JPH11122641A - 歯付ベルトとプーリのテンション構造 - Google Patents
歯付ベルトとプーリのテンション構造Info
- Publication number
- JPH11122641A JPH11122641A JP28219097A JP28219097A JPH11122641A JP H11122641 A JPH11122641 A JP H11122641A JP 28219097 A JP28219097 A JP 28219097A JP 28219097 A JP28219097 A JP 28219097A JP H11122641 A JPH11122641 A JP H11122641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- pulleys
- tension
- toothed belt
- movable base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Manipulator (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平行移動機構における位置合わせの誤差を無
くし、位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿命化
を実現することを目的とする。 【構成】 平行移動機構が具備する歯付ベルト1と該歯
付ベルト1を支えている一対のプーリ2,3に、テンシ
ョンを与える歯付ベルトとプーリのテンション構造にお
いて、一方のプーリ3を可動ベース10に搭載し、該可
動ベース10に前記一対のプーリ2,3間の距離を常時
広げる方向に付勢する。
くし、位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿命化
を実現することを目的とする。 【構成】 平行移動機構が具備する歯付ベルト1と該歯
付ベルト1を支えている一対のプーリ2,3に、テンシ
ョンを与える歯付ベルトとプーリのテンション構造にお
いて、一方のプーリ3を可動ベース10に搭載し、該可
動ベース10に前記一対のプーリ2,3間の距離を常時
広げる方向に付勢する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機の周辺
機器である自動MDF装置において、プリント基板にピ
ンを自動で挿入・抜去するロボットのハンドを平行に移
動する平行移動機構に用いる歯付ベルトとプーリにテン
ションを与えるテンション構造に関する。
機器である自動MDF装置において、プリント基板にピ
ンを自動で挿入・抜去するロボットのハンドを平行に移
動する平行移動機構に用いる歯付ベルトとプーリにテン
ションを与えるテンション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種のテンション構造の従来例
を示す斜視図である。図において、1は歯付ベルト、
2,3は該歯付ベルト1を支えている一対のプーリであ
り、プーリ2は図示せぬモータの出力軸に固定され、プ
ーリ3はベース4に回転可能に搭載されている。
を示す斜視図である。図において、1は歯付ベルト、
2,3は該歯付ベルト1を支えている一対のプーリであ
り、プーリ2は図示せぬモータの出力軸に固定され、プ
ーリ3はベース4に回転可能に搭載されている。
【0003】該ベース4は溝5を介してフレーム6にネ
ジ7により固定される。以上の構成により、従来は、ベ
ース4の位置を調整することで、プーリ2とプーリ3の
間隔を調整し、歯付ベルト1に所望のテンションを与え
ていた。
ジ7により固定される。以上の構成により、従来は、ベ
ース4の位置を調整することで、プーリ2とプーリ3の
間隔を調整し、歯付ベルト1に所望のテンションを与え
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、テンションを与えて固定してし
まうので、時間の経過と共にベルトが伸びると、歯付ベ
ルトのテンションが小さくなり、結果、平行移動機構に
おける位置合わせの誤差が大きくなるという問題があっ
た。
成の従来技術によれば、テンションを与えて固定してし
まうので、時間の経過と共にベルトが伸びると、歯付ベ
ルトのテンションが小さくなり、結果、平行移動機構に
おける位置合わせの誤差が大きくなるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、以上の問題点に鑑み、歯付ベル
トの経時的な変化に応じて常に同じテンションを保持す
る構成を得て、平行移動機構における位置合わせの誤差
を無くし、位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿
命化を実現することを目的とする。
トの経時的な変化に応じて常に同じテンションを保持す
る構成を得て、平行移動機構における位置合わせの誤差
を無くし、位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿
命化を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、歯付ベルトの伸びに応じてプーリ間の距
離を自動的に広げるようにする。すなわち、本発明は、
平行移動機構が具備する歯付ベルトと該歯付ベルトを支
えている一対のプーリに、テンションを与える歯付ベル
トとプーリのテンション構造において、一方のプーリを
可動ベースに搭載し、該可動ベースに前記一対のプーリ
間の距離を常時広げる方向に付勢したことを特徴とす
る。
め、本発明は、歯付ベルトの伸びに応じてプーリ間の距
離を自動的に広げるようにする。すなわち、本発明は、
平行移動機構が具備する歯付ベルトと該歯付ベルトを支
えている一対のプーリに、テンションを与える歯付ベル
トとプーリのテンション構造において、一方のプーリを
可動ベースに搭載し、該可動ベースに前記一対のプーリ
間の距離を常時広げる方向に付勢したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。図において、8は動力源としてのパルスモータ、1
は歯付ベルト、2,3は該歯付ベルトを支えている一対
のプーリである。これら一対のプーリ2,3のうち、一
方のプーリ2はパルスモータ8の出力軸に固定され、パ
ルスモータ8と共にフレーム9に固定されている。また
他方のプーリ3は可動ベース10に回転可能に搭載され
ている。
する。図1は本発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。図において、8は動力源としてのパルスモータ、1
は歯付ベルト、2,3は該歯付ベルトを支えている一対
のプーリである。これら一対のプーリ2,3のうち、一
方のプーリ2はパルスモータ8の出力軸に固定され、パ
ルスモータ8と共にフレーム9に固定されている。また
他方のプーリ3は可動ベース10に回転可能に搭載され
ている。
【0008】この可動ベース10はフレーム9に嵌合し
たガイド部11をガイドにして、テンションバネ12を
介してフレーム9に取り付けられている。これにより、
可動ベース10はプーリ2,3間の距離を常時広げる方
向に付勢された状態を保つことになる。以上の構成の本
実施の形態の作用は以下の如くである。
たガイド部11をガイドにして、テンションバネ12を
介してフレーム9に取り付けられている。これにより、
可動ベース10はプーリ2,3間の距離を常時広げる方
向に付勢された状態を保つことになる。以上の構成の本
実施の形態の作用は以下の如くである。
【0009】すなわち、歯付ベルト1が時間の経過によ
り伸びても、テンションバネ12の付勢力により可動ベ
ース10がプーリ3をプーリ2より離す方向に移動し、
プーリ3とプーリ2間の距離が歯付ベルト1の伸びに応
じて大きくなり、歯付ベルト1のテンションの大きさは
一定に保たれる。なお、上述した実施の形態では、自動
MDF装置に適用した例を説明したが、歯付ベルトを用
いた平行移動機構であれば、これに限ること無く広く適
用することが可能である。
り伸びても、テンションバネ12の付勢力により可動ベ
ース10がプーリ3をプーリ2より離す方向に移動し、
プーリ3とプーリ2間の距離が歯付ベルト1の伸びに応
じて大きくなり、歯付ベルト1のテンションの大きさは
一定に保たれる。なお、上述した実施の形態では、自動
MDF装置に適用した例を説明したが、歯付ベルトを用
いた平行移動機構であれば、これに限ること無く広く適
用することが可能である。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、平行移動機構が具備する歯付ベルトと該歯付ベルト
を支えている一対のプーリに、テンションを与える歯付
ベルトとプーリのテンション構造において、一方のプー
リを可動ベースに搭載し、該可動ベースに前記一対のプ
ーリ間を常時広げる方向に付勢したので、歯付ベルトの
伸びに応じてプーリ間の距離を自動的に広げることがで
きる。
ば、平行移動機構が具備する歯付ベルトと該歯付ベルト
を支えている一対のプーリに、テンションを与える歯付
ベルトとプーリのテンション構造において、一方のプー
リを可動ベースに搭載し、該可動ベースに前記一対のプ
ーリ間を常時広げる方向に付勢したので、歯付ベルトの
伸びに応じてプーリ間の距離を自動的に広げることがで
きる。
【0011】これにより、歯付ベルトの経時的な変化に
応じて常に同じテンションを保持することが可能とな
り、平行移動機構における位置合わせの誤差を無くし、
位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿命化を実現
するという効果がある。
応じて常に同じテンションを保持することが可能とな
り、平行移動機構における位置合わせの誤差を無くし、
位置決め精度の向上・不変化及び機構の長寿命化を実現
するという効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
1 歯付ベルト 2,3 プーリ 8 パルスモータ 9 フレーム 10 可動ベース 11 ガイド部 12 テンションバネ
Claims (1)
- 【請求項1】 平行移動機構が具備する歯付ベルトと該
歯付ベルトを支えている一対のプーリに、テンションを
与える歯付ベルトとプーリのテンション構造において、 一方のプーリを可動ベースに搭載し、該可動ベースに前
記一対のプーリ間の距離をを常時広げる方向に付勢した
ことを特徴とする歯付ベルトとプーリのテンション構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28219097A JPH11122641A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 歯付ベルトとプーリのテンション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28219097A JPH11122641A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 歯付ベルトとプーリのテンション構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122641A true JPH11122641A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17649256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28219097A Withdrawn JPH11122641A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 歯付ベルトとプーリのテンション構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11122641A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010016656A1 (ko) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | 주식회사 세보컴 | 자동 엠디에프용 이동 기구 |
KR101002064B1 (ko) * | 2008-08-08 | 2010-12-17 | 주식회사 세보컴 | 자동 엠디에프용 이동 기구 |
JP2012013129A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Oriental Motor Co Ltd | 電動アクチュエータ |
JP2012047315A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Kyocera Mita Corp | 駆動機構及びこれを備える画像形成装置 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP28219097A patent/JPH11122641A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010016656A1 (ko) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | 주식회사 세보컴 | 자동 엠디에프용 이동 기구 |
KR101002064B1 (ko) * | 2008-08-08 | 2010-12-17 | 주식회사 세보컴 | 자동 엠디에프용 이동 기구 |
JP2012013129A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Oriental Motor Co Ltd | 電動アクチュエータ |
JP2012047315A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Kyocera Mita Corp | 駆動機構及びこれを備える画像形成装置 |
US8867963B2 (en) | 2010-08-30 | 2014-10-21 | Kyocera Document Solutions Inc. | Driving mechanism and image forming apparatus comprising the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |