JPH11113823A

JPH11113823A - カーペット用掃除用具

Info

Publication number: JPH11113823A
Application number: JP31101197A
Authority: JP
Inventors: Nobuko Wada; 乃武子和田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-10-07
Filing date: 1997-10-07
Publication date: 1999-04-27

Abstract

(57)【要約】【目的】絨毯やカーペットに絡み付いた髪の毛，糸
屑，ほこり等を簡単に綺麗に取り去る事を目的とした掃
除用具である。【構成】シート又は網目シート上に櫛状の刃を複数設
け、その刃先に柔軟性のある素材（例えばゴム又は軟質
のプラスチック）で作られた突起を付ける。このシート
を箱型固定板に取り付ける。その際シートの中央部が膨
らんだ状態になる様湾曲させる。湾曲させる事によって
操作性が大変向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の属する技術分野］この発明は、絨
毯やカーペットに絡み付いた髪の毛，糸屑，ほこり等を
簡単に綺麗に取り去る事の出来る掃除用具に関するもの
である。

【０００２】［従来の技術］従来の手法では、絨毯やカ
ーペットに絡み付いた髪の毛，糸屑，ほこりを掃除する
のは、非常に困難であった。取るだけならまだしも後の
処理が大変面倒であった。例えば粘着テープ式のもの
は、すぐに髪の毛やほこりで粘着しなくなるし、テープ
の切れ目が見付けにくいし、髪の毛等が絡み付いて剥が
しにくいと言う欠点があった。使った面を洗う式のもの
は、しょっちゅう洗わなくてはならず非常に面倒くさい
と言う欠点があった。

【０００３】［発明が解決しようとする課題］本発明
は、上記した問題点を解決して、絨毯やカーペットを簡
単に綺麗に掃除する事を目的とするものである。

【０００４】［課題を解決するための手段］上記目的を
達成するため、この掃除用具は湾曲させたプラスチック
製のシート或いは網目シートの上に櫛状の刃を設け、そ
の刃先に、柔軟性のある素材（例えばゴム又は軟質のプ
ラスチック）の突起を付ける。これを柄の付いた箱型固
定板に取り付けて、床磨きの要領で絨毯やカーペットの
掃除を行う。プラスチック製のシート或いは網目シート
を湾曲させるために図で示す様に板状の棒を差し込む。
そして柔軟性のある突起に絡み付いた髪の毛等は、手で
取り去る。この突起は密に分布させた方が、効果が大き
い。

【０００５】［作用］先端に柔軟性のある突起を有する
刃先を設けた事により、髪の毛，糸屑，ほこりの絡み付
きが非常に強く、ごみを逃がさない。又プラスチック製
のシート或いは網目シートを湾曲させる事により、接触
面積を力の強弱によって自由に加減する事が出来るの
で、掃除が非常にやり易くなる。又本体に絡み付いた髪
の毛，糸屑，ほこり等は、簡単に素早く手で取り去る事
が出来る。

【０００６】［実施例］以下に本発明の形態を説明す
る。（ア）・シート（１）の片面に櫛状の刃（２）を設け
る。（イ）・櫛状の刃（２）の刃先に柔軟性のある素材
（例えばゴム又は軟質のプラスチック）の突起（３）を
つける。（ウ）・この突起（３）の付いたシート（１）を、柄
（４）の付いた箱型固定板（５）に装着する。（エ）・箱型固定板（５）とシート（１）との装着方
法は、（図２）に示すごとく箱型固定板（５）にはめ込
み用の溝を設け、そこにシート（１）を差し込む。（使
用中シート（１）が抜けない様にストッパーを付けても
よい。）又は、（図３）に示すごとく箱型固定板（５）の底板に
ピン（６）を植え付けシート（１）の方に穴（８）を空
けこのピン（６）にはめ込む装着方法でもよい。（オ）・シート（１）を湾曲させる方法は、（図２）
で示すように箱型固定板（５）の前側面と後ろ側面の上
部を湾曲した形にする。又は（図３）で示すように箱型
固定板（５）の前側面と後ろ側面に切り込みを入れそこ
に、板状の棒（７）をさし込む事によってシート（１）
の中央部が盛り上がる。板状の棒（７）は前に引く事に
よって着脱可能になるが突起を設けて箱型固定板５）か
ら抜け落ち（ない構造にする事も出来る。（カ）・柄（４）は短い柄（例えば把手型）又は長い
柄を付ける。或いは取り外し可能な構造にして、短い柄
と長い柄をつけ換えられるようにしても便利である。

【０００７】［発明の効果］この発明は上記のように構
成され、絨毯やカーペットに絡み付いた髪の毛，糸屑，
ほこり等が面白い程簡単に取れ、しかも従来のものより
数倍の量の髪の毛等を本体から除去せずに掃除し続けら
れるし、又絡み付いた髪の毛，糸屑，ほこり等は、いと
も簡単に手で取れるので大変便利である。又プラスチッ
ク製の、シート或いは網目シートを湾曲させる事により
絨毯やカーペットとの接触面の抵抗が少なくなり、非常
に掃除がスムースにやり易くなる。柄の長さを短く（例
えば把手型）すれば、手早く簡単に汚れた部分や階段の
カーペットや玄関マットを掃除出来るし、柄の長さを長
くすれば立って掃除が出来る。又湾曲させたプラスチッ
ク製のシート又は網目シートは、着脱可能にすれば大変
便利である。以上のような効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の掃除用突起シートの斜視図である。

【図２】本発明の全体組み立て斜視図である。

【図３】シートをピンによって取り外し可能な構造と
した時の取り付け板の斜視図である。

【符号の説明】

１．シート２．櫛状刃３．突起４．柄５．固定板６．ピン７．湾曲用棒８．はめ込み用穴

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】プラスチック製のシートに刃を設け、その
刃先に突起を付けて、これに絨毯やカーペットに付いた
髪の毛，糸屑，ほこり等を絡ませて取り去る事を特徴と
したカーペット用掃除用具。
【請求項２】プラスチック製のシートの面を湾曲させる
事を特徴としたカーペット用掃除用具。