JPH11118307A - 製氷装置の排水機構 - Google Patents

製氷装置の排水機構

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JPH11118307A
JPH11118307A JP9286801A JP28680197A JPH11118307A JP H11118307 A JPH11118307 A JP H11118307A JP 9286801 A JP9286801 A JP 9286801A JP 28680197 A JP28680197 A JP 28680197A JP H11118307 A JPH11118307 A JP H11118307A
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drain
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Shinichi Kaga
進一 加賀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製氷機構と氷ストッカの各排水部間に隙間を
なくしゴミ等の侵入を防ぎつつ製氷装置内部を衛生的に
保持可能とし、各排水部間の接続を容易にし、メンテナ
ンスを簡単化することが可能の排水機構の提供。 【解決手段】 排水接続管24をドレンパン11の上方
から第1挿通孔に挿通し、雄ねじ部を筒状部21の雌ね
じ部22に螺合しつつ第2挿通孔20内に挿通し、フラ
ンジ部23の下面がパッキン25を介して第1挿通孔1
8の水平部19に圧接され、且つ孔20と管24とを螺
合密着させる。これにより、パン11の孔18と管24
及び孔20と管24とは隙間なく密着されゴミ等の侵入
を排除しつつ製氷装置1の内部が衛生的に保持される。
また管24を製氷ユニット3内でドレンパン11の上方
から孔18、20内に挿通して製氷ユニット3と氷スト
ッカ2との排水接続が行われるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下方に氷ストッ
カ、上方に製氷機構が設けられた製氷ユニットを備えた
製氷装置にて、製氷機構から発生する排水を氷ストッカ
から外部に排水するに際して、製氷機構の排水部と氷ス
トッカの排水部とを接続する排水機構に関し、特に、製
氷機構の排水部と氷ストッカの排水部との間に隙間が発
生することを防止して内部へのゴミ等の侵入を排除可能
であるとともに、各排水部間の接続を容易に行うことを
可能としてメンテナンスを簡単にすることが可能な排水
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、下方に氷ストッカ、上方に製
氷機構が設けられた製氷ユニットを備えた製氷装置にお
いて、製氷機構で発生するドレン排水を製氷装置の外部
に排水するにつき各種の排水機構が提案されている。こ
の種の製氷装置では、排水機構を製氷装置の外側に配設
すると製氷装置を厨房等において壁に密着させて設置で
きなくなることから、その排水機構は、製氷機構からの
ドレン排水を氷ストッカの内部に案内するとともに、氷
ストッカの底部から下方に排水する構造を有するのが一
般的である。ここで、従来の排水機構について、図4及
び図5に基づき説明する。図4は従来の製氷装置を模式
的に示す側断面図、図5は従来の排水機構の要部を示す
模式拡大断面図である。
【0003】図4において、製氷装置100は下方に氷
ストッカ101を有し、氷ストッカ101の上には製氷
ユニット102が載置されている。製氷ユニット102
内には、所謂、公知のオーガ式製氷機構103が設けら
れており、この製氷機構103は製氷した氷を順次下方
の氷ストッカ101にスタックしていくタイプの製氷機
構である。オーガ式製氷機構103の下方にはドレン排
水を受けるドレンパン104が一体に設けられている。
また、製氷ユニット102の底部には、シャーシ105
が配置され、更に、シャーシ105の下には樹脂板10
6が配置されている。かかるシャーシ105、樹脂板1
06には、ドレンパン104の排水部104Aに対応し
て、排水孔107が設けられている。このとき、樹脂板
106は、氷ストッカ101の上板となる。
【0004】また、氷ストッカ101内には、排水接続
管108を介してドレンパン104の排水部104Aに
接続されビニルホース等からなる排水管109が配設さ
れている。排水管109の下端は、氷ストッカ101の
底部に形成された管挿通孔110に挿通されており、従
って、オーガ式製氷機構103から発生したドレン排水
は、ドレンパン104に受けられた後、排水部104
A、排水接続管108、排水管109を介して氷ストッ
カ101の下方に排水される。尚、氷ストッカ101の
底部には脚部材111が設けられている。
【0005】次に、前記排水機構の詳細な構造について
図5に基づき説明する。図5において、ドレンパン10
4の排水部104Aには接続部104Bが垂下されてお
り、この接続部104Bの内壁には雌ネジ部が形成され
ている。また、排水接続管108の上端部には、接続部
104Bのネジ部に螺着される雄ネジ部が形成されてお
り、排水接続管108の下端部は、排水管109の上端
部に接続されている。前記排水機構を組み立てるには、
先ず、氷ストッカ101の上に製氷ユニット101を載
置する。この後、氷ストッカ101の内部側から排水接
続管108を接続部104Bにネジ着し、更に、排水接
続管108の下端部に排水管109の上端部を接続す
る。これにより、排水機構が組み立てられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記排
水機構においては、ドレンパン103が一体化されたオ
ーガ式製氷機構104をシャーシ105上に設置する
際、ドレンパン104の接続部104Bをシャーシ10
5、樹脂板106に形成された排水溝107内に容易に
挿嵌可能となるように、ドレンパン104の接続部10
4Bの外周壁面とシャーシ105及び樹脂板106に形
成された排水孔107の内周壁面との間には、図5に示
すように、ある程度の隙間Aが設けられているのが一般
的である。このような隙間Aが存在すると、ゴミ、虫等
が隙間Aから侵入する虞があり、この結果、不衛生にな
るという問題がある。
【0007】また、ドレンパン104の接続部104B
への排水接続管108の接続作業は、氷ストッカ101
の内部にて下側から行う必要がある。かかる接続作業は
煩雑なものであり、容易に行うことが困難である。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、製氷機構の排水部と氷ストッカ
の排水部との間に隙間が発生することを防止してゴミ等
の侵入を排除しつつ製氷装置内部を衛生的に保持可能で
あるとともに、各排水部間の接続を容易に行うことを可
能としてメンテナンスを簡単にすることが可能な排水機
構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る製氷装置の排水機構は、氷ストッカと、
氷ストッカの上部に配設され製氷機構が設けられた製氷
ユニットとを有する製氷装置において、前記製氷ユニッ
トの底部に配置され、製氷機構から発生する排水を受け
るとともに、周囲に水平部が形成された第1挿通孔を有
するドレンパンと、前記製氷ユニットと氷ストッカとを
区画し、前記第1挿通孔に対応して第2挿通孔が形成さ
れるとともに、第2挿通孔の周囲に立設され内壁にネジ
部を有する筒状部が設けられた区画板と、前記ドレンパ
ンの上方から第1挿通孔に挿通されるとともに、前記筒
状部のネジ部に螺合されつつ第2挿通孔内に挿通され、
前記第1挿通孔の水平部にパッキン部材を介して圧接さ
れるフランジ部が上端部に形成された排水接続管とを備
えたことを特徴とする。
【0010】前記製氷装置において排水機構を組み立て
るには、氷ストッカの上に製氷ユニットを載置する。こ
の後、製氷ユニット内でドレンパンの上方から排水接続
管をドレンパンの第1挿通孔するとともに、区画板の筒
状部の内壁に形成されたネジ部に螺合しつつ第2挿通孔
に挿通する。このとき、排水接続管の上端部に形成され
たフランジ部は、パッキン部材を介して第1挿通孔の周
囲に形成された水平部に圧接される。これにより、接続
管のフランジ部とドレンパンにおける第1挿通孔の水平
部とは、パッキン部材を介して良好な気密性が保たれる
こととなり、従って、排水接続管とドレンパンの第1挿
通孔との間に隙間が発生することを防止してゴミ等の侵
入を排除しつつ製氷装置内部を衛生的に保持することが
可能となる。また、排水接続管は、製氷ユニット内でド
レンパンの上方から第1挿通孔、第2挿通孔内に挿通す
ればよく、これより製氷ユニットと氷ストッカとの排水
接続を容易に行うことが可能となり、また、製氷装置の
メンテナンスを簡単にすることが可能となる。
【0011】また、請求項2に係る製氷装置の排水機構
は、請求項1の排水機構において、前記ドレンパンと区
画板との間に配置されたシャーシと、前記製氷機構をシ
ャーシ上でスライド可能に支持するブラケットと、シャ
ーシ上に形成されブラケットを一方向から係止する係止
部とを備え、前記製氷機構とドレンパンとを一体化し、
前記排水接続管を取り除いた状態でブラケットを前記一
方向とは逆方向にスライドさせることにより製氷機構及
びドレンパンはブラケットと共にシャーシ上をスライド
されることを特徴とする。
【0012】請求項2の排水機構では、製氷機構とドレ
ンパンとをシャーシ上に取り付ける場合、製氷機構を支
持するブラケットをシャーシ上で一方向にスライドし、
ブラケットをシャーシ上に形成された係止部に係止す
る。また、製氷機構とドレンパンとをシャーシから取り
外す場合、排水接続管を取り除いた状態でブラケットを
一方向とは逆の方向にスライドする。このように、製氷
機構と共にドレンパンをシャーシ上でスライドさせるだ
けで、ドレンパンを取り外すことが可能となり、従っ
て、ドレンパン等のメンテナンスを簡単に行うことが可
能となるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る製氷装置の排
水機構について、本発明を具体化した実施形態に基づき
図面を参照しつつ説明する。先ず、氷ストッカの上部に
製氷ユニットを配設した製氷装置の概略構成について図
1に基づき説明する。図1は製氷機構及び排水機構の概
略構成を示す側断面図である。尚、本実施形態に係る製
氷装置は、前記従来の製氷装置と同様の構成を有してお
り、従って、図1ではその要部のみを示す。
【0014】図1において、製氷装置1は下方に氷スト
ッカ2を有し、氷ストッカ2の上には製氷ユニット3が
載置されている。製氷ユニット3内には、所謂、オーガ
式製氷機構4が配置されおり、この製氷機構4は製氷し
た氷を順次下方の氷ストッカ2にスタックしていくタイ
プの製氷機構である。ここに、オーガ式製氷機構4は、
駆動モータ5と減速装置6とを一体に構成してなるギャ
ードモータ7、及び、冷凍ケーシング8とから構成され
ている。駆動モータ5及び冷凍ケーシング8は、共にボ
ルト9を介して減速装置6の下面に配置された第1ブラ
ケット10に固定されている。第1ブラケット10は、
ギャードモータ7が水に浸漬されないようにし、また、
ギャードモータ7をドレンパン11(後述する)に直接
ネジ止めした場合に水漏れを防止するにつき必要とされ
る。尚、オーガ式製氷機構4の構成については公知であ
るので、ここではその説明を省略する。
【0015】オーガ式製氷機構4(第1ブラケット1
0)の下方にはドレン排水を受けるドレンパン11が配
置されている。ドレンパン11は、オーガ式製氷機構4
から発生するドレン排水を受ける作用を行い、かかるド
レン排水は後述する排水機構Kを介して製氷機1の外部
に排水される。また、ドレンパン11の下方には第2ブ
ラケット12が配置されている。第2ブラケット12
は、後述するように、その一端12Aがシャーシ13に
形成された係止部14に係止され、その他端12Bが固
定ネジ16を介してシャーシ13に固定されている。
尚、第1ブラケット10、ドレンパン11及び第2ブラ
ケット12は、相互にスポット溶接され一体化されてい
る。
【0016】また、製氷ユニット3の底部には、シャー
シ13が配置されている。シャーシ13は、金属板の下
面にABS樹脂加工を施してなる。シャーシ13には、
第2ブラケット12の一端を係止する係止部14が形成
されており、また、第2ブラケット12の他端をネジ固
定するためのネジ穴15が形成されている。ここに、係
止部14は、図2に示すように、シャーシ13の上面に
て係止溝14Aが形成されるように切り起こされてな
り、第2ブラケット12の一端12Aが係止される。ま
た、ネジ穴15には、固定ネジ16が螺着されて第2ブ
ラケット12の他端12Bがネジ固定されるものであ
る。更に、シャーシ13の下には、製氷ユニット3と氷
ストッカ2とを区画する樹脂製の区画板17が配置され
ている。
【0017】次に、前記製氷ユニット3と氷ストッカ2
とに渡って形成される排水機構Kの構成について図1、
図3に基づき説明する。図3は排水機構Kを拡大して示
す側断面図である。
【0018】図1、図3において、ドレンパン11の端
部位置(左端位置)には第1挿通孔18が形成されてお
り、また、この第1挿通孔18の周囲には水平部19が
形成されている。尚、ドレンパン11の下面は、その全
体に渡って断熱材Dにより被覆されている。ここに、ド
レンパン11の上面にはオーガ式製氷機構4が配置され
てその下面に比して温度が低く、従って、ドレンパン1
1の下面には結露が発生し易いことから、かかる結露の
発生を防止するためドレンパン11の下面は断熱材Dに
より被覆されるものである。
【0019】また、区画板17において、第1挿通孔1
8に対応して第2挿通孔20が形成されており、かかる
第2挿通孔20の周囲には筒状部21が設けられてい
る。筒状部21の内壁には、雌ネジ部22が形成されて
いる。更に、前記各第1挿通孔18、第2挿通孔20に
は、上端にフランジ部23が形成された排水接続管24
が挿通されている。かかる排水接続管24の外周壁面に
は、筒状部21の雌ネジ部22に螺合する雄ネジ部(図
示せず)が形成されており、これより排水接続管24
は、ドレンパン11の上方から第1挿通孔18に挿通さ
れるとともに、雄ネジ部が筒状部21の雌ネジ部22に
螺合されつつ第2挿通孔20内に挿通される。このと
き、フランジ部23の下面は、パッキン部材25を介し
て第1挿通孔18の水平部19に圧接され、また、接続
排水管24と第2挿通孔20とは、その雄ネジ部と雌ネ
ジ部22とが螺合されて、相互に密着される。これによ
り、ドレンパン11の第1挿通孔18と排水接続管24
とは隙間なく密着されるとともに、第2挿通孔20と接
続排水管24とは螺合されて密着され、従って、排水接
続管24とドレンパン11の第1挿通孔18との間、及
び、排水接続管24と第2挿通孔20との間に隙間が発
生することを防止してゴミ等の侵入を排除しつつ製氷装
置1の内部を衛生的に保持することが可能となる。
【0020】前記排水接続管24の下端には、氷ストッ
カ2内に配設された排水管26(ビニルホースからな
る)に接続されている。排水管26の下端は、従来の場
合と同様、ストッカ2の底壁から下方に延出されてい
る。従って、オーガ式製氷機構4を駆動した際に発生す
るドレン排水は、先ず、ドレンパン11上に受けられて
集水されるとともに、排水接続管24から排水管26を
経てストッカ2の底壁の下方に排水されるものである。
【0021】次に、前記排水機構Kを組み立てる組立方
法について説明する。排水機構Kを組み立てるには、先
ず、製氷ユニット3内で、第1ブラケット10、ドレン
パン11及び第2ブラケット12が一体に構成されたオ
ーガ式製氷機構4をシャーシ13の上面で一方向(図1
中、左方向)にスライドさせ、第2ブラケット12の一
端12Aをシャーシ13上の係止部14の係止溝14A
内に係止する。これにより、オーガ式製氷機構4はシャ
ーシ13上で位置決めされる。このように、オーガ式製
氷機構4は、シャーシ13上をスライドさせて第2ブラ
ケット12の一端12Aを係止部14に係止するのみで
簡単に位置決めすることができる。この後、シャーシ1
3のネジ穴15に固定ネジ16を締結し、第2ブラケッ
ト12の他端12Bを固定する。これにより、オーガ式
製氷機構4は、シャーシ13上で位置決め固定されるも
のである。この状態においては、排水接続管24は、ま
だ第1挿通孔18、第2挿通孔20に挿通されていな
い。
【0022】次に、氷ストッカ2の上に製氷ユニット3
を載置する。このとき、前記のように排水接続管24
は、まだ第1挿通孔18、第2挿通孔20に挿通されて
いないので、製氷ユニット3の底面(区画板17の底
面)は、フラットな状態であり、氷ストッカ2上にスム
ーズに設置することができ、また、製氷ユニット3を床
面に置くことが可能であるから、その運搬上便利であ
る。この後、ドレンパン11の上方から排水接続管24
を第1挿通孔18に挿通するとともに、雄ネジ部を筒状
部21の雌ネジ部22に螺合しつつ第2挿通孔20内に
挿通する。このとき、フランジ部23の下面は、パッキ
ン部材25を介して第1挿通孔18の水平部19に圧接
されるとともに、第2挿通孔20と接続排水管24とは
螺合されて密着される。更に、排水接続管24の下端に
排水管26を接続することにより、排水機構Kの組立が
終了する。
【0023】また、オーガ式製氷機構4等のメンテナン
スを行う場合には、排水接続管24と排水管26との接
続を解除した後、排水接続管24をドレンパン11の上
方へ取り外す。この後、シャーシ13のネジ穴15から
固定ネジ16を取り外して第2ブラケット12の他端1
2Bをリリースすることにより、オーガ式製氷機構4
は、第1ブラケット10、ドレンパン11、第2ブラケ
ット12と共にシャーシ13上をスライド可能となる。
従って、第2ブラケット12の一端12Aを係止部14
からリリースするように、オーガ式製氷機構4を前記一
方向とは逆の方向(図1中、右方向)にシャーシ13上
でスライドさせることにより、オーガ式製氷機構4を取
り外すことができる。このように、オーガ式製氷機構4
の取り外しを簡単に行うことができ、これよりメンテナ
ンスを容易に行うことができる。
【0024】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
製氷装置1の排水機構Kでは、排水接続管24は、ドレ
ンパン11の上方から第1挿通孔18に挿通されるとと
もに、雄ネジ部が筒状部21の雌ネジ部22に螺合され
つつ第2挿通孔20内に挿通され、このとき、フランジ
部23の下面は、パッキン部材25を介して第1挿通孔
18の水平部19に圧接されるので、ドレンパン11の
第1挿通孔18と排水接続管24とは隙間なく密着さ
れ、また、第2挿通孔20と接続排水管24とは螺合さ
れて密着され、従って、排水接続管24とドレンパン1
1の第1挿通孔18との間、及び、排水接続管24と第
2挿通孔20との間に隙間が発生することを防止してゴ
ミ等の侵入を排除しつつ製氷装置1の内部を衛生的に保
持することができる。
【0025】また、排水接続管24は、製氷ユニット3
内でドレンパン11の上方から第1挿通孔18、第2挿
通孔20内に挿通すればよく、これより製氷ユニット3
と氷ストッカ2との排水接続を容易に行うことができ、
また、製氷装置1のメンテナンスを簡単に行うことがで
きる。
【0026】更に、製氷機構Kとドレンパン11とをシ
ャーシ13上に取り付ける場合、製氷機構Kを支持する
第2ブラケット12はシャーシ13上で一方向にスライ
ドされ、第2ブラケットをシャーシ13上に形成された
係止部14に係止した後固定ネジ16を介してシャーシ
13に固定され、また、製氷機構Kとドレンパン11と
をシャーシ13から取り外す場合、排水接続管24を取
り除いた状態で第2ブラケット12が一方向とは逆の方
向にスライドされる。このように、製氷機構Kと共にド
レンパン11をシャーシ13上でスライドさせるだけ
で、ドレンパン11を取り外すことができ、従って、ド
レンパン11等の設置、メンテナンスを簡単に行うこと
ができる。
【0027】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係る製氷装
置の排水機構では、その組み立てられた状態で排水接続
管の上端部に形成されたフランジ部は、パッキン部材を
介して第1挿通孔の周囲に形成された水平部に圧接され
ており、これより、接続管のフランジ部とドレンパンに
おける第1挿通孔の水平部とは、パッキン部材を介して
良好な気密性が保たれることとなる。従って、排水接続
管とドレンパンの第1挿通孔との間に隙間が発生するこ
とを防止してゴミ等の侵入を排除しつつ製氷装置内部を
衛生的に保持することが可能となる。また、排水接続管
は、製氷ユニット内でドレンパンの上方から第1挿通
孔、第2挿通孔内に挿通すればよく、これより製氷ユニ
ットと氷ストッカとの排水接続を容易に行うことが可能
となり、また、製氷装置のメンテナンスを簡単にするこ
とが可能となる。
【0029】また、請求項2に係る製氷装置の排水機構
では、製氷機構とドレンパンとをシャーシ上に取り付け
る場合、製氷機構を支持するブラケットがシャーシ上で
一方向にスライドされてブラケットがシャーシ上に形成
された係止部に係止され、また、製氷機構とドレンパン
とをシャーシから取り外す場合、排水接続管を取り除い
た状態でブラケットが一方向とは逆の方向にスライドさ
れる。このように、製氷機構と共にドレンパンをシャー
シ上でスライドさせるだけで、ドレンパンをシャーシ上
に設置し、また、シャーシから取り外すことが可能とな
り、従って、ドレンパン等のメンテナンスを簡単に行う
ことが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 製氷機構及び排水機構の概略構成を示す側断
面図である。
【図2】 第2ブラケットの一端が係止部に係止された
状態を示す部分斜視図である。
【図3】 排水機構を拡大して示す側断面図である。
【図4】 従来の製氷装置を模式的に示す側断面図であ
る。
【図5】 従来の排水機構の要部を示す模式拡大断面図
である。
【符号の説明】
1・・・製氷装置、2・・・氷ストッカ、3・・・製氷
ユニット、4・・・オーガ式製氷機構、10・・・第1
ブラケット、11・・・ドレンパン、12・・・第2ブ
ラケット、12A・・・第2ブラケットの一端、13・
・・シャーシ、14・・・係止部、17・・・区画板、
18・・・第1挿通孔、19・・・水平部、20・・・
第2挿通孔、21・・・筒状部、22・・・雌ネジ部、
23・・・フランジ、24・・・排水接続管、25・・
・パッキン部材、26・・・排水管、K・・・排水機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷ストッカと、氷ストッカの上部に配設
    され製氷機構が設けられた製氷ユニットとを有する製氷
    装置において、 前記製氷ユニットの底部に配置され、製氷機構から発生
    する排水を受けるとともに、周囲に水平部が形成された
    第1挿通孔を有するドレンパンと、 前記製氷ユニットと氷ストッカとを区画し、前記第1挿
    通孔に対応して第2挿通孔が形成されるとともに、第2
    挿通孔の周囲に立設され内壁にネジ部を有する筒状部が
    設けられた区画板と、 前記ドレンパンの上方から第1挿通孔に挿通されるとと
    もに、前記筒状部のネジ部に螺合されつつ第2挿通孔内
    に挿通され、前記第1挿通孔の水平部にパッキン部材を
    介して圧接されるフランジ部が上端部に形成された排水
    接続管とを備えたことを特徴とする製氷装置の排水機
    構。
  2. 【請求項2】 前記ドレンパンと区画板との間に配置さ
    れたシャーシと、前記製氷機構をシャーシ上でスライド
    可能に支持するブラケットと、シャーシ上に形成されブ
    ラケットを一方向から係止する係止部とを備え、前記製
    氷機構とドレンパンとを一体化し、前記排水接続管を取
    り除いた状態でブラケットを前記一方向とは逆方向にス
    ライドさせることにより製氷機構及びドレンパンはブラ
    ケットと共にシャーシ上をスライドされることを特徴と
    する請求項1記載の製氷装置の排水機構。
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WO2010021175A1 (ja) * 2008-08-19 2010-02-25 ホシザキ電機株式会社 オーガ式製氷機
JP2014029261A (ja) * 2012-07-14 2014-02-13 Manitowoc Foodservice Co Inc 外部の汚染物質から製氷機のフードゾーンをシーリングするための方法及び装置

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