JPH11122753A - 自動車における電気接続箱の取付構造 - Google Patents
自動車における電気接続箱の取付構造Info
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- JPH11122753A JPH11122753A JP9278702A JP27870297A JPH11122753A JP H11122753 A JPH11122753 A JP H11122753A JP 9278702 A JP9278702 A JP 9278702A JP 27870297 A JP27870297 A JP 27870297A JP H11122753 A JPH11122753 A JP H11122753A
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Abstract
0のエンジンルーム側に電源回路と接続される第一ボッ
クス14を配置すると共に、室内側に負荷側回路と接続
される第二ボックス15を配置し、これら第一ボックス
と第二ボックスとに設けたコネクタ収容部とコネクタ部
とを上記パネルに設けた貫通穴11を通して嵌合して第
一ボックスと第二ボックスの内部回路を端子接続し、第
一ボックスの内部回路を第二ボックス内の分岐接続回
路、リレー、ヒューズあるいは電子部品ユニットを介し
て上記負荷側回路に接続しする一方、第一ボックスの内
部回路とスルー回路で接続する負荷側回路は上記第二ボ
ックスを介さず、該負荷側回路のワイヤハーネスの端末
に接続したコネクタ22を、パネルに設けた貫通穴に露
出させて形成した第一ボックスのコネクタ嵌合部16に
直接嵌合接続する。
Description
接続箱の取付構造に関し、詳しくは、自動車の車室側と
エンジンルーム側とを仕切る車体パネルの貫通穴の部位
に設置して、電源側のワイヤハーネスと室内側のワイヤ
ハーネスとを接続するものである。
側と室内側とを仕切るパネルに貫通穴を設け、該パネル
を挟んで対向して固定した一対の電気接続箱を、上記貫
通穴を通して電気的に接続する構成としたものとして、
図5(A)(B)に示す特公平2−43407号、図6
(A)(B)に示す特公平3−63289が提案されて
いる。
いずれも、エンジンルーム(X)側と車室(Y)側を仕
切る車体パネルPの貫通穴Hに、一対の電気接続箱1と
2の対向面に形成した導電部材3と4とを電気接続させ
て合体させると共に、これら電気接続箱1と2とをパネ
ルPに固定している。
示す電気接続箱では、エンジンルーム(X)側の電気接
続箱1と室内(Y)側の電気接続箱2との内部回路は、
全て対向面に設けた導電部材3と4との接続部を介して
接続している。よって、エンジンルーム側の電気接続箱
1と接続する電源側のワイヤハーネスと、室内側の電気
接続箱2と接続する負荷側のワイヤハーネスとは、少な
くとも3カ所の電気接続部を必要としている。即ち、電
源側のワイヤハーネスと電源側の電気接続箱の内部回路
との電気接続部、電源側の電気接続箱の内部回路と室内
側の電気接続箱の内部回路との電気接続部、室内側電気
接続箱の内部回路と負荷側のワイヤハーネスとの電気接
続部の3カ所が必要となっている。
接続箱の内部回路において、電源側回路にヒューズ、リ
レーおよび/あるいは分岐接続回路を通した後、室内側
電気接続箱の内部回路と接続され、該室内側電気接続箱
の回路では、ヒューズ、リレーおよび/あるいは分岐接
続回路を介さずに、所謂、スルー回路の状態で、室内側
のワイヤハーネスに接続される場合もある。
回路となる場合、エンジンルーム側電気接続箱の回路を
直接的に室内側ワイヤハーネスに接続すれば良いが、上
記した従来の構成では、エンジンルーム側電気接続箱の
回路と室内側電気接続箱の回路とは、全て端子接続され
ている。よって、端子接続部が増加して、室内側電気接
続箱が大型化すると共に複雑化する問題があり、さら
に、部品点数の増加、作業手数の増加が生じる問題もあ
る。
で、室内側電気接続箱の小型化、端子接続部の減少を図
ることを課題としている。
め、本発明は、自動車のエンジンルームと車室とを仕切
るパネルのエンジンルーム側に電源回路と接続される第
一ボックスを配置すると共に、室内側に負荷側回路と接
続される第二ボックスを配置し、これら第一ボックスと
第二ボックスとに設けたコネクタ収容部とコネクタ部と
を上記パネルに設けた貫通穴を通して嵌合して第一ボッ
クスと第二ボックスの内部回路を端子接続し、第一ボッ
クスの内部回路を第二ボックス内の分岐接続回路、リレ
ー、ヒューズあるいは電子部品ユニットを介して上記負
荷側回路に接続する一方、第一ボックスの内部回路とス
ルー回路で接続する負荷側回路は上記第二ボックスを介
さず、該負荷側回路のワイヤハーネスの端末に接続した
コネクタを、パネルに設けた貫通穴に露出させて形成し
た第一ボックスのコネクタ嵌合部に直接嵌合接続してい
ることを特徴とする自動車における電気接続箱の取付構
造を提供している。
いてスルー回路となるものは、第二ボックスを通さず
に、第一ボックスと直接コネクタ接続する構成とする
と、第二ボックスの内部回路を減少でき、その分、第二
ボックスの小型化を図ることができる。また、上記のよ
うに、コネクタ接続により、第一ボックスの内部回路と
直接接続すると、従来必要であった第一ボックスと第二
ボックスとの間で行う端子接続部も無くすことができ、
その分、接点部の個数が減少して、部品点数および取付
手数の減少を図ることができる。
参照して説明する。図1および図2に示すように、エン
ジンルーム(X)と車室(Y)とを仕切るダッシュ・パ
ネル10には、コネクタ貫通用の第一口11と第二開口
12とを隣接して設け、これら開口11と開口12との
間には仕切部となるパネル部分10aを残している。
(X)側に第一ボックス14を配置すると共に、車室
(Y)側に第二ボックス15を配置し、図3に示すよう
に、これら第一ボックス14と第二ボックス15の外面
より突設したブラケット14a、15aに穿設した取付
穴14b、15bにボルト18を通し、ナット19で締
め付けて第一ボックス14と第二ボックス15とをパネ
ル10に固定すると同時に、第一ボックス14と第二ボ
ックス15とを組みつけるようにしている。また、第二
ボックス15と対向しない第一ボックス14の外面にも
ブラケット14cを設け、該ブラケット14cに穿設し
た取付穴14dにパネル10に穿設した取付穴10bよ
りボルトを通してナットで締め付け固定するようにして
いる。
10に取り付けた状態で、第一開口11には、第一ボッ
クス14に設けたコネクタ収容部16が貫通して突出
し、室内(Y)側へ突出するようにしている。
一ボックス14は、大略矩形状で、パネル10に面する
側に、上記第二開口12に位置にコネクタ嵌合部17
と、上記第二ボックス15のコネクタ部18を嵌合する
上記コネクタ収容部16とを設けている。また、該第一
ボックス14内部に、バスバー19を積層して収容して
いると共に、多数のヒュージブルリンク20を収容して
いる。
20aには、図4に示すように、バッテリー21に接続
したエンジンルーム側ワイヤハーネスW/H−1の電線
を接続し、下流側端子20bは上記バスバー19と接続
し、該バスバー19で分岐接続回路を構成している。該
バスバー19に設けた端子19aを上記コネクタ収容部
16に突出させ、第二ボックス15側のコネクタ部18
内の端子22と端子接続する一方、バスバー19に設け
た端子19bを上記コネクタ嵌合部17に突出させ、室
内側ワイヤハーネスW/H−2の端末に接続したコネク
タ24内の端子23と直接的に端子接続させるようにし
ている。
は、その一部を室内側ワイヤハーネスW/H−2と直接
的に電気接続する一方、残部を第二ボックス15の内部
回路と端子接続し、該第二ボックス15の内部回路を通
して別の室内側ワイヤハーネスW/H−3と接続するよ
うにしている。
10側には上記コネクタ部18を突設していると共に、
室内側には多数のコネクタ収容部25を設け、内部にバ
スバー26を積層配置している。該第二ボックス15の
バスバー26の一部より上記端子23を屈折して形成し
ている。該端子23はコネクタ部18を介して第一ボッ
クス14の内部回路(バスバー19)と接続されると共
に、バスバー26を分岐接続回路を構成するパターンと
し、その一部をリレー27、ヒューズと接続している。
には室内側の別のワイヤハーネスW/H−3の端末に接
続したコネクタ30を嵌合させて、バスバー26より突
設した端子とコネクタ30内の端子とを接続させるよう
にしている。上記ワイヤハーネスW/H−3と接続する
コネクタ30内の端子は、第一ボックス14側からコネ
クタ接続部を介して導通される回路を、バスバー26の
分岐接続回路、あるいは、リレー27、ヒューズを通し
ている。即ち、第二ボックス15内で分岐接続回路、リ
レー、ヒューズあるいは電子ユニットを組み込んでいる
場合には該電子ユニットの電子部品を介さずに室内側ワ
イヤハーネスと接続するスルー回路は第二ボックス15
を通さずに、上記ワイヤハーネスW/H−2側に配線し
て、第一ボックス14と直接的にコネクタ接続させるよ
うにしている。
15とは、まず、第一ボックス14をパネル10のエン
ジンルーム側に位置させ、コネクタ収容部16を第一開
口11に貫通させると共に、コネクタ嵌合部17を第二
開口12に面するように位置させ、ブラケット14cに
よりパネル10に仮固定する。ついで、第二ボックス1
5をパネル10の室内側に位置させ、コネクタ部18を
貫通穴11を貫通して室内側へ突出しているコネクタ収
容部16と嵌合させる。ついで、第一ボックス14と第
二ボックス15とをボルト18とナット19とでパネル
10に固定し、パネル10を挟んで、第一ボックス14
と第二ボックス15の内部回路をコネクタ嵌合により電
気的に接続させている。
ックス14には予めバッテリーと接続するためのワイヤ
ハーネスW/H−1が組みつけらており、同様に、第二
ボックス15のコネクタ収容部25には負荷側のワイヤ
ハーネスW/H−3の端末に取り付けてコネクタ30が
組付けれらている。なお、該ワイヤハーネスW/H−3
のコネクタ30と第二ボックス15のコネクタ収容部2
5とは、第二ボックス15をパネル10に固定した後に
組み付ける場合もある。
−1と第一ボックス14、第二ボックス15を介して接
続する負荷側ワイヤハーネスW/H−3は、第二ボック
ス15内において、必ず分岐接続されているか、あるい
は、リレー、ヒューズを通しており、スルー回路とはし
ていない。
クス14のコネクタ嵌合部17はパネル10の第二貫通
穴12に面して位置させている。この第一ボックス14
のコネクタ嵌合部17に、負荷側のワイヤハーネスW/
H−2の端末に接続したコネクタ22を嵌合して、第二
ボックス15を介さずに直接的に電気接続している。
によれば、自動車のエンジンルームと室内とを仕切るパ
ネルの両面に直接固定して、該パネルに設けた開口を通
して電気接続を図る電気接続箱の取付構造において、室
内側ボックスではスルー回路となるものは、エンジンル
ーム側のボックスに開口を通して直接的にコネクタ接続
する構成としているため、室内側ボックスの小型化を図
ることが出来ると共に、構造を簡単とすることができ
る。
タ接続する回路については、従来の第一ボックスと第二
ボックスとの間で行っていた端子接続部を無くすことが
でき、その分、部品点数および作業手数を低減すること
ができる。
ルに取り付けられる前の断面図である。
態の断面図である。
る。
路図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のエンジンルームと車室とを仕切
るパネルのエンジンルーム側に電源回路と接続される第
一ボックスを配置すると共に、室内側に負荷側回路と接
続される第二ボックスを配置し、これら第一ボックスと
第二ボックスとに設けたコネクタ収容部とコネクタ部と
を上記パネルに設けた貫通穴を通して嵌合して第一ボッ
クスと第二ボックスの内部回路を端子接続し、第一ボッ
クスの内部回路を第二ボックス内の分岐接続回路、リレ
ー、ヒューズあるいは電子部品ユニットを介して上記負
荷側回路に接続する一方、第一ボックスの内部回路とス
ルー回路で接続する負荷側回路は上記第二ボックスを介
さず、該負荷側回路のワイヤハーネスの端末に接続した
コネクタを、パネルに設けた貫通穴に露出させて形成し
た第一ボックスのコネクタ嵌合部に直接嵌合接続してい
ることを特徴とする自動車における電気接続箱の取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27870297A JP3915946B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 自動車における電気接続箱の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27870297A JP3915946B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 自動車における電気接続箱の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122753A true JPH11122753A (ja) | 1999-04-30 |
JP3915946B2 JP3915946B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=17601005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27870297A Expired - Fee Related JP3915946B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 自動車における電気接続箱の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3915946B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100361357C (zh) * | 2003-12-05 | 2008-01-09 | 矢崎总业株式会社 | 电气配线箱 |
US7384198B2 (en) * | 2000-08-09 | 2008-06-10 | Nsk Ltd. | Rolling bearing |
WO2016068318A1 (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-06 | 日本電気株式会社 | 蓄電装置 |
CN107317282A (zh) * | 2016-04-26 | 2017-11-03 | 矢崎总业株式会社 | 电气接线箱和线束 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27870297A patent/JP3915946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107317282A (zh) * | 2016-04-26 | 2017-11-03 | 矢崎总业株式会社 | 电气接线箱和线束 |
US10485121B2 (en) | 2016-04-26 | 2019-11-19 | Yazaki Corporation | Electrical connection box and wire harness |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3915946B2 (ja) | 2007-05-16 |
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