JPH11110903A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH11110903A JPH11110903A JP9271799A JP27179997A JPH11110903A JP H11110903 A JPH11110903 A JP H11110903A JP 9271799 A JP9271799 A JP 9271799A JP 27179997 A JP27179997 A JP 27179997A JP H11110903 A JPH11110903 A JP H11110903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- rotation speed
- optical disk
- data
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平均データ転送レートを向上した光ディスク
装置の提供。 【解決手段】 光ディスクから信号を読み取る信号読取
手段と、光ディスクの回転速度に応じて信号からデータ
を分離するための同期信号を生成する同期信号生成手段
と、信号と同期信号とからデータを取り出すデータ抽出
手段と、抽出されたデータのエラー訂正を行い、出力す
るエラー訂正手段と、エラー訂正手段から出力されてい
るデータの信号読み取り中の平均データ転送レートを監
視するデータ転送レート検出部と、信号読み取り中の平
均データ転送レートが所定値以下になった時に、光ディ
スクの回転速度を規定回転速度より上げる回転速度制御
手段とを備える。
装置の提供。 【解決手段】 光ディスクから信号を読み取る信号読取
手段と、光ディスクの回転速度に応じて信号からデータ
を分離するための同期信号を生成する同期信号生成手段
と、信号と同期信号とからデータを取り出すデータ抽出
手段と、抽出されたデータのエラー訂正を行い、出力す
るエラー訂正手段と、エラー訂正手段から出力されてい
るデータの信号読み取り中の平均データ転送レートを監
視するデータ転送レート検出部と、信号読み取り中の平
均データ転送レートが所定値以下になった時に、光ディ
スクの回転速度を規定回転速度より上げる回転速度制御
手段とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記憶
された信号を読み取る光ディスク装置に関し、特にデー
タ信号読み取り中の平均データ転送レートの向上に関す
る。
された信号を読み取る光ディスク装置に関し、特にデー
タ信号読み取り中の平均データ転送レートの向上に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の光ディスク装置ではＣＬＶ方式を
用いてディスクの回転速度を制御しながら光ディスクに
記憶されている信号を読み出している。その際に目標線
速度に達しなくても、現在のディスクの回転速度に応じ
た同期信号を生成し、読み出したディスクに記憶された
信号と同期信号とを位相比較して情報を取り出す技術が
すでに知られている。
用いてディスクの回転速度を制御しながら光ディスクに
記憶されている信号を読み出している。その際に目標線
速度に達しなくても、現在のディスクの回転速度に応じ
た同期信号を生成し、読み出したディスクに記憶された
信号と同期信号とを位相比較して情報を取り出す技術が
すでに知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】目標線速度に達しなく
てもディスクに記憶されている信号が読み出しできると
いうことは、ＣＬＶ方式においては回転速度が遅い外周
から回転速度が早い内周へ光ピックアップを移動してア
クセスしたときに、本来より遅い回転速度で信号を読む
ことになり、アクセス性能としては向上するが、ホスト
システムへのデータ信号読み取り中の平均データ転送レ
ートとしては小さくなる場合があった。
てもディスクに記憶されている信号が読み出しできると
いうことは、ＣＬＶ方式においては回転速度が遅い外周
から回転速度が早い内周へ光ピックアップを移動してア
クセスしたときに、本来より遅い回転速度で信号を読む
ことになり、アクセス性能としては向上するが、ホスト
システムへのデータ信号読み取り中の平均データ転送レ
ートとしては小さくなる場合があった。
【０００４】またＣＡＶ方式でシーケンシャルリード中
に読み取りエラーが発生し、リトライ動作を繰り返すと
ホストシステムへのデータ信号読み取り中の平均データ
転送レートが結果的に小さくなった。
に読み取りエラーが発生し、リトライ動作を繰り返すと
ホストシステムへのデータ信号読み取り中の平均データ
転送レートが結果的に小さくなった。
【０００５】本発明の目的は、一時的なデータ信号読み
取り中の平均データ転送レートの低下をリカバリーする
光ディスク装置の提供にある。
取り中の平均データ転送レートの低下をリカバリーする
光ディスク装置の提供にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の光ディスク装置は、光ディスクから信号
を読み取る信号読取手段と、光ディスクの回転速度に応
じて信号からデータを分離するための同期信号を生成す
る同期信号生成手段と、信号と同期信号とからデータを
取り出すデータ抽出手段と、抽出されたデータのエラー
訂正を行い、出力するエラー訂正手段と、エラー訂正手
段から出力されているデータの信号読み取り中の平均デ
ータ転送レートを監視するデータ転送レート検出部と、
信号読み取り中の平均データ転送レートが所定値以下に
なった時に、光ディスクの回転速度を規定回転速度より
上げる回転速度制御手段とを備える。
めに、本発明の光ディスク装置は、光ディスクから信号
を読み取る信号読取手段と、光ディスクの回転速度に応
じて信号からデータを分離するための同期信号を生成す
る同期信号生成手段と、信号と同期信号とからデータを
取り出すデータ抽出手段と、抽出されたデータのエラー
訂正を行い、出力するエラー訂正手段と、エラー訂正手
段から出力されているデータの信号読み取り中の平均デ
ータ転送レートを監視するデータ転送レート検出部と、
信号読み取り中の平均データ転送レートが所定値以下に
なった時に、光ディスクの回転速度を規定回転速度より
上げる回転速度制御手段とを備える。
【０００７】
【本発明の実施の形態】本発明を一実施の形態の光ディ
スク装置について図１を用いて説明する。
スク装置について図１を用いて説明する。
【０００８】図１は本発明の光ディスク装置のブロック
図である。光ディスク１には同期信号を生成するための
基準信号とデータとデータを読み取った後のエラー訂正
のための情報が信号として記憶されている。
図である。光ディスク１には同期信号を生成するための
基準信号とデータとデータを読み取った後のエラー訂正
のための情報が信号として記憶されている。
【０００９】信号読取手段２は光ディスクの半径方向に
移動し、光ディスクに記憶されている信号を読み取り、
出力する。
移動し、光ディスクに記憶されている信号を読み取り、
出力する。
【００１０】同期信号生成手段３は、光ディスクから読
み取られた信号から基準信号を抽出し、信号からデータ
を抽出するための同期信号を生成する。
み取られた信号から基準信号を抽出し、信号からデータ
を抽出するための同期信号を生成する。
【００１１】データ抽出手段４は信号と同期信号とから
データ及びエラー訂正のための情報を抽出して出力す
る。
データ及びエラー訂正のための情報を抽出して出力す
る。
【００１２】エラー訂正手段５は抽出されたデータのエ
ラー訂正を行い、エラーが訂正できない場合はデータの
訂正ができるまで、ディスク回転速度制御手段７に読み
取りエラーの指示を出す。そして図示しないコントロー
ラによって再度光ディスクに記憶された信号を読み取っ
てエラー訂正を繰り返し、エラーが訂正できればデータ
を出力する。
ラー訂正を行い、エラーが訂正できない場合はデータの
訂正ができるまで、ディスク回転速度制御手段７に読み
取りエラーの指示を出す。そして図示しないコントロー
ラによって再度光ディスクに記憶された信号を読み取っ
てエラー訂正を繰り返し、エラーが訂正できればデータ
を出力する。
【００１３】データ転送レート検出手段６はエラー訂正
手段５から出力されるデータの信号読み取り中の平均デ
ータ転送レートを検出する。
手段５から出力されるデータの信号読み取り中の平均デ
ータ転送レートを検出する。
【００１４】回転制御手段７は信号読取手段２の光ディ
スク上の位置に応じた規定の回転速度を設定し、モータ
８を介して光ディスク１を回転させ、エラー訂正手段か
ら読み取りエラーの指示がでた場合はディスクの回転を
規定回転から段階的に落としていく。さらに回転速度制
御手段７は読み取りエラーの指示がない場合であって、
信号読み取り中の平均データ転送レート検出手段が検出
した値が所定の値以下になった場合は、規定の回転速度
より早い回転速度を設定する。
スク上の位置に応じた規定の回転速度を設定し、モータ
８を介して光ディスク１を回転させ、エラー訂正手段か
ら読み取りエラーの指示がでた場合はディスクの回転を
規定回転から段階的に落としていく。さらに回転速度制
御手段７は読み取りエラーの指示がない場合であって、
信号読み取り中の平均データ転送レート検出手段が検出
した値が所定の値以下になった場合は、規定の回転速度
より早い回転速度を設定する。
【００１５】ここではＣＡＶ方式を用いた信号の読み取
りを行う。この場合の平均データ転送レートは信号読取
手段の光ディスク１上の位置に応じて異なった値を予め
用意しておく。
りを行う。この場合の平均データ転送レートは信号読取
手段の光ディスク１上の位置に応じて異なった値を予め
用意しておく。
【００１６】次に本発明の一実施の形態の動作について
説明する。
説明する。
【００１７】エラー訂正のため、信号を再度読み取るリ
トライ動作が行われるとエラー訂正手段５からデータが
出力されないので、信号読み取り中の平均データ転送レ
ートがその瞬間小さくなる。この時、エラー訂正手段５
からは読み取りエラーの指示が回転速度制御手段に出さ
れる。
トライ動作が行われるとエラー訂正手段５からデータが
出力されないので、信号読み取り中の平均データ転送レ
ートがその瞬間小さくなる。この時、エラー訂正手段５
からは読み取りエラーの指示が回転速度制御手段に出さ
れる。
【００１８】次に回転速度制御手段７は読み取りエラー
が無くなるまで光ディスク１の回転速度を段階的に落と
していく。この間、エラー訂正手段５は図示しないコン
トローラによって光ディスク１の信号を再度読み取って
いく。
が無くなるまで光ディスク１の回転速度を段階的に落と
していく。この間、エラー訂正手段５は図示しないコン
トローラによって光ディスク１の信号を再度読み取って
いく。
【００１９】読み取りエラーとなったデータのエラー訂
正ができるようになったら、エラー訂正手段５は回転速
度制御手段７への読み取りエラーの指示をやめ、回転速
度制御手段７は規定の回転速度へモータ８を介して光デ
ィスク１を回転させる。
正ができるようになったら、エラー訂正手段５は回転速
度制御手段７への読み取りエラーの指示をやめ、回転速
度制御手段７は規定の回転速度へモータ８を介して光デ
ィスク１を回転させる。
【００２０】その時、データ転送レート検出手段６で検
出された信号読み取り中の平均データ転送レートが所定
の値より小さくなっているので、回転速度制御手段７は
規定の回転速度より早い回転速度でモータ８を介して光
ディスク１を回転させる。ＣＡＶ方式の場合は最外周で
信号の読み取り速度が最大となるようになっているた
め、光ディスク１の回転速度を早くしても不都合はな
い。
出された信号読み取り中の平均データ転送レートが所定
の値より小さくなっているので、回転速度制御手段７は
規定の回転速度より早い回転速度でモータ８を介して光
ディスク１を回転させる。ＣＡＶ方式の場合は最外周で
信号の読み取り速度が最大となるようになっているた
め、光ディスク１の回転速度を早くしても不都合はな
い。
【００２１】以後、同様に信号を読み出していき、信号
読み取り中の平均データ転送レートが所定の値まで戻れ
ば、規定の回転速度に戻される。平均データ転送レート
は信号読取手段の位置によって変わるので、この場合、
読み取り最中に位置が変われば所定の値を更新してもい
いし、そのまま継続し、所定の値まで戻った後で更新し
てもいい。
読み取り中の平均データ転送レートが所定の値まで戻れ
ば、規定の回転速度に戻される。平均データ転送レート
は信号読取手段の位置によって変わるので、この場合、
読み取り最中に位置が変われば所定の値を更新してもい
いし、そのまま継続し、所定の値まで戻った後で更新し
てもいい。
【００２２】以上で本発明の一実施の形態の動作が完了
する。
する。
【００２３】本一実施の形態によれば、ソフトウェアを
インストールする時にディスク媒体のばらつきや、光デ
ィスク装置自体の性能のばらつきによらず、同じ時間で
データを転送することも可能である。
インストールする時にディスク媒体のばらつきや、光デ
ィスク装置自体の性能のばらつきによらず、同じ時間で
データを転送することも可能である。
【００２４】ここではＣＡＶ方式に限定したが、Ｚｏｎ
ｅＣＬＶ方式、ＺｏｎｅＣＡＶ方式でもＣＬＶ方式に比
べ信号処理系の能力に余裕があるため、リトライ時には
転送レートが下がった時にディスクの回転速度を上げて
も読み出して、制御可能なので問題はない。
ｅＣＬＶ方式、ＺｏｎｅＣＡＶ方式でもＣＬＶ方式に比
べ信号処理系の能力に余裕があるため、リトライ時には
転送レートが下がった時にディスクの回転速度を上げて
も読み出して、制御可能なので問題はない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明により平均デ
ータ転送レートが小さくなってもリカバリーを行うの
で、従来の装置に比べ平均データ転送レートが向上す
る。
ータ転送レートが小さくなってもリカバリーを行うの
で、従来の装置に比べ平均データ転送レートが向上す
る。
【図１】本発明の一実施の形態の光ディスク装置のブロ
ック図である。
ック図である。
１ 光ディスク ２ 信号読取手段 ３ 同期信号生成手段 ４ データ抽出手段 ５ エラー訂正手段 ６ 転送レート検出手段 ７ 回転速度制御手段 ８ モータ
Claims (1)
- 【請求項１】 光ディスクを規定回転速度で制御する回
転速度制御手段と、前記光ディスクから信号を読み取る
信号読取手段と、前記光ディスクの回転速度に応じて前
記信号からデータを分離するための同期信号を生成する
同期信号生成手段と、前記信号と前記同期信号とからデ
ータを取り出すデータ抽出手段と、抽出された前記デー
タのエラー訂正を行い、出力するエラー訂正手段と、を
備える光ディスク装置であって、前記エラー訂正手段か
ら出力されている前記データの信号読み取り中の平均デ
ータ転送レートを監視するデータ転送レート検出部と、
前記回転速度制御手段が、信号読み取り中の平均データ
転送レートが所定値以下になった時に、光ディスクの回
転速度を規定回転速度より上げる回転速度制御手段とを
備えたことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271799A JPH11110903A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271799A JPH11110903A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110903A true JPH11110903A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17505023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9271799A Pending JPH11110903A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11110903A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7593297B2 (en) | 2000-06-20 | 2009-09-22 | Ricoh Company, Ltd. | Information reproducing method and apparatus |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP9271799A patent/JPH11110903A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7593297B2 (en) | 2000-06-20 | 2009-09-22 | Ricoh Company, Ltd. | Information reproducing method and apparatus |
| US7808864B2 (en) | 2000-06-20 | 2010-10-05 | Ricoh Company, Ltd. | Information reproducing method and apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041126 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050829 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050830 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080312 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |