JPH11128078A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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Publication number
JPH11128078A
JPH11128078A JP30012697A JP30012697A JPH11128078A JP H11128078 A JPH11128078 A JP H11128078A JP 30012697 A JP30012697 A JP 30012697A JP 30012697 A JP30012697 A JP 30012697A JP H11128078 A JPH11128078 A JP H11128078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
insulating member
heat insulating
heater
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30012697A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigezo Onishi
繁三 大西
Yukitoshi Kunihiro
幸利 国広
Hideaki Kobayashi
英明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30012697A priority Critical patent/JPH11128078A/ja
Publication of JPH11128078A publication Critical patent/JPH11128078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の電気湯沸かし器は、断熱部材を
容器に密着させて保温性能を向上させていたが、十分で
はなく、さらなる保温性能を向上させるということが求
められていた。 【解決手段】 水を収容する容器1とボデー3の間に光
沢板21、22を設けることで、輻射熱を容器1側へ反
射し、熱の放散を抑止する電気湯沸かし器としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭やオフィス
で使用されている電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器は図5に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図5に示すように、52は水を収容する容
器で、底部に容器52内の水を加熱するヒータを備えて
おり、ボデー51内に配置している。容器52の周囲に
は、保温のためにガラスウール等によって構成した帯状
の断熱部材53を巻きつけており、複数個のバンド5
4、55によって固定している。また、ピン56を中心
に回動する蓋57はその裏面に、離間してねじ58で蓋
カバー59が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うな従来の構成では、断熱部材を容器の側面に巻きつけ
ているだけの保温構成となっているため、保温性能が十
分でなく、また断熱部材として使用しているガラスウー
ルから微細な針状の塵埃が発生して、内蔵しているマイ
クロスイッチが導通不良になったり、作業環境が劣化し
たりするというような課題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するもので、上方を開口した容器と、前記容器を
加熱する加熱装置と、一端を前記容器に連通し他端を外
方に開口した給湯路と、前記容器等を収納する本体とを
有し、前記本体内に備えられ前記容器からの輻射を反射
する光沢板を前記容器の外周に間隙を設けて覆うように
して設置した電気湯沸かし器としている。この構成によ
り、簡単な構成にして、断熱性能の優れた電気湯沸かし
器としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、上方を開
口した容器と、前記容器を加熱する加熱装置と、一端を
前記容器に連通し他端を外方に開口した給湯路と、前記
容器等を収納する本体とを有し、前記本体内に備えられ
前記容器からの輻射を反射する光沢板を前記容器の外周
に間隙を設けて覆うようにして設置した電気湯沸かし器
とするもので、本体と容器の間に光沢板を設けること
で、断熱性能の向上とともに外郭の温度も低くに押さえ
ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、上方を開口した容
器と、前記容器を加熱する加熱装置と、一端を前記容器
に連通し他端を外方に開口した給湯路と、前記容器等を
収納する本体とを有し、前記容器からの輻射を反射する
光沢板を本体内面に一体的に設けた電気湯沸かし器とす
るもので、本体内面に光沢板を一体的に備えることで、
本体の組立と同時に光沢板を組み立てることができ、組
立性を良くすることができる。
【0008】請求項3記載の発明は、上方を開口した容
器と、前記容器を加熱する加熱装置と、一端を前記容器
に連通し他端を外方に開口した給湯路と、前記容器等を
収納する本体と、前記容器外周に位置した略円筒の断熱
部材と、前記断熱部材に一体的に備えられ前記容器から
の輻射を反射する光沢板とを有する電気湯沸かし器とす
るもので、断熱部材を用いた電気湯沸かし器において、
光沢板を併用することで保温性能を向上することができ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、光沢板を断熱部材
の外方面に一体的に備えた請求項3記載の電気湯沸かし
器とするもので、断熱部材の外方面に光沢板を備えるこ
とで、輻射熱の放散を押さえることができた。また、塵
埃発生の恐れもなく、極めて組み立て易くなる。
【0010】請求項5記載の発明は、光沢板を断熱部材
の内方面に一体的に備えた請求項3記載の電気湯沸かし
器とするもので、断熱部材の内方面に光沢板を備えるこ
とで、輻射熱の放散を押さえることができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1を参照
しながら説明する。図1は、本実施例の全体構成を示す
断面図である。
【0012】水を収容する容器1は、樹脂成形品で本体
を形成するボデー3内に収容しており、容器1の底部に
は容器1内の水を加熱する加熱装置である扁平なヒータ
2を設けている。ボデー3の上部には、容器1内に水を
注ぎ込むポリプロピレン樹脂などで成形した注口4を配
置している。また、ボデー3の底部は、注口4とともに
引っ張って容器1を挟持している。注口4の前上部には
外郭の一部を構成するカバー部6が有り、カバー部6の
上面には、透光部を介してLEDなどから成る表示手段
7を配置している。また、カバー部6には、一部に湯を
吐出する給湯路である吐出口8を有している。この吐出
口8に隣接して、出湯された湯を受けるべきコップの載
置位置をテーブル上に表示する点灯手段9を配置してい
る。容器1の下部とボデー3とによって形成している空
間部には、容器1内の水の温度などを制御する電気回路
を形成する制御基板10を配置している。すなわち、制
御基板10はヒータ2にほぼ平行に配置したホルダー1
1によって支持されている。
【0013】容器1の底面のほぼ中央の凸部13の外面
には、湯温を検知するサーミスタによって構成した湯温
検知手段14を配置している。つまり湯温検知手段14
は、ヒータ2の下面に配置したヒータ2の発熱を遮熱す
る遮熱板15によって保持するようにしている。遮熱板
15は、容器1の底部に配置した足によって支持されて
いる。また遮熱板15には、給湯装置であるポンプ16
を配置している。また17はヒータ2の端子、18はボ
デー3の上部中央に取りつけた持ち手である。容器1の
上端開口部には、パッキン29を介し軸30を中心に回
転する蓋31を設けている。
【0014】容器1の側面には、極細繊維のガラスウー
ル等で構成した筒状または帯状の断熱部材20を配置し
ている。断熱部材20は、外方面及び内方面を耐水性を
有しアルミで形成された薄板の光沢板21、22によっ
て覆われている。断熱部材20と光沢板21,22とは
接着剤で接着されている。光沢板22は容器1より3〜
6mm同心状に離間させ反射効果を上げるように配置され
ている。これは、光沢板と容器とをあまり近づけすぎる
と、容器自体の持つ熱容量が光沢板に直接伝わってしま
う一方、あまり遠ざけすぎると容器と光沢板の間で空気
の自然対流が起き、光沢板の反射効果が薄れてしまうた
めである。ボデー3の底部には配線作業する穴48があ
り、これを裏板49でカバーしている。
【0015】以上の構成において、容器1に水を注ぎ制
御基板10によりヒータ2に通電する。湯温が上昇しや
がて沸騰すると湯温検知手段14が沸騰を検知し、制御
基板10によりヒータ2への通電を停止する。以降は湯
温検知手段14が容器1内の湯の温度を検知し、制御基
板10によりヒータ2への通電を制御して湯温を一定に
保持する。湯を所望のときは、ポンプ16を動作させ
て、吐出口8から流出する湯を用いる。常時は容器1内
の湯温を湯温検知手段14により検知して制御基板10
がヒータ2への通電を制御しながら湯温を一定に保持す
る。ヒータ2への通電は容器1からの熱の放散を補うも
のであり、熱の放散の一形態として輻射熱があるが、光
沢板21及び22はこの輻射熱を反射して容器1内に戻
すものであり、ヒータ2による消費電力量を抑止するも
のである。
【0016】以上のように、光沢板21,22を用いる
ことにより、断熱性能は向上し、省エネルギーになる。
また、断熱部材20を光沢板21,22で覆うことで、
ガラス繊維の飛散防止に役立つことになる。また、ボデ
ー3外面の温度を低くすることができた。さらに、断熱
部材20の組立時に腰の強さが増して円滑な組立を行う
ことができる。
【0017】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を図2により説明する。容器1、ヒータ2、ボデー3、
注口4、カバー部6、表示手段7、吐出口8、点灯手段
9、制御基板10、ホルダー11、凸部13、湯温検知
手段14、遮熱板15、ポンプ16、端子17、持ち手
18、断熱部材20、パッキン29、軸30、蓋31、
穴48、裏板49は第1の実施例と同じ形状でありまた
同じ機能であるので同一の番号を用いる。47はボデー
3の内面に接着したアルミ箔で形成した光沢板である。
【0018】ボデー3の内面に接着することで、容器1
からの熱の放散をボデー3の内面で反射することがで
き、消費電力量を抑止することができる。
【0019】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を図3により説明する。容器1、ヒータ2、ボデー3、
注口4、カバー部6、表示手段7、吐出口8、点灯手段
9、制御基板10、ホルダー11、凸部13、湯温検知
手段14、遮熱板15、ポンプ16、端子17、持ち手
18、断熱部材20、パッキン29、軸30、蓋31、
穴48、裏板49は第1の実施例と同じ形状でありまた
同じ機能であるので同一の番号を用いる。50はアルミ
箔で形成されボデー3内面に接着された光沢板である。
51は断熱部材20の外面にアルミ箔で形成されて接着
された光沢板である。
【0020】以上の構成において、容器1内からの輻射
熱を反射して熱の放散を抑止するものである。
【0021】以上のように、ボデー3内面に光沢板50
を接着することで、組立においては従来と全く同一の手
順で組み立てることができるとともに保温性能を向上さ
せることができる。
【0022】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
を図4により説明する。容器1、ヒータ2、ボデー3、
注口4、カバー部6、表示手段7、吐出口8、点灯手段
9、制御基板10、ホルダー11、凸部13、湯温検知
手段14、遮熱板15、ポンプ16、端子17、持ち手
18、断熱部材20、パッキン29、軸30、蓋31、
穴48、裏板49は第1の実施例と同じ形状でありまた
同じ機能であるので同一の番号を用いる。52はボデー
3内面に塗布された金属的光沢を保持した光沢性塗料で
ある。53は断熱部材20の内面にアルミ箔で形成され
て接着された光沢板である。
【0023】以上のように、ボデー3内面に光沢性塗料
52を塗布することで、組立においては従来と全く同一
の手順で組み立てることができるとともに保温性能を向
上させることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光沢板を
前記容器の外周に間隙を設けて覆うようにして設置する
ことにより、断熱性能の向上とともに外郭の温度も低く
に押さえることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、本体内面に
光沢板を一体的に設けることで、断熱性能の向上ととも
に本体の外面温度を低くすることができる。また、本体
の組立と同時に組み立てることができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、断熱部材と
光沢板を用いることにより、保温性能を向上することが
できる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、断熱部材の
外方面に光沢板を備えることで、輻射熱の放散を押さえ
ることができる。また、塵埃発生の恐れもなく、極めて
組み立て易くなる。
【0028】請求項5記載の発明によれば、断熱部材の
内方面に光沢板を備えることで、輻射熱の放散を押さえ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電気湯沸かし器の断面図
【図2】本発明の実施例2の電気湯沸かし器の要部断面
【図3】本発明の実施例3の電気湯沸かし器の要部断面
【図4】本発明の実施例4の電気湯沸かし器の要部断面
【図5】従来の電気湯沸かし器の断面図
【符号の説明】
1 容器 2 ヒータ 3 ボデー 8 吐出口 10 制御基板 16 ポンプ 21 光沢板 22 光沢板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を開口した容器と、前記容器を加熱
    する加熱装置と、一端を前記容器に連通し他端を外方に
    開口した給湯路と、前記容器等を収納する本体とを有
    し、前記本体内に備えられ前記容器からの輻射を反射す
    る光沢板を前記容器の外周に間隙を設けて覆うようにし
    て設置した電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 上方を開口した容器と、前記容器を加熱
    する加熱装置と、一端を前記容器に連通し他端を外方に
    開口した給湯路と、前記容器等を収納する本体とを有
    し、前記容器からの輻射を反射する光沢板を前記本体内
    面に一体的に設けた電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 上方を開口した容器と、前記容器を加熱
    する加熱装置と、一端を前記容器に連通し他端を外方に
    開口した給湯路と、前記容器等を収納する本体と、前記
    容器外周に位置した略円筒の断熱部材とを有し、前記容
    器からの輻射を反射する光沢板を前記断熱部材に一体的
    に設けた電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 光沢板を断熱部材の外方向に一体的に備
    えた請求項3記載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】 光沢板を断熱部材の内方向に一体的に備
    えた請求項3記載の電気湯沸かし器。
JP30012697A 1997-10-31 1997-10-31 電気湯沸かし器 Pending JPH11128078A (ja)

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ID=17881050

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007122856A1 (ja) * 2006-04-24 2009-09-03 株式会社ニコン 光学素子冷却装置および露光装置

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