JP3469100B2 - 温度センサの取付構造 - Google Patents
温度センサの取付構造Info
- Publication number
- JP3469100B2 JP3469100B2 JP27789098A JP27789098A JP3469100B2 JP 3469100 B2 JP3469100 B2 JP 3469100B2 JP 27789098 A JP27789098 A JP 27789098A JP 27789098 A JP27789098 A JP 27789098A JP 3469100 B2 JP3469100 B2 JP 3469100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- temperature sensor
- cooler
- sensor
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
を検知するための温度センサの取付構造に関する。
いては、冷却器の除霜終了を検知するための温度センサ
を、例えば冷却器の冷媒出口側の近傍に接続されるアキ
ュームレータに取り付け、冷却器の除霜時にその温度セ
ンサによりアキュームレータの温度を検出することによ
って、除霜終了を検知することが行われている。
アキュームレータに対してバンドにより締め付けること
によって取り付けるようにしていた。しかしながら、こ
のような取り付け方の場合、温度センサをアキュームレ
ータに押し付けることになるため、温度センサが損傷し
やすいという欠点があった。
えば熱伝導性の良好な伝熱板に温度センサを保持させる
と共に、その伝熱板ごとセンサ取付具に保持させ、その
センサ取付具をアキュームレータに取り付けることによ
り、伝熱板の接触片部をアキュームレータに接触させ、
アキュームレータの温度を伝熱板を介して検出するよう
にした構成のものが提案されている(特開平8−261
610号参照)。
ては伝熱板を介してアキュームレータの温度を検出する
ので、温度センサをアキュームレータに押し付ける必要
がない。このため、温度センサが損傷することを防止で
きる。しかしながら、このものの場合には、温度センサ
とセンサ取付具の他に伝熱板を必要としているため、そ
の分、部品点数が多く、コストも高くなるという欠点が
ある。
のであり、その目的は、温度センサが損傷することを防
止できると共に、部品点数を少なくできてコストも低減
できる温度センサの取付構造を提供するにある。
めに、請求項1の発明は、冷却器の除霜終了を検知する
ための温度センサと、この温度センサを保持して前記冷
却器のパイプまたは冷却器近傍のパイプに取り付けられ
るセンサ取付具とを備え、前記センサ取付具を前記パイ
プに取り付けた状態で、前記温度センサと前記パイプと
の間に2mm以下の隙間を形成するようにし、前記温度
センサは、前記隙間を介して前記パイプの温度を検出す
ることを特徴とするものである。また、同様な目的を達
成するために、請求項2の発明は、冷却器の除霜終了を
検知するための温度センサと、この温度センサを保持し
て前記冷却器のパイプまたは冷却器近傍のパイプに取り
付けられるセンサ取付具とを備え、前記センサ取付具を
前記パイプに取り付けた状態で、前記温度センサと前記
パイプとの間に2mm以下の隙間を形成するようにし、
前記温度センサは、前記隙間に入った霜解け水を介して
前記パイプの温度を検出することを特徴とするものであ
る。
いて、冷却器の除霜時に、温度センサが取り付けられた
パイプ部分に付着した霜も解けて水となる。その霜解け
水の一部が温度センサとパイプとの間の隙間に入ると、
水がそれらの間を繋ぐようになる。温度センサはその隙
間の水を介してパイプの温度を検出し、これに基づき除
霜終了の検知を行う。
水を介してパイプの温度を検出するようにした場合で
も、伝熱板を用いた場合と同程度の精度で除霜終了の検
知を行うことができた。
は、温度センサとパイプとの間には隙間を形成している
のであるから、温度センサをパイプに対して押し付ける
場合とは違い、温度センサが損傷することを防止でき
る。また、霜解け水の熱伝導を利用してパイプの温度を
検出するので、伝熱板を使用せずとも除霜終了検知を確
実に行うことができ、そして、伝熱板を使用しない分、
部品点数を少なくできてコストも低減できるようにな
る。
樹脂製であることを特徴としている。また、請求項4の
発明は、センサ取付具に、パイプに対して回り止めとな
る回り止め部を設けたことを特徴としている。これによ
れば、温度センサを安定した状態で取り付けることがで
き、ひいては安定した温度検出ができる。
て、図面を参照して説明する。まず、図5には冷蔵庫の
下部の構成が概略的に示されており、この図5におい
て、冷蔵庫本体1内の下部には冷凍室2が形成され、こ
の冷凍室2の背部に冷却器室3が形成され、底部の後部
に機械室4が形成されている。
ると共に、この冷却器5の下方に位置させて、冷却器5
の除霜時にこれを加熱する除霜ヒータ6、及び除霜水を
受ける排水樋7が配設されている。排水樋7には排水パ
イプ8が接続されていて、この排水パイプ8の下端部
が、機械室4に臨んでいる。機械室4内には、排水パイ
プ8から排出された除霜水を受けて貯留するための蒸発
皿9やコンプレッサ10などが配設されている。
に、蛇行状に屈曲形成されたパイプ11と、このパイプ
11の外部に設けられた多数枚のフィン12とから構成
されている。この冷却器5のパイプ11は、冷媒の入口
側パイプ部11aと出口側パイプ部11bとが冷却器室
3内において上部に位置するように配置されている。な
お、図示はしないが、入口側パイプ部11aはキャピラ
リチューブに接続され、出口側パイプ部11bはアキュ
ームレータに接続されている。
ための温度センサ13は、合成樹脂製のセンサ取付具1
4を介して、上記冷却器5のパイプ11の入口側パイプ
部11aに取り付けられている。温度センサ13は、ほ
ぼ円柱状をなしていて、図1及び図2に示すように、セ
ンサ取付具14のセンサ保持部15に保持されていて、
温度センサ13のリード線13aはセンサ取付具14の
外方へ導出されている。センサ取付具14には、弾性係
合爪16が対向状態で2個ずつ合計4個設けられている
と共に、パイプ接触部17が設けられ、また、長手方向
の一端部に2個の回り止め部18が対向状態で形成され
ている。両回り止め部18は、弾性係合爪16よりも長
く形成されている。
パイプ11に次のようにして取り付けられる。すなわ
ち、まず、センサ保持部15に温度センサ13を保持さ
せた状態で、2個の回り止め部18間にパイプ11の入
口側パイプ部11aを相対的に挿入させるようにして、
センサ取付具14をパイプ11側に寄せる。そして、2
個の回り止め部18の先端部を冷却器5の隣り合ったフ
ィン12間に挿入すると共に、それら2個の回り止め部
18の先端部でフィン12が設けられた部分のパイプ部
11cを挟むようにし(図3及び図4参照)、また、4
個の弾性係合爪16を入口側パイプ部11aに係合させ
ることにより、センサ取付具14はパイプ11に取り付
けられる。
サ取付具14のパイプ接触部17がパイプ11の外面に
接触していて、温度センサ13とそのパイプ11との間
にこの場合1mmの隙間19を形成している。この隙間
19は、この隙間19に水が浸入した際に、その水の表
面張力で水が温度センサ13とパイプ11との間を繋ぐ
ようにするために、2mm以下とする。
よる冷却時に、冷却器5のパイプ11やフィン12には
霜が付着するようになる。このとき、入口側パイプ部1
1aの周りにも霜が付着する。そして、例えばコンプレ
ッサ10の運転積算時間が予め設定された設定時間に達
すると、除霜ヒータ6に通電し、当該除霜ヒータ6によ
り冷却器5を加熱することによって冷却器5の除霜が行
われる。このときの霜解け水は、排水樋7に受けられた
後、排水パイプ8を通って蒸発皿9に貯留される。蒸発
皿9に貯留された水は、コンプレッサ10の熱などによ
ってやがて蒸発する。
センサ13が取り付けられた入口側パイプ部11a部分
の霜も解けて水となる。その霜解け水の一部が温度セン
サ13とパイプ11との間の隙間19に入ると、その水
がそれらの間を繋ぐようになる。温度センサ13は、そ
の隙間19の水を介してパイプ11の温度を検出し、そ
の検出信号を冷蔵庫の図示しない制御装置に出力する。
そして、温度センサ13による検出温度が、予め設定さ
れた除霜終了温度(例えば13℃)に達すると、除霜ヒ
ータ6を断電し、除霜が終了する。
パイプ11のうち、除霜ヒータ6から遠く、霜の融解が
最も遅くなる上部で、しかも冷媒の温度が低いとされる
入口側パイプ部11aに取り付けているので、除霜の終
了を確実に検出できる。また、発明者らの実験結果によ
れば、このように水を介してパイプ11の温度を検出す
るようにした場合でも、伝熱板を用いた場合と同程度の
精度で除霜終了の検知を行うことができた。
果を得ることができる。まず、温度センサ13と冷却器
5のパイプ11に取り付けた状態で、これら温度センサ
13とパイプ11との間には隙間19を形成しているの
で、温度センサ13が損傷することを防止できる。ま
た、霜解け水の熱伝導を利用してパイプ11の温度を検
出するので、伝熱板を使用せずとも除霜終了検知を確実
に行うことができ、そして、伝熱板を使用しない分、部
品点数を少なくできてコストも低減できるようになる。
取付具14に、パイプ11に対して回り止めとなる回り
止め部18を設けているので、温度センサ13を安定し
た状態で取り付けることができ、ひいては安定した温度
検出ができる。
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。温度センサ13としては、円柱状のものに限ら
れず、四角柱状或いは三角柱状のものでも良い。
しては、冷却器5のパイプ11に限られず、霜が付着す
る部位であれば、冷却器5のパイプ11に接続された冷
却器5近傍のパイプ或いはアキュームレータであっても
良い。
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
及び2の温度センサの取付構造によれば、温度センサと
パイプとの間には隙間を形成しているので、温度センサ
が損傷することを防止できる。また、霜解け水の熱伝導
を利用してパイプの温度を検出するので、伝熱板を使用
せずとも除霜終了検知を確実に行うことができ、そし
て、伝熱板を使用しない分、部品点数を少なくできてコ
ストも低減できるようになる。
ば、温度センサを安定した状態で取り付けることがで
き、ひいては安定した温度検出ができる。
部の斜視図
の正面図
イプ、12はフィン、13は温度センサ、14はセンサ
取付具、18は回り止め部、19は隙間を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 冷却器の除霜終了を検知するための温度
センサと、 この温度センサを保持して前記冷却器のパイプまたは冷
却器近傍のパイプに取り付けられるセンサ取付具とを備
え、 前記センサ取付具を前記パイプに取り付けた状態で、前
記温度センサと前記パイプとの間に2mm以下の隙間を
形成するようにし、前記温度センサは、前記隙間を介し
て前記パイプの温度を検出することを特徴とする温度セ
ンサの取付構造。 - 【請求項2】 冷却器の除霜終了を検知するための温度
センサと、 この温度センサを保持して前記冷却器のパイプまたは冷
却器近傍のパイプに取り付けられるセンサ取付具とを備
え、 前記センサ取付具を前記パイプに取り付けた状態で、前
記温度センサと前記パイプとの間に2mm以下の隙間を
形成するようにし、前記温度センサは、前記隙間に入っ
た霜解け水を介して前記パイプの温度を検出することを
特徴とする温度センサの取付構造。 - 【請求項3】 センサ取付具は、合成樹脂製であること
を特徴とする請求項1または2記載の温度センサの取付
構造。 - 【請求項4】 センサ取付具に、パイプに対して回り止
めとなる回り止め部を設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の温度センサの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27789098A JP3469100B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 温度センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27789098A JP3469100B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 温度センサの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000105071A JP2000105071A (ja) | 2000-04-11 |
JP3469100B2 true JP3469100B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=17589722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27789098A Expired - Lifetime JP3469100B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 温度センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3469100B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104567207A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 海信容声(广东)冰箱有限公司 | 一种化霜传感器、冰箱及化霜方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101101816B1 (ko) | 2006-08-14 | 2012-01-05 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
JP5487053B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2014-05-07 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
KR102063147B1 (ko) * | 2018-06-01 | 2020-01-07 | 정창설 | 증발기 제상용 센서장치 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP27789098A patent/JP3469100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104567207A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 海信容声(广东)冰箱有限公司 | 一种化霜传感器、冰箱及化霜方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000105071A (ja) | 2000-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030177772A1 (en) | Refrigerator with an evaporator | |
JP3469100B2 (ja) | 温度センサの取付構造 | |
JP2004093020A (ja) | ヒートポンプエアコンの除霜運転制御方法 | |
US7140191B2 (en) | Refrigerator and temperature sensor fixing method in the refrigerator | |
JP3335263B2 (ja) | 温度センサの取付装置 | |
JP2003314932A (ja) | 冷凍機 | |
JP2975878B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2000121235A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20000007553U (ko) | 공기조화기의 실외기 제상용 전기히터장치 | |
JP3596218B2 (ja) | 空気調和機の室外機の除霜構造 | |
CN214095027U (zh) | 一种冷冻蒸发器组件固定结构 | |
JP4609226B2 (ja) | エジェクタ式サイクル | |
JP4074953B2 (ja) | 冷却装置 | |
JPS5822108Y2 (ja) | 温度検出器の感温筒取付装置 | |
JPH05126440A (ja) | 冷凍装置 | |
JP3863713B2 (ja) | 冷却器の温度感知装置 | |
KR100288263B1 (ko) | 냉장고의제상장치 | |
KR102305088B1 (ko) | 소방차용 공조장치 | |
JP2005127603A (ja) | 除霜ヒーター | |
JP2005098615A (ja) | 冷却装置 | |
WO2008120892A2 (en) | Evaporator with defrosting heater | |
JP3737137B2 (ja) | 電気自動車用空調装置 | |
KR0176665B1 (ko) | 성에제거가능한 냉장고 및 성에제거방법 | |
KR100340055B1 (ko) | 제상기능이 향상된 냉장고 | |
KR19990035940U (ko) | 제상장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |