JPH11108645A - 反射鏡の反射面の真直度測定方法及びステージ装置 - Google Patents

反射鏡の反射面の真直度測定方法及びステージ装置

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JPH11108645A
JPH11108645A JP9266260A JP26626097A JPH11108645A JP H11108645 A JPH11108645 A JP H11108645A JP 9266260 A JP9266260 A JP 9266260A JP 26626097 A JP26626097 A JP 26626097A JP H11108645 A JPH11108645 A JP H11108645A
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straightness
reflecting
reflecting mirror
stage
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JP9266260A
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Yoshihisa Fujita
良久 藤田
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりステージ装置の位置測定の基準とし
て用いる反射鏡はその反射面の真直度を180度反転法
で予め測定し、その反射鏡の真直度から求められる補正
量を用いて実際に測定される位置を補正していたが、そ
の測定される反射鏡の真直度は線対称成分のみであるた
め、点対称成分は補正できないという問題があった。 【解決手段】 第一段階で等ピッチ且つ直線状に並ん
だ複数個のマークを有する基準マスクをステージ上に載
置してマークの測定を行い、第二段階で基準マスクを1
ピッチ分だけステージ上でずらした位置で同じ測定を行
い、第三段階で第一段階の測定値と第二段階の測定値と
の差をとり、第四段階以降で第三段階で得られた測定値
に対して種々の計算を行うことにより反射鏡の点対称成
分を算出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光の干渉を
利用して位置を測定するステージ装置、座標測定装置に
配備される移動鏡、等の鏡の鏡面の真直度補正方法及び
ステージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、精密検査機器、精密工作機械、あ
るいは半導体製造における座標測定装置などの精密測定
機器には、レーザ光の干渉を利用してステージの位置を
測定するステージ装置が広く使われている。図5は、従
来のステージ装置を用いた座標測定装置の斜視図であ
る。座標測定装置は、マスクやレチクルなどの基板31
の表面に形成されている精密なパターンの座標を測定す
る装置である。
【0003】図5において、ステージ35は、モータな
どを備えるステージ駆動装置36に接続され、このステ
ージ駆動装置36に入力される主制御装置37からの制
御信号によって2次元移動する。図において、ステージ
35が2次元移動する平面内には、図中左上から右下に
向かってY軸、左下から右上に向かってX軸をとるXY
座標系が設定される。
【0004】このステージ35上には、基板31を載置
する試料台32が載置されている。試料台32測方上面
には、Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34が固設されてい
る。Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34の反射面は、各Y
軸の負の方向、X軸の負の方向に向けられている。よっ
て、Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34の反射面は、ステ
ージ35の移動に伴ってその位置を変える。
【0005】一方、試料台32に載置された基板31の
上方には、対物レンズ38が基板31の表面からわずか
な間隔をあけて配置される。さらに、対物レンズ38の
上方には、内部にレーザ光源などを有する光学装置39
が設けられる。光学装置39から射出されるレーザ光
は、対物レンズ38を介して、基板31上にレーザスポ
ットを形成する。したがって、ステージ35が移動する
ことによって、レーザスポット光が基板31上のパター
ンを走査することになる。
【0006】また、対物レンズ38と基板31との間に
は、対物レンズ38の光軸に対称な配置で、4つの受光
素子40〜43が設けられる。これらの内の受光素子4
0,41は、Y軸に沿って設けられ、受光素子42,4
3は、X軸に沿って設けられる。したがって、例えば、
レーザスポット光が基板31上のパターンをY軸方向に
走査するときに、基板31上のパターンが有する微小な
凹凸のエッジ部をレーザスポット光が横切って散乱また
は回折されると、その光は受光素子40、41で受光さ
れる。
【0007】同様にして、レーザスポット光が基板31
上のパターンをX軸方向に走査するときには、エッジ部
で散乱または回折した光は、受光素子42,43で受光
される。各受光素子40〜43は、エッジ部での散乱光
または回折光を受光し、それをエッジ検出信号として主
制御装置37に出力する。一方、Y軸反射鏡33,X軸
反射鏡34に対向する位置には、それぞれ測長用レーザ
光源などを有するY軸用干渉計44,X軸用干渉計45
が設けられる。さらに、対物レンズ38の側部におい
て、Y軸用干渉計44,X軸用干渉計45に対向する位
置には、それぞれY軸参照鏡46,X軸参照鏡47が取
り付けられる。
【0008】Y軸用干渉計44から射出される測長用レ
ーザ光は、X軸反射鏡33の反射面で反射され、Y軸参
照鏡46で反射した光と干渉する。よって、Y軸用干渉
計44では、ステージ35のY軸方向の移動に伴うレー
ザ光の強度変調信号を得ることができ、ステージ35の
Y軸方向の位置が測定される。同様にして、X軸用干渉
計45では、X軸反射鏡34での反射光とX軸参照鏡4
7での反射光との干渉から、ステージ35のX軸方向の
移動に伴うレーザ光の強度変調信号を得ることができ、
ステージ35のX軸方向の位置が測定される。
【0009】このようにして測定したステージ35のY
軸方向,X軸方向の位置を示す位置信号は、Y軸用干渉
計44,X軸用干渉計45から主制御装置37に出力さ
れる。したがって、主制御装置37では、受光素子40
〜43によってエッジが検出されたときに、ステージ3
5がどの位置にあったかを知ることにより、パターンの
X座標値,Y座標値を測定することができる。
【0010】表示装置48は、主制御装置37によって
測定されたパターンのX座標値,Y座標値を表示する。
以上のような測定が繰り返され、複数のパターン座標値
が測定される。以下、基板31上のパターンのY座標値
の測定について説明をする。X座標値の測定についても
同様であるので説明を省略する。
【0011】パターンのY座標値を測定する場合には、
Y軸反射鏡33の反射面のたわみが実測値の測定精度に
大きく影響する。Y軸反射鏡33の反射面にたわみが存
在すると、パターンのX座標値が異なる各点においてレ
ーザ光が異なる光路長をとるからである。通常、測長用
レーザ光がY軸反射鏡33の反射面で反射する位置は、
ステージ35のX軸方向への移動に伴って、Y軸方向に
1次元的に移動することになる。この反射位置の部分に
おけるY軸反射鏡33の反射面の理想平面からの変位が
反射面のたわみである。以下、実測値への反射面のたわ
みの影響と、従来の反射面のたわみの補正方法につい
て、図6を参照して説明する。
【0012】図6は、Y軸反射鏡33の反射面と基板3
1上のパターンとの座標関係を示す図である。図6に於
いて、Y軸反射鏡33の反射面のたわみを反射面の真直
度Y(x) で表すことにする。また、基板31上に実線で
示されるパターン70は、Y軸を基準にして基板31が
0度姿勢のときのものである。理想的な座標系(たわみ
のないY軸反射鏡)で測定したときのパターン70のY
座標値はYp(x)で表されるとする。反射面の真直度がY
(x) で表されるY軸反射鏡33を用い、0度姿勢の基板
31上に形成されたパターン70のY座標値を実際に測
定すると、得られる実測値Yr(x)は、 Yr(x)=Yp(x)−Y(x) +C1 ,C1 :オフセット量 ・・・( 1) と表される。つまり、Y軸反射鏡33の真直度Y(x) が
そのまま加わったものとなる。
【0013】そこで従来では、このY軸反射鏡33のた
わみを補正するために、基板31を原点を中心にして1
80度回転させた180度姿勢での測定をも行うことに
よって補正値を算出していた。以下、従来の補正方法に
ついて説明する。図中破線で示されるパターン71は、
基板31が180度姿勢のときのものである。このパタ
ーン71の理想的なY座標値は、−Yp(-x) と表され
る。
【0014】この180度姿勢の基板31上に形成され
たパターン71のY座標値を、真直度誤差がY(x) のY
軸反射鏡33を用いて測定する場合、得られる実測値Y
s(x)は、 Ys(x)=−Yp(-x) −Y(x) +C2 , C2 :オフセット量 ・・・( 2) と表される。
【0015】こうして得られる2つの実測値(式( 1)
,式( 2) )では、基板31の姿勢が互いに180度
回転している。したがって、基板31上の同じ位置に対
する実測値どうしを比較する(パターン70とパターン
71とを重ねる)ために、180度姿勢の実測値Ys(x)
を−Ys(-x) に変換し、この変換値−Ys(-x) と0度姿
勢の実測値Yr(x)との差分ΔYr(x)(=−Ys(-x) −Y
r(x))を求める。
【0016】これによって、パターン70,71のX座
標値の成分が打ち消されて、Y軸に対称な位置における
X軸反射鏡33の反射面の真直度の和が求められる。す
なわち、差分ΔYr(x)は、 ΔYr(x)=Y(-x)+Y(x) −C2 −C1 ・・・( 3) となる。
【0017】従来では、この差分ΔYr(x)を2で割るこ
とによって、Y軸反射鏡33の反射面の真直度Ya(x)を
求めている。すなわち、Y軸反射鏡33の真直度Ya(x)
は、Ya(x)=ΔYr(x)/2
・・・( 4)で求められる。従来では、こうして
求めたY軸反射鏡33の反射面の真直度Ya(x)を、例え
ば、式( 1) のY(x) の代わりに用いてY軸反射鏡33
の真直度補正を行う。補正後のパターン70のY座標値
Ypa(x) は、 Ypa(x) =Yr(x)+Ya(x)−C1 ,C1 :オフセット量 ・・・( 5) と表される。以下、この従来の補正方法を「180度反
転法」という。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の180度反転法
では、式( 4) より求められるY軸反射鏡33の真直度
Ya(x)は、式( 4) に式( 3) を代入することによって
わかるように、Y軸に対称な位置での真直度Ya(-x) と
等しい。すなわち、従来の180度反転法では、Y軸反
射鏡33の反射面の真直度は、Y軸に対称(線対称)で
あると仮定していることになる。
【0019】ここで、Y軸反射鏡33の反射面の真直度
が、例えば、図9に示されるX軸反射鏡34のように点
対称なものである、つまり、Y(x) =−Y(-x)であると
仮定する。このとき式( 3) はΔYr(x)=−C2 −C1
となる。すなわち、Y軸反射鏡33の反射面の真直度Y
a(x)は、式( 4) より、オフセット量C1 ,C2 で決ま
る定数値となり、Y軸反射鏡33の反射面の真直度が点
対称成分を有する場合、従来の180度反転法では、何
ら真直度補正を行うことができないことがわかる。
【0020】図7には、X軸反射鏡33とY軸反射鏡3
4とが、共に点対称の真直度を持つ場合の座標系を示
す。このようなゆがみを持つ座標系は、180度回転し
ても重なってしまうので、従来の180度反転法を用い
た補正では、図8に示す理想的な座標系に変換すること
ができない。すなわち、従来の180度反転法では、複
雑なたわみ形状をもつ反射鏡の反射面の真直度の線対称
の成分のみを補正し、点対称の成分、すなわち反射鏡の
反射面の全体の真直度から線対称成分を除去した成分に
ついては真直度補正を行っていなかったことになる。
【0021】従来は、反射面の真直度の点対象成分を含
めて補正するために、外部の平面度測定機などを併用し
て補正量を求めていたが、精度、コスト、製造期間の点
で問題があった。本発明の目的は、反射鏡の真直度の線
対称成分以外の点対称成分についても高精度な真直度補
正を可能にする反射鏡の反射面真直度測定方法を提供す
ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、次の段階を有する反射鏡の反射面の真直度測定方
法: 即ち、第一段階に於いてステージ上に載置され、被
測定反射鏡を固定した試料台に複数個のマークから成る
マーク列を有する基準マスクを載置し、第二段階に於い
て複数個のマークの各座標値を測定し、第三段階に於い
て基準マスクをステージ上でずらし、第四段階に於いて
複数個のマークの各座標値を測定し、第五段階に於いて
複数個の各マークに対して、第四段階で測定された各座
標値から第二段階で測定された各座標値を減算した差分
座標値を算出し、第六段階に於いて二つの互いに隣り合
うマークに対応する位置に於ける被測定反射鏡の反射面
の段差を算出し、第七段階に於いて被測定反射鏡の反射
面の真直度を含む値を算出し、第八段階に於いて反射面
の真直度を含む値の線対称成分を算出し、第九段階に於
いて反射面の真直度の点対称成分を算出する反射鏡の反
射面の真直度測定方法を提供する。
【0023】請求項2に記載の発明は、第一段階に於い
て複数個のマークは所定のピッチで等間隔且つ直線状に
基準マスク上に連設されており、且つ基準マスクをマー
ク列を被測定反射鏡の反射面に略平行に載置し、第三段
階に於いて基準マスクを被測定反射鏡の反射面に略平行
に前記ピッチ分だけずらし、第六段階に於いて隣接段差
を互いに隣り合う二つのマークに対する二つの差分座標
値の加算を全ての互いに隣り合う二つのマークから成る
組に対して行うことにより算出し、第七段階に於いて被
測定反射鏡の反射面の真直度を含む値を二つの最外端マ
ークのどちらか一方に対応する位置に於ける被測定反射
鏡の反射面の高さを基準にして、前記複数個のマークに
対応する位置に於ける被測定反射鏡の反射面の高さ、即
ち反射面の変位を前記段差を積分することによって算出
し、第八段階に於いて、複数個のマークを順番にP1
2 、・・・・・・・・・・、Pn-1 、Pn とし、基準マスクをず
らす前の各マークの位置に対応する反射面の各変位をa
0 、a1 、・・・・・・・・・・、a n-2 、an-1 としたとき、
(a0 +an-1 )/2、(a1 +an-2 )/2、・・・・・・
・・・・なる演算を行い、反射面の形状の線対称成分をae1
=(a0 +an-1 )/2、ae2=(a1 +an-2)/
2、・・・・・・・・、a en-1=(a1 +an-2 )/2、a en
(a0 +an-1 )/2NOように算出し、第九段階に於い
て反射面の形状から線対称成分を減ずることにより反射
面の形状の点対称成分を算出することを特徴とする請求
項1記載の反射鏡の反射面の真直度測定方法を提供す
る。
【0024】請求項3に記載の発明は、反射鏡の反射面
の真直度の点対称成分を請求項1または請求項2の方法
により測定し、真直度の線対称成分を180度反転法に
より測定し、真直度を点対称成分と線対称成分との加算
により算出することを特徴とする反射鏡の反射面の真直
度測定方法を提供する。請求項4に記載の発明は、反射
鏡を有する試料台をステージに載置し、反射鏡に照射さ
れるレーザ光の干渉を利用してステージの位置を測定
し、ステージ位置データを取得するステージ装置におい
て、反射鏡が請求項1〜3の何れか1項記載の反射鏡の
反射面の真直度測定方法により測定され、且つステージ
装置が請求項1〜3の何れか1項記載の反射鏡の反射面
の真直度測定方法により測定された測定値から得られた
補正値を記憶した記憶部を有することを特徴とするステ
ージ装置を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図4は、本発明の実施形態
で用いる装置を示す。なお、図1は、本実施形態で用い
る反射鏡の反射面の真直度を測定する装置の斜視図であ
る。本装置は基本的に図8の従来のステージ装置を用い
た座標測定装置と同一であるので、説明は省略する。図
2は図1の測定装置に於いてY軸反射鏡の反射面の真直
度を測定する様子を示す平面図である。また図3は図1
の測定装置に於いてY軸反射鏡の反射面の真直度の線対
称成分を測定する様子を示す平面図である。図4は第一
の実施の形態の方法で測定された反射鏡を搭載した、第
二の実施の形態のステージ装置の斜視図である。 (第一の実施の形態)本実施形態は反射鏡の反射面の真
直度測定方法である。図2に於いて、直線上に並んだ複
数のマークを有する基準マスクがそのマーク列の方向を
X軸方向に略平行にしてステージ装置上に載置されてい
る。
【0026】基準マスクの各マークのY座標を測定し、
各マークの測定値をMoi、ずらした後の各マークの測定
値をM1i、基準マスクの各マークの真のY座標をPi
反射面の真直度を表わす反射面のY座標をBi とする
と、これらの値の間には次の関係が成り立つ。ずらす前
【0027】
【数1】
【0028】ずらした後
【0029】
【数2】
【0030】ただし、K0 、K1 は、基準マスクのロー
テーションによる傾き、L0 、L1は基準マスクのシフ
トによるオフセット量である。式(1)から式(2)を
減ずると以下の関係が得られる。
【0031】
【数3】
【0032】このようにして得られたM0i−M1iは被測
定反射鏡の反射面の段差Bi+1 −B i に傾き、オフセッ
ト成分が加わったものである。次に、式(3)の各式か
ら上から順番に式を1式、2式、・・・、n式取り出
し、それぞれの和を取る。
【0033】
【数4】
【0034】このようにして式(9)で算出されたそれ
ぞれの和は反射鏡の反射面の真直度を含む値である。何
故ならばこれらの値の列a0 、a1 、a2 、a3 、・・・
・、a n はこれらの値を最小自乗法、等の方法で結んだ
とき、基準マスクをずらす前の最も外側のマークP1
位置に対応する(即ちマークP1 と同一x座標に対応す
る位置に於ける)反射鏡の反射面のY座標B1 ≡a0
基準にした(ここでB1=a0 =0 と置いても一般性を
失わない) 各マークP2 、・・・・・・・・・・、Pn-1 、Pn
位置に対応する反射面の各変位Bi −B1 、そして基準
マスクをずらした後のマークPn の位置に対応する反射
面の変位Bn −B1 の項を含むからである。このように
反射鏡の反射面の真直度そのものの情報を含むが、同時
に二次と一次の項を含む第一のオフセット成分( K0
1){(i2 −i )/2}の項と一次の項を含む第二のオ
フセット成分( L0 −L1)×i の項とを含む。ここでi
は整数である。ここでこれら二つのオフセット成分の和
はiの値に対して二次と一次の項を含む。このオフセッ
ト成分の和を、反射面の中心を通り、且つY軸に平行な
方向の中心線を基準とした線対称成分と点対称成分とに
分解する。するとその線対称成分はXの二次項と一次項
と定数項を含む曲線であり、点対称成分はXの一次項の
みを含む曲線である。 まとめると、段差の累積a0
1 、a2 、a 3 、・・・・、an には次の四つの成分が含
まれる。 反射鏡の反射面の真直度の線対称成分 反射鏡の反射面の真直度の点対称成分 オフセット成分の線対称成分 オフセット成分の一次の点対称成分 次に、a0 、a1 、a2 、・・・・・・・・・・、an-1 、an
対して次の演算を行う。 (a0 +an )/2、 (a1 +an-1 )/2、 ・ ・ ・ そうすると、
【0035】
【数5】
【0036】で表されるae1、ae2、・・・、aen-1
en、aen+1は被測定反射鏡の反射面の真直度の線対称
成分にオフセット成分の線対称成分が加わった形状
を表す。但し、上式に於いてnがn=2p(pは正整
数)で表される偶数の場合、aep=ap で表される。次
に、式(4)から式(5)を減算する。
【0037】
【数6】
【0038】ここで算出されるao1、ao2、・・・、a
on-1、aon、aon+1は被測定反射鏡の反射面の真直度の
点対称成分とオフセット成分の一次の点対称成分を
含んだ形状を表す。反射面の真直度の点対称成分とし
ては、取り扱い上の便から反射面の両端、即ちマーク列
の両端に対応する反射面位置で零となるよう扱う。その
ためao1、ao2、・・・、aon-1、aon、aon+1から二
つの座標点(x1 、ao1)、(xn+ 1 ,aon+1)を通る
直線(ここでx1 は、基準マスクをずらす前のマークP
1 最も外側のマークP1 のx 座標であり、xn+1 は、基
準マスクをずらした後のマークPn のx 座標である。)
が各マーク位置で取る値を減算する。
【0039】このようにして得られた点列、0 、a'
o2、・・・、a' on-1、a' on、0 は反射鏡の反射面
の真直度の点対称成分である。これは離散的なx 座標
値に対する反射面の真直度を与えるので、連続的なx 座
標値に対しても補正が出来るようスプライン関数ないし
最小二乗法、等を用いた適当な連続関数への近似を行
う。
【0040】このようにして得られた被測定Y軸反射鏡
の反射面真直度の点対称成分をYb(x)で表す。ところ
で、反射面真直度の点対称成分として、ここでは反射面
の両端、即ちマーク列の両端に対応する反射面位置で零
となるよう扱かったが、これは必ずしも必要がなく、反
射面の真直度の点対称成分をオフセット量の点対称成分
を含めた形で求めても良いことは言うまでもない。この
場合、補正された反射鏡の反射面の面方向にオフセット
成分の点対称成分が決める角度分だけ差異が生じる。
【0041】最後に被測定反射鏡の反射面の真直度の線
対称成分を求めるが、求めるために式(5)を用いな
いで、[ 従来の技術の説明] で説明した「180 度反転
法」を用いる。図3に於いて、反射面の点対称成分を求
めるときと同様に基準マスクの各マークの測定値を
oi、各マークの真のY座標をPi 、被測定反射鏡の反
射面真直度を表す反射面のY座標をBi とするが、ここ
では説明を簡明化するため、[ 従来の技術の説明] での
説明と同様に各マークの測定値の点列Moiを関数Yr
(x)、各マークの真のY座標の点列Pi を関数Yp(x)、
被測定反射鏡の反射面真直度を表す反射面のY座標の点
列Bi を関数Y(x) で表す。
【0042】これらの間には次の関係が成り立つ。 Yr(x)=Yp(x)−Y(x) +C1 ,C1 :オフセット量 ・・・式( 12 ) 次に、基準マスクをステージ上でマーク列の中央を中心
にして180度回転させる。図中破線で示されるパター
ン71は、基準マスク31が180度姿勢のときのもの
である。このパターン71の理想的なY座標値は、−Y
p(-x) と表される。
【0043】この180度姿勢の基準マスク31上に形
成されたマスク列71のY座標値を、真直度誤差がY
(x) のY軸反射鏡33を用いて測定する場合、得られる
実測値Ys(x)は、 Ys(x)=−Yp(-x) −Y(x) +C2 , C2 :オフセット量 ・・・式(1 3)と表される。
【0044】こうして得られる2つの実測値(式( 1
2) ,式( 13) )では、基準マスク31の姿勢が互い
に180度回転している。したがって、基準マスク上の
同じ位置に対する実測値どうしを比較する(マーク列7
0とマーク列71とを重ねる)ために、180度姿勢の
実測値Ys(x)を−Ys(-x) に変換し、この変換値−Ys
(-x) と0度姿勢の実測値Ys(x)との差分ΔYr(x)(=
−Ys(-x) −Ys(x))を求める。 これによって、マー
ク列70,71のY座標値の成分が打ち消されて、Y軸
に対称な位置におけるY軸反射鏡33の反射面の真直度
の和が求められる。すなわち、差分ΔYr(x)は、 ΔYr(x)=Y(-x)+Y(x) −C2 −C1 ・・・式( 14 ) となる。
【0045】この差分ΔYr(x)を2で割ることによっ
て、Y軸反射鏡33の反射面の真直度Ya(x)を求める。
すなわち、Y軸反射鏡33の反射面の真直度Ya(x)は、 Ya(x)=ΔYr(x)/2 で求められる。このYa(x)が被測定Y軸反射鏡33の反
射面の真直度の線対称成分を表す理由は「発明が解決し
ようとする課題」で述べた通りであるので、その説明を
省略する。
【0046】以上のようにして、被測定Y軸反射鏡33
の反射面の真直度の線対称成分Ya(x)と、その点対称成
分Yb(x)が求められるので、反射鏡の形状を完全に知る
ことができ、Ya(x)とYb(x)とを用いてパターンの被測
定y座標を完全に補正することが出来る。X軸反射鏡3
4についてもY軸反射鏡33の場合と全く同様な測定が
出来るので、X軸反射鏡34の反射面の真直度の線対称
成分と点対称成分とを求めることができる。 (第二の実施の形態)図4は第一の実施の形態の方法で
測定された反射鏡を搭載したステージ装置の斜視図であ
る。
【0047】基本的構造は[ 従来の技術の説明] で説明
した、座標測定装置に組み込まれたステージ装置とは以
下の点で異なる。X軸反射鏡とY軸反射鏡の反射面の真
直度の線対称成分と点対称成分とが既知であり、主制御
装置37にX軸用反射鏡とY軸用反射鏡の反射面の既知
の真直度から求められる真直度補正量を記憶する補正量
記憶部と、干渉計からの位置信号と補正量記憶部に記憶
された補正量から補正された座標値を演算する座標値演
算部とを有し、さらに反射鏡の反射面の真直度を測定す
るために、試料台32に基準マスクを所定のピッチだけ
座標軸に平行にずらすためのガイドと着脱可能なストッ
パーとを具備している点である。
【0048】図4において、ステージ35は、モータな
どを備えるステージ駆動装置36に接続され、このステ
ージ駆動装置36に入力される主制御装置37からの制
御信号によって2次元移動する。図において、ステージ
35が2次元移動する平面内には、図中左上から右下に
向かってY軸、左下から右上に向かってX軸をとるXY
座標系が設定される。
【0049】このステージ35上には、基板31を載置
する試料台32が載置されている。試料台32測方上面
には、Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34が固設されてい
ると共に反射鏡の反射面の真直度を測定するために、試
料台32に基準マスクを所定のピッチだけ座標軸に平行
にずらすためのガイドと着脱可能なストッパーとが付帯
している。
【0050】Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34の反射面
は、各Y軸の負の方向、X軸の負の方向に向けられてい
る。よって、Y軸反射鏡33、X軸反射鏡34の反射面
は、ステージ35の移動に伴ってその位置を変える。一
方、試料台32に載置された基板31の上方には、対物
レンズ38が基板31の表面からわずかな間隔をあけて
配置される。さらに、対物レンズ38の上方には、内部
にレーザ光源などを有する光学装置39が設けられる。
【0051】光学装置39から射出されるレーザ光は、
対物レンズ38を介して、基板31上にレーザスポット
を形成する。したがって、ステージ35が移動すること
によって、レーザスポット光が基板31上のパターンを
走査することになる。また、対物レンズ38と基板31
との間には、対物レンズ38の光軸に対称な配置で、4
つの受光素子40〜43が設けられる。これらの内の受
光素子40,41は、X軸に沿って設けられ、受光素子
42,43は、X軸に沿って設けられる。
【0052】したがって、例えば、レーザスポット光が
基板31上のパターンをY軸方向に走査するときに、基
板31上のパターンが有する微小な凹凸のエッジ部をレ
ーザスポット光が横切って散乱または回折されると、そ
の光は受光素子40、41で受光される。同様にして、
レーザスポット光が基板31上のパターンをX軸方向に
走査するときには、エッジ部で散乱または回折した光
は、受光素子42,43で受光される。各受光素子40
〜43は、エッジ部での散乱光または回折光を受光し、
それをエッジ検出信号として主制御装置37に出力す
る。
【0053】一方、Y軸反射鏡33,X軸反射鏡34に
対向する位置には、それぞれ測長用レーザ光源などを有
するY軸用干渉計44,X軸用干渉計45が設けられ
る。さらに、対物レンズ38の側部において、Y軸用干
渉計44,X軸用干渉計45に対向する位置には、それ
ぞれY軸参照鏡46,X軸参照鏡47が取り付けられ
る。
【0054】Y軸用干渉計44から射出される測長用レ
ーザ光は、Y軸反射鏡33の反射面で反射され、X軸参
照鏡46で反射した光と干渉する。よって、X軸用干渉
計44では、ステージ35のX軸方向の移動に伴うレー
ザ光の強度変調信号を得ることができ、ステージ35の
X軸方向の位置が測定される。同様にして、Y軸用干渉
計45では、Y軸反射鏡34での反射光とY軸参照鏡4
7での反射光との干渉から、ステージ35のY軸方向の
移動に伴うレーザ光の強度変調信号を得ることができ、
ステージ35のY軸方向の位置が測定される。
【0055】このようにして測定したステージ35のX
軸方向,Y軸方向の位置を示す位置信号は、X軸用干渉
計44,Y軸用干渉計45から主制御装置37に出力さ
れる。主制御装置は干渉計からの位置信号と、補正量記
憶部から呼び出されたX軸用反射鏡とY軸用反射鏡の各
反射面の真直度補正量とから、補正された座標値を演算
して求め、その結果を表示装置48に表示すべく出力す
る。
【0056】本ステージ装置は、主制御装置37の働き
により、受光素子40〜43によってエッジが検出され
たときの、ステージ35の位置を知ることにより、パタ
ーンの補正されたX座標値,Y座標値を測定することが
できる。以上のような測定が繰り返され、複数のパター
ンの補正された座標値が測定される。
【0057】説明が前後するが、パターンの測定に先立
ってステージの調整段階でX軸用反射鏡とY軸用反射鏡
の各反射面の真直度を測定するためには、試料台32に
基準マスクを載置し、ずらす前の測定を行う。測定後基
準マスクをガイドに沿ってずらし、ストッパーにより位
置決めし、ずらした後の測定を行う。このあと(第一の
実施の形態)で説明された方法で反射面真直度の点対称
成分と線対称成分とを測定・算出し、これから真直度の
補正量を求め、これを補正量記憶部に記憶させる。この
記憶された補正量を適宜呼び出してパターン位置を補正
する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、請求項
2に記載した発明では、外部の平面度測定装置を用いな
いで、反射鏡が座標測定装置、等の対象装置に組み込ま
れた状態で反射鏡の反射面の線対称成分と点対称成分と
を測定できる。従って、外部の平面度測定装置での測定
時と対象装置に組み込まれた状態とで被測定反射鏡の取
付方法と姿勢の違いによる反射面の歪み状態の差を皆無
にできるので、座標測定精度を大幅に向上させることが
出来る。また、外部の平面度測定装置が要らないので、
投資金額の低減によるステージ装置のコストダウンが図
ることは出来、さらには外部の平面度測定工程が不要な
ため製造期間の短縮を図ることが出来る。
【0059】また、請求項3の発明では反射鏡がステー
ジ装置に組み込まれた状態で測定された反射鏡の反射面
の線対称成分と点対称成分とを補正量記憶部に記憶して
いるので、座標測定を高精度に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態で用いる反射鏡の反射面の真
直度を測定する装置の斜視図である。
【図2】図1の測定装置に於いてY軸反射鏡の反射面の
真直度を測定する様子を示す平面図である。
【図3】図1の測定装置に於いてY軸反射鏡の反射面の
真直度の線対称成分を測定する様子を示す平面図であ
る。
【図4】第一の実施の形態の方法で測定された反射鏡を
搭載した、第二の実施の形態のステージ装置の斜視図で
ある。
【図5】従来のステージ装置を用いた座標測定装置の斜
視図である。
【図6】Y軸反射鏡33の反射面と基板31上のパター
ンとの座標関係を示す図である。
【図7】ゆがんだ座標系を示す図である。
【図8】理想的な座標系を示す図である。
【符号の説明】
1 XYステージ 2X 移動鏡 2Y 移動鏡 3 検出器 5 被測定物 13 干渉計 14 干渉計 21 干渉計 22 干渉計 30 平行平板 31 平行平板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の段階を有することを特徴とする反射
    鏡の反射面の真直度測定方法: 第一段階;ステージ上に載置され、被測定反射鏡を固定
    した試料台に複数個のマークから成るマーク列を有する
    基準マスクを載置する。 第二段階;前記複数個のマークの各座標値を測定する。 第三段階;前記基準マスクをステージ上でずらす。 第四段階;前記複数個のマークの各座標値を測定する。 第五段階;前記複数個の各マークに対して、第四段階で
    測定された各座標値から第二段階で測定された各座標値
    を減算した差分座標値を算出する。 第六段階;二つの互いに隣り合うマークに対応する位置
    に於ける被測定反射鏡の反射面の隣接段差を算出する。 第七段階;被測定反射鏡の反射面の真直度を含む値を算
    出する。 第八段階;前記反射面の真直度を含む値の線対称成分を
    算出する。 第九段階;前記反射面の真直度の点対称成分を算出す
    る。
  2. 【請求項2】 第一段階に於いて前記複数個のマークは
    所定のピッチで等間隔且つ直線状に前記基準マスク上に
    連設されており、且つ前記基準マスクを前記マーク列を
    前記被測定反射鏡の反射面に略平行に載置し、第三段階
    に於いて前記基準マスクを前記被測定反射鏡の反射面に
    略平行に前記ピッチ分だけずらし、第六段階に於いて前
    記隣接段差を前記互いに隣り合う二つのマークに対する
    二つの前記差分座標値の加算を全ての、互いに隣り合う
    二つのマークから成る組に対して行うことにより算出
    し、第七段階に於いて前記被測定反射鏡の反射面の真直
    度を含む値を二つの最外端マークのどちらか一方に対応
    する位置に於ける被測定反射鏡の反射面の高さを基準に
    して、前記複数個のマークに対応する位置に於ける被測
    定反射鏡の反射面の高さ、即ち反射面の変位を前記段差
    を積分することによって算出し、第八段階に於いて前記
    複数個のマークを順番にP1 、P2 、・・・・・・・・・・、P
    n-1、Pn とし、基準マスクをずらす前の各マークの位
    置に対応する前記反射面の各変位をa0 (基準)、
    1 、・・・・・・・・・・、an-1 、そして基準マスクをずらし
    た後のマークPn の位置に対応する前記反射面の変位を
    n としたとき、 (a0 +an )/2、(a1 +an-1 )/2、・・・・・・・・
    ・・ なる演算を行い、前記第一の線対称成分を ae1=(a0 +an )/2、ae2=(a1 +an-1 )/
    2、・・・・・・・・、 a en-1=(a1 +an-1 )/2、a en=(a0 +an
    /2、 のように算出し、第九段階に於いて前記反射面の形状か
    ら前記第一の線対称成分を減ずることにより前記反射面
    の形状の点対称成分を算出することを特徴とする請求項
    1記載の反射鏡の反射面の真直度測定方法。
  3. 【請求項3】反射鏡の反射面の真直度の点対称成分を請
    求項1または請求項2の方法により測定し、前記真直度
    の線対称成分を180度反転法により測定し、前記真直
    度を前記点対称成分と前記線対称成分との加算により算
    出することを特徴とする反射鏡の反射面の真直度測定方
    法。
  4. 【請求項4】 反射鏡を有する試料台をステージに載置
    し、前記反射鏡に照射されるレーザ光の干渉を利用して
    前記ステージの位置を測定し、ステージ位置データを取
    得するステージ装置において、 前記反射鏡が請求項1〜3の何れか1項記載の反射鏡の
    反射面の真直度測定方法により測定され、且つ前記ステ
    ージ装置が請求項1〜3の何れか1項記載の反射鏡の反
    射面の真直度測定方法により測定された測定値から得ら
    れる補正値を記憶した補正値記憶部と、補正された座標
    値を演算する座標値演算部と、基準マスクを所定のピッ
    チだけ座標軸に平行にずらすためのガイドと着脱可能な
    ストッパーとを試料台に具備することを特徴とするステ
    ージ装置。
JP9266260A 1997-09-30 1997-09-30 反射鏡の反射面の真直度測定方法及びステージ装置 Pending JPH11108645A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103453856A (zh) * 2013-09-30 2013-12-18 湘潭电机股份有限公司 一种长距离平面或导轨的测量方法
JP2019200144A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 新東エスプレシジョン株式会社 標準尺及び真直度測定方法

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