JPH11116801A - 樹脂組成物及びその成形体 - Google Patents
樹脂組成物及びその成形体Info
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- JPH11116801A JPH11116801A JP28357197A JP28357197A JPH11116801A JP H11116801 A JPH11116801 A JP H11116801A JP 28357197 A JP28357197 A JP 28357197A JP 28357197 A JP28357197 A JP 28357197A JP H11116801 A JPH11116801 A JP H11116801A
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- containing compound
- composition according
- ethyl acrylate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 難燃性が付与された従来の成形用熱可塑性樹
脂組成物においては、燃焼時に有害ガスを生じたり、焼
却後に多量の灰分を残す欠点がある。 【解決手段】 ポリアミド骨格とポリエーテルエステル
骨格とから成るポリアミドエラストマー(a)、重合脂
肪酸系ポリアミド(b)のいずれか1種以上の0〜90
重量部と、エチレン−エチルアクリレート共重合体のケ
ン化物(c)の100〜10重量部とからなる樹脂成分
と、チッソ含有化合物(d)、リン含有化合物(e)の
いずれか1種以上の難燃剤成分とより成り、好適には、
(c)成分中のエチルアクリレート含量がそのケン化前
で5〜40重量%、ケン化度10〜30重量%で、樹脂
成分/難燃剤成分(重量比)が90/10〜30/70
の樹脂組成物が、上記欠点がなく、良好な成形加工性と
優れた機械特性を有し、併せて優れた難燃性と帯電防止
特性を有する。またその様な成形体をもたらす。
脂組成物においては、燃焼時に有害ガスを生じたり、焼
却後に多量の灰分を残す欠点がある。 【解決手段】 ポリアミド骨格とポリエーテルエステル
骨格とから成るポリアミドエラストマー(a)、重合脂
肪酸系ポリアミド(b)のいずれか1種以上の0〜90
重量部と、エチレン−エチルアクリレート共重合体のケ
ン化物(c)の100〜10重量部とからなる樹脂成分
と、チッソ含有化合物(d)、リン含有化合物(e)の
いずれか1種以上の難燃剤成分とより成り、好適には、
(c)成分中のエチルアクリレート含量がそのケン化前
で5〜40重量%、ケン化度10〜30重量%で、樹脂
成分/難燃剤成分(重量比)が90/10〜30/70
の樹脂組成物が、上記欠点がなく、良好な成形加工性と
優れた機械特性を有し、併せて優れた難燃性と帯電防止
特性を有する。またその様な成形体をもたらす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度な難燃性を有
し、燃焼時に有害ガスの発生が少なく、かつ焼却時の灰
分が少なく、さらに長期にわたり帯電防止性を有し、パ
イプ、Tダイやインフレーション等の押出成形性および
射出成形性等の加工性に優れたポリオレフィン系樹脂相
当の柔軟性を有する樹脂組成物に関する。
し、燃焼時に有害ガスの発生が少なく、かつ焼却時の灰
分が少なく、さらに長期にわたり帯電防止性を有し、パ
イプ、Tダイやインフレーション等の押出成形性および
射出成形性等の加工性に優れたポリオレフィン系樹脂相
当の柔軟性を有する樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリオレフィン系樹脂等の可燃性
樹脂の難燃化は、ハロゲン系化合物と三酸化アンチモン
を併用して配合することがよく知られている。また、燃
焼時に有害ガスの発生が少ないよう、水酸化マグネシウ
ム等の水和金属化合物を多量に添加する配合が知られて
いる。また、ナイロン66/6共重合体にシアヌル酸メ
ラミンを添加し難燃化する方法がしられている(特公昭
58−42218)。また、樹脂自体が難燃性を有する
ポリフェニレンサルファイド等のエンジニアリングプラ
スチックがある。
樹脂の難燃化は、ハロゲン系化合物と三酸化アンチモン
を併用して配合することがよく知られている。また、燃
焼時に有害ガスの発生が少ないよう、水酸化マグネシウ
ム等の水和金属化合物を多量に添加する配合が知られて
いる。また、ナイロン66/6共重合体にシアヌル酸メ
ラミンを添加し難燃化する方法がしられている(特公昭
58−42218)。また、樹脂自体が難燃性を有する
ポリフェニレンサルファイド等のエンジニアリングプラ
スチックがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハロゲ
ン含有化合物で難燃化したものは、燃焼時にハロゲン等
の有害ガスを発生するという欠点があり、用途が限定さ
れる。水和金属化合物で難燃化したものは、有害ガスの
発生は少ないものの、ハロゲン系化合物を使用した場合
のような高度な難燃性を得ることができず、また、焼却
時に多量の灰分が残るという欠点がある。ナイロン66
/6共重合体にシアヌル酸メラミンを添加したものやポ
リフェニレンサルファイド等のエンジニアリングプラス
チックは、難燃性に優れ、有害ガスの発生が少なく、灰
分が残らないものの柔軟性がなく、また耐寒性に劣り、
フィルム化してもポリオレフィン系樹脂相当の柔軟性が
得られない。
ン含有化合物で難燃化したものは、燃焼時にハロゲン等
の有害ガスを発生するという欠点があり、用途が限定さ
れる。水和金属化合物で難燃化したものは、有害ガスの
発生は少ないものの、ハロゲン系化合物を使用した場合
のような高度な難燃性を得ることができず、また、焼却
時に多量の灰分が残るという欠点がある。ナイロン66
/6共重合体にシアヌル酸メラミンを添加したものやポ
リフェニレンサルファイド等のエンジニアリングプラス
チックは、難燃性に優れ、有害ガスの発生が少なく、灰
分が残らないものの柔軟性がなく、また耐寒性に劣り、
フィルム化してもポリオレフィン系樹脂相当の柔軟性が
得られない。
【0004】特に、放射線物質を取り扱う場所、例えば
原子力発電所や、放射線物質研究所等では、床、壁、天
井、間仕切等に放射線物質が付着しないように、合成樹
脂フィルムで被覆し、一定期間経過後に新しいフィルム
と交換し、取り除いた古いフィルムは焼却している。し
かし、焼却後も残留灰分の放射性は消滅せず、灰分を密
封保管することが要求される。従って、灰分が少ないこ
とが絶対条件となる。その上、火災等による重大災害を
防止するために高度な難燃性が要求される。また、使用
中の損傷防止のため強度が、取り扱い易さから柔軟性が
必要とされる。これまでに種々の研究がなされてきた
が、同用途に使用可能なフィルムは、可燃性の熱可塑性
重合体もしくは熱可塑性重合体と軟化剤との混合物に対
し尿素を配合してなる組成物からなるフィルムの両面に
耐水性に優れた樹脂層が積層された複合フィルム(特開
平4−332640)のみであった。
原子力発電所や、放射線物質研究所等では、床、壁、天
井、間仕切等に放射線物質が付着しないように、合成樹
脂フィルムで被覆し、一定期間経過後に新しいフィルム
と交換し、取り除いた古いフィルムは焼却している。し
かし、焼却後も残留灰分の放射性は消滅せず、灰分を密
封保管することが要求される。従って、灰分が少ないこ
とが絶対条件となる。その上、火災等による重大災害を
防止するために高度な難燃性が要求される。また、使用
中の損傷防止のため強度が、取り扱い易さから柔軟性が
必要とされる。これまでに種々の研究がなされてきた
が、同用途に使用可能なフィルムは、可燃性の熱可塑性
重合体もしくは熱可塑性重合体と軟化剤との混合物に対
し尿素を配合してなる組成物からなるフィルムの両面に
耐水性に優れた樹脂層が積層された複合フィルム(特開
平4−332640)のみであった。
【0005】しかしながら、このフィルムは、難燃剤と
して尿素を使用しているため耐熱性が悪く(分解温度約
130℃)、加工が難しく、分解時に多量のアンモニア
を発生する。また、耐水性が悪いため、両面に耐水フィ
ルムを積層する必要があり、工程が煩雑であるという欠
点がある。
して尿素を使用しているため耐熱性が悪く(分解温度約
130℃)、加工が難しく、分解時に多量のアンモニア
を発生する。また、耐水性が悪いため、両面に耐水フィ
ルムを積層する必要があり、工程が煩雑であるという欠
点がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解消し、高
度な難燃性を有し、かつ燃焼時の有害ガスの発生が少な
く、かつ焼却時の灰分が少なく、Tダイやインフレーシ
ョン等の加工性に優れ、ポリオレフィン系樹脂相当の柔
軟性を有する樹脂組成物およびその成形物を提供するこ
とを課題とする。
度な難燃性を有し、かつ燃焼時の有害ガスの発生が少な
く、かつ焼却時の灰分が少なく、Tダイやインフレーシ
ョン等の加工性に優れ、ポリオレフィン系樹脂相当の柔
軟性を有する樹脂組成物およびその成形物を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意検討を重ねた結果、(A)(a)ポリアミド骨格とポ
リエーテルエステル骨格とからなるポリアミドエラスト
マー、(b)重合脂肪酸系ポリアミドの1種以上と、
(B)(c)エチレン−エチルアクリレート共重合体の
ケン化物とからなる組成物と、(C)(d)チッソ含有
化合物、(e)リン含有化合物の1種以上とからなる組
成物とからなる樹脂組成物により課題解決を達成できる
ことを見出し、本発明をなすに至った。
意検討を重ねた結果、(A)(a)ポリアミド骨格とポ
リエーテルエステル骨格とからなるポリアミドエラスト
マー、(b)重合脂肪酸系ポリアミドの1種以上と、
(B)(c)エチレン−エチルアクリレート共重合体の
ケン化物とからなる組成物と、(C)(d)チッソ含有
化合物、(e)リン含有化合物の1種以上とからなる組
成物とからなる樹脂組成物により課題解決を達成できる
ことを見出し、本発明をなすに至った。
【0008】そしてこの様な樹脂組成物においては、
(c)成分たるエチレン−エチルアクリレート共重合体
ケン化物のケン化前のエチルアクリレート含量が5〜4
0重量%、ケン化度が10〜30重量%であることが好
適である。
(c)成分たるエチレン−エチルアクリレート共重合体
ケン化物のケン化前のエチルアクリレート含量が5〜4
0重量%、ケン化度が10〜30重量%であることが好
適である。
【0009】またこの様な樹脂組成物においては、
(A)成分と(B)成分の重量比が90対10〜0対1
00であることが好適である。
(A)成分と(B)成分の重量比が90対10〜0対1
00であることが好適である。
【0010】またこの様な樹脂組成物においては、
(A)成分と(B)成分の総量と(C)成分の重量比が
90対10〜30対70であることが好適である。
(A)成分と(B)成分の総量と(C)成分の重量比が
90対10〜30対70であることが好適である。
【0011】またこの様な樹脂組成物における難燃性付
与成分としてのチッソ含有化合物(d)としては、チッ
ソ、炭素、酸素、水素以外の元素を含有しないものであ
ることが好適で、その様なものとしてはシアヌル酸メラ
ミンが特に好ましい。
与成分としてのチッソ含有化合物(d)としては、チッ
ソ、炭素、酸素、水素以外の元素を含有しないものであ
ることが好適で、その様なものとしてはシアヌル酸メラ
ミンが特に好ましい。
【0012】更にまた、もう1つの難燃性付与成分であ
るリン含有化合物(e)は縮合リン酸エステルであるこ
とが好ましく、これらの難燃性付与成分(d)(e)を
選択したことによって樹脂組成物中の灰分を1%以下に
抑えることが可能とされている。
るリン含有化合物(e)は縮合リン酸エステルであるこ
とが好ましく、これらの難燃性付与成分(d)(e)を
選択したことによって樹脂組成物中の灰分を1%以下に
抑えることが可能とされている。
【0013】そしてこの様な樹脂組成物は優れた成形加
工性を有するので、これを例えば押出成形、射出成形等
の適宜手段で成形することによってフィルム、シート、
電線等の被覆、電子部品、各種筺体等の所望の成形体と
することができる。これら成形体は、高い機械特性に併
せて優れた難燃性を有するので、種々の用途に応じた十
分な強度と難燃性を示し、しかもその表面の電気抵抗が
十分に小さいので、静電気の帯電が防止される。その表
面抵抗値は1013Ω以下とすることが可能であり、その
状態を長期間にわたって保持することができる。
工性を有するので、これを例えば押出成形、射出成形等
の適宜手段で成形することによってフィルム、シート、
電線等の被覆、電子部品、各種筺体等の所望の成形体と
することができる。これら成形体は、高い機械特性に併
せて優れた難燃性を有するので、種々の用途に応じた十
分な強度と難燃性を示し、しかもその表面の電気抵抗が
十分に小さいので、静電気の帯電が防止される。その表
面抵抗値は1013Ω以下とすることが可能であり、その
状態を長期間にわたって保持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の典型的なも
の及び最良の状態は後記の実施例に具体的に例示される
が、本発明を実施する上で選択可能な各種構成要件につ
いて以下に詳細に説明する。
の及び最良の状態は後記の実施例に具体的に例示される
が、本発明を実施する上で選択可能な各種構成要件につ
いて以下に詳細に説明する。
【0015】本発明の(a)成分として用いられるポリ
アミド骨格とポリエーテルエステル骨格とからなるポリ
アミドエラストマーの好適なものとして例えば、(D)
(f)炭素数が20〜48の重合脂肪酸、(g)アゼラ
イン酸及び/またはセバシン酸、および(h)炭素数が
2〜20のジアミンの三者を、上記(g)に対する
(f)の重量比(f)/(g)が0.3〜5.0で、か
つ全カルボキシル基に対し全アミノ基が実質的に当量に
なるように混合し、窒素で置換した反応容器で170〜
230℃で0.5から1.0時間反応させ重縮合して得
られる数平均分子量が500〜5,000のポリアミド
オリゴマーと、(E)(i)数平均分子量が200〜
3,000のポリオキシアルキレングリコールまたはポ
リオキシアルキレングリコールと数平均分子量が200
〜3,000のα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との混合
物と、(j)炭素数が6〜20のジカルボン酸とを、全
ヒドロキシル基に対し全カルボキシル基が実質的に当量
で、かつ上記(D)に対する(E)の重量比(E)/
(D)が5/95〜80/20になるように混ぜ、窒素
で置換した反応容器で、少量の触媒存在下で200〜2
80℃で1〜3時間重縮合させた後、1mmHg程度の
減圧下で温度250℃での溶融粘度が5Pa・s以上に
なるまで反応させて得られるポリアミドエラストマー
(特開平5−320336)が挙げられる。この他にも
種々のものが使用可能で、例えば特開平6−12281
7号公報に示されるものも使用できる。
アミド骨格とポリエーテルエステル骨格とからなるポリ
アミドエラストマーの好適なものとして例えば、(D)
(f)炭素数が20〜48の重合脂肪酸、(g)アゼラ
イン酸及び/またはセバシン酸、および(h)炭素数が
2〜20のジアミンの三者を、上記(g)に対する
(f)の重量比(f)/(g)が0.3〜5.0で、か
つ全カルボキシル基に対し全アミノ基が実質的に当量に
なるように混合し、窒素で置換した反応容器で170〜
230℃で0.5から1.0時間反応させ重縮合して得
られる数平均分子量が500〜5,000のポリアミド
オリゴマーと、(E)(i)数平均分子量が200〜
3,000のポリオキシアルキレングリコールまたはポ
リオキシアルキレングリコールと数平均分子量が200
〜3,000のα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との混合
物と、(j)炭素数が6〜20のジカルボン酸とを、全
ヒドロキシル基に対し全カルボキシル基が実質的に当量
で、かつ上記(D)に対する(E)の重量比(E)/
(D)が5/95〜80/20になるように混ぜ、窒素
で置換した反応容器で、少量の触媒存在下で200〜2
80℃で1〜3時間重縮合させた後、1mmHg程度の
減圧下で温度250℃での溶融粘度が5Pa・s以上に
なるまで反応させて得られるポリアミドエラストマー
(特開平5−320336)が挙げられる。この他にも
種々のものが使用可能で、例えば特開平6−12281
7号公報に示されるものも使用できる。
【0016】(b)成分として用いられる重合脂肪酸系
ポリアミドとしては、好適には例えば、(f)炭素数が
20〜48の重合脂肪酸、(g)アゼライン酸及び/ま
たはセバシン酸、および(h)炭素数が2〜20のジア
ミンの三者を、上記(g)に対する(f)の重量比
(f)/(g)が0.25〜5.2で、かつ全カルボキ
シル基に対し全アミノ基が実質的に当量になるように混
合し、所定量のステアリン酸等の分子量調整剤と少量の
リン酸等の重縮合触媒の存在下、窒素で置換した反応容
器で200〜280℃で1.0から3.0時間反応させ
た後、160mmHg程度の減圧下でさらに0.5から
2.0時間反応して得られる温度250℃での溶融粘度
が5Pa・s以上のポリアミド(特開平5−32033
5)が挙げられるが、これに限定されない。ここで触媒
としては、例えばリン酸、メタリン酸、ポリリン酸等の
リン酸系が用いられる。
ポリアミドとしては、好適には例えば、(f)炭素数が
20〜48の重合脂肪酸、(g)アゼライン酸及び/ま
たはセバシン酸、および(h)炭素数が2〜20のジア
ミンの三者を、上記(g)に対する(f)の重量比
(f)/(g)が0.25〜5.2で、かつ全カルボキ
シル基に対し全アミノ基が実質的に当量になるように混
合し、所定量のステアリン酸等の分子量調整剤と少量の
リン酸等の重縮合触媒の存在下、窒素で置換した反応容
器で200〜280℃で1.0から3.0時間反応させ
た後、160mmHg程度の減圧下でさらに0.5から
2.0時間反応して得られる温度250℃での溶融粘度
が5Pa・s以上のポリアミド(特開平5−32033
5)が挙げられるが、これに限定されない。ここで触媒
としては、例えばリン酸、メタリン酸、ポリリン酸等の
リン酸系が用いられる。
【0017】(c)成分として用いられるエチレン−エ
チルアクリレート共重合体ケン化物としては、エチレン
−エチルアクリレート共重合体を公知の方法によってケ
ン化したものである。ケン化前のエチルアクリレート含
量が5〜40重量%、ケン化度が10〜30重量%であ
ることが好ましい。
チルアクリレート共重合体ケン化物としては、エチレン
−エチルアクリレート共重合体を公知の方法によってケ
ン化したものである。ケン化前のエチルアクリレート含
量が5〜40重量%、ケン化度が10〜30重量%であ
ることが好ましい。
【0018】また、(A)成分(a)、(b)と(B)
成分(c)の組成比で難燃性や帯電防止性等の特性は変
化しない。従って、要求される硬さ、強度、加工方法等
により(A)、(B)成分の組成比を自由に調整するこ
とができる。特に(A)成分と(B)成分の組成比が9
0対10〜0対100が好ましい。
成分(c)の組成比で難燃性や帯電防止性等の特性は変
化しない。従って、要求される硬さ、強度、加工方法等
により(A)、(B)成分の組成比を自由に調整するこ
とができる。特に(A)成分と(B)成分の組成比が9
0対10〜0対100が好ましい。
【0019】(d)成分として用いられるチッソ含有化
合物としては、シアヌル酸メラミン、メラミン、尿素等
のチッソ含有化合物およびリン酸グアニール尿素、リン
酸メラミン等が挙げられるが、分解温度が高く、耐水性
に優れたシアヌル酸メラミンが最も好ましい。
合物としては、シアヌル酸メラミン、メラミン、尿素等
のチッソ含有化合物およびリン酸グアニール尿素、リン
酸メラミン等が挙げられるが、分解温度が高く、耐水性
に優れたシアヌル酸メラミンが最も好ましい。
【0020】(e)成分として用いられるリン含有化合
物としては、正リン酸エステル、縮合リン酸エステ
ル、、芳香族有機リン化合物等が挙げられる。特に融点
が80〜200℃の縮合リン酸エステルが難燃性、加工
性、耐水性から好ましい。
物としては、正リン酸エステル、縮合リン酸エステ
ル、、芳香族有機リン化合物等が挙げられる。特に融点
が80〜200℃の縮合リン酸エステルが難燃性、加工
性、耐水性から好ましい。
【0021】(A)、(B)成分の総量と(C)成分の
重量比は90対10〜30対70が好ましい。特に
(C)成分の添加量が20重量%以上になると200μ
mのフィルムでUL94燃焼試験でVTM−0相当の難
燃性を得ることができる。
重量比は90対10〜30対70が好ましい。特に
(C)成分の添加量が20重量%以上になると200μ
mのフィルムでUL94燃焼試験でVTM−0相当の難
燃性を得ることができる。
【0022】本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、
フェノール系、チオエーテル系、ホスファイト系等の酸
化防止剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、
ヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤、金属不活性化剤
等の安定剤類、シリコーン系、脂肪酸アマイド等の離型
剤および滑剤、金属石鹸、脂肪酸アマイド等の分散剤、
染料や有機系および無機系顔料等の着色剤等を添加する
ことができる。
フェノール系、チオエーテル系、ホスファイト系等の酸
化防止剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、
ヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤、金属不活性化剤
等の安定剤類、シリコーン系、脂肪酸アマイド等の離型
剤および滑剤、金属石鹸、脂肪酸アマイド等の分散剤、
染料や有機系および無機系顔料等の着色剤等を添加する
ことができる。
【0023】また、本発明の樹脂組成物はポリアミド骨
格とポリエーテルエステル骨格およびエチレン骨格を有
することから、他の熱可塑性樹脂、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メ
タクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート
共重合体、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸三元共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等の
オレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン6/66共重
合体、ナイロン4/6共重合体、ナイロン12、ナイロ
ン11等のポリアミド、ポリエステル系樹脂等のエンジ
ニアリングプラスチックに添加し、難燃性を付与するこ
とができる。
格とポリエーテルエステル骨格およびエチレン骨格を有
することから、他の熱可塑性樹脂、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メ
タクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート
共重合体、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸三元共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等の
オレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン6/66共重
合体、ナイロン4/6共重合体、ナイロン12、ナイロ
ン11等のポリアミド、ポリエステル系樹脂等のエンジ
ニアリングプラスチックに添加し、難燃性を付与するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、高度な難燃性を
有し、燃焼時および焼却時に有害ガスの発生が少なく、
かつ焼却時の灰分の残留が少ないこと、さらに帯電防止
性を有することおよび成形加工性に優れることを特徴と
する。原子力発電所等の放射性物質取り扱い場所におけ
る床、壁、天井等の表面被覆フィルム、トンネル内工事
用シートおよび一般家庭用の壁紙等の用途に有用であ
り、また、電線被覆材料への応用、電子部品成形材料へ
の応用等、工業的価値の高いものである。また各種成形
樹脂用の難燃性及び帯電防止性付与剤として利用可能で
ある。
有し、燃焼時および焼却時に有害ガスの発生が少なく、
かつ焼却時の灰分の残留が少ないこと、さらに帯電防止
性を有することおよび成形加工性に優れることを特徴と
する。原子力発電所等の放射性物質取り扱い場所におけ
る床、壁、天井等の表面被覆フィルム、トンネル内工事
用シートおよび一般家庭用の壁紙等の用途に有用であ
り、また、電線被覆材料への応用、電子部品成形材料へ
の応用等、工業的価値の高いものである。また各種成形
樹脂用の難燃性及び帯電防止性付与剤として利用可能で
ある。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例を具体的に説明するが、
本発明はこの実施例によって限定されるものではない。
なお、実施例、比較例における%表示は、すべて重量基
準である。
本発明はこの実施例によって限定されるものではない。
なお、実施例、比較例における%表示は、すべて重量基
準である。
【0026】実施例1〜16,比較例1〜5表1から表
7に記載した成分および配合割合で、タンブラーにより
混合した後、30mmφの二軸ベント式押出機で溶融混
練後、ペレット化し、灰分測定の試料とした。ペレット
をTダイ成形し、200μmフィルムを作成し、Tダイ
成形の成形性および燃焼性、耐水性を評価した。ただし
成形不可能なものについては、加熱二本ロールおよび熱
プレス、冷却プレスにより成形し試料を作成した。ペレ
ットを加熱二本ロールおよび熱プレス、冷却プレスによ
り成形し3mmシートを作成し、燃焼性を評価した。3
mmシートにより長期表面抵抗を測定した。各特性の評
価は以下の方法で実施し、評価結果は表1〜7に併せて
記載した。
7に記載した成分および配合割合で、タンブラーにより
混合した後、30mmφの二軸ベント式押出機で溶融混
練後、ペレット化し、灰分測定の試料とした。ペレット
をTダイ成形し、200μmフィルムを作成し、Tダイ
成形の成形性および燃焼性、耐水性を評価した。ただし
成形不可能なものについては、加熱二本ロールおよび熱
プレス、冷却プレスにより成形し試料を作成した。ペレ
ットを加熱二本ロールおよび熱プレス、冷却プレスによ
り成形し3mmシートを作成し、燃焼性を評価した。3
mmシートにより長期表面抵抗を測定した。各特性の評
価は以下の方法で実施し、評価結果は表1〜7に併せて
記載した。
【0027】 (1)燃焼性1 :UL94の垂直燃焼試験を厚さ3m
mで実施した。 (2)燃焼性2 :UL94の垂直燃焼試験を厚さ20
0μmのフィルムで実施した。 (3)燃焼性3 :JIS D 1201 の自動車室
内用有機資材燃焼性試験を200μmのフィルムで実施
した。 (4)灰分 :ペレット約5gを550℃に1時間保
持し、残留物質を重量%で評価した。 (5)耐水性 :200μmのフィルムを23℃の蒸留
水に1日放置。フィルムの表面状態と蒸留水の変化を観
察し、良、否で判定した。 (6)成形性 :Tダイフィルムの成形性を良、可、否
で判定した。 (7)長期表面抵抗(SR長期) :60日間水中放置
後、50℃で24時間乾燥し、表面を布で拭き取り、2
3℃、湿度55%で24時間放置後の表面抵抗を測定し
た。
mで実施した。 (2)燃焼性2 :UL94の垂直燃焼試験を厚さ20
0μmのフィルムで実施した。 (3)燃焼性3 :JIS D 1201 の自動車室
内用有機資材燃焼性試験を200μmのフィルムで実施
した。 (4)灰分 :ペレット約5gを550℃に1時間保
持し、残留物質を重量%で評価した。 (5)耐水性 :200μmのフィルムを23℃の蒸留
水に1日放置。フィルムの表面状態と蒸留水の変化を観
察し、良、否で判定した。 (6)成形性 :Tダイフィルムの成形性を良、可、否
で判定した。 (7)長期表面抵抗(SR長期) :60日間水中放置
後、50℃で24時間乾燥し、表面を布で拭き取り、2
3℃、湿度55%で24時間放置後の表面抵抗を測定し
た。
【0028】表1から表7で明らかなように、(A)、
(B)成分にチッソ含有化合物を10%以上添加するこ
とにより、3mm厚でV−2〜V−0、200μm厚で
VTM−2の難燃性を得ることができる。特に、シアヌ
ル酸メラミンが20%以上になると200μm厚でVT
M−0の難燃性を得ることができる。ここで、難燃性に
は(a),(b),(c)成分の組成比は影響を与えな
いことがわかる。しかし、(A)、(B)成分のみ、あ
るいはエチレン−エチルアクリレート共重合体にシアヌ
ル酸メラミンを添加しても高い難燃性を得ることができ
ない。また、チッソ含有化合物では、耐熱性、耐水性、
加工性等に優れたシアヌル酸メラミンが好ましい。ま
た、リン含有化合物では、耐熱性、耐水性、加工性等に
優れた縮合リン酸エステルが好ましい。難燃剤として、
水酸化マグネシウムを使用すると難燃性は良好である
が、灰分が残る。
(B)成分にチッソ含有化合物を10%以上添加するこ
とにより、3mm厚でV−2〜V−0、200μm厚で
VTM−2の難燃性を得ることができる。特に、シアヌ
ル酸メラミンが20%以上になると200μm厚でVT
M−0の難燃性を得ることができる。ここで、難燃性に
は(a),(b),(c)成分の組成比は影響を与えな
いことがわかる。しかし、(A)、(B)成分のみ、あ
るいはエチレン−エチルアクリレート共重合体にシアヌ
ル酸メラミンを添加しても高い難燃性を得ることができ
ない。また、チッソ含有化合物では、耐熱性、耐水性、
加工性等に優れたシアヌル酸メラミンが好ましい。ま
た、リン含有化合物では、耐熱性、耐水性、加工性等に
優れた縮合リン酸エステルが好ましい。難燃剤として、
水酸化マグネシウムを使用すると難燃性は良好である
が、灰分が残る。
【0029】表中の略号の説明 PAE1 :軟化点153℃、比重1.02、メルトイ
ンデックス5(190℃、2.16kgでの数値(以下
の数値も同様の条件))のポリアミドエラストマー PAE2 :軟化点165℃、比重1.02、メルトイ
ンデックス4のポリアミドエラストマー PA1 :軟化点84℃、比重0.96、メルトイン
デックス16のポリアミド PA2 :軟化点176℃、比重1.02、メルトイ
ンデックス0.01のポリアミド EEA−OH1 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が35重量%、ケン化度が10重量%のエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH2 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が35重量%、ケン化度が30重量%のエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH3 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が5重量%、ケン化度が10重量%のエチレン−エチル
アクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH4 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が5重量%、ケン化度が30重量%のエチレン−エチル
アクリレート共重合体ケン化物 EEA :酢酸ビニル含量が35重量%のエチレン−エ
チルアクリレート共重合体 PE :低密度ポリエチレン PP :ポリプロピレン PA :ポリアミド(ナイロン6/66共重合体) MCA :シアヌル酸メラミン PPA :ポリリン酸アンモニウム PPE :縮合リン酸エステル(融点約168℃) TPP :正リン酸エステル(トリフェニルホスフェー
ト) Mg(OH)2 :水酸化マグネシウム
ンデックス5(190℃、2.16kgでの数値(以下
の数値も同様の条件))のポリアミドエラストマー PAE2 :軟化点165℃、比重1.02、メルトイ
ンデックス4のポリアミドエラストマー PA1 :軟化点84℃、比重0.96、メルトイン
デックス16のポリアミド PA2 :軟化点176℃、比重1.02、メルトイ
ンデックス0.01のポリアミド EEA−OH1 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が35重量%、ケン化度が10重量%のエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH2 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が35重量%、ケン化度が30重量%のエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH3 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が5重量%、ケン化度が10重量%のエチレン−エチル
アクリレート共重合体ケン化物 EEA−OH4 :ケン化前のエチルアクリレート含量
が5重量%、ケン化度が30重量%のエチレン−エチル
アクリレート共重合体ケン化物 EEA :酢酸ビニル含量が35重量%のエチレン−エ
チルアクリレート共重合体 PE :低密度ポリエチレン PP :ポリプロピレン PA :ポリアミド(ナイロン6/66共重合体) MCA :シアヌル酸メラミン PPA :ポリリン酸アンモニウム PPE :縮合リン酸エステル(融点約168℃) TPP :正リン酸エステル(トリフェニルホスフェー
ト) Mg(OH)2 :水酸化マグネシウム
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】(表5の続き)
【0036】
【表7】
【0037】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 77/08 C08L 77/08 C09K 3/16 106 C09K 3/16 106A
Claims (10)
- 【請求項1】 (A)(a)ポリアミド骨格とポリエー
テルエステル骨格とからなるポリアミドエラストマー、
(b)重合脂肪酸系ポリアミドの1種以上と、(B)
(c)エチレン−エチルアクリレート共重合体のケン化
物とからなる組成物と、 (C)(d)チッソ含有化合
物、(e)リン含有化合物の1種以上とからなる組成物
とからなる樹脂組成物。 - 【請求項2】 エチレン−エチルアクリレート共重合体
ケン化物(c)のケン化前のエチルアクリレート含量が
5〜40重量%、ケン化度が10〜30重量%であるこ
とを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 (A)成分と(B)成分の重量比が90
対10〜0対100であることを特徴とする請求項1又
は2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 (A)成分と(B)成分の総量と(C)
成分の重量比が90対10〜30対70であることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の樹脂組成
物。 - 【請求項5】 チッソ含有化合物(d)がチッソ、炭
素、酸素、水素以外の元素を含有しないことを特徴とす
る請求項1〜4のいずれか1つに記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 チッソ含有化合物(d)がシアヌル酸メ
ラミンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1つに記載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 リン含有化合物(e)が縮合リン酸エス
テルであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
つに記載の樹脂組成物。 - 【請求項8】 灰分が1%以下であることを特徴とする
請求項1〜7のいずれか1つに記載の樹脂組成物。 - 【請求項9】 その成形体の表面抵抗が1013Ω以下で
あることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記
載の樹脂組成物。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1つに記載の
樹脂組成物を成形してなることを特徴とする成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28357197A JPH11116801A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 樹脂組成物及びその成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28357197A JPH11116801A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 樹脂組成物及びその成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11116801A true JPH11116801A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17667258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28357197A Pending JPH11116801A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 樹脂組成物及びその成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11116801A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001064450A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Achilles Corp | 難燃性樹脂組成物 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28357197A patent/JPH11116801A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001064450A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Achilles Corp | 難燃性樹脂組成物 |
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