JPH11118228A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH11118228A
JPH11118228A JP9285340A JP28534097A JPH11118228A JP H11118228 A JPH11118228 A JP H11118228A JP 9285340 A JP9285340 A JP 9285340A JP 28534097 A JP28534097 A JP 28534097A JP H11118228 A JPH11118228 A JP H11118228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機の運転容量と室外機容量をできるだけ
接近させ、エネルギー効率が良く、安定した運転をする
経済的で、使い勝手の良い空気調和システムを得ること
を目的とする。 【解決手段】 室外機と、この室外機に接続され、当該
室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモ
コンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複
数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を備
え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求し
た各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この算出
手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内機
の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する
判断手段と、この判断結果に基づいて、前記各室内機の
容量合計が前記室外機容量以内時、前記運転要求した各
室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制
御する制御指令手段と、を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外機に接続さ
れ、当該室外機容量よりもその容量合計が大きい複数の
室内機において、この接続された室内機の運転容量合計
が室外機容量以内に入るようにした空気調和システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の室外機に対して複数の室内機が接
続される空気調和システムでは、室外機容量に対する各
室内機の実運転容量合計が実際には充分に小さいにも関
らず、図13に示すように、室外機容量を、室内機が全
て運転されても良いように設計していた、即ち、室外機
容量と各室内機の合計容量とが等しくなるように設して
いた。このような考え方に基づいているため、特に、そ
の店舗の改装時等に、室内機の台数(容量)を増加させ
ることが必要となった時には、その増加室内機の台数
(容量)の合計負荷(合計必要容量)に合った室外機を
更に追加設置していた。
【0003】次に、これらの具体的例を図13を用いて
説明する。なお、この図は店舗併用住宅の構成図であ
り、この図の四角枠内の数字は各室内の必要空調負荷
(容量)を示す。この図からも解るように、人が仕事す
る場である店舗部は昼間だけ人がいるため、昼間だけ空
調を行い、夜間は空調をしない。また逆に、人の休息の
場である住居部は、昼間あまり空調をせずに、夜間時に
空調を行うのが一般的である。従って、このような店舗
併用住宅等における空調負荷の推移は図14に示したよ
うになる。この図に示すように、どの時間帯でも空調負
荷の容量合計は5以下になっているのにも関らず、図1
3に示したように、各室内機容量に対応した室外機容量
をそれぞれ選定し、4の容量のものと5の容量の室外機
を1台づつ、計2台を設置したり、或は、単純に室内機
容量を合算し、その合算容量の9に対応した室外機の容
量を選定して設置し、運転していた。なお、図中の室外
機1の四角内の数字は室外機の容量を示し、また室内機
2の四角内の数字は、室内機の容量を示す。また、室外
機1と室内機2とを結ぶ線は冷媒回路の接続関係を示
す。なお、これらの数字および線の意味は他の図におい
ても同様である。
【0004】また、図13に示した空き室等の住居3を
新たに空調して図15のようにした場合も、図16に示
すように、各時間帯における空調負荷合計が常に6以下
であるにも関らず、新たに室外機1や室内機2を図15
のように増設して、その住居空間を空調していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の空気調和システムでは、全室内機が運転されても
良いように室外機容量が選定されているので、実際に運
転される室内機容量に対して室外機容量が過剰な状態で
運転されるため、冷媒充填量が多くなったり、無駄なエ
ネルギーを消費したり、設備費が割高になるという問題
点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、室内機の運転容量が室外機容量を越
えることなく、室外機容量を効率良く活用して、エネル
ギー効率が良く、各室内機の運転要求に応じて安定した
運転をする経済的で、使い勝手がよく、信頼性の高い空
気調和システムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の空気調和シス
テムにおいては、室外機と、この室外機に接続され、当
該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内
機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リ
モコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記
複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を
備え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求
した各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この算
出手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内
機の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断す
る判断手段と、この判断結果に基づいて、前記各室内機
の容量合計が前記室外機容量以内時、前記運転要求した
各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により
制御する制御指令手段と、を具備したものである。
【0008】また、室外機と、この室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各
リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前
記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、
を備え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要
求した各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この
算出手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室
内機の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断
する判断手段と、この判断結果に基づいて、前記室内機
容量合計が前記室外機容量を越えた時、前記運転要求し
た各室内機の運転優先順位を判別する判別手段と、この
判別手段の判別結果に基づいて前記運転要求した各室内
機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御す
る制御指令手段と、を具備したものである。
【0009】また、室外機と、この室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置され
た室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割
付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて
前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、こ
れら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの
運転状態を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転
制御手段が、前記各リモコンが運転要求したブロックの
室内機容量合計を算出する算出手段と、この算出手段の
算出結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機
の容量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断結
果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機容量以
内時、前記運転要求したブロックの運転状態をその各リ
モコンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備
えたものである。
【0010】また、室外機と、この室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置され
た室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割
付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて
前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、こ
れら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの
運転状態を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転
制御手段が、前記各リモコンが運転要求したブロックの
各室内機容量合計を算出する算出手段と、この算出手段
の算出結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外
機の容量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断
結果に基づいて、前記各室内機容量合計が前記室外機容
量を越えた時、前記各リモコンが運転要求したブロック
の運転優先順位を判別する判別手段と、この判別手段の
判別結果に基づいて前記運転要求したブロックの運転状
態をその各リモコンの操作結果により制御する運転制御
手段と、を備えたものである。
【0011】また、室外機と、この室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機の運転状態を操作する各リ
モコンと、これら各リモコンの運転時間帯を設定する運
転時間帯設定手段と、この運転時間帯設定手段の設定結
果に基づいて前記各室内機の運転状態をその各リモコン
の操作結果により制御する制御する運転制御手段と、を
備え、前記運転制御手段が、前記運転時間帯設定手段が
設定した運転時間帯の各室内機容量合計を算出する算出
手段と、この算出手段の算出結果に基づいて、前記運転
時間帯の各室内機容量合計が前記室外機容量以内か、否
かを判断する判断手段と、この判断結果に基づいて、前
記各室内機容量合計が前記室外機容量以内時、前記各室
内機の運転状態を前記運転時間帯設定手段の設定結果に
よりその各リモコンの操作結果で制御する制御指令手段
と、を備えたものである。
【0012】また、室外機と、この室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機の運転状態を操作する各リ
モコンと、これら各リモコンを、当該室内機が設置され
た室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割
付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて
前記各ブロックの運転時間帯を設定する運転時間帯設定
手段と、この運転時間帯設定手段の設定結果に基づいて
前記各ブロックの室内機の運転状態をその各リモコンの
操作結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記
運転制御手段が、前記運転時間帯設定手段が設定した各
ブロックの運転時間帯の室内機容量合計を算出する算出
手段と、この算出手段の算出結果に基づいて、前記運転
時間帯の室内機容量合計が前記室外機容量以内か、否か
を判断する判断手段と、この判断結果に基づいて、前記
室内機容量合計が前記室外機容量以内時、前記各ブロッ
クの室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果によ
り制御する制御指令手段と、を備えたものである。
【0013】また、前記各リモコンの運転優先順位が、
前記室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順であ
る。
【0014】また、前記制御指令手段が、前記判断手段
または前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの
操作結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該
リモコン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信
して、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時
間停止させるものである。
【0015】また、前記各リモコンが、前記制御指令手
段からの操作禁止信号を表示部に表示させるものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下に、本実施の形態1について、図
1、2、7を用いて説明する。図1は本実施の形態1に
おける空気調和機の系統を示す概略構成図である。この
図1において、1は室外機、2はこの室外機1に接続さ
れ、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数
の室内機、3はこれらの複数の室内機2と接続され、そ
の各室内機2の運転状態を操作するリモコン、4は室外
機1、室内機2、リモコン3、および後述する運転制御
手段8間を接続するために設けられ、双方向の信号を伝
送する伝送線、5は室外機1の運転を制御する各室外機
の制御器、6はリモコン3からの信号に基づいて室内機
2の運転動作を制御する各室内機の制御器である。
【0017】また、8は運転制御手段で、この運転制御
手段8は、各リモコン3が運転要求した室内機の容量合
計を算出する算出手段8aと、この算出手段の算出結果
に基づいて、各リモコン3が運転要求した室内機2の容
量合計が室外機2の容量以内か、否かを判断する判断手
段8cと、この判断結果に基づいて、室内機容量合計が
前記室外機容量以内時、運転要求した室内機2の運転状
態をその各リモコンの操作結果により制御する制御指令
手段8eと、を具備している。なお、上記判断結果で、
室内機容量合計が前記室外機容量を越えている時は、運
転制御手段8の判別手段8dが、運転要求した各リモコ
ン3の室内機の運転優先順位を判別し、この判別結果に
より、後述するように室内機容量合計が前記室外機容量
以内になるまで室内機の運転優先順位を判別する。従っ
て、容量制御指令手段8eは、その判別結果に基づいて
運転要求した各リモコンの室内機2の運転状態をその各
リモコンの操作結果により制御する。
【0018】また、この空気調和システムにおいては、
それぞれ図示せぬが当然、圧縮機、冷暖房切替用の4方
弁、室外側熱交換器、およびアキュムレータを室外機1
が具備し、また、各室内機2は室内側熱交換器と減圧装
置などを具備している。なお、室外機1の4方弁と各室
内機2の室内側熱交換器との間、および室外機1の室外
側熱交換器と各室内機2の減圧装置との間は、それぞれ
図示せぬ冷媒配管で接続され、この接続配管によって室
外機1と各室内機2が連結されて、冷凍サイクルが構成
されている。
【0019】次に、この実施の形態1の動作を図2を用
いて説明する。まず、利用者が各室内機2内、ある室内
機2のリモコンを操作すると、その操作されたリモコン
の操作結果(運転要求)が、伝送線4を介して運転制御
手段8に伝えられる。次に、運転制御手段8は、その算
出手段8aが、このリモコン3の操作結果から、予め登
録された各リモコンの各室内機容量値に基づいて各リモ
コンが運転要求した室内機の容量合計を算出する。次
に、判断手段8cは、この算出手段8aの算出結果に基
づいて、運転要求した各リモコンの室内機の容量合計が
室外機の容量以内か、否かを判断する。この判断結果
で、室内機2の容量合計が室外機1の容量以内時は、制
御指令手段8eが、各リモコンが運転要求した室内機の
運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0020】一方、上記判断結果で、室内機2の容量合
計が室外機1の容量を越えている時は、判別手段8d
が、各リモコン3が運転要求した室内機の運転優先順位
を見て、最も運転優先順位の低いリモコン3の室内機か
ら順次外して行き、各リモコン3が運転要求した室内機
容量合計が室外機容量以内になるまで運転優先順位に基
づて判別、除外する。なお、各リモコン3の運転優先順
位は、予め次のように設定されている。例えば、室内機
2が設置された室内使用目的・重要度、または、各リモ
コン3の室内機容量の大きさ順位等である。
【0021】次に、容量制御指令手段8eは、この判別
結果に基づいて、室内機容量合計が前記室外機以内にな
ると、各リモコンが運転要求した室内機2の運転状態を
そのリモコンの操作結果により制御する。なお、この
時、室外機1や室内機2はその最新の運転状態(運転温
度、圧力等)を運転制御手段8に伝達するので、運転制
御手段8はその運転結果を表示器(図示せず)に表示す
る。
【0022】次に、この運転許可された室内機が運転さ
れた状態で、所定時間経過後または運転許可された室内
機が停止した時、他の室内機のリモコン3が操作されて
運転要求があった場合、運転制御手段8は再び操作され
たリモコンの操作結果(室内機の運転要求)を認める
か、否かのを前述の判断基準(運転要求した各リモコン
の室内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを)に
基づいて判断処理を行う。なお、この判断結果で、運転
許可されている室内機と運転要求があったリモコンの合
計室内機容量が室外機容量以下であれば、運転要求があ
ったリモコンの運転要求も認める。しかし、室内機の容
量合計が室外機容量を越えていると判断した時は、運転
制御手段8は前述の予め設定された各室内機の運転優先
順位を見て、もしも、運転要求があったリモコンの運転
優先順位が現在運転許可されている室内機より高けれ
ば、現在運転許可されている優先順位の低いリモコンか
ら順次停止し、室内機容量合計が室外機容量内になるよ
うに判別してから、運転要求があった室内機の運転を許
可する。
【0023】以上説明したように、室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各
リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前
記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、
を備えた空気調和システムにおいて、運転制御手段が、
各リモコンが運転要求した各室内機の容量合計を算出
し、この算出結果が前記室外機の容量以内か、否かを判
断し、この判断結果により、各室内機の運転容量合計が
室外機容量以内時、運転要求した各室内機の運転状態を
その各リモコンの操作結果により制御するので、常に、
室内機の運転要求に応じながら、全室内機容量合計に対
応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、室外
機を効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内を
空調する経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが
得られる。
【0024】また、判断手段の判断結果により、室内機
の容量合計が室外機の容量を越えていると判断した時
は、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運
転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの
室内機を順次外して行き、運転要求した室内機容量合計
が室外機容量以内になってから、室内機の運転状態をそ
の各リモコンの操作結果により制御するので、室内機の
運転要求に応じながら、更に、室外機容量をムダに全室
内機容量合計に対応させて過大にすること無く、効率良
く活用して、エネルギー効率が良く、各室内を空調する
経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られ
る。
【0025】また、図7に示すように、運転制御手段8
が運転操作許可を出したリモコン3以外のリモコン3に
対して運転操作禁止指令を所定時間出力して停止し、こ
の停止指令の所定時間が経過したり、あるいは、その運
転許可したリモコンからの停止信号を運転制御手段8が
受信した時、スタートに戻るようにすると、運転操作許
可を出したリモコン3以外のリモコン3の操作を所定時
間停止するので、更に安定した運転をする信頼性の高い
空気調和システムが得られる。
【0026】実施の形態2.以下に、本実施の形態2に
ついて、図3、4、7を用いて説明する。なお、この実
施の形態2は、実施の形態1の複数の室内機を、その室
内の活用状況に応じて各ブロックに分け、この分けたブ
ロックのそれぞれにリモコン3を設け、このリモコン3
の運転要求に応じて実施の形態1とほぼ同様の動作をさ
せ、室内機の運転容量と室外機容量を接近させて運転を
させるものである。従って、この実施の形態2における
構成は、図3に示すように、実施の形態1の構成に、各
室内機2を各ブロックに割り付ける割付設定手段7aを
具備した運転動作設定手段7が付加される。
【0027】また、運転制御手段8は、この運転動作設
定手段7の割付設定手段7aが割付した各ブロックのリ
モコン3が運転要求した室内機の容量合計を算出する算
出手段8aと、この算出手段8aが算出した各ブロック
の容量合計が室外機の容量以内か否かを判断する判断手
段8cと、この判断手段8cの判断結果に基づいて、室
内機容量合計が室外機容量以内時、運転要求した室内機
2の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御す
る制御指令手段8eと、を具備している。なお、上記判
断結果で、室内機容量合計が前記室外機容量を越えてい
る時は、判別手段8dが、運転要求した各リモコン3の
室内機の運転優先順位を判別して、室内機容量合計が前
記室外機容量以内になるようにした後、その判別結果に
基づいて容量制御指令手段8eが各室内機2の運転状態
をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0028】次に、この実施の形態2の動作を図4を用
いて説明する。まず、割付設定手段7aが、各室内機2
をその室内の活用状況(使用状況)に応じて各ブロック
(例えば、ブロックA、B、C)に割り付ける。なお、
これらの各ブロックA、B、Cにはそれぞれのリモコン
A、B、Cが設けられ、これらの各リモコンが各ブロッ
クの運転状態を操作する。
【0029】次に、これらの各リモコンA、B、C内、
あるブロックのリモコン3(例えばA、B)を操作する
と、そのリモコンの操作結果(運転要求)が、伝送線4
を介して運転制御手段8に伝えられる。次に、運転制御
手段8は、これらの各リモコンA、Bの操作結果によ
り、その算出手段8aが、運転要求した各リモコンA、
Bの室内機の容量合計を算出し、その算出結果を判断手
段8cに送信する。次に、この算出結果に基づいて判断
手段8cは、運転要求した各リモコンA、Bの室内機の
容量合計が室外機の容量以内か、否かを判断する。この
判断結果で、室内機2の容量合計が室外機1の容量以内
時は、制御指令手段8eへ運転許可指令を送信するの
で、制御指令手段8eは運転要求した各ブロックの室内
機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御す
る。
【0030】一方、上記判断結果で、室内機2の容量合
計が室外機1の容量を越えている時は、判別手段8d
が、各リモコン3が運転要求した各ブロックの運転優先
順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコン3のブロ
ックから順次外して行き、各リモコン3が運転要求した
室内機容量合計が前記室外機以内になるまで運転優先順
位に基づて判別する。なお、各リモコン3の運転優先順
位は、予め次のように設定されている。例えば、室内機
2が設置された室内使用目的・重要度、または、各リモ
コン3の室内機容量の大きさ、あるいは、台数の多い順
位等である。
【0031】次に、容量制御指令手段8eは、この判別
結果に基づいて、室内機容量合計が前記室外機以内にな
ると、各リモコンが運転要求したブロックの運転状態を
そのリモコンの操作結果により制御する。なお、この
時、室外機1や各ブロックの室内機2はその最新の運転
状態(運転温度、圧力等)を運転制御手段8に伝達する
ので、運転制御手段8はその運転結果を表示器(図示せ
ず)に表示する。
【0032】次に、この運転許可されたブロックが運転
された状態で、他の室内機のリモコン3が操作されて運
転要求があった場合、運転制御手段8は再び操作された
リモコンの操作結果(室内機の運転要求)を認めるか、
否かのを前述の判断基準(運転要求した各リモコンの室
内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを)に基づ
いて判断処理を行う。なお、この判断結果で、運転許可
されているリモコンのブロックと運転要求があったリモ
コンの合計室内機容量が室外機容量以下であれば、運転
要求があったリモコンの運転要求も認める。
【0033】しかし、室内機の容量合計が室外機容量を
越えていると判断した時は、運転制御手段8は前述の予
め設定された各ブロックの運転優先順位を見て、もし
も、運転要求があったリモコンの運転優先順位が現在運
転許可されている室内機より高ければ、現在運転許可さ
れている優先順位の低いリモコンのブロックから順次停
止し、室内機容量合計が室外機容量内になるように判別
してから、運転要求があったブロックの室内機の運転を
許可する。
【0034】以上説明したように、室外機に接続され、
当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室
内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置され
た室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割
付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて
前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、こ
れら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの
運転状態を制御する運転制御手段と、を備えた空気調和
システムにおいて、運転制御手段が、各リモコンが運転
要求した各ブロックの室内機の容量合計を算出し、この
算出結果が前記室外機の容量以内か、否かを判断し、こ
の判断結果により、各室内機の運転容量合計が室外機容
量以内時、運転要求した各ブロックの運転状態をその各
リモコンの操作結果により制御するので、全室内機容量
合計に対応させて室外機容量をムダに過大にすること無
く、更に効率良く活用して、各室内の活用・使用状況に
応じて各室内を空調する特にビル空調等の大形設備空調
に適した経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが
得られる。
【0035】また、割付設定手段が、複数の室内機を、
当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロ
ック(各リモコン)に割付設定し、この割付設定した各
リモコンの運転要求により、この運転要求したリモコン
ブロックの室内機の容量合計が室外機の容量を越えてい
ると、判断手段が判断した時、判別手段が、各リモコン
が運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転
優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運
転要求したブロックの室内機容量合計が室外機容量以内
になってから、各ブロックの運転状態をその各リモコン
の操作結果により制御するので、全室内機容量合計に対
応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、更
に、効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の
活用・使用状況に応じて各室内を空調する特にビル空調
等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空
気調和システムが得られる。
【0036】また、図7に示したように、運転制御手段
8が運転操作許可を出したブロック以外のブロックに属
しているリモコン3に対して運転操作禁止指令を所定時
間出力し、停止するようにすると、更に、安定した運転
をする信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0037】実施の形態3.以下に、本実施の形態3に
ついて、図5、6、7を用いて説明する。図5は本実施
の形態3における空気調和機の系統を示す概略構成図で
ある。この図において、1は室外機、2はこの室外機1
に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大
きい複数の室内機、3はこれらの複数の室内機2と接続
され、その各室内機2の運転状態を操作するリモコン、
4は室外機1、室内機2、リモコン3、および後述する
運転制御手段8間を接続するために設けられ、双方向の
信号を伝送する伝送線、5は室外機1の運転を制御する
各室外制御器、6はリモコン3からの信号に基づいて室
内機2の運転動作を制御する各室内制御器、7は各室内
機2を各ブロックに割り付ける割付設定手段7aと、こ
の割付設定手段7aが割付した各ブロックの運転時間帯
等を設定する運転時間帯設定手段7bと、を具備した運
転動作設定手段である。
【0038】また、8はこの運転動作設定手段7の割付
設定手段7aが割付した各ブロックの室内機の容量合計
や、運転時間帯設定手段7bが設定したその運転時間帯
における運転ブロックの室内機の容量合計を算出する第
1及び第2の算出手段8a、8bと、この第1及び第2
の算出手段8a、8bが算出した各ブロックの容量合計
が室外機の容量以内か否かを判断する第1及び第2の判
断手段8c、8dと、この第1及び第2の判断手段8
c、8dの判断結果に基づいて各ブロックの室内機2の
運転状態をリモコン3の操作結果により制御する制御指
令部8eと、を具備した運転制御手段である。
【0039】また、この空気調和システムにおいては、
それぞれ図示せぬが当然、圧縮機、冷暖房切替用の4方
弁、室外側熱交換器、およびアキュムレータを室外機1
が具備し、また、各室内機2は室内側熱交換器と減圧装
置などを具備している。なお、室外機1の4方弁と各室
内機の室内側熱交換器との間、および室外機1の室外側
熱交換器と各室内機2の減圧装置との間は、それぞれ図
示せぬ冷媒配管で接続され、この接続配管によって室外
機1と各室内機2が連結されて、冷凍サイクルが構成さ
れている。
【0040】次に、この実施の形態1の動作を、図6の
フローチャートを用いて説明する。なお、この図のS1
−1、S1−2、・・・は、運転動作設定手段7と運転
制御手段8の各操作・制御動作を示す。
【0041】まず、図13に示した店舗ビルの各室内に
設けられた各室内機2を、例えば、室内の活用状況に応
じて割付設定手段7aにより図9に示すようにブロック
割付する。(S1−1)。なお、その時、同一の室内機
が異なるブロックのそれぞれに属しても構わない。
【0042】次に、この割付したブロック内の各室内機
2の容量、即ち割付結果を伝送するように、運転制御手
段8が割付設定手段7aに要求する。(S1−2) この要求に応じて、割付設定手段7aは運転制御手段8
へ各ブロック毎の室内機2の割付結果(容量)を伝送す
る。(S1−3) 次に、この伝送結果に基づいて運転制御手段8は、その
算出手段8aにより各ブロック毎の室内機の容量合計を
算出し(S1−4)、この算出結果が室外機1の容量以
内であるか、否かを判断手段8bにより判断(S1−
5)し、この判断結果で室外機容量内であれば、ステッ
プS1−6に進むように指示し、室外機容量を越えてい
る時はS1−7に進むように指示する。
【0043】なお、この判断結果で、割付ブロック内の
室内機2の容量合計が室外機1の容量を越えていると判
断され、ステップS1−7に進むと、そのステップでブ
ロック内に割付された室内機2の内容をクリアした後、
次のステップS1−8で割付ブロック内の室内機2の割
り付けを再設定するように表示器(図示せず)に表示
し、再びS1−1に戻る。即ち、ブロック内の室内機2
の容量合計が室外機1の容量内になるまで、この動作が
繰り返されるので、ブロック内の室内機2の容量合計は
室外機容量内に入る。
【0044】一方、ステップS1−6に進と、ブロック
内の割付室内機2の容量合計が室外機1の容量以内の時
は、そのブロックに他の室内機2を設定するか、否かを
問う表示を表示器に表示させる。この表示に対し、他の
室内機2を設定すると指示するれば、S1−1に戻り、
前述した動作を繰り返す。
【0045】しかし、この表示に対し、他の室内機2を
設定しないと指示すると、室内機2のブロック割り付け
が完了したと運転制御手段8が判断して、各ブロックの
運転時間帯を設定するように表示器に表示する。(S1
−9) 次に、その設定したブロックの運転時間帯を、運転時間
設定手段7bにより、例えば、図11に示したように設
定する。(S1−10) なお、この図に示した各ブロックの運転時間帯を、図1
0に示したように、予め所定時間毎の運転時間帯として
割付けしておいても良いし、あるいは、単に、0から2
4時までの時間を各ブロック毎に直接割付けても良い。
【0046】また、各ブロックを複数の運転時間帯のそ
れぞれに設定割付しても良い。但し、この時は、図6に
示したように、その運転時間帯における複数割付したブ
ロックの室内機2の容量合計を算出手段8bが算出し、
この算出結果が室外機1の容量以内か、否かを、判断手
段8cが判断するステップS1−11を設け、この判定
結果で、室外機容量内であれば、ステップS1−14に
進むように指示し、室外機容量を越えている時は、ステ
ップS1−13に進むように指示する。
【0047】次に、室外機容量を越えてステップS1−
13に進むと、そのステップで運転時間帯に割付された
ブロックの内容をクリアした後、次のステップS1−1
4でその運転時間帯のブロックの割り付けを再設定する
ように表示器(図示せず)に表示し、再びS1−9また
はS1−1に戻るので、その運転時間帯のブロック、ま
たはそのブロックの室内機2を再設定することになる。
即ち、ブロック内の室内機2の容量合計が室外機1の容
量内になるまで、この動作が繰り返されるので、その運
転時間帯に割付されるブロックの室内機容量合計は室外
機容量内に入り、ステップS1−14に進むことにな
る。
【0048】次に、ステップS1−14に進むと、その
運転時間帯に設定したブロック内の室内機2を運転制御
手段8の記憶部(図示せず)は記憶し、この記憶結果に
基づいて各ブロックの室内機2の運転状態をその各リモ
コンの操作結果により運転制御指令手段8eが制御す
る。
【0049】なお、以上の説明では、割付設定手段7a
により各室内機2を、その室内の活用状況に応じて各ブ
ロックに割付してから、この各ブロックの運転時間帯を
運転時間帯設定手段7bにより設定したが、各室内機2
を各ブロックに割付せず、直接、各室内機2を操作する
各リモコン3に運転時間帯を設定するようにしても良
い。
【0050】以上説明したように、この室外機に接続さ
れ、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数
の室内機と、この複数の室内機の運転状態を操作する各
リモコンと、これら各リモコンの運転時間帯を設定する
運転時間帯設定手段と、この運転時間帯設定手段の設定
結果に基づいて各室内機の運転状態をその各リモコンの
操作結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記
運転制御手段が、運転時間帯設定手段により設定した運
転時間帯における室内機の運転容量合計を算出し、この
算出結果と室外機容量とを比較判断して室内機運転容量
の合計が室外機容量を越えないことを確認してから各室
内機の運転状態を運転時間帯設定手段の設定結果により
その各リモコンの操作結果で制御するので、室外機容量
を全室内機容量合計に対応させてムダに過大にすること
無く、室外機を効率良く活用して、エネルギ効率が良
く、各室内の活用状況に応じて各室内の空調時間帯を可
変できる経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが
得られる。
【0051】また、割付設定手段により各室内機を、そ
の各室内の活用状況に応じて各ブロックに割付し、この
各ブロックの運転時間帯を運転時間帯設定手段により設
定し、この設定結果に基づいて各室内機の運転状態をそ
の各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段
と、を備え、前記運転制御手段が、運転時間帯設定手段
により設定した運転時間帯における各ブロックの室内機
の運転容量合計を算出し、この算出結果と室外機容量と
を比較し、室内機運転容量の合計が室外機容量を越えな
いことを確認してから各室内機の運転状態を運転時間帯
設定手段の設定結果によりそのリモコンの操作結果で制
御するので、室外機容量を全室内機容量合計に対応させ
てムダに過大にすること無く、室外機を効率良く活用し
て、エネルギ効率が良く、各ブロックの室内の活用状況
に応じて各ブロックの空調時間帯を可変できる特にビル
空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良
い空気調和システムが得られる。
【0052】なお次に、運転制御手段8が各ブロックの
室内機2の運転状態を制御する動作を図8を用いて具体
的に説明する。まず、現在時刻がどの運転時間帯に属し
ているかを運転制御手段8が確認し(S2−1)、この
確認結果から記憶部に記憶したその運転時間帯における
各ブロックを読みだす。(S2−2) 次に、この読みだした各ブロックの運転状態を制御する
各リモコン3の操作結果を読みだし、その読みだした結
果に基づいて運転制御手段8はその各ブロックの室内機
2の運転状態を制御する。(S2−3)
【0053】なお、この時、運転制御手段8は読みだし
たブロック以外のブロックの室内機2の運転状態を制御
するリモコン3に対して運転操作禁止指令を出力し、そ
のリモコン3の運転操作を所定時間禁止するステップ
(S2−4)を追加すると、室内機の合計運転容量が常
に所定時間室外機容量内に入った状態で確実に維持され
るため、更に安定した運転を維持しながら、室外機容量
をムダ無く、効率良く活用して、室内空調をする経済的
で、信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0054】実施の形態4.以下に、本実施の形態4に
おける構成・動作を、図5、12を用いて説明する。な
お、この実施の形態4は、実施の形態2の他の実施の形
態を示すものである。更に、この実施の形態4のブロッ
クと言う文言を室内機と言う文言に置き換えることによ
り実施の形態1の他の実施の形態を示すものである。
【0055】次に、この実施の形態4の動作をその構成
をまぜながら図12を用いて説明する。まず、割付設定
手段7aで各室内機を、その室内機が設置された室内の
活用時間帯等に応じて、各ブロックに設定区分する。
(S3−1) 次に、この設定区分した各ブロック毎の室内機2の容量
合計が室外機容量を越えていないかを確認し(S3−
2)、この確認後、各ブロックの室内機2の容量合計を
記憶する、即ち各リモコンとその室内機2の容量合計を
記憶する。(S3−3)
【0056】次に、各ブロック(各リモコン)の組合せ
を任意にすべて作る。(S3−4) 次に、その各組合せブロックの室内機の容量合計が室外
機容量以下であるか、否かを確認する。(S3−5) 次に、この確認結果で組合せブロックの室内機の容量合
計が室外機容量以下であるブロックの組合せを記憶す
る。(S3−6) なお、この時、この組み合わせた各ブロック内の室内機
の容量合計が低い順番から順次記憶する。次に、この記
憶した各ブロック(各リモコン)の組合せ結果に基づい
て運転要求したリモコン3の組合せがあるか、ないか
(即ち、室内機容量合計が室外機の容量以下か、否か)
を判断する。(S3−7) この判断結果で、運転要求ブロックの組合せがある場
合、運転要求ブロックに対して運転を許可する。(S3
−9)
【0057】もしも、前述の判断結果で運転要求リモコ
ンの組合せがない(各リモコン3の運転要求の容量合計
が室外機の容量以下でない)場合、その運転要求があつ
たブロックの組合せから最も容量の小さいを除いた(運
転容量合計が最大になる)時のリモコンの組合せを選択
する。(S3−8) 次に、この選択したの組合せが、前述の記憶した組合せ
ブロック(リモコン)にあるかないかをステップS3−
7に戻り、判断し、この判断結果で選択したブロックの
組合せがあれば、ステップS3−9に進むので、その選
択したブロックの組合せに対して運転を許可する。
【0058】しかし、この判断結果で選択したブロック
の組合せがなければ、再びステップS3−8に進み、そ
の選択したブロックから更に次の最も容量の小さいブロ
ックを除いた(運転容量合計が最大になる)時のブロッ
クの組合せを選択し、この選択したブロックの組合せが
前述の記憶した組合せブロックにあるかないかを、再び
ステップS3−7で判断し、この判断結果でブロックの
組合せがあればそのブロックの組合せに対して運転を許
可し、なければ、再びステップS3−8からS3−7の
動作を繰り返す。
【0059】即ち、運転要求があつたブロックの容量合
計が室外機の容量以下になるまで、運転要求があつたブ
ロックから順次室内容量合計が最も小さいブロックを除
去するステップを繰り返して、室外機の容量以下になる
ようにする。
【0060】なお、室内機容量合計が室外機の容量以下
になってステップS3−9で運転許可信号を送信した後
は、その運転許可信号を送信した以外のブロックに対し
て、運転制御手段8は操作停止指令(操作しても信号が
送信されない指令)を、その運転許可したブロックから
の停止信号または所定時間が経過(例えば5分間)する
まで出す。(S3−10) なお、この停止指令の所定時間が経過したり、あるい
は、その運転許可したブロックからの停止信号を運転制
御手段8が受信する(S3−11)と、ステップS3−
4に戻り、再び同じ動作を繰り返す。
【0061】なお、前述のステップS3−8で、室内機
の容量合計が最大容量の組合せになるような処理、即
ち、運転要求があつたブロックから最も容量の小さいブ
ロックを除去して室内機の容量合計が最大になる組合せ
ブロックの処理としたが、室内機の合計台数が最大にな
る組合せブロックの処理としても構わない。また、組合
せブロックの室内機容量合計が最大で、かつ、合計台数
が最大なものを優先させる処理でも構わない。
【0062】以上説明したように、各ブロック(各リモ
コン)の組合せを任意にすべて作り、それらの各組合せ
ブロックの室内機の容量合計が室外機容量以下である
か、否かを確認してし、この記憶結果に基づいて運転要
求されたリモコンの組合があるか否かを比較し、即ち、
運転要求されたリモコンの室内機の容量合計を算出し、
この算出結果と室外機容量とを比較し、この比較結果に
基づいて各ブロックの室内機の運転を制御するようにし
たので、常に、リモコンの運転要求に応じながら、全室
内機容量合計に対応させてムダに室外機容量を過大にす
ること無く、室外機を効率良く活用して、エネルギー効
率が良く、各室内を空調する経済的で、使い勝手の良い
空気調和システムが得られる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
システムは構成されているので、以下のような効果を奏
する。
【0064】室外機に接続され、当該室外機の容量より
もその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の
室内機の各運転状態を操作する各リモコンと、これら各
リモコンの操作結果に基づいて前記複数の室内機の運転
状態を制御する運転制御手段と、を備えた空気調和シス
テムにおいて、運転制御手段が、各リモコンが運転要求
した各室内機の容量合計を算出し、この算出結果が前記
室外機の容量以内か、否かを判断し、この判断結果によ
り、各室内機の運転容量合計が室外機容量以内時、運転
要求した各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結
果により制御するので、常に、室内機の運転要求に応じ
ながら、全室内機容量合計に対応させてムダに室外機容
量を過大にすること無く、室外機を効率良く活用して、
エネルギー効率が良く、各室内を空調する経済的で、使
い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0065】また、判断手段の判断結果により、室内機
の容量合計が室外機の容量を越えていると判断した時
は、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運
転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの
室内機を順次外して行き、運転要求した室内機容量合計
が室外機容量以内になってから、室内機の運転状態をそ
の各リモコンの操作結果により制御するので、室内機の
運転要求に応じながら、更に、室外機容量を全室内機容
量合計に対応させてムダに過大にすること無く、効率良
く活用して、エネルギー効率が良く、各室内を空調する
経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られ
る。
【0066】また、室外機に接続され、当該室外機の容
量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら
複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状
況に応じて各ブロックに割付設定する割付設定手段と、
この割付設定手段の割付結果に基づいて前記各ブロック
の運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコン
の操作結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を制御
する運転制御手段と、を備えた空気調和システムにおい
て、運転制御手段が、各リモコンが運転要求した各ブロ
ックの室内機の容量合計を算出し、この算出結果が前記
室外機の容量以内か、否かを判断し、この判断結果によ
り、各室内機の運転容量合計が室外機容量以内時、運転
要求した各ブロックの運転状態をその各リモコンの操作
結果により制御するので、全室内機容量合計に対応させ
て室外機容量をムダに過大にすること無く、更に効率良
く活用して、各室内の活用・使用状況に応じて各室内を
空調する特にビル空調等の大形設備空調に適した経済的
で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0067】また、割付設定手段が、複数の室内機を、
当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロ
ック(各リモコン)に割付設定し、この割付設定した各
リモコンの運転要求により、この運転要求したリモコン
ブロックの室内機の容量合計が室外機の容量を越えてい
ると、判断手段が判断した時、判別手段が、各リモコン
が運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転
優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運
転要求したブロックの室内機容量合計が室外機容量以内
になってから、各ブロックの運転状態をその各リモコン
の操作結果により制御するので、全室内機容量合計に対
応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、更
に、効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の
活用・使用状況に応じて各室内を空調する特にビル空調
等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空
気調和システムが得られる。
【0068】また、この室外機に接続され、当該室外機
の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、こ
の複数の室内機の運転状態を操作する各リモコンと、こ
れら各リモコンの運転時間帯を設定する運転時間帯設定
手段と、この運転時間帯設定手段の設定結果に基づいて
各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により
制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御手段
が、運転時間帯設定手段により設定した運転時間帯にお
ける室内機の運転容量合計を算出し、この算出結果と室
外機容量とを比較判断して室内機運転容量の合計が室外
機容量を越えないことを確認してから各室内機の運転状
態を運転時間帯設定手段の設定結果によりその各リモコ
ンの操作結果で制御するので、室外機容量を全室内機容
量合計に対応させてムダに過大にすること無く、室外機
を効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の活
用状況に応じて各室内の空調時間帯を可変できる経済的
で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0069】また、割付設定手段により各室内機を、そ
の各室内の活用状況に応じて各ブロックに割付し、この
各ブロックの運転時間帯を運転時間帯設定手段により設
定し、この設定結果に基づいて各室内機の運転状態をそ
の各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段
と、を備え、前記運転制御手段が、運転時間帯設定手段
により設定した運転時間帯における各ブロックの室内機
の運転容量合計を算出し、この算出結果と室外機容量と
を比較し、室内機運転容量の合計が室外機容量を越えな
いことを確認してから各室内機の運転状態を運転時間帯
設定手段の設定結果によりそのリモコンの操作結果で制
御するので、室外機容量を全室内機容量合計に対応させ
てムダに過大にすること無く、室外機を効率良く活用し
て、エネルギ効率が良く、各ブロックの室内の活用状況
に応じて各ブロックの空調時間帯を可変できる特にビル
空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良
い空気調和システムが得られる。
【0070】また、前記各リモコンの運転優先順位が、
前記室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順であ
るので、更に室外機を効率良く活用して、エネルギ効率
が良く経済的な空気調和システムが得られる。
【0071】また、制御指令手段が、前記判断手段また
は前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの操作
結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該リモ
コン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信し
て、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時間
停止させるので、更に、安定した運転をする信頼性の高
い空気調和システムが得られる。
【0072】また、前記各リモコンが、前記制御指令手
段からの操作禁止信号を表示部に表示させるので、禁止
状態が一目で解る使い勝手の良い空気調和システムが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における空気調和シス
テムの概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における空気調和シス
テムのフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2における空気調和シス
テムの概略構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態2における空気調和シス
テムのフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3における空気調和シス
テムの概略構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における空気調和シス
テムのフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態1、2、3におけるによ
る制御系統を示す概略構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態3における空気調和シス
テムのフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態3における空気調和シス
テムの割り付け例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態3における空気調和シ
ステムの時間帯の設定例を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態3における空気調和シ
ステムのブロックの時間帯への割り付け例を示す図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態3における空気調和シ
ステムのフローチャートである。
【図13】 従来の空気調和機のシステムの概略レイア
ウト図である。
【図14】 従来の空気調和機のシステムの空調負荷と
時間帯別推移を示す表と図である。
【図15】 従来の空気調和機のシステムの改装レイア
ウト図である。
【図16】 従来の空気調和機のシステムの改装後の空
調負荷と時間帯別推移を示す表と図である。
【符号の説明】
1 室外機、 2 室内機、 3 リモコン、 4 伝
送線、 5 室外機制御器、 6 室内機制御器、 7
運転動作設定手段、 7a 割付設定手段、7b 運
転時間帯設定手段、 8 運転制御手段、 8a 算出
手段、 8b、c 判断手段、 8d 判別手段、 8
e 運転制御指令手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモ
    コンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複
    数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を備
    え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求し
    た各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この算出
    手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内機
    の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する
    判断手段と、この判断結果に基づいて、前記各室内機の
    容量合計が前記室外機容量以内時、前記運転要求した各
    室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制
    御する制御指令手段と、を具備したことを特徴とする空
    気調和システム。
  2. 【請求項2】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモ
    コンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複
    数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を備
    え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求し
    た各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この算出
    手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内機
    の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する
    判断手段と、この判断結果に基づいて、前記室内機容量
    合計が前記室外機容量を越えた時、前記運転要求した各
    室内機の運転優先順位を判別する判別手段と、この判別
    手段の判別結果に基づいて前記運転要求した各室内機の
    運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する制
    御指令手段と、を具備したことを特徴とする空気調和シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置された室
    内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設
    定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記
    各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、これら
    各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの運転
    状態を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御
    手段が、前記各リモコンが運転要求したブロックの室内
    機容量合計を算出する算出手段と、この算出手段の算出
    結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機の容
    量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断結果に
    基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機容量以内
    時、前記運転要求したブロックの運転状態をその各リモ
    コンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備え
    たことを特徴とする空気調和システム。
  4. 【請求項4】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置された室
    内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設
    定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記
    各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、これら
    各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの運転
    状態を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御
    手段が、前記各リモコンが運転要求したブロックの各室
    内機容量合計を算出する算出手段と、この算出手段の算
    出結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機の
    容量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断結果
    に基づいて、前記各室内機容量合計が前記室外機容量を
    越えた時、前記各リモコンが運転要求したブロックの運
    転優先順位を判別する判別手段と、この判別手段の判別
    結果に基づいて前記運転要求したブロックの運転状態を
    その各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段
    と、を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  5. 【請求項5】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機の運転状態を操作する各リモコ
    ンと、これら各リモコンの運転時間帯を設定する運転時
    間帯設定手段と、この運転時間帯設定手段の設定結果に
    基づいて前記各室内機の運転状態をその各リモコンの操
    作結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記運
    転制御手段が、前記運転時間帯設定手段が設定した運転
    時間帯の各室内機容量合計を算出する算出手段と、この
    算出手段の算出結果に基づいて、前記運転時間帯の各室
    内機容量合計が前記室外機容量以内か、否かを判断する
    判断手段と、この判断結果に基づいて、前記各室内機容
    量合計が前記室外機容量以内時、前記各室内機の運転状
    態を前記運転時間帯設定手段の設定結果によりその各リ
    モコンの操作結果で制御する制御指令手段と、を備えた
    ことを特徴とする空気調和システム。
  6. 【請求項6】 室外機と、この室外機に接続され、当該
    室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機
    と、これら複数の室内機の運転状態を操作する各リモコ
    ンと、これら各リモコンを、当該室内機が設置された室
    内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設
    定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記
    各ブロックの運転時間帯を設定する運転時間帯設定手段
    と、この運転時間帯設定手段の設定結果に基づいて前記
    各ブロックの室内機の運転状態をその各リモコンの操作
    結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記運転
    制御手段が、前記運転時間帯設定手段が設定した各ブロ
    ックの運転時間帯の室内機容量合計を算出する算出手段
    と、この算出手段の算出結果に基づいて、前記運転時間
    帯の室内機容量合計が前記室外機容量以内か、否かを判
    断する判断手段と、この判断結果に基づいて、前記室内
    機容量合計が前記室外機容量以内時、前記各ブロックの
    室内機の運転状態を前記運転時間帯設定手段の設定結果
    によりその各リモコンの操作結果で制御する制御指令手
    段と、を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  7. 【請求項7】 前記各リモコンの運転優先順位が、前記
    室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順であるこ
    とを特徴とする請求項2または4のいずれかに記載の空
    気調和システム。
  8. 【請求項8】 前記制御指令手段が、前記判断手段また
    は前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの操作
    結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該リモ
    コン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信し
    て、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時間
    停止させることを特徴とする請求項1から7までのいず
    れかに記載の空気調和システム。
  9. 【請求項9】 前記各リモコンが、前記制御指令手段か
    らの操作禁止信号を表示部に表示させることを特徴とす
    る請求項8に記載の空気調和システム。
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