JPH11119032A - ファイバ位置決め押上機構付き光ファイバ接続用端末処理機 - Google Patents

ファイバ位置決め押上機構付き光ファイバ接続用端末処理機

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JPH11119032A
JPH11119032A JP29796797A JP29796797A JPH11119032A JP H11119032 A JPH11119032 A JP H11119032A JP 29796797 A JP29796797 A JP 29796797A JP 29796797 A JP29796797 A JP 29796797A JP H11119032 A JPH11119032 A JP H11119032A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 多心テープ状光ファイバ及び単心光
ファイバの端末処理を行うため、(A)光ファイバ搬送
部、(B)ストリッピング部、(C)クリーニング部、
(D)カッティング部の4機構要素を設け、且つ(B)
〜(D)の3工程が、光ファイバ搬送部(A)と連動し
て連続して一括処理を行う光ファイバ接続用端末処理機
であって、光ファイバを把持・固定するファイバホルダ
の近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設ける。
光ファイバの押上機構が、押上げアーム先端に取り付け
た光ファイバ押上板の上下運動による。 光ファイバ
押上板の位置が、光ファイバを把持固定するファイバホ
ルダより手前且つ下方であって、ファイバホルダに近接
した位置である。 (A)〜(D)の作動が電気的制
御により連動させて自動化する。 【効果】 ファイバホルダ近傍にテープ状光ファイバの
押上機構を設けて、裸光ファイバにゴミが付着しなくな
って光ファイバ端末の処理が円滑に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの端末
接続用自動魂未処理機における光ファイバへのゴミ再付
着防止に関する。詳細には、本発明は、光ファイバを把
持・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイ
バの押上機構を設けることにより、光ファイバの端末接
続用自動端末処理機における光ファイバへのゴミ再付着
防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、他の光ファイバとの接続等のため
に、光ファイバの端末を処理して保護被覆を皮剥ぎする
光ファイバの端末処理機が開発されている。例えば、特
開平9−26512号公報には、光ファイバ搬送部(A)
、ストリッピング部(B) 、クリーニング部(C) 及びカ
ッテング部(D) の各機構要素からなる機械的制御による
手動の光ファイバ接続用端末処理機が開示されている。
【0003】図3は、このような光ファイバ接続用端末
処理機の基本的な構造を示す模式図である。図4は、従
来法による光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファ
イバの端末をクランプ押上げ方式で処理する操作を説明
する模式図である。図5は、従来法による光ファイバ接
続用端末処理機を用いて光ファイバの端末をクランプの
押上操作なしで処理する操作を説明する模式図である。
図3〜5において、1は他の光ファイバとの接続等のた
めに、端末処理を施す光ファイバ(テープ)、2は光フ
ァイバを把持・固定して各端末処理機構要素に配するフ
ァイバホルダ、3は電気的制御により各作業位置に光フ
ァイバ(ファイバホルダ)を移動させるためのホルダス
テージ、4は光ファイバ(ファイバホルダ)をホルダス
テージに固定させる(ホルダステージと一体化された)
ホルダクランプ、5と6は光ファイバをストリッピング
部(B) 、クリーニング部(C) 及びカッテング部(D) に配
するための下クランプと上クランプ、11、11’は光
フイパ端末を皮剥ぐためのリムーバ、9は裸光ファイバ
端末部分を一定長さに揃えて所定の位置に傷を加える加
傷刃である。
【0004】このような機構で光ファイバを把持・固定
して電気約制御により各作業位置に配するが、通常、光
ファイバの接続・融着の際に、ファイバホルダ2で光フ
ァイバ1を固定し、ファイバホルダ2を移動させて融着
を進める。通常、光ファイバ接続用端末処理機には、光
ファイバの切断後に融着機へのセットを円滑に行えるよ
うにファイバホルダ2を使用する構造となっている。こ
のような光ファイバ接続用端末処理機により光ファイバ
端末を処理する機構を説萌すると、以下の通りである.
・図4に示されるように、クランプ押上げ方式による場
合、ファイバホルダ2に把持された光ファイバテープ1
を下クランプ5で押上げるが、リムーバ11、11’に
確実に載せるために、ファイバホルダ2の移動中に光フ
ァイバテープ1を押上げる(図4− (イ))。
【0005】次に、光ファイバ被覆外周についているゴ
ミが下クランプ5の上部に付着し、リムーバ11、1
1’で光ファイバ端末を皮剥ぎして所定長が露出した裸
光ファイバにした後、アルコール等で濡らした清掃テー
プでクリーニングし(図示していい)、更に裸光ファイ
バテープ1を上下クランプ6、5により把持・固定して
加傷刃9で所定の位置に傷を付け、加傷刃とは別部材の
枕部(図6中の12である)を降下させて光ファイバ1
を塑性破壊させることで切断する(因4− (ロ))。その
際に、下クランプ5に付着していたゴミが裸光ファイバ
1先端に再付着する場合がある。そのため、図5に示す
ように、下クランプ5を押上げない場合には、光ファイ
バ1の癖でリムーバ11、11’にうまく乗らない時が
あり(図5− (イ))、結局光ファイバ1が変形してしま
い再度やり直しする必要を生じる(図5− (ロ))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、従来の光
ファイバ接続用端末処理機によると、光ファイバの端末
の処理に際して裸光ファイバにゴミが再付着したままカ
ットしてしまうか或いはクランプの押上げをしないと光
ファイバの癖のため、リムーバにのらず光ファイバが変
形して再度やり直ししなければならなくなり、光ファイ
バ端末処理が円滑に行われない問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題につ
いて種々検討した結果、光ファイバ接続用端末処理機に
おいて、光ファイバを把持・固定するファイバホルダの
近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けることによ
り、裸光ファイバにゴミが村著しなくなって光ファイバ
端末の処理が円滑に行えることを見出し、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明は: 多心テープ状光ファイバ及び単心光ファイバの端末
処理を行うため、(A)光ファイバを把持・固定し、スト
リッピング、クリーニング及びカッテングの各作業位置
に移動させるための電気的制御による機構を持つ光ファ
イバ搬送部、(B) 光ファイバの被覆材を一定寸法に剥離
除去する機構を持つストリッピング部、(C) 該ストリッ
ピング部で前記光ファイバの被覆材が剥離除去された光
ファイバを清掃する機構を持つクリーニング部、(D) 該
クリーニング部で清掃された前記光ファイバを一定寸法
に揃えて切断する機構を持つカッテング部の4機構要素
を設け、且つ前記ストリッピング部(B) 、クリーニング
部(C) 及びカッテング部(D) の3工程が、前記光ファイ
バ搬送部と連動して連続して一括処理を行う光ファイバ
接続用端末処理機において、光ファイバを把持・固定す
るクランプの近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設
けた、光ファイバ接続用端末処理機を提供する。また、
【0008】 光ファイバの押上機構が、押上アーム
先端に取り付けた光ファイバ押上板の上下運動による点
にも特徴を有する。また、 光ファイバ押上板の位置が、光ファイバを把持・固
定するファイバホルダより手前且つ下方であって、ファ
イバホルダに近傍した位置である点にも特徴を有する。
また、 光ファイバ搬送部(A) 、ストリッピング部(B) 、ク
リーニング部(C) 及びカッテング部(D) の作動が電気的
制御により連動させて自動化する点にも特徴を有する。
また、 ストリッピング部(B) を構成する光ファイバの被覆
材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下2紋のストリ
ップカッタからなるリムーバで光ファイバの被覆材を一
定長まで剥離した後、光ファイバを把持・固定するファ
イバホルダが直線状に後退して、光ファイバの被覆材を
除去する機構である点にも特徴を有する。また、 クリーニング部(C) を構成する清掃する機構が、放
電処理により点にも特徴を有する。また、 カッテング部(D) を構成する光ファイバの切新機構
が、上下に対向する上下クランプからなる光ファイバ把
持機溝で光ファイバの両端部分を把持した後、光ファイ
バの所定位置に加傷刃で傷を付け、刃とは別部材を押し
付けて光ファイバを切新し、光ファイバからの突き出し
部分を一定寸法に揃える点にも特徴を有する。
【0009】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。本発明は、基本的に、光ファイバ接続用端末処理
機において、多心テープ状又は単心の光ファイバを把持
・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイバ
の押上機構を設ける点に特敏を有する(クレーム1)。
更に、本発明の押上機構は、押上げアーム先端に取り得
けた光ファイバ押上板の上下運動によることが好ましい
(クレーム2)。具体的には、本発明の光ファイバ押上
板の位置が、光ファイバを把持・固定するファイバホル
ダより手前且つ下方であって、ファイバホルダに近接し
た位置であることが望ましい(クレーム3)。この場
合、光ファイバ押上板の位置が下クランプの下方にある
ので、押上板の押上操作が終了して元の位置に戻っても
下クランプに光ファイバの被覆ゴミが付着することがな
い。
【0010】図1は、本発明の光ファイバ接続用端末処
理機の基本約な構造を示す模式図である。図2は、本発
明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファイバの
端末を押上機構により処理する捜作を説明する模式図で
ある。図1〜2において、1はテープ状又は単心の光フ
アイバ、2はファイバホルダ、3はファイバホルダを載
せるホルダステージ、4は光ファイバをファイバホルダ
に配し蓋部を載せた後に固定するホルダクランプ(図1
− (ロ)参照)、5は下クランプ、6は上クランプ、1
1、11’はリムーバ(皮剥げ機)、7は光ファイバの
先端を押上げる光ファイバ押上板、8は光ファイバ押上
板を押上げる押上げアーム、9は加傷刃である。
【0011】図2に示されるように、光ファイバ接続用
端末処理機において、ファイバホルダ2に把持された
(テープ状)光ファイバ1を、下クランプ5より手前且
つ下方であって、ファイバホルダ2に近接した位置に光
ファイバ押上板7により上方に押上げてリムーバ11、
11’の上に光ファイバ1の先端を載せる(図2−
(イ))。このようにすることで、下クランプ5の押上げ
なくてもすむので被覆についていたゴミが下クランプ5
に付着することがなく、確実にリムーバ11’上に載
せ、上下のリムーバ11、11’で光ファイバ1の先端
部分を一定長まで皮剥いで裸光ファイバとし、更に露出
した光ファイバ1を放電機により放電処理することによ
りクリーンにする(図2− (ロ))。
【0012】次いで、上記クリーン処理した裸光ファイ
バ1の両端を夫々2組の上下クランプ6、5で把持・固
定してその中間を加傷刃9で加傷し、図6に示されるよ
うに、枕部12を降下させ、光ファイバを塑性破壊させ
ることで切断する。この場合、上下クランプ6、5にゴ
ミの付着がないので、裸光ファイバ1はクリーンなまま
切断できる(図2一 (ハ))。切断後の光ファイバを顕微
鏡で観察した結果、その先端部分にゴミが付着していな
いことを確認できた。
【0013】本発明では、このように、光ファイバ押上
げ機構により光ファイバを押上げてリムーバへ載せる工
程(A) と、裸光ファイバの両端を上下クランプによる把
持・固定して切断する工程(B) とを分業化させ、光ファ
イバと下クランプとの接触を避けたので、裸光ファイバ
にゴミが付着することがない。
【0014】〔II〕光ファイバ接続用端末処理機の4
機構要素について:次に、本発明の光ファイバ接続用端
末処理機において、光ファイバ搬送部(A)、ストリッピ
ング部(B) 、クリーニング部(C) 及びカッテング部(D)
の4機構要素について説明する。 (i)光ファイバ搬送部(A) :光ファイバを把持・固定
し、ストリッピング(B) 、クリーニング(C) 及びカッテ
ング(D) の各作業位置に移動させるための電気的制御に
よる機構を持ち、(B)〜(D) の各機構要素の作動に連動
して光ファイバを自動的に把持、固定、移動させるよう
に構成されている(クレーム4)。
【0015】(ii)ストリッピング部(B) :光ファイバ心
線の被覆材を一定寸法に剥離除去する機構を持つストリ
ッピング部(B) が、把持・固定された光ファイバを先端
部分に上下2枚のストリップカッタが取り付けられたリ
ムーバにより光ファイバの被覆材を一定長まで剥離した
後、光ファイバを把持・固定していたファイバホルダが
直線状に後退して、光ファイバの被覆材を除去する構成
からなる(クレーム5)。上クランプの下側に硬質ゴム
系の摩擦部材を貼り付けても良い。下リムーバに内蔵さ
せたヒータにより、予め光ファイバの被覆材を温めて剥
離除去を容易にできる。
【0016】(iii) クリーニング部(C) :ストリッピン
グ部(B) で光ファイバの被覆材が剥離除去され露出され
た裸光ファイバ付き光ファイバ素線をファイバホルダに
より所定の位置まで移動させ、(図示されていない)放
電加工機により清掃して光ファイバ素線に付着していた
被覆ゴミを除去する構成からなる(クレーム6)。
【0017】(iv)カッテング部(D) :上下に対向する上
下クランプからなる光ファイバ把持機構で光ファイバの
両端部分を把持した後、所定位置に加傷刃で傷を付け枕
部を降下させ、光ファイバを塑性破壊させることで切断
し、光ファイバからの突き出し部分を一定寸法に揃える
構成からなる(クレーム7)。本発明の光ファイバ接続
用端末処理機の作用を理解するために、光ファイバ1の
切断機構を図6により説明する。図6は、光ファイバ接
続用端末処理機において光ファイバを切断する機構を説
する模式図であり、図6− (イ)はその側面図であり、図
6− (ロ)はその平面図である。
【0018】図6において、ファイバホルダ2に把持・
固定された光ファイバ1の先端をリムーバ11、11’
の上に載せ、リムーバ11、11’で挟み込んで皮剥し
た後に、クリーニング部(C) で放電清掃して裸光ファイ
バ先端に付着したゴミを除去し、上下クランプ6、5で
挟み固定し、光ファイバ1に加傷刃9を通して傷を付け
る。その後、枕部12落下直前に加傷刃9を光ファイバ
1から離れた位置まで後退させたら、枕部12を所定の
位置まで落下して傷部を中心にして光ファイバを塑性破
壊させて光ファイバ1を切断できる。 (v) 後処理:上記各機構要素による処理が終了したら、
剥離された被覆材と切断された光ファイバ素線等を下方
に落下させて回収トレイ(図示されない)に収納する。
その後、元の操件に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光ファイバ接続用
端末処理機によると、光ファイバを把持・固定するクラ
ンプの近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けるこ
とにより、裸光ファイバにゴミが付着しなくなって光フ
ァイバ端末の処理が円滑に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ接続用端末処理機の基本的
な構造を示す模式図である。
【図2】本発明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて
光ファイバの端末を押上機構により処理する操作を説明
する模式図である。
【図3】光ファイバ接続用端末処理機の基本的な構造を
示す模式図である。
【図4】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ方式で処理する
操作を説明する模式図である。
【図5】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ操作なしで処理
する操作を説明する模式図である。
【図6】光ファイバ接続用端末処理機において光ファイ
バを切断する機構を説明する模式図であり、図6− (イ)
はその潮面図であり、図6− (ロ)はその平面図である。
【符号の説明】
1 多心テープ状又は単心の光ファイバ 2 ファイバホルダ 3 ホルダステージ 4 ホルダクランプ 5 下クランプ 6 上クランプ 7 光ファイバ押上板 8 押上げアーム 9 加傷刃 10 蓋部 11、11’ リムーバ(皮剥げ機) 12 枕部
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ファイバ位置決め押上機構付き光ファ
イバ接続用端末処理機
【特許請求の範囲】
求項5】 ストリッピング部(B)を構成する光フ
ァイバの被覆材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下
のストリップカッタからなるリムーバで光ファイバ
の被覆材を一定長まで剥離した後、光ファイバを把持・
固定するファイバホルダが直線状に後退して、光ファイ
バの被覆材を除去する機構であることを特徴とする、請
求項1記載の光ファイバ接続用端末処理機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの端末
接続用自動端末処理機における光ファイバへのゴミ再付
着防止に関する。詳細には、本発明は、光ファイバを把
持・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイ
バの押上機構を設けることにより、光ファイバの端末接
続用自動端末処理機における光ファイバへのゴミ再付着
防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、他の光ファイバとの接続等のため
に、光ファイバの端末を処理して保護被覆を皮剥ぎする
光ファイバの端末処理機が開発されている。例えば、特
開平9−26512号公報には、光ファイバ搬送部
(A)、ストリッピング部(B)、クリーニング部
(C)及びカッティング部(D)の各機構要素からなる
機械的制御による手動の光ファイバ接続用端末処理機が
開示されている。
【0003】図3は、このような光ファイバ接続用端末
処理機の基本的な構造を示す模式図である。図4は、従
来法による光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファ
イバの端末をクランプ押上げ方式で処理する操作を説明
する模式図である。図5は、従来法による光ファイバ接
続用端末処理機を用いて光ファイバの端末をクランプの
押上操作なしで処理する操作を説明する模式図である。
図3〜5において、1は他の光ファイバとの接続等のた
めに、端末処理を施す光ファイバ(テープ)、2は光フ
ァイバを把持・固定して各端末処理機構要素に配するフ
ァイバホルダ、3は電気的制御により各作業位置に光フ
ァイバ(ファイバホルダ)を移動させるためのホルダス
テージ、4は光ファイバ(ファイバホルダ)をホルダス
テージに固定させる(ホルダステージと一体化された)
ホルダクランプ、5と6は光ファイバをストリッピング
部(B)、クリーニング部(C)及びカッティング
(D)に配するための下クランプと上クランプ、11、
11’は光ファイバ端末を皮剥ぐためのリムーバ、9は
裸光ファイバ端末部分を一定長さに揃えて所定の位置に
傷を加える加傷刃である。
【0004】このような機構で光ファイバを把持・固定
して電気制御により各作業位置に配するが、通常、光
ファイバの接続・融着の際に、ファイバホルダ2で光フ
ァイバ1を固定し、ファイバホルダ2を移動させて融着
を進める。通常、光ファイバ接続用端末処理機には、光
ファイバの切断後に融着機へのセットを円滑に行えるよ
うにファイバホルダ2を使用する構造となっている。こ
のような光ファイバ接続用端末処理機により光ファイバ
端末を処理する機構を説明すると、以下の通りである。
図4に示されるように、クランプ押上げ方式による場
合、ファイバホルダ2に把持された光ファイバテープ1
を下クランプ5で押上げるが、リムーバ11、11’に
確実に載せるために、ファイバホルダ2の移動中に光フ
ァイバテープ1を押上げる(図4−(イ))。
【0005】次に、光ファイバ被覆外周についているゴ
ミが下クランプ5の上部に付着し、リムーバ11、1
1’で光ファイバ端末を皮剥ぎして所定長が露出した裸
光ファイバにした後、アルコール等で濡らした清掃テー
プでクリーニングし(図示していない)、更に裸光ファ
イバテープ1を上下クランプ6、5により把持・固定し
て加傷刃9で所定の位置に傷を付け、加傷刃とは別部材
の枕部(図6中の12である)を降下させて光ファイバ
1を塑性破壊させることで切断する(4−(ロ))。
その際に、下クランプ5に付着していたゴミが裸光ファ
イバ1先端に再付着する場合がある。そのため、図5に
示すように、下クランプ5を押上げない場合には、光フ
ァイバ1の癖でリムーバ11、11’にうまく乗らない
時があり(図5−(イ))、結局光ファイバ1が変形し
てしまい再度やり直しする必要を生じる(図5−
(ロ))。
【0006】
【発明が醇決しようとする課題】以上の通り、従来の光
ファイバ接続用端末処理機によると、光ファイバの端末
の処理に際して裸光ファイバにゴミが再付着したままカ
ットしてしまうか或いはクランプの押上げをしないと光
ファイバの癖のため、リムーバにのらず光ファイバが変
形して再度やり直ししなければならなくなり、光ファイ
バ端末処理が円滑に行われない問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題につ
いて種々検討した結果、光ファイバ接続用端末処理機に
おいて、光ファイバを把持・固定するファイバホルダの
近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けることによ
り、裸光ファイバにゴミが付着しなくなって光ファイバ
端末の処理が円滑に行えることを見出し、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明は: 多心テープ状光ファイバ及び単心光ファイバの端末
処理を行うため、(A)光ファイバを把持・固定し、ス
トリッピング、クリーニング及びカッティングの各作業
位置に移動させるための電気的制御による機構を持つ光
ファイバ搬送部、(B)光ファイバの被覆材を一定寸法
に剥離除去する機構を持つストリッピング部、(C)該
ストリッピング部で前記光ファイバの被覆材が剥離除去
された光ファイバを清掃する機構を持つクリーニング
部、(D)該クリーニング部で清掃された前記光ファイ
バを一定寸法に揃えて切断する機構を持つカッティング
部の4機構要素を設け、且つ前記ストリッピング部
(B)、クリーニング部(C)及びカッティング
(D)の3工程が、前記光ファイバ搬送部と連動して連
続して一括処理を行う光ファイバ接続用端末処理機にお
いて、光ファイバを把持・固定するクランプの近傍にテ
ープ状光ファイバの押上機構を設けた、光ファイバ接続
用端末処理機を提供する。また、
【0008】 光ファイバの押上機構が、押上アーム
先端に取り付けた光ファイバ押上板の上下運動による点
にも特徴を有する。また、 光ファイバ押上板の位置が、光ファイバを把持・固
定するファイバホルダより手前且つ下方であって、ファ
イバホルダに近傍した位置である点にも特徴を有する。
また、 光ファイバ搬送部(A)、ストリッピング部
(B)、クリーニング部(C)及びカッティング
(D)の作動が電気的制御により連動させて自動化する
点にも特徴を有する。また、 ストリッピング部(B)を構成する光ファイバの被
覆材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下2のスト
リップカッタからなるリムーバで光ファイバの被覆材を
一定長まで剥離した後、光ファイバを把持・固定するフ
ァイバホルダが直線状に後退して、光ファイバの被覆材
を除去する機構である点にも特徴を有する。また、 クリーニング部(C)を構成する清掃する機構が、
放電処理により点にも特徴を有する。また、 カッティング部(D)を構成する光ファイバの切断
機構が、上下に対向する上下クランプからなる光ファイ
バ把持機溝で光ファイバの両端部分を把持した後、光フ
ァイバの所定位置に加傷刃で傷を付け、刃とは別部材を
押し付けて光ファイバを切断し、光ファイバからの突き
出し部分を一定寸法に揃える点にも特徴を有する。
【0009】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。本発明は、基本的に、光ファイバ接続用端末処理
機において、多心テープ状又は単心の光ファイバを把持
・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイバ
の押上機構を設ける点に特徴を有する(クレーム1)。
更に、本発明の押上機構は、押上げアーム先端に取り
けた光ファイバ押上板の上下運動によることが好ましい
(クレーム2)。具体的には、本発明の光ファイバ押上
板の位置が、光ファイバを把持・固定するファイバホル
ダより手前且つ下方であって、ファイバホルダに近接し
た位置であることが望ましい(クレーム3)。この場
合、光ファイバ押上板の位置が下クランプの下方にある
ので、押上板の押上操作が終了して元の位置に戻っても
下クランプに光ファイバの被覆ゴミが付着することがな
い。
【0010】図1は、本発明の光ファイバ接続用端末処
理機の基本約な構造を示す模式図である。図2は、本発
明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファイバの
端末を押上機構により処理する操作を説明する模式図で
ある。図1〜2において、1はテープ状又は単心の光フ
アイバ、2はファイバホルダ、3はファイバホルダを載
せるホルダステージ、4は光ファイバをファイバホルダ
に配し蓋部を載せた後に固定するホルダクランプ(図1
−(ロ)参照)、5は下クランプ、6は上クランプ、1
1、11’はリムーバ(皮剥げ機)、7は光ファイバの
先端を押上げる光ファイバ押上板、8は光ファイバ押上
板を押上げる押上げアーム、9は加傷刃である。
【0011】図2に示されるように、光ファイバ接続用
端末処理機において、ファイバホルダ2に把持された
(テープ状)光ファイバ1を、下クランプ5より手前且
つ下方であって、ファイバホルダ2に近接した位置に光
ファイバ押上板7により上方に押上げてリムーバ11、
11’の上に光ファイバ1の先端を載せる(図2−
(イ))。このようにすることで、下クランプ5の押上
げなくてもすむので被覆についていたゴミが下クランプ
5に付着することがなく、確実にリムーバ11’上に載
せ、上下のリムーバ11、11’で光ファイバ1の先端
部分を一定長まで皮剥いで裸光ファイバとし、更に露出
した光ファイバ1を放電機により放電処理することによ
りクリーンにする(図2−(ロ))。
【0012】次いで、上記クリーン処理した裸光ファイ
バ1の両端を夫々2組の上下クランプ6、5で把持・固
定してその中間を加傷刃9で加傷し、図6に示されるよ
うに、枕部12を降下させ、光ファイバを塑性破壊させ
ることで切断する。この場合、上下クランプ6、5にゴ
ミの付着がないので、裸光ファイバ1はクリーンなまま
切断できる(図2−(ハ))。切断後の光ファイバを顕
微鏡で観察した結果、その先端部分にゴミが付着してい
ないことを確認できた。
【0013】本発明では、このように、光ファイバ押上
げ機構により光ファイバを押上げてリムーバへ載せる工
程(A)と、裸光ファイバの両端を上下クランプによる
把持・固定して切断する工程(B)とを分業化させ、光
ファイバと下クランプとの接触を避けたので、裸光ファ
イバにゴミが付着することがない。
【0014】〔II〕光ファイバ接続用端末処理機の4
機構要素について:次に、本発明の光ファイバ接続用端
末処理機において、光ファイバ搬送部(A)、ストリッ
ピング部(B)、クリーニング部(C)及びカッティン
部(D)の4機構要素について説明する。 (i)光ファイバ搬送部(A):光ファイバを把持・固
定し、ストリッピング(B)、クリーニング(C)及び
カッティング(D)の各作業位置に移動させるための電
気的制御による機構を持ち、(B)〜(D)の各機構要
素の作動に連動して光ファイバを自動的に把持、固定、
移動させるように構成されている(クレーム4)。
【0015】(ii)ストリッピング部(B):光ファ
イバ心線の被覆材を一定寸法に剥離除去する機構を持つ
ストリッピング部(B)が、把持・固定された光ファイ
バを先端部分に上下2枚のストリップカッタが取り付け
られたリムーバにより光ファイバの被覆材を一定長まで
剥離した後、光ファイバを把持・固定していたファイバ
ホルダが直線状に後退して、光ファイバの被覆材を除去
する構成からなる(クレーム5)。上クランプの下側に
硬質ゴム系の摩擦部材を貼り付けても良い。下リムーバ
に内蔵させたヒータにより、予め光ファイバの被覆材を
温めて剥離除去を容易にできる。
【0016】(iii)クリーニング部(C):ストリ
ッピング部(B)で光ファイバの被覆材が剥離除去され
露出された裸光ファイバ付き光ファイバ素線をファイバ
ホルダにより所定の位置まで移動させ、(図示されてい
ない)放電加工機により清掃して光ファイバ素線に付着
していた被覆ゴミを除去する構成からなる(クレーム
6)。
【0017】(iv)カッティング部(D):上下に対
向する上下クランプからなる光ファイバ把持機構で光フ
ァイバの両端部分を把持した後、所定位置に加傷刃で傷
を付け枕部を降下させ、光ファイバを塑性破壊させるこ
とで切断し、光ファイバからの突き出し部分を一定寸法
に揃える構成からなる(クレーム7)。本発明の光ファ
イバ接続用端末処理機の作用を理解するために、光ファ
イバ1の切断機構を図6により説明する。図6は、光フ
ァイバ接続用端末処理機において光ファイバを切断する
機構を説する模式図であり、図6−(イ)はその側面図
であり、図6−(ロ)はその平面図である。
【0018】6において、ファイバホルダ2に把持・
固定された光ファイバ1の先端をリムーバ11、11’
の上に載せ、リムーバ11、11’で挟み込んで皮剥し
た後に、クリーニング部(C)で放電清掃して裸光ファ
イバ先端に付着したゴミを除去し、上下クランプ6、5
で挟み固定し、光ファイバ1に加傷刃9を通して傷を付
ける。その後、枕部12落下直前に加傷刃9を光ファイ
バ1から離れた位置まで後退させたら、枕部12を所定
の位置まで落下して傷部を中心にして光ファイバを塑性
破壊させて光ファイバ1を切断できる。 (v)後処理:上記各機構要素による処理が終了した
ら、剥離された被覆材と切断された光ファイバ素線等を
下方に落下させて回収トレイ(図示されない)に収納す
る。その後、元の操作に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光ファイバ接続用
端末処理機によると、光ファイバを把持・固定するクラ
ンプの近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けるこ
とにより、裸光ファイバにゴミが付着しなくなって光フ
ァイバ端末の処理が円滑に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ接続用端末処理機の基本的
な構造を示す模式図である。
【図2】本発明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて
光ファイバの端末を押上機構により処理する操作を説明
する模式図である。
【図3】光ファイバ接続用端末処理機の基本的な構造を
示す模式図である。
【図4】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ方式で処理する
操作を説明する模式図である。
【図5】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ操作なしで処理
する操作を説明する模式図である。
【図6】光ファイバ接続用端末処理機において光ファイ
バを切断する機構を説明する模式図であり、図6−
(イ)はその面図であり、図6−(ロ)はその平面図
である。
【符号の説明】 1 多心テープ状又は単心の光ファイバ 2 ファイバホルダ 3 ホルダステージ 4 ホルダクランプ 5 下クランプ 6 上クランプ 7 光ファイバ押上板 8 押上げアーム 9 加傷刃 10 蓋部 11、11’ リムーバ(皮剥げ機) 12 枕部 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ファイバ位置決め押上機構付き光ファ
イバ接続用端末処理機
【特許請求の範囲】
求項5】 ストリッピング部(B)を構成する光フ
ァイバの被覆材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下
のストリップカッタからなるリムーバで光ファイバ
の被覆材を一定長まで剥離した後、光ファイバを把持・
固定するファイバホルダが直線状に後退して、光ファイ
バの被覆材を除去する機構であることを特徴とする、請
求項1記載の光ファイバ接続用端末処理機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの端末
接続用自動端末処理機における光ファイバへのゴミ再付
着防止に関する。詳細には、本発明は、光ファイバを把
持・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイ
バの押上機構を設けることにより、光ファイバの端末接
続用自動端末処理機における光ファイバへのゴミ再付着
防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、他の光ファイバとの接続等のため
に、光ファイバの端末を処理して保護被覆を皮剥ぎする
光ファイバの端末処理機が開発されている。例えば、特
開平9−26512号公報には、光ファイバ搬送部
(A)、ストリッピング部(B)、クリーニング部
(C)及びカッティング部(D)の各機構要素からなる
機械的制御による手動の光ファイバ接続用端末処理機が
開示されている。
【0003】図3は、このような光ファイバ接続用端末
処理機の基本的な構造を示す模式図である。図4は、従
来法による光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファ
イバの端末をクランプ押上げ方式で処理する操作を説明
する模式図である。図5は、従来法による光ファイバ接
続用端末処理機を用いて光ファイバの端末をクランプの
押上操作なしで処理する操作を説明する模式図である。
図3〜5において、1は他の光ファイバとの接続等のた
めに、端末処理を施す光ファイバ(テープ)、2は光フ
ァイバを把持・固定して各端末処理機構要素に配するフ
ァイバホルダ、3は電気的制御により各作業位置に光フ
ァイバ(ファイバホルダ)を移動させるためのホルダス
テージ、4は光ファイバ(ファイバホルダ)をホルダス
テージに固定させる(ホルダステージと一体化された)
ホルダクランブ、5と6は光ファイバをストリッピング
部(B)、クリーニング部(C)及びカッティング部
(D)に配するための下クランプと上クランプ、11、
11’は光ファイバ端末を皮剥ぐためのリムーバ、9は
裸光ファイバ端末部分を一定長さに揃えて所定の位置に
傷を加える加傷刃である。
【0004】このような機構で光ファイバを把持・固定
して電気制御により各作業位置に配するが、通常、光
ファイバの接続・融着の際に、ファイバホルダ2で光フ
ァイバ1を固定し、ファイバホルダ2を移動させて融着
を進める。通常、光ファイバ接続用端末処理機、光フ
ァイバの切断後に融着機へのセットを円滑に行えるよう
にファイバホルダ2を使用する構造となっている。この
ような光ファイバ接続用端末処理機により光ファイバ端
末を処理する機構を説明すると、以下の通りである。図
4に示されるように、クランプ押上げ方式による場合、
ファイバホルダ2に把持された光ファイバテープ1を下
クランプ5で押上げるが、リムーバ11、11’に確実
に載せるために、ファイバホルダ2の移動中に光ファイ
バテーブ1を押上げる(図4−(イ))。
【0005】次に、光ファイバ被覆外周についているゴ
ミが下クランプ5の上部に付着し、リムーバ11、1
1’で光ファイバ端末を皮剥ぎして所定長が露出した裸
光ファイバにした後、アルコール等で濡らした清掃テー
プでクリーニングし(図示していない)、更に裸光ファ
イバテープ1を上下クランプ6、5により把持・固定し
て加傷刃9で所定の位置に傷を付け、加傷刃とは別部材
の枕部(図6中の12である)を降下させて光ファイバ
1を塑性破壊させることで切断する(4−(ロ))。
その際に、下クランプ5に付着していたゴミが裸光ファ
イバ1先端に再付着する場合がある。そのため、図5に
示すように、下クランプ5を押上げない場合には、光フ
ァイバ1の癖でリムーバ11、11’にうまく乗らない
時があり(図5−(イ))、結局光ファイバ1が変形し
てしまい再度やり直しする必要を生じる(図5−
(ロ))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、従来の光
ファイバ接続用端末処理機によると、光ファイバの端末
の処理に際して裸光ファイバにゴミが再付着したままカ
ットしてしまうか或いはクランプの押上げをしないと光
ファイバの癖のため、リムーバにのらず光ファイバが変
形して再度やり直ししなければならなくなり、光ファイ
バ端末処理が円滑に行われない問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題につ
いて種々検討した結果、光ファイバ接続用端末処理機に
おいて、光ファイバを把持・固定するファイバホルダの
近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けることによ
り、裸光ファイバにゴミが付着しなくなって光ファイバ
端末の処理が円滑に行えることを見出し、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明は: 多心テープ状光ファイバ及び単心光ファイバの端末
処理を行うため、(A)光ファイバを把持・固定し、ス
トリッピング、クリーニング及びカッティングの各作業
位置に移動させるための電気的制御による機構を持つ光
ファイバ搬送部、(B)光ファイバの被覆材を一定寸法
に剥離除去する機構を持つストリッピング部、(C)該
ストリッピング部で前記光ファイバの被覆材が剥離除去
された光ファイバを清掃する機構を持つクリーニング
部、(D)該クリーニング部で清掃された前記光ファイ
バを一定寸法に揃えて切断する機構を持つカッティング
部の4機構要素を設け、且つ前記ストリッピング部
(B)、クリーニング部(C)及びカッティング部
(D)の3工程が、前記光ファイバ搬送部と連動して連
続して一括処理を行う光ファイバ接続用端末処理機にお
いて、光ファイバを把持・固定するクランプの近傍にテ
ープ状光ファイバの押上機構を設けた、光ファイバ接続
用端末処理機を提供する。また、
【0008】 光ファイバの押上機構が、押上アーム
先端に取り付けた光ファイバ押上板の上下運動による点
にも特徴を有する。また、 光ファイバ押上板の位置が、光ファイバを把持・固
定するファイバホルダより手前且つ下方であって、ファ
イバホルダに近傍した位置である点にも特徴を有する。
また、 光ファイバ搬送部(A)、ストリッピング部
(B)、クリーニング部(C)及びカッティング部
(D)の作動が電気的制御により連動させて自動化する
点にも特徴を有する。また、 ストリッピング部(B)を構成する光ファイバの被
覆材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下2のスト
リップカッタからなるリムーバで光ファイバの被覆材を
一定長まで剥離した後、光ファイバを把持・固定するフ
ァイバホルダが直線状に後退して、光ファイバの被覆材
を除去する機構である点にも特徴を有する。また、 クリーニング部(C)を構成する清掃機構が、放電
処理によ点にも特徴を有する。また、 カッティング部(D)を構成する光ファイバの切断
機構が、上下に対向する上下クランプからなる光ファイ
バ把持機構で光ファイバの両端部分を把持した後、光フ
ァイバの所定位置に加傷刃で傷を付け、刃とは別部材を
押し付けて光ファイバを切断し、光ファイバからの突き
出し部分を一定寸法に揃える点にも特徴を有する。
【0009】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。本発明は、基本的に、光ファイバ接続用端末処理
機において、多心テープ状又は単心の光ファイバを把持
・固定するファイバホルダの近傍にテープ状光ファイバ
の押上機構を設ける点に特徴を有する(クレーム1)。
更に、本発明の押上機構は、押上げアーム先端に取り
けた光ファイバ押上板の上下運動によることが好ましい
(クレーム2)。具体的には、本発明の光ファイバ押上
板の位置が、光ファイバを把持・固定するファイバホル
ダより手前且つ下方であって、ファイバホルダに近接し
た位置であることが望ましい(クレーム3)。この場
合、光ファイバ押上板の位置が下クランプの下方にある
ので、押上板の押上操作が終了して元の位置に戻っても
下クランプに光ファイバの被覆ゴミが付着することがな
い。
【0010】図1は、本発明の光ファイバ接続用端末処
理機の基本な構造を示す模式図である。図2は、本発
明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて光ファイバの
端末を押上機構により処理する操作を説明する模式図で
ある。図1〜2において、1はテープ状又は単心の光フ
アイバ、2はファイバホルダ、3はファイバホルダを載
せるホルダステージ、4は光ファイバをファイバホルダ
に配し蓋部を載せた後に固定するホルダクランプ(図1
−(ロ)参照)、5は下クランプ、6は上クランプ、1
1、11’はリムーバ(皮剥げ機)、7は光ファイバの
先端を押上げる光ファイバ押上板、8は光ファイバ押上
板を押上げる押上げアーム、9は加傷刃である。
【0011】図2に示されるように、光ファイバ接続用
端末処理機において、ファイバホルダ2に把持された
(テープ状)光ファイバ1を、下クランプ5より手前且
つ下方であって、ファイバホルダ2に近接した位置に光
ファイバ押上板7により上方に押上げてリムーバ11、
11’の上に光ファイバ1の先端を載せる(図2−
(イ))。このようにすることで、下クランプ5の押上
げなくてもすむので被覆についていたゴミが下クランプ
5に付着することがなく、確実にリムーバ11’上に載
せ、上下のリムーバ11、11’で光ファイバ1の先端
部分を一定長まで皮剥いで裸光ファイバとし、更に露出
した光ファイバ1を放電機により放電処理することによ
りクリーンにする(図2−(ロ))。
【0012】次いで、上記クリーン処理した裸光ファイ
バ1の両端を夫々2組の上下クランプ6、5で把持・固
定してその中間を加傷刃9で加傷し、図6に示されるよ
うに、枕部12を降下させ、光ファイバを塑性破壊させ
ることで切断する。この場合、上下クランプ6、5にゴ
ミの付着がないので、裸光ファイバ1はクリーンなまま
切断できる(図2−(ハ))。切断後の光ファイバを顕
微鏡で観察した結果、その先端部分にゴミが付着してい
ないことを確認できた。
【0013】本発明では、このように、光ファイバ押上
げ機構により光ファイバを押上げてリムーバへ載せる工
程(A)と、裸光ファイバの両端を上下クランプによる
把持・固定して切断する工程(B)とを分業化させ、光
ファイバと下クランプとの接触を避けたので、裸光ファ
イバにゴミが付着することがない。
【0014】〔II〕光ファイバ接続用端末処理機の4
機構要素について:次に、本発明の光ファイバ接続用端
末処理機において、光ファイバ搬送部(A)、ストリッ
ピング部(B)、クリーニング部(C)及びカッティン
グ部(D)の4機構要素について説明する。 (i)光ファイバ搬送部(A):光ファイバを把持・固
定し、ストリッピング(B)、クリーニング(C)及び
カッティング(D)の各作業位置に移動させるための電
気的制御による機構を持ち、(B)〜(D)の各機構要
素の作動に連動して光ファイバを自動的に把持、固定、
移動させるように構成されている(クレーム4)。
【0015】(ii)ストリッピング部(B):光ファ
イバ心線の被覆材を一定寸法に剥離除去する機構を持つ
ストリッピング部(B)が、把持・固定された光ファイ
バを先端部分に上下2枚のストリップカッタが取り付け
られたリムーバにより光ファイバの被覆材を一定長まで
剥離した後、光ファイバを把持・固定していたファイバ
ホルダが直線状に後退して、光ファイバの被覆材を除去
する構成からなる(クレーム5)。上クランプの下側に
硬質ゴム系の摩擦部材を貼り付けても良い。下リムーバ
に内蔵させたヒータにより、予め光ファイバの被覆材を
温めて剥離除去を容易にできる。
【0016】(iii)クリーニング部(C):ストリ
ッピング部(B)で光ファイバの被覆材が剥離除去され
露出された裸光ファイバ付き光ファイバ素線をファイバ
ホルダにより所定の位置まで移動させ、(図示されてい
ない)放電により清掃して光ファイバ素線に付着して
いた被覆ゴミを除去する構成からなる(クレーム6)。
【0017】(iv)カッティング部(D):上下に対
向する上下クランプからなる光ファイバ把持機構で光フ
ァイバの両端部分を把持した後、所定位置に加傷刃で傷
を付け枕部を降下させ、光ファイバを塑性破壊させるこ
とで切断し、光ファイバからの突き出し部分を一定寸法
に揃える構成からなる(クレーム7)。本発明の光ファ
イバ接続用端末処理機の作用を理解するために、光ファ
イバ1の切断機構を図6により説明する。図6は、光フ
ァイバ接続用端末処理機において光ファイバを切断する
機構を説する模式図であり、図6−(イ)はその側面図
であり、図6−(ロ)はその平面図である。
【0018】6において、ファイバホルダ2に把持・
固定された光ファイバ1の先端をリムーバ11,11’
の上に載せ、リムーバ11、11’で挟み込んで皮剥し
た後に、クリーニング部(C)で放電清掃して裸光ファ
イバ先端に付着したゴミを除去し、上下クランプ6、5
で挟み固定し、光ファイバ1に加傷刃9を通して傷を付
ける。その後、枕部12落下直前に加傷刃9を光ファイ
バ1から離れた位置まで後退させたら、枕部12を所定
の位置まで落下して傷部を中心にして光ファイバを塑性
破壊させて光ファイバ1を切断できる。 (v)後処理:上記各機構要素による処理が終了した
ら、剥離された被覆材と切断された光ファイバ素線等を
下方に落下させて回収トレイ(図示されない)に収納す
る。その後、元の操作に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光ファイバ接続用
端末処理機によると、光ファイバを把持・固定するクラ
ンプの近傍にテープ状光ファイバの押上機構を設けるこ
とにより、裸光ファイバにゴミが付着しなくなって光フ
ァイバ端末の処理が円滑に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ接続用端末処理機の基本的
な構造を示す模式図である。
【図2】本発明の光ファイバ接続用端末処理機を用いて
光ファイバの端末を押上機構により処理する操作を説明
する模式図である。
【図3】光ファイバ接続用端末処理機の基本的な構造を
示す模式図である。
【図4】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ方式で処理する
操作を説明する模式図である。
【図5】従来法による光ファイバ接続用端末処理機を用
いて光ファイバの端末をクランプ押上げ操作なしで処理
する操作を説明する模式図である。
【図6】光ファイバ接続用端末処理機において光ファイ
バを切断する機構を説明する模式図であり、図6−
(イ)はその面図であり、図6−(ロ)はその平面図
である。
【符号の説明】 1 多心テープ状又は単心の光ファイバ 2 ファイバホルダ 3 ホルダステージ 4 ホルダクランブ 5 下クランプ 6 上クランプ 7 光ファイバ押上板 8 押上げアーム 9 加傷刃 10 蓋部 11、11’ リムーバ(皮剥げ機) 12 枕部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 多心テープ状光ファイバ及び単心光ファ
    イバの端末処理を行うため、(A) 光ファイバを把持・固
    定し、ストリッピング、クリーニング及びカッテングの
    各作業位置に移動させるための電気的制御による機構を
    持つ光ファイバ搬送部、(B) 光ファイバの被覆材を一定
    寸法に剥離除去する機構を持つストリッピング部、(C)
    該ストリッピング部で前記光ファイバの被覆材が剥離除
    去された光ファイバを清掃する機構を持つクリーニング
    部、(D) 該クリーニング部で清掃された前記光ファイバ
    を一定寸法に揃えて切断する機構を持つカッテング部の
    4機構要素を設け、且つ前記ストリッピング部(B) 、ク
    リーニング部(C) 及びカッテング部(D) の3工程が、前
    記光ファイバ搬送部と連動して連続して一括処理を行う
    光ファイバ接続用端末処理機において、 光ファイバを把持・固定するクランプの近傍にテープ状
    光ファイバの押上機構を設けたことを特徴とする、光フ
    ァイバ接続用端末処理機。 【請求項2】 光ファイバの押上機構が、押上アーム先
    端に取り付けた光ファイバ押上板の上下運動によること
    を特徴とする、請求項1記載の光ファイバ接続用端末処
    理機。 【請求項3】 光ファイバ押上板の位置が、光ファイバ
    を把持・固定するファイバホルダより手前且つ下方であ
    って、ファイバホルダに近傍した位置であることを特徴
    とする、請求項2記載の光ファイバ接続用端末処理機。 【請求項4】 光ファイバ搬送部(A) 、ストリッピング
    部(B) 、クリーニング部(C) 及びカッテング部(D) の作
    動が電気的制御により連動させて自動化することを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ接
    続用端末処理機。 【藷求項5】 ストリッピング部(B) を構成する光ファ
    イバの被覆材を一定寸法に剥離除去する機構が、上下2
    紋のストリップカッタからなるリムーバで光ファイバの
    被覆材を一定長まで剥離した後、光ファイバを把持・固
    定するファイバホルダが直線状に後退して、光ファイバ
    の被覆材を除去する機構であることを特徴とする、請求
    項1記載の光ファイバ接続用端末処理機。 【請求項6】 クリーニング部(C) を構成する清掃する
    機構が、放電処理により行うことを特赦とする、請求項
    1記載の光ファイバ接続用端末処理機。 【請求項7】 カッテング部(D) を構成する光ファイバ
    の切新機構が、上下に対向する上下クランプからなる光
    ファイバ把持機溝で光ファイバの両端部分を把持した
    後、光ファイバの所定位置に加傷刃で傷を付け、刃とは
    別部材を押し付けて光ファイバを切新し、光ファイバか
    らの突き出し部分を一定寸法に揃えることを特徴とす
    る、藷求項1記載の光ファイバ接続用端末処理機。
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