JPH11125482A - 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置 - Google Patents

可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置

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JPH11125482A
JPH11125482A JP9306582A JP30658297A JPH11125482A JP H11125482 A JPH11125482 A JP H11125482A JP 9306582 A JP9306582 A JP 9306582A JP 30658297 A JP30658297 A JP 30658297A JP H11125482 A JPH11125482 A JP H11125482A
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flammable refrigerant
refrigerant
explosion
mesh
spark
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JP9306582A
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Akira Fujitaka
章 藤高
Yoshinori Kobayashi
義典 小林
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/005Arrangement or mounting of control or safety devices of safety devices
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性ガスに着火しても、平板間がある距離
では火災伝搬しないという性質に着目し、仮にスパーク
等の発生により着火が生じたとしても、火炎の伝搬を防
止することで大きな爆発や火災に至ることを防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器
において、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
をメッシュ部材により覆い、前記メッシュ部材のメッシ
ュ間隔を、使用する可燃性冷媒の消炎距離以下とした可
燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒として可燃性
冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在空気調和装置に利用されているR2
2に代表されるHCFC系の冷媒は、その物性の安定性
からオゾン層を破壊すると言われている。また近年で
は、HCFC系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利
用されはじめているが、このHFC系冷媒は温暖化現象
を促進する性質を有している。従って、最近ではオゾン
層の破壊や温暖化現象に影響を与えないHC系冷媒の採
用が検討されはじめている。しかし、このHC系冷媒
は、可燃性冷媒であるために爆発や発火を未然に防止
し、安全性を確保する必要がある。そこで、HC系冷媒
を用いた場合の爆発や発火を未然に防止する方法とし
て、発火源を無くしたり、又は隔離し、若しくは遠ざけ
ることが提案されている(例えば特開平7−55267
号公報、特開平8−61702号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】まず、発火源を無くす
ものとしては、スパークを発生しない無接点リレーを用
いるものや接点部を密封するものが提案されている。し
かし、この方法によれば、使用する部品が制限されるだ
けでなく、必ずしも全ての部品、又は制御部のスパーク
を完全になくすことは困難である。また、冷媒漏洩を生
じる可能性のある場所からこれらの部品等を隔離し、又
は遠ざけるものにあっては、空気調和機の室外機や冷蔵
庫の箱体外に部品収納箱を設置するものも提案されてい
るが、スペース的なデメリットを生じるだけでなく、配
線の引き回しにより漏電やショートの原因を新たに作っ
てしまうことにもなりかねない。
【0004】そこで本発明は、可燃性ガスに着火して
も、平板間がある距離以下では火炎伝搬しないという性
質に着目し、仮にスパーク等の発生により着火が生じた
としても、火炎の伝搬を防止することで大きな爆発や火
災に至ることを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置は、冷媒と
して可燃性冷媒を用いた冷凍機器において、圧縮機や送
風機の運転・停止を制御するリレー、又はスパークを発
生する可能性のある部品や制御部をメッシュ部材により
覆い、前記メッシュ部材のメッシュ間隔を、使用する可
燃性冷媒の消炎距離以下としたことを特徴とする。本発
明の請求項2記載の可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発
防止装置は、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器に
おいて、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
を収納部材により覆い、前記収納部材の一部をメッシュ
部材で構成し、前記メッシュ部材のメッシュ間隔を、使
用する可燃性冷媒の消炎距離以下としたことを特徴とす
る。本発明の請求項3記載の可燃性冷媒を用いた冷凍機
器の爆発防止装置は、請求項1又は請求項2に記載の可
燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置において、前
記可燃性冷媒としてプロパン又はイソブタンを用い、前
記メッシュ部材のメッシュ間隔を2mm以下としたこと
を特徴とする。本発明の請求項4記載の可燃性冷媒を用
いた冷凍機器の爆発防止装置は、冷媒として可燃性冷媒
を用いた冷凍機器において、圧縮機や送風機の運転・停
止を制御するリレー、又はスパークを発生する可能性の
ある部品や制御部をパンチング部材により覆い、前記パ
ンチング部材のパンチング穴を、使用する可燃性冷媒の
消炎直径以下としたことを特徴とする。本発明の請求項
5記載の可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置
は、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器において、
圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレー、又はス
パークを発生する可能性のある部品や制御部を収納部材
により覆い、前記収納部材の一部をパンチング部材で構
成し、前記パンチング部材のパンチング穴を、使用する
可燃性冷媒の消炎直径以下としたことを特徴とする。本
発明の請求項6記載の可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆
発防止装置は、請求項4又は請求項5に記載の可燃性冷
媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置において、前記可燃
性冷媒としてプロパンを用い、前記パンチング部材のパ
ンチング穴の直径を3mm以下としたことを特徴とす
る。本発明の請求項7記載の爆発防止装置は、メッシュ
部材又はパンチング部材を、圧縮機や送風機の運転・停
止を制御するリレー、又はスパークを発生する可能性の
ある部品や制御部の周辺に用いて火炎伝搬を防止するこ
とを特徴とする。本発明の請求項8記載の爆発防止装置
は、請求項7に記載の爆発防止装置において、前記部品
や前記制御部が発熱を生じ冷却の必要のある部品又は制
御部であることを特徴とする。本発明の請求項9記載の
可燃性冷媒を用いた冷凍機器は、請求項7又は請求項8
に記載の爆発防止装置を、空気調和機の室内機若しくは
室外機、除湿機、自販機、又は冷蔵庫の箱体内空間に設
けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態における
可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置は、部品や
制御部をメッシュ部材により覆い、このメッシュ部材の
メッシュ間隔を、使用する可燃性冷媒の消炎距離以下と
したものである。このように消炎距離以下のメッシュ間
隔からなるメッシュ部材でスパークを発生する部品等を
覆うことにより、冷媒漏洩時にスパークが発生して火炎
を生じたとしてもメッシュ部材外へ火炎が伝搬すること
がない。従って、仮に冷媒漏洩時にスパークが生じたと
しても大きな爆発や火災に至ることはない。本発明の第
2の実施形態における可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆
発防止装置は、部品や制御部を収納する収納部材の一部
をメッシュ部材で構成し、前記メッシュ部材のメッシュ
間隔を、使用する可燃性冷媒の消炎距離以下としたもの
である。このように収納部材の一部にメッシュ部材を用
いることにより、収納部材で覆う部品等の冷却を行うこ
とができる。又冷媒漏洩時に収納部材内でスパークが発
生し爆発を生じたとしても収納部材内の気体の急膨張を
メッシュ部材によって外部へ放出できるため、収納部材
の破壊を生じることを防止でき、火炎が収納部材外へ伝
搬することがない。従って、仮に冷媒漏洩時にスパーク
が生じたとしても大きな爆発や火災に至ることはない。
本発明の第3の実施形態は、第1又は第2の実施形態に
おける可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置にお
いて、可燃性冷媒としてプロパンを用い、メッシュ部材
のメッシュ間隔を2mm以下としたものである。このよ
うにメッシュ間隔を2mm以下とするメッシュ部材を用
いることによりプロパンの火炎を伝搬することがない。
本発明の第4の実施形態における可燃性冷媒を用いた冷
凍機器の爆発防止装置は、部品や制御部をパンチング部
材により覆い、前記パンチング部材のパンチング穴を、
使用する可燃性冷媒の消炎直径以下としたものである。
このように消炎直径以下のパンチング穴からなるパンチ
ング部材でスパークを発生する部品等を覆うことによ
り、冷媒漏洩時にスパークが発生して火炎を生じたとし
てもパンチング部材外へ火炎が伝搬することがない。従
って、仮に冷媒漏洩時にスパークが生じたとしても大き
な爆発や火災に至ることはない。本発明の第5の実施形
態における可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置
は、部品や制御部を収納する収納部材の一部をパンチン
グ部材で構成し、前記パンチング部材のパンチング穴
を、使用する可燃性冷媒の消炎直径以下としたものであ
る。このように収納部材の一部にパンチング部材を用い
ることにより、収納部材で覆う部品等の冷却を行うこと
ができる。又冷媒漏洩時に収納部材内でスパークが発生
し爆発を生じたとしても収納部材内の気体の急膨張をパ
ンチング部材によって外部へ放出できるため、収納部材
の破壊を生じることを防止でき、火炎が収納部材外へ伝
搬することがない。従って、仮に冷媒漏洩時にスパーク
が生じたとしても大きな爆発や火災に至ることはない。
本発明の第6の実施形態は、第4又は第5の実施形態に
おける可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置にお
いて、可燃性冷媒としてプロパン又はイソブタンを用
い、パンチング部材のパンチング穴の直径を3mm以下
としたものである。このようにパンチング穴の直径を3
mm以下とするパンチング部材を用いることによりプロ
パンの火炎を伝搬することがない。本発明の第7の実施
形態における爆発防止装置は、メッシュ部材又はパンチ
ング部材を、部品や制御部の周辺に用いて火炎伝搬を防
止するものである。このようにメッシュ部材又はパンチ
ング部材を利用することにより、部品自体をスパークを
発生しない部品に変更したり、部品等を遠隔場所に設置
することなく、冷媒漏洩時にスパークが発生して火炎を
生じたとしても火炎が伝搬することがなく、大きな爆発
や火災に至ることはない。本発明の第8の実施形態は、
第7の実施形態における爆発防止装置を、発熱を生じ冷
却の必要のある部品又は制御部に用いるものである。こ
のような発熱を生じる部品等は密封することができない
ため、冷却空気を部品等に導き、熱を外部に放出するこ
とができるメッシュ部材又はパンチング部材を利用する
ことが好ましい。本発明の第9の実施形態は、第7又は
第8の実施形態における爆発防止装置を、空気調和機の
室内機若しくは室外機、除湿機、自販機、又は冷蔵庫の
箱体内空間に設けたものである。このような箱体内空間
は、漏洩冷媒が溜まりやすく爆発に至る危険性が高い
が、第7又は第8の実施形態における爆発防止装置を適
用することにより、冷媒漏洩時にスパークが発生して火
炎を生じたとしても火炎が伝搬することがなく、大きな
爆発や火災に至ることはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例による可燃性冷媒を
用いた冷凍装置の爆発防止装置について、空気調和装置
に適用した実施例を用いて説明する。図1は、同実施例
による空気調和装置に用いる一部の電気回路図、図2は
爆発防止装置を用いた空気調和機の室外機の概略を示す
斜視図である。まず、図1を用いて電気回路について簡
単に説明する。圧縮機を駆動する圧縮機モータ1、及び
室外ファンを駆動するファンモータ2は、制御装置3に
よってその運転・停止を制御される。制御装置3は、圧
縮機モータ1への通電を制御するコンプレッサーリレー
接点4、ファンモータ2への通電を制御するファンリレ
ー接点5の他、コンプレッサーリレーコイル6、ファン
リレーコイル7、これらのコンプレッサーリレーコイル
6、ファンリレーコイル7への通電制御を行うCPU8
等からなる。
【0008】次に、図2を用いて空気調和機の室外機に
ついて説明する。室外機の箱体内の空間には、圧縮機1
1,室外熱交換器12、室外ファン13等が収容されて
いる。圧縮機11や室外熱交換機12等は、配管14に
よって接続され、冷凍サイクルを構成している。なお、
冷凍サイクルに用いる冷媒は、プロパン又はイソブタン
等の可燃性冷媒である。又、箱体の上部には、図1にて
説明した電気回路を構成する制御部15が収容できる空
間を有している。制御部15は、収納部材20により覆
われている。この収納部材20は、制御部15を設置す
る底面を除いて、側面及び上面をメッシュ部材21で構
成している。
【0009】次にメッシュ部材21のメッシュ間隔につ
いて説明する。消炎距離とは、2枚の平板の間を火炎が
伝搬できない最大の平板間隔のことをいい、この消炎距
離は最小着火エネルギーと密接な関係があることが知ら
れている。電気火花法で測定した消炎距離と最小着火エ
ネルギーの関係は、近似的に次式で表される。 D=0.35E1/2 ただし、Dは消炎距離(cm)、Eは最小着火エネルギ
ー(mJ)である。また、消炎距離Dと消炎直径dとの
間には次の関係がある。 D=0.7d 例えば、プロパンが電気火花により着火するときの電気
エネルギーは、およそ0.7〜0.3mJである。従っ
て、プロパンを用いた場合の消炎距離は2mm、消炎直
径は3mmとなる。 そこで、メッシュ部材21のメッ
シュ間隔は、2mm以下とすることが好ましい。なお、
メッシュ部材21に変えて例えばパンチング部材を用い
る場合には、パンチング穴の直径を3mm以下とするこ
とが好ましい。
【0010】本実施例は、上記説明のようにスパークを
生じる部品等を有する制御部15を収納部材20により
覆い、この収納部材20の上面及び側面をメッシュ部材
21で構成することにより、仮に収納部材20内に漏洩
した可燃性冷媒が進入し、部品のスパークにより発火し
たとしても火炎は収納部材20外へ伝搬することはな
く、爆発や火災に至ることはない。なお、本実施例のよ
うに制御部15を室外機の箱体10の上部の空間に設け
ることにより、箱体10内で漏洩した冷媒が進入する可
能性を少なくすることができる。
【0011】なお、上記実施例は、収納部材の上面及び
側面をメッシュ部材で構成したが、上面又は側面だけで
もよく、また底面をメッシュ部材としても良い。また、
このように収納部材の一部をメッシュ部材で構成するだ
けでなく、メッシュ部材によって直接部品等を覆うもの
であっても良い。また、上記実施例は、プロパンについ
ての消炎距離及び消炎直径を説明したが、イソブタンに
ついての消炎距離及び消炎直径は、プロパンの場合とほ
ぼ同様となる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、仮にスパーク等
の発生により着火が生じたとしても、火炎の伝搬を防止
することで大きな爆発や火災に至ることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための電気回路図
【図2】本発明の一実施例による空気調和機の室外機の
分解斜視図
【符号の説明】
11 圧縮機 12 室外熱交換器 13 室外ファン 15 制御部 20 収納部材 21 メッシュ部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器
    において、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
    ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
    をメッシュ部材により覆い、前記メッシュ部材のメッシ
    ュ間隔を、使用する可燃性冷媒の消炎距離以下としたこ
    とを特徴とする可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止
    装置。
  2. 【請求項2】 冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器
    において、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
    ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
    を収納部材により覆い、前記収納部材の一部をメッシュ
    部材で構成し、前記メッシュ部材のメッシュ間隔を、使
    用する可燃性冷媒の消炎距離以下としたことを特徴とす
    る可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置。
  3. 【請求項3】 前記可燃性冷媒としてプロパン又はイソ
    ブタンを用い、前記メッシュ部材のメッシュ間隔を2m
    m以下としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置。
  4. 【請求項4】 冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器
    において、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
    ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
    をパンチング部材により覆い、前記パンチング部材のパ
    ンチング穴を、使用する可燃性冷媒の消炎直径以下とし
    たことを特徴とする可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発
    防止装置。
  5. 【請求項5】 冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍機器
    において、圧縮機や送風機の運転・停止を制御するリレ
    ー、又はスパークを発生する可能性のある部品や制御部
    を収納部材により覆い、前記収納部材の一部をパンチン
    グ部材で構成し、前記パンチング部材のパンチング穴
    を、使用する可燃性冷媒の消炎直径以下としたことを特
    徴とする可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置。
  6. 【請求項6】 前記可燃性冷媒としてプロパンを用い、
    前記パンチング部材のパンチング穴の直径を3mm以下
    としたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の
    可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置。
  7. 【請求項7】 メッシュ部材又はパンチング部材を、圧
    縮機や送風機の運転・停止を制御するリレー、又はスパ
    ークを発生する可能性のある部品や制御部の周辺に用い
    て火炎伝搬を防止することを特徴とする爆発防止装置。
  8. 【請求項8】 前記部品や前記制御部が発熱を生じ冷却
    の必要のある部品又は制御部であることを特徴とする請
    求項7に記載の爆発防止装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の爆発防止
    装置を、空気調和機の室内機若しくは室外機、除湿機、
    自販機、又は冷蔵庫の箱体内空間に設けたことを特徴と
    する可燃性冷媒を用いた冷凍機器。
JP9306582A 1997-10-21 1997-10-21 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の爆発防止装置 Pending JPH11125482A (ja)

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PCT/JP1998/004682 WO1999020946A1 (fr) 1997-10-21 1998-10-16 Appareil de prevention d'explosion destine a des machines de refrigeration a fluide frigorigene inflammable
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