JPH1111336A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH1111336A
JPH1111336A JP18462197A JP18462197A JPH1111336A JP H1111336 A JPH1111336 A JP H1111336A JP 18462197 A JP18462197 A JP 18462197A JP 18462197 A JP18462197 A JP 18462197A JP H1111336 A JPH1111336 A JP H1111336A
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JP
Japan
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housing
casing
gear
motor
gear housing
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JP18462197A
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English (en)
Inventor
Takayuki Shirai
貴之 白井
Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Katsuyuki Moriya
勝之 守屋
Shuichiro Shioyama
修一郎 塩山
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工が容易であると共に、モータハウジン
グ、ケーシング、ギヤハウジング等の内部に圧力変化を
生じることがない、電動パワーステアリング装置を提供
する。 【解決手段】 操舵力が入力される回転軸1と、この回
転軸に連繋されるラック軸3と、回転軸1に入力される
操舵力に応じて回転駆動される電動モータ13と、この
電動モータ13の出力を回転軸に伝達する減速装置14
とを設ける。更に、回転軸1及びラック軸3を内装する
ギヤハウジング5と、減速装置14を内装すると共に、
ギヤハウジング5及び電動モータ13のモータハウジン
グ25に連結され、その内部がギヤハウジン5グ内及び
モータハウジング25内に連通するケーシング24とを
設ける。前記ケーシング5に、内外に貫通する大気開放
孔28を設け、この大気開放孔8に撥水フィルタ32を
付属させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵力に応じて回
転駆動され、操舵助勢力を発揮する電動モータを備えた
電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動パワーステアリング装置
は、操舵力が入力される回転軸と、この回転軸に連繋さ
れるラック軸と、前記回転軸に入力される操舵力に応じ
て回転駆動される電動モータと、この電動モータの出力
を回転軸に伝達する減速装置とを有し、更に、前記回転
軸及びラック軸を内装するギヤハウジングと、前記減速
装置を内装すると共に、前記ギヤハウジング及び電動モ
ータのモータハウジングに連結され、その内部がギヤハ
ウジング内及びモータハウジング内に連通するケーシン
グと、を備えている。
【0003】前記従来のパワーステアリング装置は、前
記電動モータの駆動による発熱及び駆動停止による冷却
によってモータハウジング内の空気が膨張及び収縮する
ことにより、モータハウジング内の空気が減速装置のケ
ーシング内の空気と置換流動し、これによって、ケーシ
ング内の油や粉塵が電動モータ内に侵入して、この電動
モータの作動に不具合を生じる虞がある。
【0004】これを対策するために、実公平5−429
50号公報には、前記ギヤハウジング内とケーシング内
とをシール部材で区画すると共に、電動モータのモータ
ハウジング内とギヤハウジング内とを直接連通するよう
にして、電動モータのモータハウジング内の空気と減速
装置のケーシング内の空気との置換流動が生じないよう
にした電動パワーステアリング装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、前記電動モータのモータハウジング内
とギヤハウジング内やブーツ内とを直接連通するため
に、ケーシングやギヤハウジングに貫通孔を形成する必
要があり、この貫通孔は軸長が長く、加工が困難で製造
工数が嵩む虞がある。
【0006】また、前記ギヤハウジング内が密閉されて
いるために、このギヤハウジング内の圧力が変化する虞
がある。このため、前記ギヤハウジングの開口端を封止
する伸縮自在なブーツが備えられている場合には、ギヤ
ハウジング内の圧力の変化によって、とりわけ負圧とな
った場合に、ブーツが蛇行したり、外部の塵埃等がギヤ
ハウジング内に侵入する虞がある。
【0007】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、加工が容易であると共に、ケーシングやギヤ
ハウジング等の内部に圧力変化を生じることがない、電
動パワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、操舵力が入力される回転軸と、この回転軸に連
繋されるラック軸と、前記回転軸に入力される操舵力に
応じて回転駆動される電動モータと、この電動モータの
出力を回転軸に伝達する減速装置とを有する電動パワー
ステアリング装置において、前記回転軸及びラック軸を
内装するギヤハウジングと、前記減速装置を内装すると
共に、前記ギヤハウジング及び電動モータのモータハウ
ジングに連結されており、その内部がギヤハウジング内
及びモータハウジング内に連通するケーシングと、を備
え、更に、前記モータハウジング、ケーシング及びギヤ
ハウジングの少なくとも1つに、内外に貫通する大気開
放孔を設け、この大気開放孔に撥水フィルタを付属させ
てなる構成にしてある。
【0009】また、請求項2記載の発明は、操舵力が入
力される回転軸と、この回転軸に連繋されるラック軸
と、前記回転軸に入力される操舵力に応じて回転駆動さ
れる電動モータと、この電動モータの出力を回転軸に伝
達する減速装置とを有する電動パワーステアリング装置
において、前記回転軸及びラック軸を内装するギヤハウ
ジングと、前記減速装置を内装すると共に、前記ギヤハ
ウジング及び電動モータのモータハウジングに連結され
ており、その内部がギヤハウジング内に対して区画さ
れ、モータハウジング内に連通するケーシングと、を備
え、更に、前記モータハウジング及びケーシングの何れ
か一方または両方及びギヤハウジングに、内外に貫通す
る大気開放孔を設け、この大気開放孔に撥水フィルタを
付属させてなる構成にしてある。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明の構成のうち、前記ギヤハウジ
ングとケーシングとは一体に形成されてなる構成にして
ある。
【0011】ここで、前記大気開放孔に付属させる撥水
フィルタは、水、塵埃等をはじき、空気を通すフィルタ
で、四フッ化エチレン樹脂等の多孔質の樹脂材料から形
成される。
【0012】斯かる構成にあっては、前記電動モータの
駆動による発熱及び駆動停止による冷却によってモータ
ハウジング内の空気が膨張または収縮したり、エンジン
の輻射熱等によってケーシングやギヤハウジング内の空
気が膨張または収縮した場合に、これらモータハウジン
グ、ケーシング、ギヤハウジング等の内部の空気は、大
気開放孔に付属する撥水フィルタを介して外気と置換流
通することになる。
【0013】即ち、請求項1記載の発明においては、前
記ギヤハウジングの内部と、ケーシングの内部と、モー
タハウジングの内部とが相互に連通しているから、モー
タハウジング、ケーシング及びギヤハウジング少なくと
も1つに大気解放孔が形成されており、この大気解放孔
に付属する撥水フィルタを介して置換流通する。
【0014】また、請求項2記載の発明においては、前
記ギヤハウジングの内部とケーシングの内部とが区画さ
れているから、モータハウジング及びケーシングの何れ
か一方または両方、及びギヤハウジングに大気解放孔が
形成されており、それぞれの大気解放孔に付属する撥水
フィルタを介して置換流通する。
【0015】これによって、前記モータハウジング、ケ
ーシング、ギヤハウジング等の内部は大気圧に等しい圧
力に保たれることになる。このため、前記ギヤハウジン
グの開口端を封止する伸縮自在なブーツが備えられてい
る場合にあっても、ブーツが蛇行したりすることが防止
される。
【0016】また、前記モータハウジング、ケーシン
グ、ギヤハウジング等の内部の空気が収縮するとき、外
気がモータハウジング、ケーシング、ギヤハウジング等
の内部に導かれるのであるが、このとき、外気に帯同す
る水や塵埃等は撥水フィルタによって侵入が阻止され、
モータハウジングやケーシング、ギヤハウジング等の内
部には清浄な空気のみが導入される。
【0017】したがって、前記モータハウジング、ケー
シング、ギヤハウジング等に大気解放孔を形成して、こ
の大気開放孔に撥水フィルタを付属させたことにより、
加工が容易であると共に、モータハウジング、ケーシン
グ、ギヤハウジング等の内部に圧力変化を生じることが
ない、電動パワーステアリング装置が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0019】図1は本発明の実施の形態を示す電動パワ
ーステアリング装置の断面図、図2は図1の要部を拡大
して示す図面である。
【0020】図において、1は操舵力が入力される回転
軸で、この入力軸1の一端側(図1において上端側)に
は図外のステアリングホイールが連結されるようになっ
ており、他端側(図1において下端側)にはピニオンギ
ヤ2が形成してある。
【0021】3は前記回転軸1のピニオンギヤ2に噛合
するラック4が形成されたラック軸で、このラック軸3
の軸方向両端は図外のサイドロッドを介して操舵輪に連
結されるようになっている。
【0022】5は前記入力軸1及びラック軸3を内装す
るギヤハウジングで、このギヤハウジング5は、軸受け
7、8によって入力軸1を回転自在に軸受けしていると
共に、ラック軸3を摺動自在に支持している。
【0023】前記ギヤハウジング5には、ラック軸3と
直交する方向にピストン孔9が形成されており、このピ
ストン孔9内にはピストン10が収装してある。前記ピ
ストン10はばね11のばね力によってラック軸3をピ
ニオンギヤ2に押圧し、ピニオンギヤ2とラック4との
噛合に所定の予荷重を与えている。尚、12はばね受け
プラグである。
【0024】また、前記ラック軸3が挿通されるギヤハ
ウジング5の開口端部には、このギヤハウジング5の内
部を密封する蛇腹状のブーツ(図示せず)が設けられて
いる。したがって、前記ラック軸3の端部に連結される
図外のサイドロッドはブーツを貫通して延びていること
になる。
【0025】13は電動モータで、この電動モータ13
は、前記回転軸1に入力される操舵力の大きさに応じ
て、図外の制御装置を介して回転駆動される。
【0026】14は前記電動モータ13の出力を回転軸
1に伝達する減速装置である。前記減速装置14は、電
動モータ13の出力軸15に連結されて回転駆動される
サンギヤ16と、このサンギヤ16の外周側に設けられ
たリングギヤ17と、このリングギヤ17とサンギヤ1
6と間に噛合配設された遊星ギヤ18を備え、この遊星
ギヤ18はキャリヤ19に設けた支持軸20に回転自在
に軸受けされている。また、前記キャリア19は出力軸
21に連結されており、これによって、電動モータ13
の出力軸15の回転が減速装置14によって減速されて
出力軸21に出力されるようになっている。
【0027】前記減速装置14の出力軸21の先端には
傘歯車22が形成されており、この傘歯車22は回転軸
1に取付けられた傘歯車23に噛合している。これによ
って前記電動モータ13の出力が回転軸1に伝達可能で
ある。
【0028】24は前記減速装置14を内装するケーシ
ングである。前記ケーシング24はギヤハウジング5に
連結されると共に、電動モータ13を内装するモータハ
ウジング25に連結されており、その内部がギヤハウジ
ング5の内部及びモータハウジング25の内部に連通し
ている。前記ケーシング24はこの実施の形態において
ギヤハウジング5と一体に形成してある。また、前記ケ
ーシング24とモータハウジング25との連結部分はシ
ール部材26によって封止が施され、ケーシング24の
内部の密封が図られている。
【0029】前記ケーシング24の内部とギヤハウジン
グ5の内部とは、出力軸21を支持する軸受け27の軸
受け隙間や、こ軸受けを支持する支持部材27aとケー
シング24との間の隙間等を介して連通している。した
がって、前記各隙間を封止することによって、ケーシン
グ24の内部とギヤハウジング5の内部とを区画するこ
とが可能である。
【0030】また、前記ケーシング24の内部とモータ
ハウジング25の内部とは、電動モータ13の出力軸1
5の外周側に形成される隙間を介して連通している。
【0031】28は前記ケーシング24に形成された、
内外に貫通する大気解放孔である。前記大気解放孔28
は、ケーシング24の外周側に開口する大径孔29と、
この大径孔29の底部に開口する小径孔30とからな
り、大径部29の開口端側には雌ねじ31が形成してあ
る(図2参照)。
【0032】前記大気貫通孔28は、この実施の形態に
おいてケーシング24に形成してあるけれども、ギヤハ
ウジング5の内部とケーシング24の内部とモータハウ
ジング25の内部とが相互に連通しているから、ギヤハ
ウジング5やモータハウジング25の何れかに形成して
もよく、或いはケーシング24、モータハウジング25
及びギヤハウジング5の全部に形成するか、選択された
2つに形成してもよいものである。
【0033】また、前記貫通孔28は、ギヤハウジング
5の内部とケーシング24の内部とが連通することな
く、区画されている場合には、ケーシング24及びモー
タハウジング25の何れか一方または両方と、及びギヤ
ハウジング5とのそれぞれに形成される。
【0034】32は撥水フィルタで、この撥水フィルタ
32は円板状のフィルタ部材33と、このフィルタ部材
33の外周側を保持するリング状の保持部材34とから
構成されており、大気解放孔28の大径孔29の底部に
配置されている。前記撥水フィルタ32のフィルタ部材
33は、四フッ化エチレン樹脂等の多孔質の樹脂材料か
ら形成されており、水、塵埃等をはじき、空気を通す機
能を有している。
【0035】35は前記大気解放孔28の大径孔29に
ねじ込み固定されたボルトで、このボルト35はその軸
部36の先端で撥水フィルタ32を大径孔29の底部に
固定保持している。
【0036】前記ボルト35の軸部36には、大径孔2
9の内部と外部とを連通する連通孔37が形成してあ
り、これによって、ケーシング5の内部が大気解放孔2
8の小径孔30、撥水フィルタ32、大気解放孔28の
大径孔29部及びボルト35の連通孔37を通じて外部
と連通していることになる。したがって、この実施の形
態において、前記ボルト35の連通孔37は大気解放孔
28の一部を構成していることになる。
【0037】また、前記ボルト35の頭部38の外周に
は、軸部36側に向かって軸方向に延びるフランジ39
が形成してある。前記フランジ39は、軸部36に形成
した連通孔37の外部への開口端を離れて覆っており、
これによって、塵埃等が連通孔37に侵入するのを防止
している。
【0038】40は前記ギヤハウジング5の開口を閉塞
する蓋部材で、この蓋部材40は回転軸1が貫通して配
置されている。41は前記蓋部材40と回転軸1との間
に配置された軸受け、42は同じく蓋部材40と回転軸
1との間に配置されたシール部材である。
【0039】斯かる構成において、前記回転軸1に図外
のホイールシリンダから操舵力が入力されてこの入力軸
1が回転することによって、この回転軸1のピニオンギ
ヤ2に噛合するラック4を形成したラック軸3が操舵方
向に移動して、図外のサイドロッドを介して操舵輪が操
向操作される。
【0040】このとき、前記回転軸1に入力される操舵
力に応じて、図外の制御装置を介して電動モータ13が
回転駆動される。前記電動モータ13の回転駆動力は、
減速装置14を介してこの減速装置14の出力軸21の
傘歯車22から回転軸1に取付けられた傘歯車23に伝
達され、これによって、操向操作の操舵力が助勢され
る。
【0041】ここで、前記電動モータ13が駆動及び停
止することによって、モータハウジング25内の空気は
膨張及び収縮する。即ち、前記モータハウジング25内
の空気は、電動モータ13の駆動による発熱によって膨
張し、電動モータ13の駆動停止による冷却によって収
縮する。また、前記ギヤハウジング5やケーシング24
内の空気はエンジンの輻射熱等によって膨張または収縮
することになる。
【0042】この場合に、前記ギヤハウジング5やケー
シング24、モータハウジング25等の内部の空気は大
気解放孔28に付属する撥水フィルタ32を介して外部
の空気と置換流通することになる。これによって、前記
ギヤハウジング5やケーシング24、モータハウジング
25等の内部は大気圧に保たれることになる。このた
め、前記ギヤハウジング5の開口端を封止する伸縮自在
なブーツが蛇行したりすることが防止される。
【0043】また、前記ギヤハウジング5やケーシング
24、モータハウジング25等の内部の空気が収縮する
とき、外気がギヤハウジング5やケーシング24、モー
タハウジング25等の内部に導かれるのであるが、この
とき、外気に帯同する水や塵埃等は撥水フィルタ32に
よって侵入が阻止され、ギヤハウジング5やケーシング
24、モータハウジング25等の内部には清浄な空気の
みが導入されることになる。
【0044】したがって、前記ケーシング24に大気解
放孔28を形成して、この大気開放孔28に撥水フィル
タ32を付属させたことにより、加工が容易であると共
に、ギヤハウジング5、ケーシング24、モータハウジ
ング25等の内部に圧力変化を生じることがない、電動
パワーステアリング装置が得られる。
【0045】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記撥水フィルタ32は、この実施の形態にお
いて大気解放孔28の一部を構成するボルト35の連通
孔37に付属させる構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、モータハウジング、ケーシング、ギヤハウジン
グ等に大気解放孔を形成して、この大気開放孔に撥水フ
ィルタを付属させたことにより、加工が容易であると共
に、モータハウジング、ケーシング、ギヤハウジング等
の内部に圧力変化を生じることがない、電動パワーステ
アリング装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す電動パワーステアリ
ング装置の断面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す図面である。
【符号の説明】
1 回転軸 3 ラック軸 5 ギヤハウジング 13 電動モータ 14 減速装置 24 ケーシング 25 モータハウジング 28 大気解放孔 32 撥水フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩山 修一郎 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵力が入力される回転軸と、この回転
    軸に連繋されるラック軸と、前記回転軸に入力される操
    舵力に応じて回転駆動される電動モータと、この電動モ
    ータの出力を回転軸に伝達する減速装置とを有する電動
    パワーステアリング装置において、前記回転軸及びラッ
    ク軸を内装するギヤハウジングと、前記減速装置を内装
    すると共に、前記ギヤハウジング及び電動モータのモー
    タハウジングに連結されており、その内部がギヤハウジ
    ング内及びモータハウジング内に連通するケーシング
    と、を備え、更に、前記モータハウジング、ケーシング
    及びギヤハウジングの少なくとも1つに、内外に貫通す
    る大気開放孔を設け、この大気開放孔に撥水フィルタを
    付属させてなることを特徴とする、電動パワーステアリ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 操舵力が入力される回転軸と、この回転
    軸に連繋されるラック軸と、前記回転軸に入力される操
    舵力に応じて回転駆動される電動モータと、この電動モ
    ータの出力を回転軸に伝達する減速装置とを有する電動
    パワーステアリング装置において、前記回転軸及びラッ
    ク軸を内装するギヤハウジングと、前記減速装置を内装
    すると共に、前記ギヤハウジング及び電動モータのモー
    タハウジングに連結されており、その内部がギヤハウジ
    ング内に対して区画され、モータハウジング内に連通す
    るケーシングと、を備え、更に、前記モータハウジング
    及びケーシングの何れか一方または両方及びギヤハウジ
    ングに、内外に貫通する大気開放孔を設け、この大気開
    放孔に撥水フィルタを付属させてなることを特徴とす
    る、電動パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記ギヤハウジングとケーシングは一体
    に形成されてなることを特徴とする、請求項1または請
    求項2記載の電動パワーステアリング装置。
JP18462197A 1997-06-26 1997-06-26 電動パワーステアリング装置 Pending JPH1111336A (ja)

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