JPH11113993A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

Info

Publication number
JPH11113993A
JPH11113993A JP27765297A JP27765297A JPH11113993A JP H11113993 A JPH11113993 A JP H11113993A JP 27765297 A JP27765297 A JP 27765297A JP 27765297 A JP27765297 A JP 27765297A JP H11113993 A JPH11113993 A JP H11113993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
massage
bodies
massaging
air
kneading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27765297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Fujii
康夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Family Co Ltd
Original Assignee
Family Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Family Co Ltd filed Critical Family Co Ltd
Priority to JP27765297A priority Critical patent/JPH11113993A/ja
Publication of JPH11113993A publication Critical patent/JPH11113993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 揉み体を複数のエアーセルでもって揉み運動
させることによって、数種のマッサージを、柔軟に、か
つ静かに遂行させることができるマッサージ機を提供す
る。 【解決手段】 昇降機構に取り付けられたベースフレー
ム10の前面に、上下方向の中央部がパンタグラフ状に
支持された揺動可能な揺動板11を設け、この揺動板1
1の前面の上半部および下半部に、それぞれ左側と右側
において枢着支持されてそれぞれが反対方向に角度回動
する枠部材28,29および30,31を設けてこの枠
部材の先端部にそれぞれ揉み体12,13および14,
15を支持させ、ベースフレーム10と揺動板11間の
上下に第1駆動手段を配設するとともに、上記各揉み体
の下方にそれぞれ第2駆動手段を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機、詳
しくは上下左右の各位置に揉み体を備えたマッサージ部
が、マッサージ機本体の上下方向(身長方向)に移動停
止でき、身体の各部位に多種のマッサージ作用を付与す
ることができるマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マッサージ機としては従来から多種多様
のものが知られているが、代表的なものとして椅子型の
マッサージ機が挙げられる。この種の従来のマッサージ
機は、周知の通り、一対または二対のコロローラからな
る揉み体と、この揉み体に各種の揺動運動を付与する駆
動部とからなるマッサージ部が、背もたれ部の背もたれ
面に沿って昇降動可能でかつ停止可能に装備され、制御
部を操作することによって、マッサージ部を連続的に昇
降させて頸部分から腰部分までの間をローリングあるい
は揉みながらローリングするというマッサージができ、
またマッサージ部を所望の位置に停止させて、揉み体
に、揉み、叩き、指圧など選択した揉み動作を行わせる
ことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の汎用マッサージ機は、モーターの回転を電気的
にあるいは機械的に揉み具に伝達し、揉み具に各種の揉
み運動を付与させるように構成されていることから、使
用時に駆動部や動作部からの騒音の発生が裂けられず、
また揉み具の動作種類の増加にともなって機構が複雑と
なり、製作コストが嵩むばかりでなく、身体に対する揉
み作用の柔軟性は揉み具自体の弾性に依存しているた
め、人の手によるような軟らかい揉み圧加減を得ること
が困難であるという不都合を有している。
【0004】また、最近においては、例えば特開平7−
124210号公報にみられるように、椅子式マッサー
ジ機の人体の当接面に空気袋(エアーセル)を取り付
け、エアーセル内への空気の給排によってエアーセルを
膨張、伸縮させ、エアークッションを作用させながら指
圧風のマッサージを施すようになしたマッサージ機が提
案されている。このようなマッサージ機においては、揉
み体自体が空気圧により動作されることから騒音が少な
く、きわめて静かに作動することができ、また柔らかい
マッサージが得られるという利点を有している。
【0005】ところが上記マッサージ機においては、そ
の揉み体である空気袋が背もたれ部の各部位に分散定置
されているため、身体の局部的部分にマッサージを施す
場合において有利ではあるが、前記した従来の汎用マッ
サージ機のように、マッサージ部を連続的に上下動させ
て身体の頸部分から腰部分までの間をローリングあるい
は揉みながらローリングするというマッサージを奏した
り、またマッサージ部を所望の位置に停止させて、揉
み、叩き、指圧など選択した揉み動作を行わせることが
できず、揉み機能のバラエティーに乏しいという難点が
あった。
【0006】本発明は、上記したエアーセルの長所を利
用するとともに従来の汎用マッサージ機の特性をさらに
助長させ、騒音が少なく揉み圧が柔軟であり、しかも使
用者の所望個所に好みに応じた種々のマッサージを付与
することができるマッサージ機を提供することを目的と
したなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下左右の各
位置に揉み体を備えているマッサージ部が上下左右の揉
み体を組として身長方向に沿って移動停止可能なマッサ
ージ機において、前述の目的を達成するために、次の技
術的手段を講じている。すなわち、上下左右の揉み体を
組として進退動作しかつ上左右の揉み体の組と下左右の
揉み体の組をそれぞれ一方の組が進出動動作すると他方
の組が後退動作してシーソー運動するための第1駆動手
段を設け、上下左右の揉み体を個別に進退動作にすると
ともに、上左右の揉み体と下左右の揉み体を進退動作す
ることで左右の揉み体間隔を遠近動作するための第2駆
動手段を設け、第2駆動手段は、空気の給排によって膨
縮するエアーセルで構成されていることを特徴とするも
のである。
【0008】このような構成を採用したことにより、第
1駆動手段の起動・停止、第2駆動手段の起動・停止に
よって、身体の上下の部分を交互に押圧して指圧風のマ
ッサージ作用、揉み体に押し揉みと引き揉み作用を付与
して肩揉みマッサージ作用、叩き作用並びにローリング
作用を行うことができ、この各作用のとき、揉み体はエ
アーセルの膨縮で駆動されることでクッション作用して
身体に柔らかいマッサージを施すことができて、騒音が
少なく揉み圧が柔軟となるのである。
【0009】前記第1駆動手段は、リニア・アクチュエ
ータ式、ウォームギア・リンク式、リニア・リンク式等
で構成することもできるが、該第1駆動手段を、空気の
給排によって膨縮するエアーセルで構成することによっ
て、騒音がより少なくなって揉み圧もソフトにできるの
である。また、前記エアーセルは、蛇腹を有する角筒体
で構成できるが、円筒体で構成することで角部がなくな
ってクラックが発生することもなく、確実な膨縮作用が
できるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による椅子型マッサ
ージ機の概要を示したものであり、1はマッサージ機本
体、2はマッサージ機本体1の内部において上下動可能
に装備されたマッサージ部、3は背もたれ部、そして4
はマッサージ部2の動作制御器であって、マッサージ部
2は、図2に示しているように、マッサージ機本体1の
背もたれ部3の両側に設けられたサイドレール5,5に
沿って上下動可能に装着され、図示せざるモーターによ
って駆動される螺軸6の正、逆回転によって背もたれ面
に沿って上下方向(身長方向)に昇降移動できかつ停止
できるようになっている。7は上記螺軸6と螺合しマッ
サージ部2に取り付けられたナット体である。
【0011】上記マッサージ部2は、マッサージ機本体
1内の上記した昇降動機構に連結されたベースフレーム
10と、ベースフレーム10の前面側に位置する揺動板
11と、揺動板11の上下前面側に位置する左右一対の
揉み体12,13,14,15からなる。この揺動板1
1は図示しているように、その上下方向の中央位置の両
側において、上記ベースフレーム10の上部両側位置に
下端部が枢着された枢着リンク16と、ベースフレーム
10の下部両側位置に設けられたレール17に沿って移
動自在なローラー18に下端部が連結された移動リンク
19とによってシーソー状に揺動可能に支持されてい
る。
【0012】そして本発明においては、上記ベースフレ
ーム10と揺動板11との間の上下に、図3に示してい
るように、それぞれ空気の給排によって伸縮する後部エ
アーセル33および34が配設されていて、この後部エ
アーセル33,34内への空気の給排によって上記揺動
板11を前後動させたり、あるいは一方のエアーセル3
3または34に給気して伸長させることによって、図3
の破線で示しているように上記枢着リンク16と遊動リ
ンク19の枢着軸35を支点として、揺動板11を傾動
させたりすることができるようになっている。
【0013】すなわち、上下左右の各位置に揉み体1
2,13,14,15を備えているマッサージ部2が上
下左右の揉み体12,13,14,15を組として身長
方向に沿って移動停止可能とされているとともに、上下
左右の揉み体12,13,14,15を組として図7お
よび図8で示すように進退動作しかつ図3で示すように
上左右の揉み体12,13の組と下左右の揉み体14,
15の組をそれぞれ一方の組が進出動作すると他方の組
が後退動作してシーソー運動するための第1駆動手段3
3,34を設けており、図1〜図12に示した第1実施
の形態では、該第1駆動手段33,34として図5
(A)(B)で示すように、蛇腹部33A,34Aを有
する角筒体によるエアーセル、円筒体によるエアーセル
で構成しているのである。
【0014】更に、図2〜図4で示すように、揺動板1
1の前面側の上半部および下半部のそれぞれ左側と右側
に、各々2本のレバー20,21,22,23の先端部
分にそれぞれプレート24,25,26,27を備えた
枠部材28,29,30,31が、その左右の枠部材2
8と29および30と31のプレート24と25および
26と27がほぼ同一面となる状態からそれぞれ前方に
向かって各々が反対方向に回動可能に枢着支持されてい
て、4個の揉み体12,13,14,15はこの各枠部
材28,29および30,31のプレート24,25お
よび26,27の先端部に立設された各軸受け32,3
2に回転自在に支持されている。
【0015】さらに本発明においては、上記各枠部材2
8,29および30,31のプレート24,25および
26,27と上記揺動板11との間に、それぞれ空気の
給排によって伸縮する前部エアーセル36,37および
38,39が配設されていて、この前部エアーセル3
6,37および38,39への空気の給排を行うことに
よって、揉み体12,13および14,15に図4の矢
印で示しているような左右方向の円弧運動を付与できる
ようになっている。
【0016】すなわち、上下左右の揉み体12,13,
14,15を個別に進退動作するとともに上左右の揉み
体12,13と下左右の揉み体14,15を進退動作す
ることで左右の揉み体間隔を遠近動作するための第2駆
動手段36,37,38,39を設け、該第2駆動手段
36〜39は、空気の給排によって膨縮するエアーセル
で構成されているのである。
【0017】このエアーセルは図6(A)(B)で示す
ように、蛇腹部36A〜39Aを有する角筒体又は円筒
体で構成されている。上記したベースフレーム10と揺
動板11との間に配設された第1駆動手段を構成する2
個の後部エアーセル33,34および揺動板11と各枠
部材28,29,30,31との間に配設された第2駆
動手段を構成する4個のエアーセル36,37,38,
39は、図示を省略しているが、それぞれ単独で機能す
るように各々給排気管でもって空気制御部に接続されて
いる。そして空気制御部にはこれらの6個のエアーセル
を個別にあるいは複数個に給排気を行うためのエアーポ
ンプとモーター、多数の電磁弁および給排気回路が装備
され、予め設定したプログラムをマイクロコンピュータ
(マイコン)に記憶させ、動作制御器4に表示された所
望の揉み動作を選択すると、マイコンの指令によって電
磁弁が作動し、6個のエアーセルをそれぞれ単独にある
いは複数個を同時に動作させて揺動板11および/また
は枠部材28,39,30,31を移動させ、それによ
って上記した上下左右の揉み体に所望の揉み運動を実行
させるようになっている。
【0018】上記下第1実施形態による本発明のマッサ
ージ機の動作要領について説明すると、まず使用者が動
作制御器4を操作してマッサージ部2を上昇または降下
させて身体の所望の位置にマッサージ部2を停止位置さ
せたのち、動作制御器4の中から「指圧」のモードを選
択して駆動スイッチをオンすると、後部エアーセル3
3,34に緩慢な空気の給排が行われて伸縮し、揺動板
11がゆっくりと前後動して4個の揉み体12,13,
14,15を同時に身体に向かって出没させ(図7およ
び図8参照)、また、ときには後部エアーセル33,3
4に空気の交互給排を行って、図9に示しているよう
に、揺動板11を枢着リンク16および移動リンク19
の枢着軸35を中心としてシーソー状に揺動させて上左
右の揉み体12,13と下左右の揉み体14,15をエ
アーセル36〜39に給排することで個別に進退動作す
ることで身体の上下の部分を交互に押圧し、各エアーセ
ルのクッション性が効果的に作用して心地よい指圧風の
マッサージを遂行する。
【0019】また、動作制御器4を操作してマッサージ
部2を上昇させて身体の例えば肩の位置にマッサージ部
2の上側の2個の揉み体12,13を停止位置させた
後、動作制御器4の中から「揉み指圧」のモードをオン
にすると、マイコンによってそのプログラムが空気制御
部にその動作が指令され、揺動板11の上半部の2個の
前部エアーセル36,37に同時に空気の給排が行わ
れ、それによってこの2個のエアーセル36,37が伸
縮して左右の枠部材28,29がそれぞれ反対方向に往
復回動させ、図4に矢印で示しているように、左右の揉
み体12,13の前進時には揉み体間隔が縮小され、後
退時には揉み体間隔が広がるという動作が繰り返されて
肩部に揉み指圧のマッサージが施される。そして、とき
には揺動板11の上半部の裏面側に位置している後部エ
アーセル33に空気の給排が行われ、上記揉み体12,
13の前進時にその後部エアーセル33が伸長し、上記
揉み体12,13の後退時に収縮するという動作が付加
され、それによって揉み体12,13にいわゆる押し揉
みと引き揉み作用が付与され、エアーセルのクッション
性と相まって有効に肩揉みマッサージを遂行する。
【0020】次に動作制御器4の中から「叩き」のモー
ドをオンにすると、同様にマイコンによってそのプログ
ラムが空気制御部にその作動が指令され、ベースフレー
ム10と揺動板11との間の上側の後部エアーセル33
に高速でもって空気の給排が行われ、図10に示してい
るようにその後部エアーセル33が伸縮され、それによ
って揺動板11が前後に揺動されて上側の左右揉み体1
2,13に矢印で示した叩き作用を付与し、叩きマッサ
ージが行われる。そしてもしこの叩き度合いを弱くした
い場合には、動作制御器4の中から「弱く」のモードを
オンにすると、上記上左右の揉み体12,13の裏面側
に位置している前部エアーセル36,37に、上記後部
エアーセル33の収縮時に膨張し、後部エアーセル33
の膨張時に収縮するように空気の給排が行われ、叩きス
トロークを小さくして叩き度合いを弱くすることもでき
る。
【0021】さらに4個の揉み体による軽い叩きマッサ
ージを必要とするときには、「叩き揉み」のモードをオ
ンにすると、図11に示したように上下左右の揉み体1
2,13および14,15の裏面側の前部エアーセル3
6,37および38,39がそれぞれ交互に高速に伸縮
し、あたかも4本の手で叩き揉みされるようなマッサー
ジが実施される。
【0022】また同様にして「ローラー」のモードをオ
ンにすると、マッサージ機本体1の昇降動機構が動作さ
れてマッサージ部2が上下動し、上下左右の揉み体が身
体の背骨の両側に沿って往復移動して背骨矯正のローリ
ングマッサージ作用を遂行する。その際、前部エアーセ
ル36,37,38,39を個別に給排気することによ
って背中に作用する揉み体の強さの調整ができる。また
この「ローラー」を選定すると、そのプログラムにもと
づき後部エアーセル33と34の給排気管が連通され、
揉み体の上下動ストローク間において身体の曲線に起因
して上側と下側の揉み体12,13と14,15の位置
が変動して上下の後部エアーセル33,34のいずれか
一方の内圧が高くなった場合、そのエアーセルの空気が
他方のエアーセル内に流入して両エアーセル33,34
の内圧の均等化が行われ、それによって揺動板11がシ
ーソー状に揺れ動いて上下の揉み体を揺動させ、身体へ
の揉み体の当接圧を調整するとともに、図12に示して
いるように、マッサージ部2が最上昇位置に達したとき
は揺動板11を前側に大きく傾いた状態となり、また降
下にともなって揺動板11はその傾きを修正しながらロ
ーリングを遂行することができる。
【0023】そして上記したマッサージ部2が最上昇位
置に達した位置において、あるいは降下して腰部に達し
た位置において、マッサージ部2を停止させて「揉み」
モードをオンすると、揉み体12,13または14,1
5に図4に示した運動が与えられ、身体の首筋付近また
は腰部に重点的に揉みマッサージを施すことができる。
【0024】本発明に適用される上記エアーセルは、合
成樹脂シートや皮革風の非通気性の可撓性シートを蛇腹
状に成形し、内部の空気の給排によって高さ方向に伸縮
する機能を有しているものであって、その高さ方向の伸
長有効法が50〜180mm程度のものが好ましく、こ
の伸長範囲内において上記揺動板の前後動あるいはシー
ソー状の揺動および上記各枠部材の前後方向への回動が
行われ、揺動板および各枠部材の移動が上下左右の揉み
体に伝達されて身体へのマッサージが行われる。
【0025】そして上記したベースフレームと揺動板と
の間に配設された2個の後部エアーセル及び揺動板と各
枠部材との間に配設された4個の前部エアーセルは、各
々単独で機能するように給排気管でもって空気制御部に
接続されている。そして空気制御部にはこれらの6個又
は4個のエアーセルを個別にあるいは複数個に給排気を
行うためのエアーポンプとモーター、多数の電磁弁およ
び給排気回路が装備され、予め設定したプログラムを記
憶させたマイクロコンピュータ(マイコン)によって電
磁弁作動させ、6個のエアーセルをそれぞれ単独にある
いは複数個を同時に動作させて揉み体に種々の揉み運動
が伝達されるようになっている。
【0026】揉み体は弾性材料で形成されかつ転動する
ものが好ましく、その揉み体自体の弾力とエアーセルの
クッション作用とによって身体に柔らかいマッサージを
施すことができる。また、図5(A)(B)で示したエ
アーセル33,34は図6(A)(B)で示したエアー
セル36〜39よりも作用面積が広く(大きく)されて
いて、揺動板11、4個の揉み体12〜15等の全体を
シーソー運動するのに充分な力量をもたせているが、こ
れらエアーセル33〜39は同径同大のものを採用する
ことができ、これにより部品の共用化が図れる。
【0027】図13〜図15は本発明の第2〜第4実施
の形態を示しており、上左右の揉み体12,13、下左
右の揉み体14,15については空気の給排にて膨縮す
るエアーセルによる第2駆動手段(既述した第1実施形
態と同じ)を採用しているが、第1駆動手段としては、
ウォームギア・リンク式(図13)、リニア・アクチュ
エータ式(図14)、リニア・リンク式(図15)を採
用したものである。
【0028】まず、図13において、揺動板は上揺動板
111と下揺動板211とされていて共通のベースフレ
ーム110にピボット50されていて、上揺動板111
には上左右の揉み体112,113がそれぞれエアーセ
ルで示す第2駆動手段136,137にて実施形態1
(図2〜図12参照)と同様に装着され、下揺動板21
1には下左右の揉み体114,115がそれぞれエアー
セルで示す第2駆動手段236,237にて実施形態1
と同様に装着されている(この構成については、図1
4,図15においても同様であるが図示省略してい
る)。
【0029】第1駆動手段134は、ベースフレーム1
10に固定しているウォーム51Aを有する正逆電動モ
ータ51と、ブラケット52にピン53にて支持されて
いて該ピン53に套嵌されていてウォーム51Aに咬合
しているウォームホイール54と、ウォームホイール5
4を挟んでピン53にてブラケット52に回動自在に保
持されたリンク55と、上・下揺動板111,211の
裏面に固着されているスライドレール56と、該スライ
ドレール56のレール部に転動自在なガイドローラ57
とで構成されていて、モータ51の正逆起動をウォーム
51Aとウォームホイール54に伝動することでリンク
55を揺動して、上下揺動板111,211をピボット
50を支点としてシーソー運動させたものである。
【0030】図14においては、第1駆動手段234と
してリニア・アクチュエータ方式を採用したものであ
り、ベースフレーム110にネジ棒57Aを有する正逆
電動モータ57をブラケット58を介して枢着させ、ネ
ジ棒57Aの先端における球接手59を上・下揺動板
(図では上揺動板のみを示している)の裏面に固定した
支点受け60にピボットしたものであり、正逆電動モー
タ57の正逆回転を図外のナットを介してネジ棒57A
の進退動に変換することで上・下揺動板111,211
をピボット50を支点としてシーソー運動させたもので
ある。
【0031】図15においては第1駆動手段334とし
てリニア・リンク方式を採用したものであり、上・下揺
動板111,221の裏面に固着した支点受け61とベ
ースフレーム110に固定した支点受け62のそれぞれ
に、第1リンク63と第2リンク64をピン63A,6
4Aにて枢支させ、第1・2リンク63,64との接合
部はナット65を有するピン66で枢着させ、ピボット
50に枢着したねじ棒67Aを有する正逆電動モータ6
7のネジ棒67Aをナット65に螺挿したものであり、
正逆電動モータ67の正逆起動で第1・2リンク63,
64を介して上・下揺動板111,211をピボット5
0を支点にシーソー運動させたものである。
【0032】なお、上記実施の形態においては、椅子式
マッサージ機について本発明を説明しているが、本発明
の上記構成は寝台型のマッサージ機にも適用できること
は勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、騒音
が少なく身体にソフトタッチで揉み、叩き、指圧、ロー
リング等のマッサージ作用を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示した椅子式マッサー
ジ機の斜視図である。
【図2】図1におけるマッサージ部の主要部の斜視図で
ある。
【図3】図2におけるマッサージ部の揺動板の揺動状態
を示した側面図である。
【図4】マッサージ部の枠部材の角度回動による揉み体
の運動を示した正面図である。
【図5】後部エアーセル(第1駆動手段)の2例を示し
た斜視図である。
【図6】後部エアーセル(第2駆動手段)の2例を示し
た斜視図である。
【図7】マッサージ動作を示す説明図である。
【図8】マッサージ動作を示す説明図である。
【図9】マッサージ動作を示す説明図である。
【図10】マッサージ動作を示す説明図である。
【図11】マッサージ動作を示す説明図である。
【図12】マッサージ動作を示す説明図である。
【図13】第1駆動手段の第2実施形態を示し、(A)
は動作説明図、(B)は分解斜視図である。
【図14】第1駆動手段の第3実施形態を示し、(A)
は動作説明図、(B)は分解斜視図である。
【図15】第1駆動手段の第4実施形態を示し、(A)
は動作説明図、(B)は分解斜視図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機本体 2 マッサージ部 3 背もたれ部 4 動作制御部 10 ベースフレーム 11 揺動板 12,13,14,15 揉み体 16 枢着リンク 19 移動リンク 24,25,26,27 プレート 28,29,30,31 枠部材 33,34 後部エアーセル(第1駆動手段) 36,37,38,39 前部エアーセル(第2駆動手
段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下左右の各位置に揉み体を備えている
    マッサージ部が上下左右の揉み体を組として身長方向に
    沿って移動停止可能なマッサージ機において、 上下左右の揉み体を組として進退動作しかつ上左右の揉
    み体の組と下左右の揉み体の組をそれぞれ一方の組が進
    出動動作すると他方の組が後退動作してシーソー運動す
    るための第1駆動手段を設け、上下左右の揉み体を個別
    に進退動作にするとともに、上左右の揉み体と下左右の
    揉み体を進退動作することで左右の揉み体間隔を遠近動
    作するための第2駆動手段を設け、第2駆動手段は、空
    気の給排によって膨縮するエアーセルで構成されている
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 第1駆動手段は、空気の給排によって膨
    縮するエアーセルで構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 請求項1および2に記載のエアーセル
    は、蛇腹を有する円筒体で構成されていることを特徴と
    するマッサージ機。
JP27765297A 1997-10-09 1997-10-09 マッサージ機 Pending JPH11113993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27765297A JPH11113993A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 マッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27765297A JPH11113993A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 マッサージ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11113993A true JPH11113993A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17586419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27765297A Pending JPH11113993A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 マッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11113993A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001025497A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Toshiba Tec Corp マッサージ機
WO2002002045A1 (en) * 2000-06-30 2002-01-10 Omron Corporation Vibrator, vibration unit, and vibrator control method
WO2004075807A1 (ja) * 2003-02-27 2004-09-10 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha マッサージ機
US7066898B2 (en) 2000-06-30 2006-06-27 Omron Corporation Vibrator, vibration unit, and vibrator control method
WO2007072719A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Matsushita Electric Works, Ltd. マッサージ装置
JP2015080483A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ部
JP2016083103A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ファミリーイナダ株式会社 マッサージユニット及びマッサージ機
JP2018047293A (ja) * 2017-11-27 2018-03-29 マクセルホールディングス株式会社 マッサージ機
CN108578165A (zh) * 2018-05-18 2018-09-28 艾力斯特健康科技有限公司 按摩行程长的按摩椅
KR20200074397A (ko) * 2018-12-17 2020-06-25 주식회사 바디프랜드 위치 조절이 가능한 발바닥 마사지 모듈을 포함하는 마사지 장치
KR20210029740A (ko) * 2018-12-17 2021-03-16 주식회사 바디프랜드 위치 조절이 가능한 발바닥 마사지 모듈을 포함하는 마사지 장치

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001025497A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Toshiba Tec Corp マッサージ機
WO2002002045A1 (en) * 2000-06-30 2002-01-10 Omron Corporation Vibrator, vibration unit, and vibrator control method
US7066898B2 (en) 2000-06-30 2006-06-27 Omron Corporation Vibrator, vibration unit, and vibrator control method
WO2004075807A1 (ja) * 2003-02-27 2004-09-10 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha マッサージ機
WO2007072719A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Matsushita Electric Works, Ltd. マッサージ装置
JP2015080483A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ部
JP2016083103A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ファミリーイナダ株式会社 マッサージユニット及びマッサージ機
JP2018047293A (ja) * 2017-11-27 2018-03-29 マクセルホールディングス株式会社 マッサージ機
CN108578165A (zh) * 2018-05-18 2018-09-28 艾力斯特健康科技有限公司 按摩行程长的按摩椅
CN108578165B (zh) * 2018-05-18 2023-12-19 艾力斯特健康科技有限公司 按摩行程长的按摩椅
KR20200074397A (ko) * 2018-12-17 2020-06-25 주식회사 바디프랜드 위치 조절이 가능한 발바닥 마사지 모듈을 포함하는 마사지 장치
WO2020130500A3 (ko) * 2018-12-17 2020-09-03 주식회사 바디프랜드 위치 조절이 가능한 발바닥 마사지 모듈을 포함하는 마사지 장치
KR20210029740A (ko) * 2018-12-17 2021-03-16 주식회사 바디프랜드 위치 조절이 가능한 발바닥 마사지 모듈을 포함하는 마사지 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2782181B2 (ja) マッサージ機
JP2000197676A (ja) 椅子型マッサージ機
KR19990013231A (ko) 의자형 마사지기
JPH11113993A (ja) マッサージ機
TWI731938B (zh) 按摩機及按摩機的控制方法
JP2000325416A (ja) マッサージ機
JP5555209B2 (ja) 揺動装置
JP4789742B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP3793900B2 (ja) マッサージ機
CN104414835B (zh) 按摩机
JP3165140B2 (ja) マッサージ機
JP3893525B2 (ja) マッサージ装置
JP2000167001A (ja) マッサージ機
JP2003144505A (ja) 椅子型マッサージ機
JPH11290408A (ja) エア式マッサージ機の制御方法及びエア式マッサージ機
JP2009090000A (ja) マッサージユニット及びこれを備えたマッサージ機
JP4875969B2 (ja) マッサージ機
JP2008136573A (ja) 施療機構及び椅子型マッサージ機
JPH11244348A (ja) マッサージ機
JP2709907B2 (ja) マッサージ機
JP4336424B2 (ja) マッサージ機
JP2003204836A (ja) フットレスト付きチェア
JP2000102578A (ja) マッサージ機
JP2016202417A (ja) マッサージ機
JP4188946B2 (ja) マッサージ機