JPH11115107A - ガラス飛散防止用積層フィルム - Google Patents

ガラス飛散防止用積層フィルム

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JPH11115107A
JPH11115107A JP29644597A JP29644597A JPH11115107A JP H11115107 A JPH11115107 A JP H11115107A JP 29644597 A JP29644597 A JP 29644597A JP 29644597 A JP29644597 A JP 29644597A JP H11115107 A JPH11115107 A JP H11115107A
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JP
Japan
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film
meth
layer
acrylate
absorbing layer
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Application number
JP29644597A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tanaka
善雄 田中
Takashi Mimura
尚 三村
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐候性、透明性、耐傷性に優れたガラス飛散
防止用の積層フイルムを提供する。 【解決手段】 熱可塑性フィルムの少なくとも片面に紫
外線吸収層が積層され、該紫外線吸収層を設けた表面の
鉛筆硬度がH以上であることを特徴とするガラス飛散防
止用積層フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス飛散防止用
積層フィルムに関し、さらに詳しくは耐候性、透明性、
耐傷性に優れたガラス飛散防止用積層フィルムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス飛散防止のために、窓ガラスの表
面にフィルムを貼り付ける方法が知られているが、これ
まで、ガラス飛散防止用フィルムとして、窓ガラスの屋
内側に主としてポリエステルフィルムが使用されてき
た。
【0003】しかし、ポリエステルフィルムの窓ガラス
の屋外側への使用は耐候性が十分でなく、かつフィルム
表面が傷つきやすく短期間で透明性が損なわれるなどの
理由により、使用されるに至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
欠点を改良したもの、すなわち窓ガラスの屋外側に使用
される場合にあっても、耐候性に極めて優れ、かつ透明
性、耐傷性に優れたガラス飛散防止用積層フィルムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のガラス飛散防止用積層フィルムは、熱可塑
性フィルムの少なくとも片面に紫外線吸収層が積層さ
れ、該紫外線吸収層を設けた表面の鉛筆硬度がH以上で
あることを特徴とするものからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明でいう熱可塑性フィルムとは、熱によって
溶融もしくは軟化するフィルムの総称であって、特に限
定するものではないが代表的なものとしては、ポリエス
テルフィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポ
リオレフィンフィルム、ナイロンに代表されるポリアミ
ドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネー
トフィルム、アクリル系フィルム、フッ素系フィルムな
どを挙げることができる。これらのうち機械的強度、寸
法安定性、透明性などからポリエステルフィルムが好ま
しい。
【0007】ポリエステルフィルムとは、エステル結合
を主鎖の主要な結合鎖とする高分子フィルムの総称であ
って、特に好ましいポリエステルフィルムとしてはポリ
エチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン−2,
6ナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレート
フィルム、ポリブチレン−2,6ナフタレートフィルム
などを挙げることができるが、これらの中でも品質、経
済性の点でポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレン−2,6ナフタレートフィルムが最も好まし
い。特にポリエチレン−2,6ナフタレートフィルムは
オリゴマなどの滲み出しが少なく透明性を高いレベルで
保持することができるので特に好ましく使用できる。
【0008】ポリエステルフィルムの厚さは、特に制限
を受けないが、12〜250μmの範囲が望ましい。特
にガラス飛散防止用として使用される場合は機械的特性
の点で25〜150μmの範囲が好ましい。
【0009】本発明においては、熱可塑性樹脂フィルム
の少なくとも片面に紫外線吸収層が積層形成されるが、
その紫外線吸収層は単層であっても複数の層であっても
よい。複数の層の場合には、そのいずれかの層が紫外線
吸収剤を含有する層、好ましくは2層以上が紫外線吸収
剤を含有する層であるのが耐候性、表面硬度付与の点で
望ましい。
【0010】上記紫外線吸収層は、熱可塑性、熱硬化
性、活性線硬化型樹脂等の樹脂成分中に適宜の紫外線吸
収剤、例えばベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、トリアジン系、シアノアクリレート系、サリチル酸
エステル系、ベンゾエート系、蓚酸アニリド系あるいは
無機系の紫外線遮蔽剤等を含有させたものを積層するこ
とによって得ることができる。
【0011】特に本発明においては、好適な紫外線吸収
剤は、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤であり、こ
れを単独もしくは熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂中に添加
して用いる場合にはベンゾトリアゾール系モノマー共重
合アクリル樹脂が特に好ましい。
【0012】ベンゾトリアゾール系モノマー共重合アク
リル樹脂とは、ベンゾトリアゾール系反応性モノマーと
アクリル系モノマーおよび/またはオリゴマーとの共重
合によって得られる樹脂であって、得られる重合体は有
機溶剤可溶のもの、水分散性のものなどいずれの形態で
あってもよい。ベンゾトリアゾール系モノマーとして
は、基体骨格にベンゾトリアゾールを有し、かつ不飽和
二重結合を有するモノマーであれば特に限定しないが、
好ましいモノマーとしては2−(2′−ヒドロキシ−
5′−アクリロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メ
タクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチ
ル−5′−アクリロイルオキシエチルフェニル)−5−
クロロ−2H−ベンゾトリアゾールである。
【0013】これらのモノマーと共重合されるアクリル
モノマーおよび/またはオリゴマーとしては、アルキル
アクリレート、アルキルメタアクリレート(アルキル基
としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル
基、2−エチルヘキシル基、ラウリル基、ステアリル
基、シクロヘキシル基など)、および架橋性官能基を有
するモノマー、例えばカルボキシル基、メチロール基、
酸無水物基、スルホン酸基、アミド基、またはメチロー
ル化されたアミド基、アミノ基(置換アミノ基を含
む)、アルキロール化されたアミノ基、水酸基、エポキ
シ基などを有するモノマーを例示することができる。
【0014】上記官能基を有するモノマーを例示すると
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸、クロトン酸、ビニルスルホン酸、スチレンス
ルホン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チルメタクリルアミド、メチロール化アクリルアミド、
メチロール化メタクリルアミド、ジエチルアミノエチル
ビニルエーテル、2−アミノエチルビニルエーテル、3
−アミノプロピルビニルエーテル、2−アミノブチルビ
ニルエーテル、ジメチルアミノエチルメタクリレート、
および上記アミノ基をメチロール化したもの、β−ヒド
ロキシエチルアクリレート、β−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、β−ヒドロキシプロピルアクリレート、β
−ヒドロキシプロピルメタクリレート、β−ヒドロキシ
ビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチルビニルエーテ
ル、6−ヒドロキシヘキシルビニルエーテル、ポリエチ
レングリコールモノアクリレート、ポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート、グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレートなどを挙げることができるが、
必ずしもこれに限定されるものではない。
【0015】さらに上記以外に次のようなモノマー、例
えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレ
ン、ブチルビニルエーテル、マレイン酸およびイタコン
酸のモノあるいはジアルキルエステル、メチルビニルケ
トン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニ
ルビリジン、ビニルピロリドン、ビニル基を有するアル
コキシシラン、および不飽和結合を有するポリエステル
などを共重合成分としてもよい。
【0016】本発明の積層フィルムを得るに当たって
は、上記アクリル系モノマーおよび/またはオリゴマー
の1種あるいは2種以上を任意の比率で共重合させても
よいが、好ましくはメチルメタクリレートあるいはスチ
レンがアクリルモノマーの20重量%以上、さらに好ま
しくは30重量%以上共重合されているのが積層膜の硬
さの点で好ましい。ベンゾトリアゾール系モノマーとア
クリル系モノマーとの共重合比はベンゾトリアゾール系
モノマーの比率が10重量%以上70重量%以下、好ま
しくは20重量%以上65重量%以下、さらに好ましく
は25重量%以上60重量%以下であるのが、耐候性、
基材フィルムへの密着性、耐久性の点で好ましい。該共
重合ポリマーの分子量は特に限定しないが好ましくは5
000以上、さらに好ましくは10000以上であるの
が積層膜の耐久性の点で好ましい。該共重合体の作成
は、例えばラジカル重合などの方法によって得ることが
でき、特に限定されるものではない。上記共重合体は、
有機溶剤あるいは水分散体として基材フィルムの上に積
層されるが、その厚みは通常0.3〜10μmの範囲、
好ましくは0.5〜5μmの範囲、さらに好ましくは1
〜3μmの範囲であるのが耐候性、可撓性等の点で望ま
しい。
【0017】本発明においては紫外線吸収層表面の硬度
は鉛筆硬度でH以上である必要がある。このような層を
設ける方法としては、紫外線吸収剤を含有する表面硬度
化層を設ける方法、あるいは上記のような紫外線吸収剤
含有層を設けたその層上に鉛筆硬度がH以上となる表面
硬度化層を設ける方法、あるいはそのいずれの層にも紫
外線吸収剤を含有させる方法など任意の積層構造を採る
ことができる。また、基材熱可塑性フィルムと紫外線吸
収剤との接着性を向上させる目的で基材熱可塑性フィル
ム表面に各種放電処理、酸化処理、粗面化処理、アンカ
ーコート処理などを施すのが好ましい。
【0018】アンカー処理は基材と紫外線吸収層との接
着性を向上させるものであれば特に限定されず、例えば
ユリア樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂等か
ら選ばれる1種以上およびこれらの樹脂を主成分とし、
架橋剤を添加した熱硬化性樹脂層を用いることができ
る。もちろんこのアンカーコート層中にも耐候性付与剤
を含有させることはより好ましい。
【0019】本発明においては、単層もしくは複数の層
によって構成された耐候性樹脂層表面は鉛筆硬度が、H
以上、好ましくは2H以上、更に好ましくは3H以上で
あるのが望ましい。鉛筆硬度がH未満の場合には、窓ガ
ラスへの施工時や、屋外に暴露されたときに表面に傷が
入りやすく、見栄えの低下や透明性が低下し、好ましく
ない。
【0020】このような表面硬度を得るにはアクリル
系、エポキシ系、シリコーン系、有機シリケート系、ウ
レタン系、無機化合物などを構成成分とするものを用い
ることができるが、硬度や耐久性、フレキシブル性を考
慮するとアクリル系が好ましく、特に活性線硬化型アク
リル系が好ましい。
【0021】活性線硬化型アクリル系としては、活性線
硬化型重合成分としてアクリルオリゴマーと反応性希釈
剤を含み、その他に必要に応じて光開始剤、光増感剤、
改質剤を含有していてもよい。
【0022】アクリルオリゴマーとしては、アクリル系
樹脂骨格に反応性のアクリル基が結合されたもの、ポリ
エステルアクリル、ウレタンアクリル、エポキシアクリ
ル、ポリエーテルアクリルなどを用いることができ、ま
たメラミンやイソシアヌール酸などの剛直な骨格にアク
リル基を結合したものなども用いることができるが、こ
れらに限定されるものではない。
【0023】反応性希釈剤としては塗布剤の媒体、すな
わち塗布工程の溶剤としての機能を担うとともにそれ自
体が一官能性あるいは多官能性のアクリルオリゴマーと
反応する基を有し塗膜の共重合成分となるものを用いる
ことができる。
【0024】特に紫外線による架橋の場合は光エネルギ
ーが小さいため、光エネルギーの変換や開始の助長のた
め、光重合開始剤および/または増感剤が添加されるこ
とが好ましい。
【0025】上述したアクリルオリゴマー、反応性希釈
剤、光重合開始剤、増感剤、架橋装置などの具体例は、
山下晋三・金子東助編、「架橋剤ハンドブック」、大成
社1980年発行、第267頁から第275頁、第56
2頁から第593頁を参考とすることができるが、これ
らに限定されるものではない。また、市販品として多官
能アクリル系活性線硬化塗料として、三菱レイヨン
(株)、藤倉化成(株)、大日精化(株)、大日本イン
キ化学(株)、東亜合成(株)、日本化薬(株)などの
製品を利用できるが、これらに限定されるものではな
い。
【0026】本発明において、特に好ましい表面硬度化
層形成物質の一例を挙げれば、1分子中に3個以上の
(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量体の少なく
とも1種と1分子中に1〜2個のエチレン性不飽和二重
結合を有する単量体の少なくとも1種とからなる活性線
硬化性単量体組成物を主たる構成成分とする活性線硬化
物からなるものを用いることができる。このものは硬
度、硬化性に優れ、さらに耐傷性、可撓性にも優れるの
で好ましい。
【0027】1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を有する単量体としては、1分子中に3個以
上のアルコール性水酸基を有する多価アルコールの該水
酸基が3個以上(メタ)アクリル酸のエステル化物とな
っている化合物を用いることができ、例えばペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレートなどである。これらの単
量体は1種または2種以上混合して使用することができ
る。
【0028】1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を有する単量体の使用割合としては、重合性
単量体総量に対して、好ましくは20〜90重量%。よ
り好ましくは30〜80重量%。最も好ましくは30〜
70重量%である。
【0029】用いられる単量体の使用割合が20重量%
未満の場合には硬化被膜は耐傷性に劣り、またその量が
90重量%を越えると重合による収縮が大きく皮膜に歪
みが残り可撓性が低下するので好ましくない。
【0030】本発明において、1分子中に1〜2個のエ
チレン性不飽和二重結合を有する単量体としてはラジカ
ル重合性のある通常の単量体であれば特に限定されずに
使用することができる。
【0031】1分子中に2個のエチレン性不飽和二重結
合を有するものとしては下記(a)〜(f)の(メタ)
アクリレートなどで、(a)炭素数2〜12のアルキレ
ングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類:エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレートなど、
【0032】(b)ポリオキシアルキレングリコールの
(メタ)アクリレート酸ジエステル類:ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレートなど、
【0033】(c)多価アルコールの(メタ)アクリル
酸ジエステル類:ペンタエリスリトールジ(メタ)アク
リレートなど、
【0034】(d)ビスフエノールAあるいはビスフエ
ノールAの水素化物のエチレンオキシドおよびプロピレ
ンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類:
2,2′−ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)
プロパン、2,2′−ビス(4−アクリロキシプロポキ
シフェニル)プロパンなど
【0035】(e)ジイソシアネート化合物と2個以上
のアルコール性水酸基含有化合物を予め反応させて得ら
れる末端イソシアネート基含有化合物に、さらにアルコ
ール性水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させて得
られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ
基を有するウレタン(メタ)アクリレート類など、
【0036】(f)分子内に2個以上のエポキシ基を有
する化合物にアクリル酸またはメタクリル酸を反応させ
て得られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオ
キシ基を有するエポキシ(メタ)アクリレート類など、
を本発明において好ましく用いることができる。
【0037】1分子中に1個のエチレン性不飽和二重結
合を有するものとしてはメチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、n−およびi−プロピル
(メタ)アクリレート、n−、sec−、およびt−ブ
チル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ス
テアリル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メ
タ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、N−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リルアミド、N−ビニル−3−メチルピロリドン、N−
ビニル−5−メチルピロリドンなどを用いることができ
る。これら単量体は1種または2種以上混合使用しても
よい。1分子中に1〜2個のエチレン性不飽和二重結合
を有する単量体の使用割合は、単量体総量に対し、好ま
しくは10〜80重量%、より好ましくは20〜70重
量%である。用いられる単量体の使用割合が80重量%
を越える場合には十分な耐傷性を有する硬化被膜が得ら
れにくいため、好ましくない。また、その割合が10重
量%未満の場合には膜の可撓性が低下するので好ましく
ない。
【0038】また、上記表面硬度化層中には紫外線吸収
剤が含有されていることが好ましく、先に述べた紫外線
吸収剤を添加することができるが、上記のような活性線
硬化型アクリルによって表面硬度化層を形成する場合に
は活性線によって反応する官能基を有するもの、例えば
不飽和結合を有する紫外線吸収剤が好ましい。
【0039】このような不飽和基を有する紫外線吸収剤
としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系の
紫外線吸収剤を用いることができる。中でも、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−アクリロイルオキシエチル
フェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−
2H−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−tert−ブチル−5′−アクリロイルオキシエ
チルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾー
ル、2−ヒドロキシ−4−(2−アクリロイルオキシ)
エトキシベンゾフェノン、2、2 ′−ジヒドロキシ−4
−(2−アクリロイルオキシ)エトキシベンゾフェノン
等が好ましい。このような不飽和基を含有する紫外線吸
収剤は上記の活性線硬化型アクリルとの併用により、紫
外線、電子線などの活性線によって相互に反応し、優れ
た耐候性と耐傷性を付与することができるのである。
【0040】紫外線吸収剤の添加量としては、活性線硬
化性単量体組成物に対し、10〜50重量部が望まし
く、さらに望ましくは15〜30重量部である。紫外線
吸収剤の添加量が少ないと耐候性が劣り、添加量が多す
ぎると、活性線による硬化反応が十分行なわれず、膜の
硬度が十分得られない場合がある。
【0041】本発明において、用いられる活性線硬化性
単量体組成物を硬化させる方法としては、例えば紫外線
を照射する方法を用いることができるが、この場合には
活性線硬化性単量体組成物に光重合開始剤を加えること
が好ましい。
【0042】光重合開始剤としては例えば、アセトフェ
ノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチ
ルアセトフェノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノ
ン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、4,
4′−ジクロロベンゾフェノン、4,4′−ビスジエチ
ルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、メチ
ルベンゾインフォメート、p−イソプロピル−α−ヒド
ロキシイソブチルフェノン、α−ヒドロキシイソブチル
フェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ
ェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
などのカルボニル化合物、テトラメチルチウラムモノス
ルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、チオキ
サントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオ
キサントンなどの硫黄化合物、ベンゾイルパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどのパーオキサイ
ド化合物などを用いることができる。これらの光重合開
始剤は単独で使用してもよいし、2種以上組合せて使用
してもよい。光重合開始剤の使用量は活性線硬化性単量
体組成物100重量部に対し0.01〜10重量部が好
ましい。電子線またはガンマ線を硬化手段とする場合に
は必ずしも重合開始剤は添加する必要はない。
【0043】本発明において、用いられる活性線硬化性
単量体組成物には、製造時の熱重合や貯蔵中の暗反応を
防止する目的でハイドロキノン、ハイドロキノンモノメ
チルエーテル、2,5−t−ブチルハイドロキノンなど
の熱重合防止剤を加えておくことが好ましい。添加量と
しては活性線硬化性単量体組成物総重量に対し、好まし
くは0.005〜0.05重量%である。
【0044】用いられる活性線硬化性単量体組成物には
塗工時の作業性の向上、塗工膜厚のコントロールを目的
として、本発明の目的を損なわない範囲内で有機溶剤が
配合される。有機溶剤としては沸点が50〜160℃の
ものが塗工時の作業性、硬化前後の乾燥性の点から好ま
しく用いられ、例えばイソプロピルアルコールなどのア
ルコール系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン系溶剤、トルエンなどの芳香族系
溶剤、シクロヘキサノンなどの飽和炭化水素系溶剤など
である。これらの溶剤は単独あるいは2種以上を混合し
て用いることもできる。
【0045】また、本発明に用いられる活性線硬化性単
量体組成物には、本発明の目的を損なわない範囲におい
て酸化防止剤、光安定剤、レベリング剤、帯電防止剤な
どの添加剤が配合されてもよい。また、積層膜の反射を
防止する目的でコロイダルシリカ、アルミナゾル、アク
リル樹脂などの微粒子を添加してもよい。
【0046】活性線硬化性単量体組成物の塗布方法とし
ては、例えば刷毛塗、浸漬塗、ナイフ塗、ロール塗、ス
プレー塗、回転塗(スピンナーなど)などを用いること
ができる。
【0047】本発明を実施するにあたり、用いられる活
性線とは紫外線、電子線、放射線(α線、β線、γ線な
ど)などのアクリル系ビニル基を重合しうる電磁波であ
る。紫外線が簡便であり好ましく、紫外線源としては、
例えば紫外線蛍光灯、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧
水銀灯、キセノン灯、炭素アーク灯などを用いることが
できる。また、電子線方式は装置が高価で不活性気体下
での操作を必要とされるが表面硬度化層中に光重合開始
剤や光増感剤などを含有させなくてもよい点から好まし
く用いることができる。
【0048】活性線硬化性単量体組成物の硬化反応時
に、その雰囲気中に窒素ガスを導入し、酸素濃度を小さ
くすることによって、低エネルギーでの硬化が可能とす
ることができる。特に本発明において、耐候性を付与す
るため紫外線吸収剤を添加するため、紫外線による硬化
反応ではその硬化を迅速に行なうためにはその雰囲気中
に窒素ガスを導入し、酸素濃度を10%以下にすること
が望ましい。
【0049】耐候性表面硬度化層の厚みは、特に限定さ
れず用途に応じて適宜選択されるが、通常は好ましくは
0.5μm以上10μm、より好ましくは2μm〜6μ
mである。表面硬度化層の厚さが1μm未満の場合表面
硬度が不十分で傷がつきやすく、10μmを越える場合
には硬化膜が脆くなり好ましくない。
【0050】本発明のガラス飛散防止用積層フィルム
は、ガラスと貼り合せるために粘着層が設けられるが、
その粘着層を設けるフィルム面の反対側の面には紫外線
吸収層が積層されている構成となっている必要がある。
【0051】粘着剤としては、例えば、天然ゴム系、ブ
チルゴム系、イソブチルゴム系、SBR系、アクリル
(酸エステル)系、シリコーン系、熱可塑性エラストマ
ーなどを用いることができる。中でも溶剤タイプの硬化
型アクリル系粘着剤がガラスとの密着性の点で好まし
い。
【0052】これらの樹脂は、公知のコーティング方
法、例えば、リバースロールコーティング、グラビアロ
ールコーティング、スリツトダイコーテイング、キスコ
ーテイングなどにより熱可塑性フィルム上に形成するこ
とができる。
【0053】粘着層の厚さは、5〜50μmが好まし
く、更に好ましくは10〜20μmが好ましい。粘着層
の厚さが5μmよりも薄いと、ガラス飛散防止効果が不
十分になる場合があり、ガラスが割れた場合、フィルム
からガラスが脱離し好ましくない。粘着層の厚さが50
μmを超えると、塗工外観が悪くなったり、フィルムと
ガラスにずれが生じる場合がある。
【0054】また、粘着剤層にも耐候性向上の目的で紫
外線吸収剤を添加することができる。紫外線吸収剤の添
加量は粘着剤に対し、0.2〜50重量部が好ましく、
さらに好ましくは0.5〜30重量部であるのが望まし
い。紫外線吸収剤が多すぎると色つきや凝集が起こる場
合がある。
【0055】[特性の測定、評価] (1)耐候性劣化促進テスト 紫外線劣化促進試験機(アイスーパーUVテスター S
UV−W131:岩崎電気(株)製)を用いて、下記の
条件で照射サイクルテストを行い、フィルムの色目変
化、光学特性、機械的特性を評価した。ライト8時間
(UV照度:100mW/cm2 温湿度:60℃×50
%RH)→デュー4時間(温湿度:35℃×100%R
H結露)の12時間で照射サイクル 1サイクルとし、
12サイクル照射前後の特性を評価した。
【0056】(2)フィルムの色目変化 アイスーパーUVテスター照射後のフィルムの色目変化
を肉眼で下記ランクを判定し、△以上を良好とした。 ○:変化なし。 △:僅かに黄色く変化している。 ×:黄褐色に変化している。
【0057】(3)光学特性 直読ヘイズコンピューター(HGM−2DP:スガ試験
機(株)製)を用いて、ヘイズ、光線透過率を測定し
た。
【0058】(4)引張強度、伸度 テンシロンを使用し、引張速度200mm/分、試長5
0mm、幅5mmの短冊状フィルムの引張強度、伸度を
測定した。
【0059】(5)鉛筆硬度 JIS K5400に準じ、各種硬度の鉛筆で積層フィ
ルムの表面を引っ掻き、傷が発生する直前の鉛筆硬度で
示した。
【0060】(6)粘着力 テンシロンを使用し、引張速度200mm/分、幅25
mmの短冊状フィルムとガラス板との粘着強さを測定し
た。
【0061】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明について更に
詳しく説明する。 実施例1 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ
(株)製”ルミラー”(東レ株式会社登録商標)タイプ
T60、厚み125μmの片面に下記する配合のA層を
塗布後の厚みが2μmとなるように塗布し、120℃で
1分乾燥した。さらにこのA層上に下記する配合の耐候
性表面硬度化層(B)層を硬化後の厚みが4μmになる
ように塗布し、80℃の熱風乾燥機で溶媒を乾燥した
後、コンベア式メタハライドランプ(アイグラフィック
社製)で紫外線光量300mJ/cm2 を照射し硬化さ
せた。さらにその裏面に粘着層として下記する配合のC
層を塗布後の厚みが15μmとなるように塗布し、12
0℃で1分乾燥し、得られた積層フィルムを厚み3mm
のガラス板に貼付した。
【0062】 (A)層の塗料組成 2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H− ベンゾトリアゾール(30重量%)共重合メチルメタクリレート:95部 変性飽和ポリエステル樹脂(日本化工塗料 ニッカコートFS−12) : 4部 メチル化メラミン(三井サイテック サイメル370) : 1部 トルエン/メチルエチルケトン=1:1 :400部
【0063】 (B)層の塗料組成 2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H− ベンゾトリアゾール : 20部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート : 68部 アクリルオリゴマー(共栄社化学 アロニックスM−7100): 8部 2−ヒドロキシプロピルアクリレート : 4部 イルガキュアー183(チバガイギー社製) : 4部 トルエン/メチルエチルケトン=1:1 :312部
【0064】 (C)層の塗料組成 アクリル樹脂(綜研化学(株)SKダイン1501B) : 50部 硬化剤(綜研化学(株)L−45) :2.5部 チヌビン−P(チバガイギー社製) :0.5部 トルエン/酢酸n−ブチル=1:1 : 50部
【0065】実施例2 易接着二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
(東レ(株)製”ルミラー”(東レ株式会社登録商標)
タイプQ90、厚み100μmの易接着処理層面に実施
例1の耐候性表面硬度化層(B)層を硬化後の厚みが4
μmになるように塗布し、80℃の熱風乾燥機で溶媒を
乾燥した後、コンベア式メタハライドランプ(アイグラ
フィック社製)で紫外線光量300mJ/cm2 を照射
し硬化させた。さらにその裏面に粘着層として実施例1
のC層を塗布後の厚みが15μmとなるように塗布し、
120℃で1分乾燥し、得られた積層フィルムを厚み3
mmのガラス板に貼付した。
【0066】実施例3 実施例1のB層の紫外線吸収剤(2−(2′−ヒドロキ
シ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベ
ンゾトリアゾール)を添加しないものを実施例3とし
た。
【0067】実施例4 実施例1のB層の紫外線吸収剤(2−(2′−ヒドロキ
シ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベ
ンゾトリアゾール)の代わりに、2−(2′−ヒドロキ
シ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベ
ンゾトリアゾール(50重量%)共重合メチルメタクリ
レートを添加したものを実施例4とする。
【0068】実施例5 実施例1のC層の組成を下記のように変更したものを実
施例5とした。 (C)層の組成 アクリル樹脂(東洋インキ(株)オリバインBPS5127) :49.5部 チヌビンP(チバガイギー社製) : 0.5部 トルエン/酢酸エチル=1:1 : 50部
【0069】実施例6 ベースフィルムに二軸配向ポリエチレンテレフタレート
フィルム(東レ(株)製”ルミラー”(東レ株式会社登
録商標)タイプT60、厚み125μm)の代わりに厚
み100μmの染色した二軸配向ポリエチレンテレフタ
レートフィルムを使用し、実施例1と同様にしてガラス
飛散防止用積層フィルムを作製した。これを実施例6と
した。
【0070】比較例1 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ
(株)製”ルミラー”(東レ株式会社登録商標)タイプ
T60、厚み125μm)の片面に粘着層として実施例
1のC層を塗布後の厚みが15μmとなるように塗布
し、120℃で1分乾燥し、得られた積層フィルムを厚
み3mmのガラス板に貼付した。
【0071】比較例2 ベンゾフェノン系紫外線吸収剤を1.5重量%練り込ん
だ二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ
(株)製”ルミラー”(東レ株式会社登録商標)タイプ
Q37、厚み50μm)の片面に粘着層として実施例1
のC層を塗布後の厚みが15μmとなるように塗布し、
120℃で1分乾燥し、得られた積層フィルムを厚み3
mmのガラス板に貼付した。
【0072】以上の各実施例、各比較例のガラス飛散防
止フィルムの各種特性を評価した結果を表1、表2に示
した。表1、表2に示すように、本発明の積層フィルム
は耐候性、光透過性(透明性)、耐傷性の全てに優れて
いることがわかる。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガラス飛
散防止用積層フィルムによれば、耐候性、透明性、耐傷
性の全てに優れたフィルムが得られ、窓ガラスの屋外側
に貼付する場合にあっても、極めて優れた特性を発揮す
ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性フィルムの少なくとも片面に紫
    外線吸収層が積層され、該紫外線吸収層を設けた表面の
    鉛筆硬度がH以上であることを特徴とするガラス飛散防
    止用積層フィルム。
  2. 【請求項2】 紫外線吸収層が2層以上の構成を有し、
    少なくとも1層に紫外線吸収剤を含有することを特徴と
    する請求項1に記載のガラス飛散防止用積層フィルム。
JP29644597A 1997-10-15 1997-10-15 ガラス飛散防止用積層フィルム Pending JPH11115107A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090515A (ja) * 2000-07-12 2002-03-27 Toray Ind Inc 面光源反射部材用白色フィルム
KR20170034043A (ko) * 2015-09-18 2017-03-28 주식회사 엘지화학 비산 방지 필름
JP2018002850A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 日東電工株式会社 セパレーター付補強用フィルム

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KR20170034043A (ko) * 2015-09-18 2017-03-28 주식회사 엘지화학 비산 방지 필름
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