JPH11117897A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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Publication number
JPH11117897A
JPH11117897A JP28173097A JP28173097A JPH11117897A JP H11117897 A JPH11117897 A JP H11117897A JP 28173097 A JP28173097 A JP 28173097A JP 28173097 A JP28173097 A JP 28173097A JP H11117897 A JPH11117897 A JP H11117897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side frame
belt
casing
blower
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28173097A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Tsuji
恵介 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP28173097A priority Critical patent/JPH11117897A/ja
Publication of JPH11117897A publication Critical patent/JPH11117897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング側板、ケーシング脚、共通ベッド
を一つの枠体構造にし、ベルトガードを平面状にするこ
とで部品点数を減少させることを目的とする。 【解決手段】 ケーシング本体1が、ケーシング背板
2、吸込側枠体3、駆動側枠体4から構成されており、
駆動側枠体4がケーシング側板5、ケーシング脚6、共
通ベッド7を一体にした構造となっている。遠心送風機
において軸受部10、送風機側プーリ11、電動機側プ
ーリ13、Vベルト14は、駆動側枠体4の内側に収ま
っている。このため、ベルトガード16を平面状にする
ことができ、部品点数を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心送風機などの
ベルト駆動の送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルト駆動の遠心送風機において
図4のようにケーシング本体101がケーシング背板1
02、吸込口側側板103、駆動側側板104、ケーシ
ング脚105、共通ベッド106から構成されており、
駆動側側板104、ケーシング脚105が1つの駆動側
枠体107の構造になっている。
【0003】ケーシング本体101の内側には羽根車1
08が内蔵され、送風機の軸109には羽根車108と
軸受部110と送風機側プーリ111が取り付けられて
いた。又、上記羽根車108を駆動するための電動機1
12が備えられ、電動機側プーリ113は送風機側プー
リ111とVベルト114を介して連結されている。駆
動力は、電動機側プーリ113からVベルト114を介
して送風機側プーリ111に伝えられる。これらの回転
部分を保護するためケーシング本体101に取付け金具
115を介して箱状のベルトガード116が連結されて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の構成におい
て、軸受部は駆動側枠体内であるが、送風機側プーリ、
電動機側プーリ、Vベルトは駆動側枠体の外側へ突き出
している。このため、回転部分を保護するために上記駆
動側枠体に設置するベルトガードを箱状に覆う形状にし
なければならず、このベルトガードと取付け金具の部品
点数が多く必要であることが第1の課題である。
【0005】また、前記従来の送風機において送風機か
らの音の拡散が問題であった。送風機本体からの音と動
力伝達部からの音が合成されて騒音が高くなることが第
2の課題である。
【0006】また、前記従来の枠体構造の送風機におい
てVベルトの張力点検やVベルトの交換などを行う際
に、箱状のベルトガードを取り外さなければならないた
め、メンテナンスがやりにくいことが第3の課題であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための手段は、ベルト駆動の遠心送風機において
羽根車を内蔵するケーシング側板とケーシング脚と共通
ベッドを1つの枠体構造とし、駆動側枠体内部に軸受
部、送風機側プーリ、電動機側プーリ、Vベルトを収
め、かつ平面状のベルトガードを駆動側枠体の外側に取
り付ける構造にしたものである。
【0008】第2の目的を達成するための手段は、請求
項1の遠心送風機において、駆動側枠体に取り付ける平
面状のベルトガードの駆動側枠体側側面及び駆動側枠体
の内側の面に吸音材を取り付ける構造にしたものであ
る。
【0009】第3の目的を達成するための手段は、請求
項1または2の遠心送風機の駆動側枠体に取り付けるベ
ルトガードにおいて、送風機の駆動側枠体とベルトガー
ドの接続部分に回転中心を設けた構造にしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1の構成により、第1の課
題に対して羽根車を内蔵するケーシング側板とケーシン
グ脚と共通ベッドを一体化することが可能となる。さら
にベルトガードを平面状、かつ一部品にすることで部品
点数を減少させることができるという作用を有する。
【0011】請求項2の構成により、第2の課題に対し
て機体側面から放射される騒音を低減することができる
という作用を有する。
【0012】請求項3の構成により、第3の課題に対し
てベルトガードが回転中心で支持され、駆動側枠体から
ベルトガードを開閉することが可能になるという作用を
有する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図3を
用いて説明する。
【0014】(実施例1)図1において、ケーシング本
体1は、ケーシング背板2、吸込口側枠体3、駆動側枠
体4から構成されており、 駆動側枠体4はケーシング側
板5、ケーシング脚6、共通ベッド7が一体になった構
造となっている。ケーシング本体1の内側には、羽根車
8が内蔵されている。羽根車8からは送風機の軸9が駆
動側枠体4に取り付けられた軸受部10を通して送風機
側プーリ11と一体になっている。また、上記羽根車8
を駆動するために電動機12が備えられ、ケーシング側
板5の外側に突き出して電動機側プーリ13と連結され
ている。駆動力は、電動機側プーリ13からVベルト1
4を介して送風機側プーリ11に伝えられる。軸受部1
0、送風機側プーリ11、電動機側プーリ13、Vベル
ト14は、駆動側枠体4の内側に収まっている。また、
駆動部分の保護のため駆動側枠体4の外側に固定ボルト
15を用いて平面状のベルトガード16が取り付けられ
る。
【0015】上記の構成により、軸受部10、送風機側
プーリ11、電動機側プーリ13、Vベルト14が駆動
側枠体4の内側に収まっているため、ベルトガード16
を平板にすることができ、従来例に対して部品点数を減
少させることができる。
【0016】(実施例2)図2は、図1の構成の遠心送
風機において駆動側枠体4の内側の壁に、送風機の軸9
と電動機の軸17の貫通する部分を除いて吸音材18が
取り付けられたものである。また、駆動側枠体4の外側
に取り付けられるベルトガード16の駆動側枠体4内部
側の側面にも吸音材18が取り付けられる構成にしたも
のである。
【0017】上記構成において、駆動側枠体4の内側の
壁に送風機の軸9と電動機の軸17の貫通部分を除き吸
音材18を取り付けたことと、吸音材18を取り付けた
ベルトガード16により駆動側枠体4内を吸音材18で
閉鎖空間に近い状態にでき、送風機本体からの音と動力
伝達部分の音とが合成された騒音が外部に出るのを低減
することができる。
【0018】(実施例3)図3は、図1の構成における
遠心送風機において、駆動側枠体4の外側に取り付けら
れるベルトガード16の下部に曲げ部分を設け、駆動側
枠体4の上部においては固定ボルト15で固定し、下部
においては上記の曲げ部分において回転中心19で保持
かつ前後に開閉できる構成にしたものである。
【0019】上記構成において、下部がベルトガード1
6と駆動側枠体4が回転中心19を介して接続されてい
るので上部の固定ボルト15をはずせばベルトガード1
6を前後に開閉することが可能となるので、Vベルト1
4の張力点検及びその交換を容易にすることができる。
また、回転中心19を上部や側面部に設けることで開閉
の方向がその現場に合った方向での点検が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、羽根車を
内蔵するケーシング側板とケーシング脚と共通ベッドを
1つの枠体構造とし、駆動側枠体内部に軸受部、送風機
側プーリ、電動機側プーリ、Vベルトを収めることで回
転部分は概ね覆われ、残る一面を平面状のベルトガード
でふたをすることが可能となる。またケーシング側板と
ケーシング脚と共通ベッド、ベルトガードの枠部分を一
体にすることで部品点数を減少させることが可能とな
る。
【0021】また、前記遠心送風機において、駆動側枠
体に取り付ける平面状のベルトガードの駆動側枠体側側
面及び駆動側枠体の内側の面に吸音材を取り付けること
によって送風機側面から放射される騒音を低減すること
が可能となる。
【0022】また、前記遠心送風機の駆動側枠体に取り
付けるベルトガードにおいて、駆動側枠体とベルトガー
ドの接続部分に回転中心を設けることでベルトガードを
支持しかつ駆動側枠体からベルトガードの開閉が可能と
なり、Vベルトの張力点検やVベルトの交換が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における遠心送風機の模式図
【図2】本発明の実施例2における遠心送風機の模式図
【図3】本発明の実施例3における遠心送風機の模式図
【図4】従来の技術における遠心送風機の模式図
【符号の説明】
4 駆動側枠体 5 ケーシング側板 6 ケーシング脚 7 共通ベッド 8 羽根車 10 軸受部 11 送風機側プーリ 13 電動機側プーリ 14 Vベルト 16 ベルトガード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト駆動の遠心送風機において羽根車
    を内蔵するケーシング側板とケーシング脚と共通ベッド
    を1つの枠体構造とし、その駆動側枠体内部に軸受部、
    送風機側プーリ、電動機側プーリ、Vベルトを収め、か
    つ平面状のベルトガードを駆動側枠体の外側に取り付け
    る構造を特徴とする遠心送風機。
  2. 【請求項2】 請求項1の遠心送風機において、駆動側
    枠体に取り付ける平面状のベルトガードの駆動側枠体側
    側面及び駆動側枠体の内側の面に吸音材を取り付けた遠
    心送風機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の遠心送風機の駆動側
    枠体に取り付けるベルトガードにおいて、送風機の駆動
    側枠体とベルトガードの接続部分に回転中心を設けるこ
    とでベルトガードを回転中心で支持し、かつ駆動側枠体
    からベルトガードを開閉することが可能となる遠心送風
    機。
JP28173097A 1997-10-15 1997-10-15 遠心送風機 Pending JPH11117897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28173097A JPH11117897A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 遠心送風機

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JP28173097A JPH11117897A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 遠心送風機

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JPH11117897A true JPH11117897A (ja) 1999-04-27

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ID=17643191

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JP28173097A Pending JPH11117897A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 遠心送風機

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