JPH111272A - ガラス管収納体 - Google Patents

ガラス管収納体

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Publication number
JPH111272A
JPH111272A JP9167983A JP16798397A JPH111272A JP H111272 A JPH111272 A JP H111272A JP 9167983 A JP9167983 A JP 9167983A JP 16798397 A JP16798397 A JP 16798397A JP H111272 A JPH111272 A JP H111272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass tube
box
case body
pallet
glass tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9167983A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketo Maehara
健人 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP9167983A priority Critical patent/JPH111272A/ja
Publication of JPH111272A publication Critical patent/JPH111272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱体内のガラス管に破損と結露が発生するの
を防止する。 【解決手段】 本発明のガラス管収納体は、パレット1
と、パレット1上に載置される上蓋3を有する箱体2
と、箱体1内に立設され、上段の荷重を受ける支持体4
と、支持体4の内側に配設された吸湿性を有する緩衝板
5とからなり、管端を緩衝板5に当接してガラス管を収
納してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス管収納体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス管収納体は、長尺のガラス
管を平行に多数収納し、上蓋で覆った箱体と、箱体を載
置するパレットとからなり、ガラス管収納体を数段積み
重ねて保管と輸送が行われていた。
【0003】ところで、ガラス管収納体の箱体内のガラ
ス管の一部が破損すると、その破片が他のガラス管を損
傷し、破損したガラス管だけでなく、他のガラス管も不
良品にしてしまう。
【0004】また、ガラス管に水滴が付着すると、汚れ
として残るため使用の際には、ガラス管を洗浄しなけれ
ばならなかったり、品質不良を招いたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガラス管収
納体によると、ガラス管収納体を複数段積み重ねて保管
したり、輸送したりする場合、上段のガラス管収納体の
荷重で下段の箱体の上面が沈み込んで箱体内のガラス管
が破損するという問題があった。この解決のために、箱
体自体の強度を向上させることが考えられるが、箱体の
製造費が嵩むだけでなく、箱体の内壁にガラス管の管端
が衝突して破損する恐れがある。
【0006】また、箱体内に湿気を多く含む空気が存在
している場合、その後に、箱体が低温雰囲気に曝される
と、湿気が露点以下になって箱体内のガラス管に結露す
るといった問題があった。
【0007】さらに、箱体の材質によっては、パレット
を介して水分がパレット上に載置されている箱体の底面
を伝わって箱体内に侵入し、ガラス管に結露の原因を生
じさせるという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は箱体内のガラス管の破損を防止するとと
もに、ガラス管を結露から保護するガラス管収納体を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス管収納体
は、パレットと、該パレット上に載置される上蓋を有す
る箱体と、該箱体内に立設され、上段の荷重を受ける支
持体と、該支持体の内側に配設された吸湿性を有する緩
衝板とからなり、管端を該緩衝板に当接して長尺のガラ
ス管を収納してなることを特徴とする。
【0010】また、パレットの上面と箱体の底面との間
に間隙材を介在させたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のガラス管収納体によると、箱体内の支
持体が、積み重ねられた上段のガラス管収納体の荷重を
受け止めるために、箱体内のガラス管に負荷が加わらず
破損を防止する。
【0012】また、緩衝板は、ガラス管の管端と支持体
との間に介在して両者を接触させず、ガラス管の管端と
当接していることによりガラス管を破損から保護する。
【0013】さらに、緩衝板は吸湿性を有しており、箱
体内の湿気を吸収して常に箱体内を乾燥状態にしている
ため、ガラス管に結露を生じさせない。
【0014】間隙材は、パレットから箱体への水分の移
動を阻止し、また、箱体の底面に水分が移動した場合で
も、通風を良好にするので箱体の乾燥を早める。
【0015】
【実施例】次に、本発明のガラス管収納体に係る実施例
を図面を用いて詳細に説明する。
【0016】図1、2、3において、1はパレット、2
は箱体、3は上蓋、4は支持体、5は緩衝板である。
【0017】パレット1は、金属、樹脂、木材等の一定
の強度を有する材料からなり、上面に物品を載置するた
めの上板を備え、フォークリフト等による運搬に適した
構造を有しており、ベニア板等よりなる間隙材10が上
板上の二ヶ所に取り付けられている。
【0018】箱体2は、例えば段ボール紙製であり、パ
レット1の上面とほぼ同じ面積と形状を有する底面と、
底面の各辺から立ち上がり、連続した長方形の四面の胴
面12とからなり、胴面12より形成された箱体2の開
口13は、底面と同じ面積と形状とを有している。箱体
2はパレット1の上に載置されている。
【0019】上蓋3は、箱体2と同じ材料で、胴面1
2、12、12、12の各上端から連続して延びる長方
形の四枚の片14からなり、互いに対向する片14、1
4、14、14はそれぞれ開口13の略二分の一の面積
を有し、胴面12との境界に開口13側に折り曲げ可能
な折り返し線15が設けられている。
【0020】なお、上蓋3は本実施例に示すものに限ら
れるものではなく、箱体2の開口13を覆う構造であれ
ばよい。また、箱体2の底面の構造は上蓋3の構造と同
じであってもよい。
【0021】支持体4は、樹脂、木材等からなり、ガラ
ス管18の管端側の胴面12、12の底辺よりも僅かに
小さい長さの平行に配設された角柱16の間に、胴面1
2、12の高さよりも僅かに小さい長さの支材17が二
本の角柱16、16の両端と中央部とに固着されてな
り、角柱16、16を上下平行にして胴面12、12の
内側に立設されている。なお、支持体4は、本実施例に
示すものに限られるものでなく、上段の荷重を受け止め
得る強度と構造を備えていればよい。
【0022】緩衝板5は、例えば段ボール紙製の長方形
の片であって、支持体4の角柱16と同じ長さの長辺
と、支材17と同じ長さの短辺を有し、支持体4の内側
に立設されている。
【0023】なお、図1の点線で示すように、緩衝板5
を立設した側の胴面12に隣接する胴面12の内側に、
胴面12より僅かに小さい長方形の段ボール紙製の吸湿
板を対向させて設けてもよい。
【0024】また、ガラス管は、傷の原因となるガラス
管同士の接触を避けるために、複数本を一定の間隔で平
行に整列保持する複数の凹部を備えたスペーサを介して
多段に積載収納してもよい。
【0025】次に、上記構成からなるガラス管収納体を
使用する場合について説明する。
【0026】パレット1の上に間隙材10を介して載置
された箱体2の中に、管端を緩衝板5、5に当接させて
長尺のガラス管18を平行に多数段積載収納し、折り返
し線15、15、15、15に沿って片14、14、1
4、14を箱体2の開口13側に向けて折り曲げ、開口
13を上蓋3で覆った後、上蓋3の合わせ目をガムテー
プ等で貼り、箱体2を封止する。
【0027】上記のガラス管収納体を4段積み重ね、気
温、湿度変化が激しく、加えて強い衝撃が頻繁に発生す
る状態で、トラックにより7日間、船舶により20日間
の輸送を行った後、箱体を開封したところ、ガラス管に
は破損や結露は生じていなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明のガラス管収納体によると、箱体
内の支持体が上段に積み重ねられたガラス管収納体の荷
重を受け止め、また、支持体の内側に緩衝板がガラス管
の管端に当接するように設けられているので、ガラス管
は破損することがない。また、緩衝板は吸湿性を有する
ので、箱体内は常に乾燥状態が維持されており、さら
に、パレットと箱体の間に間隙材を介在させているの
で、パレットから箱体への水分の移動を阻止するほか、
通気を良好にし乾燥を早める。この結果、箱体内のガラ
ス管に結露が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス管収納体の内部構造図であ
る。
【図2】本発明に係るガラス管収納体の上蓋を開けた状
態を示す平面図である。
【図3】本発明に係るガラス管収納体を積み重ねた状態
を示す説明図である。
【図4】本発明に係るガラス管収納体の支持体の斜視図
である。
【符号の説明】
1 パレット 2 箱体 3 上蓋 4 支持体 5 緩衝板 18 ガラス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B65D 85/42 B65D 85/42 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットと、該パレット上に載置される
    上蓋を有する箱体と、該箱体内に立設され、上段の荷重
    を受ける支持体と、該支持体の内側に配設された吸湿性
    を有する緩衝板とからなり、管端を該緩衝板に当接して
    長尺のガラス管を収納してなることを特徴とするガラス
    管収納体。
  2. 【請求項2】 パレットの上面と箱体の底面との間に間
    隙材を介在させたこと特徴とする請求項1記載のガラス
    管収納体。
JP9167983A 1997-06-09 1997-06-09 ガラス管収納体 Pending JPH111272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9167983A JPH111272A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ガラス管収納体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9167983A JPH111272A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ガラス管収納体

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Publication Number Publication Date
JPH111272A true JPH111272A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15859640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9167983A Pending JPH111272A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ガラス管収納体

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JP (1) JPH111272A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767572B1 (ko) 2006-03-13 2007-10-17 두리포장산업(주) 포장박스 및 이를 이용한 포장구조 및 포장방법
JP2007331778A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Jsr Corp ボックス型パレットおよびボックス型パレットにおける物品の収容方法
KR101243010B1 (ko) 2011-12-26 2013-03-12 이성 포장상자
JP2022047533A (ja) * 2020-09-11 2022-03-24 ショット アクチエンゲゼルシャフト 円形の細長いエレメントを検査するための装置

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