JP3815828B2 - 管状器官の治療具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば血管、尿管等の人体の管状器官に挿入され、管状器官の内腔を開いた状態に維持させるための管状器官の治療具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば心筋梗塞等の治療に際して、血管の狭窄部にステントと呼ばれる拡張具を挿入し、血管の閉塞を防止する治療が行われている。また、尿管結石等の治療に際しても、結石が排出されやすくするため、尿管を拡張した状態に維持するために、ステントを使用することがある。
【0003】
一般にステントは、縮径した形状でバルーンカテーテルの先端部外周に装着され、案内カテーテルを通して閉塞患部に挿入された後、バルーンカテーテルのバルーンを膨らませて強制的に押し広げ、その状態で閉塞患部に留置させることにより、管状器官を拡張する。
【0004】
また、ステントは、管状器官内に留置したままにすることが多いが、ステントの内周に血栓や粥状組織が付着して再狭窄することもある。このため、一時的な処置のためにステントを挿入した場合には、管状器官の閉塞の危険性がなくなったら速やかに回収することが望まれる。
【0005】
従来のステントの一例として、特開平6−181993号には、半径方向に独立に膨張可能で、共通の軸線に略整列するように相互に連結された複数の円筒形状の要素を有する長手方向に可撓性を有するステントが開示されている。半径方向に膨張可能な円筒形状の要素としては、例えば波形をなして周方向に伸び、環状に連結されたものが使用されている。
【0006】
また、特公平6−44910号には、一連の直線部分及び複数の屈曲部を含むヘビ状形態に成形され、前記直線部分は前記屈曲部により結合されて一連の互い違いのループを形成し、前記ヘビ状形態は縦方向軸線を有する円筒形状に成形され、前記直線部分は前記軸線を取り巻いて該軸線にほぼ垂直なほぼ円筒形態に曲げられている塑性変形可能なワイヤーからなるステントが開示されている。
【0007】
更に、特開平6−292730号には、全体として円筒状をなす周壁に軸方向に沿ったスリットを多数メッシュ状に形成し、半径方向に放射状に広がるようにしたステントが開示されている。
【0008】
更にまた、特開平4−256759号には、形状記憶合金からなる網又は横編みされた円筒部材からなり、形状復帰力によって拡径可能なステントが開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平6−181993号のステントでは、円筒形状の要素の直線部と曲線部とが同じ幅なので、拡張時に広がりにくく、不均一に拡張される虞れがあった。また、このステントは、管状器官内に拡径させて留置させると、カテーテル等を通して回収することが困難であった。
【0010】
また、特公平6−44910号に開示されたステントでは、拡張後の保持力が弱く、血管内壁の圧力に負けて径が小さくなり、再狭窄をする虞れがあった。また、一連の線材で形成されているので、カテーテル等を通して回収することが可能であるが、屈曲部が直線状に伸びにくいので、回収時にカテーテル内にスムーズに引き込みにくいという問題があった。
【0011】
更に、特開平6−292730号に開示されたステントでは、拡張させた状態において金属部分が多いため、血栓性の再狭窄が起こりやすいという問題があった。また、このステントも、管状器官内に拡径させて留置させると、カテーテル等を通して回収することが困難であった。
【0012】
更にまた、特開平4−256759号のステントでは、拡張前後の全長変化が大きく、留置後の長さを考慮してステントを選択しなければならず、緊急時の拡張時に手間がかかるという問題があった。なお、横編みされたものなどの一連の線材からなるものでは、カテーテル等を通して回収することが可能であるが、屈曲部が多数存在するので、カテーテル内にスムーズに引き込みにくいという問題があった。
【0013】
したがって、本発明の目的は、軸方向の柔軟性を損なうことなく、拡張時の保持力が十分に得られ、回収時にはカテーテル内にスムーズに引き込むことができるようにした管状器官の治療具を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、屈曲部と該屈曲部に連続する一対の腕部とからなるU字状部が、前記屈曲部を交互に反対にして、全体としてジグザグ状に連結された展開形状をなす平線を主体とし、この平線の前記腕部を周方向に向けて、前記平線を円筒状に湾曲させて構成した管状器官の治療具において、前記屈曲部の軸方向に伸びる部分が、前記腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされており、前記腕部は、互いに平行に延びていて、その一端の屈曲部から他端の屈曲部に至る中間部において、各屈曲部どうしを離すようにクランク形状に折曲された部分を有し、前記各屈曲部が、縮径状態では、周方向の反対側に位置する屈曲部と屈曲部との間の空間に入り込み、拡径状態では、該空間から離れるように移動することを特徴とする管状器官の治療具である。
【0016】
更に、本発明の第2は、上記第1の発明において、前記クランク形状をなす部分の軸方向に伸びる部分が、前記腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされている管状器官の治療具である。
【0017】
本発明の第1によれば、屈曲部の軸方向に伸びる部分が、腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされているので、軸方向における柔軟性を損なうことなく、管状器官の内壁に当接する腕部の面積を広くとって、拡張時の保持力を十分に得ることができる。また、管状器官内に留置した後に回収しようとするときには、上記線幅を狭くされた屈曲部が直線状に伸びやすくなっているので、スムーズにカテーテル内に引き込むことができる。
【0018】
また、各屈曲部が、縮径状態では、周方向の反対側に位置する屈曲部と屈曲部との間の空間に入り込み、拡径状態では、該空間から離れるように移動するようにしたので、腕部の配列密度を高めて拡張時の保持力を高めることができる。また、腕部が軸方向に直角で互いに平行となっているので、拡張するときに管状器官の内壁の同じ個所を滑ることになり、管状器官の内壁を損傷しにくい。
【0019】
本発明の第2によれば、屈曲部だけでなく、クランク形状をなす部分の軸方向に伸びる部分も、線幅を狭くされていることにより、軸方向における柔軟性がより向上し、回収時においてカテーテル内に引き込むときに更に直線状になりやすくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜4には、本発明による管状器官の治療具の一実施例が示されている。図1は拡径させた状態の斜視図、図2は縮径させた状態の斜視図、図3は展開図、図4は回収時に引き伸ばすときの状態を示す斜視図である。
【0021】
図3に示すように、この管状器官の治療具11は、例えばステンレス、タンタル、チタン、白金、金、タングステン、形状記憶合金などからなる一本の連続した平線からなっている。そして、展開形状において、屈曲部12と、この屈曲部12に連続する一対の腕部13とからなるU字状部14を複数有している。更に、このU字状部14が、前記屈曲部12を交互に反対にして、全体としてジグザグ状に連結された展開形状をなす。
【0022】
また、この実施例においては、腕部13の中間部が、屈曲部12どうしを離すようにクランク形状に折曲された折曲部15をなしている。そして、各腕部13の直線部は互いに平行とされている。この腕部13を周方向に向けて円筒状に湾曲形成することにより、管状器官の治療具11が構成されている。
【0023】
そして、本発明の特徴は、上記において、軸方向に沿った部分、すなわち屈曲部12、折曲部15の線幅a,bが、周方向に沿った部分、すなわち腕部13の直線部の線幅cよりも狭くされていることにある。具体的には、屈曲部12、折曲部15の線幅a,bは、好ましくは0.5〜2.0mm、最も好ましくは0.8mmとされ、腕部13の線幅cは、好ましくは1.0〜3.0mm、最も好ましくは2.0mmとされる。また、展開形状における周方向の幅dは、好ましくは2〜30mm、最も好ましくは10mmとされる。更に、軸方向における全長eは、好ましくは5〜70mm、最も好ましくは30mmとされる。また、平線の板厚は、好ましくは50〜150μm、最も好ましくは80μmとされる。
【0024】
平線の幅や板厚、展開形状における周方向の幅や、軸方向の長さ等を上記のような範囲にすることにより、特に血管の狭窄部を拡張するステントとして好ましいものを提供することができる。
【0025】
図1、2に示すように、図3に示した展開形状を円筒状に湾曲させると、屈曲部12が、周方向の反対側に対向する屈曲部12どうしの間の空間に入り込む。そして、図2に示す縮径状態では、屈曲部12が上記対向する屈曲部12の間の空間に深く挿入され、図1に示す拡径状態では、屈曲部12が上記対向する屈曲部12の間の空間から離れるように移動する。このような形状とすることによって、腕部13の配列密度を高め、管状器官を拡張したときの保持力を高めることができる。
【0026】
なお、管状器官の治療具11を構成する平線の表面は、血栓が付着するのを防止するために、ポリフッ化エチレン系樹脂、ヘパリン含有樹脂、親水性樹脂等で被覆しておくことが好ましい。
【0027】
次に、この管状器官の治療具11の使用方法について、血管の狭窄部に適用する例として説明する。
【0028】
まず、血管内に周知のセルディンガー法によって案内カテーテルを経皮的に挿入し、その先端部を狭窄部の近傍に到達させる。そして、治療具11をバルーンカテーテル先端部のバルーンの外周に縮径状態で装着しておき、バルーンカテーテルを上記案内カテーテルを通して血管内に導く。
【0029】
更に、バルーンカテーテル内に挿入したガイドワイヤをガイドにして、バルーンカテーテルを更に押し進め、その先端部に装着した治療具11を狭窄部に配置させる。その状態で、バルーンカテーテルを通して生理食塩水などの液体をバルーン内に注入し、バルーンを膨らませて治療具11を拡張させる。
【0030】
その後、バルーン内の液体を抜き出してバルーンを萎ませ、バルーンカテーテルを治療具11の内周から抜き出して治療具11を留置させる。こうして、治療具11により、血管の狭窄部を拡張させて、心筋梗塞や脳梗塞などの予防や、治療を行うことができる。
【0031】
なお、本発明の治療具11は、周方向に伸びる腕部13の線幅が広くされ、しかも腕部13の軸方向における配列密度が高くなっているので、上記拡張保持力が高く、血管の狭窄部を確実に拡張させることができる。また、軸方向に沿った屈曲部12と折曲部15の線幅が狭くされているので、軸方向における柔軟性が十分に維持され、カテーテル内の挿入などを容易に行うことができる。
【0032】
また、血管の狭窄状態が治癒されて、治療具11が必要なくなったときには、カテーテルを挿入してその先端部を治療具11の近傍に至らせ、鉗子等によって治療具11の端部を把持し、カテーテル内に引き込んで回収することができる。図4にはその回収状態が示されており、屈曲部12と折曲部15の線幅が狭くされているので、その部分において容易に曲がって直線状になりやすく、カテーテル内に容易に引き込むことができる。
【0033】
更に、この治療具11は、特公平6−44910号に示されるステントに比べて、次のような優れた効果がもたらされる。
【0034】
すなわち、図9(a)は、上記実施例の治療具11が拡径するときのU字状部14の動きを示し、同図(b)は、特公平6−44910号に示されるステント21が拡径するときのU字状部24の動きを示している。上記実施例の治療具11では、U字状部14が拡径して動いても、腕部13は同じ位置をこするように移動するだけであるから、血管内壁の損傷は少ない。これに対して、特公平6−44910号のステント21では、U字状部24が動くと、図中想像線で示すように、屈曲部22ばかりでなく、腕部23もずれるため、血管の内壁剥離等が生じやすくなる。
【0035】
図5には、本発明による管状器官の治療具の他の実施例が示されている。なお、以下の実施例において、図1〜4の実施例と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略することにする。
【0036】
この実施例の管状器官の治療具31は、基本的には図1〜4に示した実施例の治療具11と同じ構成からなるが、腕部13の中間の折曲部35の線幅が、腕部13の直線部の線幅と同じになっている点が異なる。その結果、治療具11の回収時に、折曲部15が直線状に伸びにくくなるが、折曲部35は、屈曲部12よりも直線形状に近いので、カテーテル内への引き込み操作には、それほど支障がない。したがって、このような展開形状を有する治療具31であっても、本発明の目的を達成することができる。
【0037】
図6には、本発明の管状器官の治療具の更に他の実施例が示されている。
この実施例の管状器官の治療具41は、屈曲部12の間を途中に折曲部を有しない直線的な腕部43が連結している。腕部43は、各屈曲部12に対して外側に広がるように少し傾斜しており、それによって円筒状に湾曲させたとき、屈曲部12が、周方向に対向する屈曲部12どうしの間の空間に入り込むようになっている。そして、軸方向に沿った屈曲部12の線幅が、腕部43の線幅よりも狭くされている。
【0038】
この治療具41においても、屈曲部12の線幅を狭くしたことにより、軸方向における柔軟性を向上させることができ、また、腕部43の線幅を太くしたことにより、拡張時の保持力を向上させることができる。更に、屈曲部12の線幅が狭いので、回収時に直線状に伸びやすく、カテーテル内にスムーズに引き込むことができる。ただし、この治療具41においては、図9(a)に示した作用、効果は得られない。
【0039】
図7、8には、本発明の管状器官の治療具の更に他の実施例が示されている。図7は要部斜視図であり、図8は接続部の断面図である。
図7に示すように、この管状器官の治療具51は、拡張部材52と、その一方の端部52aに連結された線状部材53とで構成されている。拡張部材52は、前記図1〜4に示した実施例の治療具11と同じ形状をなしており、その一方の端部52aが軸方向に所定長さで引き出されている点だけが異なっている。
【0040】
拡張部材52の一方の端部52aと、線状部材53の一方の端部53aとを接続する接続部54は、次のような構成をなしている。すなわち、線状部材53の端部53aは、拡張部材52の端部52aと同じ太さ、好ましくは同一断面形状になるように徐々に縮径されており、この両者にまたがって白金線(又は白金合金線)55が巻き回されている。そして、線状部材53の端部53aと、拡張部材52の端部52aとの突き合わせ端部付近に、銀ロー56aが溶融して隙間を充填するように固着されている。更に、白金線55の両端部にも銀ロー56b、56cが固着されており、それらの部分を滑らかなテーパ状にして、管状器官への挿入、取出し作業時にその部分がカテーテル等に引っ掛かることを防止するのに寄与している。また、白金線55は、線状部材53と拡張部材52とを連結するだけでなく、拡張部材52を管状器官の患部にまで送り込む際に、レントゲンで位置を確認するための造影コイルとしても機能する。
【0041】
この治療具51は、拡張部材52に線状部材53が連結されているので、拡張部材52の部分をバルーンカテーテル等に装着して管状器官内に挿入し、前記と同様な方法で拡張させて配置した後、線状部材53を連結した状態のまま体内に留置させる。そして、回収時には、カテーテルを線状部材53の外周に挿入した後、線状部材53を引張るだけで拡張部材52をカテーテル内に引き込むことができる。したがって、バルーンカテーテル等を用いて、冠動脈拡張手術(PCTA)を行ったとき、術後24時間以内に起こりやすい収縮(クロージャー現象)による閉塞を防止するために挿入され、術後24時間経過して閉塞の危険がなくなったら取り出されるステントなどとして好適である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、屈曲部の軸方向に伸びる部分が、腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされているので、軸方向における柔軟性を損なうことなく、管状器官の内壁に当接する腕部の面積を広くとって、拡張時の保持力を十分に得ることができる。また、管状器官内に留置した後に回収しようとするときには、上記線幅を狭くされた屈曲部が直線状に伸びやすくなっているので、スムーズにカテーテル内に引き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管状器官の治療具の一実施例を示す拡径状態の斜視図である。
【図2】同治療具の縮径状態の斜視図である。
【図3】同治療具の展開図である。
【図4】同治療具の回収時に端部から引き伸ばしていく状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の管状器官の治療具の他の実施例を示す展開図である。
【図6】本発明の管状器官の治療具の更に他の実施例を示す展開図である。
【図7】本発明の管状器官の治療具の更に他の実施例を示す要部斜視図である。
【図8】同管状器官の治療具の接続部の断面図である。
【図9】本発明の一実施例による管状器官の治療具と、従来のステントとの拡径時の動きを示す説明図である。
【符号の説明】
11、31、41、51 管状器官の治療具
12 屈曲部
13、43 腕部
14 U字状部
15、35 折曲部
52 拡張部
53 線状部
54 接続部
55 白金線
56a、56b、56c ロー材

Claims (2)

  1. 屈曲部と該屈曲部に連続する一対の腕部とからなるU字状部が、前記屈曲部を交互に反対にして、全体としてジグザグ状に連結された展開形状をなす平線を主体とし、この平線の前記腕部を周方向に向けて、前記平線を円筒状に湾曲させて構成した管状器官の治療具において、前記屈曲部の軸方向に伸びる部分が、前記腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされており、前記腕部は、互いに平行に延びていて、その一端の屈曲部から他端の屈曲部に至る中間部において、各屈曲部どうしを離すようにクランク形状に折曲された部分を有し、前記各屈曲部が、縮径状態では、周方向の反対側に位置する屈曲部と屈曲部との間の空間に入り込み、拡径状態では、該空間から離れるように移動することを特徴とする管状器官の治療具。
  2. 前記クランク形状をなす部分の軸方向に伸びる部分が、前記腕部の周方向に伸びる部分よりも線幅を狭くされている請求項1記載の管状器官の治療具。
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