JPH11119A - 海苔シート供給装置 - Google Patents

海苔シート供給装置

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Publication number
JPH11119A
JPH11119A JP9166567A JP16656797A JPH11119A JP H11119 A JPH11119 A JP H11119A JP 9166567 A JP9166567 A JP 9166567A JP 16656797 A JP16656797 A JP 16656797A JP H11119 A JPH11119 A JP H11119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laver
laver sheet
sheet
moving mechanism
sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP9166567A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUMO KIKO KK
Original Assignee
SUZUMO KIKO KK
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Publication date
Application filed by SUZUMO KIKO KK filed Critical SUZUMO KIKO KK
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Publication of JPH11119A publication Critical patent/JPH11119A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形米飯を横向きにして部分巻きするのに都
合が良い状態で海苔シートを海苔巻装置へ供給できるよ
うにする。 【解決手段】 帯状海苔シートAを横幅方向において略
垂直に収納する海苔シート収納ケース1と、海苔シート
Aを横幅方向へ水平状態にて前方の海苔巻装置Bへ供給
する海苔シート移動機構3と、海苔シート収納ケース1
から一枚づつ海苔シートAを取り出し、海苔シート移動
機構3へ水平に移載する吸着プレート2とを備え、吸着
プレート2を、海苔シート収納ケース1の前方と、海苔
シート移動機構3の上方に横軸11により前後方向へ進
退自在にして、かつ正転、逆転自在に配設して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、三角形ま
たは円形のおむすびサンドの海苔巻装置の海苔シート供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軍艦巻、部分巻きの海苔巻装置及
びその海苔シート供給装置としては、海苔シートを、そ
の保持枠へ直立状態で供給保持させ、該海苔シートを、
左右一対の抱持板が内向きに回転することで成形米飯の
周囲に巻き付けるよう構成したものが知られている。
(実公平3−37433号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の海苔巻装置及びその海苔シート供給装置では、軍艦巻
のように安定性のよいほぼブロック状に米飯が成形され
ているものはよいが、三角形や円形に成形されたおむす
びサンドでは、一側面を底面として起立させ、この状態
で搬送して海苔巻きしなければならないが、このように
起立させうことは技術的になかなか困難であるから、当
該おむすびサンドに正確に海苔を巻装することはできな
い。仮に、おむすびサンドを起立させることができて
も、当該おむすびサンドが三角形の場合は、その一辺か
ら表、裏両面の中央部に部分巻きすることができず、偏
って巻かれることとなり、不良品となってしまう。
【0004】また、図7に示したように、三角形の同一
大きさの下飯体bと上飯体aの間に、ほぼ円板状とした
具材cを介在して合体し、具材cの周辺一部dを上下両
飯体b、aに二辺から外側へ食み出した状態で製造され
るおむすびサンドeの、その一辺から上下両面の中央部
に海苔シートfを部分巻きするには、具材周辺一部dが
食み出している二辺のうち、何れか一辺を下にして起立
させなければならないが、具材の食み出しにより起立さ
せることは困難であり、無理に起立させると食み出し部
分が潰れて変形してしまい、商品価値が著しく低下し、
不良品となることから、当該おむすびサンドeの部分巻
きには使用することはできない。
【0005】そこで、図5及び図6に示したように、海
苔シートfの載置用台板gと、排出コンベアhの複数間
隔を置いて並列されたコンベアベルトi、i・・・間を
通して配置した昇降台jとに、帯状の海苔シートfを水
平に載置し、昇降台j上側の海苔シートf一半部上にお
むすびサンドeを載せ、図5に二点鎖線で示した如く、
昇降台jを下降させることでおむすびサンドeが海苔シ
ートfの一半部を伴なって排出コンベアh上に下降載置
されると同時に排出コンベアhにより図6に示した如く
搬送され、この搬送途中で海苔シートfの載置用台板g
の端部に回動自在に垂下した押え板kによって海苔シー
トfの他半部をおむすびサンドeの上面へ押え付け、さ
らに搬送され、所定位置で停止するとプレスヘッドlに
より海苔シート他半部を下方へ押圧しておむすびサンド
e上に圧着し、部分巻きするよう構成した海苔巻装置は
本出願人によって提案されている。
【0006】上記海苔巻装置によれば、円形、または三
角形のおむすびサンド等に対する部分巻きを所定位置へ
正確に、かつ体裁良く行なうことができる。
【0007】
【目的】本発明は、上記した従来の実状に鑑みて検討の
結果、上記おむすびサンド等の海苔巻装置に、一枚づつ
海苔シートを所定位置へ正確に供給することができるよ
うにした海苔シート供給装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の海苔シート供給装置は、帯状の海苔シート
を横幅方向において略垂直に収納する海苔シート収納ケ
ースと、海苔シートを横幅方向へ水平状態にて前方の海
苔巻装置へ供給する海苔シート移動機構と、前記海苔シ
ート収納ケースから一枚づつ海苔シートを取り出し、海
苔シート移動機構へ水平に移載する吸着プレートとから
なり、前記吸着プレートを、前記海苔シート収納ケース
の前方と海苔シート移動機構の上方に、横軸により前後
方向へ進退自在にして、かつ正転、逆転自在に配設した
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】吸着プレートが、その駆動源によって海苔シー
ト収納ケースの前面開口部へ移動され、海苔シートを吸
着すると、駆動源により後退動作され、海苔シート収納
ケースから海苔シートを一枚だけ取り出す。
【0010】次いで、シリンダ等の駆動源によりクラン
ク機構を介して横軸が所定方向へ所定角度だけ回転され
ることで、吸着プレートは下方へほぼ90°回転されて
垂直状態で停止する。
【0011】次いで、駆動源によって吸着プレートは下
方へ所定ストロークだけ下降して停止すると同時に、ブ
ロアによる吸引力が停止されると、海苔シートは吸着プ
レートから離れ、海苔シート移動機構の所定位置へ所定
向きに移載される。
【0012】海苔シートの吸着を解いた吸着プレートは
駆動源によって上昇されると同時に上方へほぼ90°逆
転され、次回の海苔シート吸着位置に待機する。
【0013】海苔シート移動機構は、そのシリンダ等に
よる駆動源によって水平状態で前方へ所定ストロークだ
け摺動され、これによって帯状の海苔シートは横幅方向
へ海苔シートガイドに沿って水平状態で前方へ押圧移動
されて行き、海苔巻装置の所定位置に載置供給される。
【0014】海苔シートを海苔巻装置へ移載すると、海
苔シート移動機構は、その駆動源によって後退動して元
の位置に復帰して停止し、次回の吸着プレートによる海
苔シート移載に備えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る海苔シート供
給装置の実施の形態につき図面を参照して説明する。図
1は装置の縦断側面図を示し、図2は装置の平面図を示
す。図1及び図2に示したように、海苔シート収納ケー
ス1と、海苔シートAの吸着プレート2と、海苔シート
移動機構3と、これらの駆動源4、5、6と、海苔シー
トガイド7と、図示しないブロア等で構成されている。
【0016】海苔シート収納ケース1は図1ないし図4
に示したように、底板1aと、左右の側板1b、1b
と、海苔シート取出口1dを有する前面板1cとで横断
面略U字型に、上部及び後部を開口して形成させてあ
り、フレーム8上の水平な基板9上に、左右方向へ所定
の間隔をおいて対向立設した左右の側板10、10の上
部内面に、前面板1cから外側へ対称に延設した、その
延設部1e、1eをビス止め等によって固定すること
で、上記側板10、10間にやや前傾姿勢で配設されて
いる。
【0017】吸着プレート2は図1ないし図4に示した
ように、横長の扁平箱形状にして、上記海苔シート収納
ケース1の前面開口部1dと対向する前面に複数の吸引
孔2a、2a・・・を設けて形成されている。この吸着
プレート2は、後面の左右から後方(図1ないし図4に
おいて左方向)へ並設した2本の摺動軸2b、2bを、
横軸11に、その軸方向と直角方向へ形成した一対の貫
通孔11a、11aに摺動自在に挿通して支持されてい
る。
【0018】上記した左右の側板10、10の上部前端
から後方(図1、図2において左方向)へ延出した、そ
の延出部10a、10a間に上記横軸11は軸周り方向
へ回転自在に架設させてあり、該横軸11に吸着プレー
ト2を前後方向(図1、図2において左右方向)へ進退
動作するための駆動源4(図示例ではシリンダ)を固定
して、その出力軸4aを吸着プレート2に固定させてあ
る。
【0019】さらに、吸着プレート2は、その後面に気
密に接続したフレキシブルチューブ12を介在して図示
しないブロアと連通させてあり、該ブロアによる吸引力
によって吸着プレート2前面に海苔シートAを一枚づつ
吸着して海苔シート収納ケース1内から取り出すように
なっている。
【0020】上記横軸11の一端は、上記側板10の延
出部10aを貫通して外側へ突出され、この突出端部に
基端部を固定して配設したアーム13の先端部と、側板
10外側面に基端部を支軸14によって軸支した駆動源
6(図示例ではシリンダ)の出力軸6aとを支軸によっ
て回動自在に軸支することで、横軸11を介して上記吸
着プレート2と、その駆動源4は図1に示した海苔シー
トAの吸着位置と、図3に示した垂直な海苔シートAの
釈放位置間を往復回動される。
【0021】海苔シート移動機構3は図1及び図2に示
したように、フレーム8の基板9上にあって、上記した
海苔シート収納ケース1と吸着プレート2間の下部に起
立固定した支持枠15に、海苔シート移動板16の左右
両側部に前端部をナット17、17止めにて固定して後
方(図1、図2において右方向)へ水平に突出並設した
2本の摺動軸18、18を前後方向(図1、図2におい
て左右方向)へ摺動自在に貫通して形成させてある。
【0022】上記支持枠15には駆動源5(図示例では
シリンダ)を固定して、その駆動軸5aを上記海苔シー
ト移動板16に固定させてあり、該海苔シート移動板1
6は上記駆動源5によって前後方向(図1、図2におい
て左右方向)へ往復移動される。
【0023】上記海苔シート移動板16は図1に示した
ように、下部は海苔シートAの後端部を載せるための海
苔シート載置部16aを水平に形成させてあると共に、
該海苔シート載置部16aの後端(図1において右端)
には、海苔シートAの後端面を当接して海苔シートAを
前方(図1において左方向)へ押圧移動するための海苔
シート押圧部16bを垂直に形成させてある。
【0024】上記支持枠15の中央部から前方の海苔巻
装置B側へ水平なガイドレール19を突設させてあり、
該ガイドレール19に上記海苔シート移動板16の下端
を摺動自在に係嵌させてある。
【0025】海苔シートガイド7は図1及び図2に示し
たように、上記支持枠15の左右から海苔巻装置B側へ
水平に並設した2個の下部ガイド板7a、7aと、該両
下部ガイド板7a、7aの上部に各配設した上部ガイド
板7b、7bとで形成されている。
【0026】即ち、上記両下部ガイド板7a、7aは、
その上面を、上記海苔シート移動板16の海苔シート載
置部16a及び海苔巻装置Bにおける海苔シートAの載
置用台板20の上面20aと同一高さ(同一平面上)に
設定して上記基板9上にネジ止め等にて固定させてあ
る。
【0027】一方、上記上部ガイド板7b、7bは、海
苔巻装置Bの近くにあって上記基板9にネジ止め等にて
固定され、当該下部、上部両ガイド板7a、7b、7
a、7b間には、帯状海苔シートAの長さ方向における
両端辺を挿通案内するためのガイド溝7c、7cを海苔
シートAの厚さよりも僅かに広くして形成させてある。
また、上部ガイド板7b、7bの後端(図1及び図2に
おいて右端)には、海苔シートAが上記ガイド溝7c、
7c内へ円滑に挿入されるためのガイド片7dを後部上
方へ傾斜突設させてある。
【0028】海苔巻装置Bにおける海苔シート載置用台
板20の上面20aの外側部を厚肉部20bに形成する
ことで、上面20aと厚肉部20b間に海苔シートAの
位置決め段部20cが設けられていると共に、上記厚肉
部20b上面に基端部をビス止め等にて固定して当該海
苔シート載置用台板20上部に海苔シートAのガイド片
21を配置させてあり、これによって、上記構成とした
海苔シート供給装置によって海苔シートAは、その浮き
上がりが阻止され、図2に二点鎖線で示したように、上
記海苔シート載置用台板20上と昇降台22上の所定位
置に所定向きで正確に供給される。
【0029】尚、図1ないし図4において、1fは海苔
シート押えを示し、図1及び図2において、23は複数
のコンベアベルト23a・・・からなるおむすびサンド
等の排出コンベア、24は海苔シートAをおむすびサン
ド等の上面に圧着するためのプレスヘッドを各示す。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、収納ケース内に、横幅方向で起立状態で収
納されている帯状の海苔シートを吸着プレートにて一枚
づつ取り出し、これを吸着プレートの回転によって海苔
シート移動機構へ水平状態に移載し、該海苔シート移動
機構によって横幅方向へ水平に移動して海苔巻装置へ供
給するものであるから、例えば、円形、または三角形の
通常のおむすびサンドや三角形で二辺から具材が食み出
しているおむすびサンドのように、一側面を下向きとし
て起立できなかったり、起立できても所定位置へ正確に
部分巻きができず、横向きの状態で、上下から挾み込む
ようにして部分巻きを正確、かつ体裁良く行なうことが
できるようにした海苔巻装置に対して、部分巻きに都合
の良い状態で海苔シートを正確、かつ円滑に供給するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔巻シート供給装置の実施形態
を示す縦断側面図である。
【図2】同上装置を示す平面図である。
【図3】同上装置の海苔シート移載状態を示す一部切欠
した縦断側面図である。
【図4】同上装置の海苔シート供給装置を示す一部切欠
した縦断側面図である。
【図5】海苔巻装置の海苔シート一半上におむすびサン
ドを載せた状態を示す側面図である。
【図6】海苔巻装置の海苔シート部分巻き途中の状態を
示す側面図である。
【図7】部分巻きしたおむすびサンドを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 海苔シート B 海苔巻装置 1 海苔シート収納ケース 2 吸着プレート 3 海苔シート移動機構 11 横軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の海苔シートを横幅方向において略
    垂直に収納する海苔シート収納ケースと、海苔シートを
    横幅方向へ水平状態にて前方の海苔巻装置へ供給する海
    苔シート移動機構と、前記海苔シート収納ケースから一
    枚づつ海苔シートを取り出し、海苔シート移動機構へ水
    平に移載する吸着プレートとからなり、前記吸着プレー
    トを、前記海苔シート収納ケースの前方と海苔シート移
    動機構の上方に、横軸により前後方向へ進退自在にし
    て、かつ正転、逆転自在に配設したことを特徴とする海
    苔シート供給装置。
JP9166567A 1997-06-09 1997-06-09 海苔シート供給装置 Pending JPH11119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166567A JPH11119A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 海苔シート供給装置

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JP9166567A JPH11119A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 海苔シート供給装置

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JPH11119A true JPH11119A (ja) 1999-01-06

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ID=15833668

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JP9166567A Pending JPH11119A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 海苔シート供給装置

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JP (1) JPH11119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4703671A (en) * 1985-02-14 1987-11-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Differental locking mechanism for a final reduction gear
JP2007300848A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Tomoe:Kk 海苔供給装置
JP2019126264A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 鈴茂器工株式会社 海苔供給装置

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