JPH11115539A - 車輌用アクセルペダル装置 - Google Patents

車輌用アクセルペダル装置

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JPH11115539A
JPH11115539A JP28187497A JP28187497A JPH11115539A JP H11115539 A JPH11115539 A JP H11115539A JP 28187497 A JP28187497 A JP 28187497A JP 28187497 A JP28187497 A JP 28187497A JP H11115539 A JPH11115539 A JP H11115539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator pedal
pedal
accelerator
bracket
upright portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP28187497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Shibatani
享男 柴谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP28187497A priority Critical patent/JPH11115539A/ja
Publication of JPH11115539A publication Critical patent/JPH11115539A/ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のアクセルペダルの構造を簡単に
するとともに、組付け後のストローク調整を不要にす
る。 【解決手段】 ペダルブラケット1とアクセルペダル3
とを板金のプレス加工で正面視コ字状に形成すると共
に、ペダルブラケット1の起立部1aでアクセルペダル
3の軸着部を挟んだ位置に、山形のストッパを形成し
た。アクセルペダル3の動きはストッパで規制される。
ペダルブラケット1の製作精度を高めることによって、
従来は必要不可欠であったストローク調整用のボルトを
設けずに済むことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輌に
適用する車輌用アクセルペダル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌では、エンジンの回転数
の調整をアクセルペダルを踏むことで行う。アクセルペ
ダルの上端にはアクセルケーブル(スロットルケーブ
ル)の基端が係止されており、その先端はダッシュパネ
ルを貫通してエンジンのスロットルボディに達してい
る。アクセルペダルの中間部分はペダルブラケットに軸
着されており、下端には運転者が足を載せるプレート
(踏み板)が設けられている。アクセルペダルのペダル
ブラケットへの軸着部分にはスプリングが巻回されてお
り、下端のプレートが上昇する方向に付勢されている。
【0003】アクセルペダルを軸着するペダルブラケッ
トは、平面部とその両側を起立させた起立部とからなる
正面視コ字状に形成されており、平行な状態の起立部に
渡架された軸でアクセルペダルを軸着している。これを
分解状態を示した図9について説明する。1はペダルブ
ラケットであり、図の矢印A方向から見た正面視がコ字
状のものである。このペダルブラケット1の起立部1a
には軸2が渡架されており、この軸2によって、軸状の
アクセルペダル3の中間部が軸着されている。
【0004】アクセルペダル3の下端には運転者が足を
載せるプレート(踏み板)4が設けられており、上端に
は切欠き5が設けられてアクセルケーブル6の端部に設
けられた駒7を係止するようになっている。アクセルペ
ダル3のペダルブラケット1への軸着部分となる軸2に
は、一端8aがペダルブラケット1の平面部1bに係止
されたスプリング8が巻回されている。スプリング8の
他端8bはアクセルペダル3に係止され、これによって
アクセルペダル3は、下端のプレート4が上昇する方向
に付勢されている。アクセルペダル3の下部にはストロ
ーク調整用のボルト9が設けられており、アクセルペダ
ル3のストロークを調整するようになっている。
【0005】このように構成された一般的な構造のアク
セルペダル装置は、運転者がプレート4を踏むことによ
ってアクセルケーブル6を引くと、アクセルケーブル6
の先端に係止された図示しないスロットルレバーを介し
てスロットルバルブが開くことになる。プレート4を踏
まないときには、スプリング8および図示しないスロッ
トルバルブ側のスプリングによってアクセルペダル3は
元の状態に復帰する。この場合において、アクセルペダ
ル3のストロークとスロットルレバーのストロークとに
相関性を持たせることにより、スロットルバルブの全開
時と全閉時のアクセルペダルの遊びを適当に決めること
ができる。このことから、ストローク調整用のボルト9
を設け、ストロークを一点、一点調整している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、車輌ご
とに一点、一点調整を行うと調整工数がかかること、こ
の調整用のボルトが必要になって部品点数が多くなるこ
と等の問題がある。そこで調整用のボルトを廃止する
と、「スロットルバルブが全開にならない」、「アクセ
ルペダルの遊びが少ない」等の問題が発生する。本発明
はこの点に鑑みてなされたものであり、アクセルペダル
の調整作業を不要とした車輌用アクセル装置を提供しよ
うとするものである。なお、特開平5−345536号
公報に開示された産業車輌のアクセル装置では、以上説
明したものと異なった構造のものが開示されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明
は、上端にアクセルケーブルを係止したアクセルペダル
の中間部分を、ペダルブラケットに軸着した車輌用アク
セルペダル装置において、前記ペダルブラケットとアク
セルペダルとを板金のプレス加工で正面視コ字状に形成
すると共に、ペダルブラケットまたはアクセルペダルの
いずれか一方の起立部で前記アクセルペダルの軸着部を
挟んだ位置に、山形のストッパを形成したことを特徴と
する。
【0008】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載されたものにおいて、前記アクセルペダルの起
立部を前記ペダルブラケットの起立部の外側に位置させ
て軸着し、前記ペダルブラケットの起立部に形成された
山形のストッパがアクセルペダルの平面部の内面に当接
するように構成したことを特徴とする。
【0009】さらに請求項3に記載された発明は、請求
項1に記載されたものにおいて、前記ペダルブラケット
の起立部を前記アクセルペダルの起立部の外側に位置さ
せて軸着し、前記アクセルペダルの起立部に形成された
山形のストッパがペダルブラケットの平面部の内面に当
接するように構成したことを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、アクセルペダル
を踏み込んでいって所定のストロークに達したとき、山
形のストッパによってそれ以上の踏込みが制限される。
この作用は、アクセルペダルの起立部がペダルブラケッ
トの起立部の外側に位置していても、これとは逆に内側
に位置していても同様に機能する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4について説明する。本発明においては、ペダ
ルブラケット1とアクセルペダル3とを板金のプレス加
工で正面視コ字状に形成し、そのうちの一方のペダルブ
ラケット1の起立部1aで、アクセルペダル3の軸着部
(軸2と、この軸2が通る孔1c,3aの部分)を挟ん
だ位置に、山形のストッパ1d,1eが形成してある
(図2および図3参照)。軸2は孔1c,3aを貫通し
サークリップ10で抜け止めされる。軸2にスプリング
8を巻回した点その他の部分については、図9について
説明したものと同様である(図4参照)。
【0012】このように構成したこのアクセルペダル装
置の作動を、ペダルブラケット1をフロアパネル11に
取付けた図5および図6について説明する。図5に示す
状態は、運転者がアクセルペダル3を踏まない状態であ
る。このときには、スプリング8の弾発力によって、ア
クセルペダル3の上端部内側がペダルブラケット1の前
側のストッパ1dに当接し、それ以上同方向に回動する
のを規制している。このときアクセルケーブル6は引か
れず、スロットルバルブはアイドリング開度を維持する
ように調整される。
【0013】運転者がプレート4に足を載せてアクセル
ペダル3を踏むと、アクセルペダル3は軸2を中心とし
て時計方向に回動する。図6に示す状態は、もっとも強
く踏まれたところであり、アクセルペダル3の下端部内
側がペダルブラケット1の後側のストッパ1eに当接し
たところである。この状態になると、アクセルペダル3
はそれ以上動かないことになる。このとき、アクセルケ
ーブル6はもっとも大きく引かれるので、このときの引
き代でスロットルバルブが全開となるように調整する。
【0014】以上説明した実施の形態では、アクセルペ
ダル3の起立部がペダルブラケット1の起立部1aの外
側を覆うものであったが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、この逆の構造にしてもよい。図7および図8
はこれを示すものであり、アクセルペダル3の起立部3
bにストッパ3c,3dを設けたものである。この実施
の形態では、ストッパ3c,3dがペダルブラケット1
の平面部1bに当接してストローク規制を行う。
【0015】いずれの実施の形態をとる場合であって
も、ペダルブラケット1とアクセルペダル3の両方を板
金のプレス加工で製作する。プレス加工の精度を高めて
ストッパ1d,1eあるいはストッパ3c,3dの高さ
と、これらの頂点と軸着部の軸の位置を正確に出すよう
にすれば、組付け後にはなんらの調整も行うことなく、
安定した機能を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たアクセルペダル装置であるから、ペダルブラケットと
アクセルペダルとを板金のプレス加工で正面視コ字状に
形成すると共に、ペダルブラケットまたはアクセルペダ
ルのいずれか一方の起立部でアクセルペダルの軸着部を
挟んだ位置に、山形のストッパを形成した請求項1に記
載の発明によれば、従来は必ず行っていたアクセルペダ
ルのストローク調整を不要とすることができる。また、
従来設けていた調整用のボルトが不要となるので、部品
点数の削減とコストダウンを図ることができる。さら
に、プレス成形でのみ製作することができるので、品質
の安定を図ることができる。
【0017】また山形のストッパをアクセルペダル側に
設けた請求項3に記載された発明によれば、ストッパを
ブラケットに形成するものよりアクセルペダルの幅を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の斜視図である。
【図2】図1のうちのペダルブラケットのみを示す斜視
図である。
【図3】図1のうちの要部を示す側面図である。
【図4】図3を右方から見た正面図である。
【図5】図1のアクセルペダルの踏み込まない状態を示
す側面図である。
【図6】図1のアクセルペダルを踏み込んだ状態を示す
側面図である。
【図7】本発明の実施の形態の他の例を示す斜視図であ
る。
【図8】図7を右方から見た正面図である。
【図9】従来のアクセルペダル装置を分解状態で示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ペダルブラケット 1a 起立部 1b 平面部 1c 孔 1d ストッパ 1e ストッパ 2 軸 3 アクセルペダル 3c ストッパ 3d ストッパ 4 プレート 6 アクセルケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にアクセルケーブルを係止したアク
    セルペダルの中間部分を、ペダルブラケットに軸着した
    車輌用アクセルペダル装置において、前記ペダルブラケ
    ットとアクセルペダルとを板金のプレス加工で正面視コ
    字状に形成すると共に、ペダルブラケットまたはアクセ
    ルペダルのいずれか一方の起立部で前記アクセルペダル
    の軸着部を挟んだ位置に、山形のストッパを形成したこ
    とを特徴とする車輌用アクセルペダル装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセルペダルの起立部を前記ペダ
    ルブラケットの起立部の外側に位置させて軸着し、前記
    ペダルブラケットの起立部に形成された山形のストッパ
    がアクセルペダルの平面部の内面に当接するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の車輌用アクセル
    ペダル装置。
  3. 【請求項3】 前記ペダルブラケットの起立部を前記ア
    クセルペダルの起立部の外側に位置させて軸着し、前記
    アクセルペダルの起立部に形成された山形のストッパが
    ペダルブラケットの平面部の内面に当接するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の車輌用アクセル
    ペダル装置。
JP28187497A 1997-10-15 1997-10-15 車輌用アクセルペダル装置 Pending JPH11115539A (ja)

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JP28187497A JPH11115539A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 車輌用アクセルペダル装置

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JPH11115539A true JPH11115539A (ja) 1999-04-27

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ID=17645183

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JP28187497A Pending JPH11115539A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 車輌用アクセルペダル装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101313711B1 (ko) * 2012-07-27 2013-10-01 주식회사 디에스윈 산업차량용 양방향 페달

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101313711B1 (ko) * 2012-07-27 2013-10-01 주식회사 디에스윈 산업차량용 양방향 페달

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