JPH11122568A - 印画装置 - Google Patents

印画装置

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JPH11122568A
JPH11122568A JP10211347A JP21134798A JPH11122568A JP H11122568 A JPH11122568 A JP H11122568A JP 10211347 A JP10211347 A JP 10211347A JP 21134798 A JP21134798 A JP 21134798A JP H11122568 A JPH11122568 A JP H11122568A
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和夫 石井
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一弥 梅山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる入力画像を自動的に所定のサイズに成
る様に自動設定可能な印画装置に於いて、マルチスキャ
ンモードで1つの記録媒体上に複数の画像をプリント可
能にする。 【解決手段】 異なる入力画像を自動的に最適条件で印
画出来る様に成した印画装置に更に、コピー釦とプリン
ト釦を設けて、これらを選択すると複数の画像が1枚の
記録媒体上に印画される様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる種類のビデオ
入力信号をプリントするためのマルチスキャンビデオプ
リンタに用いて好適な印画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種類の異なる例えば、NTSC
のビデオ信号と、パーソナルコンピュータのビデオ信号
を一つの印画装置へ入力し、これらのビデオ入力信号に
応じた画像をサーマルヘッド等を用いて、記録紙に印画
できる様にしたマルチスキャンビデオプリンタが知られ
ている。
【0003】上述の如きマルチスチャンビデオプリンタ
では特に、医療用の各種生体画像等を印画する場合の入
力信号の走査線数や水平走査周波数はテレビジョン用の
ビデオ信号の走査線数や水平周波数並びにアスペクト比
等と比べて大きく異なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様にマルチスキ
ャンビデオプリンタに入力されるビデオ入力信号の走査
線数や水平走査周波数が変わると、従来のマルチスキャ
ンビデオプリンタでは以下に述べる如き、各種項目の値
を手動設定しなければならなかった。
【0005】(イ)マルチスキャンビデオプリンタ内の
メモリの水平方向印画領域値の設定。 (ロ)マルチスキャンビデオプリンタ内のメモリの垂直
方向印画領域値の設定。 (ハ)1水平期間内のサンプリングドット数、即ち、サ
ンプリング周波数の設定。 (ニ)印画する水平方向の印画サイズ値(印画横方向寸
法)の設定。 (ホ)印画する垂直方向の印画サイズ値(印画縦方向寸
法)の設定。
【0006】この様な各種の値はマルチスキャンビデオ
プリンタに入力されるビデオ信号の性質を充分に理解し
ている人でないと入力することが出来ない問題があっ
た。
【0007】更に、1つの記録媒体上に複数の画像を配
して、印画させる場合等は特に印画サイズ値の決定がビ
デオ信号の性質を充分に理解していない人では出来ない
等の問題があった。
【0008】本発明の叙上の問題点を解決するために成
されたもので、発明が解決しようとする課題は印画装置
への入力信号の走査線数や水平走査周波数が異なってい
ても、印画装置内でビデオ入力信号に応じて自動的に最
適な印画が行なえて簡単な操作でマルチ画面を自動印画
可能にした印画装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の印画装置は1枚
の記録媒体に1つの画像を印画する第1のモードと、1
枚の記録媒体に複数の画像を印画する第2のモードとを
選択的に切り替える切替手段と、画像データを記憶する
メモリと、このメモリに格納される画像データを決定す
る決定手段と、メモリに格納された画像データの印画を
開始する開始手段とを有し、切替手段によって第2のモ
ードが選択されている場合には、決定手段により決定さ
れた画像データがメモリに複数メモリされ、開始手段に
より印画が開始されると、メモリにメモリされた複数の
画像が1枚の記録媒体に印画されることを特徴とする印
画装置としたものである。
【0010】本発明の印画装置はオートスキャン用の操
作釦を選択するだけで印画装置がマルチスキャン状態と
なって、印画装置に入力される複数の異なるビデオ入力
信号に応じて、ビデオ入力信号の走査線数と水平走査周
波数から、印画すべき最適な比率を判断してマルチ印画
を自動的に行なう様になされるので、最適なマルチ印画
を行なうことが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の印画装置の一形態
例を図1乃至図7について説明する。図1は本発明の印
画装置の系統図であるが、図1の説明に先だち図2及び
図3によって全体的なパネル構成を説明する。
【0012】図2は本例のパネル正面図を示すもので、
1は印画装置(以下マルチスキャンビデオプリンタと記
す)の筐体のパネル、2は未記録の印画紙を挿入するた
めのリッドで押圧釦3の押圧によってリッド2が開かれ
る。4は制御パネルで図3で後述するも、LCD(液晶
表示器)5や各種操作釦を有する。6は電源釦を示し、
押圧することで電源をオン,オフさせる。7はプリント
された印画紙が排出される排出口である。
【0013】上記した制御パネル4の各種操作釦を図3
の拡大図で説明する。LCD5には動作状態が表示され
ると共にプリント調整釦群9とプリセット釦10の押圧
で種々のアイテムのメニューが表示される。
【0014】プリンタ動作釦群8の中にはプリント釦8
a,コピー釦8b,フィード釦8c,カット釦8d,ス
キップ釦8eを有する。プリント釦8aを押圧すると、
シングルピクチャーモード(1枚の印画紙に1つの映像
を印画するモード)ではメモリ内にビデオ入力信号画像
がストアされ、且つプリントされたビデオ入力信号画像
が得られる。又、マルチピクチャーモード(1枚の印画
紙に複数の映像を印画するモード)ではビデオ入力信号
がメモリにストアされる。
【0015】コピー釦8bを押圧するとシングルピクチ
ャーモードでは同一のプリントされた印画紙を得ること
が出来る。又、マルチピクチャーモードではメモリにス
トアされた複数のビデオ入力信号がプリントアウトされ
る。
【0016】フィード釦8cを押圧するとプリントが停
止され、印画紙が排出口7から排出され、カット釦8d
を押圧することで印画紙がカットされる。尚、スキップ
釦8eを押圧するとメモリ位置の1つを動かすことが出
来る。
【0017】プリント調整釦群9はLCD5に表示され
た種々のプリントモードの所定のアイテムの調整又は設
定に用いられるもので、このプリント調整釦群9の中に
はスキャンアジャスト釦9a、ピクチャーモード釦9
b、並びにフォーマット釦9cを有する、これらの各釦
機能は後述する。
【0018】プリセット釦10を押圧するとピクチャー
モード(ピクチャーモード釦9bを押圧したモード)及
びスキャンモード(スキャンアジャスト釦9aを押圧し
たモード)で選択した値をセーブし、このセーブ値をロ
ードする。
【0019】カーソル釦11はプリント調整釦群9とプ
リセット釦10の操作で示されるアイテムの値を選択す
るために用いられる。
【0020】12はモード選択釦群であり、このモード
選択釦群12の中には入力セレクト釦12a、マルチピ
クチャー釦12b、オートカット釦12c並びにオート
スキャン釦12dを有し、入力セレクト釦12aを押圧
することでコンポジットビデオ或いはR(赤),G
(緑),B(青)ビデオ等の入力信号を選択する。
【0021】マルチピクチャー12dを押圧するとマル
チピクチャーモードがターン“オン”或いは“オフ”さ
れる。オートカット釦12cを押圧すると、オートカッ
トモードがターン“オン”或いは“オフ”される。オー
トスキャン釦12dを押圧するとオートスキャンモード
がターン“オン”或いは“オフ”される。
【0022】13はモードインジケータ群を示し、各種
のLEDが点滅する。入力セレクト釦12aを押圧し、
コンポジットビデオ信号を選択すればインプットビデオ
用LED13aが点灯し、R,G,Bビデオ信号を選択
するとインプットR,G,B用LED13bが点灯す
る。
【0023】同様にマルチピクチャー釦12bを押圧す
ればマルチピクチャー用LED13cが点灯し、プリン
タ内でエラーが検出されるとアラーム用LED13dが
点灯し、オートカット釦12cを選択すればオートカッ
ト用LED13eが点灯し、オートスキャン釦12dを
選択すればオートスキャン用LEDが点灯する様に構成
されている。
【0024】上述の構成で印画、即ちプリントアウトを
行なうためには基本的には先ず電源釦6を押圧して電源
を入れ、次に入力セレクト釦12aを押圧し、コンポジ
ットビデオ或いはR,G,Bビデオ信号を選択する。
【0025】次にモードインジケータ13中のオートス
キャンLED13fの点灯を確認し、消えていたらオー
トスキャン釦12dを押圧し、次にマルチピクチャー釦
13bを押圧し、シングルピクチャーモードで印画する
かマルチピクチャーモードで印画するかを選択する。
【0026】シングルピクチャーモードを選択した場合
にはプリント釦8aを押圧することで適正な画像がプリ
ントアウトされ、マルチピクチャーモードを選択した場
合にはプリント釦8aを押圧することでメモリにデータ
が格納される。
【0027】更にコピー釦8bを押圧することで適正な
例えば1枚の記録紙に4画像分がプリントされたマルチ
ピクチャーがプリントアウトされる様に成されている。
【0028】次に上述の如き、マルチスキャンビデオプ
リンタ内の系統図を図1で説明する。
【0029】図1で、入力端子14には例えば、NTS
Cのコンポジットビデオ信号、或いはR,G,Bビデオ
信号等が入力される。
【0030】これらの選択されたビデオ信号は入力端子
14を介してビデオ信号処理回路15に供給され、この
ビデオ信号処理回路15では入力端子14に供給された
例えば、コンポジットビデオ信号の各種ビデオ処理を行
なうと共に映像信号15bと同期信号15aに分離し、
同期信号15aをクロック発生回路17と第1のコンピ
ュータ(以下CPU1 と記す)18に供給する。
【0031】ビデオ信号処理回路15で分離した映像信
号15bはアナログ−デジタル変換回路(以下A/Dと
記す)16に供給されてデジタル信号に変換されてメモ
リ22に格納される。
【0032】クロック発生回路17はPLL構成とさ
れ、第1のCPU1 18ではビデオ信号処理回路15か
らの同期信号15aに基づいて、ビデオ入力信号の走査
線数、水平走査周波数等を計測し、この計測結果に基づ
いて、クロック発生回路17にサンプリング周波数を設
定し、水平同期信号(Hシンク)に同期したサンプリン
グクロックをクロック発生回路17から出力させる。
【0033】このサンプリングクロックのタイミングで
A/D16は標本化を行ない、映像信号15bがメモリ
22に書き込まれる。
【0034】この様にメモリ22に書き込まれたビデオ
入力信号はメモリ制御回路23を介して第1のCPU1
18がメモリ内の映像信号15bのデータを読み取り、
印字制御回路19に供給する。印字制御回路19はサー
マルヘッド20で印画紙21にプリントする印字又は印
画データを展開して、サーマルヘッド20にこの印字又
は印画データを転送する。
【0035】第2のコンピュータ(以下CPU2 と記
す)24は第1のCPU1 18とデータバスで結ばれ、
第2のCPU2 24がホストコンピュータの様な動作を
行なう。
【0036】即ち、第2のCPU2 24はメモリ制御回
路23、印字制御回路19、モータ制御回路25等をコ
ントロールし、上述のLCD5に各種アイテムの表示を
行なうと共に制御パネル4からの各種走査に応じた信号
を発生する。特にCPU2 24は決められたアスペクト
比になる様に印画紙送り用モータ26の速度をコントロ
ールする様に成される。
【0037】上述の如く構成されたマルチスキャンビデ
オプリンタの本例の動作を図4乃至図7について説明す
る。
【0038】本例では入力端子14に供給される走査線
数や水平走査周波数の異なるビデオ入力信号に対して自
動的に最適なプリントが行なえると共にマルチ画面印画
が出来る様に成されたものである。
【0039】先ず、図4のフローチャートに示す様に第
1のステップST1 では図1に示す電源釦6の押圧によ
ってパワー電源が“オン”される。
【0040】次の第2ステップST2 ではCPU2 24
は最終設定された設定値を設定値とし、第3ステップS
3 でノーインプットか否かを判断する。ノーインプッ
トであれば第4ステップST4 に示す様にLCD5にノ
ーインプットを表示し、後述するに移行する。
【0041】第3ステップST3 でビデオ信号が入力さ
れていれば第5ステップST5 でアスペクト比を手動で
選択する。このアスペクト比はピクチャーモード釦9b
の押圧によってLCD5上にアスペクト比が1:1,
4:3,16:9と表示されるので、これらのアスペク
ト比のうち選択するべきものをカーソル釦11を用いて
指示することでアスペクト比の選択が成される。
【0042】この様なアスペクト比選択が行なわれた後
に第2のCPU2 24はオートスキャン値を計算する第
6ステップST6 に入る。この第6ステップは図5のフ
ローチャートに基づいてオートスキャン値の計算が行な
われる。
【0043】即ち、図5の第1のステップSTP6−1
では第1のCPU1 18が計測しているビデオ入力信号
の水平走査周波数(以下fHと記す)を第2のCPU2
24が受け、このfHに例えば、1482の値を掛けた
値を算出してサンプリングクロック周波数fsを算出す
る。
【0044】この1482の値は印画しようとする、例
えば、図6に示す印画領域27の少なくとも水平同期信
号を除いたb部分以外のc部分で示す水平サイズ28を
定めるサーマルヘッド20の水平方向の素子数から求め
られる。
【0045】通常のサーマルヘッド20の水平方向の素
子数は1280ドット程度であるが、有効ドット数を1
216ドットと取り、この値の横有効比率を0.82に
とれば1216/1482≒0.82と成り、1482
の値が求められる。
【0046】この様にサンプリングクロック周波数fs
が求められると図5の第2ステップSTP6−2に於い
て第2のCPU2 24は、このサンプリング周波数fs
が40MHzより大きいか否かを判断する。
【0047】この40MHzの値は図1で説明したA/
D16やメモリ22の駆動周波数の限界値で定まるもの
である。この第2ステップSTP6−2でサンプリング
周波数fsが40MHzより大きくなければ次の第4ス
テップSTP6−4で水平サイズ28を1216と定め
る。
【0048】又、第2ステップSTP6−2でサンプリ
ング周波数fsが40MHzより大きいと第2のCPU
2 24が判断したら、第3ステップSTP6−3でサン
プリング周波数fs=40MHzに設定し、このサンプ
リング周波数fsに基づいて、次の第5ステップSTP
6−5で水平サイズ28を求める。
【0049】この第5ステップSTP6−5では水平サ
イズ=40MHz/fH×0.82の計算を行なう、即
ち、1水平ライン内のドット数の82%の値を算出す
る。この様にして水平サイズ28はビデオ入力信号に対
応して算出される。
【0050】次の第6ステップSTP6−6では垂直サ
イズの算出を行なうことになる。この垂直方向の垂直サ
イズ29は図6に示す様に第1のCPU1 18で計測し
た現在の1Vの走査線のライン数dのうち、少なくとも
ブランキングとしてのeラインは除き、fライン期間に
印画するために走査線のライン数に縦有効比率の最も適
切と考えられる、例えば、0.92が掛けられて垂直サ
イズが求められる。
【0051】この様に図4に示す第6ステップST6
オートスキャン値の計算が終了すると、第2のCPU2
24は第7ステップST7 でオートスキャンモードか否
かの判断を行なう。
【0052】オートスキャンモードでなければ第8ステ
ップST8 に進む。この第8ステップST8 ではオート
スキャン釦12dが“オフ”状態と成されているが、こ
の場合、ビデオ入力信号のサンプリング周波数等が極め
て高い様なときにはマルチスキャンビデオプリンタが有
する駆動周波数の制限値を越えた値となることがあり、
又、ライン数が設定値より少ない時等はオートスキャン
釦12dを“オフ”にしても印画される画像は不確定な
もので意味を持たない。
【0053】よって、第8ステップST8 では現在の設
定値とビデオ入力信号による設定値のリミットの比較が
成され、“NG”状態であれば第9ステップST9 に進
んでLCD5にオートスキャン釦12dを押圧する様に
との指示が行なわれる。
【0054】第9のステップST9 の終了後並びに第8
ステップST8 でOK状態の場合は共にに進む。更に
第7ステップST7 でオートスキャンモード状態にプリ
ンタが成されていれば第10ステップST10に進む。こ
の第10ステップST10では第6ステップST6 で計算
したオートスキャン値に変更する。即ち、メモリ22へ
の取り込み用の設定値に書き換えが行なわれる。この第
10ステップST10終了後はに進む。は図4のフロ
ーチャートの左上に示されているがから第11ステッ
プST11に進む、第11ステップST11ではビデオ入力
信号が変化したか否かを判断する。
【0055】ビデオ入力信号が変化したときには第3ス
テップST3 に戻され、再びオートスキャン値の計算が
行なわれることになる。変化がなければ、第12ステッ
プST12ではプリント釦8aが押圧されているか否かを
第2のCPU2 24が判断する。
【0056】このプリント操作では印画設定値のメモリ
イン及びプリント動作が行なわれる。プリント釦8aが
押圧されていれば後述するもに至る。プリント釦8a
が押圧されていなければ第13ステップST13に進んで
コピー釦8bが押圧されたか否かの判断を第2のCPU
2 24が同様に行ない、“YES”であれば後述する
に至る。
【0057】第13ステップST13で“NO”であれば
第14ステップST14に進むことになる。
【0058】プリントか否かの判断を第12ステップS
12で行なって“YES”であれば図4の右側上部に示
すフローチャートのからの第20ステップST20に進
み、第2のCPU2 24はエラーか否かを判断する。
【0059】このエラーが有るのは第4ステップST4
の様にLCD5にノーインプットが表示された時、並び
に第9ステップST9 の様にLCD5にオートスキャン
釦を押圧する指示がなされたときであり、エラーがあれ
ばに戻るが、エラーがなければ第21ステップST21
の様に印画設定値の変更を行ない、次の第22ステップ
ST22でメモリ変更した設定値を取り込み、次の第23
ステップST23で送りピッチの計算が行なわれる。
【0060】この送りピッチは次の如く計算される。
【0061】この様に送りピッチが求められて第24ス
テップST24に示す様に印画が行なわれる。又、コピー
釦8bが押圧されていればを経て第23ステップST
23で印画設定値メモリに格納されていた前の画像データ
に基づいて送りピッチが計算され、印画される。
【0062】再び、図1の左側に示されている第14ス
テップST14の説明を行なう。第14ステップST14
はオートスキャンモードが“オフ”から“オン”になっ
たか否かを判断している。
【0063】“オフ”から“オン”になっていれば第1
0ステップST10で設定をオートスキャン値に変更し、
“NO”であれば第15ステップST15でオートスキャ
ンモードが“オン”か否かを判断し、“YES”であれ
ば第11ステップST11に戻され、“NO”であれば、
第16ステップST16に進んで設定がエデット状態か否
かを判断する。
【0064】即ち、この場合はマルアル動作によって印
画すべきデータ値の設定が可能となる。第16ステップ
ST16で“NO”であれば第11ステップST11に戻さ
れるが、“YES”であれば第17ステップST17でマ
ニアル操作による変更設定が行なわれる。
【0065】この状態を図6及び図7を用いて説明す
る。この設定エデットでマニアル操作を行なうための操
作釦としてはフォーマット釦9c、ピクチャーモード釦
9b並びにスキャンアジャスト釦9aがある。
【0066】これら各操作釦のうち、フォーマット釦9
cはポストフィード、ページサイズ、キャプション、ボ
ードレート、パリティ等を定めるものであり、ピクチャ
ーモード釦9bはコントラスト、ブライトネス、前記し
たアスペクト比、高,中,低フィルタ、ネガ,ポジ状態
等を定めるものであるが、これらは本例と直接関係がな
いので、詳細な説明は省略する。
【0067】スキャンアジャスト釦9aを押圧すると図
7に示す様にLCD5に各種アイテムが表示される。
【0068】表示5aはビデオ入力信号がフレームかフ
ィールドかをカーソル釦11で選択することでプリント
アウト用のメモリにフレーム又はフィールド信号が入力
される。
【0069】表示5bはドット単位での水平シフト量を
表し、図6の水平シフト量30を調整するもので、0ド
ットはオートスキャンモードにセットした位置から水平
方向にシフトしていない位置を表わす。
【0070】即ち、オートスキャンモードを基準に0ド
ットとし、例えば左方向に20ドットシフトさせたい時
にはカーソル釦11中の<釦を押圧し、表示が「20ド
ット左」の表示が出るまで、押圧すれば、図6の破線に
示す様に印画領域27に対して左側へ20ドット水平シ
フトすることになる。
【0071】次の表示5cはドットを単位とした水平サ
イズ28を手動設定させる時に用いるもので、水平方向
の長さ即ち水平サイズは先に計算した様にC=1216
ドットであり、例えば、全水平方向の長さはa(1H)
=1482ドットである。
【0072】表示5dはライン単位での垂直シフト量3
1を調整するもので、0ラインはオートスキャンモード
にセットした位置から垂直方向にシフトしていない位置
を表わす。
【0073】即ち、オートスキャンモードを基準に0ラ
インとし、例えば、下方向に10ラインシフトさせたい
時にはカーソル釦11中の∨釦を押圧し、表示が「10
ライン下」の表示がされるまで、押圧すればよい。
【0074】この様にすれば図6で垂直シフト31で示
す範囲で印画領域27に対して下側に10ライン分垂直
シフトすることになる。
【0075】表示5eはラインを単位とした垂直サイズ
29を手動設定させたときに用いるもので、測定された
垂直方向2d=2Vのライン数はNTSC方式では52
5本であるが少なくともブランキング部2eを除いた例
えば2f=478本としている。
【0076】表示5fはアスペクトの調整に用い、アス
ペクトを変更するときは、カーソル釦11中の>釦を押
圧すれば、水平方向の画像の拡大が成され、<釦を押圧
すれば、水平方向の画像の縮小が成される。
【0077】この様な各種アイテムの手動操作によるス
キャンアジャストが終了すると、第2のCPU2 24は
第18ステップST18に進んで、現在の設定値とビデオ
入力信号による設定値のリミット比較を第8ステップS
8 と同様に行なう。
【0078】これはオートスキャン釦12cの押圧を指
示する第9ステップST9 を通したものが第11ステッ
プST11〜第17ステップST17を通るためで、比較出
力が“NG”であれば第11ステップST11に戻すが、
“OK”であれば第19ステップST19によってプレス
・オート・スキャンメッセージ、即ちLCD5に表示さ
れているオートスキャン釦を押圧する指示を消して第1
1ステップST11に戻す様に成されている。
【0079】本例は上述した様に、走査線数や水平周波
数の異なるビデオ入力信号に対して自動的に最適な印画
が行なわれるオートスキャンモードが設けられ、オート
スキャンモードでは常に計測を行なっているビデオ入力
信号の走査線数と水平走査周波数を基に、水平方向と垂
直方向の印画領域を標準ビデオ信号の比率をもとに決め
ている。
【0080】即ち、垂直方向は垂直期間1Vの走査線ラ
イン数のうち図6の様にブランキングとしてeラインは
省き、fラインだけ印画し、eラインとfラインは計測
されたライン数dに決められた比率を掛けて求められ
る。
【0081】更に水平方向はドット単位で定められ、図
6の印画領域27の様に印画したときは最適な画像サイ
ズになる様にサーマルヘッド20の素子数から求めら
れ、その最適な大きさがgドットの素子から構成されて
いれば図6の水平サイズ28の長さcドットはgドット
と等しくすればよく、このドット数と1水平期間(1
H)中の印画領域27の基準的比率から1Hの全ドット
数を求め、第1のCPU118で計測された水平走査周
波数と全ドット数からサンプリング周波数fsが求めら
れている。
【0082】実際にはプリンタ内のA/D16やメモリ
22の駆動周波数の制限からサンプリング周波数fsは
40MHzを上限として定め、この最大動作可能なサン
プリング周波数fsからドット数の逆算をし、印画を行
なって正常な画像を得る様にしている。
【0083】更に垂直方向に対しては印画範囲がある定
められたアスペクト比になる様に1ライン当たりの印画
ピッチを計算し、紙送りモータ26の速度を制御し、こ
の印画ピッチで印画を行なう様にしているので複数の異
なるビデオ入力信号が入力されても定められたアスペク
ト比の印画を最適な大きさで、且つ最適な範囲に行なう
ことが出来る。
【0084】更に、標準的な印画比率で最適でないビデ
オ入力信号に対しては、印画した時に画像の欠け等が起
こるものではオートスキャンモードの設定から大きくか
け離れていることはないので、これをスキャンアジャス
ト釦で手動操作させ、これら微調整される各アイテムを
オートスキャン値に対する相対値で可変させる様にした
ので、従来の様にビデオ入力信号の信号仕様を正しく理
解していなくても容易に調整を行なうことが出来る等の
効果を有する。
【0085】尚、本発明は叙上の形態例に限定されるこ
となく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得る
ことは明らかである。
【0086】
【発明の効果】従来の印画装置によればビデオ入力信号
が変わるたびにビデオ入力信号の仕様を正しく理解して
手動で各種アイテムを入力しなければならなかったが、
本発明によればビデオ入力信号を常に計測し、ビデオ入
力信号の情報から最適な印画を行なうので自動的に最適
な大きさで、最適の範囲が定められた印画を行なうこと
が出来ると共にマルチピクチャーモードを選択しプリン
ト釦とコピー釦を押圧することで複数のビデオ画像を1
つの記録媒体上に同時にプリントアウトすることが出来
るものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統図である。
【図2】本発明の印画装置のパネル正面図である。
【図3】図2の釦操作部拡大正面図である。
【図4】本発明のフローチャートである。
【図5】図4に示すオートスキャン値の計算方法を示す
フローチャートである。
【図6】プリント領域を設定するための説明図である。
【図7】スキャンアジャスト釦の操作機能説明図であ
る。
【符号の説明】
1‥‥パネル、2‥‥リッド、4‥‥制御パネル、5‥
‥LCD、8‥‥プリンタ操作釦群、9‥‥プリント調
整釦群、10‥‥プリセット釦、11‥‥カーソル釦
群、12‥‥モードセレクト釦群、13‥‥モードイン
ジケータ、18‥‥第1のCPU1 、22‥‥メモリ、
24‥‥第2のCPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の記録媒体に1つの画像を印画する
    第1のモードと、1枚の記録媒体に複数の画像を印画す
    る第2のモードとを選択的に切り替える切替手段と、 画像データを記憶するメモリと、 上記メモリに格納される上記画像データを決定する決定
    手段と、 上記メモリに格納された上記画像データの印画を開始す
    る開始手段とを有し、 上記切替手段によって上記第2のモードが選択されてい
    る場合には、上記決定手段により決定された上記画像デ
    ータが上記メモリに複数メモリされ、上記開始手段によ
    り印画が開始されると、上記メモリにメモリされた上記
    複数の画像が1枚の上記記録媒体に印画されることを特
    徴とする印画装置。
  2. 【請求項2】 印画モードを表示する表示手段を有し、 前記切替手段によって前記第2モードが選択されている
    場合には、上記表示手段に該第2のモードが選択されて
    いることを表示することを特徴とする請求項1に記載の
    印画装置。
  3. 【請求項3】 動作状態を表示する表示手段と、 上記画像が入力される入力手段とを有し、 上記画像が上記入力手段から入力されていない場合に
    は、上記表示手段に入力画像がないことを意味する表示
    をすることを特徴とする請求項1に記載の印画装置。
  4. 【請求項4】 1枚の前記記録媒体に4画像分の画像が
    印画されることを特徴とする請求項1に記載の印画装
    置。
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