JPH11110639A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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Publication number
JPH11110639A
JPH11110639A JP26948797A JP26948797A JPH11110639A JP H11110639 A JPH11110639 A JP H11110639A JP 26948797 A JP26948797 A JP 26948797A JP 26948797 A JP26948797 A JP 26948797A JP H11110639 A JPH11110639 A JP H11110639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
state
box
cash box
transaction processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26948797A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hisada
浩司 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP26948797A priority Critical patent/JPH11110639A/ja
Publication of JPH11110639A publication Critical patent/JPH11110639A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金銭収納部の上方に配置されたキーボードをこ
の金銭収納部の蓋としても機能させることによって、設
置面積を縮小して店舗面積の有効利用が図れるととも
に、金銭収納部の開閉時に生じる振動を小さくして本体
に与える影響を減少させた取引処理装置を提供する。 【解決手段】上面が開口面である箱形状のキャッシュボ
ックス3の上方に配置されたキーボード2が本体に対し
て回動自在に取り付けられている。キーボード2は回動
させることにより、キャッシュボックス3の開口面を閉
じた閉状態と開口面を開いた開状態の間でその姿勢を変
更できる。このように、キャッシュボックス3を本体か
ら押し出す構成でないため、取引処理装置1の設置に必
要な面積が小さくなり、店舗内の面積を有効に利用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された取引
情報に基づいて取引を処理する取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗では、入力された取引情
報(取引する商品の商品識別コード等)に基づいて取引
を処理するPOS端末装置等の取引処理装置をレジに設
置し、顧客との取引を処理している。取引処理装置に
は、精算時に顧客との間で金銭の受け取りが行われるこ
とから、金銭を収納するためのキャッシュボックス(金
銭収納部)を備えている。
【0003】従来の一般的な取引処理装置は、キャッシ
ュボックスを本体の下部に設けており、オペレータが特
定のキー(例えば精算キー)を操作すると、バネ等の付
勢力によってキャッシュボックスをスライドさせて本体
前方に押し出し、キャッシュボックスを開状態にすると
いう構成であった。なお、この開状態で金銭の収納や取
り出しが行え、またキャッシュボックスをスライドさせ
て本体に押し込むことによって閉状態に戻すことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取引処理装置はキャッシュボックスを前方に押し出すも
のであるため、設置面積にはキャッシュボックスが本体
から押し出された状態での面積を必要とするため、設置
面積が大きく店舗内の面積を有効に活用できないという
問題があった。
【0005】また、特定のキーが操作され、本体前方に
キャッシュボックスが押し出される時に大きな振動を生
じ、この振動が取引処理装置本体に悪影響を与え、故障
の原因ともなっていた。
【0006】この発明の目的は、金銭収納部の上方に配
置されたキーボードをこの金銭収納部の蓋としても機能
させることによって、設置面積を縮小して店舗面積の有
効利用が図れるとともに、金銭収納部の開閉時に生じる
振動を小さくして本体に与える影響を減少させた取引処
理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力された
取引情報に基づいて取引を処理する取引処理装置におい
て、上面に開口面を有する箱状の金銭収納部と、前記金
銭収納部の上方に配置されたキーボードと、を備え、前
記キーボードは、前記金銭収納部の開口面を閉じた閉状
態と前記開口面を開いた開状態との間で姿勢変更可能に
取り付けられていることを特徴とする。
【0008】この構成では、キーボードを金銭収納部の
蓋として使用しており、金銭収納部の開閉をキーボード
を姿勢変更させることによって行うようにしたため、従
来のように金銭収納部が本体から押し出されることがな
いので、設置面積が小さくなり、店舗内の面積を有効に
利用することができる。また、金銭収納部をスライドさ
せないので、開閉時の振動も小さくなり、本体への悪影
響を減少させることができる。
【0009】また、前記閉状態にて前記キーボードをロ
ックするロック手段と、前記ロックを解除するロック解
除手段と、を備え、前記キーボードは、前記ロックが解
除されたときに前記閉状態と前記開状態との中間の姿勢
となることを特徴とする。
【0010】この構成では、閉状態においてロックが解
除されたときに、キーボードを一度に全開状態まで姿勢
変更させず、半開きの状態にするようにしているので、
オペレータの手や指がはさまれることを防止でき、安全
性の高い取引処理装置をえることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る取引処理装置の構成を示す図である。取引処理装置1
は、入力操作を行うキーボード2と、キーボード2の下
方に上面が開口面である箱形状のキャッシュボックス3
(この発明で言う金銭収納部)とを備えている。また、
4は入力された取引情報等を表示する表示部であり、5
は取引内容を印字したレシートを発行するプリンタであ
る。キーボード2の左右両側の側面には取手2aが設け
られている。また、キーボード2は、キャッシュボック
ス3の開口面を閉じた閉状態と開口面を開いた開状態の
間でその姿勢を変更できるように、本体に対して回動自
在に取り付けている(図2参照)。図2では、閉状態の
ときのキーボード2を実線で示しており、また、開状態
のときのキーボード2を破線で示している。この実施形
態の取引処理装置1は、閉状態でキーボード2を操作し
て取引情報等を入力し、開状態でキャッシュボックス3
への金銭の収納や取り出しを行う。なお、図に示す10
はキーボード2が本体に対して回動するときの回転軸で
ある。
【0012】以下、図3〜図5を参照しながらキャッシ
ュボックス3の開閉におけるキーボード2の動きについ
て詳細に説明する。図3は、キーボード3が閉状態であ
るときの部分断面図である。キャッシュボックス3の上
方にはロック部材11を設けており、また、キーボード
2の下側にはロック部材11が係合する凹部12を設け
ている。キーボード2は、この状態のとき図示していな
いオープン用バネによって上方に付勢されているが、ロ
ック部材11が凹部12に係合しているのでこの姿勢が
保持される。オペレータは、この閉状態でキーボード2
を操作して取引情報等の入力を行う。ロック部材11お
よび凹部12がこの発明で言うロック手段に相当する。
【0013】取引情報等の入力を終えたオペレータが精
算キーを操作すると、この精算キーが操作されたことに
よってロック部材11を図示していないソレノイドによ
って図で示す左側に引き込み、ロック部材11と凹部1
2との係合状態を一時的に解除する。ここで、キーボー
ド2は図示していないオープン用バネによって上方に付
勢されているので、回転軸10を軸として回動し、図4
に示す状態にその姿勢を変化させる。ここで、図4に示
すようにロックが解除されたことにより、キーボード2
を閉状態から開状態まで一度に回動させるのではなく、
ちょっとだけ上方に回動した姿勢(この発明で言う閉状
態と開状態との中間の姿勢)で停止させる。なお、これ
はキーボード2に対する上記のオープン用バネの付勢力
を調整することで簡単に実現できる。また、ロック部材
11はオープン用バネとは別のバネで右方向に付勢する
ことによって、ソレノイドの停止にともなって元の位置
に戻る構成としている。精算キーがこの発明で言うロッ
ク解除手段に相当する。
【0014】このように、オペレータが精算キーを操作
したときに、キーボード2を閉状態から開状態まで一度
に回動させるのではなく、ちょっとだけ上方に回動した
所謂半開きの状態で停止するようにしたため、精算キー
を操作したオペレータが手や指を本体とキーボード2と
の間にはさまれて怪我をすることもない。また、ロック
解除により、キーボード2が少しだけ回動するだけであ
るので、振動も殆ど生じない。
【0015】図4に示す状態で、オペレータが取手2a
を持ってキーボード2を上方に回動させて図5に示す開
状態まで姿勢変更させる。これにより、キャッシュボッ
クス3の上面が開いた状態となるので、キャッシュボッ
クス3への金銭の収納や取り出しが行える。また、この
図5に示す状態で、オペレータがキーボード2を下方に
回動させることで、再び図3に示すロックされた状態に
戻すことができる。
【0016】このように、従来の取引処理装置と違っ
て、キャッシュボックス3が本体から押し出されること
がないので、取引処理装置1の設置に必要な面積が縮小
でき、店舗内の面積を有効に利用できる。また、キャッ
シュボックス3の開閉にともなって発生する振動も小さ
くなるため、振動による本体の故障を低減することがで
きる。さらに、清算キーが操作されたときに、閉状態か
ら開状態まで一度に姿勢変更させるのではなく、半開き
の状態となるようにしたためキー操作を行っていたオペ
レータが手や指を本体とキーボード2の間にはさまれて
怪我をすることもなく、安全性を低下させることもな
い。
【0017】なお、実際には、キャッシュボックス3内
に金種別に金銭を収納することのできる箱状のトレイ
(不図示)を入れ、このトレイの中に金種別に分けて金
銭を入れる。また、このトレイは、キーボード2を図5
に示す開状態としたときに、キャッシュボックス3への
出し入れが行える大きさである。また、上記の実施形態
ではキーボード2を回動させるとしたが、キーボード2
をスライドさせて本体内部に収納することでキャッシュ
ボックス3を開く構成にすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、キーボードを金銭収納部
の蓋として使用しており、金銭収納部の開閉をキーボー
ドを姿勢変更させることによって行うようにしたため、
従来のように金銭収納部を本体から押し出すものに比べ
て設置面積を小さくでき、店舗内の面積を有効に利用で
きる。また、金銭収納部をスライドさせないので、開閉
時の振動も小さく、本体への悪影響を減少させることが
できる。
【0019】さらに、閉状態においてロックが解除され
たときに、キーボードを一度に全開状態まで姿勢変更さ
せず、半開きの状態で停止するようにしているので、オ
ペレータの手や指を本体とキーボードの間にはさんで怪
我をさせることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である取引処理装置の外観
を示す図である。
【図2】本実施形態の取引処理装置におけるキーボード
の回動状態を示す図である。
【図3】閉状態におけるキーボードとキャッシュボック
スの位置関係を示す部分断面図である。
【図4】ロックが解除されたときのキーボードとキャッ
シュボックスの位置関係を示す部分断面図である。
【図5】開状態におけるキーボードとキャッシュボック
スの位置関係を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1−取引処理装置 2−キーボード 2a−取手 3−キャッシュボックス 10−回転軸 11−ロック部材 12−凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された取引情報に基づいて取引を処
    理する取引処理装置において、 上面に開口面を有する箱状の金銭収納部と、前記金銭収
    納部の上方に配置されたキーボードと、を備え、 前記キーボードは、前記金銭収納部の開口面を閉じた閉
    状態と前記開口面を開いた開状態との間で姿勢変更可能
    に取り付けられていることを特徴とする取引処理装置。
  2. 【請求項2】 前記閉状態にて前記キーボードをロック
    するロック手段と、 前記ロックを解除するロック解除手段と、を備え、 前記キーボードは、前記ロックが解除されたときに前記
    閉状態と前記開状態との中間の姿勢となることを特徴と
    する請求項1記載の取引処理装置。
JP26948797A 1997-10-02 1997-10-02 取引処理装置 Pending JPH11110639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26948797A JPH11110639A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 取引処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26948797A JPH11110639A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 取引処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11110639A true JPH11110639A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17473134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26948797A Pending JPH11110639A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 取引処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH11110639A (ja)

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