JPH11115105A - 透湿・防水性積層シ−ト - Google Patents
透湿・防水性積層シ−トInfo
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- JPH11115105A JPH11115105A JP5917198A JP5917198A JPH11115105A JP H11115105 A JPH11115105 A JP H11115105A JP 5917198 A JP5917198 A JP 5917198A JP 5917198 A JP5917198 A JP 5917198A JP H11115105 A JPH11115105 A JP H11115105A
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Abstract
ものの優れた防水性を有し、しかも人為的にあるいは自
然災害的に隙間や穴が形成された場合であっても漏水を
阻止し、黴の発生やシ−トに直接接触する支持体の腐食
を防止しうると共にヌメリによる作業性の低下や汚れの
問題を生じない透湿・防水性シ−トを提供する。 【解決手段】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布の少なくとも一面に高吸水性ポリマ−とバインダ−か
らなる高吸水性ポリマ−層を形成した透湿・防水性シ−
トにおいて、該高吸水性ポリマ−層の面上に、更に透湿
性のポリウレタン樹脂層、透湿性微多孔性フィルム層又
は透湿性の紙の層を設けてなる透湿・防水性積層シ−ト
である。
Description
上の透湿性があって、しかも人為的にあるいは自然災害
的に穴が形成された場合であっても漏水を阻止しうる透
湿・防水性積層シ−ト、特に建築材料としての屋根下葺
材やハウスラップ等に用いられる前記透湿・防水性積層
シ−トに関する。
や屋根下葺材に用いられていたアスファルトフェルトや
アスファルトル−フィングは防水性を有するが透湿性を
有しないかその程度が僅かであるため、室内外の気温差
が大きい場合には、これら防水シ−トの室側面に水蒸気
が結露し、黴が発生したり、結露が生じた面に接する支
持体の木材を痛める他に、これらは重量が大きく作業性
も悪いという第1の問題があった。この問題を解決する
ため軽量であって透湿性をも兼備した防水性のポリオレ
フィン系不織布シ−ト(例えば、イ−・アイ・デュポン
社製のタイヴェック(登録商標))が開発され上市され
たが、これを屋根下葺材やハウスラップとして用いる場
合にはその固定のためにタッカ−や釘を使用するのが一
般的であるので、その場合前記不織布シ−トにタッカ−
や釘による隙間や穴が開く結果、瓦や外壁の隙間等から
侵入した雨水がその隙間や穴を通過し、このシ−トに接
する木材(例えば、棧、野地板)等を腐食する第2の問
題が生じた。
オレフィン系不織布シ−トに水膨潤性コロイド粘土層を
設けたり(実開平5−61074号公報)、吸水倍率5
0倍以上の高吸水性ポリマ−をバインダ−を用いて固着
する方法(特開平7−279054号公報)が開示され
ている。
られているベントナイトの水膨潤性が低いため、膨潤に
よって釘等による隙間(釘を抜いた状態の穴を含む)を
防ぐためには該粘土層の厚みを1〜5mmと厚くする必
要があり、そのためシ−トの重みが増大するばかりかシ
−ト全体の透湿性が十分でなくなるという第3の問題が
あり、後者は重みの問題は解決し透湿性の問題もほぼ解
決しているものの高吸水性ポリマ−層がむき出しとなる
ため、雨水等と接触すると膨潤してゲル状となりヌメリ
が生じて取扱づらく作業時に滑る等の問題が生じ安全性
に欠け、また、汚れも生じやすく、さらに水を含んだゲ
ル状部分に木材(例えば、棧、野地板)等が直接接触す
ると木材等に水が付着するという第4の問題があった。
記第1〜第4の問題を全て解決し、軽量であって優れた
透湿性があるものの優れた防水性を有し、しかも人為的
にあるいは自然災害的に隙間や穴が形成された場合であ
っても漏水を阻止し、黴の発生やシ−トに直接接触する
支持体の腐食を防止しうると共にヌメリによる作業性や
安全性の低下及び汚れの問題を生じない透湿・防水性シ
−トを提供することを目的とするものである。
め、鋭意研究した結果、本発明を完成させた。すなわ
ち、本発明のうち請求項1記載の発明は、透湿性であっ
てかつ防水性を有する不織布の少なくとも一面に高吸水
性ポリマ−とバインダ−からなる高吸水性ポリマ−層を
形成した透湿・防水性シ−トにおいて、該高吸水性ポリ
マ−層の面上に、更に透湿性の樹脂層を設けてなる透湿
・防水性積層シ−トである。
水蒸気を透過させる性質のことをいい、具体的にはJI
S−Z−0208による透湿度が1000g/m2 ・2
4時間以上であることをいう。また、「防水性」とはい
わゆる耐水圧性をいう。
としては、透湿性、防水性を有するものであれば特に限
定されないが、例えばフラッシュ紡糸法によるポリオレ
フィン系不織布(特開平7−279054号公報)を示
すことができる。この不織布は、透湿性、防水性を備え
ている他に引裂強度及び耐候性に優れているので、屋根
下葺き材やハウスラップとして用いるのに好適である。
共に高分子鎖が三次元網目構造となっている一般的に高
吸水性ポリマ−といわれているものなら特に限定されな
い。具体的には、ポリアクリル酸塩架橋物、澱粉−ポリ
アクリル酸塩、ポリビニルアルコ−ル−ポリアクリル酸
塩、イソブチレン−マレイン酸塩等やこれらの二種以上
の混合物等が例示される。
形成するために高吸水性ポリマ−の結合材として用いら
れるものであり、ポリビニルエ−テル、ポリイソブチレ
ン、SBR、ブチルゴム、天然ゴム、ポリウレタン、ポ
リエステル、クロロプレン、ニトリルゴム系等の各種合
成樹脂、ゴム類等が使用できる。バインダ−が非透湿性
の場合は、高吸水性ポリマ−層の透湿性を確保するため
に、その目付量は50g/m2 以下とするのが好ましい
前記透湿性の樹脂層の樹脂としては、ポリウレタン、ポ
リアミノ酸ウレタン、ポリエステル等が例示され、樹脂
層の形態としてはフィルムが例示されるが、フィルム以
外の他の平面形態のものを用いてもよい。
ら侵入した水はまず透湿性であってかつ防水性を有する
不織布により内部への侵入が遮断されるが、この積層シ
−トの留付け具(釘、タッカ−等)によるシ−トと釘等
との間の隙間や釘等が抜かれた状態の穴、その他の人為
的自然災害的な同程度の大きさの隙間があった場合は、
侵入水が高吸水性ポリマ−到達し吸収されると同時に該
ポリマ−を膨潤させる。その時、瓦や外壁と支持体によ
り挟持された防水シ−トの高吸水性ポリマ−は主に水平
方向に膨潤するので、前記隙間や穴を塞ぐことができ、
該ポリマ−層の水の通過を遮断する。すなわち、止水性
を発揮する。次に、高吸水性ポリマ−中の水は、透湿性
の樹脂層の介在により適度に拡散するので、支持体の木
材等へ到達することはほとんどなく、到達してもすぐ乾
燥して木材等を腐食させない程度のごく僅かである。
吸水性ポリマ−層は直接むき出しにならないので、該ポ
リマ−が水を吸収して膨潤しゲル状態になっても、本発
明に係るシ−トはヌメリ性を生じないし、ゲル状態に起
因する汚れの付着もない。また、高吸水性ポリマ−層が
直接むき出しの状態にあると、該ポリマ−が水を吸収し
て膨潤しゲル状態になった場合には、水の拭きとり時に
高吸水性ポリマ−の表層部分が脱落するし或いは作業中
に滑りやすいのに対し、透湿性の樹脂層が存在すると、
該樹脂層の表面に水が付着しても簡単に拭きとることが
できるばかりか積層シ−トを滑りにくくするという効果
があり作業性の向上に寄与する。
性ポリマ−層を透湿性(JIS−Z−0208による透
湿度が1000g/m2 ・24時間以上)にすると他の
層もそれぞれ透湿性を有するので、全体として透湿性を
有す。そのため、結露や結露に伴う黴が生じにくい。な
お、高吸水性ポリマ−層と透湿性の樹脂層とを透湿性で
あってかつ防水性を有する不織布の片面ではなく両面に
設けた場合は、高吸水性ポリマ−による止水効果がより
完璧になる。
項1記載の発明の透湿性の樹脂層として透湿性のポリウ
レタン樹脂層を設けたものである。ここで、透湿性のポ
リウレタン樹脂槽としては、公知のポリウレタンフィル
ムが例示されるが、フィルム以外の他の平面形態のもの
を用いてもよい。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の透湿性の樹脂層として透湿性のポリウレタンフィルム
層を設けたものであって請求項1記載の発明と同様の構
成であるので、請求項1記載の発明と同様の作用効果を
示すが、ポリウレタンフィルムは摩擦係数が大きいの
で、積層シ−トを滑りにくくすることによる作業性の向
上への寄与はさらに大きいという付加的効果を有す。
項1記載の発明の透湿性の樹脂層として透湿性の微多孔
性フィルム層を設けたものである。ここで、透湿性の微
多孔性フィルムとしては、公知の透湿性のポリオレフィ
ンフィルム(特開昭63−28633号公報、特開昭5
8−149303号公報)等を用いることができる。請
求項3記載の発明は、透湿性の樹脂層として透湿性の微
多孔性フィルム層を設けたものであって請求項1記載の
発明と同様の構成であるので請求項1記載の発明と同様
の作用効果を示す。
項1記載の発明の透湿性の樹脂層に代わってして透湿性
の紙の層を設けたものである。ここで、透湿性の紙とし
ては、木材パルプその他の植物繊維を抄紙して製造した
セルロ−ス繊維紙の他、それ以外の繊維を抄紙して製造
したいわゆる化学繊維紙をも含む。本発明において用い
る紙は水が染み込みにくく耐水性に優れたものが好まし
いが、このような紙としては片面に撥水処理をしたセル
ロ−ス繊維紙又は化学繊維紙が例示される。前者の場
合、撥水処理を施していない面を高吸水性ポリマ−層側
に向けて紙の層を設けるようにするのが、双方の接着性
を高めるので好ましい。
商品化され取引されると共に軽量のものが求められるの
で、巻き物の形態になりやすくかつ軽量の紙を用いるの
が好ましい。このような紙としては、厚みが5mm以下
であって、重さが500g/m2 以下好ましくは300
g/m2 以下のものが例示される。請求項4記載の発明
は、請求項1記載の透湿性の樹脂層に代わって透湿性の
紙の層を設けたものであり、請求項1記載の発明と同様
の作用効果を示す。
高吸水性ポリマ−層のバインダ−が透湿性のポリウレタ
ン樹脂である請求項1、2、3又は4記載の透湿・防水
性積層シ−トである。ここで、透湿性ウレタン樹脂とし
ては、ポリエチレングリコ−ルとポリイソシアネ−トと
を主成分として合成されたポリウレタン樹脂のうち、エ
チレンオキサイド含有率が10重量%〜60重量%の範
囲にあるものが例示される。この場合、バインダ−とし
て透湿性のポリウレタン樹脂が用いられるので、透湿性
の観点からのバインダ−目付量の制限はない。したがっ
て、必要に応じて高吸水性ポリマ−量を増大させること
ができる。すなわち、隙間や穴の大きさに応じて高吸水
性ポリマ−量を幅広く調節できる。
性であってかつ防水性を有する不織布がフラッシュ紡糸
法によるポリオレフィン系不織布である請求項1、2、
3、4又は5記載の透湿・防水性積層シ−トである。透
湿性、防水性を備えかつ引裂強度及び耐候性に優れてい
るフラッシュ紡糸法によるポリオレフィン系不織布を用
いているので、請求項1〜5記載の発明の前記作用効果
に加えて引裂強度等が要求される屋根下葺き材やハウス
ラップとして用いるのに特に好適である。
織布、前記高吸水性ポリマ−層及び前記透湿性の樹脂
層、透湿性のポリウレタン樹脂層、透湿性の微多孔性フ
ィルム層若しくは透湿性の紙の層は、単に積層状態であ
ってもよく、各層間のそれぞれが若しくは全部が、前記
高吸水性ポリマ−層のバインダ−により自己接着されて
いてもよく又は透湿性の接着層を設け接着されていても
よい。
味も請求項1の場合と同様である。この透湿性の接着層
を形成するための接着剤としては、透湿性のある接着剤
であれば特に限定されないが、例えば、前記透湿性のポ
リウレタン樹脂を用いることができる。この場合、高吸
水性ポリマ−のバインダ−として用いる透湿性のポリウ
レタン樹脂の自己接着よる接着層であってもよい。ま
た、接着剤自体に透湿性がなくても、特願平8−222
912号に記載のように、ウエブ状又はスパイラル状の
隙間のある接着剤層を形成し、透湿性としてもよい。前
記自己接着又は前記透湿性の接着層による接着が行われ
ると、積層シ−トは一部(二層)又は全体が一体化する
メリットがあり、しかも接着層は透湿性であるので、積
層シ−ト全体の透湿性も損なわれない。
する。本発明にかかる透湿・防水性積層シ−トの一つの
好ましい形態は、フラッシュ紡糸法によるポリオレフィ
ン系不織布(以下第1層という)の片面に高吸水性ポリ
マ−を透湿性ポリウレタン樹脂をバインダ−としてコ−
ティングすることにより高吸水性ポリマ−層(以下第2
層という)を形成し、その面上に透湿性のポリウレタン
フィルム、透湿性の微多孔性のポリオレフィンフィルム
又は透湿性の紙(以下第3層という)を積層して製造す
る。この場合、第3層のフィルム等の片面に第2層を形
成し、その面上に第1層の不織布を積層して製造しても
よい。積層された層の間は、透湿性接着剤を用いて又は
ウエブ状若しくはスパイラル状の透湿性接着剤層を形成
するようにして、接着してもよい。透湿性を確保しなが
ら積層シ−トが一体化され、その取扱が便利になる利点
があるからである。
ダ−は次のようにして製造する。 (1) フラッシュ紡糸法によるポリオレフィン系不織布の
一例としては、特開平7−279054号公報に記載の
ように、ポリオレフィン系ポリマ−をまず高温高圧下で
ハロゲン化炭化水素に均一に溶解させた後、急激な圧力
損失を与え、該溶液を濃厚相と稀薄相に相分離させ、次
にこれを紡口より常温常圧下で吐出して繊維径0.1μ
m〜10μm微細繊維からなる三次元網状繊維を形成
し、続いてこの繊維をコンベア上に振り落としウエブ状
にした後、ポリオレフィンの融点以下の適当な温度に保
ったロ−ル又はフェルトカレンダ−により部分若しくは
全面圧着し、シ−ト状にして製造する。このようにして
製造された不織布シ−トは微細繊維が三次元網状といっ
た微細構造を形成しており、防水性、透湿性、高強力を
も兼ね備えている。
一例としては、特開昭63−286331号公報及び特
開昭58−149303号公報に記載のように、ポリオ
レフィン樹脂に、充填剤(炭酸カルシウム等)及びその
他の添加剤を添加し、混練し、フィルム化した後、これ
を延伸して製造する。また、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル樹脂に炭酸カルシウム等を混ぜて
薄い膜状に製膜し、炭酸カルシウム等の無機質を除いて
微多孔性のフィルムとしてもよい。
特開平4−180913号公報に記載のように、ポリエ
チレングリコ−ルとポリイソシアネ−トとを主成分と
し、他の成分としては、ポリオ−ル成分としてポリプ
ロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−ル等
のポリエ−テルポリオ−ル及び/又はラクトンやアジピ
ン酸、フタル酸等のジカルボン酸とエチレングリコ−
ル、ジエチレングリコ−ル等のアルキレングリコ−ルと
の反応により得られるポリエステルポリオ−ルを適宜用
いると共に、鎖延長剤としてエチレングリコ−ル、プ
ロピレングリコ−ル、1、4ブタンジオ−ル、グリセリ
ン等の低分子量グリコ−ルやトリレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン等のジアミン類、ジエタノ−ルアミン
等のアミノアルコ−ルを適宜用い、ポリイソシアネ−ト
成分としてはトリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメ
タンジイソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−ト等
を使用して、公知のウレタン化反応プロセスを経て製造
する。
しては、前記(3) のようにして製造された透湿性ウレタ
ン樹脂を公知の成形方法(例えば、Tダイ法、コ−ティ
ング法)によりフィルム化して製造する。
は、該樹脂をDMF/トルエン混合溶媒による溶液とし
て用い、これを被接着層に塗布後乾燥して被接着層間の
接着を行えばよい。なお、高吸水性ポリマ−のバインダ
−として用いられる透湿性ウレタン樹脂をそのまま自己
接着剤として使用することもできる。
剤層を形成する場合は、特願平8−222912号に記
載のように特開昭61−200869号及び特開平5−
309310号公報記載の公知の方法を用いることがで
きる。すなわち、SBR系等のホットメルト接着剤をホ
ットメルトスプレ−機によりノズルから吐出すると同時
に吐出接着剤を近接する空気ノズルからの空気流によっ
て引延ばしながら、空気の流れに添って噴射し、被接着
層にウエブ状又は螺旋状に塗布する。その後もう一方の
非接着層を重ね合わせ両者を圧着すればウエブ状若しく
はスパイラル状の接着剤層が形成され、透湿性が維持さ
れる。
根下葺材として瓦と野地板の間に釘やタッカ−等の留付
け具を用いて固定されて使用されるが、その場合、ま
ず、第1層の防水性の不織布等により瓦や外壁から侵入
した雨水は遮断され、釘打ち等により釘とシ−トの間に
隙間ができたり、誤って打たれ釘抜きされた後の釘穴や
その他の人為的自然災害的な釘穴程度の隙間があって
も、そこから侵入した水は第2層の高吸水性ポリマ−の
膨潤により止水されると共に膨潤ポリマ−中の水は第3
層のフィルム等により積層シ−トの支持材である野地板
等への浸透が抑制されので野地板等を腐食させることも
ない。
いた場合は、その摩擦係数が大きいのでこれを使用する
と積層シ−トを滑りにくくする効果が大きく、積層シ−
トを取り扱う際の作業性の向上に寄与する。以上の積層
シ−トは、接着剤層がある場合はそれをも含めて、各構
成層が全て透湿性であるので全体として透湿性を有す。
したがって、結露も防止される。
する。以下、「部」は「重量部」を意味する。 透湿性ポリウレタンフィルム 分子量1000のポリエチレングリコ−ル(第1工業製
薬株式会社製PEG#1000)200部と分子量10
00のポリテトラメチレングリコ−ル(三菱化成株式会
社製PTMG1000)100部のポリオ−ル成分と、
ジフェニルメタンジイソシアネ−ト(日本ポリウレタン
株式会社製ミリオネ−トMT)150部と、鎖延長剤と
しての1、4ブタンジオ−ル(三菱化成株式会社社製
1、4BG)27部とを、DMF/トルエン混合溶媒
に、固形分が30重量%になるように加えて溶かし、こ
の溶液を撹拌しながら80℃で4時間反応させてエチレ
ンオキサイド含有率42重量%のポリウレタン樹脂溶液
を得た。このポリウレタン溶液を離型紙上にコ−ティン
グ装置を用いて塗布し、70℃で1分間続いて150℃
で1分間乾燥し、厚さ20μmのポリウレタンフィルム
を作成した。このポリウレタンフィルムの透湿度は34
00g/cm2 ・24時間であった。
ン樹脂の混合溶液 分子量2000のポリエチレングリコ−ル(第1工業製
薬株式会社製PEG#2000)200部と、ジフェニ
ルメタンジイソシアネ−ト(日本ポリウレタン株式会社
製ミリオネ−トMT)75部と、鎖延長剤としての1、
4ブタンジオ−ル(三菱化成株式会社社製1、4BG)
27部とを、DMF/トルエン混合溶媒に、固形分が3
0重量%になるよう加えてに溶かし、この溶液を撹拌し
ながら80℃で4時間反応させてエチレンオキサイド含
有率68重量%のポリウレタン樹脂溶液を得た。このポ
リウレタン樹脂溶液に、高吸水性のポリマ−として株式
会社クラレ製高分子吸水剤K1ゲル201K(吸水倍率
200倍)を固形分比で1:2の割合で加えて混合し、
高吸水性のポリマ−と透湿性ポリウレタン樹脂の混合溶
液を作成した。
フィルムに前記の高吸水性ポリマ−と透湿性ポリウレ
タン樹脂の混合溶液をコ−ティング装置を用いて塗布
し、70℃で1分間続いて150℃で1分間乾燥し、透
湿性ポリウレタンフィルムと透湿性ポリウレタン樹脂を
バインダ−とする高吸水性ポリマ−の二層からなる(二
層合わせての目付量は60g/m2 である)シ−トを得
た。
面に合成ゴム系ホットメルト接着剤(コニシ株式会社社
製ボンドホットメルトMU342)をカ−テンスプレ−
用ノズルを用いたホットメルトスプレ−機にて空気圧が
1.5kgf/cm2 、接着剤吐出量が12g/min
の条件でウエブ状に塗布し、目付量が5g/m2 の均一
な接着剤層を形成後、この接着剤塗布シ−トとフラッシ
ュ紡糸法ポリオレフィン系不織布(旭・デュポンフラッ
シュスパンプロダクツ株式会社製タイベック1060)
とを加圧ロ−ルにて圧着し目付量が125g/m2 の積
層シ−トを作成した。これを実施例1とする。
−ブタジエン−スチレン)樹脂(シエル化学株式会社製
カリフレックスTR110)の固形分が30重量%のト
ルエン溶液に、高吸水性のポリマ−として株式会社クラ
レ製高分子吸水剤K1ゲル201K(吸水倍率200
倍)を固形分比で1:4の割合で加えて混合し、高吸水
性のポリマ−とSBS樹脂の混合溶液を作成した。この
溶液をフラッシュ紡糸法ポリオレフィン系不織布(旭・
デュポンフラッシュスパンプロダクツ株式会社製タイベ
ック1060)にコ−ティング装置を用いて塗布した
後、その塗布液上にの透湿性ポリウレタンフィルムを
積層し、続いて70℃で10分間乾燥し、目付量が12
0g/m2 の積層シ−ト(バインダ−の目付量は22g
/m2 である)を作成した。これを実施例2とする。
片面に前記の高吸水性ポリマ−と透湿性ポリウレタン
樹脂の混合溶液を乾燥時の目付量が50g/m2 になる
ように塗布し、80℃で15分間乾燥し、クラフト紙と
透湿性ポリウレタン樹脂をバインダ−とする高吸水性ポ
リマ−の二層からなるシ−トを得た。
面に合成ゴム系ホットメルト接着剤(コニシ株式会社社
製ボンドホットメルトMU342)をカ−テンスプレ−
用ノズルを用いたホットメルトスプレ−機にて空気圧が
1.5kgf/cm2 、接着剤吐出量が30g/min
の条件でウエブ状に塗布し、目付量が10g/m2 の均
一な接着剤層を形成後、この接着剤塗布シ−トとフラッ
シュ紡糸法ポリオレフィン系不織布(旭・デュポンフラ
ッシュスパンプロダクツ株式会社製タイベック106
0)とを加圧ロ−ルにて圧着し目付量が220g/m2
の積層シ−トを作成した。これを実施例3とする。
−ブタジエン−スチレン)樹脂(シエル化学株式会社製
カリフレックスTR110)の固形分が30重量%のト
ルエン溶液に、高吸水性のポリマ−として株式会社クラ
レ製高分子吸水剤K1ゲル201K(吸水倍率200
倍)を固形分比で1:3の割合で加えて混合し、高吸水
性のポリマ−とSBS樹脂の混合溶液を作成した。この
混合溶液をクラフト紙70g/m2 の片面に乾燥時の目
付量が40g/m2 になるように塗布した後、80℃で
15分間乾燥し、クラフト紙と非透湿性のSBS樹脂を
バインダ−とする高吸水性ポリマ−の二層からなるシ−
トを得た。
面に合成ゴム系ホットメルト接着剤(コニシ株式会社製
ボンドホットメルトMU342)をカ−テンスプレ−用
ノズルを用いたホットメルトスプレ−機にて空気圧が
1.5kgf/cm2 、接着剤吐出量が30g/min
の条件でウエブ状に塗布し、目付量が10g/m2 の均
一な接着剤層を形成後、この接着剤塗布シ−トとスパン
ボンド不織布(旭化成工業株式会社製ナイロンスパンボ
ンド1025)とを加圧ロ−ルにて圧着し目付量が14
5g/m2 の積層シ−トを作成した。これを実施例4と
する。
−と透湿性ポリウレタン樹脂の混合溶液をコ−ティング
装置を用いて塗布し、70℃で1分間続いて150℃で
1分間乾燥し、透湿性ポリウレタン樹脂をバインダ−と
する高吸水性ポリマ−層を得た。次に、この高吸水性ポ
リマ−層の一面に合成ゴム系ホットメルト接着剤(コニ
シ株式会社社製ボンドホットメルトMU342)をカ−
テンスプレ−用ノズルを用いたホットメルトスプレ−機
にて空気圧が1.5kgf/cm2 、接着剤吐出量が1
2g/minの条件でウエブ状に塗布し、目付量が5g
/m2 の均一な接着剤層を形成後、この接着剤塗布シ−
トとフラッシュ紡糸法ポリオレフィン系不織布(旭・デ
ュポンフラッシュスパンプロダクツ株式会社製タイベッ
ク1060)とを加圧ロ−ルにて圧着した。その後離型
紙を剥がし、目付量が105g/m2 積層シ−トを作成
した。これを比較例1とする。
−ブタジエン−スチレン)樹脂(シエル化学株式会社製
カリフレックスTR110)の固形分が30重量%のト
ルエン溶液に、高吸水性のポリマ−として株式会社クラ
レ製高分子吸水剤K1ゲル201K(吸水倍率200
倍)を固形分比で1:4の割合で加えて混合し、高吸水
性のポリマ−とSBS樹脂の混合溶液を作成した。この
溶液をフラッシュ紡糸法ポリオレフィン系不織布(旭・
デュポンフラッシュスパンプロダクツ株式会社製タイベ
ック1060)にコ−ティング装置を用いて塗布し、7
0℃で10分間乾燥し、フラッシュ紡糸法ポリオレフィ
ン系不織布と非透湿性SBS樹脂をバインダ−とする高
吸水性ポリマ−層の二層からなる(二層合わせての目付
量は110g/m2 であり、バインダ−の目付量は22
g/m2 である)シ−トを得た。
は次の通りである。 (1) 止水性は、12mm厚みの木材板の上にフラッシュ
紡糸法ポリオレフィン系不織布側を表面にしてサンプル
を置き、コロニアル瓦用釘(長さ;30mm、最大直
径;3.3mm、最小直径;2.9mm、釘の中心軸間
隔;1.3mm)を打ちつける。この上に底部をシ−リ
ング剤でシ−リングした塩ビパイプを立て、上部は10
mlのメスピペットを中央に通したゴム栓にて封じた。
メスピペットの開放端から赤色着色水をいれ、サンプル
に150mmの水頭圧をかけ、24時間後の減水量(m
l)を測定した。実施例、比較例の各シ−トからそれぞ
れ10個のサンプルを作成して減水量を測定し、10個
のサンプルのいずれもが1.0ml以下の減水量のシ−
トを「止水性有り」の評価とした。
拠して、40℃×90%RHにて測定した。 (3) 第2層含水時のヌメリ性は、一辺が30cmの四角
形状のサンプルの第2層側表面(比較例1、2)又は第
3層側表面(実施例1、2)に水50mlをたらし、3
分間放置後の表面状態及び水を拭きとった後の表面状態
を肉眼及び手触りにより評価した。 X:ヌルヌルした感じが大きく、ゲル状態になってい
る。 ○:ヌルヌルした感じが認められない。
メリ性評価の際の水の拭きとり性を評価した。 容易:何の障害もなく水を簡単に拭きとれる。 ゲル脱落:拭きとりの際、水を含み膨潤してゲル状にな
ったこ高吸水性ポリマ−層の表層部が脱落する。 (5) 第2層含水時の支持材へのしみこみ量は、前記止水
性テスト後の木材表面の着色状態を肉眼にて観察し評価
した。 (6) 第3層表面の摩擦係数はヘイドン抵抗測定機(新東
科学社製ヘイドン14)を用いて、速度20mm/秒、
荷重300g/5cm×6cmの条件にて測定した。
度、釘による隙間及び釘穴(釘なし)存在時の止水性、
第2層含水時のヌメリ性、第2層含水時の支持材(木
材)へのしみこみ量、摩擦係数を測定した結果を示すと
表1のようになる。表1より、本発明に係る透湿・防水
性積層シ−ト(実施例1〜4)は、第3層のポリウレタ
ンフィルム層や紙の層を設けていない場合(比較例1、
2)に比べ、第2層含水時にヌメリ性や水の拭きとり時
のゲル状物の脱落がなく、さらに第2層含水時の支持材
(木材)へのしみこみ量が僅かであり、手触り、外観及
び支持材に対する腐食防止の点で優れている。また、第
3層にポリウレタンフィルムを使用した場合は、摩擦係
数が大きく滑りにくい点でも優れている。その上、実施
例1,3は、第1層、第2層及びこれらの層の間の接着
剤層が透湿性であり、かつ第3層も透湿性であるため、
第1層、第2層及び接着剤層が同様の構成で第3層のな
い比較例1の高い透湿性と同程度の透湿性が得られてい
る。
・防水性積層シ−トは、高吸水性ポリマ−層を透湿性の
樹脂層、透湿性のポリウレタン樹脂層、透湿性の微多孔
性フィルム又は透湿性の紙で保護しており、水膨潤ポリ
マ−がむき出しになっていないので、 水と接触した場合でもヌメリ性はなく、取扱時に滑る
不都合を解消でき、また取扱時の汚れも少なく、 屋根下葺材やハウスラップとして使用した時、水膨潤
性の大きい高吸水性ポリマ−層が存在するため、例え、
隙間や釘等による打抜き穴が存在しても膨潤による止水
効果を発揮すると共に、その水は前記透湿性の樹脂層等
を通じて適度に拡散するので、積層シ−トの支持材に対
する腐食の問題がない。さらに、積層シ−トは、全体と
して透湿性であるため、多湿時に結露状態になっても、
該積層シ−トを通して水が適度に拡散するので、結露に
よる黴の発生等の不都合が生じない。なお、高吸水性ポ
リマ−層の保護にポリウレタン樹脂層を用いた場合は、
摩擦係数が大きく滑りにくいので特に作業性の向上の点
で優れている。
Claims (6)
- 【請求項1】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布の少なくとも一面に高吸水性ポリマ−とバインダ−か
らなる高吸水性ポリマ−層を形成した透湿・防水性シ−
トにおいて、該高吸水性ポリマ−層の面上に、更に透湿
性の樹脂層を設けてなる透湿・防水性積層シ−ト。 - 【請求項2】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布の少なくとも一面に高吸水性ポリマ−とバインダ−か
らなる高吸水性ポリマ−層を形成した透湿・防水性シ−
トにおいて、該高吸水性ポリマ−層の面上に、更に透湿
性のポリウレタン樹脂層を設けてなる透湿・防水性積層
シ−ト。 - 【請求項3】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布の少なくとも一面に高吸水性ポリマ−とバインダ−か
らなる高吸水性ポリマ−層を形成した透湿・防水性シ−
トにおいて、該高吸水性ポリマ−層の面上に、更に透湿
性の微多孔性フィルム層を設けてなる透湿・防水性積層
シ−ト。 - 【請求項4】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布の少なくとも一面に高吸水性ポリマ−とバインダ−か
らなる高吸水性ポリマ−層を形成した透湿・防水性シ−
トにおいて、該高吸水性ポリマ−層の面上に、更に透湿
性の紙の層を設けてなる透湿・防水性積層シ−ト。 - 【請求項5】 前記高吸水性ポリマ−層のバインダ−が
透湿性のポリウレタン樹脂である請求項1、2、3又は
4記載の透湿・防水性積層シ−ト。 - 【請求項6】 透湿性であってかつ防水性を有する不織
布がフラッシュ紡糸法によるポリオレフィン系不織布で
ある請求項1、2、3、4又は5記載の透湿・防水性積
層シ−ト。
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-
1998
- 1998-03-11 JP JP05917198A patent/JP4104722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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