり、センサー本体による通過物体の検出
動作が1回だけとなって、通過孔を通過する通過物体を
より確実に計数することができる。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、センサー本体と係合する状態で弾性
部材を設けることにより、例えば、接着により弾性部材
を設ける場合に、塗布する接着剤の量を少なくしたり、
係合状態によっては、接着剤を全く必要としなくなるの
で、弾性部材を設けるにあたっての作業性を良くするこ
とができる。
【0026】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、通過孔の周回方向に沿った回転運動
が規制されるようセンサー本体と係合する状態で設けら
れた弾性部材は、通過物体の衝突の衝撃に基づき、通過
孔の周回方向に沿って位置ずれしなくなるので、弾性部
材と通過物体との間の相対的位置関係のらつきがなくな
り、同一の経路で通過孔へと侵入してくる通過物体が、
通過したり通過しなくなったりするようなばらつきをな
くすことができる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弾性部材
は、通過孔の軸方向に沿った平行移動が規制されるよう
センサー本体と係合する状態で設けられているから、例
えば、接着等の固定手段を設けなくてもよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の斜視図である。
【図2】同上の部分断面図である。
【図3】同上の部分平面図である。
【図4】同上による検出信号の計測状態の説明図であ
る。
【図5】同上の検出信号の波形図である。
【図6】本発明の第2実施形態の斜視図である。
【図7】同上の部分断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の部分平面図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 センサー本体 1a 通過孔 1b 一端開口縁 1c 他端開口縁 2 弾性部材 20 パチンコ玉(通過物体) D 一方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に通過物体が通過する通過孔が設
    けられて通過孔における通過物体の通過を検出するセン
    サー本体と、一方向後端側の一端開口縁から先端側の他
    端開口縁まで通過孔の内縁部に沿ってセンサー本体に設
    けられた弾性部材と、を備えたことを特徴とする通過物
    体検出センサー。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、前記センサー本体と係
    合する状態で設けられたことを特徴とする請求項1記載
    の通過物体検出センサー。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、前記通過孔の周回方向
    に沿った回転運動が規制されるよう前記センサー本体と
    係合する状態で設けられたことを特徴とする請求項2記
    載の通過物体検出センサー。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、前記通過孔の軸方向に
    沿った平行移動が規制されるよう前記センサー本体と係
    合する状態で設けられたことを特徴とする請求項2又は
    請求項3のいずれかに記載の通過物体検出センサー。
JP30071197A 1997-10-31 1997-10-31 通過物体検出センサー Pending JPH11128448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006825A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Heiwa Corp パチンコ機の検出スイッチ
JP2014100373A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Heiwa Corp 遊技機

Cited By (3)

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JP4584635B2 (ja) * 2004-06-29 2010-11-24 株式会社平和 パチンコ機の検出スイッチ
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