JPH11120535A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH11120535A JPH11120535A JP28336697A JP28336697A JPH11120535A JP H11120535 A JPH11120535 A JP H11120535A JP 28336697 A JP28336697 A JP 28336697A JP 28336697 A JP28336697 A JP 28336697A JP H11120535 A JPH11120535 A JP H11120535A
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- JP
- Japan
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- film
- magnetic
- recording medium
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- magnetic film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い出力が得られる磁気記録媒体を提供する
ことである。 【解決手段】 支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜を具備する磁気記録媒体において、前記磁性膜が設け
られた側の表面のプロフィールが下記の式〔I〕及び
〔II〕を満たす磁気記録媒体。 式〔I〕 −1.0<Rskの平均値<0 式〔II〕 +2.0<Rkuの平均値<+3.0 Rskは歪値 Rkuはとがり値
ことである。 【解決手段】 支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜を具備する磁気記録媒体において、前記磁性膜が設け
られた側の表面のプロフィールが下記の式〔I〕及び
〔II〕を満たす磁気記録媒体。 式〔I〕 −1.0<Rskの平均値<0 式〔II〕 +2.0<Rkuの平均値<+3.0 Rskは歪値 Rkuはとがり値
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】磁気記録・再生システムにおいて、再生
出力を考慮した場合、磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間
隔が小さい、すなわちスペーシングロスは小さい方が有
利である。言い換えると、磁気記録媒体表面は平滑であ
ることが望ましい。この観点から、磁気記録媒体の表面
の粗さの指標として各種のパラメータが用いられ、その
パラメータを特定の値にすることが提案されている。
出力を考慮した場合、磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間
隔が小さい、すなわちスペーシングロスは小さい方が有
利である。言い換えると、磁気記録媒体表面は平滑であ
ることが望ましい。この観点から、磁気記録媒体の表面
の粗さの指標として各種のパラメータが用いられ、その
パラメータを特定の値にすることが提案されている。
【0003】例えば、特開平6−4851号公報では、
パラメータとして中心線平均粗さRaが用いられ、これ
を3nm以下にすることが提案されている。又、特開平
8−235569号公報では、パラメータとして中心線
平均粗さRa、十点平均粗さRz、及び最大高さRma
xが用いられ、Raを10nm以下、Rzを80nm以
下、Rmaxを150nm以下にすることが提案されて
いる。
パラメータとして中心線平均粗さRaが用いられ、これ
を3nm以下にすることが提案されている。又、特開平
8−235569号公報では、パラメータとして中心線
平均粗さRa、十点平均粗さRz、及び最大高さRma
xが用いられ、Raを10nm以下、Rzを80nm以
下、Rmaxを150nm以下にすることが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁性膜表面の
粗さ(表面プロフィール)を前記のようなパラメータで
表される特定のものとしても、期待するような特性、特
に高出力な磁気記録媒体が得られていない。従って、本
発明が解決しようとする課題は、高い出力が得られる磁
気記録媒体を提供することである。
粗さ(表面プロフィール)を前記のようなパラメータで
表される特定のものとしても、期待するような特性、特
に高出力な磁気記録媒体が得られていない。従って、本
発明が解決しようとする課題は、高い出力が得られる磁
気記録媒体を提供することである。
【0005】特に、最短記録波長が0.4μm以下のも
のであって、高い出力が得られる磁気記録媒体を提供す
ることである。
のであって、高い出力が得られる磁気記録媒体を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】表面プロフィールを決定
するパラメータとして、Ra(中心線平均粗さ),Rp
(ピーク高さの平均値),Rv(谷の深さの平均値),
Rz(十点平均粗さ),Rmax(最大高さ),Rtm
(最大高さの平均値),Rsk(歪値),Rku(とが
り値),その他30余りのパラメータが知られている。
するパラメータとして、Ra(中心線平均粗さ),Rp
(ピーク高さの平均値),Rv(谷の深さの平均値),
Rz(十点平均粗さ),Rmax(最大高さ),Rtm
(最大高さの平均値),Rsk(歪値),Rku(とが
り値),その他30余りのパラメータが知られている。
【0007】そこで、本願発明者は、磁気記録媒体の表
面プロフィールが如何なる場合、すなわち表面プロフィ
ールを表すパラメータが如何なる値の時、高出力なもの
であるかの検討を加えた。その結果、Ra,Rp,R
z,Rsk,Rku,……で表されるパラメータのう
ち、特定のパラメータが特定の値の場合、出力が高いこ
とを見出すに至った。
面プロフィールが如何なる場合、すなわち表面プロフィ
ールを表すパラメータが如何なる値の時、高出力なもの
であるかの検討を加えた。その結果、Ra,Rp,R
z,Rsk,Rku,……で表されるパラメータのう
ち、特定のパラメータが特定の値の場合、出力が高いこ
とを見出すに至った。
【0008】この知見に基づいて本発明が達成されたも
のであり、前記の課題は、支持体上に設けられた金属薄
膜型の磁性膜を具備する磁気記録媒体において、前記磁
性膜が設けられた側の表面のプロフィールが下記の式
〔I〕及び〔II〕を満たすものであることを特徴とす
る磁気記録媒体磁気記録媒体によって解決される。
のであり、前記の課題は、支持体上に設けられた金属薄
膜型の磁性膜を具備する磁気記録媒体において、前記磁
性膜が設けられた側の表面のプロフィールが下記の式
〔I〕及び〔II〕を満たすものであることを特徴とす
る磁気記録媒体磁気記録媒体によって解決される。
【0009】又、支持体上に設けられた金属薄膜型の磁
性膜と、この金属薄膜型の磁性膜の上に設けられた保護
膜とを具備する磁気記録媒体において、前記保護膜が設
けられた側の表面のプロフィールが下記の式〔I〕及び
〔II〕を満たすものであることを特徴とする磁気記録
媒体によって解決される。又、上記磁気記録媒体におい
て、支持体と金属薄膜型の磁性膜との間に下地膜が設け
られてなる磁気記録媒体によって解決される。
性膜と、この金属薄膜型の磁性膜の上に設けられた保護
膜とを具備する磁気記録媒体において、前記保護膜が設
けられた側の表面のプロフィールが下記の式〔I〕及び
〔II〕を満たすものであることを特徴とする磁気記録
媒体によって解決される。又、上記磁気記録媒体におい
て、支持体と金属薄膜型の磁性膜との間に下地膜が設け
られてなる磁気記録媒体によって解決される。
【0010】 式〔I〕 −1.0<Rskの平均値<0 式〔II〕 +2.0<Rkuの平均値<+3.0 但し、Rskは下記の式〔III〕及び〔IV〕で表さ
れる歪値 Rkuは下記の式〔V〕及び〔IV〕で表されるとがり
値 式〔III〕
れる歪値 Rkuは下記の式〔V〕及び〔IV〕で表されるとがり
値 式〔III〕
【0011】
【数4】
【0012】式〔IV〕
【0013】
【数5】
【0014】式〔V〕
【0015】
【数6】
【0016】すなわち、−1.0<Rskの平均値(特
に、5ポイント以上の平均値)<0、及び+2.0<R
kuの平均値(特に、5ポイント以上の平均値)<+
3.0を満たす磁気記録媒体は、−1.0<Rskの平
均値<0の条件が満たされていても、+2.0<Rku
の平均値<+3.0の条件が満たされていない磁気記録
媒体、+2.0<Rkuの平均値<+3.0の条件が満
たされていても、−1.0<Rskの平均値<0の条件
が満たされていない磁気記録媒体、又、−1.0<Rs
kの平均値<0、及び+2.0<Rkuの平均値<+
3.0の条件が満たされていない磁気記録媒体に比べ
て、出力が高いものであった。
に、5ポイント以上の平均値)<0、及び+2.0<R
kuの平均値(特に、5ポイント以上の平均値)<+
3.0を満たす磁気記録媒体は、−1.0<Rskの平
均値<0の条件が満たされていても、+2.0<Rku
の平均値<+3.0の条件が満たされていない磁気記録
媒体、+2.0<Rkuの平均値<+3.0の条件が満
たされていても、−1.0<Rskの平均値<0の条件
が満たされていない磁気記録媒体、又、−1.0<Rs
kの平均値<0、及び+2.0<Rkuの平均値<+
3.0の条件が満たされていない磁気記録媒体に比べ
て、出力が高いものであった。
【0017】再生出力の大きさは、Rskの平均値、及
びRkuの平均値の値によって大きく影響を受けるもの
であった。すなわち、Rskの平均値が−1.0〜0、
Rkuの平均値が+2.0〜+3.0の範囲内のもので
あれば、出力は高かった。又、上記式〔I〕及び式〔I
I〕を満たすものについて、Raを検討していると、R
aが1〜3nmであるものの場合、一層高い出力を示し
ていることが見出された。
びRkuの平均値の値によって大きく影響を受けるもの
であった。すなわち、Rskの平均値が−1.0〜0、
Rkuの平均値が+2.0〜+3.0の範囲内のもので
あれば、出力は高かった。又、上記式〔I〕及び式〔I
I〕を満たすものについて、Raを検討していると、R
aが1〜3nmであるものの場合、一層高い出力を示し
ていることが見出された。
【0018】従って、RskやRkuが上記条件を満た
すだけでなく、Raも上記条件を満たすものが一層好ま
しかったのである。又、上記式〔I〕及び式〔II〕を
満たすものについて、Rzを検討していると、Rzが5
〜15nmであるものの場合、一層高い出力を示してい
ることが見出された。
すだけでなく、Raも上記条件を満たすものが一層好ま
しかったのである。又、上記式〔I〕及び式〔II〕を
満たすものについて、Rzを検討していると、Rzが5
〜15nmであるものの場合、一層高い出力を示してい
ることが見出された。
【0019】従って、RskやRku、更にはRaが上
記条件を満たすだけでなく、Rzも上記条件を満たすも
のが一層好ましかったのである。
記条件を満たすだけでなく、Rzも上記条件を満たすも
のが一層好ましかったのである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明になる磁気記録媒体は、支
持体上に設けられた金属薄膜型の磁性膜を具備する磁気
記録媒体において、前記磁性膜が設けられた側の表面の
プロフィールが上記の式〔I〕及び〔II〕を満たすも
のである。又、支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜と、この金属薄膜型の磁性膜の上に設けられた保護膜
とを具備する磁気記録媒体において、前記保護膜が設け
られた側の表面のプロフィールが上記の式〔I〕及び
〔II〕を満たすものである。又、上記磁気記録媒体に
おいて、支持体と金属薄膜型の磁性膜との間に下地膜が
設けられている。Raは1〜3nmである。Rzは5〜
15nmである。
持体上に設けられた金属薄膜型の磁性膜を具備する磁気
記録媒体において、前記磁性膜が設けられた側の表面の
プロフィールが上記の式〔I〕及び〔II〕を満たすも
のである。又、支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜と、この金属薄膜型の磁性膜の上に設けられた保護膜
とを具備する磁気記録媒体において、前記保護膜が設け
られた側の表面のプロフィールが上記の式〔I〕及び
〔II〕を満たすものである。又、上記磁気記録媒体に
おいて、支持体と金属薄膜型の磁性膜との間に下地膜が
設けられている。Raは1〜3nmである。Rzは5〜
15nmである。
【0021】以下、更に詳しく説明する。 〔支持体〕磁性膜、特に金属薄膜型の磁性膜が設けられ
る支持体としては、当該技術分野における公知の支持体
を特に制限なく用いることが出来る。具体的には、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリスルフォン、芳香族ポリアミド等の公知の
樹脂、アルミニウムや銅等の金属、紙、セラミックス等
を使用することが出来る。形態は、フィルム、テープ、
シート、ディスク、ドラム等のいずれでも良い。支持体
の厚さは、好ましくは2〜8μmである。
る支持体としては、当該技術分野における公知の支持体
を特に制限なく用いることが出来る。具体的には、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリスルフォン、芳香族ポリアミド等の公知の
樹脂、アルミニウムや銅等の金属、紙、セラミックス等
を使用することが出来る。形態は、フィルム、テープ、
シート、ディスク、ドラム等のいずれでも良い。支持体
の厚さは、好ましくは2〜8μmである。
【0022】〔磁性膜、特に金属薄膜型の磁性膜〕磁性
膜を成膜する前にボンバード処理を行う。このボンバー
ド処理の条件が表面性に大きな影響を与える一つの要因
である。ボンバードは、ガスを供給したボンバード室内
に設置した二本の電極間に電圧を印加し、放電させるこ
とにより行う。この放電雰囲気中に支持体を走行させる
が、この条件を変えることによりフィルム表面に凹をつ
ける事も目的としている。又、成膜条件においても、エ
ネルギーの高い粒子を支持体上に堆積させることにより
平滑な膜を得る事を目的としている。
膜を成膜する前にボンバード処理を行う。このボンバー
ド処理の条件が表面性に大きな影響を与える一つの要因
である。ボンバードは、ガスを供給したボンバード室内
に設置した二本の電極間に電圧を印加し、放電させるこ
とにより行う。この放電雰囲気中に支持体を走行させる
が、この条件を変えることによりフィルム表面に凹をつ
ける事も目的としている。又、成膜条件においても、エ
ネルギーの高い粒子を支持体上に堆積させることにより
平滑な膜を得る事を目的としている。
【0023】実際には、以下に示すようなボンバード処
理条件及び磁性膜の成膜条件によりRsk,Rkuをコ
ントロールする。上記支持体には、磁性膜を設ける前
に、大気中及び/又は真空中においてその表面に予めボ
ンバード処理を行う。本実施形態にあっては、電圧80
0〜900v、電流0.7〜0.9A、ガス流量が30
〜100sccmの条件でAr,N 2 ,O2 等のガスを
用いてイオンボンバード処理を行った。
理条件及び磁性膜の成膜条件によりRsk,Rkuをコ
ントロールする。上記支持体には、磁性膜を設ける前
に、大気中及び/又は真空中においてその表面に予めボ
ンバード処理を行う。本実施形態にあっては、電圧80
0〜900v、電流0.7〜0.9A、ガス流量が30
〜100sccmの条件でAr,N 2 ,O2 等のガスを
用いてイオンボンバード処理を行った。
【0024】磁性膜の形成には、公知の金属薄膜形成手
段を利用できる。例えば、図1に示す斜め蒸着装置が用
いられる。図1中、1は支持体、2は冷却キャンロー
ル、3aは支持体1の供給側ロール、3bは支持体1の
巻取側ロール、4はルツボ、5はルツボ4内に充填され
た強磁性金属、6は電子銃、7は遮蔽板、8は酸素ガス
供給ノズルである。尚、これらは真空槽内に配置されて
いる。
段を利用できる。例えば、図1に示す斜め蒸着装置が用
いられる。図1中、1は支持体、2は冷却キャンロー
ル、3aは支持体1の供給側ロール、3bは支持体1の
巻取側ロール、4はルツボ、5はルツボ4内に充填され
た強磁性金属、6は電子銃、7は遮蔽板、8は酸素ガス
供給ノズルである。尚、これらは真空槽内に配置されて
いる。
【0025】上記真空斜め蒸着装置を用いて支持体1上
に磁性膜を形成する為、先ず、真空槽内を1.0×10
-4〜1.0×10-6Torrに真空排気する。そして、
支持体1を供給側ロール3aから冷却キャンロール2に
沿って走行させ、巻取側ロール3bに巻き取って行く。
この時、支持体1の走行速度は5〜200m/min、
特に30〜100m/minに制御されている。
に磁性膜を形成する為、先ず、真空槽内を1.0×10
-4〜1.0×10-6Torrに真空排気する。そして、
支持体1を供給側ロール3aから冷却キャンロール2に
沿って走行させ、巻取側ロール3bに巻き取って行く。
この時、支持体1の走行速度は5〜200m/min、
特に30〜100m/minに制御されている。
【0026】又、電子銃6より電子ビームをルツボ4内
に充填された強磁性金属5に対して照射し、強磁性金属
を蒸発させ、蒸発した強磁性金属粒子を冷却キャンロー
ル2に沿って走行する支持体1上に蒸着させる。この
時、電子銃6よりの電子ビームの電流密度が1〜8A/
cm2 、特に1.5〜6.0A/cm2 であるように制
御する。
に充填された強磁性金属5に対して照射し、強磁性金属
を蒸発させ、蒸発した強磁性金属粒子を冷却キャンロー
ル2に沿って走行する支持体1上に蒸着させる。この
時、電子銃6よりの電子ビームの電流密度が1〜8A/
cm2 、特に1.5〜6.0A/cm2 であるように制
御する。
【0027】ここで、電子ビームの電流密度は、次のよ
うに定義されたものである。電流とは、電子銃のエミッ
ション電流のことである。このエミッション電流と電子
銃の出力と加速電圧との間には、電子銃の出力(w)=
加速電圧(v)×エミッション電流(A)の関係があ
り、電子銃の出力および加速電圧の設定値からエミッシ
ョン電流の値が求められる。このエミッション電流の値
を面積値で割った値が、本願発明で言う電子ビームの電
流密度である。尚、面積値とは、電子銃6本体から出た
直後の電子ビームの大きさ(電子ビームの照射方向に直
交する方向での断面における面積)である。
うに定義されたものである。電流とは、電子銃のエミッ
ション電流のことである。このエミッション電流と電子
銃の出力と加速電圧との間には、電子銃の出力(w)=
加速電圧(v)×エミッション電流(A)の関係があ
り、電子銃の出力および加速電圧の設定値からエミッシ
ョン電流の値が求められる。このエミッション電流の値
を面積値で割った値が、本願発明で言う電子ビームの電
流密度である。尚、面積値とは、電子銃6本体から出た
直後の電子ビームの大きさ(電子ビームの照射方向に直
交する方向での断面における面積)である。
【0028】又、ルツボ4や遮蔽板7の位置を調整し、
蒸発した強磁性金属粒子が冷却キャンロール2に沿って
走行する支持体1上に蒸着する時の入射角、すなわち最
大入射角が80°〜90°、最小入射角が50°〜65
°になるよう設定する。又、酸素ガス供給ノズル8から
の酸素ガス供給量を200〜3000sccmとする。
これにより、中心部が強磁性金属で、周りが強磁性金属
の酸化物であるカラムの構造を有し、前記カラムの傾斜
角が40°〜55°の磁性膜(蒸着磁性膜)が形成され
る。
蒸発した強磁性金属粒子が冷却キャンロール2に沿って
走行する支持体1上に蒸着する時の入射角、すなわち最
大入射角が80°〜90°、最小入射角が50°〜65
°になるよう設定する。又、酸素ガス供給ノズル8から
の酸素ガス供給量を200〜3000sccmとする。
これにより、中心部が強磁性金属で、周りが強磁性金属
の酸化物であるカラムの構造を有し、前記カラムの傾斜
角が40°〜55°の磁性膜(蒸着磁性膜)が形成され
る。
【0029】磁性膜を形成する強磁性金属としては、例
えば、Fe,Co,Ni等の金属の他に、Co−Ni系
合金、Co−Pt系合金、Co−Ni−Pt系合金、F
e−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−Ni
系合金、Fe−Co−B系合金、Co−Ni−Fe−B
系合金、Co−Cr系合金、或いはこれらにAl等の金
属を含有させたもの等が用いられる。又、これらの酸化
物、窒化物、炭化物なども用いられる。
えば、Fe,Co,Ni等の金属の他に、Co−Ni系
合金、Co−Pt系合金、Co−Ni−Pt系合金、F
e−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−Ni
系合金、Fe−Co−B系合金、Co−Ni−Fe−B
系合金、Co−Cr系合金、或いはこれらにAl等の金
属を含有させたもの等が用いられる。又、これらの酸化
物、窒化物、炭化物なども用いられる。
【0030】磁性膜は、一層の金属薄膜から構成されて
いても、二層以上の金属薄膜が積層されたものでも良
い。磁性膜が二層以上の金属薄膜から構成される場合、
各金属薄膜の材質は同一でも、異なっていても良い。本
発明において得られる磁性膜は、その全体の厚さが0.
12〜0.20μmである。
いても、二層以上の金属薄膜が積層されたものでも良
い。磁性膜が二層以上の金属薄膜から構成される場合、
各金属薄膜の材質は同一でも、異なっていても良い。本
発明において得られる磁性膜は、その全体の厚さが0.
12〜0.20μmである。
【0031】磁性膜表面のプロフィールは、上記の式
〔I〕及び〔II〕を満たすものである。又、Raは1
〜3nmである。Rzは5〜25nmである。磁性膜表
面のプロフィールを規定するパラメータRsk,Rk
u,Ra,Rzの求め方は、次の通りである。測定装置
として、レーザー干渉測定用顕微鏡(Zygo社製のZ
ygo Maxim 3D5700)を用いた。尚、測
定に際しては、マイクロフィゾーtypeの40倍の対
物レンズを装備し、又、サンプルホルダーとしてニコン
社製の平面度が0.1μmのオプチカルフラットを用い
た。Zygo Maxim 3D5700を用いた場
合、式〔III〕、式〔IV〕、式〔V〕で表されるR
sk,Rku、及びRa,Rzの値が直ちに得られる。
〔I〕及び〔II〕を満たすものである。又、Raは1
〜3nmである。Rzは5〜25nmである。磁性膜表
面のプロフィールを規定するパラメータRsk,Rk
u,Ra,Rzの求め方は、次の通りである。測定装置
として、レーザー干渉測定用顕微鏡(Zygo社製のZ
ygo Maxim 3D5700)を用いた。尚、測
定に際しては、マイクロフィゾーtypeの40倍の対
物レンズを装備し、又、サンプルホルダーとしてニコン
社製の平面度が0.1μmのオプチカルフラットを用い
た。Zygo Maxim 3D5700を用いた場
合、式〔III〕、式〔IV〕、式〔V〕で表されるR
sk,Rku、及びRa,Rzの値が直ちに得られる。
【0032】測定は、先ず、測定しようとするサンプル
を10mm×50mm程度の大きさに切断し、これを皺
が発生しないようにサンプルホルダー上に置き、測定条
件をフィルター;オフにセットすることによって行われ
る。これにより、Rsk,Rku,Ra,Rzの値が得
られる。そして、測定ポイントを変更し、無作為に選ん
だ幾つかのポイント(本明細書では計5ポイント以上、
例えば5ポイント或いは10ポイント)でRsk,Rk
u,Ra,Rzの値を得た。そして、全ポイントでの平
均値をとることによって、Rskの平均値、Rkuの平
均値、並びにRa,Rzを得た。
を10mm×50mm程度の大きさに切断し、これを皺
が発生しないようにサンプルホルダー上に置き、測定条
件をフィルター;オフにセットすることによって行われ
る。これにより、Rsk,Rku,Ra,Rzの値が得
られる。そして、測定ポイントを変更し、無作為に選ん
だ幾つかのポイント(本明細書では計5ポイント以上、
例えば5ポイント或いは10ポイント)でRsk,Rk
u,Ra,Rzの値を得た。そして、全ポイントでの平
均値をとることによって、Rskの平均値、Rkuの平
均値、並びにRa,Rzを得た。
【0033】〔保護膜〕上記のようにして形成された図
2に示す磁性膜、特に蒸着磁性膜11上には保護膜12
が設けられる。保護膜は、例えば炭素、炭化ホウ素、炭
化ケイ素、窒化ホウ素、窒化ケイ素、酸化ケイ素、酸化
クロム、酸化アルミニウム等がある。中でも、ダイヤモ
ンド結合及びグラファイト結合を有する炭素膜が好まし
い。特に、ダイヤモンド結合及びグラファイト結合を有
するダイヤモンドライクカーボン膜が好ましい。保護膜
は、厚さが3〜15nmである。特に、厚さが5〜10
nmである。
2に示す磁性膜、特に蒸着磁性膜11上には保護膜12
が設けられる。保護膜は、例えば炭素、炭化ホウ素、炭
化ケイ素、窒化ホウ素、窒化ケイ素、酸化ケイ素、酸化
クロム、酸化アルミニウム等がある。中でも、ダイヤモ
ンド結合及びグラファイト結合を有する炭素膜が好まし
い。特に、ダイヤモンド結合及びグラファイト結合を有
するダイヤモンドライクカーボン膜が好ましい。保護膜
は、厚さが3〜15nmである。特に、厚さが5〜10
nmである。
【0034】ダイヤモンドライクカーボン膜は、例えば
図3に示すECR(Electron Cyclotr
on Resonance)プラズマCVD(Chem
ical Vapor Deposition)装置を
用いて形成できる。尚、図3中、21は磁性膜11が設
けられた支持体、22は冷却キャンロール、23aは支
持体21の供給側ロール、23bは支持体21の巻取側
ロール、24は真空槽、25はプラズマ反応管、26は
マグネット、27は原料供給ノズル、28はマイクロ波
の導波管である。ダイヤモンドライクカーボン膜膜を形
成する条件は、例えば支持体21の走行速度が20〜1
00m/min、冷却キャンロール22の温度が20〜
60℃、マイクロ波の出力が300〜1000w、そし
て5×10-6〜5×10-7Torrの真空度の真空槽に
配置されたプラズマ反応管25内にノズル27から供給
する原料の割合を1.2×10-2〜1.2×10-5To
rrの真空度となるよう制御する。原料は、メタン、エ
チレン、アセチレン、ベンゼン等の炭化水素系のガス、
特に、エチレンやアセチレン等の二重結合や三重結合を
持つ鎖状の不飽和炭化水素、ベンゼン、トルエン、安息
香酸、ベンズアルデヒド等の環式の不飽和炭化水素(芳
香族系炭化水素)、その他ナフタレンやアントラセン等
をベンゼンやトルエンに希釈したもの等のように不飽和
結合を有する炭化水素系の化合物の群の中から選ばれ
る。又、これらの原料の他に、水素、アルゴン等の希ガ
ス、二酸化炭素、窒素などを用いることが好ましい。
図3に示すECR(Electron Cyclotr
on Resonance)プラズマCVD(Chem
ical Vapor Deposition)装置を
用いて形成できる。尚、図3中、21は磁性膜11が設
けられた支持体、22は冷却キャンロール、23aは支
持体21の供給側ロール、23bは支持体21の巻取側
ロール、24は真空槽、25はプラズマ反応管、26は
マグネット、27は原料供給ノズル、28はマイクロ波
の導波管である。ダイヤモンドライクカーボン膜膜を形
成する条件は、例えば支持体21の走行速度が20〜1
00m/min、冷却キャンロール22の温度が20〜
60℃、マイクロ波の出力が300〜1000w、そし
て5×10-6〜5×10-7Torrの真空度の真空槽に
配置されたプラズマ反応管25内にノズル27から供給
する原料の割合を1.2×10-2〜1.2×10-5To
rrの真空度となるよう制御する。原料は、メタン、エ
チレン、アセチレン、ベンゼン等の炭化水素系のガス、
特に、エチレンやアセチレン等の二重結合や三重結合を
持つ鎖状の不飽和炭化水素、ベンゼン、トルエン、安息
香酸、ベンズアルデヒド等の環式の不飽和炭化水素(芳
香族系炭化水素)、その他ナフタレンやアントラセン等
をベンゼンやトルエンに希釈したもの等のように不飽和
結合を有する炭化水素系の化合物の群の中から選ばれ
る。又、これらの原料の他に、水素、アルゴン等の希ガ
ス、二酸化炭素、窒素などを用いることが好ましい。
【0035】上記磁性膜の上に保護膜が設けられた場
合、保護膜表面のプロフィールは、磁性膜表面のプロフ
ィールで決まり、上記の式〔I〕及び〔II〕を満たす
ものである。又、Raは1〜3nmである。Rzは5〜
25nmである。 〔バック膜〕支持体の面における磁性膜が形成される面
とは反対側の面に、磁気記録媒体の走行性や耐久性等を
向上せしめる為、所謂、バック膜13が設けられる。バ
ック膜としては、塗布型あるいは金属薄膜型の何れでも
良い。金属薄膜型のバック膜は、一般に、Al,Cu,
Si,Fe,Mo,Mn,Zn等の非磁性の金属、又は
これらの合金若しくは酸化物、窒化物、炭化物などを蒸
着などのPVD手段で成膜することにより形成される。
バック膜の厚さは、0.15〜0.6μmである。
合、保護膜表面のプロフィールは、磁性膜表面のプロフ
ィールで決まり、上記の式〔I〕及び〔II〕を満たす
ものである。又、Raは1〜3nmである。Rzは5〜
25nmである。 〔バック膜〕支持体の面における磁性膜が形成される面
とは反対側の面に、磁気記録媒体の走行性や耐久性等を
向上せしめる為、所謂、バック膜13が設けられる。バ
ック膜としては、塗布型あるいは金属薄膜型の何れでも
良い。金属薄膜型のバック膜は、一般に、Al,Cu,
Si,Fe,Mo,Mn,Zn等の非磁性の金属、又は
これらの合金若しくは酸化物、窒化物、炭化物などを蒸
着などのPVD手段で成膜することにより形成される。
バック膜の厚さは、0.15〜0.6μmである。
【0036】〔潤滑剤〕バック膜や保護膜が形成された
後、潤滑剤、特にフッ素系潤滑剤の膜が浸漬あるいは超
音波噴霧などの手段により2〜10nm程度の厚さ設け
られる。フッ素系潤滑剤としては、例えばHOOC-CF2(O-C
2F4)p (OCF2) q -OCF2-COOH ,F-(CF2CF 2CF2O)n -CF2CF
2COOH と言ったカルボキシル基変性パーフルオロポリエ
ーテル、HOCH2-CF2(O-C2F4) p (OCF2) q -OCF2-CH2OHと
言ったアルコール変性パーフルオロポリエーテル、又、
分子の一方に、又は、一部にアルキル基などの飽和炭化
水素基、あるいは不飽和炭化水素基、若しくは芳香族炭
化水素基、その他の官能基が付いたもの等が挙げられ
る。具体的には、モンテカチーニ社の商品名FOMBL
IN Z DIACやFOMBLIN Z DOL、ダ
イキン工業社の商品名デムナムSA等がある。
後、潤滑剤、特にフッ素系潤滑剤の膜が浸漬あるいは超
音波噴霧などの手段により2〜10nm程度の厚さ設け
られる。フッ素系潤滑剤としては、例えばHOOC-CF2(O-C
2F4)p (OCF2) q -OCF2-COOH ,F-(CF2CF 2CF2O)n -CF2CF
2COOH と言ったカルボキシル基変性パーフルオロポリエ
ーテル、HOCH2-CF2(O-C2F4) p (OCF2) q -OCF2-CH2OHと
言ったアルコール変性パーフルオロポリエーテル、又、
分子の一方に、又は、一部にアルキル基などの飽和炭化
水素基、あるいは不飽和炭化水素基、若しくは芳香族炭
化水素基、その他の官能基が付いたもの等が挙げられ
る。具体的には、モンテカチーニ社の商品名FOMBL
IN Z DIACやFOMBLIN Z DOL、ダ
イキン工業社の商品名デムナムSA等がある。
【0037】尚、本発明が規定する特徴の表面プロフィ
ールを有する磁気記録媒体の製造方法は、一義的には、
決め難い。そこで、例えば支持体に対してイオンボンバ
ード等による表面処理を行い、この後、磁性膜や保護膜
を形成し、そして表面のRsk,Rku,Ra,Rzを
求め、これらの値が本発明の要件を満たしているか否か
を調べる。本発明の要件から外れていた場合、幾つかの
処理条件を変更し、そしてRsk,Rku,Ra,Rz
を求め、これらの値が本発明の要件を満たしているか否
かを調べる。そして、本発明の要件を満たすまで、繰り
返すことによって、本発明が規定する特徴の表面プロフ
ィールを有する磁気記録媒体は得られる。
ールを有する磁気記録媒体の製造方法は、一義的には、
決め難い。そこで、例えば支持体に対してイオンボンバ
ード等による表面処理を行い、この後、磁性膜や保護膜
を形成し、そして表面のRsk,Rku,Ra,Rzを
求め、これらの値が本発明の要件を満たしているか否か
を調べる。本発明の要件から外れていた場合、幾つかの
処理条件を変更し、そしてRsk,Rku,Ra,Rz
を求め、これらの値が本発明の要件を満たしているか否
かを調べる。そして、本発明の要件を満たすまで、繰り
返すことによって、本発明が規定する特徴の表面プロフ
ィールを有する磁気記録媒体は得られる。
【0038】以下、具体的実施例を挙げて本発明を説明
する。
する。
【0039】
【実施例1】図1に示した真空斜め蒸着装置により、厚
さ6μmのPETフィルム1上に、磁性膜11を形成し
た。尚、磁性膜11を形成する前に、イオンボンバード
処理を行った。イオンボンバード処理の条件は下記の通
りである。
さ6μmのPETフィルム1上に、磁性膜11を形成し
た。尚、磁性膜11を形成する前に、イオンボンバード
処理を行った。イオンボンバード処理の条件は下記の通
りである。
【0040】ガス種 ;Ar ガス量 ;40sccm 電圧 ;800v 電流 ;0.7A 磁性膜の形成条件は下記の通りである。
【0041】 PETフィルム1の走行速度 ;30m/min 強磁性金属 ;Co 真空槽の真空度 ;1.0×10-6Torr 電子銃6の出力 ;60kw 電子銃6よりの電子ビームの電流密度;2.2A/cm2 エミッション電流 ;2.5A 電子ビームの大きさ ;1.13cm2 支持体の幅方向における電子ビームのスキャン幅;0.6m 支持体の走行方向における電子ビームのスキャン幅;0.2m 強磁性金属粒子の最大入射角 ;90° 強磁性金属粒子の最小入射角 ;60° ノズル8からの酸素ガス供給量 ;430sccm 上記条件で形成された磁性膜11の厚さは0.18μm
であり、その保磁力Hcは1510Oe、飽和磁束密度
Bsは6120G、角型比Sqは0.89であった。
であり、その保磁力Hcは1510Oe、飽和磁束密度
Bsは6120G、角型比Sqは0.89であった。
【0042】次に、この磁性膜11が形成されたPET
フィルム1を図3に示したECRプラズマCVD装置に
装填し、磁性膜11上にダイヤモンド結合及びグラファ
イト結合を有するダイヤモンドライクカーボン膜12を
形成した。又、磁性膜11と反対側の面に、カーボンブ
ラックを含有するバインダ樹脂からなる厚さ0.5μm
のバック膜13を形成した。
フィルム1を図3に示したECRプラズマCVD装置に
装填し、磁性膜11上にダイヤモンド結合及びグラファ
イト結合を有するダイヤモンドライクカーボン膜12を
形成した。又、磁性膜11と反対側の面に、カーボンブ
ラックを含有するバインダ樹脂からなる厚さ0.5μm
のバック膜13を形成した。
【0043】そして、潤滑剤(モンテカチーニ社の商品
名FOMBLIN Z DIAC)を厚さが2nmとな
るように塗布し、潤滑剤の層14を形成した。尚、この
磁気テープの磁性膜側をZygo Maxim 3D5
700により測定した処、Rsk(5ポイントの平均
値)は−0.018、Rku(5ポイントの平均値)は
2.76、Ra(5ポイントの平均値)は2.4nm、
Rz(5ポイントの平均値)は11nmであった。
名FOMBLIN Z DIAC)を厚さが2nmとな
るように塗布し、潤滑剤の層14を形成した。尚、この
磁気テープの磁性膜側をZygo Maxim 3D5
700により測定した処、Rsk(5ポイントの平均
値)は−0.018、Rku(5ポイントの平均値)は
2.76、Ra(5ポイントの平均値)は2.4nm、
Rz(5ポイントの平均値)は11nmであった。
【0044】上記のようにして得た磁気記録媒体の原反
を所定幅に裁断し、図2に示す磁気テープを得た。
を所定幅に裁断し、図2に示す磁気テープを得た。
【0045】
【実施例2】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをN2 、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガ
ス供給量を420sccmとした以外は実施例1の方法
に準じて、磁気テープを得た。
のガスをN2 、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガ
ス供給量を420sccmとした以外は実施例1の方法
に準じて、磁気テープを得た。
【0046】
【実施例3】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをO2 、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガ
ス供給量を440sccmとした以外は実施例1の方法
に準じて、磁気テープを得た。
のガスをO2 、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガ
ス供給量を440sccmとした以外は実施例1の方法
に準じて、磁気テープを得た。
【0047】
【実施例4】実施例1において、イオンボンバード処理
のガス量を50sccm、電流を0.7Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を50m/mi
n、電子銃6の出力を90kw、電子銃6よりの電子ビ
ームの電流密度を2.7A/cm2 、エミッション電流
を3A、ノズル8からの酸素ガス供給量を690scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
のガス量を50sccm、電流を0.7Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を50m/mi
n、電子銃6の出力を90kw、電子銃6よりの電子ビ
ームの電流密度を2.7A/cm2 、エミッション電流
を3A、ノズル8からの酸素ガス供給量を690scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
【0048】
【実施例5】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをO2 、ガス量を50sccmとし、磁性膜形成
条件のノズル8からの酸素ガス供給量を670sccm
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
のガスをO2 、ガス量を50sccmとし、磁性膜形成
条件のノズル8からの酸素ガス供給量を670sccm
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
【0049】
【実施例6】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをN2 、ガス量を50sccmとし、磁性膜形成
条件のノズル8からの酸素ガス供給量を660sccm
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
のガスをN2 、ガス量を50sccmとし、磁性膜形成
条件のノズル8からの酸素ガス供給量を660sccm
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
【0050】
【実施例7】実施例1において、イオンボンバード処理
のガス量を60sccm、電圧を900v、電流を0.
9Aとし、磁性膜形成条件のPETフィルム1の走行速
度を70m/min、電子銃6の出力を130kw、電
子銃6よりの電子ビームの電流密度を5.5A/c
m2 、エミッション電流を6.2A、支持体の走行方向
における電子ビームのスキャン幅を0.3m、強磁性金
属粒子の最大入射角を85°、ノズル8からの酸素ガス
供給量を930sccmとした以外は実施例1の方法に
準じて、磁気テープを得た。
のガス量を60sccm、電圧を900v、電流を0.
9Aとし、磁性膜形成条件のPETフィルム1の走行速
度を70m/min、電子銃6の出力を130kw、電
子銃6よりの電子ビームの電流密度を5.5A/c
m2 、エミッション電流を6.2A、支持体の走行方向
における電子ビームのスキャン幅を0.3m、強磁性金
属粒子の最大入射角を85°、ノズル8からの酸素ガス
供給量を930sccmとした以外は実施例1の方法に
準じて、磁気テープを得た。
【0051】
【実施例8】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをO2 、ガス量を100sccmとし、磁性膜形
成条件のノズル8からの酸素ガス供給量を950scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
のガスをO2 、ガス量を100sccmとし、磁性膜形
成条件のノズル8からの酸素ガス供給量を950scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
【0052】
【実施例9】実施例1において、イオンボンバード処理
のガス量を80sccmとし、磁性膜形成条件のノズル
8からの酸素ガス供給量を950sccmとした以外は
実施例1の方法に準じて、磁気テープを得た。
のガス量を80sccmとし、磁性膜形成条件のノズル
8からの酸素ガス供給量を950sccmとした以外は
実施例1の方法に準じて、磁気テープを得た。
【0053】
【実施例10】実施例1において、イオンボンバード処
理のガスをN2 、ガス量を70sccmとし、磁性膜形
成条件のノズル8からの酸素ガス供給量を950scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
理のガスをN2 、ガス量を70sccmとし、磁性膜形
成条件のノズル8からの酸素ガス供給量を950scc
mとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを
得た。
【0054】
【比較例1】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをN2 、ガス量を30sccm、電流を0.2A
とし、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガス供給量
を410sccmとした以外は実施例1の方法に準じ
て、磁気テープを得た。
のガスをN2 、ガス量を30sccm、電流を0.2A
とし、磁性膜形成条件のノズル8からの酸素ガス供給量
を410sccmとした以外は実施例1の方法に準じ
て、磁気テープを得た。
【0055】
【比較例2】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをN2 、ガス量を30sccm、電流を0.3A
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
のガスをN2 、ガス量を30sccm、電流を0.3A
とした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テープを得
た。
【0056】
【比較例3】実施例1において、イオンボンバード処理
のガス量を30sccm、電流を0.2Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を70m/mi
n、電子銃6の出力を130kw、電子銃6よりの電子
ビームの電流密度を5.5A/cm2 、エミッション電
流を6.2A、ノズル8からの酸素ガス供給量を950
sccmとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テ
ープを得た。
のガス量を30sccm、電流を0.2Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を70m/mi
n、電子銃6の出力を130kw、電子銃6よりの電子
ビームの電流密度を5.5A/cm2 、エミッション電
流を6.2A、ノズル8からの酸素ガス供給量を950
sccmとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テ
ープを得た。
【0057】
【比較例4】実施例1において、イオンボンバード処理
のガス量を50sccm、電流を0.3Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を15m/mi
n、電子銃6の出力を20kw、電子銃6よりの電子ビ
ームの電流密度を0.6A/cm2 、エミッション電流
を0.68A、ノズル8からの酸素ガス供給量を960
sccmとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テ
ープを得た。
のガス量を50sccm、電流を0.3Aとし、磁性膜
形成条件のPETフィルム1の走行速度を15m/mi
n、電子銃6の出力を20kw、電子銃6よりの電子ビ
ームの電流密度を0.6A/cm2 、エミッション電流
を0.68A、ノズル8からの酸素ガス供給量を960
sccmとした以外は実施例1の方法に準じて、磁気テ
ープを得た。
【0058】
【比較例5】実施例1において、イオンボンバード処理
のガスをO2 、ガス量を30sccm、電流を0.3A
とし、磁性膜形成条件のPETフィルム1の走行速度を
70m/min、電子銃6の出力を130kw、電子銃
6よりの電子ビームの電流密度を5.5A/cm2 、エ
ミッション電流を6.2A、ノズル8からの酸素ガス供
給量を940sccmとした以外は実施例1の方法に準
じて、磁気テープを得た。
のガスをO2 、ガス量を30sccm、電流を0.3A
とし、磁性膜形成条件のPETフィルム1の走行速度を
70m/min、電子銃6の出力を130kw、電子銃
6よりの電子ビームの電流密度を5.5A/cm2 、エ
ミッション電流を6.2A、ノズル8からの酸素ガス供
給量を940sccmとした以外は実施例1の方法に準
じて、磁気テープを得た。
【0059】
【特性】上記各例で得た磁気テープについて、磁性膜1
1の厚さ、保磁力Hc、飽和磁束密度Bs、角型比Sq
を調べると共に、磁性膜側表面のRsk、Rku、R
a、Rzを調べたので、その結果を表−1に示す。 表−1 磁性膜 磁性膜側表面 厚さ Hc Bs Sq Rsk Rku Ra Rz (μm) (Oe) (gauss) (nm) (nm) 実施例1 0.18 1510 6120 0.89 -0.018 2.76 2.4 11 実施例2 0.18 1500 6040 0.89 -0.024 2.71 1.9 21 実施例3 0.18 1530 6210 0.88 -0.024 2.71 2.1 22 実施例4 0.18 1500 6210 0.88 -0.228 2.91 2.1 18 実施例5 0.18 1480 5980 0.89 -0.116 2.56 1.9 17 実施例6 0.18 1460 5920 0.89 -0.081 2.81 2.0 12 実施例7 0.18 1480 6060 0.87 -0.161 2.77 2.3 18 実施例8 0.18 1520 6130 0.87 -0.029 2.84 1.9 16 実施例9 0.18 1530 6020 0.88 -0.341 2.68 2.1 16 実施例100.18 1520 6230 0.87 -0.006 2.79 2.2 19 比較例1 0.18 1470 5900 0.89 +0.014 3.16 2.3 18 比較例2 0.18 1510 6170 0.88 +0.079 3.07 1.9 21 比較例3 0.18 1520 6200 0.89 +0.173 3.81 2.2 16 比較例4 0.18 1540 5990 0.88 +0.183 3.91 2.3 13 比較例5 0.18 1510 6130 0.88 +0.112 3.66 1.8 17 *実施例1,2及び比較例2のRsk,Rku,Ra,Rzは5ポイントでの 平均値であり、それ以外は10ポイントでの平均値。 又、上記各例で得た磁気テープについて、記録波長が1
0μm,2μm,1μm,0.5μm,0.3μmの情
報を記録再生した時の出力を調べたので、その結果を表
−2に示す。尚、再生出力はヘッドテスター法により求
めた。
1の厚さ、保磁力Hc、飽和磁束密度Bs、角型比Sq
を調べると共に、磁性膜側表面のRsk、Rku、R
a、Rzを調べたので、その結果を表−1に示す。 表−1 磁性膜 磁性膜側表面 厚さ Hc Bs Sq Rsk Rku Ra Rz (μm) (Oe) (gauss) (nm) (nm) 実施例1 0.18 1510 6120 0.89 -0.018 2.76 2.4 11 実施例2 0.18 1500 6040 0.89 -0.024 2.71 1.9 21 実施例3 0.18 1530 6210 0.88 -0.024 2.71 2.1 22 実施例4 0.18 1500 6210 0.88 -0.228 2.91 2.1 18 実施例5 0.18 1480 5980 0.89 -0.116 2.56 1.9 17 実施例6 0.18 1460 5920 0.89 -0.081 2.81 2.0 12 実施例7 0.18 1480 6060 0.87 -0.161 2.77 2.3 18 実施例8 0.18 1520 6130 0.87 -0.029 2.84 1.9 16 実施例9 0.18 1530 6020 0.88 -0.341 2.68 2.1 16 実施例100.18 1520 6230 0.87 -0.006 2.79 2.2 19 比較例1 0.18 1470 5900 0.89 +0.014 3.16 2.3 18 比較例2 0.18 1510 6170 0.88 +0.079 3.07 1.9 21 比較例3 0.18 1520 6200 0.89 +0.173 3.81 2.2 16 比較例4 0.18 1540 5990 0.88 +0.183 3.91 2.3 13 比較例5 0.18 1510 6130 0.88 +0.112 3.66 1.8 17 *実施例1,2及び比較例2のRsk,Rku,Ra,Rzは5ポイントでの 平均値であり、それ以外は10ポイントでの平均値。 又、上記各例で得た磁気テープについて、記録波長が1
0μm,2μm,1μm,0.5μm,0.3μmの情
報を記録再生した時の出力を調べたので、その結果を表
−2に示す。尚、再生出力はヘッドテスター法により求
めた。
【0060】 表−2 再生出力(dB) 10μm 2μm 1μm 0.5μm 0.3μm 実施例1 0.2 0.8 1.3 1.6 2.5 実施例2 1.3 1.6 1.9 2.2 2.7 実施例3 1.2 1.8 2.0 2.4 2.8 実施例4 0.7 1.8 2.9 3.2 4.6 実施例5 1.6 1.9 2.1 2.8 3.4 実施例6 0.6 1.2 1.8 2.4 2.9 実施例7 1.7 2.3 2.6 3.1 3.5 実施例8 0.3 0.5 1.1 1.7 2.3 実施例9 1.9 2.2 2.4 3.6 4.7 実施例10 0.1 0.6 1.2 1.5 2.2 比較例1 0 0 0 0 0 比較例2 −1.5 −0.6 −0.8 −1.1 −1.7 比較例3 −0.9 −1.0 −1.2 −1.7 −2.1 比較例4 −0.7 −1.2 −1.5 −1.9 −2.4 比較例5 −0.3 −0.8 −1.1 −1.7 −1.9 この表−1から、本発明になるものは出力特性に優れて
いることが判る。特に、最短記録波長が0.4μm以下
と言った短波長記録の場合には再生出力が極めて高い。
いることが判る。特に、最短記録波長が0.4μm以下
と言った短波長記録の場合には再生出力が極めて高い。
【0061】
【発明の効果】支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜を設ける支持体を、−1.0<Rskの平均値<0,
+2.0<Rkuの平均値<+3.0を共に満たすもの
としたから、高い再生出力、特に高記録密度で重要とな
る短波長領域では高い再生出力を奏する磁気記録媒体が
得られる。
膜を設ける支持体を、−1.0<Rskの平均値<0,
+2.0<Rkuの平均値<+3.0を共に満たすもの
としたから、高い再生出力、特に高記録密度で重要とな
る短波長領域では高い再生出力を奏する磁気記録媒体が
得られる。
【図1】真空斜め蒸着装置の概略図
【図2】磁気記録媒体の概略断面図
【図3】ECRプラズマCVD装置の概略図
1 支持体 11 Co金属蒸着磁性膜 12 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 克巳 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に設けられた金属薄膜型の磁性
膜を具備する磁気記録媒体において、 前記磁性膜が設けられた側の表面のプロフィールが下記
の式〔I〕及び〔II〕を満たすものであることを特徴
とする磁気記録媒体。 式〔I〕 −1.0<Rskの平均値<0 式〔II〕 +2.0<Rkuの平均値<+3.0 但し、Rskは下記の式〔III〕及び〔IV〕で表さ
れる歪値 Rkuは下記の式〔V〕及び〔IV〕で表されるとがり
値 式〔III〕 【数1】 式〔IV〕 【数2】 式〔V〕 【数3】 - 【請求項2】 表面の中心線平均粗さ(Ra)が1〜3
nmであることを特徴とする請求項1の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 表面の十点平均粗さ(Rz)が5〜15
nmであることを特徴とする請求項1又は請求項2の磁
気記録媒体。 - 【請求項4】 磁性膜の上に保護膜が設けられてなるこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの磁気記録
媒体。 - 【請求項5】 支持体と磁性膜との間に下地膜が設けら
れていることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか
の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28336697A JPH11120535A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28336697A JPH11120535A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120535A true JPH11120535A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17664573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28336697A Pending JPH11120535A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6312785B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-11-06 | Sony Corporation | Magnetic recording medium |
WO2004008440A1 (ja) * | 2002-07-15 | 2004-01-22 | Sony Corporation | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法 |
JP2005256047A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Ulvac Japan Ltd | Mg合金部材の表面処理方法及び表面処理装置 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28336697A patent/JPH11120535A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6312785B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-11-06 | Sony Corporation | Magnetic recording medium |
WO2004008440A1 (ja) * | 2002-07-15 | 2004-01-22 | Sony Corporation | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法 |
US7241518B2 (en) | 2002-07-15 | 2007-07-10 | Sony Corporation | Magnetic recording medium and method of manufacturing a magnetic recording medium |
JP2005256047A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Ulvac Japan Ltd | Mg合金部材の表面処理方法及び表面処理装置 |
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