JPH11114070A - 内視鏡用留置バスケット - Google Patents

内視鏡用留置バスケット

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JPH11114070A
JPH11114070A JP27559597A JP27559597A JPH11114070A JP H11114070 A JPH11114070 A JP H11114070A JP 27559597 A JP27559597 A JP 27559597A JP 27559597 A JP27559597 A JP 27559597A JP H11114070 A JPH11114070 A JP H11114070A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経内視鏡的に体腔内の管腔臓器内に留置して、
狭窄部の範囲が長くても狭窄状態を確実に解除すること
ができ、且つ必要に応じて経内視鏡的に狭窄部から容易
に取り外すことができる内視鏡用留置バスケットを提供
すること。 【解決手段】少なくとも三本の弾性ワイヤ11を先端と
後端とで結束して自然状態では自己の弾性によってかご
状に膨らんで外力によって窄まるように形成されたバス
ケット部Aを、直列に複数連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、体腔内の管状臓
器の狭窄を解除するために内視鏡の処置具挿通チャンネ
ルを通じて狭窄部内に留置される内視鏡用留置バスケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】胆道癌等によって胆道に狭窄が発生する
と、肝臓から十二指腸への胆汁液の流出が困難になって
黄疸症状等が発生するので、狭窄を解除するために狭窄
部内に拡張具を留置する必要がある。
【0003】そこで従来は、例えば実公平3−3534
6号に記載されているような抜け止め用の棘状突起が突
設されたチューブや、特公平5−54344号に記載さ
れているような金属細線材をかご状に膨らんだ形状に形
成したバスケットや、金属細線材を管状に編んだ網状管
状のステント等を狭窄部内に留置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実公平3−3
5346号に示されるチューブは棘状に飛び出して形成
された突起が粘膜に引っ掛かり、特公平5−54344
号に示されるバスケットや網状管状のステント等は、端
部から突出した細線が粘膜に引っ掛かる。
【0005】そのため、いずれも、手術前に一時的に使
用したい場合や目詰まりが発生したとき等に狭窄部から
容易に取り外すことができない不都合があった。また、
いずれも狭窄部の範囲が長いケースでは、その一部しか
拡張することができずに狭窄を確実に解除することがで
きない場合があった。
【0006】そこで本発明は、経内視鏡的に体腔内の管
腔臓器内に留置して、狭窄部の範囲が長くても狭窄状態
を確実に解除することができ、且つ必要に応じて経内視
鏡的に狭窄部から容易に取り外すことができる内視鏡用
留置バスケットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用留置バスケットは、少なくとも三
本の弾性ワイヤを先端と後端とで結束して自然状態では
自己の弾性によってかご状に膨らんで外力によって窄ま
るバスケット部を形成し、上記バスケット部を直列に複
数連結したことを特徴とする。
【0008】なお、上記バスケット部が、上記各弾性ワ
イヤを滑らかな曲線状に曲げて形成されていてもよい。
また、上記バスケット部が、上記各弾性ワイヤを螺旋状
に捩じれた曲線状に曲げて形成されていてもよく、上記
バスケット部が、上記各弾性ワイヤを途中で鈍角に折り
曲げて成形されていてもよい。
【0009】そして、上記複数の弾性ワイヤの先端が中
空の筒状部材に固着されて結束されていてもよく、或い
は、上記複数の弾性ワイヤの先端が互いに直接固着され
ていてもよい。
【0010】また、上記複数のバスケット部を内視鏡の
処置具挿通チャンネル内に挿脱される外套管内に収納す
ることにより、上記複数の弾性ワイヤが窄まった状態に
なるようにしてもよく、その場合、上記内視鏡用留置バ
スケットを上記外套管内から押し出すための押し出し手
段が上記外套管内に挿脱自在であるとよい。
【0011】なお、直列に連結された隣り合うバスケッ
ト部にまたがって第3のバスケット部が配置されていて
もよい。また、上記複数のバスケット部の中の最後端の
バスケット部から後方に尾状部材が延出配置されてい
て、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱して使用され
る回収具を係合させるための回収具係合部が上記尾状部
材の延出端部側に形成されていてもよい。
【0012】その場合、上記尾状部材が管状体であっ
て、上記回収具係合部が上記尾状部材に穿設された孔で
あってもよい。また、上記尾状部材が紐状体であって、
上記回収具係合部が上記紐状の尾状部材の延出端部に形
成された瘤状部であってもよい。
【0013】また、上記複数のバスケットに網状体が被
覆されていてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、経内視鏡的に
胆道の狭窄部に留置するためのものである。
【0015】この留置バスケット10には、二つのバス
ケット部Aが直列に連結されており、各バスケット部A
は、例えば細いステンレス鋼線の単線又は撚り線からな
る複数の弾性ワイヤ11によって形成されている。
【0016】各バスケット部Aは、自然状態においては
弾性ワイヤ11の弾性によってかご状に膨らみ、外力
(径方向の潰し力、又は軸線方向の引き伸ばし力)を加
えることによって窄まるように、弾性ワイヤ11を滑ら
かな曲線状に曲げて形成されている。バスケット部A
は、窄められた後に外力を取り除けば弾性ワイヤ11の
弾性によって元のかご状の形状に戻る。
【0017】なお、各バスケット部Aを形成するために
弾性ワイヤ11は少なくとも3本以上必要であり、4〜
8本が適当である。これら複数の弾性ワイヤ11は、全
てが同じ形状に形成されて均等の間隔で、例えば4本な
ら90°間隔、6本なら60°間隔に配置される。この
実施の形態においては、II−II断面を示す図2に示され
るように、弾性ワイヤ11は6本設けられている。
【0018】先側のバスケット部Aを形成する複数の弾
性ワイヤ11の先端は、先端口金12によって束ねられ
ている。先端口金12は、複数の弾性ワイヤ11の先端
の内面を受ける内管12aと、複数の弾性ワイヤ11の
先端を外側から内管12aの外周面に圧迫固定する外管
12bとからなり、内管12aに軸線方向に形成されて
いる孔13によって、バスケット部A内とその前方とが
連通している。
【0019】二つのバスケット部Aを連結する連結管1
7は、先端口金12と同様の内管17aと外管17bか
らなり、内外両管17a,17bの間に弾性ワイヤ11
が挟まれて固着されている。
【0020】なお、この実施の形態においては、先側の
バスケット部Aを形成する弾性ワイヤ11と後側のバス
ケット部Aを形成する弾性ワイヤ11とは一本に繋がっ
ている。
【0021】後側のバスケット部Aの後端には合成樹脂
製の可撓性チューブ14(尾状部材)が尾状に延出する
状態に連結されており、複数の弾性ワイヤ11の後端が
束ねられて可撓性チューブ14の先端の外周面に固定さ
れている。
【0022】その固定を行うために、可撓性チューブ1
4と同じ材質の短い固定用チューブ15が、複数の弾性
ワイヤ11の後端部分と可撓性チューブ14との境界部
に被覆されて可撓性チューブ14に対して溶着されてい
る。
【0023】可撓性チューブ14の後端部近傍には、軸
線方向に対して垂直の方向に牽引用孔16(回収具係合
部)が穿設されており、そこに内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿脱して使用されるバスケット回収具(例えば
内視鏡用把持鉗子等)を係合させることにより、留置状
態にある留置バスケット10を引っ張って回収すること
ができる。
【0024】このように構成された留置バスケット10
を使用する際には、図3に示されるように、内視鏡の処
置具挿通チャンネルに挿脱自在な可撓性チューブからな
る外套管21の先端部分内に留置バスケット10を収容
して、バスケット部Aを窄ませる。
【0025】そして、図4に示されるように、外套管2
1を内視鏡1の処置具挿通チャンネル2内に通して、外
套管21の先端を胆道102内に誘導する。外套管21
の先端部分が胆道102の狭窄部103の手前に達した
ら、図5に示されるように、留置バスケット10をそこ
に残して外套管21を内視鏡1と共に十二指腸101か
ら抜去する。
【0026】すると、複数のバスケット部Aよって狭窄
部103が押し広げられた状態で留置バスケット10が
胆道102内に留置される。狭窄の範囲が長い場合に、
その全範囲を一つのバスケット部Aで拡張させようとし
ても、バスケット部Aを形成する弾性ワイヤ11の腰が
弱くなって確実に拡張させるのが難しいが、このように
複数のバスケット部Aを連結させることによって、長い
狭窄部103を十分な拡張力で確実に拡張させることが
できる。
【0027】図5に示されるように、可撓性チューブ1
4の後端部付近は十二指腸101内に残った状態にする
(そうなるように可撓性チューブ14の長さを設定して
おく。その長さは、例えば20cm〜80cm程度であ
る)。
【0028】その結果、胆道102内の胆汁液等は先端
口金12の孔13、複数の弾性ワイヤ11の間及び連結
管17の孔内等を通り、可撓性チューブ14内を通って
十二指腸101に排出される。
【0029】そして、留置バスケット10を狭窄部10
3から取り外す必要が生じたら、十二指腸101内に内
視鏡を挿入して、牽引用孔16にバスケット回収具を係
合させることにより、留置バスケット10を胆道102
内から引き出して回収することができる。
【0030】このとき、可撓性チューブ14が牽引用孔
16側から引っ張られることにより、バスケット部Aが
軸線方向に伸ばされて縮径するので、胆道102内から
引き出され易い状態になる。
【0031】なお、留置バスケット10を胆道102内
に押し込む操作を行う際には、内視鏡1の先端部分を十
二指腸101内に誘導してから外套管21を処置具挿通
チャンネル内に通してもよいが、図6に示されるよう
に、予め外套管21を内視鏡1の処置具挿通チャンネル
内にセットしておいてもよい。
【0032】また、図7に示されるように、外套管21
を内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して、例えば可撓
性チューブ14の牽引用孔16に係合するフック22が
先端に形成されたバスケット回収具23で留置バスケッ
ト10を押し出し、それから図8に示されるように、留
置バスケット10を回収具23から切り離して体腔内に
留置することができる。
【0033】そして、留置バスケット10を留置箇所か
ら取り外す必要が生じたら、バスケット回収具23を単
独で内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して、体腔内に
留置されている状態の留置バスケット10の牽引用孔1
6にフック22を係合させることより、留置バスケット
10を経内視鏡的に回収することができる。
【0034】なお、バスケット部Aの形状は、例えば図
9に示されるように、複数の弾性ワイヤ11を各々螺旋
状に捩じれた曲線状に曲げて形成したものや、図10に
示されるように、複数の弾性ワイヤ11を各々複数箇所
で鈍角に折り曲げたもの、或いは図11に示されるよう
に、折り曲げと曲線曲げとを組み合わせたもの等、各種
の態様をとることができる。
【0035】図12は、本発明の第2の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、後側のバスケ
ット部Aの後端部に、可撓性チューブ14に代えて短い
剛性パイプ製の排出管24を連結し、排出管24の後端
部付近に穿設された孔26に糸30を繋いで尾状部材と
したものである。
【0036】糸30の後端部には、回収具を係合させる
ために、結び目からなる瘤状部31が形成されている。
バスケット部A及びその先端部分と連結部分の構成は、
第1の実施の形態と同様である。
【0037】このように構成された第2の実施の形態の
留置バスケット10も、第1の実施の形態の留置バスケ
ット10と同様にして、図13に示されるように、経内
視鏡的に胆道102内に留置し、糸30の結び目によっ
て形成された瘤状部31が十二指腸101内に残るよう
にしておく。
【0038】そして、例えば図14に示される内視鏡用
スネア状の回収具50の先端ループワイヤ52を、図1
5と図16にその動作が順に示されるように瘤状部31
に引っかけて外套管51の先端内に引き込み、外套管5
1ごと体外に引き出すことにより留置バスケット10を
回収することができる。図14中の53は、先端ループ
ワイヤ52を可撓性チューブ51内に挿脱させてループ
径を変化させる操作を行うための操作部である。
【0039】図17は、本発明の第3の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、先側のバスケ
ット部Aを形成する複数の弾性ワイヤ11の先端部分が
先端口金12内に差し込まれてそこに銀ロー付け等によ
って固着、結束されている。
【0040】また、後側のバスケット部Aを形成する弾
性ワイヤ11の基端部分も金属製の接続パイプ32の先
側半部内に差し込まれてそこに銀ロー付け等によって固
着、結束されており、前後両バスケット部Aの連結部分
でも、連結管17の内部に弾性ワイヤ11が通されて固
着されている。
【0041】尾状部材としては、ステンレス鋼線等のよ
うな金属製の撚り線40が用いられていて、接続パイプ
32の後側半部内に差し込まれてそこに銀ロー付け等に
よって固着されている。
【0042】瘤状部41は結び目によって形成されてい
るが、図18に示されるように撚り線40の延出端部に
金属パイプを銀ロー付け等によって固着してもよく、要
は、その部分を瘤状に部分的に太くすればよい。
【0043】図19は、本発明の第4の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、前側のバスケ
ット部Aを形成する複数の弾性ワイヤ11の先端部分、
及び後側のバスケット部Aを形成する複数の弾性ワイヤ
11の基端部分が、各々他の結束部材を用いることなく
直接銀ロー付け又はレーザー溶接などによって固着、結
束されている。また、両バスケット部Aの連結部も複数
の弾性ワイヤ11を単に互いに固着することによって形
成されている。
【0044】尾状部材としては、後側のバスケット部A
を形成する複数の弾性ワイヤ11のうちの一本の撚り線
40がそのまま後方に延長して用いられており、その撚
り線40の端部に、短いワイヤ片が銀ロー付け固定され
て瘤状部41を形成している。留置部からの回収は、図
14等に示されるスネア型の回収具50等によって行う
ことができる。
【0045】図20は、本発明の第5の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、直列に連結さ
れた隣り合うバスケット部Aにまたがって第3のバスケ
ット部Aを設けたものである。
【0046】このように構成することにより、バスケッ
ト部Aの拡張力がさらに強まって、長い範囲の狭窄部を
より確実に拡張させることができる。なお、この実施の
形態の内視鏡用留置バスケット10は、図17に示され
る第3の実施の形態の留置バスケット10に中間のバス
ケット部Aを増設した態様を採用しているが、他の実施
の形態の留置バスケット10にバスケット部Aを増設し
た態様でもよい。
【0047】図21は、本発明の第6の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、図20に示さ
れる第5の実施の形態の留置バスケット10から、撚り
線40の後方に延出する部分(尾状部材)を除いたもの
である。
【0048】このように尾状部材を省いても、使用箇所
等によっては、例えば図22に示されるような把持鉗子
型の回収具60や図23に示されるようなフック型の回
収具70をバスケット部Aの後端に直接係合させて留置
バスケット10を体腔内から回収することができる。
【0049】図24は、そのような第6の実施の形態の
内視鏡用留置バスケット10が気管支内の狭窄部に留置
された状態を示している。なお、各実施の形態の留置バ
スケット10はいずれも、胆道の狭窄部の拡張だけでな
く、気管支や血管の狭窄部の拡張その他各種の目的に使
用することができる。
【0050】図25は、本発明の第7の実施の形態の内
視鏡用留置バスケット10を示しており、第6の実施の
形態の各バスケット部Aの外面に、図26にXXVI−XXVI
断面が示されるようにコラーゲン等を含む網状の膜80
を被せたものである。
【0051】このようにすることにより、長期間留置し
ても粘膜壁がバスケット部Aの隙間にくい込んでこない
ので、拡張効果をさらに高めることができる。なお、こ
のような構成も、各実施の形態の留置バスケット10に
採用することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、自然状態では自己の弾
性によってかご状に膨らんで外力によって窄まるように
形成されたバスケット部を直列に複数連結したことによ
り、経内視鏡的に体腔内の管腔臓器内に留置して、狭窄
部の範囲が長くても狭窄状態を確実に解除することがで
きる。そして、適宜の回収具を用いることにより、必要
に応じて経内視鏡的に狭窄部から容易に取り外すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットの側面断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面を示す正面断面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットが外套管内にセットされた状態の側面断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットを狭窄部に挿入する状態の略示断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットが狭窄部に留置された状態の略示断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットを狭窄部に挿入する準備状態の内視鏡の側面図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットが外套管内にセットされた状態の側面断面図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットが外套管から押し出された状態の側面断面図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バス
ケットのバスケット部の形状の他の例を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットのバスケット部の形状のさらに異なる例を示す
側面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットのバスケット部の形状のさらに異なる例を示す
側面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面断面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットが狭窄部に留置された状態の略示断面図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットを回収するための回収具の外観図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットと回収具との係合動作を示す部分側面断面図で
ある。
【図16】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットと回収具との係合動作を示す部分側面断面図で
ある。
【図17】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面断面図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの瘤状部の他の例を示す側面部分断面図であ
る。
【図19】本発明の第4の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面断面図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面断面図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットを回収する状態の例を示す側面断面図である。
【図23】本発明の第6の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットを回収する状態の異なる例を示す側面断面図で
ある。
【図24】本発明の第6の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットが狭窄部に留置された状態の略示断面図であ
る。
【図25】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用留置バ
スケットの側面断面図である。
【図26】図25におけるXXVI−XXVI断面を示す正面断
面図である。
【符号の説明】
A バスケット部 1 内視鏡 2 処置具挿通チャンネル 10 内視鏡用留置バスケット 11 弾性ワイヤ 12 先端口金 14 可撓性チューブ(尾状部材) 16 牽引用孔(回収具係合部) 17 連結管 21 外套管 23,50,60,70 回収具 30 糸(尾状部材) 31 瘤状部(回収具係合部) 40 撚り線(尾状部材) 41 瘤状部(回収具係合部)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも三本の弾性ワイヤを先端と後端
    とで結束して自然状態では自己の弾性によってかご状に
    膨らんで外力によって窄まるバスケット部を形成し、上
    記バスケット部を直列に複数連結したことを特徴とする
    内視鏡用留置バスケット。
  2. 【請求項2】上記バスケット部が、上記各弾性ワイヤを
    滑らかな曲線状に曲げて形成されている請求項1記載の
    内視鏡用留置バスケット。
  3. 【請求項3】上記バスケット部が、上記各弾性ワイヤを
    螺旋状に捩じれた曲線状に曲げて形成されている請求項
    1記載の内視鏡用留置バスケット。
  4. 【請求項4】上記バスケット部が、上記各弾性ワイヤを
    途中で鈍角に折り曲げて成形されている請求項1記載の
    内視鏡用留置バスケット。
  5. 【請求項5】上記複数の弾性ワイヤの先端が中空の筒状
    部材に固着されて結束されている請求項1ないし4のい
    ずれかの項に記載の内視鏡用留置バスケット。
  6. 【請求項6】上記複数の弾性ワイヤの先端が互いに直接
    固着されている請求項1ないし4のいずれかの項に記載
    の内視鏡用留置バスケット。
  7. 【請求項7】上記複数のバスケット部を内視鏡の処置具
    挿通チャンネル内に挿脱される外套管内に収納すること
    により、上記複数の弾性ワイヤが窄まった状態になる請
    求項1ないし6のいずれかの項に記載の内視鏡用留置バ
    スケット。
  8. 【請求項8】上記内視鏡用留置バスケットを上記外套管
    内から押し出すための押し出し手段が上記外套管内に挿
    脱自在である請求項7記載の内視鏡用留置バスケット。
  9. 【請求項9】直列に連結された隣り合うバスケット部に
    またがって第3のバスケット部が配置されている請求項
    1ないし8のいずれかの項に記載の内視鏡用留置バスケ
    ット。
  10. 【請求項10】上記複数のバスケット部の中の最後端の
    バスケット部から後方に尾状部材が延出配置されてい
    て、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱して使用され
    る回収具を係合させるための回収具係合部が上記尾状部
    材の延出端部側に形成されている請求項1ないし9のい
    ずれかの項に記載の内視鏡用留置バスケット。
  11. 【請求項11】上記尾状部材が管状体である請求項10
    記載の内視鏡用留置バスケット。
  12. 【請求項12】上記回収具係合部が上記尾状部材に穿設
    された孔である請求項11記載の内視鏡用留置バスケッ
    ト。
  13. 【請求項13】上記尾状部材が紐状体である請求項10
    記載の内視鏡用留置バスケット。
  14. 【請求項14】上記回収具係合部が上記紐状の尾状部材
    の延出端部に形成された瘤状部である請求項13記載の
    内視鏡用留置バスケット。
  15. 【請求項15】上記複数のバスケットに網状体が被覆さ
    れている請求項1ないし14のいずれかの項に記載の内
    視鏡用留置バスケット。
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