JP2016178787A - 回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転装置のシール部材の寿命をより向上させる。
【解決手段】潤滑剤が封入されるケーシング50と、該ケーシングに回転自在に支持される回転軸22と、を備えた回転装置12において、回転軸と一体的に回転する潤滑剤の振り切り板82と、ケーシング本体55Aに一体化され、振り切り板と軸方向に対向する固定壁部材62と、該固定部壁部材の反振り切り板側の空間を第1空間P1、該固定壁部材と振り切り板との間の空間を第2空間P2としたときに、第1空間と回転装置の外部空間PE1とを連通する空気抜き機構84と、第1空間と第2空間とを連通する連通路86と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転装置に関する。
特許文献1に、潤滑剤が封入されるケーシングと、該ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、を備えた回転装置が開示されている。
近年、潤滑剤の漏れを厳しく防止するために、ケーシングの密封度をより高めた回転装置のニーズが高まっている。特許文献1に開示されている回転装置においては、回転軸の外周とケーシングの内周との間に、オイルシールを軸方向に2個並列に並べて配置し、ケーシングと回転軸との間の密封度を高めている。
特許第2866247号公報(図2)
ケーシングの密封度を高めた回転装置にあっては、当該回転装置を組み立てたときの周囲温度、回転装置を組み立てた場所の地理的な高度(標高)、あるいは回転装置を組み立てたときの大気圧等によって回転装置の初期の内部気圧がほぼ固定される。
しかし、回転装置は、実際に使用される場所の外部気圧(大気圧)と、運転時の温度上昇に因って大きく上昇した内部圧力との差圧に耐えられる密封性能が必要である。このため、ケーシングを密封するオイルシール等のシール部材の負担が大きく、該シール部材の寿命低下の要因となっていた。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、シール部材の寿命をより向上させることのできる回転装置を提供することをその課題としている。
本発明は、潤滑剤が封入されるケーシングと、該ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、を備えた回転装置において、前記回転軸と一体的に回転する潤滑剤の振り切り板と、前記ケーシングに一体化され、前記振り切り板と軸方向に対向する固定壁部材と、該固定壁部材の反振り切り板側の空間を第1空間、該固定壁部材と前記振り切り板との間の空間を第2空間としたときに、前記第1空間と前記回転装置の外部空間とを連通する空気抜き機構と、前記第1空間と前記第2空間とを連通する連通路と、を備えた構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明に係る回転装置では、ケーシング内のエアは、連通路および空気抜き機構を介して回転装置の外部に抜け出ることができる。一方、潤滑剤は、振り切り板によって連通路に押し寄るのが抑制され、さらに固定壁部材によって回転装置外へ流出するのが抑制される。
したがって、オイルシール等のシール部材の負担を軽減でき、シール部材の寿命を向上させることができる。
本発明によれば、回転装置のシール部材の寿命をより向上させることができる。
本発明の実施形態の一例に係るハイポイドギヤモータ(回転装置)の構成例を示す正断面図 同、側断面図 上記実施形態における継カバー体の正面図 図1の要部断面図 図4の要部をさらに拡大して示す要部拡大断面図 本発明の他の実施形態の一例における継カバー体の正面図 当該他の実施形態の要部を示す図4相当の要部断面図 図7の要部をさらに拡大して示す図5相当の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係るハイポイドギヤモータ(回転装置)の構成例を示す正断面図、図2は、同、側断面図、図3は、上記実施形態における継カバー体の正面図である。
ハイポイドギヤモータ12は、モータ14と減速機16とを備える。本実施形態に係るハイポイドギヤモータ12は、モータ14が鉛直方向上側に向けられた状態で据え付けられる。なお、図1の減速機16は、図2の1A−1A断面部分が描写されている。
モータ14は、ステータ18と、ロータ20と、該ロータ20と一体化されたモータ軸22(回転軸)と、を備える。モータ軸22は、減速機16の入力軸を兼ねている。
減速機16は、ハイポイドギヤセット24と平行軸ギヤセット26を有する。ハイポイドギヤセット24は、モータ軸22と一体化された入力軸に直切り形成されたハイポイドピニオン28と、該ハイポイドピニオン28と噛合するハイポイドギヤ30とを備える。平行軸ギヤセット26は、ハイポイドギヤ30が固定されている中間軸32に固定された中間ギヤ34と、該中間ギヤ34と噛合する出力ギヤ36とを備える。出力ギヤ36は、減速機16の出力軸38と一体的に形成されている(別体の場合もある)。
ハイポイドギヤモータ12のケーシング50は、モータケーシング体51、モータカバー体52、減速機ケーシング体53、減速機蓋体54、および、継カバー体55を備えている。
モータケーシング体51は、全体が円筒形状とされ、モータ14のステータ18と一体化されるとともにモータ14のロータ20を収容している。モータカバー体52は、モータケーシング体51の軸方向反負荷側を覆うと共に、反負荷側軸受64を介してモータ軸22の反負荷側を支持している。
減速機ケーシング体53は、減速機16のハイポイドギヤセット24および平行軸ギヤセット26を収容している。減速機ケーシング体53は、全体が円筒形状に形成されると共に、軸方向反モータ側が閉塞され、かつ側部の一部が大きく開口されている。減速機蓋体54は、減速機ケーシング体53の側部の開口された部分を覆っている。
モータケーシング体51と減速機ケーシング体53は、継カバー体55を介して連結されている。つまり、継カバー体55は、モータ14の軸方向負荷側を覆うカバー体の機能と、減速機16の軸方向反負荷側を覆うカバー体の機能を兼用している。
モータケーシング体51、モータカバー体52および継カバー体55は、通しボルト66によって共締め連結されている。減速機ケーシング体53および減速機蓋体54は、連結ボルト68を介して連結されている。継カバー体55および減速機ケーシング体53は、連結ボルト74によって連結されている。
減速機ケーシング体53、減速機蓋体54、および継カバー体55によって形成される減速機空間PG1には潤滑剤(この実施形態ではグリース:オイルでもよい)が封入される。つまり、減速機空間PG1は、密封状態とされるべき封止空間である。
減速機空間PG1の密封状態を確保するために、減速機ケーシング体53と減速機蓋体54との間にはOリング76が配置されている。減速機ケーシング体53と継カバー体55との間にはOリング78が配置されている。そして、継カバー体55とモータ軸22との間には、オイルシール81が配置されている。また、出力軸38と減速機ケーシング体53との間にはオイルシール73が配置されている。出力軸38と減速機蓋体54との間にはオイルシール75が配置されている。
オイルシール81は、軸と平行な断面がコ字形とされている。オイルシール81は、「減速機空間PG1内の潤滑剤をモータ14側に漏らさない」というシールの特性上、断面コ字形の開放側が減速機16の内部側に向いている。この実施形態では、減速機空間PG1の高い密封度を確保するために、モータ軸22のオイルシール載置部92に、オイルシール81を2個、軸方向に並べて配置している。
以下、図4、図5を合わせて参照して、モータ軸22のオイルシール81の近傍の封止構造の構成について、詳細に説明する。図4は、図1の要部断面図、図5は、図4の要部をさらに拡大して示す要部拡大断面図である。
本実施形態に係るハイポイドギヤモータ12(回転装置)は、モータ軸22(回転軸)と一体的に回転する潤滑剤の振り切り板82を備える。
振り切り板82は、この実施形態では、モータ軸22と同心の円板状の部材で構成されている。モータ軸22上の振り切り板82の組み込み部22Fの外径は、オイルシール載置部92の外径よりも小さい。振り切り板82は、モータ軸22のオイルシール載置部92の外径と組み込み部22Fの外径との差によって形成される軸と直角の段差面93と、モータ軸22上に形成された止め輪溝94に嵌め込まれた止め輪91とによって挟持される。
振り切り板82は、モータ軸22に、締まり嵌めで組み込まれており、振り切り板82は、モータ軸22と一体的に回転可能である。なお、振り切り板82の抜け防止のために、止め輪91が装着されている。
また、本実施形態に係るハイポイドギヤモータ12は、ケーシング50の継カバー体55に一体化され、振り切り板82と軸方向に対向する固定壁部材62を備える。
先ず、継カバー体55の構成から説明する。
図3は、継カバー体55を示している。なお、図3には後述する溝99の対応位置も想像線で示している。継カバー体55は、ほぼ円筒状の継カバー本体55Aと、該継カバー本体55Aから径方向外側に正方形の形状に突出形成された4個の継カバー耳部70と、継カバー本体55Aから径方向内側に向けて形成された8本のリブ96と、リブ96の内側端部(つまり、継カバー本体55Aの径方向内側)に形成された負荷側軸受配置部58およびオイルシール配置部60とを有している。
なお、ここで、「継カバー本体55A(ケーシング本体)」とは、継カバー体55(ケーシング)において、ハイポイドギヤモータ12の内部と外部とを仕切っている外周の円筒部分を指している。
継カバー体55の負荷側軸受配置部58は、モータ軸22の負荷側軸受載置部88と対向している。負荷側軸受配置部58は、継カバー体55の継カバー本体55Aの径方向内側において負荷側軸受90を収容している。
継カバー体55のオイルシール配置部60は、オイルシール81の外周と当接する径方向収容部60Aと、オイルシール81の軸方向負荷側端部と当接する軸方向収容部60Bとを、一体的に備えている。
オイルシール配置部60の径方向収容部60Aは、モータ軸22と同心のリング状(円筒状)に形成され、固定壁部材62と当接している。つまり、オイルシール配置部60は、固定壁部材62と当接するリング状の部位を有している。径方向収容部60Aは、モータ軸22のオイルシール載置部92と対向している。
オイルシール配置部60の軸方向収容部60Bは、径方向収容部60Aの軸方向負荷側端部から径方向内側に向けて軸と直角に延在されている。軸方向収容部60Bは、モータ軸22の外周と僅かな隙間を有して対向し、オイルシール81の軸方向負荷側端部をほぼ遮蔽している。軸方向収容部60Bも、固定壁部材62と当接している。
なお、本実施形態における継カバー体55は、継カバー本体55Aとオイルシール配置部60との間に、周方向に複数のリブ96が設けられている。該リブ96は、固定壁部材62と当接し、かつ該リブ96とリブ96との間の空間(後述する第1空間P1)同士を連通するリブ貫通孔98を有している。
前記固定壁部材62は、このような構成を有する継カバー体55の継カバー本体55Aの軸方向端部55Bに、係止ボルト95を介して固定されている。係止ボルト95は、継カバー本体55Aのタップ孔87に螺合している。つまり、固定壁部材62は、ケーシング50の継カバー体55と一体化されている。
固定壁部材62は、モータ軸22と同心の貫通孔62Aを有する円板状の部材で構成されている。固定壁部材62は、振り切り板82の軸方向反負荷側に配置され、振り切り板82と軸方向にδ(62−82)の隙間を有して対向している。
今、固定壁部材62の反振り切り板側の空間を第1空間P1、該固定壁部材62と振り切り板82との間の空間を第2空間P2と称する。
ハイポイドギヤモータ12は、第1空間P1とハイポイドギヤモータ12の外部空間PE1とを連通するエアブリーザ84(空気抜き機構)を備えている。
エアブリーザ84は、螺合によって継カバー本体55Aに取り付けられている。エアブリーザ84は、これ自体、公知のものであり、図示せぬフィルタを介して第1空間P1と外部空間PE1とを連通している。エアブリーザ84は、エアのフィルタ通過を許容することで、ゴミ等を捉えながら第1空間P1の圧力を外部空間PE1の圧力値と一致させる機能を有している。第1空間P1は第2空間P2を介して減速機空間PG1と連通しているので、当該エアブリーザ84の機能により、結果として、減速機空間PG1の気圧が外部空間PE1の気圧に維持されることになる。なお、符号85は、第1空間P1をエアブリーザ84を介して外部空間PE1に連通させるためのエア通過孔である。
また、ハイポイドギヤモータ12は、第1空間P1と第2空間P2とを連通する連通路86を備えている。
具体的には、固定壁部材62の貫通孔62Aとモータ軸22の外周との間には、壁部材隙間97が形成されている。壁部材隙間97は第1空間P1と第2空間P2とを連通する連通路86の一部を構成している。
また、固定壁部材62の反振り切り板側の軸方向端面には、該固定壁部材62の径方向内側の端部から径方向外側に向けて延在する溝99が形成されている。別言するならば、オイルシール配置部60と固定壁部材62の少なくとも一方(この例では固定壁部材62側)には、溝99によって構成される隙間が設けられている。溝99は、固定壁部材62の内側端部から径方向外側に向けて1本形成されている(複数本形成してもよい)。溝99は、オイルシール配置部60よりも径方向外側の位置まで延在している。溝99も、第1空間P1と第2空間P2とを連通する連通路86の一部を構成している。
以上、要するならば、このハイポイドギヤモータ12では、固定壁部材62の反振り切り板側において、継カバー体55とモータ軸22との間にオイルシール81が配置されている。継カバー体55は、継カバー本体55Aの径方向内側に形成されたオイルシール配置部60を有し、該オイルシール配置部60と継カバー本体55Aとの間に第1空間P1が形成されている。また、オイルシール配置部60と固定壁部材62との間に隙間(溝99)が設けられ、該隙間が、第1空間P1と第2空間P2とを連通する連通路86の一部を構成している。減速機空間PG1と第1空間P1は、固定壁部材62によって隔離されており、連通路86を介してのみ、連通している。
なお、連通路86の第2空間P2側の開口(この実施形態では、貫通孔62Aの内周とモータ軸22の外周との間のリング状の開口)の最外部62A1の、モータ軸22の軸心C22からの径方向寸法は、r62A1である。振り切り板82の最外部82Aの、モータ軸22の軸心C22からの径方向寸法は、r82Aであり、r62A1<r82Aである。つまり、連通路86の第2空間P2側の開口の最外部である貫通孔62Aの最外部62A1は、振り切り板82の最外部82Aよりも径方向内側に位置している。
次に、ハイポイドギヤモータ12の作用を説明する。
ハイポイドギヤモータ12は、モータ14のモータ軸22が回転すると、該モータ軸22の先端に形成されたハイポイドピニオン28が回転し、ハイポイドピニオン28と噛合しているハイポイドギヤ30が回転する。これにより第1段の減速がなされると共に、回転方向が直角の方向に変換される。
ハイポイドギヤ30の回転によって中間軸32が回転し、中間軸32に固定された中間ギヤ34および出力ギヤ36の噛合によって第2段の減速がなされる。出力ギヤ36の回転によって出力軸38が回転する。これにより、出力軸38と連結されている図示せぬ被駆動機器(相手機械)を駆動することができる。
ハイポイドギヤモータ12のケーシング50は、Oリング76、78、およびオイルシール73、75、81によって密封状態とされている。このため、ハイポイドギヤモータ12は、運転に伴う発熱により、減速機空間PG1内の気圧が上昇する。
減速機空間PG1内の気圧の上昇は、ケーシング50の密封度が高ければ高いほど大きくなる。減速機空間PG1内の気圧が高い状態では、潤滑剤自体に大きな圧力が加えられており、潤滑剤は、減速機16の中で大きな圧力を伴って流れる傾向となる。
一方、オイルシール81は、シールの特性上、断面コ字形の開放側が減速機16の内部側に向いている。このため、このような内部気圧が高い状態で潤滑剤がオイルシール81に強い圧力で押し寄せると、オイルシール81のコ字形の内部に潤滑剤が押し込められ、オイルシール81に印加される潤滑剤の圧力が一層増大する傾向となる。このオイルシール81に掛かる潤滑剤の強い圧力は、オイルシール81のモータ軸22に対する接触面圧を増大させ、摺動抵抗の増大等によりオイルシール81の寿命を低下させる要因となる。
しかし、本実施形態に係るハイポイドギヤモータ12は、オイルシール81の軸方向内側(減速機16の内部側:回転軸の封止空間側)に、振り切り板82が設けられている。振り切り板82は、モータ軸22と一体的に回転するため、潤滑剤がオイルシール81側に押し寄せてきても、該振り切り板82の回転(遠心力)によって潤滑剤を径方向外側に飛ばすことができる(図5、矢印G1)。したがって、押し寄せてきた潤滑剤がオイルシール81の断面コ字形の内部に強い圧力で押し込まれるのが防止される。
また、固定壁部材62が該振り切り板82と軸方向に、隙間δ(62−82)を有して対向しており、固定壁部材62と振り切り板82との間には第2空間P2が確保されている。そのため、減速機空間PG1内のエアは、振り切り板82の最外部82Aを乗り越えて第2空間P2側に入り込むことができる(矢印A1)。
この第2空間P2は、壁部材隙間97および溝99によって構成される連通路86を介して第1空間P1(固定壁部材62の反振り切り板側の空間)と連通している。したがって、第2空間P2内に入り込んできたエアは、第2空間P2から連通路86(壁部材隙間97および溝99)を介して第1空間P1へとさらに移動することができ(矢印A2)、第1空間P1(エアブリーザ84の存在する空間)にまで到達することができる(矢印A3)。
エアブリーザ84は、第1空間P1の圧力が上昇すると、該第1空間P1のエアを外部空間PE1に放出する。したがって、減速機空間PG1の内部は、当該エアブリーザ84の機能により、常に外部空間PE1の気圧と同等の圧力に維持される。
つまり、本実施形態においては、減速機空間PG1の密封度を十分に高く維持しつつ、潤滑剤がオイルシール81に強く押し寄せるのを防止することができ、かつ、減速機空間PG1内の圧力の上昇を、エアブリーザ84を介してエアを外部に逃がすことで回避することができる。
その結果、減速機空間PG1内の圧力変動が小さくなり、オイルシール81の寿命をより延ばすことができる。また、より耐圧機能が小さいオイルシールを使用することができるようになるため、コストを低減でき、オイルシール81とモータ軸22との摺動抵抗を小さくできるので、運転効率も向上する。
そして、万一、オイルシール81が損傷したとしても、該オイルシール81の両側の圧力差が小さいことから、潤滑剤(グリース)は、オイルシール81を通過する力が得られないため、漏出量を減少できる。
そして、仮に潤滑剤の一部が振り切り板82の最外部82Aを乗り越えてきたとしても、潤滑剤は、第2空間P2における振り切り板82の外周近傍の周方向のいずれかの部位に付着して留まることができる。そのため、連通路86が潤滑剤によって塞がれてしまうのを長期に亘って防止できる。潤滑剤が本実施形態のように粘性のあるグリースで構成されている場合、エアの排出に当たっては、一般に、「運転の経過と共にグリースがエアの通路を塞ぎ易い」、「通路を大きくすると、エアと一緒にグリースも出てしまい易い」という不具合が生じ易い。しかし、本実施形態では、長期に亘ってエアのみを良好に排出可能である。
なお、振り切り板82は、モータ軸22に止め輪91によって組み込まれているので、分解可能である。したがって、第2空間P2に溜まった潤滑剤は、メンテナンス時に容易に除去することができる。
また、固定壁部材62も係止ボルト95によって継カバー体55に固定されているので分解可能である。したがって、必要に応じて、溝99内に付着した潤滑剤も除去することも可能である。
上記基本的な作用効果に加えて、本実施形態においては、さらに、連通路86の第2空間P2側の開口の最外部62A1が振り切り板82の最外部82Aよりも径方向内側に位置している。そのため、潤滑剤は、より確実に振り切り板82によって振り切られ、第2空間P2を介して連通路86内に入り込むのがより確実に防止される。
また、この実施形態においては、固定壁部材62の反振り切り板側において、ケーシング50とモータ軸22との間にオイルシール81が配置されている。ケーシング50は、ケーシング本体(具体的には継カバー本体55A)の径方向内側に形成されたオイルシール配置部60を有し、また、該オイルシール配置部60と継カバー本体55Aとの間に第1空間P1が形成されている。そして、オイルシール配置部60と固定壁部材62との間に隙間(具体的には溝99)が設けられ、該溝99が連通路86の一部を構成している。
この一連の構成により、振り切り板82を乗り越えてきたエアは、オイルシール配置部60と固定壁部材62との間の隙間(溝99)を経てオイルシール配置部60と継カバー本体55Aとの間に位置する第1空間P1に流れ込むことができる。このため、エアは、オイルシール81と干渉することなく、エアブリーザ84の配置されている第1空間P1に円滑に到達できる。
さらに、本実施形態においては、オイルシール配置部60は、固定壁部材62と当接するリング状の部位(径方向収容部60A)を有している。また、オイルシール配置部60および固定壁部材62の少なくとも一方(この例では固定壁部材62側)に、第1空間P1と第2空間P2とを連通する隙間(溝99)が形成され、該溝99が連通路86の一部を構成している。
これにより、仮に潤滑剤が振り切り板82を乗り越えて第2空間P2内に浸入してきたとしても、潤滑剤は、固定壁部材62と当接しているオイルシール配置部60のリング状の部位によって第1空間P1側へ流れるのが大きく阻害される。一方、エアは、第1空間P1と第2空間P2とを連通する隙間を介してオイルシール配置部60の当該リング状の部位をバイパスして第1空間P1側に良好に移動することができる。
なお、オイルシール配置部60と固定壁部材62との間の隙間を構成する溝99を、本実施形態では固定壁部材62側に形成するようにしていたが、該固定壁部材62側の溝99に代えて(あるいは加えて)、オイルシール配置部60の側に溝99を形成するようにしてもよい。あるいは、そもそも「溝」ではなく第1空間P1と第2空間P2とを連通する「孔」をオイルシール配置部60および固定壁部材62の少なくとも一方に形成するようにしてもよい。
本実施形態においては、さらに、継カバー本体55Aとオイルシール配置部60との間に、周方向に複数のリブ96が設けられ、該リブ96は、固定壁部材62と当接し、かつ該リブ96とリブ96との間の空間(第1空間P1)同士を連通するリブ貫通孔98が形成されている。
これにより、リブ96による構造的補強効果を確保すると共に、溝99を通り抜けてきたエアを第1空間P1内に円滑に行き渡らせることができ、第1空間P1の圧力に対するエアブリーザ84の作動をより適正に行わせることができるようになる。
図6〜図8に、本発明の他の実施形態の一例を示す。
図6は、当該他の実施形態の一例における継カバー体の正面図、図7は、当該他の実施形態の要部を示す図4相当の要部断面図、図8は、図7の要部を拡大して示す図5相当の要部拡大断面図である。
この実施形態に係るハイポイドギヤモータ112も、モータ軸22と一体的に回転する潤滑剤の振り切り板82と、ケーシング150の継カバー体155に一体化され、振り切り板82と軸方向に対向する固定壁部材162と、を備えている。
そして、固定壁部材162の反振り切り板側の空間を第1空間P101、該固定壁部材162と振り切り板82との間の空間を第2空間P102としたときに、第1空間P101と外部空間PE101とを連通するエアブリーザ84(空気抜き機構)と、第1空間P101と第2空間P102とを連通する連通路186と、を備えている。
ただし、この実施形態では、オイルシール配置部160を固定壁部材162に当接させていない。つまり、オイルシール配置部160と固定壁部材162との間に、周方向に一周する隙間199がδ(160−162)の軸方向幅で形成されている。この隙間199が、第1空間P101と第2空間P102とを連通する連通路186の一部を構成している。なお、先の実施形態と同様に、固定壁部材162とモータ軸22との間の隙間197も、連通路186の一部を構成している。
また、この実施形態では、リブ196についても、(先の実施形態のようなリブ貫通孔98ではなく)該隙間199のδ(160−162)の軸方向幅と同一の軸方向幅を有して周方向に一周するリブ隙間198を形成するようにしている。
なお、この実施形態では、オイルシール81は、(2個ではなく)1個のみ設けるようにし、低コスト化を図っている。また、継カバー体155のオイルシール配置部160は、径方向収容部160Aのみを有し、(先の実施形態で有していた)軸方向収容部は有してない(有するように構成してもよい)。
この実施形態においても、先の実施形態と同様の作用効果が得られる。具体的には、振り切り板82は、モータ軸22と一体的に回転するため、減速機空間PG1内の潤滑剤がオイルシール81側に押し寄せてきても、該振り切り板82によって潤滑剤を径方向外側に飛ばすことができる(図8、矢印G1)。したがって、押し寄せてきた潤滑剤がオイルシール81の断面コ字形の内部に強い圧力で押し込まれるのが防止される。
また、固定壁部材162が該振り切り板82と軸方向に対向しており、振り切り板82と固定壁部材162との間には第2空間P102が確保されている。そのため、減速機空間PG1内のエアは、振り切り板82の最外部82Aを乗り越えて第2空間P102側に入り込むことができる(矢印A101)。
さらに、固定壁部材162とモータ軸22との間には、隙間197が形成されており、オイルシール配置部160と固定壁部材162との間には、周方向に一周する隙間199が形成されている。この隙間197、199は、第1空間P101と第2空間P102とを連通する連通路186を構成している。したがって、ハイポイドギヤモータ112のエアは、連通路186を介して第2空間P102から第1空間P101へとさらに移動することができ(矢印A102)、エアブリーザ84にまで到達することができる(矢印A102、A103)。
つまり、本実施形態によっても、減速機16の密封度を十分に高く維持しつつ、潤滑剤がオイルシール81に強く押し寄せるのを防止することができ、かつ、減速機空間PG1内の圧力の上昇を緩和することができる。
その他の構成は、先の実施形態と同様であるため、図中で同一または機能的に類似する部位に先の実施形態と同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
なお、上記実施形態においては、振り切り板を円板状の部材で構成し、かつ、連通路の第2空間側の開口の最外部を、振り切り板の最外部よりも径方向内側に位置させることで、振り切り板の潤滑剤の振り切り効果をより高めるように構成していた。しかし、本発明においては、振り切り板の大きさや形状、さらには連通路の形状等も、特に上記例に限定されない。
また、上記実施形態においては、(別体で構成された)固定壁部材を、係止ボルトを介してケーシング本体と一体化させるようにしていたが、固定壁部材は、始めからケーシング本体と一体化されていてもよい。
また、上記実施形態においては、空気抜き機構としてエアブリーザを配置するようにしていたが、空気抜き機構は、要するに外部空間と連通している空気抜きの機能を有していれば足り、必ずしもエアブリーザで構成する必要はない。例えば、空気抜き機構は、第1空間から外部空間の上方に曲げて延在された曲がり管によって構成されたものであってもよいし、単なる孔でもよい。
また、上記実施形態においては、減速機の入力軸部に本発明を適用していたが、入力軸以外の軸部、例えば出力軸部に適用してもよい。
また、上記実施形態においては、回転装置として減速機が例示されていたが、本発明に係る回転装置は、これに限定されるものではない。要するに、潤滑剤が封入されるケーシングと、該ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、を備えた回転装置であれば、本発明を適用できる。
12…ハイポイドギヤモータ(回転装置)
14…モータ
16…減速機
22…モータ軸(回転軸)
50…ケーシング
55…継カバー体
55A…継カバー本体(ケーシング本体)
60…オイルシール配置部
62…固定壁部材
81…オイルシール
82…振り切り板
84…エアブリーザ(空気抜き機構)
86…連通路
96…リブ
97…壁部材隙間
98…リブ貫通孔
99…溝(隙間)
P1…第1空間
P2…第2空間
PE1…外部空間
PG1…減速機空間

Claims (5)

  1. 潤滑剤が封入されるケーシングと、該ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、を備えた回転装置において、
    前記回転軸と一体的に回転する潤滑剤の振り切り板と、
    前記ケーシングに一体化され、前記振り切り板と軸方向に対向する固定壁部材と、
    該固定壁部材の反振り切り板側の空間を第1空間、該固定壁部材と前記振り切り板との間の空間を第2空間としたときに、
    前記第1空間と前記回転装置の外部空間とを連通する空気抜き機構と、
    前記第1空間と前記第2空間とを連通する連通路と、を備えた
    ことを特徴とする回転装置。
  2. 請求項1において、
    前記連通路の前記第2空間側の開口の最外部が、前記振り切り板の最外部よりも径方向内側に位置している
    ことを特徴とする回転装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記固定壁部材の反振り切り板側において、前記ケーシングと前記回転軸との間にオイルシールが配置され、
    前記ケーシングは、ケーシング本体と、該ケーシング本体の径方向内側に形成されたオイルシール配置部とを有し、
    該オイルシール配置部と前記ケーシング本体との間に前記第1空間が形成され、
    前記オイルシール配置部と前記固定壁部材との間に隙間が設けられ、
    該隙間が前記連通路の少なくとも一部を構成する
    ことを特徴とする回転装置。
  4. 請求項3において、
    前記オイルシール配置部は、前記固定壁部材と当接するリング状の部位を有し、
    該オイルシール配置部および前記固定壁部材の少なくとも一方に、前記第1空間と前記第2空間とを連通すると共に前記隙間を構成する溝または孔が形成されている
    ことを特徴とする回転装置。
  5. 請求項3または4において、
    前記ケーシング本体と前記オイルシール配置部との間に、周方向に複数のリブが設けられ、
    該リブは、前記固定壁部材と当接し、かつ該リブとリブとの間の空間同士を連通するリブ貫通孔を有する
    ことを特徴とする回転装置。
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