JPS6142049Y2 - - Google Patents

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JPS6142049Y2
JPS6142049Y2 JP17118883U JP17118883U JPS6142049Y2 JP S6142049 Y2 JPS6142049 Y2 JP S6142049Y2 JP 17118883 U JP17118883 U JP 17118883U JP 17118883 U JP17118883 U JP 17118883U JP S6142049 Y2 JPS6142049 Y2 JP S6142049Y2
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thermistor
ice
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making
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JP17118883U
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JPS6079675U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動製氷機の製氷室温度検出装置に関
し、特に、凍結に対するサーミスタの安全性を確
保に製氷室に保持すると共に、1個のサーミスタ
で製氷完了および除氷完了および除氷完了の検出
を確実に行なうための新規な改良に関するもので
ある。
従来用いられていたこの種のサーミスタ式温度
検出装置としては、自動製氷機の各種温度検出手
段の電子化に伴つて種々のものが開発され提案さ
れてきたが、それ等は製氷機の特殊性に由来する
様な欠点を有し、実用には供されていなかつた。
即ち、一般に製氷機においては、製氷運転と除氷
運転とを交互に繰り返し、製氷運転時には製氷室
に設けた蒸発パイプに冷媒を供給すると同時に製
氷室内に製氷水を循環供給して、該製氷室を氷点
以下のかなりの低温に冷却しながら製氷室内に氷
を成長させ、所定量に成長した氷は、除氷運転時
に前記蒸発パイプに高温高圧のホツトガス冷媒を
流すことによつて、製氷室との接触面が融解さ
れ、自重により落下し貯氷庫に回収されるもので
あつて、製氷運転中には蒸発パイプ及び製氷室が
前述した低温に冷却されているので、周囲雰囲気
の水分が凍結し霜となつて蒸発パイプ及び製氷室
外面に付着し相当な厚さに達し、除氷運転中に相
当な厚さの霜が融解する。しかし、従来のサーミ
スタ式温度検出装置は、製氷運転と除氷運転とを
繰り返す製氷機の特殊性、即ち、製氷運転中にお
ける多量の霜の発生及び除氷運転中における霜の
融解に由来する問題を考慮して設計されたもので
はなかつたので、実際に従来のサーミスタ式温度
検出装置を製氷室に設置してみると、上述する問
題のためにサーミスタが比較的短期間に破損する
など、実用に供しうるものではなかつた。
例えば、第1図に示す第1従来例においては、
製氷室1の側壁1aに直接管状のサーミスタ取付
用パイプ2を溶接し、サーミスタ取付用パイプ2
内に挿入されたサーミスタ保護管2a内に棒状サ
ーミスタ3を挿入していた。サーミスタ3に取付
けられたリード線3aは、サーミスタ取付用パイ
プ2およびサーミスタ保護管2aの一端に形成さ
れた各開口部2bおよび2cを貫通して外部に導
出されており、製氷室1の上部には冷却パイプ4
が接合して配設されている。
しかしながら、前述の第1従来例における構成
においては、除氷時に、サーミスタ取付用パイプ
2内部の空隙部に水分が露となつて貯まり、この
水分が製氷時凍結して膨張し、サーミスタ3を破
壊する事故、及びサーミスタ3の抜け事故が発生
していた。従つて、前述の事故を防止する手段と
して、サーミスタ取付用パイプ2内側のサーミス
タ保護管2a内に樹脂等の充填物を挿入して水分
の進入を防止するようにした構成も用いられてい
るが、その加工が複雑であると共に、完全に充填
物でサーミスタを埋設すると、逆に、サーミスタ
自身の感度が悪化することになり正確な温度検出
を行なうことが極めて困難であつた。
又、第2図に示す第2従来例においては、冷却
パイプ4を有する製氷室1の下方位置に水皿5が
開閉自在に公知の態様で枢着され、水皿5の上面
5aに開口する散水管5bに隣接して設けられた
サーミスタ保護管2a内にサーミスタ3が挿入固
定されると共に、サーミスタ3のリード線3aは
サーミスタ保護管2aの開口部2cから外部に導
出されていた。
しかしながら、前述の第2従来例における構成
においては、サーミスタの感度も良好に保たれる
と共に氷結部分も比較的少なくサーミスタ破壊の
おそれもそれだけ少ないが、除氷時において、水
皿5が下方に傾斜しサーミスタと氷との接触が断
たれるため、除氷完了検出には別個のセンサーが
必要となり、装置が復雑となつて大巾なコストア
ツプの一因となる。
さらに、第3図に示す第3従来例においては、
冷却パイプ4を有する製氷室1の側壁1aの外側
部に全体がほぼL字形をなすサーミスタバンド取
付板2dを固定して装着し、このサーミスタバン
ド取付板2d上にループ状をなすサーミスタバン
ド2eをボルト2fで固定し、サーミスタバンド
2e内にサーミスタ3が挿入固定されていた。
又、前記製氷室1の下方位置には散水管5bを有
する水皿5が傾動自在に設けられている。
しかしながら、前述の第3従来例における構成
においては、第1図に示される構成のようにサー
ミスタの抜け事故は完全に防止することができた
が、サーミスタ破壊の問題は十分に解消されてお
らず、また、サーミスタバンド取付板2dが空中
に露出しているために、放熱現象が著しいと共に
周囲温度の影響も受けやすく、正確な温度検出を
行なうことが極めて困難であつた。
本考案は以上の欠点をすみやかに除去するため
の極めて効果的な手段を提供することを目的とす
るもので、特に、製氷室の側壁の外側部に弾性を
有して設けられた長手形状のサーミスタホルダの
先端にサーミスタを設け、サーミスタホルダの弾
性によつてサーミスタを製氷室の側壁に直接接触
させるようにした構成に特徴を有するものであ
る。
以下、図面と共に本考案によるサーミスタ式製
氷室温度検出装置の好適な実施例について詳細に
説明する。尚、従来例と同一部品については従来
例と同一符号を用いて説明する。
第4図において符号1で示されるものは、冷却
パイプ4を各々その頂部に有する製氷室であり、
製氷室1の側壁1aの上部には全体がほぼL字形
をなすサーミスタホルダ取付板2dが、側壁1a
とほぼ同一平面状となるように垂直に溶接手段等
で固定して取付けられている。
サーミスタホルダ取付板2dの上端部には、全
体がほぼ弓状に形成され中央に曲折部2gを有す
るサーミスタホルダ2eの一端2hがボルト2f
によつて固定されており、サーミスタホルダ2e
の下端である他端2iにはサーミスタ保持凹部2
jがほぼ水平方向に延在するように形成されてい
る。
サーミスタホルダ2eは、全体が弾性を有する
樹脂等で構成され、サーミスタホルダ取付板2d
から下方に垂下して設けられると共に、常時矢印
Aの方向に復元性を有する弾性力を付与してお
り、サーミスタ保持凹部2jの開放凹面に沿つて
保持されたサーミスタ3は、前記弾性力によつて
常時、側壁1aの外側面上に圧接されている。
さらに、各製氷室1の下方には、各製氷室1に
対応した位置で散水管5bの噴射口が開口する上
面5aを有する水皿5が傾動自在に配設され、散
水管5bからの製氷水が各製氷室1内に下方より
供給される。
サーミスタホルダ2eは、第7図に特に示され
るように、製氷室1の側壁1aの外側面に回り止
め部2e′を有して接合すると共に、サーミスタ保
持凹部2jはサーミスタホルダ2eの長手方向と
直交する方向に延長して長方形状に構成され、長
手形状のサーミスタ3を内蔵すると共に、サーミ
スタ3のリード線3aを外部に導出するための開
口部2bは、取付板保持凹部2jと一体に形成さ
れた絞り部2kにより幅狭にされていて、サーミ
スタ3の脱落を確実に防止する。
以上のような構成において、製氷を行なう場合
は、第5図に示されるように、冷却パイプ4内に
案内された冷媒ガスにより製氷室1の温度は製氷
温度となり、散水管5bから該製氷室に循環供給
された製氷水が徐々に氷結して氷1bが成長す
る。この製氷時において、サーミスタ保持凹部2
jと製氷室1の側壁1aとの間及びその近辺に存
在する水分が氷結してサーミスタ3の周囲には外
部氷1cが成長するが、サーミスタホルダ2eが
弾性力を備えているため、第5図に示すようにサ
ーミスタホルダ2eは矢印Bの方向、すなわち、
外方向に若干逃げることができ、サーミスタ3の
破壊等は防止されると共に、サーミスタ3が製氷
室1の側壁1aに弾性で直接圧接されていること
により製氷室1の温度を正確に検出することが出
来、製氷完了が期待通りに検出される。
次に、除氷工程においては、第6図に示される
ように、製氷室1が加熱されて氷1bが若干解氷
し、氷1bの落下が開始された場合、サーミスタ
3がサーミスタホルグ2eの弾性力により製氷室
1の側壁1aに確実に接触しているため、製氷室
1から氷1bが抜け落ちるまでのサーミスタ温度
上昇が少なく、確実な除氷完了検出を行なうこと
ができる。又、サーミスタホルダ2eが樹脂で構
成されているため、熱伝導率の関係で周囲温度の
影響を受けにくく、製氷及び除氷時、正確に温度
を検出することができる。
本考案による製氷室温度検出装置は、以上のよ
うな構成と作用とを備えているため、製氷時にお
けるサーミスタ自体の破壊を防止出来ると共に、
確実にサーミスタを支持することが出来る。
又、サーミスタが弾性的に製氷室に圧接して保
持されているため、製氷および除氷時における温
度検出を確実に行なうことが出来、極めて信頼性
の高い製氷室温度検出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1従来例を示す側面図、第2図は第
2従来例を示す正面断面図、第3図は第3従来例
を示す正面断面図、第4図は本考案による温度検
出装置の全体構成を示す正面断面図、第5図は本
考案による装置の製氷時の状態を示す正面断面
図、第6図は本考案による装置の除氷時の状態を
示す正面断面図、第7図は第4図の側面図であ
る。 1は製氷室、1aは側壁、1bは氷、1cは外
部氷、2bは開口部、2dはサーミスタホルダ取
付板、2eはサーミスタホルダ、2e′は回り止め
部、2fはボルト、2gは曲折部、2hは一端、
2iは他端、2jはサーミスタ保持凹部、2kは
絞り部、3はサーミスタ、3aはリード線、4は
冷却パイプ、5は水皿、5aは水皿上面、5bは
散水管である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 製氷室の上部に設けられたサーミスタホルダ
    取付板と、前記サーミスタホルダ取付板に一端
    が固定されると共に他端が前記製氷室の側壁に
    沿つて垂下され全体が弾性材料で形成されたサ
    ーミスタホルダと、ほぼ水平方向に延びるよう
    に前記サーミスタホルダの前記他端に形成さ
    れ、水平方向の表面が開放凹面となつているサ
    ーミスタ保持凹部と、前記サーミスタ保持凹部
    の開放凹面に沿つて配設され側部が前記製氷室
    の側壁に直接接触するサーミスタとを備え、前
    記サーミスタは前記サーミスタホルダの弾性に
    より前記製氷室の側壁に接触している構成より
    なることを特徴とする製氷室温度検出装置。 (2) 前記製氷室はその下面が開口部に形成されて
    おり、該開口部の近傍位置まで前記サーミスタ
    ホルダの他端が延びていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の製氷室温度
    検出装置。
JP17118883U 1983-11-07 1983-11-07 製氷室温度検出装置 Granted JPS6079675U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17118883U JPS6079675U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 製氷室温度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17118883U JPS6079675U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 製氷室温度検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6079675U JPS6079675U (ja) 1985-06-03
JPS6142049Y2 true JPS6142049Y2 (ja) 1986-11-29

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ID=30373495

Family Applications (1)

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JP17118883U Granted JPS6079675U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 製氷室温度検出装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021438A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd セル型製氷機
JP2004361370A (ja) * 2003-04-10 2004-12-24 Hoshizaki Electric Co Ltd センサ取付具
JP5631259B2 (ja) * 2011-05-10 2014-11-26 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP6532290B2 (ja) * 2015-05-15 2019-06-19 ホシザキ株式会社 自動製氷機

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Publication number Publication date
JPS6079675U (ja) 1985-06-03

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