JPS6038520Y2 - 包装体 - Google Patents
包装体Info
- Publication number
- JPS6038520Y2 JPS6038520Y2 JP6564281U JP6564281U JPS6038520Y2 JP S6038520 Y2 JPS6038520 Y2 JP S6038520Y2 JP 6564281 U JP6564281 U JP 6564281U JP 6564281 U JP6564281 U JP 6564281U JP S6038520 Y2 JPS6038520 Y2 JP S6038520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- packaged
- moisture
- proof plate
- wooden
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pallets (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防湿板を備えた包装体に関する。
一般に木製パレットに被包装体を載置してなる包装体を
コンテナ等に格納して、たとえば海上輸送によって輸出
する場合、環境温度の差異がはなはだしいため、木製パ
レット中の水分が蒸発し、これが外気温の低下によって
結露し、被包装物に発錆を生じさせることが多い。
コンテナ等に格納して、たとえば海上輸送によって輸出
する場合、環境温度の差異がはなはだしいため、木製パ
レット中の水分が蒸発し、これが外気温の低下によって
結露し、被包装物に発錆を生じさせることが多い。
したがって、その対策として木製パレットの含水率が低
くなるようにパレットの乾燥を十分に行なうか、あるい
は包装体の内部に多量の乾燥剤を投入する等の手段を採
用していた。
くなるようにパレットの乾燥を十分に行なうか、あるい
は包装体の内部に多量の乾燥剤を投入する等の手段を採
用していた。
特に被包装物をたとえばストレッチフィルム、または収
縮フィルムのようなプラスチックフィルムによって密着
被冠させたものは包装体内部が外気としゃ断されている
ため結露が生じやすい。
縮フィルムのようなプラスチックフィルムによって密着
被冠させたものは包装体内部が外気としゃ断されている
ため結露が生じやすい。
よって、パレットの乾燥を十分にするには乾燥設備の増
強あるいは乾燥工程の延長等を必要にするので、コスト
的に不利となる欠点を有し、また、乾燥剤の投入手段を
採用した場合は輸送条件等を考慮して投入量を計算によ
り定めなければならないのでその計算が複雑となり実用
的でない欠点を有している。
強あるいは乾燥工程の延長等を必要にするので、コスト
的に不利となる欠点を有し、また、乾燥剤の投入手段を
採用した場合は輸送条件等を考慮して投入量を計算によ
り定めなければならないのでその計算が複雑となり実用
的でない欠点を有している。
本考案は上記欠点を除去するためなされたもので、木製
パレットと被包装体との間に防湿板を介在させることに
より木製パレットの含水率には関係なく被包装体内への
水分の浸入が防止できるようにした包装体を提供するこ
とを目的とする。
パレットと被包装体との間に防湿板を介在させることに
より木製パレットの含水率には関係なく被包装体内への
水分の浸入が防止できるようにした包装体を提供するこ
とを目的とする。
以下、本考案の詳細を実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
１は木製パレットで、けた材２の上下面を複数のデツキ
溝３を介して連接したデツキ板４からなる。
溝３を介して連接したデツキ板４からなる。
５は上記木製パレット１上に取着された防湿板で、パレ
ット１面とほぼ等しい寸法を有した方形状平板部６と、
その周縁に立設した壁部７とを有するたとえばプラスチ
ック材からなり、平板部６のほぼ中央には下方のパレッ
トたけ間に底台状に突出させた一対の位置決め部８．８
をパレット１の溝３に対応させてその複数対を並列に配
設している。
ット１面とほぼ等しい寸法を有した方形状平板部６と、
その周縁に立設した壁部７とを有するたとえばプラスチ
ック材からなり、平板部６のほぼ中央には下方のパレッ
トたけ間に底台状に突出させた一対の位置決め部８．８
をパレット１の溝３に対応させてその複数対を並列に配
設している。
また、各対をなす位置決め部８，８間の間隔はけた材２
の幅寸法に等しく設けられている。
の幅寸法に等しく設けられている。
９は被包装体で、被包装物１０の多数個が防湿板５内に
位置する下部緩衝材１１と、中間緩衝材１２および上記
緩衝材１３とを介して交互に集積載置されている。
位置する下部緩衝材１１と、中間緩衝材１２および上記
緩衝材１３とを介して交互に集積載置されている。
１４は収縮性を有するプラスチックフィルムで、緩衝材
１１゜１２．１３とともに被包装物１０の外面を被冠し
て被包装体９を形威しこれをパレット１上に固定するも
のである。
１１゜１２．１３とともに被包装物１０の外面を被冠し
て被包装体９を形威しこれをパレット１上に固定するも
のである。
また、この固定は収縮フィルムに限らずストレッチフィ
ルムであってもよい。
ルムであってもよい。
次に包装手順について述べる。
まず、パレット１上に防湿板５を取着する。
すなわち、防湿板５の突起状位置決め部８をパレット１
のデツキ溝３からけた材２を挟持するように挿入して係
合させ、パレット１に強固に固定する。
のデツキ溝３からけた材２を挟持するように挿入して係
合させ、パレット１に強固に固定する。
次にこの防湿板５内に下部緩衝材１１、その上部に被包
装物１０、さらに中間緩衝材１２、被包装物１０と交互
に積載し、最後に上部緩衝材１３を載置したのち収縮性
のプラスチックフィルム１４によって、これら緩衛材１
１，１２，１３および被包装物１０を被冠して被包装体
９を形成しパレット１上に固定することができる。
装物１０、さらに中間緩衝材１２、被包装物１０と交互
に積載し、最後に上部緩衝材１３を載置したのち収縮性
のプラスチックフィルム１４によって、これら緩衛材１
１，１２，１３および被包装物１０を被冠して被包装体
９を形成しパレット１上に固定することができる。
したがって、木製パレット１から水分が発散しても防湿
板５によって阻止され被包装体９の内部に浸入すること
がない。
板５によって阻止され被包装体９の内部に浸入すること
がない。
本考案は以上詳述したように、木製パレットと、このパ
レット上にプラスチックフィルムにより外面を被冠され
て載置される被包装体とからなるものにおいて、上記木
製パレットと被包装体との間に防湿板を介在させた包装
体であるから、含水率を考慮することなく木製パレット
を使用することができるので、特別な乾燥装置または手
段を必要とすることなく安価に得られる利点を有する。
レット上にプラスチックフィルムにより外面を被冠され
て載置される被包装体とからなるものにおいて、上記木
製パレットと被包装体との間に防湿板を介在させた包装
体であるから、含水率を考慮することなく木製パレット
を使用することができるので、特別な乾燥装置または手
段を必要とすることなく安価に得られる利点を有する。
また、防湿板にはパレットと強固に係合する位置決め部
を設けたので被包装体がずれることなく、安定した状態
で荷役、移送、保管等が行なえるすぐれた利点を有する
。
を設けたので被包装体がずれることなく、安定した状態
で荷役、移送、保管等が行なえるすぐれた利点を有する
。
図は本考案の実施例を示し、第１図は包装体の一部切欠
斜視図、第２図は防湿板の斜視図、第３図はパレットの
斜視図、第４図はパレットと防湿板との係合状態を示す
断面図である。 １・・・・・・木製パレット、５・・・・・・防湿板、
８・・・・・・位置決め部、９・・・・・・被包装体、
１４・・・・・・プラスチックフィルム。
斜視図、第２図は防湿板の斜視図、第３図はパレットの
斜視図、第４図はパレットと防湿板との係合状態を示す
断面図である。 １・・・・・・木製パレット、５・・・・・・防湿板、
８・・・・・・位置決め部、９・・・・・・被包装体、
１４・・・・・・プラスチックフィルム。
Claims (1)
- 木製パレットと、このパレット上にプラスチックフィル
ムを外面に被冠して載置される被包装体とを具備した包
装体において、上記パレットと被包装体との間に周縁に
壁部を形成して上記被包装体を載置するとともにパレッ
トけた間に底台状に突出した位置決め部を設けて上記パ
レットに係合する防湿板を介在させたことを特徴とする
包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6564281U JPS6038520Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6564281U JPS6038520Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57183277U JPS57183277U (ja) | 1982-11-20 |
| JPS6038520Y2 true JPS6038520Y2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=29861678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6564281U Expired JPS6038520Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038520Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP6564281U patent/JPS6038520Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57183277U (ja) | 1982-11-20 |
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