JPH07275369A - 胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ - Google Patents
胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリInfo
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- JPH07275369A JPH07275369A JP7770994A JP7770994A JPH07275369A JP H07275369 A JPH07275369 A JP H07275369A JP 7770994 A JP7770994 A JP 7770994A JP 7770994 A JP7770994 A JP 7770994A JP H07275369 A JPH07275369 A JP H07275369A
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Abstract
されるキャリングカテーテルと、該キャリングカテーテ
ル先端部に装着され胆道内で狭窄部を広げるように拡径
されるステントと、周方向への拡張性をもって該ステン
ト外周面を覆い該ステントに支持された膜体と、前記ス
テントを縮径状態から拡径するための拡張手段とを備え
た胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ。 【効果】 狭窄部に存置した後に、狭窄の再発を防止で
き、食物残渣や胆泥等による詰まりを生じ難く、また肝
門部胆管及び肝門部近傍の胆管狭窄部の場合にも1経路
からの経皮的操作で完全内瘻が得られる。
Description
肝門部胆道等の胆道の狭窄部を拡張するための内瘻用ア
ッセンブリに関する。
育により狭窄を生じ、増殖の進行により胆道閉塞に至
り、閉塞性黄疸を発症する。したがって、胆汁の内瘻を
目的とした胆道狭窄部の拡張が、多くの症例において必
要とされる。従来、この狭窄部拡張を行なうには、拡張
性金属ステント(expandable metalic stent, EMS)を利
用していた。このステントは、弾性に富む金属性ワイヤ
を胆道の拡張に必要な径の筒状にしたものであり、体外
から経皮的に或いは内視鏡により胆道内に挿入されるカ
テーテルを用いて狭窄部位に装着される。すなわち、ス
テントは、変形性を利用して径方向に圧縮されカテーテ
ルの先端部に取り付けられ、予め狭窄部位まで挿入され
たガイドワイヤの案内下にカテーテルと共に移動させら
れて狭窄部位に到達する。このステントには、カテーテ
ルの内部から押し出された後、自らのバネ性又は形状記
憶性に基づき元の径に戻る自己拡張型のもの、及び圧縮
時に内側に保持されたバルーンを膨らませることにより
径を拡張されるバルーン拡張型のものがある。いずれの
場合にも、ステントは、予めダイレータにより経皮的に
或いは拡張用バルーンカテーテルにより経内視鏡的にあ
る程度拡張した後、或いはその予備操作なしに、胆道狭
窄部に到達した後、拡径させられる。胆道狭窄部は、ス
テントがこの拡径状態を保持したまま存置させられるこ
とにより、拡張状態に保たれ、これにより胆汁内瘻が得
られる。
径及び拡径に必要な変形性を持たせるため、金属の荒い
網状又は金属ワイヤをジグザグ状に組み合わせたものと
される。したがって、狭窄部への存置期間中に腫瘍がス
テントワイヤ間の隙間を経てステント内へと増殖し、再
び狭窄を生じることがあった。また、胆管末端部の狭窄
の場合には、その近傍の十二指腸を通過する食物残渣
が、狭窄部に存置したステントの内腔や網目に引っかか
りステントの開口を詰まらせるという問題があった。
及び左肝内胆管から2経路の経皮的操作で2本のステン
トを装着していた。このため、患者の苦痛が大きく、ま
た施術に手間と時間とを要した。これに対し、本発明者
は、Y字形のテフロン及びポリエチレン性チューブに多
数の側孔を開けた内瘻化チューブを提案している(実開
昭61ー136710号)。これは、それまで必要とさ
れていた2経路からの経皮的操作及び該操作後の2本の
ステントの挿入を不要とし、1経路からの経皮的操作及
び1つのY字形内瘻化チューブの挿入で内瘻を可能とす
るものである。また、このY字形チューブによれば、挿
入時に左右いずれかの肝管又は肝門部近傍の総肝管に限
局していた腫瘍がその後他の肝管や総胆管方向へ進展し
ても、予めY字形チューブが左右両肝管及び総肝管に跨
って留置されているので、該進展によって他の肝管や総
肝管に狭窄や閉塞が生じるのを防止することができる。
しかしながら、該Y字形チューブは、柔軟なポリエチレ
ン製チューブを使用しているので、腫瘍の増殖によりチ
ューブが圧迫され内腔閉塞を生じないよう肉厚とされる
必要があった。一方、内瘻化チューブは外径が制限され
るので、肉厚にするためには内腔を狭くせざるを得なか
った。その結果、胆泥等による内腔の閉塞を生じること
があるという問題が存した。
従来技術の問題点を解決し、狭窄部に存置した後に、ス
テントワイヤ間の間隙を経た腫瘍増殖による狭窄の再発
を防止でき、食物残渣や胆泥等による詰まりを生じ難
く、また肝門部胆管及び肝門部近傍の胆管狭窄部の場合
にも1経路からの経皮的操作で完全内瘻が可能な胆道狭
窄部の内瘻用アッセンブリを提供することを目的とす
る。
線方向に延びるガイドワイヤ挿通孔を有し、予め経皮的
に又は径内視鏡的に胆道狭窄部を越えて挿入されたガイ
ドワイヤに沿って体外から胆道狭窄部へ挿入されるキャ
リングカテーテルと、該キャリングカテーテルの先端部
周囲に径を縮小した状態で装着され総胆管狭窄部へ挿入
された後、該狭窄部を広げるように拡径状態とされるス
テントと、該ステントの拡径を可能とするように周方向
への拡張性をもって該ステント外周面を覆うように被着
され該ステントに少なくとも両端部を支持された膜体
と、前記ステントを縮径状態から拡径するための拡張手
段とを備えたことを特徴とする胆道狭窄部の内瘻用アッ
センブリ(第1発明)、軸線方向に延びるガイドワイヤ
挿通孔を有し、予め経皮的に又は径内視鏡的に胆道狭窄
部を越えて挿入されたガイドワイヤに沿って体外から胆
道狭窄部へ挿入されるキャリングカテーテルと、該キャ
リングカテーテルの先端部周囲に径を縮小した状態で装
着され胆管末端部狭窄部へ挿入された後、該狭窄部を広
げるように拡径状態とされるステントと、該ステントの
拡径を可能とするように周方向への拡張性をもって該ス
テント外周面を覆う状態で支持され、該ステントの一方
の側へ筒状に突出して延びた膜体と、前記ステントを縮
径状態から拡径するための拡張手段とを備えたことを特
徴とする胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ(第2発
明)、肝門部胆道狭窄部及び肝門部近傍の胆道狭窄部の
拡張のため右肝管、左肝管及び総肝管に跨って配置され
る内瘻用アッセンブリであって、軸線方向に延びるガイ
ドワイヤ挿通孔を有し、予め経皮的に又は径内視鏡的に
胆道狭窄部を越えて挿入されたガイドワイヤに沿って体
外から胆道狭窄部へ挿入されるキャリングカテーテル
と、該キャリングカテーテルの先端部周囲に径を縮小し
た状態で装着され、右肝管、左肝管及び総肝管に跨って
挿入される3方向の枝部を有し、各枝部は、前記挿入後
に前記狭窄部を拡張し、左右肝管及び総肝管の内面への
接触をなすように拡径状態とされるバルーン拡張型のス
テントと、該ステントの拡径を可能とするように周方向
への拡張性をもって該ステント枝部の外周面を覆うよう
に被着され該ステントに対し少なくとも各端部を支持さ
れた膜体と、前記ステントを縮径状態から拡径するため
の拡張手段とを備えたことを特徴とする胆道狭窄部の内
瘻用アッセンブリ(第3発明)、及び軸線方向に延びる
通孔を有し、予め経皮的に又は径内視鏡的に胆道狭窄部
を越えて挿入されたガイドワイヤに沿って体外から胆道
狭窄部へ挿入されるガイドカテーテルと、軸線方向に延
びるガイドワイヤ挿通孔を有し、該ガイドカテーテルの
挿入時に該ガイドカテーテルの基端部から通されて丸い
先端部を該ガイドカテーテル先端から突出させガイドカ
テーテルの挿入を容易にするインナーカテーテルと、該
インナーカテーテルの脱抜後に前記ガイドカテーテル
に、径を縮小した状態で挿入され該ガイドカテーテル内
を移動して総胆管狭窄部で放出されることにより、該狭
窄部を広げるように拡径する自己拡張型のステントと、
該ステントの拡径を可能とするように周方向への拡張性
をもって該ステント外周面を覆うように被着され該ステ
ントに少なくとも両端部を支持された膜体と、前記縮径
状態のステント及び膜体を前記ガイドカテーテル内で押
動かすために前記ガイドカテーテルの基端側から挿入さ
れるプッシングチューブとを備えたことを特徴とする胆
道狭窄部の内瘻用アッセンブリ(第4発明)により達成
される。
記拡張手段は、前記ステントをバネ性又は形状記憶性に
よる拡張力を有したものとし、前記縮径状態のステント
を覆って前記キャリングカテーテルと同軸的に延び、該
キャリングカテーテルに対して基端側へ移動させられる
ことにより前記ステントを露出させ得るアウターカテー
テルを備えたものとすることにより、構成されることが
できる。
は、前記拡張手段は、前記ステントをバルーン拡張型の
ものとし、前記キャリングカテーテルを、先端部にバル
ーンを有しバルーン拡張圧供給用通路を備えたものとす
ることにより、構成されることができる。
常より管内腔が狭窄した部分をいい、狭窄による閉塞部
をも含むものとする。
しつつ説明する。先ず、図11を参照して、本発明が適
用される胆道の各部位について説明する。本発明内瘻用
アッセンブリが適用されるのは、総胆管P、胆管末端部
Q、肝門部胆道T及び肝門部X近傍の胆道である。他の
臓器等との位置関係では、肝臓Sから右肝管U及び左肝
管Vが延び肝門部Xで合体して総肝管Wとなり、総肝管
Wは、胆嚢管Yの出口を過ぎて総胆管Pとなり一部は膵
臓Zの内部を通り、その胆管末端部Qは十二指腸Rに開
口している。
では、理解を容易にすべく、ステントワイヤの径及び膜
体の厚さが実際より拡大されて示されている。
センブリを用いて、総胆管に生じた狭窄部Lを拡張する
過程を概略的に示している。内瘻用アッセンブリは、軸
線方向に延びるガイドワイヤ挿通孔を有し体外からの経
皮的操作又は内視鏡的操作により胆道狭窄部へ挿入され
るキャリングカテーテルaと、該キャリングカテーテル
の先端部周囲に径を縮小した状態で装着されたステント
2と、該ステントを覆う膜体3と、以下に説明する拡張
手段とを備えている。
3に示すような径を有した自己拡張型又はバルーン拡張
型等の通常のものが使用される。この例では、バネ性に
基づく自己拡張型のものが示されている。
を覆っており、ステントの拡径を可能とするように周方
向への拡張性をもってステント2に被着されている。こ
の例では、膜体3がシリコンフィルムであり、周方向長
さを、ステント拡径時に対応する長さとすることによ
り、ステント2の拡径を可能としている。この他、膜体
を伸縮性に富む材質のものとし、縮径時のステントを覆
う寸法から、拡径時の寸法まで伸びるようにして、ステ
ント2の拡径を可能とすることもできる。このため膜体
は、連続したフィルム又はシートの他、腫瘍の増殖によ
る侵入を阻止し得る微細な網目のネット状布とすること
もでき、いずれの場合も異物反応を惹起する虞れの低い
ものが選ばれる。膜体3でステント2を覆うには、膜体
3を予め筒状に形成しておき、これにステント2を通
し、或いは帯状の膜体をステント2に巻き付け端部を接
着、縫付け等により固定する等の形態を取ることができ
る。膜体3は、ステント2を覆った状態で両端部付近に
おいて各々数カ所を糸4で固定され支持されている(図
2及び図3参照)。この固定は、種々の形態で行なうこ
とができ、例えば、ステント2の端部を包むように膜体
3の端部を折り返して膜体3同志を接着又は融着しても
よい。固定は、ステント2の拡張を容易にするために、
間隔をおいて行なうのが望ましく、膜体の両端部及び中
間の適宜の箇所で固定される。
明するように胆道狭窄部まで挿入された後留置され、該
狭窄部を拡張状態に保持する内瘻用具1を構成してい
る。
装着部より後方部分は、やや細径とされ、その部分をプ
ッシングチューブdが同軸的に覆っている。さらに、ス
テント2及び膜体3並びにキャリングカテーテルa及び
プッシングチューブdを同軸的に覆うアウターカテーテ
ルbが設けられている。アウターカテーテルbは、ステ
ント2をその拡張力に抗して縮径状態に保持しており、
キャリングカテーテルa、ステント2、膜体3及びプッ
シングチューブdに対して、軸線方向に移動可能とされ
ている。したがって、プッシングチューブdで内瘻用具
1を押し止めつつ、アウターカテーテルbを基端側へ移
動させると、内瘻用具1が該アウターカテーテル先端部
から露出して開放され、図2に示すように、自らの弾性
に基づき拡径して行く。
張力、アウターカテーテルb及びプッシングチューブd
が、ステント2を拡張するための拡張手段を構成してい
る。なお、キャリングカテーテルを、図9に示すよう
に、内瘻用具1(ステント2及び膜体3)の装着部分よ
り後方をやや太径とし、アウターカテーテルbを引くと
きに内瘻用具1が移動しないようにしておけば、プッシ
ングチューブdを省略することができる。この場合は、
ステント2の拡張力、アウターカテーテルb及びキャリ
ングカテーテルの太径部端面が、ステント2拡張のため
の拡張手段を構成する。
胆管狭窄部の拡張を施術するには、先ず、経皮的に胆管
内に挿入されたドレナージカテーテルを通してガイドワ
イヤgを、胆道狭窄部を通過させて総胆管Pへと誘導す
る。次に、内瘻用アッセンブリのキャリングカテーテル
aのガイドワイヤ挿通孔にガイドワイヤgを通し、ガイ
ドワイヤgによる案内下にキャリングカテーテルa、ア
ウターカテーテルb、内瘻用具1及びプッシングチュー
ブdを挿入して行く。なお、腫瘍による胆道狭窄部は、
予めダイレータ、バルーンカテーテル等を用いて拡張し
ておく。内瘻用具1が狭窄部に到達すると、プッシング
チューブdで内瘻用具を押し止めつつ、内瘻用具1が露
出するまでアウターカテーテルbを基端側へ引く。これ
により、内瘻用具1は、アウターカテーテルによる縮径
状態から開放され、図2に示すように、自らの弾性に基
づき拡径して行き、狭窄部の胆管壁を押し広げる。図3
は、内瘻用具1がアウターカテーテルから完全に露出し
て全体が拡径し、狭窄部を拡張した状態を示している。
この後は、内瘻用具1を存置したまま、アウターカテー
テルb、プッシングチューブd、キャリングカテーテル
a及びガイドワイヤgを胆管から体外へ引き抜けばよ
い。
リを使用する場合は、キャリングカテーテルaをダブル
ルーメンタイプ(ガイドワイヤ挿通孔及びバルーン拡張
圧供給用通路を備えたもの)とし、その先端部位にバル
ーンを収縮状態で装着し、該バルーン周囲にステント2
及び膜体3を径方向に圧縮した状態で被着したものとさ
れる。この場合、図1の例に示したアウターカテーテル
は省略される。この場合における拡張手段は、ステント
2をバルーンを収縮状態で囲んだバルーン拡張型のもの
とし、前記キャリングカテーテルをバルーンに通じるバ
ルーン拡張圧供給用通路を備えたものとすることにより
構成される。
を使用して胆道狭窄部の拡張を施術するには、前述と同
様に胆道狭窄部を通過して下部総胆管へ挿入されたガイ
ドワイヤの案内下に、内瘻用アッセンブリを総胆管Pに
到達するまで挿入して行く。内瘻用具が狭窄部に到達す
ると、ガイドワイヤ及びキャリングカテーテルをその位
置に保持しつつ、キャリングカテーテルのバルーン拡張
圧供給用通路を通じて水溶性造影剤等の液体をバルーン
に圧入しバルーンを拡張させると、これに伴ってステン
ト2及び膜体3も拡径する。これにより、前述と同様に
狭窄部が押し広げられる。この後は、キャリングカテー
テルを通じてバルーン内の液体を排出してバルーンを収
縮させ、ステント2及び膜体3(すなわち、内瘻用具
1)を存置したまま、キャリングカテーテル及びガイド
ワイヤを体外へ引き抜く。
例を示している。この例における内瘻用具1aでは、ス
テント2aとして、金属ワイヤがジグザグ状に組み合わ
されたいわゆるZステントを備えている。この点を除
き、図4の例は、図1から図3に示した内瘻用アッセン
ブリと同じである。図4及び以下の図において同一又は
同種の部材には同じ番号が付与されている。
を示している。この内瘻用具1bは、予め内側のステン
ト2に膜体3を被着し、これにさらにステントcを被着
して膜体3を挟んだ状態として内瘻用具を形成したもの
である。他の構造及び施術方法は、図1に示したものと
同じである。図5は、この内瘻用具1bを拡張し、他の
内瘻用アッセンブリ構成部材がまだ胆道狭窄部から引き
出されていない状態を示している。この内瘻用具1bを
使用した内瘻用アッセンブリにおいては、狭窄部に対し
金属ステントが接触することにより固定が堅固になると
いう利点が得られる。
テントが接触した状態は、以下のようにしても得られ
る。先ず、通常のステントcのみを胆道狭窄部に送込ん
で存置し、さらに本発明の内瘻用具1をそのステントc
の中に納めるのである。その施術には、ステントc及び
本発明の内瘻用具1の各々の装着のために、ガイドワイ
ヤ及び内瘻用アッセンブリの挿入及び引出しの操作を繰
り返す必要があるが、狭窄部に対する金属ステントの接
触ににより堅固な固定が得られる。
を用いて、胆管末端部Qに生じた狭窄部Mを拡張した状
態を示している。図に示す内瘻用具1cは、前述の例と
同じステント2を有しているが、膜体3cはステントの
下方側へ筒状に突出して延びており、キャリングカテー
テル及びアウターカテーテルは、その突出分を装着でき
るように長くされている(図には現れていない)。これ
らの他の構成は、前述の例と同じである。
管末端部狭窄の拡張の施術方法は、図1の例の場合と同
じである。但し、キャリングカテーテルを引き出す際
に、膜体3cの筒状突出部がキャリングカテーテルに伴
われてステント内に移動した場合には、アウターカテー
テルb内に生理食塩水等の液体を注入すれば、その流れ
に伴われて該突出部を胆管末端部の下方へ排出し、十二
指腸R内に延ばすことができる。 この内瘻用具1cを
備えた内瘻用アッセンブリにより胆管末端部の狭窄部拡
張を行なえば、膜体3cが内瘻用具1cより下方側へ突
出して十二指腸R内に延びた状態となるので、十二指腸
を流れる食物が該突出部を通じて内瘻用具内まで到達す
ることがない。これにより、食物残渣による内瘻用具の
詰まりを防止することができる。
を用いて、肝門部胆道Tに生じた狭窄部Nを拡張した状
態を示している。図に示す内瘻用具1dは、肝臓Sの右
肝管U、左肝管V及び総肝管Tに跨って配置されてい
る。fは、以下に説明するバルーンであり、図示の状態
では、一旦拡張してステントを拡径した後、収縮した状
態を示している。図8は、収縮状態のバルーンfが内瘻
用具1dと共にガイドワイヤgに案内されつつ、アウタ
ーカテーテルbから一部出された状態の内瘻用具1dを
示している。図7及び図8に示すように、この内瘻用ア
ッセンブリは、2本のステント部21、22からなるス
テント2dと、これを覆う3つの膜体部30、31、3
2からなる膜体3dとを有した内瘻用具1dを備えてい
る。この内瘻用アッセンブリにおいては、バルーンタイ
プの2本のキャリングカテーテルの各先端部に、バルー
ンが収縮状態で取り付けられ、該バルーンの周囲に、ス
テント部21、22及び膜体部30、31、32が径方
向に圧縮した状態で各々装着されている。2本のステン
ト部は同じ径とすることもできるが、左肝管Vへ挿入さ
れるステント部21より総肝管Wへ挿入されるステント
部22を若干太くするのが望ましい。2本のステント部
の前半部は、各々別個に膜体部31、32により覆われ
ている。また2本のステント部の後半部は、一体として
1つの膜体部30により覆われている。膜体部30と3
1及び32とは、ステント部が露出しないように端部を
相互に重ねられている。各膜体部はステント部に対し、
糸4により端部を固定され支持されている。このよう
に、内瘻用具1dは、膜体部30、31、32及びその
内側のステント部が、各々右肝管、左肝管、総肝管に挿
入される3方向の枝部を形成している。
道狭窄部及び肝門部近傍の胆道狭窄部の拡張を施術する
には、先ず、ドレナージ瘻孔より内視鏡或いはドレナー
ジチューブを使用して、2本のガイドワイヤgを左肝管
V及び総肝管Wへと挿入して行く。次に、これら2本の
ガイドワイヤgを2本のキャリングカテーテルaのガイ
ドワイヤ挿通孔に各々通し、ガイドワイヤの案内下に、
キャリングカテーテルaを内瘻用具1dと共に右肝管U
へと挿入し肝門部を経て、ステント部21及び膜体部3
1が左肝管に、ステント部22及び膜体部32が総肝管
に位置するまで挿入する。その後、キャリングカテーテ
ルaを通じて水溶性造影剤等の液体をバルーンfに圧入
しバルーンを拡張させると、これに伴ってステント部2
1、22及び膜体部30、31、32も拡径する。これ
により、狭窄部が押し広げられる。この後は、キャリン
グカテーテルaを通じてバルーンf内の液体を排出して
バルーンを収縮させ、ステント部及び膜体部を存置した
まま、バルーンカテーテル及びガイドワイヤを体外へ引
き抜く。
窄部及び肝門部近傍の胆道狭窄部の拡張をなすと共に、
1経路からの経皮的操作及び1つの内瘻用具の挿入で内
瘻を可能とするものである。こうして形成される内瘻
は、左右両方の肝門部肝管に亘る完全内瘻であるので、
装着時に左右いずれかの肝管又は肝門部近傍の総肝管に
限局していた腫瘍がその後他の肝管や総胆管方向へ進展
しても、該進展によって他の肝管に狭窄や閉塞が生じる
のを防止することができる。なお、ガイドワイヤg及び
内瘻用アッセンブリの挿入等は、前述のように右肝管か
ら行う他、左肝管から行うこともできるのは勿論であ
る。 図8では、膜体部30内のステント部を2本のス
テントの後半部で形成したが、これを1本の太いステン
ト部として形成し、膜体部31、32内の2本のステン
ト部と結合した形態としてもよい。
例の内瘻用アッセンブリを用いて、総胆管に生じた狭窄
部Lを拡張する過程を概略的に示している。この内瘻用
アッセンブリは、ガイドカテーテルhと、該ガイドカテ
ーテルの挿入を容易にするために該ガイドカテーテルに
通される先端部の丸いインナーカテーテル(図示せず)
と、前記ガイドカテーテルhに径を縮小した状態で挿入
された自己拡張型のステント2eと、該ステントの拡径
を可能とするように周方向への拡張性をもって該ステン
ト外周面を覆うように被着された膜体3eと、これらス
テント及び膜体(内瘻用具1e)を前記ガイドカテーテ
ル内で押動かすために前記ガイドカテーテルの基端側か
ら挿入されるプッシングチューブdとを備えている。プ
ッシングチューブdは軸線方向に延びるガイドワイヤ挿
通孔を有しており、ガイドカテーテルhの内腔は、縮径
状態の内瘻用具1eを内腔に挿入し得る径とされてい
る。前記インナーカテーテルは、軸線方向に延びるガイ
ドワイヤ挿通孔を有し、該ガイドカテーテルの挿入時に
該ガイドカテーテルhの基端部から通されて丸い先端部
を該ガイドカテーテル先端から突出させガイドカテーテ
ルの挿入を容易にする。ステント2eは、自らのバネ性
又は形状記憶性に基づき拡径する自己拡張型のものであ
り、拡張力が強い点で金属ワイヤをジグザグ状に組み合
わせたものが望ましいが、網状のものも使用できる。膜
体3eは、ステントに糸4により両端部を固定されてい
る。糸4に代えて、他の固定方法も採用できるのは前述
の例と同様である。プッシングチューブdは、ガイドカ
テーテルhに挿入でき、且つ内瘻用具1eをガイドカテ
ーテル内で押し動かすことができるような径とされてい
る。
窄部の拡張を施術するには、先ず、経皮的に胆管内に挿
入されたドレナージカテーテルを通してガイドワイヤg
を挿入して行き、胆道狭窄部を通過させて総胆管Pへと
誘導する。次に、ガイドカテーテルhにインナーカテー
テルを通しガイドカテーテル先端からインナーカテーテ
ルの丸い先端部を突出させた状態とし、ガイドワイヤg
による案内下に胆管に挿入して行き、先端部を狭窄部に
到達させる。その後、インナーカテーテルをガイドカテ
ーテルhから引き抜く。この状態で、ガイドカテーテル
hの基端部から、縮径状態の内瘻用具1eを挿入し、さ
らにプッシングチューブdを挿入して、該プッシングチ
ューブにより、内瘻用具1eをガイドカテーテルhの先
端まで押し動かす。縮径状態の内瘻用具1eをガイドカ
テーテルに挿入するには、内瘻用具1eより少し長くガ
イドカテーテルhの内腔に通し得る外径の装着用筒に縮
径状態の内瘻用具1eを挿入しておく。ステント2eに
ガイドワイヤgを通した状態でこの装着用筒をガイドカ
テーテルの基端口にあてがい、プッシングチューブdに
より、内瘻用具1eをガイドカテーテルhへと押して移
動させると、容易且つ確実に挿入できる。図10は、ガ
イドカテーテルh内での内瘻用具1eの移動途中の状態
を示している。内瘻用具1eが、ガイドカテーテルhの
先端に到達した後、さらにプッシングチューブにより内
瘻用具1eを押すと、内瘻用具1eはガイドカテーテル
hの先端部を押し広げて該ガイドカテーテルから放出さ
れる。これにより、内瘻用具のステント2eは、自らの
拡張力により狭窄部を押し広げつつ拡径する。図11
は、その放出途中の状態を示している。内瘻用具1eを
ガイドカテーテルhから完全に放出させた後は、内瘻用
具1を存置したまま、プッシングチューブd、ガイドワ
イヤg及びガイドカテーテルhを胆管から体外へ引き抜
けばよい。
の変形が可能である。例えば、図5に示したように外側
ステントを付加して内瘻用具を固定する形態は、図6及
び図7に示した例にも適用することができる。
き、以上の例における自己拡張型の内瘻用具は、バルー
ン拡張型の内瘻用具に置き換えることができる。
ンブリは、胆道内で狭窄部を広げるように拡径されるス
テントと、周方向への拡張性をもって該ステント外周面
を覆い該ステントに支持された膜体とを備えているの
で、狭窄部への存置期間中に腫瘍が増殖することがあっ
ても、前記膜体によりステントワイヤの隙間からステン
ト内へと増殖部分が侵入するのが阻止され、施術部位で
の狭窄の再発が防止される。
ンブリにおいては、膜体がステントに対し少なくとも両
端部を支持された状態とされ拡張後の膜体とステントと
の一体化が図られている。
センブリにおいては、膜体が、ステントに支持され、該
ステントの一方の側へ筒状に突出して延びた状態とされ
るので、近傍の十二指腸を通過する食物残渣が、狭窄部
に存置したステントに到達することがなく、ステントの
開口の閉塞が防止される。
の胆道狭窄部に対する内瘻用アッセンブリにおいては、
ステントが右肝管、左肝管及び総肝管に跨って挿入され
る3方向の枝部を有し、膜体はこれらの枝部を覆うよう
に被着されているので、ステントの拡張後は肝門部胆道
狭窄部の拡張と共に左右各肝管に亘る完全内瘻が得られ
る。また、1経路からの経皮的操作及び1つの内瘻用具
の挿入でこの完全内瘻を可能とし、内瘻のための十分な
内腔をも確保するものである。
リの1例を一部切り欠いた状態で、拡張前の総胆管と共
に示す断面図である。
おける一部拡張状態にある総胆管と共に示す断面図であ
る。
管と共に示す断面図である。
リの他の例を一部切り欠いた状態で、拡張後の総胆管と
共に示す断面図である。
を、段階的に切欠いた状態で、拡張後の総胆管と共に示
す断面図である。
ンブリの1例を、一部切り欠いた状態で、拡張後の胆管
末端部及び十二指腸と共に示す断面図である。
ための本発明内瘻用アッセンブリの1例を、一部切り欠
いた状態で、拡張後の肝門部胆道付近の左右肝管、総肝
管、総胆管等と共に示す断面図である。
態で示す断面図である。
リの他の例を一部切り欠いた状態で、拡張前の総胆管と
共に示す断面図である。
ブリのさらに他の例を一部切り欠いた状態で、拡張前の
総胆管と共に示す断面図である。
中における一部拡張状態にある総胆管と共に示す断面図
である。
部位及びその近傍の臓器を概略的に示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 軸線方向に延びるガイドワイヤ挿通孔を
有し、予め経皮的に又は径内視鏡的に胆道狭窄部を越え
て挿入されたガイドワイヤに沿って体外から胆道狭窄部
へ挿入されるキャリングカテーテルと、該キャリングカ
テーテルの先端部周囲に径を縮小した状態で装着され総
胆管狭窄部へ挿入された後、該狭窄部を広げるように拡
径状態とされるステントと、該ステントの拡径を可能と
するように周方向への拡張性をもって該ステント外周面
を覆うように被着され該ステントに少なくとも両端部を
支持された膜体と、前記ステントを縮径状態から拡径す
るための拡張手段とを備えたことを特徴とする胆道狭窄
部の内瘻用アッセンブリ。 - 【請求項2】 軸線方向に延びるガイドワイヤ挿通孔を
有し、予め経皮的に又は径内視鏡的に胆道狭窄部を越え
て挿入されたガイドワイヤに沿って体外から胆道狭窄部
へ挿入されるキャリングカテーテルと、該キャリングカ
テーテルの先端部周囲に径を縮小した状態で装着され胆
管末端部狭窄部へ挿入された後、該狭窄部を広げるよう
に拡径状態とされるステントと、該ステントの拡径を可
能とするように周方向への拡張性をもって該ステント外
周面を覆う状態で支持され、該ステントの一方の側へ筒
状に突出して延びた膜体と、前記ステントを縮径状態か
ら拡径するための拡張手段とを備えたことを特徴とする
胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ。 - 【請求項3】 肝門部胆道狭窄部及び肝門部近傍の胆道
狭窄部の拡張のため右肝管、左肝管及び総肝管に跨って
配置される内瘻用アッセンブリであって、軸線方向に延
びるガイドワイヤ挿通孔を有し、予め経皮的に又は径内
視鏡的に胆道狭窄部を越えて挿入されたガイドワイヤに
沿って体外から胆道狭窄部へ挿入されるキャリングカテ
ーテルと、該キャリングカテーテルの先端部周囲に径を
縮小した状態で装着され、右肝管、左肝管及び総肝管に
跨って挿入される3方向の枝部を有し、各枝部は、前記
挿入後に前記狭窄部を拡張し、左右肝管及び総肝管の内
面への接触をなすように拡径状態とされるバルーン拡張
型のステントと、該ステントの拡径を可能とするように
周方向への拡張性をもって該ステント枝部の外周面を覆
うように被着され該ステントに対し少なくとも各端部を
支持された膜体と、前記ステントを縮径状態から拡径す
るための拡張手段とを備えたことを特徴とする胆道狭窄
部の内瘻用アッセンブリ。 - 【請求項4】 前記拡張手段は、前記ステントをバネ性
又は形状記憶性による拡張力を有したものとし、前記縮
径状態のステントを覆って前記キャリングカテーテルと
同軸的に延び、該キャリングカテーテルに対して基端側
へ移動させられることにより前記ステントを露出させ得
るアウターカテーテルを備えたものとすることにより、
構成されていることを特徴とする請求項1又は2のいず
れかに記載の内瘻用アッセンブリ。 - 【請求項5】 前記拡張手段は、前記ステントをバルー
ンを収縮状態で囲んだバルーン拡張型のものとし、前記
キャリングカテーテルをバルーンに通じるバルーン拡張
圧供給用通路を備えたものとすることにより、構成され
ていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
載の内瘻用アッセンブリ。 - 【請求項6】 軸線方向に延びる通孔を有し、予め経皮
的に又は径内視鏡的に胆道狭窄部を越えて挿入されたガ
イドワイヤに沿って体外から胆道狭窄部へ挿入されるガ
イドカテーテルと、軸線方向に延びるガイドワイヤ挿通
孔を有し、該ガイドカテーテルの挿入時に該ガイドカテ
ーテルの基端部から通されて丸い先端部を該ガイドカテ
ーテル先端から突出させガイドカテーテルの挿入を容易
にするインナーカテーテルと、該インナーカテーテルの
脱抜後に前記ガイドカテーテルに、径を縮小した状態で
挿入され該ガイドカテーテル内を移動して総胆管狭窄部
で放出されることにより、該狭窄部を広げるように拡径
する自己拡張型のステントと、該ステントの拡径を可能
とするように周方向への拡張性をもって該ステント外周
面を覆うように被着され該ステントに少なくとも両端部
を支持された膜体と、前記縮径状態のステント及び膜体
を前記ガイドカテーテル内で押動かすために前記ガイド
カテーテルの基端側から挿入されるプッシングチューブ
とを備えたことを特徴とする胆道狭窄部の内瘻用アッセ
ンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7770994A JP2660318B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07275369A true JPH07275369A (ja) | 1995-10-24 |
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Family
ID=13641429
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JP7770994A Expired - Fee Related JP2660318B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 胆道狭窄部の内瘻用アッセンブリ |
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