JPH11112600A - データ通信方法及び装置 - Google Patents

データ通信方法及び装置

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JPH11112600A
JPH11112600A JP9273047A JP27304797A JPH11112600A JP H11112600 A JPH11112600 A JP H11112600A JP 9273047 A JP9273047 A JP 9273047A JP 27304797 A JP27304797 A JP 27304797A JP H11112600 A JPH11112600 A JP H11112600A
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JP9273047A
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English (en)
Inventor
Hideji Kawakubo
秀二 河久保
Kiyoshi Yamanaka
喜義 山中
Ryoichi Matsumoto
亮一 松本
Yasuhisa Ikeda
泰久 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信に要する利用コストと時間を低減化するこ
とができ、かつ、扱える情報量が多く手順の拡張性も高
いデータ通信方法及び装置を提供する。 【解決手段】第2のデータ通信装置2のプロトコル制御
部22により送信された呼出メッセージ:ALERTI
NGがネットワーク(ISDN回線)Nを介して受信さ
れたときに、第1のデータ通信装置1の呼制御部11
が、ネットワークNのディジタル加入者チャネルにおい
て用いられる回線保持を行うための機能を禁止して、直
ちに回線切断時の切断要求を発行し、第1のデータ通信
装置1のプロトコル制御部12が、当該呼制御部11に
よる切断要求の発行に応じて、切断メッセージ:DIS
CONNECTをネットワークNに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信方法及
び装置に関し、特に、会話的に発生するデータや定期的
に収集、転送するデータなどのような取扱情報量の少な
いデータを、ISDN(サービス統合ディジタル通信
網)を介して通信する際に適用されるデータ通信方法、
及びその実施に直接使用するデータ通信装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のデータ通信装置の構成を
通信手順の一例と共に示す図である。
【0003】同図に示すように、従来のデータ通信装置
は、第1のデータ通信装置1により示されるように、基
本構成として、CPU(中央処理装置)から成る呼制御
部11と、プロトコル制御部12とを有しており、さら
に、第2のデータ通信装置2により示されるように、以
上の基本構成としての呼制御部21及びプロトコル制御
部22に加え、必要により、外部の情報端末装置(図示
せず)との間のインタフェース処理を行うためのローカ
ル処理インタフェース制御部23を有して構成されてい
る。
【0004】これら第1及び第2のデータ通信装置1及
び2は、双方の装置間に接続されるネットワーク(IS
DN回線)Nを介して行われるデータ通信の手順を説明
するために、便宜的に示したもので、実際には、同一の
基本構成をもつ複数のデータ通信装置が、当該ISDN
回線を介して相互に接続される。
【0005】以上のネットワーク構成において、各デー
タ通信装置1,2は、ネットワークNのディジタル信号
チャネルにおいて所要のデータ通信を行えるよう、回線
接続を行うための呼設定メッセージ:SETUP及び呼
出メッセージ:ALERTING、回線保持を行うため
の応答メッセージ:CONNECT、並びに回線切断を
行うための切断メッセージ:DISCONNECT及び
解放メッセージ:RELEASEを発生して、これらを
当該ネットワークNに送信するようになっており、これ
ら各メッセージには、任意のユーザ・ユーザ情報:UU
Iが付加しうるようになっている。また、各データ通信
装置1,2は、ネットワークNから、呼設定受付メッセ
ージ:CALL_PROCEEDING、応答確認メッ
セージ:CONNECT_ACKNOWLEDGE、解
放完了メッセージ:RELEASE_COMPLETE
を受信するようになっている。
【0006】実際の通信手順につき、詳しくは、まずフ
ェーズ“1”において、回線接続を要求する側(図では
第1のデータ通信装置1)から、発番号情報と共に任意
のユーザ・ユーザ情報:UUIの付加された呼設定メッ
セージ:SETUPを送信されると、続くフェーズ
“2”において、その呼設定メッセージ:SETUPを
受信した側(図では第2のデータ通信装置2)から呼出
メッセージ:ALERTINGが送信される。さらに、
回線応答のために、フェーズ“3”において応答メッセ
ージ:CONNECTが送信されると、ネットワークN
の側から応答確認メッセージ:CONNECT_ACK
NOWLEDGEが与えられ、次のフェーズ“4”にお
いて、ディジタル加入者チャネルを利用したデータ通信
モードが設定される。
【0007】このデータ通信の終了後、回線切断のため
に、フェーズ“5”において切断メッセージ:DISC
ONNECTが送信されると、続くフェーズ“6”にお
いて、その切断メッセージ:DISCONNECTを受
信した側から解放メッセージ:RELEASEが送信さ
れ、以下、フェーズ“7”において、ネットワークNの
側から解放完了メッセージ:RELEASE_COMP
LETEが与えられ、以上により、回線の接続から切断
までの一連の処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のデー
タ通信の手順では、フェーズ“1”から“3”までの手
順において、回線の接続から応答までの処理を行った後
に、次のフェーズ“4”の手順において、ユーザ情報の
通信を目的としたディジタル加入者チャネル利用してデ
ータ通信を行い、さらに、これに次ぐフェーズ“5”か
ら“7”までの手順において、回線の切断から解放まで
の処理を行っているため、全ての処理を完了するまでに
多くの手順を必要とし、このために多くの通信時間がか
かってしまうという問題がある。
【0009】また、当該通信手順では、フェーズ“4”
において、ディジタル加入者チャネルを利用したデータ
通信を行っているため、必然的に、その専用チャネルを
利用したことによる通信料が課金されてしまい、上述の
通信時間の問題ともあいまって、通信コストが高くなっ
てしまうという問題もある。
【0010】なお、以上のディジタル加入者チャネルを
利用しないデータ通信の手法も従来より存在するが、こ
の手法では、扱える情報量に制限が生じたり、手順の拡
張が容易にはできないという問題がある。
【0011】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次のとおりである。
【0012】即ち、本発明の第1の目的は、通信時間の
短いデータ通信方法及び装置を提供せんとするものであ
る。
【0013】本発明の第2の目的は、通信コストの低い
データ通信方法及び装置を提供せんとするものである。
【0014】本発明の第3の目的は、扱える情報量が多
く手順の拡張性も高いデータ通信方法及び装置を提供せ
んとするものである。
【0015】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らかとな
ろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決にあたり、回線の接続や切断を行うためにISDN回
線のディジタル信号チャネルで用いられる各メッセージ
に、内容の読み書きを随意に行うことの可能な任意のユ
ーザ・ユーザ情報を付加し、当該回線の接続や切断のた
めの各メッセージを、送りたい情報やその続きの情報の
存在する通信装置の側において主導的に利用し、さら
に、その回線が接続されてから切断されるまでの1回の
通信モードを、扱われる情報量が多い場合には繰り返し
実行するという特徴を有する。
【0017】さらに、具体的詳細に述べると、当該課題
の解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概
念にわたる新規な特徴的構成手段及び手法を採用するこ
とにより、前記目的を達成するよう為される。
【0018】即ち、本発明方法の第1の特徴は、ISD
N回線を介して接続された任意の通信相手との間で交わ
すべき所要の情報の送受信を、ISDN回線の信号チャ
ネルにおいて用いられる回線接続を行うための呼設定メ
ッセージ及び呼出メッセージ、並びに回線切断を行うた
めの切断メッセージにそれぞれ付加されるユーザ・ユー
ザ情報を利用して行うデータ通信方法であって、送信す
べき情報の存在する特定局において回線接続時の起動要
求を発行する際に、当該特定局送信情報を含むユーザ・
ユーザ情報の付加された呼設定メッセージをISDN回
線に送信し、この呼設定メッセージがISDN回線を介
して受信される相手局において、ISDN回線の加入者
チャネルにおいて用いられる回線保持を行うための応答
メッセージを発生することなく、呼出メッセージをIS
DN回線に送信し、この呼出メッセージがISDN回線
を介して特定局において受信されたときに、当該特定局
から切断メッセージをISDN回線に送信して、回線切
断時の切断要求を発行するデータ通信方法の構成採用に
ある。
【0019】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴において、所定時間を経過しても呼出メ
ッセージが特定局において受信されなかった場合、呼設
定メッセージをISDN回線に再び送信するデータ通信
方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴において、特定局送信情報に続
きの情報が存在する場合、当該続き情報を含むユーザ・
ユーザ情報の付加された切断メッセージをISDN回線
に送信して、切断要求を発行する記載のデータ通信方法
の構成採用にある。
【0021】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第3の特徴において、特定局送信情報にさらに続き
の情報が存在する場合、その旨を示す続き情報存在情報
をさらに含むユーザ・ユーザ情報の付加された切断メッ
セージをISDN回線に送信して、切断要求を発行し、
当該切断要求に伴って回線切断が完了した後に、再び同
一相手局に対する起動要求を行って、当該続き情報を含
むユーザ・ユーザ情報の付加された呼設定メッセージを
ISDN回線に送信するデータ通信方法の構成採用にあ
る。
【0022】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴において、送信すべき情報が相
手局に存在する場合、当該相手局送信情報を含むユーザ
・ユーザ情報の付加された呼出メッセージをISDN回
線に送信するデータ通信方法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第5の特徴において、相手局送信情報に続きの情報
が存在する場合、その旨を示す続き情報存在情報をさら
に含むユーザ・ユーザ情報の付加された呼出メッセージ
をISDN回線に送信すると共に、当該続き情報を含む
ユーザ・ユーザ情報の付加された切断メッセージを特定
局に代わりISDN回線に送信して、切断要求を発行す
るデータ通信方法の構成採用にある。
【0024】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第6の特徴において、相手局において続き情報存在
情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加された呼出メッセ
ージを送信したにもかかわらず、切断メッセージが当該
相手局において受信された場合、当該続き情報存在情報
を含むユーザ・ユーザ情報の付加された呼出メッセージ
をISDN回線に再び送信するデータ通信方法の構成採
用にある。
【0025】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第6又は第7の特徴において、相手局送信情報にさ
らに続きの情報が存在する場合、その旨を示す続き情報
存在情報をさらに含むユーザ・ユーザ情報の付加された
切断メッセージをISDN回線に送信して、切断要求を
発行し、当該切断要求に伴って回線切断が完了した後
に、再び同一特定局に対する起動要求を行って、当該続
き情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加された呼設定メ
ッセージをISDN回線に送信するデータ通信方法の構
成採用にある。
【0026】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は8
の特徴において、各メッセージに付加されるユーザ・ユ
ーザ情報に通信相手としての複数の相手局を示す情報を
含ませ、当該相手局情報に基づいて特定局送信情報を当
該複数の相手局に順次転送するデータ通信方法の構成採
用にある。
【0027】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第9の特徴において、特定局送信情報の複数の相
手局への転送に伴い、複数の相手局に存在する各相手局
送信情報を集積していくデータ通信方法の構成採用にあ
る。
【0028】本発明方法の第11の特徴は、上記本発明
方法の第9の特徴において、特定局送信情報の複数の相
手局への転送に伴い、複数の相手局に対して当該特定局
送信情報を分配していくデータ通信方法の構成採用にあ
る。
【0029】本発明方法の第12の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は
第8の特徴において、次のメッセージを送る側、受ける
側を相互に認識するための順序情報を各メッセージに付
加されるサブアドレス情報に含ませるデータ通信方法の
構成採用にある。
【0030】本発明方法の第13の特徴は、上記本発明
方法の第12の特徴において、メッセージに付加される
サブアドレス情報に通信相手としての複数の相手局を示
す情報を含ませ、当該相手局情報に基づいて特定局送信
情報を当該複数の相手局に順次転送するデータ通信方法
の構成採用にある。
【0031】本発明方法の第14の特徴は、上記本発明
方法の第13の特徴において、特定局送信情報の複数の
相手局への転送に伴い、複数の相手局に存在する各相手
局送信情報を集積していくデータ通信方法の構成採用に
ある。
【0032】本発明方法の第15の特徴は、上記本発明
方法の第13の特徴において、特定局送信情報の複数の
相手局への転送に伴い、複数の相手局に対して当該特定
局送信情報を分配していくデータ通信方法の構成採用に
ある。
【0033】一方、本発明装置の第1の特徴は、ISD
N回線を介して接続された任意の通信相手との間で交わ
すべき所要の情報の送受信を、ISDN回線の信号チャ
ネルにおいて用いられる回線接続を行うための呼設定メ
ッセージ及び呼出メッセージ、並びに回線切断を行うた
めの切断メッセージにそれぞれ付加されるユーザ・ユー
ザ情報を利用して行うデータ通信装置であって、所要の
情報の送信に際しては、回線接続時の起動要求の発行に
伴って当該送信情報を含むユーザ・ユーザ情報を発生す
る一方、その受信に際しては、ユーザ・ユーザ情報に含
まれる当該受信情報を取得する呼制御部と、この呼制御
部により発生された送信情報を含むユーザ・ユーザ情報
を呼設定メッセージに付加してISDN回線に送信する
一方、このISDN回線を介して受信された当該呼設定
メッセージを呼制御部に受け渡すと共に、当該呼設定メ
ッセージに応じた呼出メッセージをISDN回線に送信
するプロトコル制御部とを有して成り、プロトコル制御
部により送信された呼出メッセージがISDN回線を介
して受信されたときに、呼制御部は、ISDN回線の加
入者チャネルにおいて用いられる回線保持を行うための
応答メッセージの機能を禁止して、直ちに回線切断時の
切断要求を発行し、プロトコル制御部は、当該呼制御部
による切断要求の発行に応じて、切断メッセージをIS
DN回線に送信するデータ通信装置の構成採用にある。
【0034】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴において、送信情報に続きの情報が存在
する場合、呼制御部が、当該続き情報を含むユーザ・ユ
ーザ情報を発生し、プロトコル制御部が、当該呼制御部
により発生された続き情報を含むユーザ・ユーザ情報を
呼設定メッセージに付加してISDN回線に送信するデ
ータ通信装置の構成採用にある。
【0035】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴において、呼制御部により取得
された受信情報に対して応答するための送信情報が存在
する場合、呼制御部が、当該送信情報を含むユーザ・ユ
ーザ情報を発生し、プロトコル制御部が、当該呼制御部
により発生された送信情報を含むユーザ・ユーザ情報を
呼出メッセージに付加してISDN回線に送信するデー
タ通信装置の構成採用にある。
【0036】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第3の特徴において、呼制御部により取得された受
信情報に対して応答するための送信情報に続きの情報が
存在する場合、呼制御部が、その旨を示す続き情報存在
情報をさらに含むユーザ・ユーザ情報を発生すると共
に、当該続き情報を含むユーザ・ユーザ情報を発生し、
プロトコル制御部が、当該呼制御部により発生された続
き情報存在情報を含むユーザ・ユーザ情報を呼出メッセ
ージに付加してISDN回線に送信すると共に、続き情
報を含むユーザ・ユーザ情報を切断メッセージに付加し
てISDN回線に送信するデータ通信装置の構成採用に
ある。
【0037】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第4の特徴において、呼制御部により取得された受
信情報に対して応答するための送信情報にさらに続きの
情報が存在する場合、呼制御部が、その旨を示す続き情
報存在情報をさらに含むユーザ・ユーザ情報を発生し、
プロトコル制御部が、当該呼制御部により発生された続
き情報存在情報を含むユーザ・ユーザ情報を切断メッセ
ージに付加してISDN回線に送信するデータ通信装置
の構成採用にある。
【0038】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴に加え、呼
制御部により取得されたユーザ・ユーザ情報に含まれる
受信情報を情報端末装置へ引き渡す際のインタフェース
処理を行うローカル処理インタフェース制御部をさらに
有して成るデータ通信装置の構成採用にある。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態をその装置例及び方法例につき説明す
る。
【0040】(装置例)図1は、本発明の一実施形態に
係るデータ通信装置の構成を第1の通信モードにおける
通信手順の一例と共に示す図である。なお、本説明に用
いる図面に示される各構成要素は、従来例の説明に用い
た図面に示される各構成要素とハードウェア的には同一
であるため、その対応する各構成要素につき同一の符号
を付すものとする。
【0041】同図に示すように、本一実施形態に係るデ
ータ通信装置には、従来の場合と同様、第1のデータ通
信装置1の側に、CPU(中央処理装置)から成る呼制
御部11及びプロトコル制御部12が具備されると共
に、第2のデータ通信装置2の側に、呼制御部21、プ
ロトコル制御部22、及びローカル処理インタフェース
制御部23(これに接続される外部の情報処理端末につ
いては図示せず)が具備され、これら第1及び第2のデ
ータ通信装置1及び2が、ネットワーク(ISDN回
線)を介して相互に接続されたものとなっている。
【0042】以上のネットワーク構成において、各デー
タ通信装置1,2は、回線接続を行うための呼設定メッ
セージ:SETUP及び呼出メッセージ:ALERTI
NG、並びに回線切断を行うための切断メッセージ:D
ISCONNECT及び解放メッセージ:RELEAS
Eを発生して、これらを当該ネットワークNに送信する
ようになっており、これら各メッセージには、例えば1
28KBのデータ容量をもつパケットデータとしてのユ
ーザ・ユーザ情報:UUIが、任意に付加しうるように
なっている。また、各データ通信装置1,2は、ネット
ワークNから、呼設定受付メッセージ:CALL_PR
OCEEDING、解放完了メッセージ:RELEAS
E_COMPLETEを受信するようになっている。
【0043】なお、この一実施形態においては、回線保
持を行うための応答メッセージ:CONNECT、及び
応答確認メッセージ:CONNECT_ACKNOWL
EDGEが一切用いられないのは、本発明の構成上、言
うまでもないことである。
【0044】(方法例)次に、以上のネットワーク構成
を成す装置例に適用される方法例の実施手順(通信手
順)について説明する。
【0045】まず、図1に示すように、第1の通信モー
ドにおける通信手順は、フェーズ“1”において、送り
たい情報や前のフェーズから続く情報(特定局送信情
報)の存在する側(特定局を構成する第1のデータ通信
装置1)から、当該特定局送信情報を含むユーザ・ユー
ザ情報:UUIの付加された呼設定メッセージ:SET
UPを送信することにより開始される。
【0046】次に、その呼設定メッセージ:SETUP
を受信した側(相手局を構成する第2のデータ通信装置
2)は、フェーズ“2”において、当該呼設定メッセー
ジ:SETUPから所要の発番号情報及びユーザ・ユー
ザ情報:UUI(の内容)を取得すると共に、所要の呼
出メッセージ:ALERTINGを送信する。
【0047】ここで、取得したユーザ・ユーザ情報:U
UIに対し直ちに返送すべき情報(相手局送信情報)が
存在する場合には、当該相手局送信情報を含むユーザ・
ユーザ情報:UUIの付加された呼出メッセージ:AL
ERTINGを送信し、さらに、その相手局送信情報の
続きの情報が存在する場合には、その旨を示す続き情報
存在情報を含む呼出メッセージ:ALERTINGを送
信する。勿論、直ちに送りたい情報が何も存在しない場
合には、呼出メッセージ:ALERTINGにユーザ・
ユーザ情報:UUIを付加する必要はない。
【0048】次に、回線接続のために呼設定メッセー
ジ:SETUPを送信した側は、応答確認のため、現在
のフェーズ“2”において呼出メッセージ:ALERT
INGが受信されるのを待つが、ここで、所定時間を経
過しても当該呼出メッセージ:ALERTINGが受信
されない場合には、先のフェーズ“1”における呼設定
メッセージ:SETUPの送信が失敗したものと見做し
て、当該呼設定メッセージ:SETUPを再送する(当
該呼出メッセージ:ALERTINGが受信された場合
には、次のフェーズ“3”へ移行)。
【0049】これに対し、所定時間内に所要の呼出メッ
セージ:ALERTINGが受信された場合には、その
呼出メッセージ:ALERTINGにユーザ・ユーザ情
報:UUIが付加されているか否かをチェックし、それ
が付加されていない場合(即ち、相手局送信情報が存在
しない場合)には、呼設定メッセージ:SETUPを送
信した側は、次のフェーズ“3”において、所要の切断
メッセージ:DISCONNECTを送信する。ここ
で、再び送りたい情報(特定局送信情報)が発生した場
合には、先の呼出メッセージ:ALERTINGの場合
と同様、当該特定送信情報を含むユーザ・ユーザ情報:
UUIの付加された切断メッセージ:DISCONNE
CTを送信し、さらに、その特定局送信情報の続きの情
報が存在する場合には、その旨を示す続き情報存在情報
を含む切断メッセージ:DISCONNECTを送信す
るようにする。
【0050】一方、呼出メッセージ:ALERTING
にユーザ・ユーザ情報:UUIが付加されている場合に
おいて、当該ユーザ・ユーザ情報:UUIが続き情報存
在情報を含むときには、その呼出メッセージ:ALER
TINGを発した側は、以降の通信の主導権を得るため
に、次のフェーズ“3”において、続き情報を含むユー
ザ・ユーザ情報:UUIの付加された切断メッセージ:
DISCONNECTを送信するが(図示の例とは逆方
向)、にもかかわらず、呼設定メッセージ:SETUP
の送信された側から、切断メッセージ:DISCONN
ECTが送信されてきてしまった場合には、先のフェー
ズ“2”における呼出メッセージ:ALERTINGの
送信が失敗したものと見做して、当該続き情報を含む存
在情報ユーザ・ユーザ情報:UUIが付加された呼設定
メッセージ:SETUPを再送する(当該切断メッセー
ジ:DISCONNECTが送信されてこなかった場合
には、次のフェーズ“3”へ移行)。
【0051】ここで、上述のフェーズ“3”において、
切断メッセージ:DISCONNECTを送信した側
(特定局を構成する第1のデータ通信装置1又は相手局
を構成する第2のデータ通信装置2)は、次のフェーズ
“4”において、解放メッセージ:RELEASEが送
信されてくるのを待つが、ここで、当該解放メッセー
ジ:RELEASEが受信された場合には、対応する相
手方と正常に通信が行えたものと見做し、続くフェーズ
“5”において、解放完了メッセージ:RELEASE
_COMPLETEを送出する。これに対し、当該解放
メッセージ:RELEASEが受信されなかった場合に
は、先のフェーズ“3”における切断メッセージ:DI
SCONNECTの送信が失敗したものと見做して、該
当する切断メッセージ:DISCONNECTを再送す
る(当該解放メッセージ:RELEASEが受信された
場合には、手順を終了)。
【0052】以上の結果、本実施形態に係るデータ通信
方法よれば、従来は7つも必要とされていたフェーズが
5つにまで削減され、さらに、ディジタル加入者チャネ
ルを利用する必要がなくなることから、通信時間や通信
コストが効果的に削減されることが理解される。
【0053】なお、フェーズ“3”において、続き情報
を含むユーザ・ユーザ情報:UUIの付加された切断メ
ッセージ:DISCONNECTを送信した側は、フェ
ーズ“5”において解放完了メッセージ:RELEAS
E_COMPLETEを送信した後に、図2(図1に示
したデータ通信装置による第2の通信モードにおける通
信手順の一例を示す図)に示すように、第2の通信モー
ドのフェーズ“1”において、ユーザ・ユーザ情報:U
UIの付加された呼設定メッセージ:SETUPを送信
する側となることで、通信の主導権を維持する(図に
は、相手局を構成する第2のデータ通信装置2が主導権
を維持した場合を示す)。
【0054】また、同じくフェーズ“3”において、続
き情報を含むユーザ・ユーザ情報:UUIの付加された
切断メッセージ:DISCONNECTを受信した側
は、フェーズ“5”において解放完了メッセージ:RE
LEASE_COMPLETEを送信した後に、図2に
示す第2の通信モードへ移行するため、同一の相手から
呼設定メッセージ:SETUPが送信されてくるのを待
つが、この場合、それが同一の相手から送信されてきた
ものであるか否かの判断は、当該呼設定メッセージ:S
ETUPに付加されたユーザ・ユーザ情報:UUIに含
まれる識別情報、又は当該呼設定メッセージ:SETU
Pにユーザ・ユーザ情報:UUIと共に付加される発番
号情報を参照して行うようにすればよい。
【0055】この結果、複数の通信モードにわたって所
要のデータ通信を行うことが可能となり、扱える情報量
が多くなると共に、手順の拡張性も高まるようになる。
【0056】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、データ通信の形態は、上述の例のように2局間のみ
に限定されるものではなく、例えば、各メッセージに付
加されるユーザ・ユーザ情報:UUIに、通信相手とし
ての複数の相手局を示す情報を含ませることにより、当
該相手局情報に基づいて特定局送信情報を複数の相手局
に順次転送するようにし、これにより、複数の相手局に
存在する各相手局送信情報を集積していったり、それら
複数の相手局に対して当該特定局送信情報を分配してい
ったりすることも可能である。
【0057】また、次のメッセージを送る側、受ける側
を相互に認識するための順序情報を各メッセージに付加
されるサブアドレス情報に含ませ、さらに、このサブア
ドレス情報に通信相手としての複数の相手局を示す情報
を含ませることにより、上述の例と同様に、当該相手局
情報に基づいて特定局送信情報を複数の相手局に順次転
送するようにして、各相手局送信情報の集積や、当該特
定局送信情報の分配を行わせることも可能である。
【0058】なお、本発明は、必ずしも上述した手段及
び手法にのみ限定されるものではなく、本発明にいう目
的を達成し、後述する効果を有する範囲内において、適
宜に変更実施することが可能なものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特に、会話的に発生するデータや定期的に収集、転送す
るデータなどのような取扱情報量の少ないデータを場合
において、ユーザ情報の通信を目的としたディジタル加
入者チャネルを使用することなしにデータ通信を行うこ
とが可能となり、加えて、1つの通信モードに含まれる
手順の数が効果的に削減されることから、通信に要する
利用コストと時間を飛躍的に低減させることができる。
【0060】また、回線の接続や切断のための各メッセ
ージを、送りたい情報やその続きの情報の存在する通信
装置の側において主導的に利用するようにし、さらに、
回線が接続されてから切断されるまでの1回の通信モー
ドを繰り返し実行できるようにしたことから、たとえ、
扱われる情報量が多い場合であっても、通信の手順を容
易に拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ通信装置の構
成を第1の通信モードにおける通信手順の一例と共に示
す図である。
【図2】図1に示したデータ通信装置による第2の通信
モードにおける通信手順の一例を示す図である。
【図3】従来のデータ通信装置の構成を通信手順の一例
と共に示す図である。
【符号の説明】
1…第1のデータ通信装置 2…第2のデータ通信装置 11,21…呼制御部 12,22…プロトコル制御部 23…ローカル処理インタフェース制御部 N…ネットワーク(ISDN回線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 亮一 東京都渋谷区桜丘町20番1号 エヌティテ ィエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 池田 泰久 東京都渋谷区桜丘町20番1号 エヌティテ ィエレクトロニクス株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN回線を介して接続された任意の通
    信相手との間で交わすべき所要の情報の送受信を、前記
    ISDN回線の信号チャネルにおいて用いられる回線接
    続を行うための呼設定メッセージ及び呼出メッセージ、
    並びに回線切断を行うための切断メッセージにそれぞれ
    付加されるユーザ・ユーザ情報を利用して行うデータ通
    信方法であって、 送信すべき情報の存在する特定局において回線接続時の
    起動要求を発行する際に、当該特定局送信情報を含むユ
    ーザ・ユーザ情報の付加された呼設定メッセージを前記
    ISDN回線に送信し、 この呼設定メッセージが前記ISDN回線を介して受信
    される相手局において、前記ISDN回線の加入者チャ
    ネルにおいて用いられる回線保持を行うための応答メッ
    セージを発生することなく、前記呼出メッセージを前記
    ISDN回線に送信し、 この呼出メッセージが前記ISDN回線を介して前記特
    定局において受信されたときに、当該特定局から前記切
    断メッセージを前記ISDN回線に送信して、回線切断
    時の切断要求を発行する、 ことを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】所定時間を経過しても前記呼出メッセージ
    が前記特定局において受信されなかった場合、 前記呼設定メッセージを前記ISDN回線に再び送信す
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信方法。
  3. 【請求項3】前記特定局送信情報に続きの情報が存在す
    る場合、 当該続き情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加された切
    断メッセージを前記ISDN回線に送信して、前記切断
    要求を発行する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信方
    法。
  4. 【請求項4】前記特定局送信情報にさらに続きの情報が
    存在する場合、 その旨を示す続き情報存在情報をさらに含むユーザ・ユ
    ーザ情報の付加された切断メッセージを前記ISDN回
    線に送信して、前記切断要求を発行し、 当該切断要求に伴って回線切断が完了した後に、再び同
    一相手局に対する起動要求を行って、当該続き情報を含
    むユーザ・ユーザ情報の付加された呼設定メッセージを
    前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】送信すべき情報が前記相手局に存在する場
    合、 当該相手局送信情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加さ
    れた呼出メッセージを前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信方
    法。
  6. 【請求項6】前記相手局送信情報に続きの情報が存在す
    る場合、 その旨を示す続き情報存在情報をさらに含むユーザ・ユ
    ーザ情報の付加された呼出メッセージを前記ISDN回
    線に送信すると共に、 当該続き情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加された切
    断メッセージを前記特定局に代わり前記ISDN回線に
    送信して、前記切断要求を発行する、 ことを特徴とする請求項5に記載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】前記相手局において前記続き情報存在情報
    を含むユーザ・ユーザ情報の付加された呼出メッセージ
    を送信したにもかかわらず、前記切断メッセージが当該
    相手局において受信された場合、 当該続き情報存在情報を含むユーザ・ユーザ情報の付加
    された呼出メッセージを前記ISDN回線に再び送信す
    る、 ことを特徴とする請求項6に記載のデータ通信方法。
  8. 【請求項8】前記相手局送信情報にさらに続きの情報が
    存在する場合、 その旨を示す続き情報存在情報をさらに含むユーザ・ユ
    ーザ情報の付加された切断メッセージを前記ISDN回
    線に送信して、前記切断要求を発行し、 当該切断要求に伴って回線切断が完了した後に、再び同
    一特定局に対する起動要求を行って、当該続き情報を含
    むユーザ・ユーザ情報の付加された呼設定メッセージを
    前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項6又は7に記載のデータ通信方
    法。
  9. 【請求項9】各メッセージに付加されるユーザ・ユーザ
    情報に通信相手としての複数の相手局を示す情報を含ま
    せ、当該相手局情報に基づいて前記特定局送信情報を当
    該複数の相手局に順次転送する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載のデータ通信方法。
  10. 【請求項10】前記特定局送信情報の前記複数の相手局
    への転送に伴い、前記複数の相手局に存在する各相手局
    送信情報を集積していく、 ことを特徴とする請求項9に記載のデータ通信方法。
  11. 【請求項11】前記特定局送信情報の前記複数の相手局
    への転送に伴い、前記複数の相手局に対して当該特定局
    送信情報を分配していく、 ことを特徴とする請求項9に記載のデータ通信方法。
  12. 【請求項12】次のメッセージを送る側、受ける側を相
    互に認識するための順序情報を前記各メッセージに付加
    されるサブアドレス情報に含ませる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載のデータ通信方法。
  13. 【請求項13】前記メッセージに付加される前記サブア
    ドレス情報に通信相手としての複数の相手局を示す情報
    を含ませ、当該相手局情報に基づいて前記特定局送信情
    報を当該複数の相手局に順次転送する、 ことを特徴とする請求項12に記載のデータ通信方法。
  14. 【請求項14】前記特定局送信情報の前記複数の相手局
    への転送に伴い、前記複数の相手局に存在する各相手局
    送信情報を集積していく、 ことを特徴とする請求項13に記載のデータ通信方法。
  15. 【請求項15】前記特定局送信情報の前記複数の相手局
    への転送に伴い、前記複数の相手局に対して当該特定局
    送信情報を分配していく、 ことを特徴とする請求項13に記載のデータ通信方法。
  16. 【請求項16】ISDN回線を介して接続された任意の
    通信相手との間で交わすべき所要の情報の送受信を、前
    記ISDN回線の信号チャネルにおいて用いられる回線
    接続を行うための呼設定メッセージ及び呼出メッセー
    ジ、並びに回線切断を行うための切断メッセージにそれ
    ぞれ付加されるユーザ・ユーザ情報を利用して行うデー
    タ通信装置であって、 前記所要の情報の送信に際しては、回線接続時の起動要
    求の発行に伴って当該送信情報を含むユーザ・ユーザ情
    報を発生する一方、その受信に際しては、前記ユーザ・
    ユーザ情報に含まれる当該受信情報を取得する呼制御部
    と、 この呼制御部により発生された前記送信情報を含むユー
    ザ・ユーザ情報を前記呼設定メッセージに付加して前記
    ISDN回線に送信する一方、このISDN回線を介し
    て受信された当該呼設定メッセージを前記呼制御部に受
    け渡すと共に、当該呼設定メッセージに応じた前記呼出
    メッセージを前記ISDN回線に送信するプロトコル制
    御部と、 を有して成り、 前記プロトコル制御部により送信された前記呼出メッセ
    ージが前記ISDN回線を介して受信されたときに、 前記呼制御部は、 前記ISDN回線の加入者チャネルにおいて用いられる
    回線保持を行うための応答メッセージの機能を禁止し
    て、直ちに回線切断時の切断要求を発行し、 前記プロトコル制御部は、 当該呼制御部による前記切断要求の発行に応じて、前記
    切断メッセージを前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とするデータ通信装置。
  17. 【請求項17】前記送信情報に続きの情報が存在する場
    合、 前記呼制御部は、 当該続き情報を含むユーザ・ユーザ情報を発生し、 前記プロトコル制御部は、 当該呼制御部により発生された前記続き情報を含むユー
    ザ・ユーザ情報を前記呼設定メッセージに付加して前記
    ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項16に記載のデータ通信装置。
  18. 【請求項18】前記呼制御部により取得された前記受信
    情報に対して応答するための送信情報が存在する場合、 前記呼制御部は、 当該送信情報を含むユーザ・ユーザ情報を発生し、 前記プロトコル制御部は、 当該呼制御部により発生された前記送信情報を含むユー
    ザ・ユーザ情報を前記呼出メッセージに付加して前記I
    SDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項16又は17に記載のデータ通
    信装置。
  19. 【請求項19】前記呼制御部により取得された前記受信
    情報に対して応答するための送信情報に続きの情報が存
    在する場合、 前記呼制御部は、 その旨を示す続き情報存在情報をさらに含むユーザ・ユ
    ーザ情報を発生すると共に、当該続き情報を含むユーザ
    ・ユーザ情報を発生し、 前記プロトコル制御部は、 当該呼制御部により発生された前記続き情報存在情報を
    含むユーザ・ユーザ情報を前記呼出メッセージに付加し
    て前記ISDN回線に送信すると共に、前記続き情報を
    含むユーザ・ユーザ情報を前記切断メッセージに付加し
    て前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信装置。
  20. 【請求項20】前記呼制御部により取得された前記受信
    情報に対して応答するための送信情報にさらに続きの情
    報が存在する場合、 前記呼制御部は、 その旨を示す続き情報存在情報をさらに含むユーザ・ユ
    ーザ情報を発生し、 前記プロトコル制御部は、 当該呼制御部により発生された前記続き情報存在情報を
    含むユーザ・ユーザ情報を前記切断メッセージに付加し
    て前記ISDN回線に送信する、 ことを特徴とする請求項19に記載のデータ通信装置。
  21. 【請求項21】前記呼制御部により取得された前記ユー
    ザ・ユーザ情報に含まれる受信情報を情報端末装置へ引
    き渡す際のインタフェース処理を行うローカル処理イン
    タフェース制御部を、 さらに有して成る、 ことを特徴とする請求項16、17、18、19又は2
    0に記載のデータ通信装置。
JP9273047A 1997-10-06 1997-10-06 データ通信方法及び装置 Pending JPH11112600A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246170A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nec Corp 無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006246170A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nec Corp 無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラム

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