JPH11124014A - 自動車用ワイパー - Google Patents

自動車用ワイパー

Info

Publication number
JPH11124014A
JPH11124014A JP9289858A JP28985897A JPH11124014A JP H11124014 A JPH11124014 A JP H11124014A JP 9289858 A JP9289858 A JP 9289858A JP 28985897 A JP28985897 A JP 28985897A JP H11124014 A JPH11124014 A JP H11124014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivot
wiper
bolt
holder
pivot holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9289858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3405153B2 (ja
Inventor
Masami Goto
正美 後藤
Toshio Kobayashi
敏夫 小林
Yutaka Osaki
裕 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP28985897A priority Critical patent/JP3405153B2/ja
Priority to DE69828368T priority patent/DE69828368T2/de
Priority to EP98119521A priority patent/EP0916559B1/en
Priority to US09/174,539 priority patent/US6237185B1/en
Publication of JPH11124014A publication Critical patent/JPH11124014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3405153B2 publication Critical patent/JP3405153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両衝突時にワイパーピボットの下方への沈
み込みを可能としてエンジンフード後端部の下方への変
形を自由にし、衝突エネルギー吸収特性の向上を図る。 【解決手段】 ワイパーピボット4に上方から軸方向に
所定値以上の衝突荷重が作用すると、合成樹脂製のピボ
ットホルダー1のボルト取付孔2aが、ボルト8のテー
パ部8aで拡径変形されて該ボルト8から離脱すること
によりワイパーピボット4が沈み込み、エンジンフード
12の後端部の下方への潰れ変形ストロークが増大して
衝突エネルギー吸収特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ワイパー、
とりわけ、ワイパーユニットの上方がエンジンフードの
後端部で覆われる所謂コンシールドワイパータイプの車
両に用いて好適な自動車用ワイパーに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】コンシールドワイパー
タイプの車両では、エンジンフードの後端部がフロント
ウィンドウパネルの下側部近くにまで延出してワイパー
ユニットの上方部分を覆っていて、該エンジンフードの
後端部がワイパーユニットのワイパーピボットの上端に
近接するようになるため、車両の衝突時等にエンジンフ
ードの後端部に上方から衝突荷重が作用した際に、該エ
ンジンフードの後端部がワイパーピボットに付き当って
下方への変形が規制され、衝突エネルギー吸収量が減少
してしまうことは否めない。
【0003】そこで、本発明はエンジンフードの後端部
に上方から衝突荷重が作用した際に、ワイパーピボット
で該エンジンフードの後端部の下方への変形を規制する
ことがなく、衝突エネルギー吸収特性を向上することが
できる自動車用ワイパーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、車体パネルに固定されたピボットホルダーと、下端
にピボットアームを固設して前記ピボットホルダーの軸
受孔に回転自在に装着したワイパーピボットとを備えた
自動車用ワイパーにおいて、前記ピボットホルダーをワ
イパーピボットに上方から軸方向に所定値以上の荷重が
作用した際に、車体パネルから下側へ離脱可能に固定し
たことを特徴としている。
【0005】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーを合成樹脂製として、該ピボット
ホルダーのボルト取付孔を下端側が大径となるテーパ状
に形成する一方、ボルトの下側部に下端側が大径となる
テーパ部を形成し、該テーパ部を前記ボルト取付孔に挿
入係合してボルトの上端部を車体パネル上に貫通突出さ
せ、該突出端部にナットを螺合して、ワイパーピボット
に上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対し
て、前記ボルト取付孔がテーパ部から離脱可能に締結し
たことを特徴としている。
【0006】請求項3の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーを合成樹脂製として、該ピボット
ホルダーのボルト取付孔にボルトを圧入嵌合すると共に
該ボルトとピボットホルダーとをシアピンで結合し、該
ボルトの上端部を車体パネル上に貫通突出させて該突出
端部にナットを螺合して、ワイパーピボットに上方から
軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して、前記シア
ピンが剪断してボルト取付孔がボルトから離脱可能に締
結したことを特徴としている。
【0007】請求項4の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーに合成樹脂製のクリップを設け、
該クリップを車体パネルのクリップ孔に圧入,係着し
て、ワイパーピボットに上方から軸方向に作用する所定
値以上の荷重に対して、前記クリップが破壊してピボッ
トホルダーが車体パネルから離脱可能に取付けたことを
特徴としている。
【0008】請求項5の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーにボルトを設けてその上端部を車
体パネル上に貫通突出させ、該突出端部に合成樹脂製の
ナットを螺合して、ワイパーピボットに上方から軸方向
に作用する所定値以上の荷重に対して、前記ボルトがナ
ットから離脱可能に締結したことを特徴としている。
【0009】請求項6の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーにボルトを設けてその上端部を車
体パネル上に貫通突出させ、該突出端部に合成樹脂製の
プッシュナットを係着して、ワイパーピボットに上方か
ら軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して、前記ボ
ルトがプッシュナットから離脱可能に締結したことを特
徴としている。
【0010】請求項7の発明にあっては、請求項1に記
載のピボットホルダーを車体パネルにボルト・ナット固
定すると共に、該ピボットホルダーのボルト・ナット固
定部よりも内側の部分に、ワイパーピボットに上方から
軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して破断可能な
易破断部を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項8の発明にあっては、車体パネルに
固定されたピボットホルダーと、下端にピボットアーム
を固設して前記ピボットホルダーの軸受孔に回転自在に
装着したワイパーピボットとを備えた自動車用ワイパー
において、前記ピボットホルダーを合成樹脂製として、
軸受孔の上部内周縁に内側へ突出するフランジ部を形成
する一方、ワイパーピボットに抜止めリングを係着して
該抜止めリングの下縁と前記フランジ部の上縁との間に
平ワッシャを介装し、ワイパーピボットに上方から軸方
向に作用する所定値以上の荷重に対して、前記平ワッシ
ャでフランジ部を剪断してワイパーピボットがピボット
ホルダーから離脱可能に抜止めしたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項9の発明にあっては、車体パネルに
固定したピボットホルダーと、下端にピボットアームを
固設して前記ピボットホルダーの軸受孔に回転自在に装
着したワイパーピボットとを備えた自動車用ワイパーに
おいて、前記軸受孔の上端部に合成樹脂製のブッシュを
嵌合固定する一方、ワイパーピボットに抜止めリングを
係着して該抜止めリングの下縁と前記ブッシュの上端内
周縁との間に平ワッシャを介装し、ワイパーピボットに
上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して、
前記平ワッシャでブッシュの内周部を圧壊してワイパー
ピボットがピボットホルダーから離脱可能に抜止めした
ことを特徴としている。
【0013】請求項10の発明にあっては、車体パネル
に固定したピボットホルダーと、下端にピボットアーム
を固設して前記ピボットホルダーの軸受孔に回転自在に
装着したワイパーピボットとを備えた自動車用ワイパー
において、前記ピボットホルダーを合成樹脂製としてそ
の軸受孔の上端内周縁に環状溝を有段成形する一方、ワ
イパーピボットの外周に前記環状溝に係合する複数の突
起を設けて該突起を環状溝に係合し、ワイパーピボット
に上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対し
て、前記突起で軸受孔の内周部を圧壊してワイパーピボ
ットがピボットホルダーから離脱可能に抜止めしたこと
を特徴としている。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ワイパ
ーユニットをコンシールドワイパータイプの車両に採用
した場合、車両の衝突時等にエンジンフードの後端部に
上方から衝突荷重が作用すると、該後端部が下方に変形
してワイパーピボットの上端に干渉するが、ピボットホ
ルダーは該ワイパーピボットに上方から軸方向に所定値
以上の衝突荷重が作用すると車体パネルから離脱し、ワ
イパーピボットが下方へ沈み込んでエンジンフードの後
端部の下方への変形を自由にして、該エンジンフード後
端部の潰れ変形ストロークを増大させることができるか
ら、衝突エネルギー吸収特性を向上することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、テーパ状のボルト取付孔がボルトの
テーパ部により拡径変形されて該テーパ部から離脱する
ことによって衝突エネルギーを吸収することができるか
ら、衝突エネルギー吸収特性をより一層向上することが
できる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、シアピンの剪断と、軸受孔とボルト
との間の摩擦抵抗とによって衝突エネルギーを吸収する
ことができるから、衝突エネルギー吸収特性をより一層
向上することができる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、クリップの破壊により衝突エネルギ
ーを吸収することができるから、衝突エネルギー吸収特
性をより一層向上することができる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、ボルトにより合成樹脂製のナットの
ねじ部を圧壊することによって衝突エネルギーを吸収す
ることができるから、衝突エネルギー吸収特性をより一
層向上することができる。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、ボルトにより合成樹脂製のプッシュ
ナットを圧壊することにより衝突エネルギーを吸収する
ことができるから、衝突エネルギー吸収特性をより一層
向上することができる。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ピボットホルダーが車体パネル
から離脱する際に、ピボットホルダーの易破断部が破断
することによって衝突エネルギーを吸収することができ
るから、衝突エネルギー吸収特性をより一層向上するこ
とができる。
【0021】請求項8に記載の発明によれば、ワイパー
ユニットをコンシールドワイパータイプの車両に採用し
た場合、車両の衝突時等にエンジンフードの後端部に上
方から衝突荷重が作用すると、該後端部が下方に変形し
てワイパーピボットの上端に干渉するが、該ワイパーピ
ボットに上方から所定値以上の衝突荷重が作用すると、
ワイパーピボットを抜止めしている平ワッシャで、合成
樹脂製のピボットホルダーの軸受孔の上端内周縁のフラ
ンジ部が剪断されて、該フランジ部の剪断により衝突エ
ネルギーを吸収すると共に、ワイパーピボットの抜止め
が解除されて該ワイパーピボットが沈み込んでエンジン
フードの後端部の潰れ変形を自由にし、該エンジンフー
ドの後端部の潰れ変形ストロークを増大させることがで
きるから、衝突エネルギー吸収特性を向上することがで
きる。
【0022】請求項9に記載の発明によれば、ワイパー
ユニットをコンシールドワイパータイプの車両に採用し
た場合、車両の衝突時等にエンジンフードの後端部に上
方から衝突荷重が作用すると、該後端部が下方に変形し
てワイパーピボットの上端に干渉するが、該ワイパーピ
ボットに上方から所定値以上の衝突荷重が作用すると、
ワイパーピボットを抜止めしている平ワッシャで、合成
樹脂製のブッシュの内周部が圧壊されて、該ブッシュの
圧壊により衝突エネルギーが吸収されると共に、ワイパ
ーピボットの抜止めが解除されて該ワイパーピボットが
沈み込んでエンジンフードの後端部の潰れ変形を自由に
し、該エンジンフード後端部の潰れ変形ストロークを増
大させることができるから、衝突エネルギー吸収特性を
向上することができる。
【0023】請求項10に記載の発明によれば、ワイパ
ーユニットをコンシールドワイパータイプの車両に採用
した場合、車両の衝突時等にエンジンフードの後端部に
上方から衝突荷重が作用すると、該後端部が下方に変形
してワイパーピボットの上端に干渉するが、該ワイパー
ピボットに上方から所定値以上の衝突荷重が作用する
と、ワイパーピボットを抜止めしている突起が、合成樹
脂製のピボットホルダーの軸受孔の上端内周縁に設けた
環状溝との係合部分から該軸受部の内周部を圧壊し、こ
の軸受部の内周部の圧壊により衝突エネルギーが吸収さ
れると共に、ワイパーピボットの抜止めが解除されて該
ワイパーピボットが沈み込んでエンジンフードの後端部
の潰れ変形ストロークを増大させることができるから、
衝突エネルギー吸収特性を向上することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0025】図1はワイパーユニットのピボットホルダ
ー1の取付状態を示しており、ピボットホルダー1はベ
ース部2を車体パネル、例えばカウルトップパネル10
の裏面に重合し、該カウルトップパネル10にボルト
8,ナット9によって締結固定してある。
【0026】ワイパーピボット4はピボットホルダー1
の軸受孔3に回転自在に軸支してあり、その下端には図
外のワイパーモータの駆動伝達リンクに連結されるピボ
ットアーム5を固設してある。
【0027】このワイパーピボット4はピボットホルダ
ー1の軸受孔3に下側から挿入し、該軸受孔3から上方
に突出した上端部に抜止めリング6を係着すると共に、
該抜止めリング6と軸受孔3の上端縁との間に平ワッシ
ャ7を介装して抜止めしてあって、該突出端部にワイパ
ーアーム30を連結するようにしてある。
【0028】前記ピボットホルダー1は適宜の合成樹脂
材で一体成形してあり、ベース部2に設けたボルト取付
孔2aは下端側が大径となるテーパ状に形成してある。
【0029】一方、ボルト8はその下側部に下端側が大
径となるテーパ部8aを形成してあって、このテーパ部
8aを前記テーパ状のボルト取付孔2aに挿入係合して
ある。
【0030】ボルト取付孔2aおよびテーパ部8aは同
一形状の非円形に形成して回り止めしてある。
【0031】そして、このボルト8をカウルトップパネ
ル10上に貫通突出させ、該突出端部にナット9を螺合
して、ベース部2をカウルトップパネル10の下面に締
結固定してある。
【0032】前記ボルト取付孔2aおよびボルト8のテ
ーパ部8aの径は、ピボットホルダー1の成形に用いら
れる合成樹脂材の硬度を勘案して、ワイパーピボット4
に上方から軸方向に所定値以上の荷重が作用すると、ボ
ルト取付孔2aがテーパ部8aにより自体の弾性で拡径
変形して、該テーパ部8aから離脱し得るように任意に
設定される。
【0033】図1中、11はばねワッシャを示す。
【0034】以上の第1実施形態の構成によれば、前述
のワイパーユニットをコンシールドワイパータイプの車
両に採用した場合、エンジンフード12の後端部が図外
のフロントウィンドウパネルの下側部近くにまで延出す
るため、該ワイパーユニットの上方部分がこのエンジン
フード12の後端部で覆われ、ワイパーピボット4の上
端がエンジンフード12の後端部下面に近接するように
なる。
【0035】従って、車両の衝突時等にエンジンフード
12の後端部に上方から衝突荷重が作用すると、該エン
ジンフード12の後端部が下方に変形して前記ワイパー
ピボット4の上端に干渉するが、このワイパーピボット
4に上方から軸方向に所定値以上の衝突荷重が作用する
と、ピボットホルダー1のベース部2のテーパ状のボル
ト取付孔2aが、ボルト8のテーパ部8aにより拡径変
形されて該テーパ部8aから離脱し、以て、ピボットホ
ルダー1がカウルトップパネル10の下面から離脱して
ワイパーピボット4が沈み込み、エンジンフード12の
後端部の下方への変形を自由にする。
【0036】この結果、エンジンフード12の後端部の
下方への潰れ変形ストロークを増大することができて、
衝突エネルギー吸収特性を向上することができる。
【0037】特に、本実施形態では前述のピボットホル
ダー1がカウルトップパネル10から離脱する際に、テ
ーパ状のボルト取付孔2aがボルト8のテーパ部8aで
弾性的に拡径変形されて該テーパ部8aから離脱するこ
とによって衝突エネルギーを吸収することができるか
ら、衝突エネルギーの吸収特性をより一層向上すること
ができる。
【0038】図2は本発明の第2実施形態を示すもの
で、ワイパーピボット4を軸受孔3に回転自在に装着し
たピボットホルダー1を合成樹脂製としてあって、その
ベース部2をカウルトップパネル10の下面に重合して
ボルト8,ナット9によって締結固定してある点は前記
第1実施形態と同様である。
【0039】ここで、ベース部2のボルト取付孔2bお
よびボルト8の下側部は前記第1実施形態と異なり何れ
もストレートの円形に形成してあるが、ボルト取付孔2
bはボルト8よりも若干小径に形成して、該ボルト取付
孔2bにボルト8の下端部を圧入嵌合してある。
【0040】また、ベース部2とボルト8はボルト取付
孔2bの部分でシアピン13により結合して、ワイパー
ピボット4に上方から軸方向に所定値以上の荷重が作用
すると、シアピン13が剪断してボルト取付孔2bがボ
ルト8の下端部から離脱するようにしてある。
【0041】従って、この第2実施形態の場合も前記第
1実施形態と同様に、車両の衝突時等にエンジンフード
12の後端部に上方から衝突荷重が作用して該後端部が
下方に変形してワイパーピボット4の上端に干渉し、該
ワイパーピボット4に上方から軸方向に所定値以上の衝
突荷重が作用すると、シアピン13が剪断してボルト取
付孔2bがボルト8の下端部から圧接状態で摺動,離脱
し、シアピン13の剪断とボルト取付孔2bの離脱時の
摩擦抵抗とによって衝突エネルギーを吸収すると共に、
この離脱作用でワイパーピボット4が沈み込んでエンジ
ンフード12の後端部の下方への潰れ変形ストロークを
増大して衝突エネルギー吸収特性を向上することができ
る。
【0042】図3は本発明の第3実施形態を示すもの
で、本実施形態にあってはピボットホルダー1を金属製
又は合成樹脂製として、そのベース部2にクリップ取付
孔2cを設け、該クリップ取付孔2cに合成樹脂材から
なる両頭のクリップ14を圧入係着して取付け、上側の
クリップ頭部をカウルトップパネル10のクリップ孔1
0aに下側から圧入,係着して、ワイパーピボット4に
上方から軸方向に所定値以上の荷重が作用すると、上側
又は下側のクリップ頭部が破壊してクリップ孔10a又
はクリップ取付孔2cから離脱するようにしてある。
【0043】従って、この第3実施形態によれば、車両
の衝突時にエンジンフード12の後端部に上方から衝突
荷重が作用して該後端部が下方に変形してワイパーピボ
ット4の上端に干渉し、該ワイパーピボット4に上方か
ら軸方向に所定値以上の衝突荷重が作用するとクリップ
孔10a縁又はクリップ取付孔2c縁によって上側又は
下側のクリップ頭部が破壊されてクリップ14が離脱し
該クリップ頭部の破壊により衝突エネルギーを吸収する
と共に、該クリップ14の離脱作用でワイパーピボット
4が沈み込んで、エンジンフード12の後端部の下方へ
の潰れ変形ストロークを拡大して衝突エネルギー吸収特
性を向上することができる。
【0044】前記第4実施形態ではクリップ14を別体
としてあるが、ピボットホルダー1を合成樹脂製とした
場合、図4の(A)又は(B)の第5実施形態に示すよ
うにクリップ14をベース部2に一体成形することもで
き、かつ、そのクリップ頭部形状も図4(A)に示すよ
うに通常の矢じり状に、あるいは図4(B)に示すよう
に断面鋸歯状に任意に形成することができる。
【0045】図5は本発明の第6実施形態を示すもの
で、ピボットホルダー1のベース部2にボルト8を固設
して、該ボルト8の上端部をカウルトップパネル10上
に貫通突出させ、該突出端部に適宜の合成樹脂材からな
るナット9Aを螺合して、ワイパーピボット4に上方か
ら軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して、前記ボ
ルト8が樹脂ナット9Aから離脱可能に締結してある。
【0046】従って、この第6実施形態の構造では、前
記各実施形態と同様に車両衝突時にエンジンフード12
の後端部を介してワイパーピボット4に上方から軸方向
に所定値以上の荷重が作用すると、ボルト8により樹脂
ナット9Aのねじ部を破壊してボルト8が離脱し、該樹
脂ナット9Aのねじ部の破壊により衝突エネルギーを吸
収すると共に、ボルト8の離脱作用によりワイパーピボ
ット4が沈み込んで、エンジンフード12の後端部の下
方への潰れ変形ストロークを拡大して衝突エネルギー吸
収特性を向上することができる。
【0047】図6に示す第7実施形態は前記第6実施形
態の樹脂ナット9Aに替えて、ボルト8の突出端部に適
宜の合成樹脂材からなるプッシュナット9Bを係着した
もので、第6実施形態と略同様の効果を奏せられる。
【0048】図7,8は本発明の第8実施形態を示すも
ので、本実施形態にあってはカウルトップパネル10の
下面に重合してボルト8,ナット9により締結固定した
ピボットホルダー1のベース部2に、これらボルト8,
ナット9による締結部分よりも内側となる部分に、ワイ
パーピボット4に上方から軸方向に作用する所定値以上
の荷重に対して破断可能な易破断部15を設けてある。
【0049】この易破断部15は、例えばベース部2の
下面側に前記締結部分を区画するようにノッチを線状に
刻設して薄肉部を形成することによって容易に構成する
ことができる。
【0050】従って、この第7実施形態の場合も車両衝
突時にエンジンフード12の後端部を介してワイパーピ
ボット4に上方から軸方向に所定値以上の荷重が作用す
ると、ピボットホルダー1のベース部2が易破断部15
から破断してボルト8,ナット9により締結した部分を
残してカウルトップパネル10から離脱し、前記易破断
部15の破断により衝突エネルギーを吸収すると共に、
ベース部2の離脱作用によりワイパーピボット4が沈み
込んで、エンジンフード12の後端部の下方への潰れ変
形ストロークを拡大して衝突エネルギー吸収特性を向上
することができる。
【0051】この実施形態の場合、ピボットホルダー1
の材質および易破断部15のノッチ深さの選択によっ
て、易破断部15の破断による衝突エネルギー吸収量を
任意にチューニングすることができる。
【0052】図9は本発明の第8実施形態を示すもの
で、この実施形態ではピボットホルダー1を合成樹脂製
として、軸受孔3の上部内周縁に内側へ突出するフラン
ジ部16を一体に形成してある。
【0053】そして、ワイパーピボット4を抜止めする
平ワッシャ7をこのフランジ部16の上縁に係着して、
ワイパーピボット4に上方から軸方向に所定値以上の荷
重が作用すると、前記平ワッシャ7の外周縁でフランジ
部16を剪断してワイパーピボット4が離脱し得るよう
に抜止めしてある。
【0054】従って、この第8実施形態によれば、車両
衝突時にエンジンフード12の後端部を介してワイパー
ピボット4に上方から軸方向に所定値以上の衝突荷重が
作用すると、該ワイパーピボット4を抜止めしている平
ワッシャ7の外周縁でフランジ部16を剪断し、該フラ
ンジ部16の剪断により衝突エネルギーを吸収すると共
に、ワイパーピボット4がその抜止めが解除されて沈み
込んでエンジンフード12の後端部の下方への潰れ変形
ストロークが拡大して衝突エネルギー吸収特性を向上す
ることができる。
【0055】図10は本発明の第9実施形態を示すもの
で、この実施形態ではピボットホルダー1の軸受孔3の
上下端部にブッシュ17,18を嵌合固定して、これら
ブッシュ17,18によりワイパーピボット4を回転自
在に軸支してある。
【0056】ここで、少なくとも上側のブッシュ17は
合成樹脂製として、該ブッシュ17の上端内周縁上にワ
イパーピボット4を抜止めする平ワッシャ7を係着し
て、ワイパーピボット4に上方から軸方向に所定値以上
の荷重が作用すると、該平ワッシャ7の外周縁でブッシ
ュ17の内周部を圧潰してワイパーピボット4が離脱し
得るように抜止めしている。
【0057】従って、この第9実施形態の場合も車両衝
突時にエンジンフード12の後端部を介してワイパーピ
ボット4に上方から軸方向に所定値以上の衝突荷重が作
用すると、該ワイパーピボット4を抜止めしている平ワ
ッシャ7の外周縁でブッシュ17の内周部を削り取るよ
うに圧壊し、該ブッシュ17の内周部の圧壊により衝突
エネルギーを吸収すると共に、ワイパーピボット4がそ
の抜止めが解除されて沈み込んでエンジンフード12の
後端部の下方への潰れストロークが拡大して衝突エネル
ギー吸収特性を向上することができる。
【0058】図11は本発明の第10実施形態を示すも
ので、本実施形態ではピボットホルダー1を合成樹脂製
としてあり、軸受孔3の上端内周縁に環状溝19を有段
成形してある。
【0059】一方、ワイパーピボット4の上側部の外周
には複数個の突起20を突設してあって、この突起20
を前記環状溝19に係合し、ワイパーピボット4に上方
から軸方向に所定値以上の荷重が作用すると、該突起2
0で軸受孔3の内周部を圧壊してワイパーピボット4が
離脱し得るように抜止めしている。
【0060】従って、この第10実施形態によれば、車
両衝突時にエンジンフード12の後端部を介してワイパ
ーピボット4に上方から所定値以上の衝突荷重が作用す
ると、該ワイパーピボット4を抜止めしている突起20
で軸受孔3の内周部を環状溝19との係合部分から削り
取るように圧壊し、該軸受孔3の内周部の圧壊により衝
突エネルギーを吸収すると共に、ワイパーピボット4が
その抜止めが解除されて沈み込んでエンジンフード12
の後端部の下方への潰れストロークが拡大して衝突エネ
ルギー吸収特性を向上することができる。
【0061】また、この実施形態によればワイパーピボ
ット4はその外周の突起20と軸受孔3の環状溝19と
の係合により抜止めされて、専用の抜止め部材を不要と
することができてコスト的に有利に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図
【図3】本発明の第3実施形態を示す断面図。
【図4】本発明の第4実施形態を示す断面図。
【図5】本発明の第5実施形態を示す断面図
【図6】本発明の第6実施形態を示す断面図。
【図7】本発明の第7実施形態を示す断面図。
【図8】本発明の第7実施形態のピボットホルダーの平
面図。
【図9】本発明の第8実施形態を示す断面図。
【図10】本発明の第9実施形態を示す断面図。
【図11】本発明の第10実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ピボットホルダー 2 ベース部 2a,2b ボルト取付孔 3 軸受孔 4 ワイパーピボット 5 ピボットアーム 6 抜止めリング 7 平ワッシャ 8 ボルト 8a テーパ部 9 ナット 9A 樹脂ナット 9B プッシュナット 10 車体パネル 10a クリップ孔 13 シアピン 14 クリップ 15 易破断部 16 フランジ部 17 ブッシュ 19 環状溝 20 突起

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに固定されたピボットホルダ
    ーと、下端にピボットアームを固設して前記ピボットホ
    ルダーの軸受孔に回転自在に装着したワイパーピボット
    とを備えた自動車用ワイパーにおいて、前記ピボットホ
    ルダーをワイパーピボットに上方から軸方向に所定値以
    上の荷重が作用した際に、車体パネルから下側へ離脱可
    能に固定したことを特徴とする自動車用ワイパー。
  2. 【請求項2】 ピボットホルダーを合成樹脂製として、
    該ピボットホルダーのボルト取付孔を下端側が大径とな
    るテーパ状に形成する一方、ボルトの下側部に下端側が
    大径となるテーパ部を形成し、該テーパ部を前記ボルト
    取付孔に挿入係合してボルトの上端部を車体パネル上に
    貫通突出させ、該突出端部にナットを螺合して、ワイパ
    ーピボットに上方から軸方向に作用する所定値以上の荷
    重に対して、前記ボルト取付孔がテーパ部から離脱可能
    に締結したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用
    ワイパー。
  3. 【請求項3】 ピボットホルダーを合成樹脂製として、
    該ピボットホルダーのボルト取付孔にボルトを圧入嵌合
    すると共に該ボルトとピボットホルダーとをシアピンで
    結合し、該ボルトの上端部を車体パネル上に貫通突出さ
    せて該突出端部にナットを螺合して、ワイパーピボット
    に上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対し
    て、前記シアピンが剪断してボルト取付孔がボルトから
    離脱可能に締結したことを特徴とする請求項1に記載の
    自動車用ワイパー。
  4. 【請求項4】 ピボットホルダーに合成樹脂製のクリッ
    プを設け、該クリップを車体パネルのクリップ孔に圧
    入,係着して、ワイパーピボットに上方から軸方向に作
    用する所定値以上の荷重に対して、前記クリップが破壊
    してピボットホルダーが車体パネルから離脱可能に取付
    けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ワイパ
    ー。
  5. 【請求項5】 ピボットホルダーにボルトを設けてその
    上端部を車体パネル上に貫通突出させ、該突出端部に合
    成樹脂製のナットを螺合して、ワイパーピボットに上方
    から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して、前記
    ボルトがナットから離脱可能に締結したことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車用ワイパー。
  6. 【請求項6】 ピボットホルダーにボルトを設けてその
    上端部を車体パネル上に貫通突出させ、該突出端部に合
    成樹脂製のプッシュナットを係着して、ワイパーピボッ
    トに上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対し
    て、前記ボルトがプッシュナットから離脱可能に締結し
    たことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ワイパ
    ー。
  7. 【請求項7】 ピボットホルダーを車体パネルにボルト
    ・ナット固定すると共に、該ピボットホルダーのボルト
    ・ナット固定部よりも内側の部分に、ワイパーピボット
    に上方から軸方向に作用する所定値以上の荷重に対して
    破断可能な易破断部を設けたことを特徴とする自動車用
    ワイパー。
  8. 【請求項8】 車体パネルに固定されたピボットホルダ
    ーと、下端にピボットアームを固設して前記ピボットホ
    ルダーの軸受孔に回転自在に装着したワイパーピボット
    とを備えた自動車用ワイパーにおいて、前記ピボットホ
    ルダーを合成樹脂製として、軸受孔の上部内周縁に内側
    へ突出するフランジ部を形成する一方、ワイパーピボッ
    トに抜止めリングを係着して該抜止めリングの下縁と前
    記フランジ部の上縁との間に平ワッシャを介装し、ワイ
    パーピボットに上方から軸方向に作用する所定値以上の
    荷重に対して、前記平ワッシャでフランジ部を剪断して
    ワイパーピボットがピボットホルダーから離脱可能に抜
    止めしたことを特徴とする自動車用ワイパー。
  9. 【請求項9】 車体パネルに固定したピボットホルダー
    と、下端にピボットアームを固設して前記ピボットホル
    ダーの軸受孔に回転自在に装着したワイパーピボットと
    を備えた自動車用ワイパーにおいて、前記軸受孔の上端
    部に合成樹脂製のブッシュを嵌合固定する一方、ワイパ
    ーピボットに抜止めリングを係着して該抜止めリングの
    下縁と前記ブッシュの上端内周縁との間に平ワッシャを
    介装し、ワイパーピボットに上方から軸方向に作用する
    所定値以上の荷重に対して、前記平ワッシャでブッシュ
    の内周部を圧壊してワイパーピボットがピボットホルダ
    ーから離脱可能に抜止めしたことを特徴とする自動車用
    ワイパー。
  10. 【請求項10】 車体パネルに固定したピボットホルダ
    ーと、下端にピボットアームを固設して前記ピボットホ
    ルダーの軸受孔に回転自在に装着したワイパーピボット
    とを備えた自動車用ワイパーにおいて、前記ピボットホ
    ルダーを合成樹脂製としてその軸受孔の上端内周縁に環
    状溝を有段成形する一方、ワイパーピボットの外周に前
    記環状溝に係合する複数の突起を設けて該突起を環状溝
    に係合し、ワイパーピボットに上方から軸方向に作用す
    る所定値以上の荷重に対して、前記突起で軸受孔の内周
    部を圧壊してワイパーピボットがピボットホルダーから
    離脱可能に抜止めしたことを特徴とする自動車用ワイパ
    ー。
JP28985897A 1997-10-22 1997-10-22 自動車用ワイパー Expired - Fee Related JP3405153B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28985897A JP3405153B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 自動車用ワイパー
DE69828368T DE69828368T2 (de) 1997-10-22 1998-10-15 Wischvorrichtung für Kraftfahrzeuge
EP98119521A EP0916559B1 (en) 1997-10-22 1998-10-15 Wiper device for vehicle
US09/174,539 US6237185B1 (en) 1997-10-22 1998-10-19 Wiper device for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28985897A JP3405153B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 自動車用ワイパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11124014A true JPH11124014A (ja) 1999-05-11
JP3405153B2 JP3405153B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=17748680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28985897A Expired - Fee Related JP3405153B2 (ja) 1997-10-22 1997-10-22 自動車用ワイパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3405153B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074984A1 (fr) * 1999-06-04 2000-12-14 Asmo Co., Ltd. Dispositif pivot d'essuie-glace
JP2007522002A (ja) * 2004-02-06 2007-08-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に自動車のためのウィンドガラスワイパ装置
JP2009078779A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置
US7743457B2 (en) 2003-06-18 2010-06-29 Robert Bosch Gmbh Wiper device, especially for a motor vehicle
US8117710B2 (en) 2003-06-30 2012-02-21 Robert Bosch Gmbh Windscreen wiper device, in particular for a motor vehicle

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074984A1 (fr) * 1999-06-04 2000-12-14 Asmo Co., Ltd. Dispositif pivot d'essuie-glace
EP1103434A1 (en) * 1999-06-04 2001-05-30 Asmo Co., Ltd. Wiper pivot device
US6842939B1 (en) 1999-06-04 2005-01-18 Asmo Co., Ltd. Wiper pivot device
EP1103434A4 (en) * 1999-06-04 2005-10-05 Asmo Co Ltd PIVOT DEVICE FOR WIPER
US7743457B2 (en) 2003-06-18 2010-06-29 Robert Bosch Gmbh Wiper device, especially for a motor vehicle
US8117710B2 (en) 2003-06-30 2012-02-21 Robert Bosch Gmbh Windscreen wiper device, in particular for a motor vehicle
JP2007522002A (ja) * 2004-02-06 2007-08-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に自動車のためのウィンドガラスワイパ装置
JP2009078779A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3405153B2 (ja) 2003-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6237185B1 (en) Wiper device for vehicle
JP3385196B2 (ja) 自動車用ワイパー
JP3423870B2 (ja) 自動車用ワイパー
JP3457153B2 (ja) 車両用ワイパー装置
JPH11139256A (ja) 自動車用ワイパー
US6317918B1 (en) Windshield wiper device for vehicle
US6532616B1 (en) Motor vehicle wiper device comprising a fixing plate
JP2001047974A (ja) 車両用ワイパ装置
EP1138558A2 (en) Side airbag retention system and fastener
JPH11124014A (ja) 自動車用ワイパー
KR960703378A (ko) 자동차의 바람막이 유리 와이퍼 시스템용 구동 크랭크(driving crank for a windshield wiper system)
JP3603984B2 (ja) 車両用ワイパー装置
US5567097A (en) Device for fastening an assembly on the bodywork of a motor vehicle, and a screen wiper module including such a device
JP2000062575A (ja) 車両用ワイパ装置
US20020073501A1 (en) Wiper pivot
JP2001080465A (ja) ワイパピボットおよびワイパ装置
JP2000326833A (ja) ワイパ取付構造
JPH11334539A (ja) 車両用ワイパ装置
JPH11124013A (ja) 自動車用ワイパー
CN110356478B (zh) 具有力吸收装置的后扰流器装置
JP3318267B2 (ja) ワイパのピボット及びピボット駆動機構
JP3232278B2 (ja) ワイパピボット
JPH1148917A (ja) 車両用ワイパー装置
JP3531529B2 (ja) ワイパ取付構造
JPH11124010A (ja) 自動車用ワイパー

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees