JPH1112226A - エステル可塑剤の製造方法 - Google Patents

エステル可塑剤の製造方法

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JPH1112226A JP16586797A JP16586797A JPH1112226A JP H1112226 A JPH1112226 A JP H1112226A JP 16586797 A JP16586797 A JP 16586797A JP 16586797 A JP16586797 A JP 16586797A JP H1112226 A JPH1112226 A JP H1112226A
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忠善 武文
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Abstract

(57)【要約】 【課題】添加剤や触媒等を用いずに、簡単な操作でかつ
工業的に有利に着色度の小さいエステル可塑剤を製造す
る方法を提供する。 【解決手段】予め原料アルコール中の溶存酸素を除去し
た後、有機金属化合物触媒の存在下で、有機酸またはそ
の無水物と該アルコールとをエステル化反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエステル可塑剤の製
造方法に関し、詳しくは塩化ビニル系樹脂用として用い
られる着色度の小さいステル可塑剤を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】エステル可塑剤は塩化ビニル樹脂を始
め、各種プラスチックに多く用いられ、種々の性質が重
要視される。例えば、医療用器(血液バッグ、輸液セッ
トなど)に広く用いられる可塑化軟質塩化ビニルには、
毒性を有する着色不純物を含まない可塑剤、すなわち着
色度の小さいエステル可塑剤が要求される。
【0003】エステル可塑剤中の着色不純物の成因につ
いては、原料に由来するものと製造工程中に生成するも
のに分けられる。原料中の不純物、例えばアルコール中
のアルデヒド、不飽和化合物、イオウ化合物等、或いは
酸源からの物、例えば無水フタル酸中のキノン系物質等
については、これらの不純物を除去する精製技術が開発
されて純度がかなり向上されている。しかし、同一の原
料から出発してもエステル化反応条件によってエステル
の着色度が異なることがある。
【0004】着色度の小さいエステル可塑剤を得る方法
として、常圧下で有機酸とアルコールを反応させ、モ
ノエステル化を行なう際に、所要量の水を反応槽内に添
加して反応液の表面を水蒸気で被覆した状態とすること
によって、空気中の酸素が反応液に接触することを防止
し、色相を向上させる方法(特開昭51−113814
号)、エステル反応系中に重亜硫酸を存在させること
により着色度の極めて小さいエステル可塑剤を製造する
方法(特開昭51−41742号)、有機金属化合物
触媒の存在下で、有機酸またはその無水物とアルコール
とをエステル化反応させる際に、蓚酸を添加することに
よって着色度の小さいエステル可塑剤を製造する方法
(英国特許第 1,565,663号)、カルボン酸エステルを
過酸化水素や次亜塩素ソーダなどの酸化剤で処理した
後、アルカリ水溶液で処理し、次いで水洗し、更に水素
化硼素ナトリウムや次亜リン酸などの還元剤で処理して
脱色する方法(特開昭55−22618号)、カルボ
ン酸類とアルコールとを反応させ、得られた反応生成物
に特定の条件でオゾン化空気を通して精製する方法(特
開昭56−39296号)、Pd触媒の存在下でエス
テルを水素化条件にて連続的に脱色する方法(特開昭5
6−110650号)などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の着色度の小さい
エステル可塑剤を得る方法は、反応液の表面を水蒸気で
被覆した状態とするを除き、いずれの方法においても
添加剤や触媒等を用いなければならない。の反応液の
表面を水蒸気で被覆する方法は効果が小さく、他の添加
剤や触媒等を用いる方法では操作が煩雑で、そのコスト
が大きい。本発明の目的は、上記の如き添加剤や触媒等
を用いずに、簡単な操作でかつ工業的に有利に着色度の
小さいエステル可塑剤を製造する方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するため鋭意検討した結果、エステル化反応前の
原料供給工程において脱酸素処理を行うことによりエス
テル可塑剤の着色度が著しく低減されることを見出し、
本発明に到達した。即ち本発明は、予め原料アルコール
中の溶存酸素を除去した後、有機金属化合物触媒の存在
下で、有機酸またはその無水物と該アルコールとをエス
テル化反応させることを特徴とするエステル可塑剤の製
造方法である。
【0007】本発明のエステル可塑剤は、予め原料アル
コール中の溶存酸素を除去した後、有機金属化合物触媒
の存在下で、有機酸またはその無水物と該アルコールと
をエステル化反応させ、得られた反応生成物にアルカリ
水溶液を加えて、未反応酸の中和と触媒の加水分解を行
い、さらに炭酸ガスを吹き込んで残存アルカリを炭酸塩
に転化させ、過剰アルコールを回収した後、精密濾過お
よび/または吸着処理による精製を行うことにより好適
に製造される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明のエステル化反応に用いられる有機金属化
合物触媒には、エステル化反応の温度で触媒活性を示す
テトライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチ
タネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネートのよ
うなアルキルチタネート類や、スズシトラエチレート、
ブチルスズマレトのような有機スズ化合物が好適に用い
られる。
【0009】またエステル化反応に用いられる有機酸ま
たはその無水物として、安息香酸、トルイル酸で代表さ
れる芳香族モノカルボン酸;フタル酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、トリメシン酸、トリメリ
ット酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、無水ピ
ロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、無水
ベンゾフェノンテトラカルボン酸で代表される芳香族多
価カルボン酸またはその無水物;アジピン酸、セバシン
酸、アゼライン酸等の脂肪族多価カルボン酸;マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族不飽和多価カルボン酸;オレイ
ン酸、ステアリン酸等の脂肪族モノカルボン酸等が挙げ
られる。
【0010】更にエステル化反応に用いられる脂肪族飽
和一価アルコールとして、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタ
ノール、sec−ブタノール、ヘプタノール、オクタノ
ール、2−エチルヘキサノール、イソオクタノール、ブ
テン二量体のオキソ反応により製造されるイソノニルア
ルコール、デカノール、プロピレン三量体のオキソ反応
により製造されるイソデシルアルコール、ウンデカノー
ル、トリデカノール等;脂肪族多価アルコールとして、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール等が挙げられる。これらのアルコールは任
意に混合して使用することもできる。
【0011】エステル化反応は、通常、有機酸またはそ
の無水物に予め脱酸素したアルコールを加え、有機金属
化合物触媒の存在下、不活性ガス雰囲気中、150〜2
20℃で生成水を系外に除去しながら3〜4時間反応さ
せることにより行われる。得られた反応生成物にアルカ
リ水溶液を加え、未反応酸の中和と触媒の加水分解を行
い、炭酸ガスを吹き込んで残存アルカリを炭酸塩に転化
させ、過剰アルコールを回収した後、精製することによ
りエステル可塑剤が得られる。反応後のエステル精製を
容易にするために、反応率をできるだけ99.8%以上
とすることが望ましい。
【0012】本発明のエステル可塑剤の製造方法は、あ
らかじめ原料アルコール中の溶存酸素を除去することに
よって、エステル化反応中酸素の混入により促進される
着色不純物の生成を実質的に低減させることができ、着
色度の小さいエステル可塑剤を製造することが特徴であ
る。アルコール中の溶存酸素の除去については、例えば
酸素を含有しない不活性ガスでバブリングさせる方法、
減圧により脱酸素を行なう方法、蒸留による脱酸素法等
が挙げられる。本発明においては、いずれの酸素除去法
でも適用できる。不活性ガスでバブリングさせる場合で
は、窒素などの不活性ガスをアルコール1リッター当た
り20Nリッター以上とすることが好ましく、不活性ガ
ス使用量がこれより少ないと、脱酸素処理の所要時間が
長くなる。減圧により脱酸素を行なう場合の圧力はアル
コールの種類により異なり、アルコールが蒸発しないた
めの適当な圧力、温度を選定する必要がある。脱酸素処
理温度は、アルコールの種類により異なるが、一般的に
30〜100℃である。30℃未満では長時間の脱酸素
処理が必要となる。100℃以上の温度では、アルコー
ルが蒸発するので、蒸発したアルコールを回収するため
の設備が必要となり、経済的ではない。
【0013】本発明のエステル可塑剤の製造方法は、濾
過助剤を用いた精密濾過や吸着処理により精製すること
によって、可塑剤としての特性を低下させる不純物、例
えば半エステル塩、炭酸塩、酸化チタン等を除去し、色
相が改善されると共に、優れた体積固有抵抗値を有する
エステル可塑剤が得られる。精密濾過に用いられる濾過
助剤としては、一般に市販されている珪藻土から製造さ
れた濾過助剤〔例えばラジオライト(昭和化学工業株式
会社製)、セライト(ジョンズ・マンビル社製)等〕;
真珠岩から製造された濾過助剤〔例えばトプコパーライ
ト(昭和化学工業株式会社製)、ダイカライトパーライ
ト(ダイカライトオリエント社製)〕等が挙げられる。
【0014】濾過助剤は粒度が異なる助剤の混合使用
や、他の種類の助剤との併用で最適助剤を選定すること
ができるが、精密濾過を行うために、粒度5ミクロン以
下の濾過助剤が全体の20%以上を占める必要があり、
全体の30%以上を占める割合であることが望ましい。
濾過助剤の使用量は濾過面積1m2 当り1〜5kg、好
ましくは2〜4kgであり、濾過速度は濾過面積1m2
当り10リットル/min 以下、好ましくは3〜7リット
ル/min である。
【0015】吸着処理に用いられる吸着剤としては、活
性アルミナ、活性白土、活性炭、酸化マグネシウム、酸
化アルミニウム、酸化ケイ素等があげられる、これらは
単独で用いても併用してもよい。吸着剤の使用量は、一
般に粗エステルの重量に対して0.1重量%〜1重量%が
好適である。
【0016】濾過方法については、予め濾過助剤のスラ
リーを濾過して濾材表面に濾過助剤のケーキ層を形成さ
せ、これを濾材として原液のスラリーを濾過するプリコ
ート法、或いはスラリー原液に適量の濾過助剤を混入し
て濾過するボディフィード法等がある。一方、吸着操作
については、吸着剤を溶液に加え、撹拌して吸着を行な
う方法、即ち接触濾過吸着法、或いは吸着剤を充填して
層を溶液を通して吸着させる方法、即ち固定相吸着法等
がある。本発明においては、いずれの濾過方法および吸
着法でも適用できる。吸着温度及び濾過温度は、可塑剤
の種類により異なるが、一般的に30〜120℃、好ま
しくは50〜100℃である。
【0017】
【実施例】次に実施例により本発明を更に具体的に説明
する。但し、本発明はこれらの実施例により制限される
ものではない。なお以下の実施例および比較例におい
て、得られた可塑剤の色相はJIS K−6751によ
りAPHAを測定した。
【0018】実施例1 2−エチルヘキシルアルコール5980g(46モル)
を予め30mmHG(絶対圧)に減圧し、50℃で攪拌
しながら30分間の脱酸素処理を行った。該アルコール
と無水フタル酸2960g(20モル)を無酸素窒素ガ
スで置換された反応器に入れて、これにテトライソプロ
ピルチタネート6gを添加して、撹拌加熱190℃〜2
20℃で3時間エステル化反応を行った。ジエステル化
率は99.9%であった。該反応液を冷却し、これに水
酸化ナトリウム2%水溶液160gを添加し、80〜9
0℃で撹拌しながら30分間中和及び触媒の加水分解を
行なった後、炭酸ガスを吹き込んで残存アルカリを炭酸
塩に転化させ、スチームストリッピングにより過剰の2
−エチルヘキシルアルコールを完全に除去回収した。得
られた粗エステルの1000gを分取し、6gのラジオ
ライトR−#100(昭和化学工業(株)製・濾過助
剤)を用いて、ガラス濾過器17G−4でプリコートを
行なった後、上記の粗エステルを50℃で1時間かけて
濾過して塩化ビニル用のエステル可塑剤を製造した。得
られた可塑剤の色相を測定し、結果を表1に示す。
【0019】実施例2 実施例1の粗エステルの1000gを、6gのラジオラ
イトR−#100と1gの活性炭を用い、実施例1と同
様の条件で精製した。結果を表1に示す。
【0020】実施例3 実施例1の粗エステルの1000gを、6gのラジオラ
イトR−#100と6gのセカードKW(品川白焼瓦
(株)製・アルミナ−シリカ系吸着剤)と1gの活性炭
を用い、実施例1と同様の条件で精製した。結果を表1
に示す。
【0021】実施例4〜5 2−エチルヘキシルアルコール2990g(23モル)
を予め常温で1時間、攪拌しながら酸素を含有しない窒
素ガス100Nl/hでバブリングによる脱酸素処理を
行った。該アルコールと無水フタル酸1480g(10
モル)とテトライソプロピルチタネート3gをとり、実
施例1〜2と同様の精製した。結果を表1に示す。
【0022】比較例1〜3 実施例1において、2−エチルヘキシルアルコール中の
溶存酸素を除去しないこと以外は実施例1と同様にして
粗エステルを得た。この粗エステルの1000gを実施
例1〜3と同様の条件で精製した。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】実施例6〜10 実施例1において、アルコールとしては2−エチルヘキ
シルアルコールの代りに、イソノニルアルコールを使用
した以外は実施例1と同様にして粗エステルを得た。こ
の粗エステル1000gを実施例1〜5と同様の条件で
精製した。結果を表2に示す。
【0025】比較例4〜6 実施例6において、イソノニルアルコール中の溶存酸素
を除去しないこと以外は実施例6と同様にして粗エステ
ルを得た。この粗エステル1000gを用い、実施例1
〜3と同様の条件で精製した。結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】実施例11〜13 実施例1において、用いた無水フタル酸の代りに無水ト
リメリット酸を用い、それ以外は実施例1と同様にして
粗エステルを得た。この粗エステルの1000gをと
り、80℃で実施例1〜3と同様に精製した。結果を表
3に示す。
【0028】比較例7〜9 実施例11において、2−エチルヘキシルアルコール中
の溶存酸素を除去しないこと以外は実施例11と同様に
して粗エステルを得た。この粗エステルの1000gを
とり、実施例11〜13と同様の条件で精製した。結果
を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】以上の実施例及び比較例の結果から明ら
かなように、本発明により予め原料アルコール中の溶存
酸素を除去することによって、エステル化反応における
着色不純物の生成を実質的に低減させることができ、着
色度の小さいエステル可塑剤が容易に得られる。本発明
の方法により添加剤や触媒等を用いずに、簡単な操作で
着色度の小さいエステル可塑剤を得ることができるの
で、本発明の工業的意義が大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 嗣二 岡山県倉敷市水島海岸通り3丁目10番地 三菱瓦斯化学株式会社水島工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め原料アルコール中の溶存酸素を除去し
    た後、有機金属化合物触媒の存在下で、有機酸またはそ
    の無水物と該アルコールとをエステル化反応させること
    を特徴とするエステル可塑剤の製造方法。
  2. 【請求項2】原料アルコール中の溶存酸素を除去を30
    〜100℃の温度で行う請求項1記載のエステル可塑剤
    の製造方法。
  3. 【請求項3】エステル化反応により得られた反応生成物
    にアルカリ水溶液を加えて、未反応酸の中和と触媒の加
    水分解を行い、さらに炭酸ガスを吹き込んで残存アルカ
    リを炭酸塩に転化させ、過剰アルコールを回収した後、
    精密濾過および/または吸着処理による精製を行う請求
    項1または請求項2記載のエステル可塑剤の製造方法。
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