JPH11115952A - 注出用口栓 - Google Patents

注出用口栓

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JPH11115952A
JPH11115952A JP28175897A JP28175897A JPH11115952A JP H11115952 A JPH11115952 A JP H11115952A JP 28175897 A JP28175897 A JP 28175897A JP 28175897 A JP28175897 A JP 28175897A JP H11115952 A JPH11115952 A JP H11115952A
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JP
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holding plate
cylinder
fixing member
fitting
pouring
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Application number
JP28175897A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
利幸 鈴木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5883Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls

Abstract

(57)【要約】 【課題】パウチから内容物を注出するときには、容易に
取り付けられ、内容物の注出状態が良好であり、内容物
を注出した後には、容易に取り外しが可能で再使用がで
き、廃棄するときには、分別回収が容易な注出用口栓を
提供する。 【解決手段】角状のプラスチックフィルムからなるパウ
チ20の一角を切断して開口した開口部22に、上方に蓋部
110 をもつ剛性なプラスチック製の注出筒100 の下方の
挿入部120 を挿入し、この注出筒の挿入部をパウチの周
壁外側から剛性なプラスチック製の固定部材200 で取り
外し可能に挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状内容物の詰替
え用容器として使用する角状で自立するスタンディング
パウチや平パウチの内容物注出時に用いる注出用口栓に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保全や省資源の立場から、食
品や洗剤などの液体内容物にプラスチックフィルムから
なる角状の詰替え用パウチが使用されるようになってき
た。そして、内容物を本体容器に移し替えるときに、角
部をノッチや鋏などで切断して開口して内容物を移し替
えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
角状の詰替え用パウチは、プラスチックフィルムから構
成されているため、開口した注出口部が柔軟であり、内
容物を本体容器へ注出することがしにくかった。このた
め、本体容器へ注出し易くするために、例えば、特開平
5−132069号公報に記載されている角部に内容物
の注出流路を形成する小管を熱融着したものや、特開平
9−24956号公報に記載されている周辺のシール部
に半硬質ないし硬質パイプを埋没した突起状注出部を設
けものなどが知られているが、パウチ本体は平坦である
が上述の小管やパイプが立体構造であり、パウチを流通
や保管するときに集積効率が悪く、また、充填機上で搬
送上のトラブルを発生したり、小管やパイプがパウチ本
体と材質が異なる場合には、廃棄するときに分別回収し
にくいことなどがあった。
【0004】本発明は、上述した従来の詰替え用パウチ
の問題を解決したものであり、パウチから内容物を注出
するときに、容易にパウチに取り付けられ、内容物の注
出状態が良好であり、内容物を注出した後には、容易に
パウチから取り外すことが可能で再使用ができ、廃棄す
るときには、分別回収が容易な注出用口栓を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
図1(a)に示すように、角状のプラスチックフィルム
からなるパウチ(20)の一角を切断して開口した開口
部(22)に、上方に蓋部(110)をもつ剛性なプラ
スチック製の注出筒(100)の下方の挿入部(12
0)を挿入し、前記注出筒の挿入部をパウチの周壁外側
から剛性なプラスチック製の固定部材(200)で取り
外し可能に挟持することを特徴とする注出用口栓(1
0)である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、図1(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが別体であり、前記注出筒(100)が、
挿入部(120)の上端位置に支持リング(121)を
設け中間に嵌合リング(122)を設け下端部に縦の流
入スリット(123)を設け、前記固定部材(200)
が、ヒンジ(201)を介して開閉自在に連結する前押
え板(210)と後押え板(220)とからなり、前記
前押え板(210)は、中央位置に内周面に前記注出筒
の嵌合リング(122)との嵌合リング(212)をも
ち外側へ突起する半円状筒部(211)を設け、この半
円状筒部の両側に固定スリット(213)を設け、前記
ヒンジ(201)との対向側端部に嵌合部(214)を
設け、前記後押え板(220)は、中央位置に内周面に
前記注出筒の嵌合リング(122)との嵌合リング(2
22)をもち外側へ突起する半円状筒部(221)を前
記前押え板の半円状筒部(211)と対応させて設け、
この半円状筒部の両側に前記前押え板の固定スリット
(213)との固定突起(223)を設け、前記ヒンジ
(201)との対向側端部に前記前押え板の嵌合部(2
14)との嵌合部(224)を設けたことを特徴とする
第1の発明に記載の注出用口栓(10)である。
【0007】次に、本発明の第3の発明は、図2(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが一体であり、前記注出筒(100)の挿
入部(120)の上端位置の両側に直交して連設する左
右背板(310)を設け下端部に縦の流入スリット(1
23)を設け、前記左右背板の前方にヒンジ(202)
を介して下方へ開閉自在に連結する前押え板(210)
と、前記左右背板の後方にヒンジ(203)を介して下
方へ開閉自在に連結する後押え板(220)とからな
り、前記前押え板(210)は、中央位置に外側へ突起
する半円状筒部(211)を設け、この半円状筒部の両
側に固定スリット(213)を設け、両端縁部に嵌合部
(214)を設け、前記後押え板(220)は、中央位
置に外側へ突起する半円状筒部(221)を前記前押え
板の半円状筒部(211)と対応させて設け、この半円
状筒部の両側に内側へ突起する前記前押え板の固定スリ
ット(213)との固定突起(223)を設け、両端縁
部に前記前押え板の嵌合部(214)との嵌合部(22
4)を設けたことを特徴とする第1の発明に記載の注出
用口栓(10)である。
【0008】次に、本発明の第4の発明は、図3(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが別体であり、前記注出筒(100)が、
挿入部(120)の上端位置に支持リング(121)を
設け下方に挟着リング(124)を設け、前記固定部材
(200)が、ヒンジ(201)を介して開閉自在に連
結する高さがほぼ前記注出筒の支持リング(121)と
挟着リング(124)間の長さの前押え板(210)と
後押え板(220)とからなり、前記前押え板(21
0)は、中央位置に外側へ突起する半円状筒部(21
1)を設け、前記ヒンジ(201)との対向側端縁部に
嵌合部(214)を設け、前記後押え板(220)は、
中央位置に外側へ突起する半円状筒部(221)を前記
前押え板の半円状筒部(211)と対応させて設け、前
記ヒンジ(201)との対向側端縁部に前記前押え板の
嵌合部(214)との嵌合部(224)を設けたことを
特徴とする第1の発明に記載の注出用口栓(10)であ
る。
【0009】次に、本発明の第5の発明は、図4(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが別体であり、前記注出筒(100)が、
挿入部(120)の上端位置に支持リング(121)を
設け下端に挟着リング(124)を設け、前記固定部材
(100)が、それぞれ曲面状の装着ガイド部(215
と225))を一方の端部にもち、高さがほぼ前記注出
筒の支持リング(121)と挟着リング(124)間の
長さの二つの半円状筒部(211と221)を前後に対
応させて設け、これら二つ半円状筒部の前記挿着ガイド
部との対向端部をU字状の弾性板(230)で連結した
ことを特徴とする第1の発明に記載の注出用口栓(1
0)である。
【0010】次に、本発明の第6の発明は、図5(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが別体であり、前記注出筒(100)が、
挿入部(120)の上端位置に支持リング(121)を
設け下端に挟着リング(124)を設け、前記固定部材
(100)が、中央位置に外側へ突起する高さがほぼ前
記注出筒の支持リング(121)と挟着リング(12
4)間の長さの半円状筒部(211)をもち両端縁部に
嵌合部(214)を設けた前押え板(210)の前記半
円状筒部(211)の左右側の上端に、それぞれ左右の
後押え板(220)をヒンジ(201)を介して開閉自
在に連結し、これら左右の後押え板の外側端縁部に前記
前押え板の嵌合部(214)との嵌合部(224)を設
けたことを特徴とする第1の発明に記載の注出用口栓
(10)である。
【0011】次に、本発明の第7の発明は、図6(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)が一体であり、前記注出筒(100)が、挿
入部(120)の上端位置に支持リング(121)を設
け、この支持リングの対応する外周縁部に、それぞれヒ
ンジ(201)を介して下方へ開閉自在に連結し外側端
縁部に相互に嵌合し合う嵌合部(214と224)をも
つ前押え板(210)と後押え板(220)とを連結し
たことを特徴とする第1の発明に記載の注出用口栓(1
0)である。
【0012】次に、本発明の第8の発明は、図7(a)
に示すように、前記注出筒(100)と前記固定部材
(200)とが別体であり、前記注出筒(100)が、
挿入部(120)の上端位置に菱形状の支持リング(1
21)を設け、この支持リングの左右対向角縁部の位置
に跨がって接続するU字状の後押え板(130)を垂設
し、前記固定部材(200)が、高さがU字状の後押え
板(130)の内側の高さより短く、半円より長い半円
状筒部(211)の開口部(216)の近傍内側の左右
外周に、縦の前押え板(210)をそれぞれ対応させて
設けたことを特徴とする第1の発明に記載の注出用口栓
(10)である。
【0013】そして、本発明の第9の発明は、図8
(b)に示すように、前記注出筒(100)と前記固定
部材(200)とが別体であり、前記注出筒(100)
が、挿入部(120)の上端位置に支持リング(12
1)を設け下端に挟着リング(124)を設け、前記固
定部材(200)が、傾斜するヒンジ(201)を介し
て開閉自在に連結する台形状の前押え板(210)と後
押え板(220)とからなり、前記前押え板(210)
は、中央位置に外側へ突起する高さがほぼ前記注出筒の
支持リング(121)と挟着リング(124)間の長さ
の半円状筒部(211)を設け、前記ヒンジ(201)
との対向側端縁部に嵌合部(214)を設け、前記後押
え板(220)は、中央位置に外側へ突起する高さがほ
ぼ前記注出筒の支持リング(121)と挟着リング(1
24)間の長さの半円状筒部(図示せず)を設け、前記
ヒンジ(201)との対向側端縁部に前記前押え板の嵌
合部(214)との嵌合部(224)を設けたことを特
徴とする第1の発明に記載の注出用口栓(10)であ
る。
【0014】
【作用】本発明の注出用口栓は、注出筒と固定部材とか
ら構成されており、内容物が充填されたパウチから内容
物を注出するときには、まず、角状の柔軟なパウチの一
角を切断して開口し、この開口部に、注出筒の下方の挿
入部を支持リング又は背板が開口部に当接するまで挿入
し、固定部材でパウチの周壁外側から注出筒の挿入部を
挟持すればよく、パウチへの取り付けが非常に容易であ
る。
【0015】また、本発明の注出用口栓を装着したパウ
チは、内容物を注出するときに、まず、注出筒の蓋部を
開口し、柔軟なパウチを傾斜させて注出筒の図1(c)
に示す注出口(101)から内容物を注出するが、注出
筒は剛性をもつプラスチック製であり、注出中に潰れる
ことなく図1(b)に示す流路(102)を確保するた
め、内容物の注出状態が良好である。また、注出筒の挿
入部の下端部に縦の流入スリットを設けたものは、内容
物が少なくなったときに、流入スリットから内容物が注
出筒に流入し易く、パウチ内の内容物の残留を少なくす
ることができる。
【0016】また、本発明の注出用口栓を装着したパウ
チは、内容物を注出してパウチが空になったときに、固
定部材が取り外し可能に取り付けられているので、容易
にパウチから注出用口栓を取り外すことができる。取り
外した注出用口栓は、剛性なプラスチック製であるた
め、再使用することが可能であり、また、廃棄するとき
には、パウチとの分別回収が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の注出用口栓は、柔軟な単
層又は積層プラスチックフィルムを表裏重ね合わせて、
その周縁部を熱融着などによりシール部を設けた角状で
自立するスタンディングパウチや平パウチの内容物注出
するときに、パウチの一角を切断して開口した開口部に
装着して用いるものである。そして、この注出用口栓
は、注出筒と固定部材とから構成され、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどの使用目的にあった適度の剛性を
もつ熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により、注出筒
と固定部材とを別個に又は一体に成形して作製するもの
である。
【0018】本発明の注出用口栓(10)の一実施形態
は、例えば、図1(a)に示すように、注出筒(10
0)と固定部材(200)とが別体のものであり、注出
筒(100)は、挿入部(120)の上端位置にパウチ
の開口部より大きいドーナツ盤状の支持リング(12
1)を設け、中間位置に溝状又は突起状の嵌合リング
(122)を設け、下端部に縦の内容物の流入スリット
(123)を設けるものであり、固定部材(200)
は、ヒンジ(201)(片側面にV字状の凹溝を設けて
線状の薄肉部を形成し、折り曲げ可能にしたもの)を介
して開閉自在に連結する前押え板(210)と後押え板
(220)とからなり、前押え板(210)は、中央位
置に、内周面に注出筒の嵌合リング(122)と嵌合す
る突起状又は溝状の嵌合リング(212)を形成し外側
へ突起する半円状筒部(211)を設け、この半円状筒
部の両側に固定スリット(213)を設け、ヒンジ(2
01)との対向側端部に凸状又は凹状の嵌合部(21
4)を設けるものであり、後押え板(220)は、中央
位置に内周面に注出筒の嵌合リング(122)と嵌合す
る突起状又は溝状の嵌合リング(222)を形成し外側
へ突起する半円状筒部(221)を前押え板の半円状筒
部(211)と対応させて設け、この半円状筒部の両側
に前押え板の固定スリット(213)との固定突起(2
23)を設け、ヒンジ(201)との対向側端部に前押
え板の嵌合部(214)と嵌合する凹状又は凸状の嵌合
部(224)を設けるものである。なお、蓋部(11
0)は、図1(a)においては、ヒンジ(111)を介
して注出筒の上端に設けるものであるが、この限りでは
ない。
【0019】そして、図1(a)乃至(c)及び図9に
示すように、パウチ(20)の切断して開口する一角の
開口部(22)に、注出筒(100)の下方の挿入部
(120)を支持リング(121)がパウチの開口部に
当接するまで挿入し、固定部材(200)の前押え板
(210)と後押え板(220)をヒンジ(201)で
折り曲げて、パウチの周壁外側から注出筒の挿入部を挟
持し、前押え板(210)と後押え板(220)とを嵌
合部(214と224)とにより嵌着して、本実施形態
の注出用口栓(10)をパウチに装着するものである。
なお、前押え板(210)に設けた半円状筒部の両側の
固定スリット(213)と、後押え板(220)に設け
た半円状筒部の両側の固定突起(223)とが、パウチ
を挟んで嵌合するため、注出用口栓がしっかりとパウチ
に装着するものである。
【0020】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図2(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが一体のものであ
り、注出筒(100)の挿入部(120)の上端位置の
両側に直交して連設する左右背板(310)を設け、下
端部に縦の流入スリット(123)を設け、左右背板の
前方にヒンジ(202)を介して下方へ開閉自在に連結
する前押え板(210)と、左右背板の後方にヒンジ
(203)を介して下方へ開閉自在に連結する後押え板
(220)とからなるものであり、前押え板(210)
は、中央位置に外側へ突起する半円状筒部(211)を
設け、この半円状筒部の両側に固定スリット(213)
を設け、両端縁部に孔状又は凸状の嵌合部(214)を
設けるものであり、後押え板(220)は、中央位置に
外側へ突起する半円状筒部(221)を前押え板の半円
状筒部(211)と対応させて設け、この半円状筒部の
両側に内側へ突起する前押え板の固定スリット(21
3)との固定突起(223)を設け、両端縁部に前押え
板の嵌合部(214)と嵌合する凸状又は孔状の嵌合部
(224)を設けるものである。なお、蓋部(110)
は、図2(a)においては、ヒンジ(111)を介して
注出筒の上端に設けるものであるが、この限りではな
い。
【0021】そして、図2(a)乃至(c)及び図10
(a)及び(b)に示すように、パウチ(20)の切断
して開口する一角の開口部(22)に、注出筒(10
0)の下方の挿入部(120)を左右背板(310)が
パウチの開口部に当接するまで挿入し、固定部材(20
0)の前押え板(210)と後押え板(220)をヒン
ジ(202,203)で下方へ折り曲げて、パウチの周
壁外側から注出筒の挿入部を挟持し、前押え板(21
0)と後押え板(220)とを嵌合部(214と22
4)とにより嵌着して、本実施形態の注出用口栓(1
0)をパウチに装着するものである。なお、前押え板
(210)に設けた半円状筒部の両側の固定スリット
(213)と、後押え板(220)に設けた半円状筒部
の両側の固定突起(223)とが、パウチを挟んで嵌合
するため、注出用口栓がしっかりとパウチに装着するも
のである。
【0022】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図3(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが別体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
にパウチの開口部より大きいドーナツ盤状の支持リング
(121)を設け、下方にパウチの開口部より小さい挟
着リング(124)を設けるものであり、固定部材(2
00)は、ヒンジ(201)を介して開閉自在に連結す
る高さがほぼ注出筒の支持リング(121)と挟着リン
グ(124)間の長さの前押え板(210)と後押え板
(220)とからなり、前押え板(210)は、中央位
置に外側へ突起する半円状筒部(211)を設け、ヒン
ジ(201)との対向側端縁部に孔状又は凸状の嵌合部
(214)を設けるものであり、後押え板(220)
は、中央位置に外側へ突起する半円状筒部(221)を
前押え板の半円状筒部(211)と対応させて設け、ヒ
ンジ(201)との対向側端縁部に前押え板の嵌合部
(214)と嵌合する凸状又は孔状の嵌合部(224)
を設けるものである。なお、蓋部(110)は、図3
(a)においては、連結帯(121)で支持リング(1
21)と連結して注出筒(100)の上端に設けるもの
であるが、この限りではない。
【0023】そして、図3(a)乃至(c)に示すよう
に、パウチ(20)の切断して開口する一角の開口部
(22)に、注出筒(100)の下方の挿入部(12
0)を支持リング(121)がパウチの開口部に当接す
るまで挿入し、固定部材(200)の前押え板(21
0)と後押え板(220)をヒンジ(201)で折り曲
げて、パウチの周壁外側から注出筒の挿入部を挟持し、
前押え板(210)と後押え板(220)とを嵌合部
(214と224)により嵌着して、本実施形態の注出
用口栓(10)をパウチに装着するものである。
【0024】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図4(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが別体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
にパウチの開口部より大きいドーナツ盤状の支持リング
(121)を設け、下端にパウチの開口部より小さい挟
着リング(124)を設けるものであり、、固定部材
(100)は、それぞれ曲面状の装着ガイド部(215
と225)を一方の端部にもち、高さがほぼ注出筒の支
持リング(121)と挟着リング(124)間の長さの
二つの半円状筒部(211と221)を前後に対応させ
て設け、これら二つ半円状筒部の挿着ガイド部との対向
端部をU字状の弾性板(230)で連結するものであ
る。なお、蓋部(110)は、図4(a)においては、
ヒンジ(111)を介して注出筒の上端に設けるもので
あるが、この限りではない。また、固定部材は、プラス
チック製であり、材質が弾性をもっているため、特にU
字状の弾性板を、半円状筒部の材質と替える必要はな
く、同一材質で一体に作製するものである。なお、蓋部
(110)は、図4(a)においては、ヒンジ(11
1)を介して注出筒の上端に設けるものであるが、この
限りではない。
【0025】そして、図4(a)乃至(c)に示すよう
に、パウチ(20)の切断して開口する一角の開口部
(22)に、注出筒(100)の下方の挿入部(12
0)を支持リング(121)がパウチの開口部に当接す
るまで挿入し、固定部材(200)の先端に装着ガイド
部(215と225)をもつ対応して設けられた半円状
筒部(211と221)間に押し込んで、パウチの周壁
外側から注出筒の挿入部を挟持し、U字状の弾性板(2
30)の弾性力により圧着して、本実施形態の注出用口
栓(10)をパウチに装着するものである。
【0026】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図5(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが別体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
にパウチの開口部より大きいドーナツ盤状の支持リング
(121)を設け、下端にパウチの開口部より小さい挟
着リング(124)を設け、固定部材(100)は、中
央位置に外側へ突起する高さがほぼ注出筒の支持リング
(121)と挟着リング(124)間の長さの半円状筒
部(211)をもち両端縁部に孔状又は凸状の嵌合部
(214)を設けた前押え板(210)の半円状筒部
(211)の左右側の上端に、それぞれ左右の後押え板
(220)をヒンジ(201)を介して開閉自在に連結
し、これら左右の後押え板の外側端縁部に前押え板の嵌
合部(214)と嵌合する凸状又は孔状の嵌合部(22
4)を設けるものである。なお、蓋部(110)は、図
5(a)においては、連結帯(121)で支持リング
(121)と連結して注出筒(100)の上端に設ける
ものであるが、この限りではない。
【0027】そして、図5(a)乃至(c)に示すよう
に、パウチ(20)の切断して開口する一角の開口部
(22)に、注出筒(100)の下方の挿入部(12
0)を支持リング(121)がパウチの開口部に当接す
るまで挿入し、固定部材(200)の左右の後押え板
(220)をヒンジ(201)で折り曲げて、パウチの
周壁外側から注出筒の挿入部を挟持し、前押え板(21
0)と後押え板(220)とを嵌合部(214と22
4)とにより嵌着して、本実施形態の注出用口栓(1
0)をパウチに装着するものである。
【0028】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図6(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)が一体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
に支持リング(121)を設け、この支持リングの対応
する外周縁部に、それぞれヒンジ(201)を介して下
方へ開閉自在に連結し外側端縁部に相互に嵌合し合う嵌
合部(214と224)をもつ前押え板(210)と後
押え板(220)とを連結するものである。なお、蓋部
(110)は、図6(c)においては、連結帯(12
1)で支持リング(121)と連結して注出筒(10
0)の上端に設けるものであるが、この限りではない。
【0029】そして、図6(a)乃至(c)に示すよう
に、パウチ(20)の切断して開口する一角の開口部
(22)に、注出筒(100)の下方の挿入部(12
0)を、支持リング(121)の対応する外周縁部に連
結する前押え板(210)と後押え板(220)がパウ
チの開口部に当接するまで挿入し、固定部材(200)
の前押え板(210)と後押え板(220)をヒンジ
(202,203)で下方へ折り曲げて、パウチの周壁
外側から注出筒の挿入部を挟持し、前押え板(210)
と後押え板(220)とを嵌合部(214と224)と
により嵌着して、本実施形態の注出用口栓(10)をパ
ウチに装着するものである。
【0030】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図7(a)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが別体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
に菱形状の支持リング(121)を設け、この支持リン
グの左右対向角縁部の位置に跨がって接続するU字状の
後押え板(130)を垂設するものであり、固定部材
(200)は、高さがU字状の後押え板(130)の内
側の高さより短く、半円より長い半円状筒部(211)
の開口部(216)の近傍内側の左右外周に、縦の前押
え板(210)をそれぞれ対応させて設けるものであ
る。なお、蓋部(110)は、図7(c)においては、
連結帯(121)で支持リング(121)と連結して注
出筒(100)の上端に設けるものであるが、この限り
ではない。
【0031】そして、図7(a)乃至(c)及び図11
に示すように、パウチ(20)の切断して開口する一角
の開口部(22)に、U字状の後押え板(130)はパ
ウチの外側にして、注出筒(100)の下方の挿入部
(120)のみを支持リング(121)がパウチの開口
部に当接するまで挿入し、固定部材(200)の半円状
筒部(211)の開口部(216)から注出筒の挿入部
にパウチの外側から押し込んで、固定部材の前押え板
(210)と注出筒の支持リングに垂設するU字状の後
押え板とで、注出筒の挿入部をパウチの周壁外側から挟
持し、固定部材の半円より長い半円状筒部で握着して、
本実施形態の注出用口栓(10)をパウチに装着するも
のである。
【0032】また、本発明の他の実施形態例の注出用口
栓(10)は、例えば、図8(b)に示すように、注出
筒(100)と固定部材(200)とが別体のものであ
り、注出筒(100)は、挿入部(120)の上端位置
に支持リング(121)を設け、下端に挟着リング(1
24)を設けるものであり、固定部材(200)は、傾
斜するヒンジ(201)を介して開閉自在に連結する台
形状の前押え板(210)と後押え板(220)とから
なり、この前押え板(210)は、中央位置に外側へ突
起する高さがほぼ注出筒の支持リング(121)と挟着
リング(124)間の長さの半円状筒部(211)を設
け、ヒンジ(201)との対向側端縁部に凹状又は凸状
の嵌合部(214)を設けるものであり、後押え板(2
20)は、中央位置に外側へ突起する半円状筒部(図示
せず)を前押え板の半円状筒部(211)と対応させて
設け、ヒンジ(201)との対向側端縁部に前押え板の
嵌合部(214)と嵌合する凸状又は凹状の嵌合部(2
24)を設けるものである。なお、蓋部(110)は、
図8(b)においては、ヒンジ(111)を介して注出
筒の上端に設けるものであるが、この限りではない。
【0033】そして、図8(a)に示すように、固定部
材(200)を前押え板(210)と後ろ押え板(22
0)をヒンジ(201)で折り曲げて、固定部材の上端
をパウチ(20)の開封ノッチ(23)位置に合わせ、
嵌合部(214と224)によりパウチの角部を挟んで
嵌着し、パウチの角部を開封ノッチから切断して開口
し、この開口部(22)に、図8(b)乃至(d)に示
すように、注出筒(100)の下方の挿入部(120)
を支持リング(121)が固定部材(200)の上端に
当接するまで挿入し、挿入部の下端に挟着リング(12
4)を固定部材の中央位置に対応して設けられた前押え
板と後ろ押え板の半円状筒部(211,他方は図示せ
ず)の下端に嵌着させて、本実施形態の注出用口栓(1
0)をパウチ(20)に装着するものである。
【0034】
【発明の効果】本発明の注出用口栓は、剛性をもつプラ
スチック製で、別体又は一体に成形された注出筒と固定
部材とからなり、角部を切断して開口した柔軟なパウチ
の開口部に、注出筒の下方の挿入部を挿入し、この注出
筒をパウチの周壁外側から固定部材で挟持するだけでよ
く、パウチへの装着が非常に簡単である。
【0035】また、本発明の注出用口栓を装着したパウ
チは、内容物を注出するときに、注出用口栓が剛性をも
つプラスチック製であり、注出筒が内容物の注出中に潰
れることなく流路を確保するため、内容物の注出状態が
良好であり、また、注出筒の挿入部の下端部に縦の流入
スリットを設けたものは、パウチ内の内容物の残留を少
なくすることができる。
【0036】さらに、本発明の注出用口栓を装着したパ
ウチは、パウチから注出用口栓を容易に取り外すことが
できる。このため、再使用が可能であり、また、廃棄す
るときには、パウチとの分別回収が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視図で
あり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一部を
切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開口し
た斜視図である。
【図2】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図3】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図4】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図5】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図6】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図7】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図8】(a)は、パウチの角部の開口部に、本発明の
他の一実施形態の注出用口栓を装着する状態を示す斜視
図であり、(b)は、パウチに装着した注出用口栓の一
部を切欠いた正面図であり、(c)は、その注出口を開
口した斜視図である。
【図9】図1(b)に示す本発明の注出用口栓の注出筒
の挿入部を挟持したときの固定部材の前押え板と後押え
板との嵌合状態を示す横断面図である。
【図10】(a)は、図2(b)に示す本発明の注出用
口栓の注出筒の挿入部を挟持したときの固定部材の前押
え板と後押え板との嵌合状態を示す横断面図であり、
(b)は、その縦断面図である。
【図11】図7(b)に示す本発明の注出用口栓の注出
筒の挿入部を挟持したときの固定部材の前押え板と後押
え板との嵌合状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
10……注出用口栓 20……パウチ 21……シール部 22,216……開口部 23……開封ノッチ 100……注出筒 101……注出口 102……流路 110……蓋部 111,201,202,203……ヒンジ 112……連結帯 120……挿入部 121……支持リング 122,212,222……嵌合リング 123……流入スリット 124……挟着リング 130,220……後押え板 200……固定部材 210……前押え板 211,221……半円筒部 213……固定スリット 214,224……嵌合部 215,225……装着ガイド部 223……固定突起 230……U字状板 310……背板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角状のプラスチックフィルムからなるパウ
    チの一角を切断して開口した開口部に、上方に蓋部をも
    つ剛性なプラスチック製の注出筒の下方の挿入部を挿入
    し、前記注出筒の挿入部をパウチの周壁外側から剛性な
    プラスチック製の固定部材で取り外し可能に挟持するこ
    とを特徴とする注出用口栓。
  2. 【請求項2】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設
    け中間に嵌合リングを設け下端部に縦の流入スリットを
    設け、前記固定部材が、ヒンジを介して開閉自在に連結
    する前押え板と後押え板とからなり、前記前押え板は、
    中央位置に内周面に前記注出筒の嵌合リングとの嵌合リ
    ングをもち外側へ突起する半円状筒部を設け、該半円状
    筒部の両側に固定スリットを設け、前記ヒンジとの対向
    側端部に嵌合部を設け、前記後押え板は、中央位置に内
    周面に前記注出筒の嵌合リングとの嵌合リングをもち外
    側へ突起する半円状筒部を前記前押え板の半円状筒部と
    対応させて設け、該半円状筒部の両側に前記前押え板の
    固定スリットとの固定突起を設け、前記ヒンジとの対向
    側端部に前記前押え板の嵌合部との嵌合部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の注出用口栓。
  3. 【請求項3】前記注出筒と前記固定部材とが一体であ
    り、前記注出筒の挿入部の上端位置の両側に直交して連
    設する左右背板を設け下端部に縦の流入スリットを設
    け、前記左右背板の前方にヒンジを介して下方へ開閉自
    在に連結する前押え板と、前記左右背板の後方にヒンジ
    を介して下方へ開閉自在に連結する後押え板とからな
    り、前記前押え板は、中央位置に外側へ突起する半円状
    筒部を設け、該半円状筒部の両側に固定スリットを設
    け、両端縁部に嵌合部を設け、前記後押え板は、中央位
    置に外側へ突起する半円状筒部を前記前押え板の半円状
    筒部と対応させて設け、該半円状筒部の両側に内側へ突
    起する前記前押え板の固定スリットとの固定突起を設
    け、両端縁部に前記前押え板の嵌合部との嵌合部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の注出用口栓。
  4. 【請求項4】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設
    け下方に挟着リングを設け、前記固定部材が、ヒンジを
    介して開閉自在に連結する高さがほぼ前記注出筒の支持
    リングと挟着リング間の長さの前押え板と後押え板とか
    らなり、前記前押え板は、中央位置に外側へ突起する半
    円状筒部を設け、前記ヒンジとの対向側端縁部に嵌合部
    を設け、前記後押え板は、中央位置に外側へ突起する半
    円状筒部を前記前押え板の半円状筒部と対応させて設
    け、前記ヒンジとの対向側端縁部に前記前押え板の嵌合
    部との嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    注出用口栓。
  5. 【請求項5】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設
    け下端に挟着リングを設け、前記固定部材が、それぞれ
    曲面状の装着ガイド部を一方の端部にもち、高さがほぼ
    前記注出筒の支持リングと挟着リング間の長さの二つの
    半円状筒部を前後に対応させて設け、該二つ半円状筒部
    の前記挿着ガイド部との対向端部をU字状の弾性板で連
    結したことを特徴とする請求項1記載の注出用口栓。
  6. 【請求項6】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設
    け下端に挟着リングを設け、前記固定部材が、中央位置
    に外側へ突起する高さがほぼ前記注出筒の支持リングと
    挟着リング間の長さの半円状筒部をもち両端縁部に嵌合
    部を設けた前押え板の前記半円状筒部の左右側の上端
    に、それぞれ左右の後押え板をヒンジを介して開閉自在
    に連結し、該左右の後押え板の外側端縁部に前記前押え
    板の嵌合部との嵌合部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の注出用口栓。
  7. 【請求項7】前記注出筒と前記固定部材が一体であり、
    前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設け、
    該支持リングの対応する外周縁部に、それぞれヒンジを
    介して下方へ開閉自在に連結し外側端縁部に相互に嵌合
    し合う嵌合部をもつ前押え板と後押え板とを連結したこ
    とを特徴とする請求項1記載の注出用口栓。
  8. 【請求項8】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に菱形状の支持リ
    ングを設け、該支持リングの左右対向角縁部の位置に跨
    がって接続するU字状の後押え板を垂設し、前記固定部
    材が、高さがU字状の後押え板(130)の内側の高さ
    より短く、半円より長い半円状筒部の開口部の近傍内側
    の左右外周に、縦の前押え板(210)をそれぞれ対応
    させて設けたことを特徴とする請求項1記載の注出用口
    栓。
  9. 【請求項9】前記注出筒と前記固定部材とが別体であ
    り、前記注出筒が、挿入部の上端位置に支持リングを設
    け下端に挟着リングを設け、前記固定部材が、傾斜する
    ヒンジを介して開閉自在に連結する台形状の前押え板と
    後押え板とからなり、前記前押え板は、中央位置に外側
    へ突起する高さがほぼ前記注出筒の支持リングと挟着リ
    ング間の長さの半円状筒部を設け、前記ヒンジとの対向
    側端縁部に嵌合部を設け、前記後押え板は、中央位置に
    外側へ突起する高さがほぼ前記注出筒の支持リングと挟
    着リング間の長さの半円状筒部を前記前押え板の半円状
    筒部と対応させて設け、前記ヒンジとの対向側端縁部に
    前記前押え板の嵌合部との嵌合部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の注出用口栓。
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