JPH1191806A - 袋用取付キャップ装置 - Google Patents

袋用取付キャップ装置

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JPH1191806A
JPH1191806A JP27520597A JP27520597A JPH1191806A JP H1191806 A JPH1191806 A JP H1191806A JP 27520597 A JP27520597 A JP 27520597A JP 27520597 A JP27520597 A JP 27520597A JP H1191806 A JPH1191806 A JP H1191806A
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crimping
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和良 高橋
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    • B65D75/52Details
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    • B65D75/5816Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion
    • B65D75/5822Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion and defining, after tearing, a small dispensing spout, a small orifice or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な袋体に収納した
内容物を、袋体の縁部を切り欠いて開口し、内容物の一
部を取り出した後、袋体に残された内容物を更に収納し
て保存し、必要なときに簡単に注出して使用することが
できるように、柔軟な袋体の開口部に着脱自在に取付け
て内容物の保存と取出を可能にした袋用取付キャップ装
置 【解決手段】 上部開口にキャップ2
を具備する注出筒体1を柔軟な袋体20の開口部23に
着脱自在に取付けて内容物の保存と取出を可能にした袋
用取付キャップ装置において、前記注出筒体1の袋開口
部23内に挿入すべき筒体挿入部3の上部に、袋開口部
23の外側から筒体挿入部3に圧着する圧着円弧枠部4
と、その両側に連なる袋開口部23を間に挟んで密封す
る圧着羽片部5とからなる圧着枠部6を設けたことを特
徴とする袋用取付キャップ装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟な袋体に収納
した内容物を、例えば、袋体の縁部を切り欠いて開口
し、内容物の一部を取り出した後、袋体に残された内容
物を更に収納して保存し、必要なときに簡単に注出して
使用することができるように、柔軟な袋体の開口部に着
脱自在に取付けて内容物の保存と取出を可能にした袋用
取付キャップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料水用、醤油、化粧水、シ
ャンプー等のペットボトルを代表とする比較的硬質なプ
ラスチック容器や、マヨネーズ、ねりわさび、ハンドク
リーム、練り歯磨等の押し出しチューブ状容器や、塩、
調味料、香辛料等の振り掛け容器等が賞用されてきた
が、容器が比較的硬質でかさばり、場所を取り、特に使
用後の空き容器が大きな空間を占めるため、廃棄処理等
に多大の労力を要する問題があった。そこで、近年で
は、使用後に小さく偏平に潰し、折り畳んで廃棄処理す
ることができるように、清涼飲料水、マヨネーズ、香辛
料等を柔軟で比較的偏平な袋体に収納して販売するよう
になった。しかし、柔軟な袋体は一度開口してしまう
と、内容物を収容したまま開口部を塞いで保存し、何度
も自在に開口と閉鎖を繰り返して使用することが困難な
ため、一回で使いきってしまえるように比較的小量の内
容物を収納したものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、柔軟な袋体に
収納した内容物を、例えば、袋体の縁部を切り欠いて開
口し、内容物の一部を取り出した後、袋体に残された内
容物を更に収納して保存し、必要なときに簡単に注出し
て使用することができるように、柔軟な袋体の開口部に
着脱自在に取付けて内容物の保存と取出を可能にした袋
用取付キャップ装置があれば、内容物を収容したまま開
口部を塞いで保存し、何度も開口と閉鎖を繰り返して使
用することが簡単にでき、業務用としても柔軟な袋体に
比較的大量の内容物を収納して販売することができて便
利である。実用新案公開昭59ー96145号には、袋
体の縁部を切り欠くことなく、対向面に凹溝を有するキ
ャップ取付用注出筒体部をも含めて二分割した一対の挟
持部材で袋体の縁部を挟持して密封してから、キャップ
取付用注出筒体部の上方に突出した袋体の縁角部を切り
欠いて開口部とし、挟持部材の密着しないキャップ取付
用注出筒体部に連なる凹溝部分の袋体を通して前記開口
部から、内容物を取り出す袋用取付キャップ装置が記載
されているが、キャップ取付用注出筒体部を細長く形成
するときにはその下の挟持部の幅をそれだけ広大に構成
しなければならないからキャップ取付用注出筒体部を長
く構成できない課題があり、挟持部材が密着しないとは
言え、密着面の間に挟まれた凹溝部分の袋体は相互に密
着状態にあるから、凹溝部分の袋体を通して袋体開口部
から内容物を円滑に注出することは困難になる課題があ
り、また、袋体開口部から内容物を円滑に注出するた
め、凹溝部分の袋体に切り込みを入れるとそこから傷が
広がり袋体が破損する等の問題が生じることとなる。特
許出願公開平2ー127254号には、キャップ取付用
注出筒体部の底部に接着面を持つ広縁部を設け、袋体の
表面に接着してから、注出筒体部内の袋体表面を切り取
って開封し、内容物の取出と保存ができる袋用取付キャ
ップ装置が記載されているが、キャップ取付用注出筒体
部を細長く構成すると注出筒体部内の袋体表面を切り取
って開封するのが困難になり、注出筒体を注出しやすい
ように細長い構成にすることができない課題があり、ま
た、袋体の偏平な表面に接着して取り付けるから、筒体
開口部が内容物の取出に便利な袋体の縁角部に形成でき
ない課題があり、接着剤が強力で人体無害でなければな
らない等の接着剤の選択に課題があり、注出筒体部内の
袋体表面を切り取って開封するのが面倒であり、接着部
が剥がれた時の修復等の対策が困難であり、また、自由
に着脱自在に装着して使用できない等の課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、柔軟
な袋体の開口部内に挿入すべき筒状挿入部と、上部開口
にキャップを具備して袋体の開口部の上方に突出すべく
前記筒状挿入部の上部に一体に設けたキャップ付注出筒
状部とからなる注出筒体を設けると共に、前記注出筒体
の筒状挿入部とキャップ付注出筒状部との境界付近に、
袋開口部の外側から筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部
と、その両側に連なる袋開口部を間に挟んで密封する圧
着羽片部とからなる圧着枠体を設けたことを特徴とする
袋用取付キャップ装置を提供しようとするものである。
本発明の袋用取付キャップ装置によれば、上部開口にキ
ャップを具備する注出筒体の筒体挿入部を袋開口部内に
挿入し、筒体挿入部の上部に設けた圧着枠体を袋開口部
の外側から圧着させると、筒体挿入部の周囲に袋開口部
を挟んで圧着円弧枠部が圧着すると共に、筒体挿入部の
両側に連なる袋開口部を圧着羽片部が外側から挟んで圧
着して密封することとなり、キャップ付注出筒状部の突
出長さ、細長さに係わりなく、袋体の内容物は注出筒体
により注出自在に外部に連通すると共に、袋体の開口部
内に筒状挿入部が存在することによって、キャップを開
いて注出筒体から内容物を確実に外部に取り出すことが
自在にでき、また、注出筒体の上部開口のキャップを閉
じて、柔軟な袋体に内容物を収納したまま保存できるこ
ととなる。
【0005】また、本発明は、請求項1に記載の袋用取
付キャップ装置において、筒体挿入部に圧着する圧着円
弧枠部、又は、その両側に連なる袋開口部を挟んで密封
する圧着羽片部に、外側から圧接して挟持するホルダー
を設け、圧着枠体を筒体挿入部及びその両側に連なる袋
開口部に圧着するように構成したことを特徴とする袋用
取付キャップ装置を提供するものである。本発明に係る
袋用取付キャップ装置の筒体挿入部に設けた圧着枠体
は、筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部と、その両側に
連なる袋開口部を挟んで密封する圧着羽片部とからな
り、圧着円弧枠部と圧着羽根片部とは筒体挿入部の周囲
において同時に袋開口部を挟んで圧着する構成であるか
ら、筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部のみに外側から
圧接して挟持するホルダーを設けるだけで、同時に圧着
羽根片部を圧接して袋開口部を密封することができると
共に、逆に、ホルダーによって圧着羽根片部を圧接して
袋開口部を密封するだけで、同時に筒体挿入部に圧着円
弧枠部を圧接して筒体挿入部の周囲の袋開口部を密封す
ることができる。また、本発明は、請求項1に記載の袋
用取付キャップ装置において、筒体挿入部に圧着する圧
着円弧枠部と、その両側に連なる袋開口部を挟んで密封
する圧着羽片部との両者に、外側から圧接して挟持する
ホルダーを設け、圧着枠体を筒体挿入部及びその両側に
連なる袋開口部に圧着するように構成したことを特徴と
する袋用取付キャップ装置を提供するものである。本発
明に係る袋用取付キャップ装置の筒体挿入部に設けた圧
着枠体の筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部と、その両
側に連なる袋開口部を挟んで密封する圧着羽片部との両
者に、外側から圧接して挟持するホルダーを設けること
により、筒体挿入部と圧着羽根片部を同時に圧接し、袋
体開口部の密封状態を確実に維持することができる。ま
た、本発明は、請求項2又は3に記載の袋用取付キャッ
プ装置において、注出筒体の上部開口にキャップを装着
した状態で前記ホルダーを圧着枠体に装着自在に構成し
たことを特徴とする袋用取付キャップ装置を提供するも
のである。圧着枠体にホルダーを取り付けるときにキャ
ップを装着した状態のまま取り外す必要がないから、注
出筒体の上部開口から内容物が漏出する畏れがなく、容
易にホルダーを装着することができることとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示する実施例により本発明
の実施の形態を詳細に説明すると、1は上部開口にキャ
ップ2を具備する注出筒体である。キャップ2を装着す
べきネジ部16は細身に構成してあり、これに装着した
キャップ2の外形が注出筒体1の外形より小さく構成し
てある。この場合、キャップ2の装着手段はネジ機構に
限らず、従来公知の種々の嵌着手段等を採用することが
できることは勿論である。また、キャップをヒンジ開閉
式にしたものを採用する等、種々のキャップ装置を用い
ることができる。注出筒体1には、袋開口部内に挿入す
る筒体挿入部3が設けてある。したがって、注出筒体1
は、柔軟な袋体の開口部内に挿入すべき筒状挿入部と、
上部開口にキャップを具備して袋体の開口部の上方に突
出すべく前記筒状挿入部の上部に一体に設けたキャップ
付注出筒状部17とからなる。前記注出筒体1の筒状挿
入部3とキャップ付注出筒状部17との境界付近には、
袋開口部の外側から筒体挿入部3に圧着する圧着円弧枠
部4と、その両側に連なる袋開口部を挟んで密封する圧
着羽片部5とからなる圧着枠体6を設けてある。
【0007】圧着枠体6は、筒体挿入部3を中心に表裏
対称の形状を有する圧着円弧枠部4と圧着羽片部5とか
らなり、表裏の圧着円弧枠部4が筒体挿入部3の外周を
袋開口部を間に完全に覆うとき、表裏の圧着羽片部5が
袋開口部を間に完全に圧着するように構成してある。図
示の実施例の場合、圧着枠体6は、圧着円弧枠部4の上
端部が筒体挿入部3の上部にヒンジ連結部7によって開
閉自在に連結しており、図6及び図7に示す開き位置で
筒体挿入部3を袋開口部内に挿入することができ、図8
及び図9に示す閉じ位置で圧着円弧枠部4が袋開口部を
間に筒体挿入部3の周囲に密着し、同時に表裏の圧着羽
片部5が密着して袋開口部を封鎖することができるよう
に構成してある。圧着円弧部4及び圧着羽片部5の長さ
と幅は、袋開口部の密封に充分な大きさに構成してあ
る。また、袋開口部を間に挟んで密着する圧着羽片部5
の密着面には、互いに袋開口部を間に挟んで嵌合する嵌
合凹凸部を設けることも可能である。
【0008】プラスチックの一体成形等により圧着枠体
6に弾力性を持たせて構成し、開き位置から閉じ位置に
移行するとき、圧着羽片部5の先端部から基端部に向か
って弾性的に圧着していき、圧着羽片部5と圧着円弧部
4の接続部8が相互に圧着するとき、圧着枠体6の全体
が圧着して閉鎖が完了する構成にすることができ、この
場合、圧着枠体6の圧着円弧部4と圧着羽片部5との接
続部8が相互に圧着する圧着力を付与すれば、圧着枠体
6は弾性的に閉鎖状態になる。従って、圧着枠体6を密
封状態にするには、圧着円弧部4と圧着羽片部5との接
続部8にのみ相互に圧着する圧着力を付与するホルダー
を設けること、又は、圧着円弧部4と圧着羽片部5との
何れか一方にのみ圧着力を付与するホルダー、又は前記
接続部8を含んで圧着円弧部4と圧着羽片部5との何れ
にも圧着するホルダーを設けることにより、圧着枠体6
を閉鎖状態にすることができる。ホルダーとしては、市
販されている洗濯バサミやクリップの構造をそのまま使
用することも可能である。
【0009】図示の実施例の場合、圧着枠体6の左右の
圧着羽片部5は圧着円弧部4を中心にほぼ平行な平面を
成し、閉じ位置で表裏の圧着羽片部5は全面が同時に圧
着する構成にしてある。また、注出筒体1はキャップ2
より外径を大きく構成してあり、圧着円弧部4の外周に
圧着するホルダーがキャップ2の外周を通って被冠でき
るように構成してある。また、注出筒体1の筒体挿入部
3の下部は段部9を介して細身に構成してあり、袋開口
部への筒体挿入部3の挿入を容易にするのみならず、圧
着円弧部4の下端部に円弧状に設けた嵌着枠部10が袋
開口部を挟んで段部9に密着して嵌合し、袋開口部への
注出筒体1の抜け防止用の固定と袋開口部の密封とが同
時にできるように構成してある。
【0010】図示の実施例において、ホルダー11は、
閉じ位置で、筒体挿入部3の周囲に密着する圧着円弧枠
部4と、同時にその両側の袋開口部に密着して封鎖する
圧着羽片部5とに嵌着して圧着枠体6の閉じ状態を維持
することができる構成にしてある。12はホルダー11
の注出筒体嵌着部で、筒状をなし、注出筒体1の外周部
に嵌着するように構成してある。ホルダー11の注出筒
体嵌着部12の下側は、二股状に別れて、閉じ状態の圧
着円弧部4の外周に嵌合する円弧状押さえ部13とその
両側で閉じ状態の圧着羽片部5に嵌合する羽片押さえ部
14とからなる。そして、図4、図5、図10及び図1
1に示すように、圧着枠体6を閉じ状態にした注出筒体
1にキャップ2の上方からホルダー11を挿入すると、
注出筒体1の上部に注出筒体嵌着部12が嵌着すると同
時に、円弧状押さえ部13が圧着円弧部4に弾性的に嵌
着すると共に、羽片押さえ部14が圧着羽片部5に弾性
的に嵌着して、圧着枠体6の閉じ状態を強固に維持する
こととなる。実施例の場合、ホルダー11の円弧状押さ
え部13は円滑に装着できるように下方がやや広く構成
してあると共に、円弧押さえ部13から羽押さえ片部1
4にかけては圧着羽片部5が入り易いようにガイド枠部
15が設けてある。
【0011】上記の構成からなる実施例の使用態様を図
6〜図11に基づいて説明すると、図6又は図7に示す
ように、柔軟で偏平な袋体20の切取片21を切り取
り、切取線22に沿ってできた袋開口部23内に、圧着
枠体6を開いた状態で注出筒体1の筒体挿入部3をヒン
ジ連結部7の近くまで深く挿入し、図8又は図9に記載
のように、切取線22を内側に含んで圧着枠体6を閉じ
ると、筒体挿入部3の周囲に圧着円弧部4が、筒体挿入
部3の両側の袋開口部23に圧着羽片部5がそれぞれ圧
着して密封する。図示の如く、予め注出筒体1にキャッ
プ2を装着しておけば、前記圧着枠体6を閉じた状態で
袋体20の袋開口部23は封鎖されて、袋体20内に内
容物は収容されて維持される。次いで、注出筒体1にキ
ャップ2の上方からホルダー11を挿入すると、注出筒
体1の上部に注出筒体嵌着部12が嵌着すると同時に、
円弧状押さえ部13が圧着円弧部4に弾性的に嵌着し、
羽片押さえ部14が圧着羽片部5に弾性的に嵌着して、
図10又は図11に示すように、圧着枠体6の閉じ状態
を強固に維持することとなり、キャップ2を取り外せ
ば、随時内容物を注出筒体1から取り出すことができ、
キャップ2を装着することにより、内容物を収納した柔
軟な袋体を横にしておくことも、支持枠等により起立さ
せておくことができる。
【0012】
【効果】以上の通り、本発明に係る袋用取付キャップ装
置によれば、柔軟な袋体の開口部内に挿入すべき筒状挿
入部と、上部開口にキャップを具備して袋体の開口部の
上方に突出すべく前記筒状挿入部の上部に一体に設けた
キャップ付注出筒状部とからなる注出筒体を設けると共
に、前記注出筒体の筒状挿入部とキャップ付注出筒状部
との境界付近に、袋開口部の外側から筒体挿入部に圧着
する圧着円弧枠部と、その両側に連なる袋開口部を間に
挟んで密封する圧着羽片部とからなる圧着枠体を設けた
構成を有することにより、上部開口にキャップを具備す
る注出筒体の筒体挿入部を袋開口部内に挿入し、筒状挿
入部と、上部開口にキャップを具備して袋体の開口部の
上方に突出すべく前記筒状挿入部の上部に一体に設けた
キャップ付注出筒状部との境界付近に設けた圧着枠体
を、袋開口部の外側から圧着させることにより、筒体挿
入部の周囲に袋開口部を圧着円弧枠部で圧着すると共
に、筒体挿入部の両側に連なる袋開口部を圧着羽片部で
外側から挟んで圧着して、袋開口部は注出筒体の周囲に
おいて密封されることとなり、袋体の切欠開口部は注出
筒体の周囲で確実に密閉され、且つ、キャップ付注出筒
状部の突出長さ、細長さ等の形状に係わりなく、袋体の
内容物は注出筒体により注出自在に外部に連通すると共
に、袋体の開口部内に筒状挿入部が存在することによっ
て、キャップを開いて注出筒体から内容物を確実に外部
に取り出すことが自在にでき、また、注出筒体の上部開
口のキャップを閉じておくだけで、柔軟な袋体に内容物
を収納したまま保存できる効果があり、何度も開口と閉
鎖を繰り返して使用することが簡単にできるから、従来
のペットボトルを代表とする比較的硬質なプラスチック
容器や、マヨネーズ等の押し出しチューブ状容器や、
塩、香辛料等の振り掛け容器等が比較的硬質でかさば
り、場所を取り、特に使用後の空き容器が大きな空間を
占めるため、廃棄処理等に多大の労力を要するのに対し
て、使用後に柔軟な袋体を小さく偏平に潰し、折り畳ん
で廃棄処理することができる柔軟な袋体に比較的大量の
内容物を収納して業務用としても販売することができる
等の効果がある。また、本発明は、請求項1に記載の袋
用取付キャップ装置において、筒体挿入部に圧着する圧
着円弧枠部、又は、その両側に連なる袋開口部を挟んで
密封する圧着羽片部に、外側から圧接して挟持するホル
ダーを設け、圧着枠体を筒体挿入部及びその両側に連な
る袋開口部に圧着する構成を有することにより、圧着円
弧枠部又は圧着羽片部をホルダーで挟持するだけで圧着
枠体の閉じ状態を強固に維持することができる効果があ
る。また、本発明は、請求項1に記載の袋用取付キャッ
プ装置において、筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部
と、その両側に連なる袋開口部を挟んで密封する圧着羽
片部との両者に、外側から圧接して挟持するホルダーを
設け、圧着枠体を筒体挿入部及びその両側に連なる袋開
口部に圧着する構成を有することにより、圧着円弧枠部
と圧着羽片部をホルダーで同時に挟持することにより、
圧着枠体の閉じ状態を確実に維持する効果がある。ま
た、本発明は、請求項2又は3に記載の袋用取付キャッ
プ装置において、注出筒体の上部開口にキャップを装着
した状態で前記ホルダーを圧着枠体に装着自在に構成し
たことにより、圧着枠体にホルダーを取り付けるとき
に、キャップを装着した状態のまま取り外す必要がない
から、注出筒体の上部開口から内容物が漏出する畏れが
なく、容易にホルダーを装着することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一実施例の一使用態様の一部
を縦断して示す分解正面図。
【図2】 図1の実施例の要部の他の使用態様の一部
を縦断して示す分解側面図。
【図3】 図1の実施例の一使用態様の底面図。
【図4】 図1の実施例の他の一使用態様の一部を縦
断して示す分解正面図。
【図5】 図4の実施例の使用態様の底面図。
【図6】 本発明装置の一実施例の一使用態様を示す
正面図。
【図7】 図6の実施例の使用態様を示す側面図。
【図8】 本発明装置の一実施例の他の使用態様を示
す側面図。
【図9】 図8の実施例の使用態様を示す正面図。
【図10】 本発明装置の一実施例の他の使用態様を示
す正面図。
【図11】 図10の実施例の使用態様を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・・注出筒体 2・・・・キャップ 3・・・・筒体挿入部 4・・・・圧着円弧枠部 5・・・・圧着羽片部 6・・・・圧着枠体 7・・・・ヒンジ連結部 8・・・・接続部 9・・・・段部 10・・・嵌着枠部 11・・・ホルダー 12・・・注出筒体嵌着部 13・・・円弧押さえ部 14・・・羽片押さえ部 15・・・ガイド枠部 16・・・ネジ部 17・・・キャップ付注出筒状部 20・・・袋体 21・・・切取片 22・・・切取線 23・・・袋開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な袋体の開口部内に
    挿入すべき筒状挿入部と、上部開口にキャップを具備し
    て袋体の開口部の上方に突出すべく前記筒状挿入部の上
    部に一体に設けたキャップ付注出筒状部とからなる注出
    筒体を設けると共に、前記注出筒体の筒状挿入部とキャ
    ップ付注出筒状部との境界付近に、袋開口部の外側から
    筒体挿入部に圧着する圧着円弧枠部と、その両側に連な
    る袋開口部を間に挟んで密封する圧着羽片部とからなる
    圧着枠体を設けたことを特徴とする袋用取付キャップ装
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の袋用取
    付キャップ装置において、筒体挿入部に圧着する圧着円
    弧枠部、又は、その両側に連なる圧着羽片部に、外側か
    ら圧接して挟持するホルダーを設け、圧着枠体を筒体挿
    入部及びその両側に連なる袋開口部に圧着するように構
    成したことを特徴とする袋用取付キャップ装置
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の袋用取
    付キャップ装置において、筒体挿入部に圧着する圧着円
    弧枠部と、その両側に連なる圧着羽片部との両者に、外
    側から圧接して挟持するホルダーを設け、圧着枠部を筒
    体挿入部及びその両側に連なる袋開口部に圧着するよう
    に構成したことを特徴とする袋用取付キャップ装置
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の
    袋用取付キャップ装置において、注出筒体の上部開口に
    キャップを装着した状態で前記ホルダーを圧着枠部に装
    着自在に構成したことを特徴とする袋用取付キャップ装
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