JPH11127549A - 回転電機のステータ鉄心構造 - Google Patents

回転電機のステータ鉄心構造

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JPH11127549A
JPH11127549A JP28816997A JP28816997A JPH11127549A JP H11127549 A JPH11127549 A JP H11127549A JP 28816997 A JP28816997 A JP 28816997A JP 28816997 A JP28816997 A JP 28816997A JP H11127549 A JPH11127549 A JP H11127549A
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stator core
electric machine
magnetic flux
units
core structure
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JP28816997A
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Koji Nagata
耕治 永田
Yukimasa Hisamitsu
行正 久光
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータ鉄心の組み立てをしずらくすること
なくステータ鉄心の磁束の通り道に磁束を通りやすくす
ることができる回転電機のステータ鉄心構造を提供す
る。 【解決手段】 周方向に隣り合うステータ鉄心ユニット
12の周方向端部12a同士が軸方向に重なり合うよう
に構成する。また、前記重なり部をボルトによってフレ
ームに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機のステータ
鉄心構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は従来の回転電機のステータ
鉄心構造を示す横断面図、図4(b)は図4(a)のC
−C線矢視断面図である。なお、図4には集中巻線方式
のステータ鉄心ユニット形状を示している。
【0003】図4に示すように、従来の回転電機のステ
ータ鉄心1は、周方向に複数のステータ鉄心ユニット2
に分割されており、各ステータ鉄心ユニット2ごとにボ
ルト4によってフレーム5に固定されている。各ステー
タ鉄心ユニット2には、絶縁シート6を介してコイル3
が巻回されている。
【0004】従って、上記構造のステータ鉄心1では、
各ステータ鉄心ユニット2の周方向端面が磁束の通り道
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステータ鉄心1では、ステータ鉄心ユニット2ごと
の各寸法の個体差(精度)により、周方向に隣り合うス
テータ鉄心ユニット2同士の周方向端面間に隙間が生じ
てしまい、かかる隙間が生じることによって、ステータ
鉄心1の磁束の通り道に磁束が通りにくくなってしま
う。一方、周方向に隣り合うステータ鉄心2同士の周方
向端面間の隙間が小さいほど、ステータ鉄心1の組み立
てはしずらくなってしまう。
【0006】従って本発明は上記従来技術に鑑み、ステ
ータ鉄心の組み立てをしずらくすることなくステータ鉄
心の磁束の通り道に磁束を通りやすくすることができる
回転電機のステータ鉄心構造を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する第
1発明の回転電機のステータ鉄心構造は、周方向に複数
のステータ鉄心ユニットに分割し、これらのステータ鉄
心ユニットをフレームに固定した回転電機のステータ鉄
心構造であって、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニッ
トの周方向端部同士が軸方向に重なり合うように構成し
たことを特徴とする。
【0008】従って、この第1発明の回転電機のステー
タ鉄心構造によれば、周方向に隣り合うステータ鉄心ユ
ニットの周方向端部同士が軸方向に重なり合うように構
成したことによって、周方向に隣り合うステータ鉄心ユ
ニット同士の磁束の通り道が重なり合うことになり、こ
の磁束の通り道部分の面同士が確実に当たる(接触す
る)ようになるため、磁束が通りやすくなる。
【0009】また、第2発明の回転電機のステータ鉄心
構造は、第1発明の回転電機のステータ鉄心構造におい
て、前記重なり部をボルトによって前記フレームに固定
したことを特徴とする。
【0010】従って、この第2発明の回転電機のステー
タ鉄心構造によれば、周方向に隣り合うステータ鉄心ユ
ニット同士の重なり部をボルトによってフレームに固定
したことにより、磁束の通り道部分の面同士がより確実
に当たる(接触する)ようになるため、磁束がより通り
やすくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0012】<実施の形態1>図1(a)は本発明の実
施の形態1に係る回転電機のステータ鉄心構造を示す横
断面図、図1(b)は図1(a)のA−A線矢視断面
図、図2は前記ステータ鉄心を構成するステータ鉄心ユ
ニットを抽出して示す斜視図である。なお、図1及び図
2には集中巻線方式のステータ鉄心ユニット形状を示し
ている。
【0013】図1に示すように、本実施の形態1に係る
回転電機のステータ鉄心11は、周方向に複数のステー
タ鉄心ユニット12に分割されており、各ステータ鉄心
ユニット12ごとにボルト14によってフレーム15に
固定されている。各ステータ鉄心ユニット12には、絶
縁シート16を介してコイル13が巻回されている。
【0014】そして、図1及び図2に示すように、ステ
ータ鉄心ユニット12は磁束の通り道となる周方向両端
部(耳部)12aに段差が設けられている。即ち、ステ
ータ鉄心ユニット12の周方向左側の端部12aでは軸
方向の手前側に段差が形成されており、ステータ鉄心ユ
ニット12の周方向右側の端部12aでは軸方向の奥側
に段差が形成されている。このため、本実施の形態1に
係るステータ鉄心11では、周方向に隣り合うステータ
鉄心ユニット12の周方向端部12a同士が軸方向に重
なり合うようになっている。
【0015】従って、上記構造のステータ鉄心11によ
れば、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニット12の周
方向端部12a同士が軸方向に重なり合うように構成し
たことによって、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニッ
ト12同士の磁束の通り道が重なり合うことになり、こ
の磁束の通り道部分の面12b同士が確実に当たる(接
触する)ようになるため、図2中に矢印で示すように、
磁束が通りやすくなる。しかも、ステータ鉄心11の組
み立てをしずらくすることはない。即ち従来に比べて組
み立てが容易になる。
【0016】<実施の形態2>図3(a)は本発明の実
施の形態2に係る回転電機のステータ鉄心構造を示す横
断面図、図3(b)は図3(a)のB−B線矢視断面図
である。
【0017】図3に示すように、本実施の形態2に係る
回転電機のステータ鉄心11では、上記実施の形態1に
係る回転電機のステータ鉄心11と同様に(図1参
照)、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニット12の周
方向端部12a同士が軸方向に重なり合うように構成さ
れると共に、これらの重なり部がボルト14によってそ
れぞれフレーム15に固定されている。
【0018】なお、本実施の形態2に係るステータ鉄心
11のその他の構成については、上記実施の形態1に係
るステータ鉄心11の構成と同様であるため、ここでの
詳細な説明は省略する。
【0019】上記構造のステータ鉄心11によれば、周
方向に隣り合うステータ鉄心ユニット12同士の重なり
部をボルト14によってフレーム15に固定したことに
より、磁束の通り道部分の面12b同士がより確実に当
たる(接触する)ようになるため、磁束がより通りやす
くなる。
【0020】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1発明の回転電機のステータ鉄心構
造によれば、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニットの
周方向端部同士が軸方向に重なり合うように構成したこ
とによって、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニット同
士の磁束の通り道が重なり合うことになり、この磁束の
通り道部分の面同士が確実に当たるようになるため、磁
束が通りやすくなる。しかも、ステータ鉄心の組み立て
をしずらくすることはない。即ち従来に比べて組み立て
が容易になる。
【0021】また、第2発明の回転電機のステータ鉄心
構造によれば、周方向に隣り合うステータ鉄心ユニット
同士の重なり部をボルトによってフレームに固定したこ
とにより、磁束の通り道部分の面同士がより確実に当た
るようになるため、磁束がより通りやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1に係る回転電機
のステータ鉄心構造を示す横断面図、(b)は(a)の
A−A線矢視断面図である。
【図2】前記ステータ鉄心を構成するステータ鉄心ユニ
ットを抽出して示す斜視図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態2に係る回転電機
のステータ鉄心構造を示す横断面図、(b)は(a)の
B−B線矢視断面図である。
【図4】(a)は従来の回転電機のステータ鉄心構造を
示す横断面図、(b)は(a)のC−C線矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ステータ鉄心 12 ステータ鉄心ユニット 12a 端部 14 ボルト 15 フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に複数のステータ鉄心ユニットに
    分割し、これらのステータ鉄心ユニットをフレームに固
    定した回転電機のステータ鉄心構造であって、 周方向に隣り合うステータ鉄心ユニットの周方向端部同
    士が軸方向に重なり合うように構成したことを特徴とす
    る回転電機のステータ鉄心構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する回転電機のステータ
    鉄心構造において、 前記重なり部をボルトによって前記フレームに固定した
    ことを特徴とする回転電機のステータ鉄心構造。
JP28816997A 1997-10-21 1997-10-21 回転電機のステータ鉄心構造 Expired - Lifetime JP3629921B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007001381T5 (de) 2006-06-16 2009-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Stator und Motor
KR101028759B1 (ko) 2008-08-25 2011-04-14 아이알제너레이터(주) 발전기 및 이를 포함하는 풍력발전시스템

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007001381T5 (de) 2006-06-16 2009-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Stator und Motor
US7944111B2 (en) 2006-06-16 2011-05-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator and motor
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