JPH11108764A - 感温筒ホルダ - Google Patents

感温筒ホルダ

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Publication number
JPH11108764A
JPH11108764A JP28784997A JP28784997A JPH11108764A JP H11108764 A JPH11108764 A JP H11108764A JP 28784997 A JP28784997 A JP 28784997A JP 28784997 A JP28784997 A JP 28784997A JP H11108764 A JPH11108764 A JP H11108764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
holder
sensitive cylinder
gap
cylindrical holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP28784997A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Morimoto
了司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP28784997A priority Critical patent/JPH11108764A/ja
Publication of JPH11108764A publication Critical patent/JPH11108764A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷熱源の感温筒とその筒形ホルダとの間隙に
氷が生成しても、感温筒や筒形ホルダに悪影響が生じな
いようにする。 【解決手段】 マイナス温度に達する冷熱源2の外表面
に円筒形ホルダ1が接着され、円筒形ホルダ1内に感温
筒3が差し込まれている一方、円筒形ホルダ1には、冷
熱源2から最も離れた壁面位置に丸孔10が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイナス温度に達
する冷熱源の温度を検出する感温筒のホルダ、とくに、
感温筒及びホルダ間における氷の生成によって不具合の
生じることがない感温筒ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍機におけるエバポレータ等のよう
に、マイナス温度に達する冷熱源の温度を検出するた
め、従来は図7に示されているように、円筒形等の筒形
ホルダ1を冷熱源2の外表面へ溶接もしくは止め金等の
手段により接着し、筒形ホルダ1内にサーモスタット感
温筒3を差し込み、筒形ホルダ1の下部に水抜き孔4を
形成させていて、冷熱源2のマイナス温度により氷とな
った空気中または近傍の水分が冷却機械の運転停止やデ
フロスト運転により融解し、それによって生じた水分の
一部が筒形ホルダ1と感温筒3との間隙に入り込むおそ
れがあるので、この水分が自重により水抜き孔4から速
やかに流出するように構成されている。
【0003】しかしながら、筒形ホルダ1と感温筒3と
の間隙内に入り込んだ融解水が水抜き孔4から必ずしも
完全に流出するとは限らず、毛細管現象等のため水分が
抜け切れないと、冷熱源2から再度吸熱されたときこの
水分が氷結するが、筒形ホルダ1の下方に冷熱源2が存
在していると、水抜き孔4付近が先に氷結して水抜き孔
4が氷で塞がれるので、筒形ホルダ1と感温筒3との間
隙内で成長した氷の体積膨張によって、あるいは、上記
間隙内で水及び上記氷により包み込まれた空気の圧力上
昇によって、筒形ホルダ1が外方へ膨れたり、または、
筒形ホルダ1内の感温筒3が圧迫されて変形するおそれ
があった。
【0004】また、特開平9−96567号公報に示さ
れた感温センサ取付用ホルダにおいては、センサ保持部
の全長にわたってスリットが形成されているため、ホル
ダと感温センサとの間隙内に入り込んだ水分が氷結した
場合、氷の体積膨張によりホルダがスリットから押し拡
げられるため、感温センサがホルダから外れる心配があ
った。
【0005】さらに、特開平7−146041号公報に
示されたセンサホルダは、全体形状が非常に複雑である
ばかりでなく、センサ保持部のリターンベンド側に開口
が形成されているため、温度センサ及びセンサ保持部間
の接触面積が比較的小さくて、温度センサに対する熱伝
導が悪いと共に、両者間に水や氷がたまることは少な
く、氷結による問題はもともと生じにくいものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、マイナス温
度に達する冷熱源の温度を検出する感温筒とその筒形ホ
ルダとの間隙に氷が生成しても、感温筒やホルダに悪影
響が生じないようにしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る感温筒ホルダは、マイナス温度に達する冷熱源に外面
の一部が接着される筒形であって、上記冷熱源の温度を
検出する感温筒が内部に差し込まれ、上記冷熱源から最
も離れた壁面位置に孔部が形成されている。
【0008】従って、感温筒と感温筒ホルダとの間隙内
に入り込んだ水分が、冷熱源の吸熱作用により冷却され
て氷結する場合には、冷熱源に近い間隙部分内の水分か
ら氷結し始め、さらに、冷熱源から最も離れた感温筒ホ
ルダの壁面位置に形成された孔部へ向かって上記間隙内
の水分が次第に氷と化していき、最後に孔部内から外方
へ向かって水分が氷に成長することとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例につ
いて、前記従来装置との同等部分及び各実施形態例の同
等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。図1に
おいて、冷凍機におけるエバポレータ等のようにマイナ
ス温度に達する冷熱源2の外表面へ、円筒形ホルダ1の
外面が溶接もしくは止め金等の適宜の手段により接着さ
れ、円筒形ホルダ1内にサーモスタット感温筒3が差し
込まれていて、感温筒3により冷熱源2の温度が計測さ
れるが、円筒形ホルダ1には、冷熱源2から最も離れた
壁面位置に丸孔10が形成されている。
【0010】従って、従来装置の場合と同様、図2
(A)のように円筒形ホルダ1と感温筒3との間隙内に
入り込んだ水分11が、マイナス温度に達するまで冷熱
源2から吸熱されると、図2(B)に示されているよう
に、水分11は冷熱源2に近接した部分から氷12とな
り始め、さらに氷結が進行すると、図2(C)のように
円筒形ホルダ1と感温筒3との間隙内全体で水分11が
氷12と化して、残余の水分11は氷結が最も遅れる円
筒形ホルダ1の丸孔10内へ押しやられ、最後には図2
(D)のように、丸孔10内の水分11も氷12とな
る。
【0011】すなわち、冷熱源2から最も離れた円筒形
ホルダ1の壁面位置に丸孔10が存在しているため、円
筒形ホルダ1と感温筒3との間隙内で成長する氷12に
より生じる上記間隙内の圧力は、丸孔10によって効果
的に外方へ逃がされる結果、上記間隙内に高い圧力が発
生することは容易に抑制されるので、円筒形ホルダ1が
外方へ膨張したり、感温筒3が変形するようなおそれは
全くなくなり、このため、感温筒3によって冷熱源2の
温度を常に正確に検出することができるようになる。
【0012】図3に示す実施形態例では、マイナス温度
に達する冷熱源2の角部に円筒形ホルダ1が溶接もしく
は止め金等の手段により接着され、円筒形ホルダ1内に
サーモスタット感温筒3が差し込まれていると共に、冷
熱源2から最も離れた円筒形ホルダ1の壁面位置に丸孔
10が形成されていて、上記実施形態例と同様な作用効
果を奏することができる。
【0013】なお、上記各実施形態例において、丸孔1
0に代え適当な形状の孔部を形成し、または、熱源2か
ら最も離れた円筒形ホルダ1の壁面位置で、円筒形ホル
ダ1の軸方向に適当な間隔を置いて複数の孔部、もしく
は、円筒形ホルダ1の軸方向に沿って適当な長さに延び
る孔部を形成し、または、図4のように、感温筒3の下
部に適当な水抜き孔20を追加的に形成して、上記間隙
内の水分11が適宜抜けやすいように構成し、または、
図5及び図6のように、丸孔10もしくは上記孔部と上
記水抜き孔20とを連結した形状のスリット30を円筒
形ホルダ1の壁面に設けて、前記の場合と同様に上記間
隙内の水分が抜けやすいように構成し、または、円筒形
ホルダ1に代えて適当な形状の筒形ホルダを設けるよう
にしても、それぞれ上記各実施形態例と同等の作用効果
を奏することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかる感温筒ホルダにあって
は、感温筒と感温筒ホルダとの間隙内に入り込んだ水分
が冷熱源に近い部分から氷結し始めて、冷熱源から最も
離れた感温筒ホルダの壁面位置に形成された孔部へ向か
って次第に氷と化していき、最後に孔部内から外方へ向
かって水分が氷に成長することとなるため、氷の成長に
ともなって上記間隙内に生じる圧力は孔部から外方へ効
果的に逃がすことができるので、感温筒ホルダ内部にお
ける圧力の低減により感温筒ホルダが外方へ膨張した
り、感温筒が変形したりするおそれをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における縦断面拡大図。
【図2】上記実施形態例の作用説明図。
【図3】本発明の他の実施形態例における縦断面拡大
図。
【図4】本発明の他の実施形態例における側面図。
【図5】本発明の他の実施形態例における側面図。
【図6】図5のVI−VI縦断面図。
【図7】従来装置の縦断面拡大図。
【符号の説明】
1 円筒形ホルダ 2 冷熱源 3 感温筒 10 丸孔 11 水分 12 氷 20 水抜き孔 30 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイナス温度に達する冷熱源に外面の一
    部が接着される筒形であって、上記冷熱源の温度を検出
    する感温筒が内部に差し込まれ、上記冷熱源から最も離
    れた壁面位置に孔部が形成された感温筒ホルダ。
JP28784997A 1997-10-03 1997-10-03 感温筒ホルダ Pending JPH11108764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28784997A JPH11108764A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 感温筒ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28784997A JPH11108764A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 感温筒ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11108764A true JPH11108764A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17722585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28784997A Pending JPH11108764A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 感温筒ホルダ

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JP (1) JPH11108764A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004044507A1 (de) * 2002-11-11 2004-05-27 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Wärmetauscher für ein kältegerät
JP2013231595A (ja) * 2013-08-23 2013-11-14 Mitsubishi Electric Corp 温度検出用素子の取付具及び冷凍サイクル装置

Cited By (2)

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WO2004044507A1 (de) * 2002-11-11 2004-05-27 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Wärmetauscher für ein kältegerät
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